アニメ,電撃文庫

「面白ぇ。とことん耐えてやろうじゃねぇか」

『転』の終了から3ヶ月、いよいよ完結編がスタート。勿論OP映像の構成は従来のフォーマットを踏襲してるんだけど、出だし格好良いな!
しれっと深雪の痛車が復活していて草。

さて、池袋を覆う混沌とした空気。それぞれの思惑が蠢く中、森羅の家にはセルティを中心として様々な事件に関わる人物達が集いつつあった。
波江さんは最早、誠二好き好きオーラを隠そうともしないんだなw

結構ヤバい状況だと思うんだけど、ここでまさかのラブコメ展開である。その中心がデュラハンってのが何ともイカレてるけど。
EDもやはり従来のフォーマット通り。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
デュラララ!!×2 転 第24話「蛇の道は蛇」

エピソードリンク
第26話「猫の首に鈴」

GA文庫

姉(かのじょ)と妹(カノジョ)の下着事情。 (GA文庫)
著:柚本 悠斗 イラスト:けけもつ

「少女から思春期を経て、大人の女性になるその移り変わり。心の持ちようだけでなく、大きく成長する胸のように、女性は変わっていくんだろうね。紫陽花のように変わろうとするみんなは、美しかった」

よくもだましたアアアアア!!

だましてくれたなアアアアアア!!

GA文庫2015年9月の新刊。約3ヶ月3週間半の積み。第7回GA文庫大賞奨励賞受賞作品。
タイトルは「かのじょとカノジョのしたぎじじょう。」と読みます。このタイトルでスルーなんて出来るわけないじゃないですか。
応募タイトルは「姉妹と幼馴染の下着事情。」

自分の作ったブラジャーで世界中の女性の胸を守ることが夢の主人公、創真彰人(そうま・あきと)はある日、服部呉服店の美人三姉妹との縁から永久就職を勧められる。何やら三姉妹の間には複雑な事情があるようで……。

おい、姉って彰人の姉のことじゃねーのかよ!くそっ、またタイトルに騙された!これじゃただの年上ヒロインじゃねーか!いや、年上ヒロインの出番自体少ない上に可愛くないけど!
一応、彰人には姉がいるんだけど、大して出番無いのよね……。

そもそもこんなタイトルをつけておいて、実際の内容はひたむきに夢を追いかける真っ当な青春小説じゃねーか。
青春部分とギャグが相殺する勿体無い構成になってる感じがするなぁ。どっちかに突き抜けられたら良かったんだけど……。

うーん、これなら続きはいいかなーと思ったけど、既に2巻予約済みだったよ!やったー!
次は2016年1月に2巻。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
姉と妹の下着事情。 <2>(2016/01)

GA文庫大賞奨励賞リンク
魔法の材料ございます ドーク魔法材店三代目仕入苦労譚(第1回前期、2009/08)
ゆうれいなんか見えない!(第1回後期、2010/04)
ふぁみまっ!(第2回前期、2010/04)
かんなぎ家へようこそ!(第2回後期、2010/10)
あやかしマニアックス!(第3回前期、2011/10)
優等生以上、フリョー未満な俺ら。(第3回後期、2011/10)
神託学園の超越者(第5回後期、2013/11)
魔王と姫と叡智の書(第5回後期、2013/12)
異世界ラ皇の探求者 01.精霊王女はツルツルです!(第6回後期、2015/01)
【配信中】女神チャンネル!え、これ売名ですの!?(第11回、2019/01)

 

GA文庫

聖剣使いの禁呪詠唱《ワールドブレイク》11 (GA文庫)
著:あわむら 赤光 イラスト:refeia

「インスピレーションどっばどばキトゥアァァァァァァァァァァァァァァァ!」

2015年2月の新刊。約4ヶ月2週間の積み。連続刊行。
ドラマCDは特に興味なかったので通常版をチョイス。まぁ、僕がシリーズ自体に興味を持った時点で購入可能な状態だったのか知らんけど。

