アニメ,電撃文庫

「こいつ等斬って良い?」
「半分殺して良いよ」

アカンアカン。
さて、影胤との共闘で見事プレアデスを撃破した蓮太郎。味方になった蛭子親子、頼もし過ぎるだろ……。

影胤役の小山さんの怪演技も素敵だけど、小比奈役の悠木碧さんもイッちゃってる演技すんだよなぁ。

アジュバントに復帰した蓮太郎を待っていたのは体内侵食率が限界を突破した翠の姿だった。
ガストレア化する前に自ら生命を絶った翠に涙する彰磨役の三木さんもアツい演技で。

そんな彰磨と一時的にコンビを組むことになった朝霞は武士道少女といった感じで。何であんな時代錯誤なキャラに……w

影胤の加入により、5組10人という蓮太郎の理想のアジュバントが完成した。これなら……と意気込む蓮太郎だったけど、以前に恨みを買っていた保脇が罠を仕掛けていて……。

おいおい、なんちゅー引きで最終回に行くんだ……。
エンドカードは『さくら荘のペットな彼女』繋がりで溝口ケージさんか。

燃:A 萌:A 笑:B 総:A+

エピソードリンク
#11「タウルスの心臓、光の槍」
#13「神を目指した者たち」

アニメ,電撃文庫

「絶対、負けない」

順調に勝ち星を上げていく一校。しかし、何者かの妨害工作により摩利が負傷してしまう。
不測の事態に、達也は益々活躍の場を与えられてしまい……。

この達也さんマンセー感な。そんな中、雫がクール可愛いから困る。まぁ一年生美少女トリオはみんな可愛いんですけどね<何なんだ

燃:B+ 萌:A 笑:C+ 総:A

エピソードリンク
第11話「九校戦編Ⅳ」
第13話「九校戦編Ⅵ」

アニメ,電撃文庫

「こんな所で会うとは奇遇だねぇ、里見君?」

今回から原作4巻『復讐するは我にあり』なのか。
モノリスの崩壊によって大量のガストレアが東京エリアへと迫る。

何とかガストレアの撤退まで持ちこたえることは出来たものの、その損害率は凄まじく。
蓮太郎達のアジュバントは別働隊を撃破するために命令を無視して行動したことで解散を命じられてしまう。

1人責任をとるため、延珠達から離れた蓮太郎が再会したのは蛭子親子だった。というわけで影胤の再登場が嬉し過ぎるぜ!ねちっこい喋り方最高や!

仮面の下に隠された素顔は一体……?蓮太郎と同じ顔だなんて、よく理解らんことを言ってたけど……。
エンドカードは『はたらく魔王さま!』繋がりで029さんか。

燃:A- 萌:A 笑:B- 総:A

エピソードリンク
#10「東京エリア防衛戦」
#12「クライシス・ポイント」

コミカライズ,電撃文庫

ブラック・ブレット 04 (電撃コミックスNEXT)
作画:もりのほん 原作:神崎 紫電 キャラクターデザイン:鵜飼 沙樹

「では2年だ!2年以内に木更より妾を好きにしてみせる!覚悟しておけ!」

2014年6月の新刊。
アニメもクライマックスということで、コミカライズも最終巻です。
影胤との決戦がアニメの10倍くらいアツい仕上がりで吹いた。盛り上げ過ぎだろ……。

それぞれのシーンが丁寧に描かれており、感情移入度合いがパナいです。
加えて、蓮太郎を傍らで支える延珠の良い女っぷりがまた。
もう、この演出で映画化してくれよと思っちゃう勢い。

総評

そんな具合でノーマークだったのに、ビックリするくらい出来の良かった電撃文庫原作『ブラック・ブレット』全4巻でした。単行本だけだと足掛け1年1ヶ月。

原作1巻を拡大解釈して再構成しているらしく、単体の漫画として読んでも十分楽しめる出来になっていると思う。

このクオリティで、まだまだ連載を続けてほしかったけど、残念ながらここで終了。
デレたティナが登場するところまで見たかったな……。

アニメもコミカライズも出来が良くて、原作をリアルタイムで読んでない俺がゴミクズ過ぎる件。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
ブラック・ブレット <03>(2013/10)

アニメ,電撃文庫

「もう一度敢えて言おう、お前はアホだ」

いよいよ開幕する九校戦。特にルール説明もされずに、どんどん試合が消化されていく。
うーん、律儀にルール説明をしたらしたでダレそうな気もするけど……。

何だかよく理解らないけど、一校が圧勝してるということだけは理解る。
そんな中、会長のミニスカ姿がけしからん。カメラワークも生脚に寄り気味だしなぁ。

燃:B+ 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第10話「九校戦編Ⅲ」
第12話「九校戦編Ⅴ」

メディアワークス文庫,雑誌,電撃文庫

電撃文庫 MAGAZINE (マガジン) 2014年 07月号 [雑誌]

