電撃文庫

GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンV<下> (電撃文庫)
著:川上 稔 イラスト:さとやす(TENKY)

《伝達:振り付けがダサいのでちょっと排気下げます:by神》

新しい価値観。

2012年10月の新刊。約2週間の積み。隔月刊行。
表紙は、おいおい、誰だよ、この超可愛い金髪少女は……って思ったら、女装したトーリかよ!!
確かに、前巻の時点でイラストあったけども!胸と、帯で隠れてるとはいえ股間が刺激的過ぎんだろ……。
ちなみにチ〇コは異空間に隠してあると思われます。
これはみんなで新しい価値観に目覚めるしかないな……!

口絵は変則構成で、水着ヒロインピンナップ。今までは中巻でしかやらない構成だと思ってたが……。
チョイスされたメンバーはネイト、二代、メアリ、加藤・清正、福島・正則、後、片桐・且元。最後は男ですが。
清正、戦闘装備じゃなかったら可愛いんだな。

さて、夏休み前に行事の消化を迫られたアリアダスト教導院。正純の交渉で、何とか日数の少ない移動教室で置き換え可能となり、一行は真田の地へと向かうことに。
一方、羽柴と六護式仏蘭西が激突を始めていて……というお話。

十本槍のウエイトが大分多くなってきた印象。その分、彼等にも感情移入し易くなってきたわけですが。
元々、十本槍は対武蔵戦力を意識してるらしいんだけど、メンバーの外見やら武装やらが似ているのは、それだけの理由なのかしらん。
『終わクロ』のときの劣化コピーら辺の話が出て来たりするのだろうか。

天竜との戦いで髪がほどけた二代が美し過ぎる件。やはり黒髪ロングは良いものであるなぁ、と。

北条・氏直がビックリするくらい出番無くて吹いた。いや、今回のフリからすると、次巻こそ……!
でも、そうすると上巻の表紙は別の人で良かったんじゃ……。

って、あれ、終わってみれば、1個も大罪武装ゲット出来てなくね?
そして何で最後の締めがネイトカーチャンの奇乳なんだよw
次は、今回のラストから直接続いていきそうな展開ですね。

燃:A+ 萌:A+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅤ〈下〉(2012/08)
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅥ〈上〉(2013/05)

 世界観リンク
FORTHシリーズ 連射王〈上〉(2013/02)

MF文庫J,アニメ

「せっかくのデートなんだから、もっと雰囲気出してよ!」

パーティでの一件以来、気まずくなってしまった将悟と雅。雅は半ば無理矢理、将悟とのデートの約束を取り付ける。
一方、柚璃奈は何やら将悟に心乃枝を疑わせるように仕向けていて……。

雅とのデートシーンでは、彼女のキャラソンが挿入曲に。すんげぇテンプレ展開だけど、こういう演出大好きです(^q^)
でも、このタイミングで目立っちゃったら、ヒロインとしては負けフラグだよなぁ。

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:A

エピソードリンク
第10話「花咲く妹たち」
最終話「妹はずっと、そばにいた」

電撃文庫

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈10〉 (電撃文庫)
著:伏見 つかさ イラスト:かんざき ひろ

「もぉ……お兄さんたら、何度……わたしを助けてくれるつもりなんです?」
「任せとけ。何度だって助けてやるよ」

京介さん

マジかっけぇぇえええええええええ!!

2012年4月の新刊。約6ヶ月2週間の積み。7ヶ月振りの新刊。
さて、桐乃との関係を母親に疑われた京介は、受験勉強も兼ねて1人暮らしを始めることに。
すると、彼を応援するために、次々と女の子達がやって来て……というお話。
京介さん、完全にハーレムが完成してるじゃないですかー!やだー!

京介の家に集合したことで、桐乃の表の友人と裏の友人が出会うことに。こういう、今までの積み重ねが活きてくる展開が俺のツボ過ぎて辛い。
黒猫は転校先の制服を着てるわけだけど、黒いセーラー服とか、益々『ねこシス』っぽくなってるな……。

中盤までは京介の1人暮らし編って感じだったんだけど、あやせが桐乃に兄の世話を頼まれた辺りから一気に、あやせ編っぽい雰囲気に。
あやせさん、既にデレデレじゃないですかー!