さて、アメリカ支部からの要請で現地に出現した魔神級討伐に赴く諸葉。旅のお供は勿論ソフィア先輩。
更にはアメリカ支部から熱烈な勧誘を受けることになって……。

こんな展開ってことは表紙は勿論ソフィア先輩……かと思いきや、見たことない美少女だったでござる。
この人が何を隠そう、最後の六頭領アーリン・ハイバリー。以前の六頭会議に音声だけ参加していたときと大分イメージが違うな。

雷帝、シャルルと化け物クラスの奴が続いた後に出て来たから、今一つ凄さが伝わってこないよな……。いや、技術方面に凄くて《救世主》達の戦いへの貢献度が半端無いことは理解るんだけど、インパクトが薄いというか……。

今回、諸葉が共に戦うのはソフィア先輩を始めとしたアメリカ支部の人達なんだけど、仲間は新キャラが多く、敵もここ数巻の相手からはスケールダウンして魔神級1体と、盛り上がりに欠けるかなぁ。

そして諸葉不在のこのタイミングで亜鐘学園のある街に現れた六翼会議のレナード。諸葉と同じ太極に見える力とは一体……。《螢惑》ってわけじゃないのかな。

ところで公式ゲームアプリのチラシが挟まっていて思いだしたんだけど、これ、開発頓挫したっぽいな。今、公式サイト見に行ったけど未だに鋭意開発中になっとるw
流石に今からリリースされたりしないだろうしな……。「思い━━━━出した!」とか言って再動したら大草原不可避なんだけども。

次は2015年6月に12巻、8月に13巻、10月に14巻、2月に15巻。

燃:A- 萌:A- 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
聖剣使いの禁呪詠唱 <10>(2015/01)
聖剣使いの禁呪詠唱 <12>(2015/06)

MF文庫J,アニメ

「リースフェルトは綾斗を独り占めしてズルい」

原作2巻『銀綺覚醒』編に突入。
アバンでは各学校の生徒会長が一同に集まる会議の様子が。どいつもこいつも一癖も二癖もありそうな。

道に迷っていた紗夜をついでとはいえ案内してあげるとかレスターさんが普通に良い奴で困る。

前回の事件を公にしない代わりにアルルカント・アカデミーの技術提供を受けることになった星導館学園。
アルルカントからマッドサイエンティスト、エルネスタがやって来るが、この人、剥き出しの肩とおっぱいがエロいな……。一見、天真爛漫な感じがまた一層エロさを際立てるというか……。

そして今回のエピソードの目玉、星導館序列1位の少女、疾風迅雷こと刀藤綺凛(とうどう・きりん)が登場。
ロリ巨乳、黒ストに加えて、声もロリっぽくて、これはあざといですわー。

ユリスに手の内をバラさないように迂闊に決闘などするなと言われた矢先に、初対面の綺凛を庇って決闘することになっちゃう綾斗ェ……。

燃:A 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第4話「解き放たれし者」
第6話「素顔の少女」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「うさぎにだって牙はあるんですのよ!」

サブタイ良いな。
さて、攫われたうさぎを救うため、学園を狙う陰謀を阻止するため動き出す35小隊。
あれ、何だかストーリー展開が雑じゃないか?え、そこでシーン切り替わる?みたいな展開の連続で。

タケルの魔女狩り化がCGじゃなくなってたけど、手描きの方が楽ってわけじゃないよな……。どういう理屈だ……。
戦うのかと思いきや、シーンが戻ってきたら戦闘終わっていたでござる。アルェー?

