【ラノベ】嫁々いみぐれーしょん【感想】

11月 3, 2018 by
Filed under: 講談社ラノベ文庫 

嫁々いみぐれーしょん (講談社ラノベ文庫)

著:榊 一郎 イラスト:ゆーげん

「大輝ってSなの?最低野郎なの?ウドの珈琲は苦いの?」

次回、『出会い』。
講談社ラノベ文庫2018年11月の新刊。約1日の積み。『終末のアダム』から連続刊行で、榊さんの新シリーズが始動。
イラストはヒットを飛ばした『アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者』でも組んだゆーげんさん。

高校教師、佐藤大輝の元に突然現れたエルフのお姫様シーグリッド。彼女は種族の存亡のため、大輝の嫁となって子作りすると言う。更にはドワーフの少女も現れて……。
「いみぐれーしょん」は「移民」という意味か。

うーん、これは果たしてラブコメなんだろうか……。その割にはサービスカットとかよりも裏で蠢く陰謀に翻弄される、といったシーンが多いように感じるな。チ〇コをチョッキンされるとか洒落にならんぞ……。
エルフのシーグリッドにしても、ドワーフのアルミにしてもどうにもこう変化球というか、あまり素直に可愛いと思えないというか……。

その一方で、エルフのアイドルユニット〈12S(トゥエルブス)〉が良い感じ。一般的なアイドルというよりは民族音楽っぽい意匠が入っているらしいのが何とも厨二心を刺激する。そのくせ、アイドルらしい可愛い振りもあって。これはアニメで見たい。

世界観設定なんかは安定の榊さん作品というか、ベースがしっかりしていて安心する。〈12S〉がアイドル活動をやっている理由付けなんかも。
むしろ〈12S〉をメインに据えてほしいまである。

榊さんの作品に出て来る妹キャラって、よく兄の事を「兄ちゃん」って呼んでる印象があるが、他の著者の作品ではあまり見ないよなぁ。大体「お兄ちゃん」とか「兄さん」あたりが多いように思う。

事前に発表されていたように『アウトブレイク・カンパニー』のキャラがスターシステムで登場。今回は慎一、ミュセル、美埜里さんが登場。ペトラルカとヒカルも名前だけ登場。
裏表紙のミュセル、シーグリッドより断然可愛いんだけど良いのだろうか……。

後書きの口振りだと、これで全員というわけではなさそうだけど、あまり何人も登場させてしまうと過去の栄光にすがっている感が強くなるからどうだろうな……。
確か『パラミリタリ・カンパニー』の企画を立ち上げた時もスターシステムやろうって話が出てなかったっけ。

また大輝の職場である学校は私立鈴ノ宮学園という。これってファンタジア文庫『君の居た昨日、僕の見る明日』の舞台だったあの学校と同じ名前なんだけど、単に昔からの読者に「なつけえ!なっつけぇ!!」って思わせるためだけのアレなのかな。

そんな具合で新シリーズですが、これはまた3巻くらいで終わってしまいそうな気がするぞ……。大丈夫か……。

燃:B 萌:A 笑:A- 総:A

著者リンク
ザ・ジャグルⅠ 汝と共に平和のあらんことを(ハヤカワ文庫JA、2010/01)
ミカヅチ(MF文庫J、2010/02)
棺姫のチャイカⅠ(ファンタジア文庫、2010/12)
ダブルバインド 黄昏に獣は踊る(C★NOVELSファンタジア、2011/09)
その男、魔法使い“A” <1>(2011/11)
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 1巻(講談社ラノベ文庫、2011/12)
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 外伝!(講談社ラノベ文庫、2018/08)
タタリ・ブレイカー弑子(HJ文庫、2012/04)
神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード(GA文庫、2012/05)
アーク・ブラッド A.D.5000のアダム(C★NOVELSファンタジア、2012/09)
フェアリィフィールド 妖精戦陣(朝日ノベルズ、2012/11)
茉建寺エリノアの非主流科学研究室(2012/12)
仮想天使は魔術を詠う(スマッシュ文庫、2013/03)
蒼穹騎士 -ボーダー・フリークス-(ハヤカワ文庫JA、2013/06)
ドラゴンズ・ウィル 完全版(富士見書房ソフトカバー、2013/09)
機関鬼神アカツキ <1>(ファミ通文庫、2013/12)
神鎧猟機ブリガンド(ダッシュエックス文庫、2014/11)
熾天使空域 銀翼少女達の戦争(C★NOVELSファンタジア、2015/03)
蒼鋼の冒涜者(HJ文庫、2015/05)
カタナなでしこ(講談社タイガ、2016/01)
ウィッチ・アームス 魔法少女は素敵なお仕事(ダッシュエックス文庫、2016/06)
永き聖戦の後に ストレイ・シープ(スニーカー文庫、2016/11)
パラミリタリ・カンパニー 萌える侵略者 1巻(講談社ラノベ文庫、2017/05)
誰が為にケモノは生きたいといった(ファンタジア文庫、2018/02)
Zの時間(HJ文庫、2018/04)
終末のアダム(講談社ラノベ文庫、2018/10)

イラストリンク
集団美少女戦士キューティ・パンツァー(メガミ文庫、2009/11)
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 1巻(講談社ラノベ文庫、2011/12)

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