『ブラック・ブレット』

表紙。えらい黒に偏った色遣いだな……。

『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』

電撃G’sコミックにて連載決定。また次号より集中連載決定。あー、これはアニメ化きますわー。

『カナエの星』

高橋弥七郎さんといとうのいぢさんが再び組んで送る新シリーズ。またバトルものっぽいな。うーん、特に興味は湧かないかな……。

『ソードアート・オンライン』

『マザーズ・ロザリオ』のコミカライズが新連載開始。やっぱりアニメ2期でやるつもりなんだろうか。

『ガールズ・オプス』は新章突入ということで水着回なんだけど、もう少し作画が良ければなぁ……。

『絶対城先輩の妖怪学講座』

B’s-LOG COMICにてコミカライズ決定。ひっそりと人気出てたのか……。

新化宣言!電撃文庫FIGHTINGフェア

代表キャラとして『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』『エロマンガ先生』『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』が登場。前者2つはアニメ化を見据えてるかもしれんけど、まだ時期尚早だろうし、となると次の弾は『ネトゲの嫁』か。

『天使の3P!』もラインナップに入ってるから、いずれくるかな。
気になるのは同時期にアニメ放映した『ゴールデンタイム』と『ストライク・ザ・ブラッド』の内、『ゴールデンタイム』だけが消えている点。
やっぱり『ストブラ』の方は秋に2期発表くるのかしら。

燃:A- 萌:A 笑:A- 総:A

雑誌リンク
電撃文庫MAGAZINE Vol.37(2014年5月号)
・電撃文庫MAGAZINE Vol.39(2014年9月号)

電撃文庫

ソードアート・オンライン (14) アリシゼーション・ユナイティング (電撃文庫)
著:川原 礫 イラスト:abec

『さあ、立って、キリト。僕の、親友……。ぼくの……英雄…………』
「ああ……立つよ。お前のためなら、何度だって」

2014年4月の新刊。約2ヶ月半週間の積み。4ヶ月振りの新刊。本編進行は8ヶ月振りか。『アクセル・ワールド16 -白雪姫の微睡-』からは隔月刊行。
『アリシゼーション』編通算6冊目。

表紙はキリトさんとユージオということで、やだ男臭い構図……。
さて、キリトさんの前に整合騎士として立ちはだかったユージオ。避けられない親友との激突を乗り越え、遂にアドミニストレータと対峙することに。

激戦に次ぐ激戦、逆転に次ぐ逆転で先が全然読めない展開が続く。逆境を乗り越えても乗り越えてもアドミニストレータが次の一手を出してくるんだもんなぁ。

苦難を切り開くのはやっぱりキリトさんの二刀流ということで、お約束とはいえ燃える展開。

遂にシステムコンソールへと辿り着いたキリトさん。現実世界とアクセスをとろうとするが、どうやら向こう側にも危険が迫っているようで。
てっきりアドミニストレータがやらかすんだと思ってたら、後一歩のところで消滅しちゃったしなぁ。一体何が起こっているのか……。

巻数としは結構かかってるんだけど、劇中の時間にしたら学院から連行されてたところか数えても、まだそんなに日数経ってないよな……。
キリトさんとユージオのメンタル頑強過ぎるだろ……。俺なら連行された辺りで気疲れでぶっ倒れてるわ……。

帯によると今回で人界編は完結らしい。次からは舞台を現実世界に移すかと思いきや、未だ脱出ならずだったので、となると次はダークテリトリー編とかなんだろうか。

次は2014年6月に新シリーズ『絶対ナル孤独者 Sect.001 -咀嚼者 The Biter-』、8月に15巻『アリシゼーション・インベーディング』。

燃:A 萌:B+ 笑:C 総:A

シリーズリンク
ソードアート・オンライン013 アリシゼーション・ディバイディング(2013/08)
ソードアート・オンライン プログレッシブ <002>(2013/12)
ソードアート・オンライン015 アリシゼーション・インベーディング(2014/08)

著者リンク
アクセル・ワールド16 -白雪姫の微睡-(2014/02)
絶対ナル孤独者 Sect.001 -咀嚼者 The Biter-(2014/06)

電撃文庫

韻が織り成す召喚魔法 ―バスタ・リリッカーズ― (電撃文庫)
著:真代屋 秀晃(ましろや) イラスト:x6suke

「俺が選挙活動を犠牲にしてまで準備を手伝ってきたのに、何が新喜劇だ!何がマジカルバナナだ!テメェらのドタマかち割って、ストローで脳みそチューチューしたろかコラァッ!」

未知やすえネタとか読者の何割が気付くんだよw
電撃文庫2014年2月の新刊。約4ヶ月1週間の積み。
第20回電撃小説大賞金賞受賞作。応募タイトルは「韻が織り成す召喚魔法」ということでサブタイが追加された形。
帯にはヒャダインさんの推薦文が。先輩作家じゃない人からのコメントってアリなのか。
イラストはファミ通文庫『狂乱家族日記』等でお馴染みx6sukeさんか。

校則の守護神と呼ばれるカタブツ生徒会長、音川真一の前に現れた悪魔の少女マミラダ。彼女と契約してしまった真一は相手と強制的にラップバトルを行う召喚魔法で不良と対決することに……。

このラップで召喚魔法を発動って設定が面白そうだなと思って買いました。
戦闘は全てラップバトルで、使ったリリックによって様々な存在を召喚して激突させていく。
ラップ自体はよくこれだけ考えるなーと思わせるんだけど、文字密度が高くてテンポが悪くないか……?

