特撮

「希望っていうのは質の悪い病気だ。それも人に伝染する。紘汰さん、貴方はね、そうやって病原菌を撒き散らしているんですよ」

さて、ロシュオの力を目の当たりにした紘汰達。ロシュオは貴虎を人質にしておく理由も無くなったと彼を解放する。って、あれ捕まってたのか……。割と自由を許されていた気がするが……。

1話限りの退場とはならなかったグリンシャだったけど、開始5分もしない内に撃破されちゃったでござる。アルェー?
にしても鎧武とバロンがやたらナイスコンビネーションだな。

ロシュオはミサイルを放ってきた各国にも植物を侵食させていく。だから後4話くらいで終わりそう感w

レデュエは王妃を復活させるための装置を早くも完成させ、攫った人々から生体エネルギーを吸収開始。生贄の中には紘汰のお姉ちゃんも。
更に、装置が設置されている部屋を見付けてしまったリカとチャッキーもレデュエに発見されて……。

一方、またしても紘汰の食欲無いアピール。朝から何も食べてないのにご飯が全然進まないとか完全にヤバいアレじゃないですか……。

説得しようとしても、希望を胸に持ち聞く耳を持たない舞。そんな彼女の目を覚まさせるためミッチは紘汰の希望を打ち砕こうとする。

正体を隠さなくなったミッチに戸惑う紘汰。反撃しないからって、ミッチ、紘汰を良いようにボコり過ぎだろ……。
あんまり調子に乗ってると、吹っ切れた紘汰に極アームズでフルボッコにされるぞ……。

今回、ずっと物影から状況を見ていた貴虎が次回、いよいよ事態に介入しそうで楽しみだ。

燃:A+ 萌:B+ 笑:B- 総:A+

エピソードリンク
第34話「王の力と王妃復活」
第36話「兄弟の決着!斬月VS斬月・真!」

特撮

「だから~武器使ってください!」

シュバルツ将軍曰くザラムの持っているドリルレッシャーは元はドリルクライナーだったらしい。
ザラムの改心に合わせて姿を変えたのか。

シュバルツはゼットに勝手なことはするなと釘を刺されてしまう。あちゃー、気付かれてたかー。

今回の怪人はリングシャドー。頭にリングをはめられた対象は名前を呼ばれる度に酷い頭痛に苛まれる。

リングシャドーとの戦いを通して、ザラムに懐疑的だったヒカリも彼を肯定することに。
シャドーを抜けた彼には、虹野明という新しい名前が与えられることに。ライト達5人の名前が片仮名表記なのに対して漢字なのは何か理由があるんだろうか。
で、全員集合名乗りなんだけど、集合ポーズの6号の無理矢理追加しました感凄ぇw

戦闘では、やっぱり一旦ユウドウブレイカーを放り投げる6号。途中で思い出して取りに戻るのかよw

巨大戦では烈車武装トッキュウオードリルが登場。左腕をドリルレッシャーに換装しただけだが。
玩具だと下の台車部分とドリルの先端が同じくらいの長さだから、ドリルで貫けそうに見えないんだよな……。

専用のパスを得て、烈車に乗ることを許された明。しかし、彼は死に場所を求めて1人さすらうのだった。暫くは別行動かしら。

燃:A+ 萌:B+ 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
第17駅「雨上がりの空に」
第19駅「出発!ビルドダイオー」

漫画

私がモテてどうすんだ(3) (講談社コミックスフレンド B)
作:ぢゅん子

「あんたは眼科行け!!」

2014年6月の新刊。ゆずこさんから借りてきました。
さて、イベント会場で偶然知り合ったレイヤーは同じ学校に通うイケメン後輩女子、志麻だった。
共通の趣味を持つ者同士ということで、すぐに意気投合する花依と志麻だったが、イケメン達が気が気でなくて……。

確かにイケメンの新キャラを増やすよりも、状況を引っかき回すポジションとしては良いかもしれない。イケメン過ぎて全然可愛くないけどな!
ただ、志麻の登場によって、これまで花依の良き理解者といったポジションに居た友人の女の子の存在が限りなくゼロに近付いてしまったな……。俺、名前すら思い出せないよ……(´・ω・`)

