蒼鋼の冒涜者
「ちょっとばかり知恵の付いたケダモノが調子に乗んな。バラして焼いて喰うぞ、こら」
HJ文庫2015年5月の新刊。約1日の積み。『タタリ・ブレイカー弑子』から3年1ヶ月振り、榊さんがHJ文庫4度目の登場。
タイトルは「ブルースチール・ブラスフェマ」と読みます。
ちょっと前から榊さんがTwitterで眼鏡ヒロインの本を出すって言ってたのがこれ。
どうやら榊さんとしては最近大流行の異世界チーレムに挑戦したということらしい。随分と堅実な内容だけどな。
ってか『タタリ・ブレイカー』どうなったんだよ。
舞台は中世っぽいファンタジー世界。現代日本で生命を落とした少年ユキナリは相棒の少女ダーシャと共に旅を続けていた。偶然、ある土地の地神を殺してしまったユキナリは代わりに神であることを求められてしまって……。
イラストにもある通り、ファンタジーながら銃器がいっぱい出て来ます。ただ、帯でガンマニアって煽ってるほどではないかなぁ。
個人的には銃器の薀蓄を垂れ流されても興味湧かないから、これくらいの分量が程良いのですが。
そもそもこれは異世界チーレムなんだろうか……。まぁ巻数を重ねてこそ、それっぽくなってくるのかもしれんけど。一応、ヒロインの数は揃ってるしな。
問題はこれ巻数を出せるのかというところだよなぁ。もっと神の設定とかがわさわさ出て来てからが面白いと思うし、続いてほしいけども。
燃:A 萌:A 笑:B- 総:A
シリーズリンク
・蒼鋼の冒涜者 <2>(2015/09)
著者リンク
・ザ・ジャグルⅠ 汝と共に平和のあらんことを(ハヤカワ文庫JA、2010/01)
・ミカヅチ(MF文庫J、2010/02)
・棺姫のチャイカⅠ(ファンタジア文庫、2010/12)
・ダブルバインド 黄昏に獣は踊る(C★NOVELSファンタジア、2011/09)
・その男、魔法使い“A” <1>(2011/11)
・アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <1>(講談社ラノベ文庫、2011/12)
・タタリ・ブレイカー弑子(HJ文庫、2012/04)
・神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード(GA文庫、2012/05)
・アーク・ブラッド A.D.5000のアダム(C★NOVELSファンタジア、2012/09)
・アーク・ブラッド2 方舟都市の巫女(C★NOVELSファンタジア、2013/09)
・フェアリィフィールド 妖精戦陣(朝日ノベルズ、2012/11)
・茉建寺エリノアの非主流科学研究室(2012/12)
・仮想天使は魔術を詠う(スマッシュ文庫、2013/03)
・蒼穹騎士 -ボーダー・フリークス-(ハヤカワ文庫JA、2013/06)
・ドラゴンズ・ウィル 完全版(富士見書房ソフトカバー、2013/09)
・機関鬼神アカツキ <1>(ファミ通文庫、2013/12)
・神鎧猟機ブリガンド(ダッシュエックス文庫、2014/11)
・熾天使空域 銀翼少女達の戦争(C★NOVELSファンタジア、2015/03)
・カタナなでしこ(講談社タイガ、2016/01)
・ウィッチ・アームス 魔法少女は素敵なお仕事(ダッシュエックス文庫、2016/06)
・永き聖戦の後に ストレイ・シープ(スニーカー文庫、2016/11)
・パラミリタリ・カンパニー 萌える侵略者 1巻(講談社ラノベ文庫、2017/05)
・誰が為にケモノは生きたいといった(ファンタジア文庫、2018/02)
・Zの時間(HJ文庫、2018/04)
・終末のアダム(講談社ラノベ文庫、2018/10)
・嫁々いみぐれーしょん(講談社ラノベ文庫、2018/11)
・メイドな狐と監禁コン!(美少女文庫、2019/04)
・妖精狙撃 エルフ・ウィズ・サイレントアサシン(ファンタジア文庫、2019/08)
・いつか仮面を脱ぐ為に ~嗤う鬼神と夢見る奴隷~(スニーカー文庫、2019/09)
・竜姫のヴィオラ 生贄は最強の魔物と恋に落ちて(美少女文庫、2019/09)
・覇逆のドラグーン1 ~落伍竜機士は運命の姫と、暁の極光世界を翔け上がる~(HJ文庫、2019/10)
・奴隷志願なエルフさん ~お買い上げありがとうございます、ご主人様!~(美少女文庫、2020/01)
・引き籠もり魔王が奴隷エルフを買ったら(美少女文庫、2020/07)
・吸血姫譚アストリッド(美少女文庫、2020/11)
・おお魔王、死んでしまうとは何事か ~小役人、魔王復活の旅に出る~(講談社ラノベ文庫、2020/12)
・けいたん。 ~ライトノベルは素敵なお仕事。多分?~(講談社ラノベ文庫、2021/01)
・殺し屋志願の奴隷エルフさん(美少女文庫、2021/01)
・絶対魔剣の双戦舞曲1 ~暗殺貴族が奴隷令嬢を育成したら、魔術殺しの究極魔剣士に育ってしまったんだが~(HJ文庫、2022/07)
・聖戦勇戯 ~魔王が死んで100年後~ 1巻(漫画、2022/12)
・仁科くんの編集冒険記 ~ラノベはダンジョンで創られる~ vol.1(漫画、2023/09)
・魔王を斃した後の帰り道で(ファンタジア文庫、2024/10)
イラストリンク
・生ポアニキ(オーバーラップ文庫、2014/10)
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません