ファミ通文庫

パナティーア異譚2 熱砂のレクイエム (ファミ通文庫)
著:竹岡 葉月 イラスト:屡那

「僕らには、勇気が足りない。僕は気持ちを確かめる勇気。君は、君を傷つける人たちから自由になる勇気だ」

2014年1月の新刊。約4ヶ月半週間の積み。3ヶ月振りの新刊。
さて、無事魔神を再封印した理人だったが、イシュアンに未練を残す彼は自分の世界へ帰るべきか決められないでいた。そんな折、クラスメイトの少女、響子のゲーム機を見付けてしまって……。

1巻で共に旅をしたイシュアンはそもそも存在しなかった。しかし、そのパーソナリティは間違い無く本物のイシュアンで。
だけれども理人が最初に惹かれたのは今のイシュアンではないわけで。ああ、ややこし切ないわ。

どうやら英雄の存在を快く思わない人達が居るようなんだが、響子も捜さないといけないし、一体どういうところに落とし込むつもりなんだろうか。
自称妻の新ヒロイン、ウルスラも登場したけど、今回限りのゲストヒロイン扱いなのか、はたまた……。

今回は1巻に比べて登場人物が増えたけど、1巻のときくらいの人数にまとまっていた方が良かった気がしないでもない。
次は2014年5月に3巻『再会のクロスロード』。

燃:B 萌:A- 笑:C 総:A

シリーズリンク
パナティーア異譚1 英雄のパンドラ(2013/10)
パナティーア異譚3 再会のクロスロード(2014/05)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「何するつもり?士織ちゃんに変なことしないで!」

サブタイは「ガブリエル」と読みます。字面格好良過ぎワロリン
さて、仲間達とのチームワークで美九との対決に勝利した士道。喜んだのも束の間、怒り心頭の美九によって、周囲の人々が操られてしまう。

孤立無援となった士道の前に現れたのは狂三だった。2期も折り返しというところで、ようやくまともな出番が。
狂三は厄介な存在だけど、エロ可愛いから困る。

燃:A- 萌:A 笑:B- 総:A

エピソードリンク
第六話「ガールズ・ミュージック」
第八話「果たすべき約束」

このライトノベルがすごい!文庫,雑記

献本を頂きました。有り難うございます。

・ユート 拉致から始まる異世界軍師

の計1冊。

富士見ファンタジア文庫

ぼくのゆうしゃ 4 (富士見ファンタジア文庫)
著:葵 せきな イラスト:Nino

「ではセシリア君。……その場で三回回って『性欲の渦!』と叫んでみてくれ」

2014年4月の新刊。約1ヶ月2週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は師匠ことセシリアメインなんだけど、帯を外すとスパッツに包まれたお尻が強調されている感じでアレ。

さて、魔人ゲインから何とか逃げることが出来たトオル達が担ぎ込まれたのは先端医療開発特区ナルス。治療を受ける一行だったけど、そこでは神工物に絡んだ陰謀が蠢いていて……。

シリアスエピソードなんだけど、師匠がトオルに惚れてまうやろー!!的な話でもあった。
いやぁ、トオルさん、天然タラシですわ……。トオルの純真さに翻弄される師匠可愛いな。

帯で師匠が死にそうな煽りが書いてあるから、ハラハラしたわ……。うっかり忘れそうになるけど『マテリアルゴースト』を書いた葵さんだからな……。

そして姿を現す新たな魔人ミュート。彼女はトオルの兄ヒロキと会ったことがあるようなのだが……。ヨルとは別人なんだろうか。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
ぼくのゆうしゃ <3>(2013/12)
ぼくのゆうしゃ <5>(2014/12)

講談社ラノベ文庫

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者10 (講談社ラノベ文庫)
著:榊 一郎 イラスト:ゆーげん

こんな拷問がこの世界にあるなんて。
いや。これは本当に拷問なのか。
むしろ御褒美なのではないか?

2014年6月の新刊。約3日の積み。3ヶ月振りの新刊。
表紙のミュセルは太股が眩しい感じですが、僅かに見えてる白色って、もしかしてぱんつですか?