で、予想していたより圧倒的に早い段階でやって来たリバウンド展開。リバウンドは正直切り札レベルのネタだと思ってたんだけどなぁ。
しかし、まだ実はシオンが生きていた展開が残ってるから、これが完結へのキーになるんじゃねーかな。

美少女モードの花依に慣れ切っていたイケメン達は元の姿に戻った彼女を見て大混乱。動揺するのは理解るけど、泡吹いて倒れるとか、どんなモンスターに見えてんだよw

屋上で風に吹かれるシーン、折角の見開きなのに恐ろしいほどに絵になっていなくてワロタ
とはいえ、このリバウンドをきっかけとして五十嵐は花依への想いを一層強いものとするのだった。
それはそうと六見先輩がぐう聖過ぎて困る。

チート」という言葉に対して、意味を解説する注釈が入っていて驚いた。ああそうか、別フレのメインターゲットは知らない言葉なんだな……。

燃:C 萌:A- 笑:A 総:A

シリーズリンク
私がモテてどうすんだ <2>(2014/02)

オーバーラップ文庫

僕と彼女とカノジョとかのじょ 2 (オーバーラップ文庫)
著:田尾 典丈 イラスト:ピロ水

「時速十キロで動く台車Xに乗ってるのは僕で、時速十五キロで動く台車Yには黒恵ちゃんが乗っています。ふたりは等速で少しずつ近づいて、二十秒後にはキスをします」

2014年3月の新刊。約3ヶ月1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は銀花と新キャラのイホノさんか。今回は帯を外してもぱんつは見えません。

さて、分裂した幼馴染みとの生活にも慣れてきた社だったが、そんな彼等にまたしても不可思議な現象が襲い掛かる。
それは彼女達の願いに起因するもので……。

うーむ、相変わらず振りかかる試練が重いな。もっとイチャコメでも良いと思うんだけどなぁ。
ああ、MF文庫J『変態王子と笑わない猫。』を読んだときの気持ちに似てるかもしれん。

折角、ピロ水さんがイラストを担当してくれてるんだし、もっと積極的にサービスシーンを狙っていっても良いのよ?

そして風雲急を告げる転校生が現れて……というところで続く。あんまり長々と続ける話でもないかと思うんだけど、さて……?
次は2014年7月に3巻。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
僕と彼女とカノジョとかのじょ <1>(2013/11)
僕と彼女とカノジョとかのじょ <3>(2014/07)

コミカライズ,電撃文庫

ブラック・ブレット 04 (電撃コミックスNEXT)
作画:もりのほん 原作:神崎 紫電 キャラクターデザイン:鵜飼 沙樹

「では2年だ!2年以内に木更より妾を好きにしてみせる!覚悟しておけ!」

2014年6月の新刊。
アニメもクライマックスということで、コミカライズも最終巻です。
影胤との決戦がアニメの10倍くらいアツい仕上がりで吹いた。盛り上げ過ぎだろ……。

それぞれのシーンが丁寧に描かれており、感情移入度合いがパナいです。
加えて、蓮太郎を傍らで支える延珠の良い女っぷりがまた。
もう、この演出で映画化してくれよと思っちゃう勢い。

総評

そんな具合でノーマークだったのに、ビックリするくらい出来の良かった電撃文庫原作『ブラック・ブレット』全4巻でした。単行本だけだと足掛け1年1ヶ月。

原作1巻を拡大解釈して再構成しているらしく、単体の漫画として読んでも十分楽しめる出来になっていると思う。

このクオリティで、まだまだ連載を続けてほしかったけど、残念ながらここで終了。
デレたティナが登場するところまで見たかったな……。

アニメもコミカライズも出来が良くて、原作をリアルタイムで読んでない俺がゴミクズ過ぎる件。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
ブラック・ブレット <03>(2013/10)

ガガガ文庫,コミカライズ

やはり4コマでも俺の青春ラブコメはまちがっている。 1 (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)
原作:渡 航 キャラクター原案:ぽんかん⑧ 漫画:種田 優太

