富士見ファンタジア文庫

いつか天魔の黒ウサギ 紅月光の生徒会室4 (富士見ファンタジア文庫)
著:鏡 貴也 イラスト:榎宮 祐

「おまえ、いきなり殺すのはひどくねぇ?」
「おまえがうるさいからだ」
「二人しかいねーのにおまえが本ばっか読んでっからだよ」
「うん?なんだ?おまえは雑魚の分際で、身の程知らずにも神と会話したいと言うつもりか?」
「はぁ?誰が神だよ」
「俺だ」

2011年9月の新刊。約2ヶ月2週間の積み。本編8巻『魔女と花火と女学校』からは隔月刊行。短編集は5ヶ月振りか。
表紙はようやく美雷の出番。まさか大兎よりも後とは思わなかったわ。

口絵ピンナップの露出度の高いヒメアは何かちょっと違うだろ。ヒメアの可愛さって、そういうことじゃないと思うんだけど……。

今回も平常運転。ヒメアの色ボケっぷりはどんどん酷くなってるなw
風邪をひいた美雷に優しい月光に胸キュンと言わざるを得ない。

書き下ろしパートは次巻へと続きました。
収録話数からして、次で短編集ラストかな?

次は2011年12月に本編9巻『終末を嘆くカラス』。

燃:C 萌:A- 笑:B 総:A-

シリーズリンク
いつか天魔の黒ウサギ 紅月光の生徒会室 <3>(2011/04)
いつか天魔の黒ウサギ8 魔女と花火と女学校(2011/07)
いつか天魔の黒ウサギ9 終末を嘆くカラス(2011/12)
いつか天魔の黒ウサギ 紅月光の生徒会室 <5>(2012/07)

電撃文庫

C3‐シーキューブ〈3〉 (電撃文庫)
著:水瀬 葉月 イラスト:さそりがため

「━━本当に、信じている、のか。私が、その……」
「勿論だ。なれるよ、お前は。人間に」

2008年4月の新刊。アニメ予習分。
さて、第3巻ということで、1巻から名前の出ていた黒絵がいよいよ登場し、淑乳同盟が結成されることに。

今回はビブオーリオ家族会(ファミリーズ)編前編にして、いんちょーさん押しでもある。
《黒河可憐》の本領発揮シーンはアニメでやれるのだろうか……。すっかり内容を忘れていてドン引きしちゃったぜ。リョナ好きは興奮するのかな。

フィアのチャイナドレス姿は実にけしからんと言わざるを得ない。
白穂とサヴェレンティが救援に駆け付けるシーンはアニメの演出を思い出して、ちょっと鳥肌立っちゃいました。

ビブオーリオ家族会の母君アリスの所有していた《食人調理法(カニバルクッカー)》と《麗しの自害鏡(SBR)》にセットされていた免罪符機構を入手したことで、フィアの所持する免罪符機構は4枚に。これで1/8か……。

後々への伏線が張ってあることに今なら気付くことが出来る。
スコップ教師、潰道忌先生の顔見せや、このはの梅酒酔い設定など。

アニメでは一部のシーンを前倒しでやってるんだな。いんちょーさんのシャワーシーンとか、フィアが体育祭のチアリーディング班に編成されるところとか。

燃:A- 萌:A+ 笑:B 総:A+

シリーズリンク
C^3 -シーキューブ- Ⅱ(2回目、2008/01)

HJ文庫,フェザー文庫,角川スニーカー文庫,講談社ラノベ文庫,雑記

多分11/30には出ていたんではないかと思うが、連チャンで行くのがしんどいというのと、もしかしたら12/2新創刊のラノベ文庫がフライングしていたららっき!という思惑があり、1日に行きました。
すると、

丸山書店高野店、一時閉店。

閉まっていて入れませんでした。
笑えない。本当に笑えない。29日に行ったときは全然そんな素振り無かったと思うんだが、俺が貼り紙とかを見逃していただけなのか?
店の表に貼ってあった紙には「諸事情により一時閉店」とだけ書かれており、詳細が判らない。

新装開店なら、その旨と再開時期を書くだろうしなぁ。あれか、雑誌が消滅するときに廃刊と言わず休刊と言うようなもんか。
表から覗くと、中の本は軒並み撤去されているようだった。

にしても唐突なんだよなぁ。e-honポイントの消滅なんかも、もっと早い段階から動いていたなら理解るんだけど、何もかもが突然過ぎる。
一部の新刊の配本数が減っているような気がしたのも、あながち気のせいってわけでもなかったのか……?