あやせに迫るストーカーの脅威。もしかして、ゴミがハシャいで伏見さんに迷惑掛けた事件の影響があったりするのかしらん。

そして、京介に想いを告げるあやせ……というところで続く。あれ、この引き、前にも見たことね?
とはいえ、桐乃の友人裏表ということで、黒猫とあやせの関係が対になっているなら、この構成は面白いとも言える。

黒猫の告白を受けたときとは、状況が違うわけだが、果たして京介の解答は……?
次は2012年9月に11巻。

燃:B+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑨(2011/09)
俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑪(2012/09)

KAエスマ文庫,アニメ

「富樫君は何でもツッコミます。およそツッコんでばかりです。大変です」

やだ卑猥……(ぉ
さて、今回は五月七日くみん先輩視点でのキャラ紹介。丹生谷さんが本性を現しているので、時系列はEpisodeⅣの後なのね。
基本的には、『Lite』→本編の順で1話ずつ見るのが良いみたいだな。

部室中央の魔法陣は放置されてるのかw

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第4話「肉じゃが作るよ!」
第6話「凸守VS丹生谷」

KAエスマ文庫,アニメ

「やはり真性に元中二病が挑んでも駄目だったか」

サブタイの「闇聖典」は「マビノギオン」と読みます。
何故、丹生谷さんが六花の立ち上げた部活に入部したのか。まさか自分目当て……という可能性を捨て切れず煩悶する勇太。
チア姿のまま部室に来るとか、丹生谷さん狙い過ぎだろ……。こんなん3秒で勘違いするシチュエーションだわ。
凸守が『スレイヤーズ!』ごっこしてたけど、世代じゃねーだろw

で、丹生谷さんの入部目的は、凸守が大切に持っていたファイル、闇聖典だったことが判明する。
実は闇聖典は、丹生谷さんがHNモリサマーとしてweb上に公開した黒歴史をプリントアウトしたものだったのだ。
そうか、丹生谷さんも元中二患者だったか。勇太とはまた方向性が違うみたいだけど。

良かった、ホントは中二病毛嫌いキャラとかだったら、どうしようかと……。
あのあざとい可愛さは、黒歴史を隠す意図もあったわけか。

闇聖典のデータを抹消させるため、中二的アプローチを仕掛ける丹生谷さん。あんたも「爆ぜろリアル」の下りやんのかよw

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
EpisodeⅢ「異端なる…双尾娘」
EpisodeⅤ「束縛の…十字架」

MF文庫J

機巧少女は傷つかない8 Facing
著:海冬 レイジ イラスト:るろお

「ライシンってば、ムカつくくらい有頂天ね。私のヒノワを引っ張り回して」
「え?ライシンさんったら、ヒノワさんを輪〇(まわ)して有頂天……!?」

2012年4月の新刊。約半年の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は雷真の許嫁、土門日輪(ひのわ)ということで、今回は彼女がメインのエピソードです。
って、総扉のサブタイ、誤植ってるじゃないですかー!やだー!

さて、快進撃を続ける雷真達を止めるため、次々と自主降格してくる〈十三人〉達。そこに日輪の実家のお家騒動が混じって、ややこしい事態に。
邪魔が入らない塔の中で、1階層毎に1対1の戦いって、何だこのジャンプ漫画みたいな展開w

一段落はついたものの、戦いはまだ終わらず。凄ぇ不吉な振りがされてるんだけど、鬱展開くるのかな……?

ところで、男子寮の雷真の隣の部屋には、まだ見たことのない生徒が住んでいるらしいが、どうせ男装美少女とかなんだろ?

次は2012年9月に9巻『Facing “Star Gazer”』。

燃:B 萌:A- 笑:B 総:A-

シリーズリンク
機巧少女は傷つかない7 Facing “Genuin Legends”(2011/12)
機巧少女は傷つかない9 Facing “Star Gazer”(2012/09)

 

コミカライズ,角川ビーンズ文庫

彩雲国物語 第8巻 (あすかコミックスDX)
作画:由羅 カイリ 原作:雪乃 紗衣

「なんで主上がここにいるんです?」
「そなたたちこそ…。さては秀麗の歓心(ハート)を買う(キャッチする)つもりだな!?」

ハートをキャッチじゃねーよw
でも雑誌掲載時期的に、別にプリキュアとは何の関係も無いんだな、これが。

2011年10月の新刊。原作3巻『花は紫宮に咲く』編クライマックス。黎深の本気怖過ぎワロタ状態でござる。
更に、黄奇人の御尊顔解放でえらいことに。演出アオり過ぎだろw
それにつけても燕青の格好良さよ。

見込みのある若手ほど、仕事を与えられ、ビシバシしごかれてるけど、こんなん俺やったら3秒で心折れてるわ……。ヒキニート街道まっしぐらになるわ……。

燃:A- 萌:A- 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
彩雲国物語 7巻(2011/03)
彩雲国物語 9巻(2012/04)

電撃文庫

魔法科高校の劣等生〈6〉横浜騒乱編〈上〉 (電撃文庫)
著:佐島 勤 イラスト:石田 可奈

「とても良く似合っているよ。自分だけのガラスケースの中に、こっそり飾っておきたいくらいだ」

2012年7月の新刊。約1ヶ月1週間半の積み。3ヶ月振りの新刊。
表紙は雫とほのか。可愛いんだけど、今回出番殆ど無いんだよな……。ってか、3巻と表紙入れ替えようぜ!それなら納得出来る構成になる筈。

