MF文庫J

黒のストライカ2 (MF文庫J)
著:十文字 青 イラスト:硯

「夜だ……このぼくが、夜に━━夜になる(メタモルフォス)……!」

約4ヶ月の積み。3ヶ月振りの新刊。表紙は前巻のラストで、ちょろっとだけ登場した夜の眷属(サーバルナイト)、金狼族(クワドルー)のシャーリー。
どう見ても足コキの体勢です。本当に有り難う御座居ました。

さて、“奈落(アビス)”を使ってから、湧き上がる衝動が強くなって仕方がない椋郎。だというのに、彼の周りには、それを助長するような女の子ばかりなわけで……。
今回も十文字さんにしては割と、普通のラノベっぽい展開になっている。蔵島さんがやたらエロ可愛くて困る。

戦闘はまぁ普通。角川スニーカー文庫『薔薇のマリア』のイカレた戦闘を知っていると、凄くおとなしめに感じてしまうw

そしてデフォルメイラストが実はかなり可愛かったりするのです。
次は2011年6月。

燃:B- 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
黒のストライカ(2010/10)
黒のストライカ <3>(2011/06)

MF文庫J

喰-kuu-2 (MF文庫J)
著:内田 俊 イラスト:まりお 金田

「ゆ、夢でしたか……」
「なんか怖い夢でも見たのか?」
「はい。ラギさんがお尻からジェットを噴射して飛んでいたので、わたしが『ラギさんはなんで飛ぶのん?』となぜか関西弁で尋ねたら、ラギさんは『ケツ毛ですけどー』と答える不思議な夢でした」
「お前の深層心理が不安になってくるよ」

約3ヶ月4週間の積み。3ヶ月振りの新刊。凄ぇ!MFなのに、帯に萌え萌えなフレーズを書いて読者を釣ろうとしていない!
というわけで、初の団体戦です。

煽りはスポ根ものっぽいけど、ラブコメもしっかりやってます。早くもガチレズのフラグが立つとはな……。

相変わらずリーダビリティが高い。それに言葉のチョイスが上手い気がする。
「くそやばし」とか「ライフパスにロリコン」とか「第十九使徒ハゲアガル」とか。
あと、ネタのためだけにヒンディー語のフォント用意するなんて気合入り過ぎw

ラギのケツ毛ファイヤーが完全定着していて吹いた。きっとシリーズの最後の最後までイジり倒すんだろうなぁw

いやしかし、二つ名が中二過ぎて恥ずかしい。実に良い。今回初登場した中では『色欲加速(ラストスパート)』がお気に入りですw

今回は辛勝という形で終了、次はいよいよ大会だというところで終了しているが、これはいくつか張った伏線も含めて、今後、話が膨らんでいく方向となるのか、3巻で終了するための準備なのか、果たしてどっちだ……?
まぁ、MFの3巻終了は大抵唐突だから、続くと思うけど。

そして最後のスク水はGJと言わざるを得ない。ハンチング帽は要らなかったが。
次は2011年6月。

燃:B+ 萌:A 笑:A- 総:A

シリーズリンク
喰 -kuu-(2010/11)
喰 -kuu- <3>(2011/06)

角川スニーカー文庫

薔薇のマリア 15.愛も憎しみも絶望も (角川スニーカー文庫)
著:十文字 青 イラスト:BUNBUN

「一人って━━」「誰もあたしを愛してくれない。誰も眠る前にあたしの名前を呼んだり、あたしの顔を思いだしたりしてくれない。そういうことなんだね。ぜんぜん気づいてなかった。あたし、一人なんだ」

約5ヶ月3週間の積み。5ヶ月振りの新刊。いよいよ最終章がスタートです。
ルーシーが拾ってきた謎の美女ハニーこと、機術師のハニーメリー。彼女を匿ってしまったことで、ZOOはまたもや厄介事に巻き込まれることに。

最初はただ、巻き込まれただけの筈だったのに、脱退したZOOの初期メンバー、リルコが絡んでいることが判ったところから事態は一気に不穏な展開を見せる。
リルコって外伝で1回登場してるんだっけな。

というか強過ぎじゃね?どうにもならな過ぎじゃね?まぁ、それにくいついてるピンパーネルも半端無いが。
そんな具合で終章開始の15巻でした。既に通算20冊を突破してるけど、30巻までに片がつくかどうか。

次は2011年8月に16巻『さよならはいわない』。

燃:B+ 萌:A- 笑:B 総:A

シリーズリンク
薔薇のマリア 14.さまよい恋する欠片の断章(2010/08)
薔薇のマリア 16.さよならはいわない(2011/08)

アニメ,富士見ミステリー文庫,角川ビーンズ文庫,角川文庫

「これは東洋の呪いだ」
「お経だよ!」

『薔薇色の人生』編クライマックス……か?謎が段階的に解けていく構成がちょっと面白かったですね。
ゾフィーさんはお芝居を見ている間、誰に対して解説してたんだw
視聴者に対する説明なんだろうけど、もうちょっと上手い方法はなかったのか……。