「もうお前ら付き合っちゃえよ」

2014年6月の新刊。
まんが4コマぱれっとで連載中のガガガ文庫人気シリーズの4コマコミカライズ。4コマって時点でお察しっちゃーお察しなんだけど、まぁ一応と思い購入。
ぱれっとでラノベ原作の4コマが連載されるのは初めてかしら。

あ、うん、まぁ、アレです<意味不明
典型的なお茶濁しコミカライズですね。それでも絵が可愛ければ買い続けようかと思うんだけど、そこまで良いわけでもないという。

燃:C 萌:A- 笑:B- 総:B+

原作リンク
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(2011/03)

コミカライズリンク
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 -妄言録- Vol.1(2013/03)
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。@comic <01>(2013/05)

アニメ,電撃文庫

「もう一度敢えて言おう、お前はアホだ」

いよいよ開幕する九校戦。特にルール説明もされずに、どんどん試合が消化されていく。
うーん、律儀にルール説明をしたらしたでダレそうな気もするけど……。

何だかよく理解らないけど、一校が圧勝してるということだけは理解る。
そんな中、会長のミニスカ姿がけしからん。カメラワークも生脚に寄り気味だしなぁ。

燃:B+ 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第10話「九校戦編Ⅲ」
第12話「九校戦編Ⅴ」

ガガガ文庫,コミカライズ,一迅社文庫,富士見ファンタジア文庫,新潮文庫nex,角川ビーンズ文庫,雑記

色々買ってきました。ラノベは、

・不戦無敵の影殺師 <2>
・ハイスクールD×D18 聖誕祭のファニーエンジェル
・甘城ブリリアントパーク <4>
・コンプリート・ノービス3 不審なプリースト
・10歳の保健体育 <7>(通常版)
・パパのいうことを聞きなさい! <16>
・神楽坂G7 崖っぷちカフェ救出作戦会議
・少年陰陽師 招きの音に乱れ飛べ

の計8冊。

ガガガ文庫では、『俺、ツインテールになります。』がビッグガンガンでコミカライズ連載開始。

ファンタジア文庫では、『ハイスクールD×D』がアニメ3期決定。そりゃソフトが売れてはいただろうけど、まさか3期とは……。
ファンタジア文庫のアニメで3クール以上やった作品って数えるほどしかないんだよな……。『スレイヤーズ』とか『フルメタル・パニック!』とか。

『デート・ア・ライブ』は映画化決定だけど、原作者監修のオリジナルストーリーでもやるんだろうか。総集編だったらにょろーん。

一迅社文庫では、かつてファンタジア文庫で刊行された『ライタークロイス』がタイトルを『銀煌の騎士勲章(ライタークロイス)』として復活。
懐かしいな!タイトルとイラストが露骨に今の売れ線になっていてワロタ
当時のパッとしない感凄かったからな……。

スーパーダッシュ文庫では来月の新刊に、ファミ通文庫『学校の階段』でお馴染みの櫂末高彰さんが『雀━肌上の猛牌』で登場。
最近は麻雀にそこまで惹かれないので取り敢えずはスルーかな。

新潮社からは新潮文庫nexというボーダー扱いっぽいレーベルが8月末に新創刊。
ラインナップの金に物言わせた感がヤバいw
錚々たる作家陣なんだけど、ビックリするくらい俺の琴線に触れねぇw

コミカライズは、

・やはり4コマでも俺の青春ラブコメはまちがっている。 <1>
・ブラック・ブレット <04>

の計2冊。

2014年秋に『バディ・コンプレックス』完結編が前後編のテレビスペシャルで放送決定。珍しい形式だな。
いやぁ、「to be cotinued」とは言ったけど、続きを作るとは言ってないとかいうオチだったらどうしようかと。

更に10月からは『ガンダムビルドファイターズ』2期と富野ガンダム『ガンダム Gのレコンギスタ』が放送決定ということで漲らざるを得ない。
いやしかし相乗効果が狙えるわけでもないのに、何で時期を被らせたんだろう。

ファミ通文庫

ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件5 (ファミ通文庫)
著:野村 美月 イラスト:karory