さて、上下巻構成下巻ですよ。次々と襲い来る他国の工作員。慎一は家族や仲間の協力を経て、何とか対抗していくが……。

シリアス展開は続き、あまりオタク特有のスキルでトラブルを突破するって感じの展開ではないかなぁ。全く無いというわけじゃないんだけども。
ってか、アレだな。サブカル要素が豊富にある日本に帰ってきたのに逆にオタネタが減るというのは変な感じ。

後書き曰く、今回のエピソードで後々へ向けた伏線をいくつか張ったそうで。魔力に関する話とか、その辺かしら。

絵師後書きの位置にある挿絵らしきイラストは一体……?ラフとかじゃなくて、しっかり仕上げられてるんだけど、どういう扱いなんだろうか。

燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <9>(ドラマCD付き限定版)(2014/03)
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <11>(2014/10)

アニメ,電撃文庫

「ギブアンドテイクで行きましょう」

なるほど、わからん。

文章でもよく理解らない魔法の設定説明、音声で聞くと、もっと理解らないw
完全に聞き流し状態だわ……。

さて、新章『九校戦編』に突入。OPのカットが一部変わってたりしないかと期待したけど、特に変更無しか。

冒頭ではいきなり、エリカが刺激的なブルマ姿で登場するんだけど、何故よりにもよってエリカなのか。いや、キャラ的に率先してはきそうなのはエリカなのだが、深雪と美月という逸材が居る中、何故エリカなのか……。納得出来ないでござる。
このシリーズで普通のラブコメっぽい展開があると凄い違和感w

そんなエリカの幼馴染み、幹比古が登場。
他にも新キャラが何人か登場しているんだけど、把握しきれなかったぜ……。

達也の使うCADに並々ならぬ興味を抱くあーちゃん。声が高くてうるせぇw

各魔法科高校の威信を賭けた九校戦にエンジニアとして参加することになった達也。ここから更なる無双が始まる……。

燃:B 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第7話「入学編Ⅶ」
第9話「九校戦編Ⅱ」

HJ文庫

黒き英雄の一撃無双 3.堕ちゆく義妹 (HJ文庫)
著:望 公太 イラスト:夕薙

「いいよねえ、悠理くん。なにより━━あれだけ『強い』のに、それを全然誇ってないとこがいいよね。誰もが望む『力』を持ちながら、そこに価値を見出してない。『本当の強さは力とは別のところにある』と言わんばかりの生き方だ。そういうとこが格好よくて、イカしてて、立派で崇高で━━死ぬほどムカつくよね」

2014年6月の新刊。約2日の積み。4ヶ月振りの新刊。
サブタイはアカンやろw
よく見たら表紙の妹ちゃん、殆ど裸みたいなもんだし……。

さて、サブタイ通り妹ちゃんことセリアがメインのエピソード。悠理が最強の力を得た理由が明らかになるんだけど、どうやら悠理の力=セリアから譲り受けた力ってわけじゃないんだな。

口絵はサービスシーンなんかそっちのけで七天騎士(セブンスヘブン)大集合。良いねぇ、こういうの。ZOKUZOKUするねぇ。

そんな具合で今回は七天騎士全員登場で、大きくストーリーが動き出した印象。
悠理を狙って動き出すのは黒魔女派の創設者レオン。最強の少年を狙うのは最弱の少年ということで、いやぁ、この捻くれ方好きだわー。

逆の構図なら王道パターンなんだろうけど、今からどういう形でぶっ飛ばすことになるのか楽しみだ。
暫くは七天騎士をぶっ飛ばしていく展開になるのかしら。

燃:A 萌:A- 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
黒き英雄の一撃無双 2.恥辱の魔女(2014/02)
黒き英雄の一撃無双 4.調教天使(2014/10)

アニメ,ゲーム

スーパーロボット大戦UX

「集え、始まりのもとに━━」

はじめに

『ポケモンXY』の発売が決定し、3DSの購入が必須となっていた頃に登場。本体同梱版があったので、こりゃ良いやと購入しました。
最初、参戦作品的にはスルーかと思っていたのだが。

