【ラノベ】終末のアダム【感想】

10月 8, 2018 by
Filed under: 講談社ラノベ文庫 

終末のアダム (講談社ラノベ文庫)

著:榊 一郎 イラスト:藤城 陽

「なあ。教えてくれよ、御槌錬。君はどうやって殺した?君はどうやって━━」
「孵化した?」

講談社ラノベ文庫2018年10月の新刊。約2日の積み。『アウトブレイク・カンパニー外伝』からは隔月刊行。
予告通り新シリーズがスタート。

イラストは榊さんと組んだ実績がありまくる藤城さん。もう組むの何回目かよく分からんレベルで組んでるw
5回目くらいなんじゃないの……。

表紙は男のピンがドアップで。裏表紙にまでイラストがあるって珍しいんじゃない?講談社ラノベ文庫は他の作品でもやってる手法なんだろうか。
で、せめてその裏表紙くらいには女の子がいるかな……と思ったら、いるにはいるんだけど、バーコードで顔隠れてんじゃねぇかw

また、帯にはデカデカと「超戦士・錬、覚醒!!」と書かれているのだが、これがクソダサいんだよな……。まだ、続刊しているシリーズものなら理解るんだけど、1巻の帯にいきなり書かれてもポカンとするしかないぞ。

表紙は男なのにピンナップでは無理矢理サービスカットが。うーん、藤城さんが描く女の子が可愛くないわけじゃないんだが、あの画風でサービスシーンが見たいかと言われるとそうでもない……。

主人公の高校生、御槌錬は何度も夢に現れる少女を助けたことで暴行を受けてしまう。だが、その時、錬の中の何かが目覚め、襲ってきた男達をあっさりと打ちのめすことに。そこから錬の日常は崩れ始めて……。

最近の榊さんの著作の中ではかなり黒寄り。グロいというほどの展開は無いが、精神的に追い詰められている感がある。
キリストとか聖書ネタなんだが、こう主人公の出生の秘密にじわじわ迫っていく進行、嫌いじゃないわ!

気になるのはオンラインFPSゲーム〈ストラグル・フィールド〉の登場ですよ。いやいや、最近完結したHJ文庫『Zの時間』にも出てきてたやつじゃないっすか。
微妙にゲームシステムは異なっており、こちらではゆくゆくVR対応したいという記述があるってことは『Zの時間』の方が先の時系列として位置してるってことなのかしら。というかレーベル跨いで思いっきり繋げてくることに何か狙いがあるんだろうか。ただのお遊びなのかなぁ。
別に『Zの時間』を読んでなくても何ら支障は無いしね。

年配の編集さんとノリノリで意図的に売れ線をぶっちぎったとのこと。『パラミリタリ・カンパニー』でもぶっちぎって打ち切られちゃったのに、これは講談社ラノベ文庫の器の広さに感謝するべきなのか……。

これ、ヒロインは妹の楓の方という認識で良いのだろうか。血が繋がってない感バキバキなんだけども。
しかし幸せな結末が待っているとは思えないよなぁ……。最悪死亡、良くても別離エンドなんじゃなかろうか。

そんな具合で新シリーズでした。3巻くらいでスパッと終わる想定なのかね。
次は2018年11月にまた新シリーズ『嫁々いみぐれーしょん』。

燃:A- 萌:A- 笑:A- 総:A

著者リンク
ザ・ジャグルⅠ 汝と共に平和のあらんことを(ハヤカワ文庫JA、2010/01)
ミカヅチ(MF文庫J、2010/02)
棺姫のチャイカⅠ(ファンタジア文庫、2010/12)
ダブルバインド 黄昏に獣は踊る(C★NOVELSファンタジア、2011/09)
その男、魔法使い“A” <1>(2011/11)
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 1巻(講談社ラノベ文庫、2011/12)
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 外伝!(講談社ラノベ文庫、2018/08)
タタリ・ブレイカー弑子(HJ文庫、2012/04)
神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード(GA文庫、2012/05)
アーク・ブラッド A.D.5000のアダム(C★NOVELSファンタジア、2012/09)
フェアリィフィールド 妖精戦陣(朝日ノベルズ、2012/11)
茉建寺エリノアの非主流科学研究室(2012/12)
仮想天使は魔術を詠う(スマッシュ文庫、2013/03)
蒼穹騎士 -ボーダー・フリークス-(ハヤカワ文庫JA、2013/06)
ドラゴンズ・ウィル 完全版(富士見書房ソフトカバー、2013/09)
機関鬼神アカツキ <1>(ファミ通文庫、2013/12)
神鎧猟機ブリガンド(ダッシュエックス文庫、2014/11)
熾天使空域 銀翼少女達の戦争(C★NOVELSファンタジア、2015/03)
蒼鋼の冒涜者(HJ文庫、2015/05)
カタナなでしこ(講談社タイガ、2016/01)
ウィッチ・アームス 魔法少女は素敵なお仕事(ダッシュエックス文庫、2016/06)
永き聖戦の後に ストレイ・シープ(スニーカー文庫、2016/11)
パラミリタリ・カンパニー 萌える侵略者 1巻(講談社ラノベ文庫、2017/05)
誰が為にケモノは生きたいといった(ファンタジア文庫、2018/02)
Zの時間(HJ文庫、2018/04)
嫁々いみぐれーしょん()講談社ラノベ文庫、2018/11)

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