ラストでは実は生きていたココ・ローズと出会うことになる久城とヴィクトリカだったが、そもそも何で遭遇したんだろう。

で、2人居るブライアン・ロスコー。その辺はよく理解らないまま終了しましたが。
って、もう後3回しかないのか。

燃:C 萌:A- 笑:B- 総:A

エピソードリンク
第20話「ファントムの幽霊に導かれる」
第22話「クリスマス・キャロルは窓辺の幸いを飾る」

GOSICKVII‐ゴシック・薔薇色の人生‐ (角川文庫)
GOSICKVII‐ゴシック・薔薇色の人生‐ (角川文庫)

ガガガ文庫,富士見ファンタジア文庫,雑記

最近、仕事帰りに書店に寄る日が2連チャンするとしんどくなってきたので、連チャンする場合は2日目にまとめて購入することにしました。それで売り切れて買い逃したら、物凄く自分を責めるという方向で。

今月は18日が土曜のため、ガガガは公式発売日が17日、ファンタジアは公式発売日自体が繰り上がりで18日。買うもん無かったけど、一迅社はアナウンスは20日で土曜にフライング発売してました。
ブツは、

・放課後あいどる 僕と生徒会長の××
・生徒会の木陰 碧陽学園生徒会黙示録5
・中の下! ランク5.上の下から旅立つオレ
・スノウピー3 スノウピー、恋愛する
・銀の河のガーディアン <3>
・調停少女サファイア <1>
放課後あいどる (ガガガ文庫)生徒会の木陰 碧陽学園生徒会黙示録5中の下! ランク5.上の下から旅立つオレ (富士見ファンタジア文庫)スノウピー3 スノウピー、恋愛する (富士見ファンタジア文庫)調停少女サファイア1 (富士見ファンタジア文庫)

の計6冊。

ガガガでは『あえなく昇天!!邪神大沼』の粗筋に吹いた。かえでの腹パンで生死の境彷徨うとか、どういうことだよw
あえなく昇天!! 邪神大沼7 (ガガガ文庫)

新シリーズ『赤鬼はもう泣かない』『オブザデッド・マニアックス』をスルー。
赤鬼はもう泣かない (ガガガ文庫)オブザデッド・マニアックス (ガガガ文庫)

来月の新刊で気になるのは『RIGHT×LIGHT』でお馴染みツカサさんの新作『九十九の空傘』。
『RIGHT×LIGHT』と世界観が繋がってるんだとしたら、取り敢えず『RIGHT×LIGHT』を優先消化せねばならなくなるわけだが……。
完全新作ってことは違うのかなぁ?

ファンタジアでは新シリーズ『響空のエレメントバレット』をスルー。
響空のエレメントバレット1 (富士見ファンタジア文庫)

『生徒会の一存』は新装カバー版が発売されたようだが、2巻以降のデザインってイラストそのままなのかよ!
てっきり他のところで使われたイラストを持ってくるんだとばかり……。タイトルロゴとかが変わっただけですやん。えらい中途半端な……。

また角川つばさ文庫から発売決定。大分表現を濁さないといけないことになりそうだなw

『いつか天魔の黒ウサギ』は予告映像を見たんだけど、パンチラの安売りとイミフ過ぎる英語のナレーションで、物凄く不安になってきた。センスを疑うレベル。
曲は良いのになぁ。

『これはゾンビですか?』は2期決定。仮タイトルは『これはゾンビですか?地獄変』らしい。
ファンタジア、勢いづいてきたなぁ。

アニメ,電撃文庫

「あたしが作ったのは鶏肉抜きの親子丼!」
「親が蒸発してらっしゃるじゃねぇか」

前半は前川さん視点。前回のペットボトルロケットは今回への伏線だったわけか。
エリオットかと思ったおじさんは全然違う、ただのおじさんでした。
導入で時系列が過去へ遡ったから、一瞬1話とばしちゃったかと思ったぜ。

後半はいつも通り。ツインテエリオが可愛い。
最後の意味深な女々さんのカットは何なんだ。

青春ポイント合計は真のテンションが上がり過ぎていてワロタ

燃:C 萌:A 笑:B 総:A-

エピソードリンク
六章「リュウ『コ』さんの、なんちゅーか、もやーっと」
八章「ツィオルコフスキーの祈り」

電波女と青春男〈2〉 (電撃文庫)
電波女と青春男〈2〉 (電撃文庫)

漫画

あねちゅう!溺愛悶絶美奈子さん 1 (BUNCH COMICS)
作:青稀 シン

「芳醇なスメルがっ。全身に染み渡るううううう!!!!」
「肝臓がっ!じん臓がっ!すい臓がっ!踊りだしよったわい!!!!」

月間@バンチにて連載中のラブコメ?漫画。元々、マジキチとの評判が高くて存在自体は知っていた。
偶然、朕が部室に持ってきたので読んでみました。

作者の青稀さんといえば、一迅社文庫『ANGEL+DIVE』シリーズの絵師としてお馴染みだが、イメージ完全崩壊です。

ニートの美奈子さんは高校中退の末、ヒキニートと化した弟のゆうくんが大好き過ぎて仕方ない。
いつも理性と激闘しながら、弟の面倒を見る毎日で……というお話。

美奈子さんの壊れっぷりが尋常じゃない。とにかくマジキチという言葉が相応し過ぎるw
普通、漫画で鼻血を噴く演出とかがあった場合って、噴き出した鼻血はどっかに消えるもんだと思うんだけど、この漫画、飛び散った鼻血やら涎がそのまま残留して周囲がぐちょどろになるというところもまた、マジキチの一要因。
台詞回しもいちいちアレでナニ。

マジキチっぷりが笑えるけど、自分で買ってまで読もうとは思わないなぁw

燃:C 萌:C 笑:A 総:B+

漫画

健全ロボ ダイミダラー 2巻 (ビームコミックス)
作:なかま 亜咲

「これが僕のガリバーチンポだぁ!!」

何がガリバーだよ、先端で5股に分かれてんじゃねーかw
すっかり存在を忘れていたが、朕が部室に持ってきたので読みました。

1巻で活躍した孝一と恭子が敗北の後、愛機と共に姿を消してから1年が経過、今回は新しい主人公とヒロイン、そして新型ダイミダラーが登場。
何で、雑誌移籍した漫画の導入みたいな展開になってんだw

恭子のビジュアルがツボだっただけに、登場しないのは残念と言わざるを得ない。いつになった登場するんだろうと思いながら読んでいたら、最後まで辿りついてしまったわ。

2巻になって、もっとはっちゃけてくれることを期待したのに、特に変化も無く。うーむ、何でだ……。
お馬鹿方面には、はっちゃけてるけど、エロメインみたいな押し出し方をしている割にはそうでもないんだよな。
画力はあるんだから、それならそれでガチなロボット漫画描けば良いのに。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:B-

シリーズリンク
健全ロボ ダイミダラー CHAPTER1(2009/11)

漫画

ムダヅモ無き改革 ⑥ (近代麻雀コミックス)
作:大和田 秀樹

「これはもう、ただの轟盲牌ではないッ…!新たなる“牌の創造”……!!いわば神の行為……!!!神に最も近い盲牌…!!」
「これは…、これは…!!!」
「神(ゴッド)盲牌!!!」

さあ、神々の黄昏決着のとき。麻雀用語に片仮名言葉を振るときのセンスが凄ぇ。
「クズ手」=「ノーウーマンノークライ」とか、「パオ」=「アンチェインマイハート」とか。
加えて、チーピンがヘイムダルが終末の角笛を吹くときの姿を模して作られたとか、どういう発想だよw

壮絶な死闘に次ぐ死闘で、次々と散っていく戦士達。
そして26ページブチ抜きで炸裂するファイナルライジングサン。ビギニング・オブ・ザ・コスモスのときみたいなページブチ抜きはあるだろうとは思ったけど、28ページもぶち抜くとは思わなかった。
誰か繋ぎ合わせて1枚の画像にしてくれ。

一方、最後までイゾルデ可愛いよイゾルデ。

ひとつの戦いが終わり、新たな戦いの幕が上がる━━━━!ということで、新章が予定されているようです。
まだ始まってはいないのかな?

新章があるなら総評は無しかなぁ。
って、『ムダヅモ無き第二次改革』なんて、公式アンソロジーがあるのか。表紙がイゾルデのぱんちらを意識させるもので吹いたw

燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
ムダヅモ無き改革 <5>(2010/11)

MF文庫J,アニメ

「最初から依頼なんて関係ない。俺が白雪を守る、白雪だから、どうしても守りたいんだ」

サブタイは「デュランダル」と読みます。
このタイミングでOPにジャンヌが登場。サビの理子とレキに入れ替わる形で。

原作2巻『燃える氷銀』編クライマックスにして、ようやく魔剣ジャンヌが登場。
キャストは川澄さんということで、吉田さんとかアンリエッタとか。

発動する白雪の必殺技。中二っぽい香ばしさが漂っていて、実に良いなw
白雪とジャンヌが剣で打ち合っている横で、イチャイチャするキンジとアリアが何だかシュール。

そして、理子の意味深なカットで続く。

燃:A 萌:A+ 笑:C+ 総:A

エピソードリンク
第7弾「かごのとり」
第9弾「蜂蜜色の罠」

緋弾のアリアVII 火と風の円舞(キャスリング・ターン) (MF文庫J)
緋弾のアリアVII 火と風の円舞(キャスリング・ターン) (MF文庫J)