【漫画】仁科くんの編集冒険記 ~ラノベはダンジョンで創られる~ vol.1【1巻/感想/ネタバレ】
原作:榊 一郎 漫画:ストロマ
「……まぁ……そう…確かに締め切りを守れずカンヅメにされるような作家は人でなしかもしれない……」
2023年9月の新刊。コミックブシロードWEBにて連載中。原作が榊さんとなれば取り敢えずチェックせねばなるまい。
榊さんは『聖戦勇戯』と並行連載なのね。
ラノベ編集部でバイトをすることになった大学生、仁科博樹。初日からいきなり何故か異世界ダンジョンへと落ちてしまった博樹は案内人シグネと共にドラゴンと化した作家さんから原稿を回収することに……。
初見の印象は講談社ラノベ文庫で1冊だけ刊行された『けいたん。』の焼き直しといった具合で。初手で作家さんが変貌したドラゴンとの遭遇ってのがめっちゃ被っちゃう。読者層がそうそう被ってるとも思えないし、別にいいのかな。
ヒロインのシグネのデザインがとても良い。ヒロインとしての可愛さとマスコットとしての可愛さが絶妙なバランスで融合している。
アクセサリの重みでケモ耳の片方だけが垂れてるのめっちゃ可愛くないです?
いやしかし主人公に幼い頃に飼っていた犬を思い出させるヒロインってファミ通文庫『まかでみックス』のクフィールを思い出すね。
異世界ダンジョンでのコメディにウエイトが置かれていて、特にラノベ業界ものといった風情は感じなかったね。そこはもうちょっと良い塩梅でやってほしかったねぇ。業界もの大好きなので……。
燃:B+ 萌:A+ 笑:A- 総:A
著者リンク
・ザ・ジャグルⅠ 汝と共に平和のあらんことを(ハヤカワ文庫JA、2010/01)
・ミカヅチ(MF文庫J、2010/02)
・棺姫のチャイカⅠ(ファンタジア文庫、2010/12)
・ダブルバインド 黄昏に獣は踊る(C★NOVELSファンタジア、2011/09)
・その男、魔法使い“A” <1>(2011/11)
・アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 1巻(講談社ラノベ文庫、2011/12)
・タタリ・ブレイカー弑子(HJ文庫、2012/04)
・神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード(GA文庫、2012/05)
・アーク・ブラッド A.D.5000のアダム(C★NOVELSファンタジア、2012/09)
・フェアリィフィールド 妖精戦陣(朝日ノベルズ、2012/11)
・茉建寺エリノアの非主流科学研究室(2012/12)
・仮想天使は魔術を詠う(スマッシュ文庫、2013/03)
・蒼穹騎士 -ボーダー・フリークス-(ハヤカワ文庫JA、2013/06)
・ドラゴンズ・ウィル 完全版(富士見書房ソフトカバー、2013/09)
・機関鬼神アカツキ <1>(ファミ通文庫、2013/12)
・神鎧猟機ブリガンド(ダッシュエックス文庫、2014/11)
・熾天使空域 銀翼少女達の戦争(C★NOVELSファンタジア、2015/03)
・蒼鋼の冒涜者(HJ文庫、2015/05)
・カタナなでしこ(講談社タイガ、2016/01)
・ウィッチ・アームス 魔法少女は素敵なお仕事(ダッシュエックス文庫、2016/06)
・永き聖戦の後に ストレイ・シープ(スニーカー文庫、2016/11)
・パラミリタリ・カンパニー 萌える侵略者 1巻(講談社ラノベ文庫、2017/05)
・誰が為にケモノは生きたいといった(ファンタジア文庫、2018/02)
・Zの時間(HJ文庫、2018/04)
・終末のアダム(講談社ラノベ文庫、2018/10)
・嫁々いみぐれーしょん(講談社ラノベ文庫、2018/11)
・メイドな狐と監禁コン!(美少女文庫、2019/04)
・妖精狙撃(ファンタジア文庫、2019/08)
・いつか仮面を脱ぐ為に ~嗤う鬼神と夢見る奴隷~(スニーカー文庫、2019/09)
・竜姫のヴィオラ 生贄は最強の魔物と恋に落ちて(美少女文庫、2019/09)
・覇逆のドラグーン1 ~落伍竜機士は運命の姫と、暁の極光世界を翔け上がる~(HJ文庫、2019/10)
・覇逆のドラグーン2 ~彷徨王国の竜機士たち~(HJ文庫、2020/08)
・奴隷志願なエルフさん ~お買い上げありがとうございます、ご主人様!~(美少女文庫、2020/01)
・引き籠もり魔王が奴隷エルフを買ったら(美少女文庫、2020/07)
・吸血姫譚アストリッド(美少女文庫、2020/11)
・おお魔王、死んでしまうとは何事か ~小役人、魔王復活の旅に出る~(講談社ラノベ文庫、2020/12)
・殺し屋志願の奴隷エルフさん(美少女文庫、2021/01)
・絶対魔剣の双戦舞曲1 ~暗殺貴族が奴隷令嬢を育成したら、魔術殺しの究極魔剣士に育ってしまったんだが~(HJ文庫、2022/07)
・聖戦勇戯 ~魔王が死んで100年後~ 1巻(漫画、2022/12)
・魔王を斃した後の帰り道で(ファンタジア文庫、2024/10)
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