僕と彼女とカノジョとかのじょ <1>
「選んだ選択肢が間違ってたら?そんなことは考えるな!間違った選択肢なんてない!正しい選択肢もない!ただ、そこには結果があるだけだあ!」
オーバーラップ文庫2013年11月の新刊。約1ヶ月の積み。
初めて買ったものではないけど、オーバーラップ文庫を読むのは初めてだわ。
ファミ通文庫から『ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!』でデビューした田尾さんがオーバーラップ文庫に登場。
帯でいきなりヒロインの名前が誤字られていて吹いた。おいおい、大丈夫か……。
表紙は帯を外すと、ぱんつが見えます。あ、外さなくても帯にもうっすら描かれてるわ。
発売が決定したのが丁度、ファミ通文庫『リーディング・ブラッド』面白いな!と思っていた頃だったので、その勢いで購入。
イラストは主にエロゲのキャラデザをやってるピロ水さん。
神社の息子、社(やしろ)は幼馴染みの少女、黒恵に所有物扱いされる日々を送っていた。
そんなある日、ふとしたことで池に落ちた黒恵から、金恵(かなえ)と銀花という少女が分裂して……。
要は誰でも知っている金の斧銀の斧の逸話を美少女でやっちまおうというお話。そこに都市伝説要素を絡めている感じ。
ヒロインを3人に絞り、好感度ゲージマックスのラブコメということで、サクサクっとラブコメを読みたい人には向いているとは思うが、最初から高感度マックスなのが気になる人にはアレかもしれん。
田尾さんの持ち味か悪い癖か判断に悩むところだが、主人公とヒロインの間に横たわる障害の設定が重いんだよなぁ。
まぁ、だからこそ乗り越えたときのクライマックス感が際立つんだろうけど。俺はもっとゆる~くイチャイチャしてる方が好きなんだよなぁ。
気になるのは女神様が言っている「あのシステム」。まさかとは思うが、『ギャルゲヱ』のフェアリーテールシステムのことなのか……?
黒恵達が薄れていたのも関係崩壊因子の影響に似ているようにも思えるが……。
今作にも主人公の友人として佐藤というクラスメイトが登場している。『D.C.』で言うところの杉並みたいなもんか。
そんなに話に絡んでるくるわけではなさそうだが。
燃:C 萌:A 笑:B 総:A
シリーズリンク
・僕と彼女とカノジョとかのじょ <2>(2014/03)
著者リンク
・ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!(ファミ通文庫、2009/01)
・リーディング・ブラッド 最強の血統(ファミ通文庫、2013/05)
・コンプリート・ノービス01 レベル1の最強剣士(ファンタジア文庫、2013/12)
・虚構戦役の戦導師 英雄部隊覚醒(MF文庫J、2014/12)
・中古でも恋がしたい!(GA文庫、2015/03)
・七星のスバル(ガガガ文庫、2015/08)
・神器繰刻のアイオーン(オーバーラップ文庫、2015/11)
・駿英血統 神馬を継ぐ者(NOVEL 0、2016/10)
・プロデュース・オンライン 棒声優はネトゲで変わりたい。(ファンタジア文庫、2017/02)
・二周目勇者のやり直しライフ ~処刑された勇者(姉)ですが、今度は賢者の弟がいるので余裕です~(電撃の新文芸、2022/11)
イラストリンク
・ハーレムはイヤッ!!(電撃文庫、2010/10)
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