概要

3DS『スパロボ』第1弾。グラフィック的にはパワーアップしてはいるし、任天堂の携帯機としては初めて音声も付いたけど、基本的にはいつも通りか。

シナリオ

クロスオーバーし過ぎていて、どこまでが各作品のオリジナル設定か判らないw
しかも今回は俺が原作を知っているシリーズが少ないから余計に判らん。
ルート選択は原作再現がある参戦作品で唯一知っている『ガンダムOO』で。

全3部構成なんだけど、第1部のクライマックスが最終回過ぎてビビる。このまま終わっても良かったくらい(ぉ

BGM

一部は『L』から流用されている。基本的に問題が無ければ、ある程度は流用するスタンスなのか。

システム

ボイスが豊富で驚いた。戦闘台詞も細かいところまで押さえてあるし、DVEも非常に豊富。

最近流行りのパートナーバトルシステムは今回も健在。バランスが更に調整されている感じ。
フル改造したシングルユニットと無改造のパートナーユニットを混ぜながら使っていくのが良いのかな。

隠し要素の入手条件として内部撃墜数というものが必要になってくるんだけど、これが非常に面倒でなぁ。

従来のシリーズだと、ステータス画面で確認出来る撃墜数を気にしてれば良かったんだけど、今回は各周回におけるプレイヤーが自らユニットを操作して敵を撃墜した数というゲーム画面上では確認不能な数値が参照されるという謎仕様。

一応、『L』でのバグを改善するための措置らしいんだけど、それにしても他にやりようはあっただろうと。

終了メッセージが搭載されたのが嬉しい。携帯機はそこがもの足りなかったってのもあるしな。

顔グラの変化は少ないながらも要所要所では用意されており、そこまで気にならなかったな。

おまけのツメスパとキャンペーンマップは要るか?無料でプレイ出来るならまだしも、殆どが有料コンテンツなんだよな……。
キャンペーンマップって、てっきりシナリオがあるんだと思ってたら、何の説明も無しにユニットが配置されて戦うだけだったでござる。

参戦作品

オリジナル

勿論フル改造したんだけど、その上にスキルパーツを注ぎ込んだために、化物みたいな性能になってしまった。主人公無双おいしいです(^q^)

『聖戦士ダンバイン』

凄い久し振りに見た気がする。原作終了後のため、登場キャラは少ないけど、『リーンの翼』が参戦しているので、そこに絡んでの活躍が。
やはりハイパーオーラ斬りは頼りになる。

『リーンの翼』

やっぱりハイパー(ry
主人公エイサップがリアル系なのに魂を覚えないのはどういう仕様なんだ……。

富野監督の思想がぶりぶり滲み出とるw
でも原作再現クライマックスが物悲しくて良い雰囲気出してるんだよなぁ。

『蒼穹のファフナー』/『HEAVEN AND EARTH』

『K』で1回見ている筈なのに、どんな話だったか全く記憶に無いw
条件を満たすことで、多くのキャラを死から救うことが出来るんだけど、それによってシナリオ変わり過ぎだろ……。ビックリしたわ……。

今回は翔子と道生を生存させたんだけど、元から死なないストーリーだったかのようにナチュラルにその後のシナリオにも絡んでる。ってか翔子はホント絡み過ぎだろw

翔子が生きて再びみんなの前に現れるシーンは原作を知らない俺でもアツくなったので、原作視聴組だったらチ〇コ爆裂してたな。
ネットでは聖戦士ショウ=コハ=ザマとか言われてるのかw
オーラファフナー・ゼクスバイン格好良過ぎワロリン

