【ラノベ感想】超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!【1巻】
「この世界丸ごとぶち壊すことになるが、それでも本気を出していいのだね?」
かっけぇぇえええぇぇええええええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!
GA文庫2015年10月の新刊。約3ヶ月4週間の積み。『落第騎士の英雄譚』8巻と同時発売。というわけで、アニメ化のご褒美なのか、それとも『落第騎士』終了を見据えて次の展開を仕掛けてきたのか、新作始動です。
イラストがさくらねこさんとなれば買うしかない。GA文庫では『優等生以上、フリョー未満な俺ら。』で登場済。
さて、タイトルに偽り無しの本作は、地球で超人高校生と呼ばれている7人の少年少女達が異世界フレアガルドで持ち前のスキルを遺憾無く発揮して大活躍するお話。
異世界に行ったことで埋もれていた才能を開花させて無双する展開はよく聞くけど、本来の世界でもチートってのはあんまり聞かないような。
ちなみに表紙のエルフ耳の美少女リルルは超人高校生の内訳には入っていません。
基本的には俺TUEEEEEEEEなんだけど、フレアガルドで超人高校生達が出会ったエルム村の人々は一般人なので、彼等の窮地を救う形でカタルシスを感じられる。
タイトルはおふざけ寄りだけど、内容は至極真面目。逆にお馬鹿な展開を期待していると足元を掬われるかもしれない。
超人高校生だけで7人もいるので、目立たないキャラとか活躍は次巻以降とかのキャラが出て来るのかと思いきや、主人公の司を軸にしながらも満遍なく全員に活躍の場が与えられており、それぞれの存在が強く印象づけられる構成になっていて面白い。
政治家という司のキャラクター性は電撃文庫『終わりのクロニクル』の佐山を思い出させるな。懐かしいわー。
勿論、さくらねこさんのイラストの破壊力はBATSUGUN。最早、表紙にマヨネーズが出てるだけで意味深なものを感じるわ(ぉ
エルフ耳にマヨネーズをぶっかけるイラスト早よ。
加えて、完全にソープで手コキな挿絵がありましたよね。
そんな具合で予想外に直球で面白い出だしでした。一気に国を相手にする戦いに発展しそうだけど、戦記っぽい方向に流れると俺の興味が急速に薄れてしまうので、そうはならないでほしいなぁ。
次は2015年12月に『落第騎士』9巻、2016年2月にこちらの2巻。
燃:A+ 萌:A+ 笑:C 総:A+
シリーズリンク
・超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! <2>(2016/02)
コミカライズリンク
・超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! <1>(2016/10)
アニメリンク
・超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! #1「超人高校生たちは異世界に来てしまったようです!」
著者リンク
・断罪のイクシード -白き魔女は放課後とともに-(2010/10)
・彼女の恋が放してくれない! 俺たちは手錠で繋がっているだけの健全な友達です。(2012/05)
・落第騎士の英雄譚(GA文庫、2013/07)
・カノジョの妹とキスをした(GA文庫、2020/04)
イラストリンク
・レイヤード・サマー(電撃文庫、2011/01)
・それがるうるの支配魔術 Game1:ルールズ・ルール(スニーカー文庫、2011/04)
・優等生以上、フリョー未満な俺ら。(GA文庫、2011/10)
・恋人にしようと生徒会長そっくりの女の子を錬成してみたら、オレが下僕になっていました(一迅社文庫、2012/08)
・mgmg! 先輩と俺の悩ましき日常(C★NOVELSファンタジア、2012/09)
・一條明日菜の地球連合(ファミ通文庫、2016/05)
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