とか思って、ネットの感想調べたら、2話、4話より面白かったって感想で愕然としてる……。どうなってんだ俺の感性……。

燃:B+ 萌:A- 笑:C 総:A-

エピソードリンク
第5話「魔女狩り祭」
第7話「裏切者」

GA文庫

深山さんちのベルテイン 3 (GA文庫)
著:逢空 万太 イラスト:七

「さすが水族館であります……思い出と恋と海のコンボが盛りだくさんであります、盛りだくさんでありますよ……」

シャシャシャウタ!シャシャシャウタ!
2014年2月の新刊。約1年10ヶ月2週間半の積み。2年8ヶ月振りの新刊。『ヴァルキリーワークス』3巻からは連続刊行。

2巻の感想の時点で次を買わない流れになっていた筈だったんだけど、何で買うことにしたんだっけか。
他のシリーズは買ってるのに、これだけ買わないのが気持ち悪いと思ったんだったかな……。

今回もハートフル連作短編集。琥太郎を好きな人多過ぎだろ……。そんな中でも年上のお姉さん勢に頑張って欲しいですねー。オルテンシアさんとか、もっと出番多くても良かったのに。
『ガンダムX』かるたは凄い楽しそう。読み手は感情を込めて言うようにしたい。

普通に次巻へ続くような終わり方をしているけど、後書きの感じからすると、これで打ち切りっぽい。
七さんが紹介文で「四巻出たら神様を信じる」って言ってるのはそういうことか。

そもそもこの3巻自体、売り上げに旨みが無いけど出せたというシロモノだそうで。あれか、3ヶ月連続刊行として売り出せるなら書かせてあげるって条件だったんだろうか。

真仮面ライダー序章くらい頑張るって終わりって意味じゃねーかw
ただ、打ち切り完結にしていないのは逢空さん自身には続きを書くつもりがあるからなんだろうな。

総評

そんなわけで『ニャル子さん』のノリを少し残しつつもハートフルなコメディ『深山さんちのベルテイン』全3巻でした。足掛け3年2ヶ月。
やっぱり逢空さんはがっつりパロディをやっていた方が良いということなのか。

主人公に男の娘を据えるというのが難しかったのではなかろうか。琥太郎は脇役として配置されていたら凄く輝いたんではないかと思うんだけども。

後はもう少しLOVEに寄せていれば……。コンサバフォームのベルさんのキャラが今一つだったというのがなぁ……。

次は2014年3月に『ニャル子さん』12巻、6月に『ヴァルキリーワークス』4巻、2015年2月に新作『勇者が魔王を倒してくれない。』、10月に新シリーズ『出番ですよ!カグヤさま』、2016年1月にその2巻。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A-

シリーズリンク
深山さんちのベルテイン <2>(2011/06)

著者リンク
ヴァルキリーワークス <3>(2014/01)
這いよれ!ニャル子さん <12>(通常版)(2014/03)

MF文庫J,アニメ

「そんなユリスのことは誰が守ってくれるのさ」

原作1巻クライマックス。
襲撃者の呼び出しに単身応じたユリスだったが、数にものを言わせた敵に大苦戦。ユリスが好きで仕方ないレスターさんもやって来るが……。
あれ、レスターさん、結構良い奴じゃね……?

ユリスのピンチに颯爽と駆け付けて無双開始する綾斗。格好良くて盛り上がるシーンの筈なんだけど、何だろう、このピンとこない感じ。
作画クオリティも高い筈なのに戦闘が微妙というか。ついこの間、『落第騎士の英雄譚』4話を視たから余計にそう思ってしまうのか。

EDは本編が食い込む特殊なものに。
そしてスパイだったサイラスを制裁するクローディア怖過ぎワロリン
ただの賑やかしかと思われていた綾斗のルームメイト、英士郎も《影星》とかいう組織に所属していて、重要キャラっぽいな。

あれ、レスターさん、最後存在を忘れられてないか……?w
次回予告はずっとクローディアなのかな。

燃:A- 萌:A 笑:C 総:A

エピソードリンク
第3話「二人の休日」
第5話「疾風迅雷」

ラノベ関連本,電撃文庫

水着ふぇすてぃばる

「直葉を巨乳にして本当によかった」

今回の海賊本のテーマは水着。既にぱんつとかいうイカレたテーマで何回かやっているので、あまり凄く思えないから困るw
ってか今まで水着ってテーマが無かったのが不思議。