気になるのは戦闘BGMのチョイス。何で主題歌を収録してるのに、デフォルトは劇中BGMなんだよw

『電脳戦機バーチャロンシリーズ(フェイ・イェンHD)』

何故参戦させようと思ったしw
必殺技を使用したら平然とボーカル入りの曲が流れて吹いた。オリジナルのシナリオが無い分、そこで優遇されてるんだろうか。

シナリオが無いからといって、存在感が無いかというと全然そんなことはなくメインストーリーにがっつり絡んでいる。
今回はあんまり美少女キャラが居ないので、こういうイロモノを使いたくなるワナ。

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』

原作終了組なんだけど、『ファフナー』との絡みがとにかくアツい。シンは凄く良い先輩をやってる。

戦闘BGMには『Life Goes On』が採用された。イントロがムチャクチャ格好良いんだよなぁ。

いつもの『スパロボ』らしく序盤ではデスティニーは修理中のため使えないんだけど、復活シーンが『ファフナ』と絡んで異常なアツさ。ネットではマークデスティニーとか呼ばれとるw
更にはルナマリアのインパルスとの合体攻撃まで登場するという。

惜しいのはフルウェポンコンビネーションのとどめ演出がショボくなっていたところか。まぁ、今までは凝り過ぎだったんだけど。

連邦はGN-Xを使用しており、こちらのMSは主人公周りしか登場しない。

『劇場版 機動戦士ガンダムOO -A wakening of the Trailblazer-』

『第3次スパロボZ』で初参戦する。そう思っていた時期が俺にもありました。ここで先に出すんかいw

グラハムがオリジナル主人公達の良い先輩をやっているのが印象的。

まさかデュナメスリペアが使えるとは思わなかった。

『SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors』

何故出そうと思ったのかw
劇中では彼等が人間として扱われており、普通に人間達とコミュニケーションをとる一方で、ひとたび戦闘となれば普通にロボットと渡り合うという。

改造すれば強くなりそうなんだけど、サイズ差の所為で当たるとすぐ落ちちゃうのがなぁ。それに飛べないのも痛い。

あ、孫尚香ガーベラ可愛いです(^q^)

えっ、これ原作終了後だったの……。普通に原作再現しながら話進んでるんだと思ってたわ……。

『忍者戦士飛影』

「ひえい」じゃなくて「とびかげ」。

ハザードとか権力に溺れてるだけの超小物なオッサンだと思っていたら、ラスボス扱いだったでござる。どういうことなの……。
ザ・ブームの総統アネックスはサクッと退場しちゃうし。

『HEROMAN』

はいはい、原作視たくなってきた視たくなってきた。
ただ、ユニットとして使い勝手が良いかというと……。だって、飛べない上に脆いんだもん……。

『獣装機攻ダンクーガノヴァ』

参戦は遅いんだけど、登場タイミングがクソ格好良い。ついついフル改造して使ってしまったぜ。

『機神咆哮デモンベイン』

遂に出たかと。何がビックリするって、戦闘アニメで平然と瑠璃がぱんつ全開なのにビックリする。もしかしてCEROがBなのって、これの所為かw

ぱんつが見たいだけじゃない!格好良い決め台詞が聞きたいんだ!ということで、レムリア・インパクトは度々使っちゃう。

ストーリーの進行に応じて、九郎の姿が戦闘アニメでも変わっていくが細かいですね。

『鉄のラインバレル(原作漫画版)』

2回目の参戦にして、早くも原作漫画版というトリッキーな形での参戦に。原作漫画はまだ終わってない筈なのに、あれ、綺麗に話が終わってる……?
『鬼帝ノ剣』が聴けないの残念か。

キャラデザはアニメ版の場合、平井久司さんなんだけど、『SEED』に『ファフナー』と平井キャラ出過ぎだろ……。

『劇場版 マクロスF 虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~』/『劇場版 マクロスF 恋離飛翼~サヨナラノツバサ~』

映画のシナリオとして参戦するのは初なんだけど、『L』と『第2次Z』で散々見たので、またバジュラと戦うのか……というウンザリ感。

ただ、ランカの『星間飛行』はコーラスが入っているという凝りようなので何回も聴きたいアレ。

女装したアルトに大興奮するグラハムとか、どう見てもセルフホモです。本当に有り難う御座居ました。

『マジンカイザーSKL』

原作の尺が短い上に、登場キャラも少ないため存在感はあまり無い。キャラクターは決め台詞が良い感じに中二臭くて結構好きだったから使いたかったんだけど、改造しないと中盤以降は厳しくてなぁ。

