著:五十嵐 雄策 イラスト:翠燕
「見た目は軽く見えたとしても、そこにある想いは本物だ……!キラキラ光る奈央の心が奈央の心が結実した宝石だ……!だからこそそれには価値があるし、唯一無二の奈央だけができることなんだ……それからしたら、表紙でパンツが見えてるくらい、何が悪い……!!」
2014年5月の新刊。約1日の積み。4ヶ月振りの新刊。
さて、電撃小説大賞受賞には至らなかったものの、何と拾い上げでデビューすることが決まった奈央。
益々執筆作業に力が入るが、そこに電撃文庫MAGAZINE賞を受賞した女子高生作家、久遠寺三月が現れて……。
この三月、電撃文庫MAGAZINE賞という賞の中では微妙な枠に収まってしまったことにコンプレックスを抱いているようだが、これ、五十嵐さん自身の体験談なんじゃ……。
三月は本文に描写が一切無いにも関わらずしまぱん装備である。奈央も1巻でやはりしまぱんであった。
翠燕さん、しまぱん好きなのかな……。
奈央が書き上げた『幸せ二世帯同居計画』って、五十嵐さんが第4回電撃hp短編小説賞最優秀賞を受賞した短編のタイトルそのままなのか!
現実には電撃hp掲載止まりだったみたいだけど、文庫化したかったんだろうな。
劇中では電撃文庫のイチオシシリーズとして『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』と『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』が挙げられている。前者は判り切ってたけど、後者もガチなんだな……。
こりゃアニメ化ワンチャンあるで……。
『エロマンガ先生』2巻だけじゃなくて、こちらにも『Hyper Hybrid Organization』の続きを望むと書かれていて吹いた。どんだけ待ち望まれてんだよw
渉が城ヶ崎家にお泊まりする下りは実にハートフルでなぁ。俺、ベッタベタでもこういうハートフルな話、大好きなんだよなぁ。
10のメソッドも全て出てしまったし、流石にこれの続きを期待するのは難しいかな……。
なら何でわざわざライバルキャラ出したんだって話だよな……。渉とは絡んだけど、肝心の奈央との絡みって出会いのシーンくらいしかないし。
サブヒロインでも出さないと2冊目が出せるほどのボリュームが出来なかったのかしら……。
頼む!せめて後1冊くらい読ませてくれ!
燃:B+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A
シリーズリンク
・城ヶ崎奈央の電撃文庫作家になるための10のメソッド(2014/01)