10年近く通ってたのに。凄いショック。納得いかない。鬱だ。食欲無い。涙出そう。
もう、訊いてもいないのに新刊の入荷日教えてくれる店長に会えないなんて……。

暫くは臨機応変に他の店でラノベ買いつつ、様子見だな……。

で、今回は近くの大型書店で買い物を済ませました。つーか、この店の所為じゃないのか……。
ブツは、

・それがるうるの支配魔術 Game:3 ファミリアル・リドル
・はぐれ勇者の鬼畜美学Ⅶ
それがるうるの支配魔術 Game3:ファミリアル・リドル (角川スニーカー文庫)はぐれ勇者の鬼畜美学 7 (HJ文庫)

それから、ネットで噂になっていた、

・攻撃魔術の使えない魔術師 〈ウェステッド村編〉(フェザー文庫)
攻撃魔術の使えない魔術師 <ウェステッド村編> (フェザー文庫)" border="0″ /></a></span></p>
<p><span style=の計3冊を購入。フェザー文庫なんて初めて買ったんだぜ……。

スニーカーでは何と、スニーカーミステリ倶楽部から一般へと移籍した古典部シリーズが京アニ制作で、まさかのアニメ化。
一体、誰が予想出来ただろうか……。NHKで放送ってのはマジネタなんだろうか。
高野音彦さんのイラスト準拠のキャラデザだったら良いなぁ。

HJでは『はぐれ勇者の鬼畜美学』アニメ化キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
そこそこ巻数重ねてたし、する可能性はあると思っていたが。

新シリーズ『二次元の砦を守るには不本意ながら彼女が必要らしい』をスルー。
二次元の砦を守るには不本意ながら彼女が必要らしい (HJ文庫)

ランキング,雑記

うーむ、なかなか1日1冊ペースを取り戻せないな……。知ってる。まとめブログ見る時間が無くなったら、もっと読めるとか知ってる。
でも、まとめブログ見るの、すんげー楽しいんだもんw
そんな時間あるなら『スパロボ』やれって話だよな……。

小説関係本購入冊数
ライトノベル:22冊
ボーダー:1冊
コミカライズ:9冊
雑誌:1冊
ラノベ関連本:1冊
一般:3冊
漫画:2冊
総計:39冊

読了冊数
ライトノベル:25冊
コミカライズ:3冊
雑誌:1冊
ラノベ関連本:1冊
漫画:2冊
総計:32冊

うむ。順調に積み本が増えていっておるな。うむ……。


「燃」部門

1位:のうりん <2>

のうりん 2 (GA文庫)
燃:A+ 萌:A+ 笑:S- 総:S

ギャグが1周回ってアツいw

2位:司書とハサミと短い鉛筆 <7>

司書とハサミと短い鉛筆〈7〉 (電撃文庫)
燃:A 萌:A+ 笑:B 総:A+

最終巻ということで。

3位:薔薇のマリア 16.さよならはいわない

薔薇のマリア 16 さよならはいわない (角川スニーカー文庫)
燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A+

オールスターって感じで。


「萌」部門

1位:おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! <2>

おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!2 (富士見ファンタジア文庫)
燃:B 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

桃ビッチ可愛いよ桃。

2位:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。③ ドラマCD付き限定特装版

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 ドラマCD付限定特装版 (ガガガ文庫)
燃:B+ 萌:A+ 笑:A 総:A+

ゆいゆいもビッチ可愛いです。ゆきのんも忘れてはならんが。

3位:それがるうるの支配魔術 Game:2 リメンバランス・パズル

それがるうるの支配魔術  Game2:リメンバランス・パズル (角川スニーカー文庫)
燃:B- 萌:A+ 笑:B- 総:A

俺も言乃さんにツンツンされたいです(^q^)


「笑」部門

1位:のうりん <2>

のうりん 2 (GA文庫)
燃:A+ 萌:A+ 笑:S- 総:S

これはアカン。電車で読めん。

2位:のうりん

のうりん (GA文庫)
燃:C 萌:A- 笑:S- 総:A+

パンツ祭りなら仕方ない。

3位:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。③ ドラマCD付き限定特装版

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 ドラマCD付限定特装版 (ガガガ文庫)
燃:B+ 萌:A+ 笑:A 総:A+

ぼっちあるあるがリアル過ぎて困る。


「新作」部門

1位:おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!

おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! (富士見ファンタジア文庫)
燃:C 萌:A+ 笑:B 総:A+

ベタっちゃーベタなんだけど、キャラが実に良いんです。

2位:のうりん

のうりん (GA文庫)
燃:C 萌:A- 笑:S- 総:A+

アホなギャグもここまでやったら凄いわ。

3位:ハーレムはイヤッ!!

ハーレムはイヤッ!! (電撃文庫 み 13-3)
燃:C 萌:A 笑:C+ 総:A

タイトルに反して、かっちりした作りだったので好印象。


「総」部門

1位:のうりん <2>

のうりん 2 (GA文庫)
燃:A+ 萌:A+ 笑:S- 総:S

バカ過ぎてSランク到達は極めて稀。

2位:生徒会の金蘭 碧陽学園生徒会黙示録6

生徒会の金蘭 碧陽学園生徒会黙示録6 (富士見ファンタジア文庫)
燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A+

男を見せるぜ中目黒。

3位:おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! <2>

おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!2 (富士見ファンタジア文庫)
燃:B 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

ああもう、桃可愛いよ桃!

4位:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。③ ドラマCD付き限定特装版

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 ドラマCD付限定特装版 (ガガガ文庫)
燃:B+ 萌:A+ 笑:A 総:A+

俺も奉仕部に入部したいでござる。

5位:のうりん

のうりん (GA文庫)
燃:C 萌:A- 笑:S- 総:A+

ヒロインのぱんつをゴミ箱にSHOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOT!!超エキサイティン!!

最下位:獣吾ドキドキプロジェクト!

獣吾ドキドキプロジェクト! (電撃文庫)
燃:C 萌:B- 笑:C+ 総:B-

タイトルの時点で……。


ご覧の通り、『はまち』『のうりん』『オタリア』が猛威を奮っております。だって、面白いんだもの。
優先消化をぶっ飛ばして読んじゃったしな。

来月は『ホライゾン』という爆弾があるので、また冊数は減るかなぁ。年末はどうせまとめ記事やら家の手伝いやらで時間喰われるだろうし。


今月の結論

『はまち』『のうりん』

『オタリア』の3強。

感想リンク
2011年10月に読んだラノベまとめ
2011年12月に読んだラノベまとめ

アニメ,電撃文庫

「称して余━━“祭礼の蛇”坂井悠二」

遂にシャナさんの前に姿を現した悠二。変わり果てた姿、変わらぬ声に戸惑いながらも戦うが、ただでさえ強いのに、アズュールや吸血鬼を使われたら、太刀打ち出来ず。

一方、マージョリーさんも自分が抱いてきた復讐心の結末を迎え、発狂寸前。
それはそうと戦闘中、ちょいちょいパンチラしてね?

燃:B+ 萌:A 笑:C 総:A-

エピソードリンク
第3話「旅立つために」
第5話「囚われのフレイムヘイズ」

ファミ通文庫,富士見ファンタジア文庫,角川文庫,雑記,電撃文庫

今月もいつも通り、1日フライングで29日発売か。ブツは、

・ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! Extradisc
・その男、魔法使い“A” <1>
ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! Extradisc (ファミ通文庫)その男、魔法使い”A” 1 (ファミ通文庫)

それから、例のe-honポイント2789円分を使うぜ!ぐへへへへ、負け組覚悟で『デート・ア・ライブ』とか買っちゃうぜ!と思って、確保しようとしたら、2巻が1冊だけ残っているのみ……だと……?
へへへ、そりゃアニメ化発表直後だもんな……なら、『氷結鏡界のエデン』だ!と思ったら、最新刊しかないという体たらく。ぐぬぬ。

俺が読みたいなーと思っている既刊が軒並み無いという衝撃。普段、既刊とか滅多に買わないから、どの程度揃ってるかとか全然認識していなかったが故のミスだな。いや、事前に認識してたところで注文するつもりが無い以上、どうしようもないんだけど。
ってことで、5分程店内をウロウロした結果、