まとめ

複雑に絡み合ったシナリオが非常に面白かった。終盤、俺の理解力が追いつかない部分あったけども。
wikiの解説を読んで辛うじて理解ったわ……。

このシナリオで『アスラクライン』出ないとかどういうことなの……。凄ぇピッタリだと思うんだけどなぁ(チラッチラッ

燃:S- 萌:A 笑:A- 総:S

シリーズリンク
スーパーロボット大戦L(2010/11)

アニメ,ファミ通文庫

「綺羅星!」

貴様ぁ!銀河美少年かぁぁぁッ!?

高級プリンで七々々のご機嫌をとる重護が完全に彼氏彼女の構図でワロタ
こんな可愛い幽霊と同棲生活ごっことかやったら3秒で本気になる自信がある<威張るな

今回の目玉は雪姫姉さんとの喧嘩なんだけど、こんな素敵なお姉さんを放置して実家を出るとか、重護さん何なの?
そのくせ、緊縛プレイしたりとか……。
それにつけても素の出た雪姫姉さんメチャ可愛いな……。

エピローグで天災達が重護の部屋で普通に『STAR DRIVER 輝きのタクト』を視聴していて吹いた。どういう繋がりなんだ……。
いや、原作1巻にネタがあったのは憶えてるけど。

燃:B+ 萌:A+ 笑:A- 総:A

エピソードリンク
第6話「いざ、温泉街へ」
第8話「奇妙な来訪者」

講談社ラノベ文庫

彼女がフラグをおられたら 世界の真理など、私一人で充分だ (講談社ラノベ文庫)
著:竹井 10日 イラスト:CUTEG

「……それでも、僕は最後まで叫び続けてやる」
「この世界は美しい、と」
「優しさをくれた人に、ありがとう、と」

がをがを~。
2014年6月の新刊。約1日の積み。隔月刊行。シリーズ通算9巻目。
表紙はまさかの髪を下ろした菜波。激動の粗筋も相俟って最終巻っぽさが凄い。にしても、まだ表紙に出てないヒロインが何人か居るのに何で重複させたんだろうか……。本当に最終巻なら納得出来るんだけども。

バレンタインデーの季節がやって来た。そわそわを通り越す勢いのクエスト寮女子メン達だったけど、肝心の颯太は遂に賢者の石を手にすることに……。

あっさりと瑠璃が退場してからは怒濤のシリアス展開でなぁ。颯太が誰も居ないクエスト寮で1人1人の部屋の前に逆チョコを置いていくシーンのクライマックス感がパナい。
ってか、これスニーカー文庫『東京皇帝☆北条恋歌』で一斗が北条皇斗として生きることを決意したシーンを思い出すな。

明かされる世界の真実。実は今、颯太達が居る世界は作られた仮想世界だったのだ。えっ、風呂敷千切れる勢いで広がってるやん!
手にした強大な力で、仮想世界に暮らす大切な人達を守るため、七徳院と共に熾烈な戦いに身を投じていく颯太。

そして本来の世界へと帰還することに。世界の真理へと辿り着き、感慨に浸る颯太だったけど、しかしサクラメントは言う。これこそが世界の真理の入り口だと。

『彼女がフラグをおられたら』第1部完!次巻からは第2部スタートってマジかよw
wktkが止まんねーじゃねーか!このタイミングで連続刊行とか粋な計らいだな。

次は2014年7月に10巻『この船旅が終わったら、私、お姫様になるの』、12月にOAD付き11巻。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
彼女がフラグをおられたら 今までこの初詣のお守りのお陰で何回も命拾いしたんだ、これ貸してやるよ(通常版)(2014/04)
彼女がフラグをおられたら この船旅が終わったら、私、お姫様になるの(2014/07)