ノリ重視のストーリーなんだから、ページ毎にがっつり文字を追わせる構成はどうなんだろうか。

加えて好みの問題だけど、x6sukeさんのイラストが微妙というか何というか。マミラダの格好って凄いエロい筈なんだけど、どうにも画風とマッチしていないというか。
まぁ、ガチエロ系のイラストだったら、それはそれで作風と合わないんだろうけども。
達成が難しいとは思うが、メディアミックスのやり方次第では大化けしそうな可能性を秘めてそう。

うーん、これは切りかなと思うんだけど、既に見切り発車で2014年6月発売の2巻『-クレイジー・マネー・ウォーズ』を買っちゃってるんだよな……。

燃:B+ 萌:B+ 笑:B 総:B+

シリーズリンク
韻が織り成す召喚魔法2 -クレイジー・マネー・ウォーズ-(2014/06)

第20回電撃小説大賞リンク
思春期ボーイズ×ガールズ戦争(銀賞、2014/02)
水木しげ子さんと結ばれました(20回記念特別賞、2014/02)

電撃小説大賞金賞リンク
アイドライジング!(第17回、2011/02)
青春ラリアット!!(第17回、2011/02)
あなたの街の都市伝鬼!(第18回、2012/02)
明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。(第19回、2013/02)
運命に愛されてごめんなさい。(第21回、2015/02)
豚のレバーは加熱しろ(第26回、2020/03)

電撃文庫

水木しげ子さんと結ばれました (電撃文庫)
著:真坂 マサル イラスト:生煮え

「呪うなら自分を呪いなさいな」

電撃文庫2014年2月の新刊。約4ヶ月1週間の積み。
第20回電撃小説大賞20回記念特別賞受賞作。応募タイトルそのまま。
イラストはファミ通文庫『サイコメ』の挿絵を描いてる生煮えさんか。

タイトルと粗筋で買ったような気がする。
帯の推薦文は入間人間さんが担当なんだけど、相変わらずイラッとする発言するなw

さて、運命の赤い糸を見ることが出来る主人公、楠見朝生は転校先の学校で、不気味な少女、水木しげ子さんと出会う。
彼女と関わる内、朝生は不可思議な事件に巻き込まれていく……。

ジャンルとしてはサイコホラーミステリーな連作短編集……なのかな……。ファミ通文庫『B.A.D.』とかを思い出したけど、こっちは不思議要素は運命の赤い糸くらいで後は一応現実で説明の出来る事件になっているか。

でも、電撃文庫ファンなら『断章のグリム』で調教されてるから、この程度のホラー具合ではビクともしないでのは……。

うーむ、しげ子さんは怖可愛い系なのかとは思うんだけど、今一つ俺の琴線には触れなくてなぁ。

次は2014年6月に2巻。既に見切り発車で買っちゃってるから読まざるを得ないよ!やったー!

燃:C 萌:B+ 笑:B- 総:A-

シリーズリンク
水木しげ子さんと結ばれました <2>(2014/06)

第20回電撃小説大賞リンク
韻が織り成す召喚魔法 -バスタ・リリッカーズ-(金賞、2014/02)
・思春期ボーイズ×ガールズ戦争(銀賞、2014/02)

電撃文庫

男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 (3) ―Time to Pray― (電撃文庫)
著:時雨沢 恵一 イラスト:黒星 紅白

「まるで、作家みたいね」
「作家ですから」

2014年6月の新刊。約5日の積み。3ヶ月振りの新刊。
カバー裏はやはり「ヴァイス・ヴァーサ」の表紙となっている。

さて、教室で「ヴァイス・ヴァーサ」の一部を朗読してしまい、クラスメイトでファンでもある佐竹さんと急接近することになる主人公。
似鳥さんとラブコメ展開だいやっほぉぉおおおおおお!と思いきや、話の焦点は主人公の歪んだ死生観へと繋がっていく。

え、何これ怖い。これ、今回っきりの話なのかなぁ。それとも今後の鬱展開に繋がっていくのかしら。
どんどん売れ線から外れていくなw

展開の都合上、今回はラノベ作家の仕事内容みたいな話は控えめ。まぁ、前巻で大まかな話は大体終わっちゃってるか。
現行シリーズが完全に終わらない内に新シリーズを始めるって作戦は最近特に多いよなぁ。

一方、徐々に明らかになっていく「ヴァイス・ヴァーサ」のストーリー。おいおい、面白そうじゃねぇか……。
その内、単品で文庫化しねぇかな。

燃:B+ 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。Ⅱ -Time to Play-〈下〉(2014/03)