・文庫版 巷説百物語(角川文庫)
・デート・ア・ライブ02 四糸乃パペット(ファンタジア文庫)
・トカゲの王Ⅰ -SDC、覚醒-
巷説百物語 (角川文庫)デート・ア・ライブ2 四糸乃パペット (富士見ファンタジア文庫)トカゲの王 1 (電撃文庫 い 9-22)

の計5冊を購入。
『巷説百物語』は、もうラノベで思いつかなくなって、一般ならこれしかないと思い、チョイス。
『トカゲの王』は内容もさることながら、ストーリートレカが付いていたので。

このトレカ、キャンペーンが始まった直後は中身の見えない袋に入った上で、裏表紙に付けられてたんだけど、いつの間にか中身が見える状態で表紙に貼り付けられてたw
全然ハケないんだろうなw

ファミ通文庫では、新シリーズ『クズがみるみるそれなりになる「カマタリさん式」モテ入門』をスルー。
クズがみるみるそれなりになる「カマタリさん式」モテ入門 (ファミ通文庫)

富士見ファンタジア文庫

正しいアクのすくい方1 (富士見ファンタジア文庫)
著:柊 晴空(せいくう) イラスト:白羽 奈尾(しらはね)

ニーソックス……ニーソ!ニーソ!あ、そぉれ!ニーソ!ニーソ!

ファンタジア文庫2011年7月の新刊。約4ヶ月1週間半の積み。第2回ネクストファンタジア大賞最終選考作。応募時タイトルは「ただしい灰汁のすくい方」。
まだ、あんまり情報が出ていない段階では粗筋を面白そうだったので買ったんだけど、帯に同レーベル『これはゾンビですか?』の推薦文的なものが載っているを見て嫌な予感が。
イラスト担当の白羽さんは韓国人絵師なのか。最近増えてきてるみたいだな。

さて、主人公の修輔は深夜の街で出会った少女ユズに連れられるまま、アクと呼ばれる化け物との戦いに巻き込まれることに。
アクと戦うスクイビトのチーム、シューティングスターの一員となった修輔は騒がしいに仲間達に囲まれながら、自分の心の傷と向かい合っていく……というお話。

口絵のしまぱんは、なかなか良いものだと判断出来ます。

一見コメディかと思わせておいて、実は割とバトルするという、確かに『これゾン』のノリに近いと言えば近い。
でも、あっちほどカオスな状態ではないから読み易さはこっちの方が上か。
文字数が少ないことをリーダビリティが高いって言って良いのか分からんけど。

ギャグもバトルも上っ面だけというか何というかで、凄い覚めた気持ちで読み終わってしまった。
ベッタベタな内容好き、若しくはラノベ入門には相応しいのかなーとか思ったり。

そして章タイトルにまで入れておいて、スク水の挿絵が無いなんて、絶対に許さない
次は2011年11月だけど、もう買いません。

燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:B

イラストリンク
アニメ化企画進行中(仮)!?(講談社ラノベ文庫、2012/01)

第2回ネクストファンタジア大賞リンク
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!(金賞、2011/07)

MF文庫J

この部室は帰宅しない部が占拠しました。 2 (MF文庫J)
著:おかざき 登 イラスト:ぺこ

「↑↑↓↓←→←→BA━━━━ッ!」

2011年8月の新刊。約3ヶ月半週間の積み。3ヶ月振りの新刊。
表紙は恋子かと思いきや、夕也の妹の耶宵でした。

ってことで、今回は耶宵が帰って来たことにより、恋の四角関係が早くも五角関係に。ちなみに現状、耶宵はガチ血縁っぽいですね。
粗筋の「早くも帰宅!?」でワロタ

あれ、学校にお泊まりのワクワク感を楽しむかと思えば、早くもそんなシーンが無いような……。
ってか、自宅のシーン多いなw
ヒロインいっぱいお風呂祭りをやりたかったんだろうけど。

どうでも良いが、ローストビーフ丼が凄く美味しそうだった件。俺も食べたいです(^q^)

最後には変態も仲間になるかと思ったけど、それは次巻以降に持ち越しみたいだな。まぁ、仲間になったら一気にヒロイン増え過ぎってことになるし、それはそれで。
またもや不穏な気配を残して終了してます。

イラストは凄く良いのだが、やはりそれだけではなぁ。恋子は可愛いんだけど、正直、それだけでは購買意欲にまでは繋がらんな……。
次は2011年11月だけど、ドラマCD化も発表されたけど、もう買いません。