ああ、困った。
きみの結婚式で、僕は泣く。絶対泣く。

ハートフル過ぎて

縊り殺されるかと思った。

2014年3月の新刊。約3ヶ月の積み。半年振りの新刊。『〝六条〟 ヒカルが地球にいたころ……⑨』からは3ヶ月振り。
表紙はようやくといった感じで、双子姫の更紗と織絵。

今回のエピソードはシャールが聖羅達の世界を広げるために、他の人との関わりを増やすような授業を行うのが肝。
一筋縄ではいかない組み合わせのペアばっかり出来ちゃうんだけど、これが上手い具合に効力を発揮してなぁ。

ハートフルに次ぐハートフル、とどめにハートフルというような構成で俺の心臓がヤバい。
特に竜樹が国王様に面と向かって啖呵を切るシーンがクライマックスにハートフル。

それはそうと、俺も図書館のカティアさんに色々教えてほしいれす(^q^)
その一方で、ヘルムートが何やら危険な状況に。あれ、何だか裏でシリアスな展開が蠢いてる……?
ハートフルと切なさだけで十分なんだけどなぁ。

後書きによると今回の一部のエピソードは特典冊子に収録されたショートショートを加筆修正したものだそうな。
こういうことをやってくれるのは嬉しいですね。

次は2014年4月に『ヒカルが地球にいたころ……』10巻『〝藤壺〟』、5月に新シリーズ『吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる』1巻、6月に新作『陸と千星 ~世界を配る少年と別荘の少女』、8月に『吸血鬼』2巻。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件 <4>(2013/09)
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件 <6>(2014/10)

著者リンク
〝六条〟 ヒカルが地球にいたころ……⑨(2013/12)
〝藤壺〟 ヒカルが地球にいたころ……⑩(2014/04)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「縮んだな」
「脱皮したからね」

さて最終回。ヴィヴィとズィータによって洗脳魔法を解かれたアカリは共にグラートの居る指令室へ向かうことに。

道中、フレドリカの死体を発見。グロい死に様のフレドリカのお腹を割割いて、チビフレドリカが爆誕して吹いた。絵面wwwww

直接描かれてはいなかったけど、グラートはアカリに脳天をかち割られたのか……。容赦無ぇな。

そしてリカルドとレイラと対峙するトールとチャイカ。沈みゆく航天要塞の中で、チャイカを庇い水没するトール。
乱破師は道具と割り切るトールを助けに追ってくるチャイカ、ということで締めに相応しい展開に。

一方、航天要塞同士の激突に巻き込まれ、行方不明になったジレット。原作では切断された片腕をレオナルドが持ち帰ったんだけど、アニメでは剣に変わっている。
腕だとグロいから変更されたのかしら。人体の一部だからこそ、ジレットがもう生きていないのではという絶望感に繋がると思うんだけど。

で、絶望したヴィヴィの瞳は紫、髪は銀色に。原作ではこの段階では、まだ明確に彼女がチャイカとして覚醒したことは明言されてないんだけど、映像で見ると一発で判るようになっている。
まぁ、ここまで見せた方が前半戦のラストを盛り上げられるしな。

EDはイントロが本編中に流れだしたので、最終回用の映像になるかと思ったけど、別段そんなことはなかったんだぜ。

最後に2期の告知を流して終了。チャイカの「実は2期有。乞うご期待!」って言い方にワロタ

総評

ってな具合で棺担ぐ姫君の物語、ファンタジア文庫原作『棺姫のチャイカ』分割
2クール、前半戦12話、これにて終了。
流石、信頼と安心のボンズですわ。ただアニメの尺に調整するだけでなく、上手い具合にオリジナル要素も混ぜていく構成が大変良かった。

やっぱりこういうファンタジーの方がアニメになったときのインパクトは大きいよな。

原作が始まった頃はラブコメ主流の時代だったから浮いている感があったのは否めないけど、ここにきてファンタジーの需要が再び高まってきているタイミングでアニメを放映出来たのは僥倖だった。
いや、需要が高まってきたからこそアニメ化に踏み切ったのかもしれんけど。

燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
第11話「偽りの姫君」

シリーズリンク
棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE 第1話「遺体あつめる皇女」