表紙は『ソードアート・オンライン』なんだけど、まさかのアスナ不在という。どういうメンバーなんだと思ったら、MORE-DEBANチームかよw

いつも通り、イラストだけの作品と書き下ろしSS付きの作品が。
何故『絶対ナル孤独者』はユミコさんじゃないのか……。

またフェア用に描き下ろされた人気シリーズのヒロインの水着イラストの限界突破バージョンも一部掲載。
『青春ブタ野郎』の麻衣さんが控えめだったのは限界突破バージョンがあったからだったのか……。

いやしかし、読んでいるシリーズだけチェックしようと思ったら、全然無くて電撃文庫離れが進んでいることを実感したわ……。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
電撃文庫公式海賊本 電撃VS
電撃文庫公式海賊本 電撃すぷらっしゅ!

電撃文庫

課外活動サバイバルメソッド (2) (電撃文庫)
著:水瀬 葉月 イラスト:悠久ポン酢

「あのとき君がしてくれたように。今も君が、私を閉ざしていた世界の殻を被ってくれた。何も変わらない。だから今もまた、私は救われて……」
「恋に落ちるのさ」

2015年7月の新刊。約5ヶ月2週間半の積み。半年振りの新刊。やっぱり群像劇は書くのに時間がかかるのかしら。

さて、復讐を果たした(と思っている)幸也達は生徒達が共同生活を送る《園》へ辿り着く。一見、穏やかな時間が流れているように思われた《園》だが、実はその主、蘭乱爛崎桜子(らんらんらんざき)の欲望が渦巻いていて……。

まさか今になって蘭乱爛崎の姓を目にすることになろうとは……。この姓は水瀬さんが10年前くらいにやっていた『ぼくと魔女式アポカリプス』というシリーズで登場してたんだよな。あのときもイカレたキャラだった気がする。

これがきっかけで本シリーズも買ったんだけど、後書きによると、フィーリングで付けただけで特にシリーズ間の繋がりは無さそうですね。

とはいえイカレ具合はあちらの蘭乱爛崎に負けず劣らずといった感じで、開始早々からトップギアである。

新キャラの1人、創詩(そうし)は良い奴なんだけど、どう転ぶか分からない爆弾を抱えているのが不安だよな。散々活躍したと思ったら、最後の最後で怒涛の突き落としだったからなぁ。
最後まで心を壊さずにいけるだろうか……。

1巻の生存者全員が登場するわけでなく、一部はお休み。最悪のタイミングで現れそうで怖いよな……。
次は2016年1月に3巻。

燃:B 萌:A- 笑:C 総:A+

シリーズリンク
課外活動サバイバルメソッド(2015/01)
課外活動サバイバルメソッド <3>(2016/01)

アニメ,GA文庫

「あたしの大好きな騎士を馬鹿にするな━━━━━━━━!!」

原作1巻クライマックスということでOPカットでスタート。
一見、普段通りに振る舞っているように見える一輝だったが、桐原との戦いを前に緊張する一方で……。
桐原のキャストは松岡禎丞さん。この人、クズの役をやるとホント輝くよなw

全てを見透かしているかのようなアリスの言動だけど、ほんとに同学年かよ……。一々振る舞いが大人過ぎるだろ……。まさか裏切ったりしないだろうな。

緊張するあまり、本来の実力を出せない一輝は桐原にいいように攻撃される。挙げ句には会場から響く「落第騎士(ワーストワン)」コール。
それを打ち払ったのはステラの一喝だった。ここ、凄いアツいシーンなんだけど。原作ではフォントがデカくなってたりするんだろうか。

再び立ち上がった一輝。ここからの戦闘作画の張り切り方が尋常じゃない。どうしたSILVER LINK.……ってビビる。NEXUSの力なのかな。
OPが流れたら完璧だったんだけどな……。

燃:A+ 萌:A 笑:C 総:A+

エピソードリンク
第3話「落第騎士 Ⅲ」
第5話「皇女の体験」