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:B+

シリーズリンク
この部室は帰宅しない部が占拠しました。(2011/05)

角川スニーカー文庫

それがるうるの支配魔術  Game2:リメンバランス・パズル (角川スニーカー文庫)
著:土屋 つかさ イラスト:さくらねこ

「これは、言うなれば、欧文研に課せられたパズルみたいなもんだ。そして俺は、」
「「勝負事なら負けたりしねえんだ」」

2011年8月の新刊。約3ヶ月4週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙から口絵に至るまで、謎の言乃さんプッシュで俺歓喜と言わざるを得ない。言乃さんのビキニ姿けしからん実にけしからん。
言乃さんにツンツンされたい。

さて、今回も魔術なのにバトらない安心のクオリティ。丸の友人、碓氷を慕う少女、香奈恵ちゃんが登場して、一騒動巻き起こる。
みんなで協力して、学園全体に仕掛けられたゲームをクリアしていく、という展開。

さっぱりライトなミステリ風味のストーリーもさることながら、要所要所で突っ込まれるラブコメ展開が良いアクセントになってる。
イラストのお陰もあって、ヒロインみんな可愛いです。
最後のるうるのゲンコが可愛い。

今回、言乃さんが生理中とか発言してる。築地俊彦さんが言ってたけど、ラノベで「生理」なんて単語が出て来るのは珍しい。そりゃ出て来て嬉しいもんではないが。

富士ミスにも、もっとこういう作品があれば良かったのでは……と思わないでもないが。
次は2011年12月に『Game:3 ファミリアル・リドル』。

燃:B- 萌:A+ 笑:B- 総:A

シリーズリンク
それがるうるの支配魔術 Game1:ルールズ・ルール(2011/04)
それがるうるの支配魔術 Game3:ファミリアル・リドル(2011/12)

ファミ通文庫

魔術師たちの言想遊戯I (ファミ通文庫)
著:一橋 鶫(ひとつばし・つぐみ) イラスト:閏 月戈

「なあフラグ、これは感動的なことじゃないか?だって、全ての文は『あること』と『あって欲しいこと』しか言わないんだよ」

ファミ通文庫2011年2月の新刊。約8ヶ月2週間の積み。第12回えんため大賞特別賞受賞作品。タイトルの「言想遊戯」は「ロゴスゲーム」と読みます。
応募時タイトルは「言想のクライシスゲーム」。

イラストはMF文庫J『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』、一迅社文庫『俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件』でお馴染み、閏月戈さん。

発売日にはスルーしたけど、ネットの感想を見て気になったので購入。
さて、ごく普通の高校生、歌鳥(かとり)がバイトに応募した書店、言想堂(げんそうどう)は言霊を操る言想魔術師のアジトだった。そこで歌鳥は、とある少女と運命的な出会いを果たす。
しかし、歌鳥は実はごく普通の高校生でも何でもなくて……というお話。
要は異能バトルものです。

言葉と魔術を組み合わせた言想魔術という設定は面白い。言葉の概念を上手いこと落とし込んでるなぁとは思う。

問題はキャラにあんまり感情移入出来なかったことか。歌鳥が何でフラグに一目惚れしたのか今一つ理解らない。
書店でのバイトシーンが、もっといっぱいあったら良かったんだ、きっと。個人的には、な。

次は2011年11月だけど、もう買いません。

燃:B- 萌:B- 笑:C 総:B+

イラストリンク
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ(MF文庫J、2010/12)
俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件(一迅社文庫、2011/11)
やがて魔剱のアリスベル(電撃文庫、2012/09)

第12回えんため大賞リンク
わたしと男子と思春期妄想の少女たち 1 リア中ですが何か?(優秀賞、2011/01)
表裏世界のソーマキューブ パンツは誰のもの?(特別賞、2011/01)
○×△べーす 1 ねっとりぐちゃぐちゃセルロイド(特別賞、2011/01)
犬とハサミは使いよう(優秀賞、2011/02)
魔よりも黒くワガママに魔法少女は夢をみる(特別賞、2011/02)

えんため大賞特別賞リンク
ココロコネクト ヒトランダム(第11回、2010/01)
キュージュツカ!①(第13回、2012/01)