人物紹介は、どんどん密度が増してるけど、これって全然出番の無い人も一度登場すると、ずっと残るのね。
将輝の家族やリンとか要らんだろ……。

さて、新章ということで、今回の肝は全国高校生魔法学論文コンペティション。武の九校戦に対して、知力を競うイベント。
勿論、達也は今回も助っ人としてメンバーに抜擢されちゃうのである。

その裏では、闇の組織が暗躍。とはいうものの、相変わらず達也が俺TUEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEなので大して緊張感が無い。
まだ横浜は全然騒乱してねーしな。

それよりも、何故か急にラブコメ成分大増量とか、どういうことなの……。
特に元会長が可愛くてもげそう。
年下をからかうつもりでカウンターを喰らってアワアワする年上のお姉さんとか大好物です(^q^)

次は2012年7月に『横浜騒乱編〈上〉』、9月に『横浜騒乱編〈下〉』、12月に『追憶編』。

燃:A- 萌:A+ 笑:B- 総:A

シリーズリンク
魔法科高校の劣等生⑤ 夏休み編+1(2012/04)
魔法科高校の劣等生⑦ 横浜騒乱編〈下〉(2012/09)

アニメ,電撃文庫

はっきんぐでちゅ(笑)

ましろんが世界的に有名な天才画家だと知った空太はショックを受ける。
さくら荘を出ていく決意を固めるものの、仁さんがましろんを連れてデートに出かけたと知った彼は美咲先輩と一緒に尾行を開始。

何故、俺の好きだったラブホルスタインの下りをカットしたし。顔射は残ってたけど。

にしても、七海って原作でも黒ストなんて装備してたっけな。凄ぇ違和感のある絵面だったんだが。
今のところリアクション要員みたいなところのある彼女ですが……。

基本的に毎回、EDのイントロを本編中に流す構成みたいだけど、これは上手いこと使えば劇的に盛り上げられるぞ。
今回は映像がそのままエピローグになってる特殊ED

ところで会社の同期が、このアニメをタイトルだけエロ系ハーレムアニメだと思ってたんだが、世間一般的には、そういうイメージなの?
そもそも、このタイトルをエロいと感じたことさえないんだが……。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
#02「絵を描いてきたの」
#04「色を変える世界」

一迅社文庫

覚えてないけど、キミが好き (一迅社文庫)
著:比嘉 智康 イラスト:希望 つばめ(のぞみ)

「……ねえ吉足、この学校って『淫獣』ってネーミング流行ってるの?」

一迅社文庫2012年4月の新刊。約5ヶ月3週間半の積み。
MF文庫Jで『ギャルゴ!!!!!』でデビューした比嘉さんが一迅社文庫に登場。最近、MFでは新刊を出してないけど、完全に移籍したのだろうか……。
イラストはGA文庫『うちの居候が世界を掌握している!』の希望さんか。

さて、両親の死をきっかけに、自分に親しい人のことほど忘れてしまう記憶喪失になった過去を持つ主人公、小衣吉足(こい・よしあし)は妹のひなたと慎ましく暮らしていた。
しかし、そこに吉足の元カノを名乗る少女、浅海ゆららが現れて……というお話。一応ラブコメ……だと思う。

文章のノリは、いつもの比嘉さんといった感じだけど、割とマイルドな印象。もっとアクが強くても良かったのだが。
ちょろっと『泳ぎません。』を彷彿させる記述があったりするのだが、単なるファンサービスなんだろうか。

記憶喪失ラブコメといえば、同レーベルの『女帝・龍鳳院麟音の初恋』を思い出すわけだが、アレどうなったんだろうな……。

うーむ、普通のラブコメに迎合し過ぎたのか、いまひとつな仕上がりだなぁ。一迅社ならMFより、もっととんがれるイメージあるんだけども。
次は2012年10月だけど、もう買いません。

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:B+

著者リンク
神明解ろーどぐらす(MF文庫J、2010/03)
泳ぎません。(MF文庫J、2011/09)
転醒のKAFKA使い(ファミ通文庫、2014/04)
たまらん! メチャクチャな青春ラブコメに巻き込まれたけど、生まれてきてよかった。(MF文庫J、2015/05)
キミは一人じゃないじゃん、と僕の中の一人が言った(ファミ通文庫、2017/08)

シリーズリンク
メイドな狐と監禁コン!(美少女文庫、2019/04)
鬱ゲー転生。 知り尽くしたギャルゲに転生したので、鬱フラグ破壊して自由に生きます(ファンタジア文庫、2022/02)