角川スニーカー文庫

レイセン File5:キリングマシーンVS. (角川スニーカー文庫)

著:林 トモアキ イラスト:上田 夢人

「こんなに苦しいなのなら!痛いのなら!女子力など、いらぬっ……!総帥に女子力などいらぬ!!」

2012年9月の新刊。約1年7ヶ月2週間半の積み。8ヶ月振りの新刊。『ミスマルカ』Ⅹ巻からは4ヶ月振り。

さて、マックルやフォース達と一緒にバーベキューを楽しむヒデオ達。だが、そこへ謎のシスターが襲い掛かってくる。
同時にフォースのナイトと美野里は仲間達との間にあった深い断絶に気付いてしまい……。

ぼちぼち山場を迎えつつあるようで、シリアス展開突入か。
ただ、今回は最初と最後にSpecialCaseとして本筋と全然関係無いギャグ短編が入ってるんだけど、雑誌連載をまとめるという形式でなくなった以上、わざわざ本筋と完全に切り離す必要無くね?
いや、もしかしたらwebか何かに掲載されたのかもしれんが。

しかし、何故触手に挿絵が無いのかと小一時間(ry
ぼちぼち新シリーズに向けての布石も用意してるらしいけど、どの辺がそうなのか全然判らんw

次は2012年12月に『ミスマルカ興国物語エックス』、2013年3月に『レイセン File6:三人きりのフォース』、2014年1月に『ミスマルカ』ⅩⅠ巻、2014年4月に新シリーズ『現役プロ美少女ライトノベル作家が教える! ライトノベルを読むのは楽しいけど、書いてみるともっと楽しいかもよ!?』。

燃:B 萌:A- 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
レイセン File4:サマーウォー(2012/01)
レイセン File6:三人きりのフォース(2013/03)

世界観リンク
ミスマルカ興国物語Ⅹ(2012/05)
ミスマルカ興国物語エックス(2012/12)

アニメ,電撃文庫

「絶望したまえ諸君。滅亡の日は近い」

政府によって集められた高ランクの民警達。イニシエーターは幼い女の子ばっかりということで、ようじょ!ようじょ!
と思って喜んでいたら、蛭子影胤の乱入で一触即発

小山力也さん怪演過ぎるな……。全然勝てる気がしない。
っべー、影胤が出てるシーンってだけで面白いわ……。

ところで延珠のお気に入りのアニメ「天誅ガールズ」は専用曲がある上、登場人物のデザインは藤真拓哉さんが担当しているらしい。どういう繋がりなんだ……。

ED初見。ずっと延珠のターン。木更さん出てなくね……?

燃:A 萌:A 笑:B- 総:A+

エピソードリンク
#01「最後の希望」
#03「運命の子供たち」

電撃文庫

魔法科高校の劣等生 (11) 来訪者編(下) (電撃文庫)
著:佐島 勤 イラスト:石田 可奈

『血縁が邪魔になるのは、そういうコトをする時だけだよ。一緒にいるだけで満足なら、血のつながりは障碍にならない』

2013年8月の新刊。約8ヶ月1週間の積み。隔月刊行。
さて、遂に『来訪者編』完結巻にして一年度の部ラストです。かれこれ11冊も出てるんだな……。

『吸血鬼』を巡る様々な思惑はやがて収束していく。その流れの中には勿論、達也やリーナも含まれていて……。

今後のエピソードでもリーナが登場しそうな振りだったけど、相変わらず全然強そうに見えない……。
はっきりと強いと明記されてるんだけど、相対する達也がずっと冷静だから、全く強敵と思えないんだよな。

一応、お話に決着はついてるんだけど、え、何、ガチで人外との戦いが始まっちゃったりするの……?

次は2013年10月に12巻『ダブルセブン編』、2014年4月に13巻『スティープルチェース編』、7月に新シリーズ『ドウルマスターズ』。

燃:B+ 萌:A 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
魔法科高校の劣等生⑩ 来訪者編〈中〉(2013/06)
魔法科高校の劣等生⑫ ダブルセブン編(2013/10)

MF文庫J,コミカライズ

緋弾のアリアAA(6) (ヤングガンガンコミックス)
原作:赤松 中学 キャラクターデザイン:こぶいち 漫画:橘 書画子

「武偵高は正しい力の使い方を学ぶ所なんだよ」

2013年8月の新刊。
表紙は桜か。桜可愛いよ桜。婦警さんの格好で出るかと思ったら、普通に武偵高の制服なんだな。

さて、間宮の一族の光と闇。あかりとひかり、対決へ。攻撃を喰らうと、綺麗に下着を残して服が吹き飛ぶ演出に吹いた。
何でみんな真顔で戦ってんだw

かかか勘違いしないでよね、不自然さを指摘してるだけであって、裸が見たかったとか全然そんなんじゃないんだから!

それにしても、こっちに登場するアリアの最強キャラ感は異常。

燃:A- 萌:A 笑:B- 総:A

シリーズリンク
緋弾のアリアAA <Ⅴ>(2012/12)
緋弾のアリアAA <Ⅶ>(2013/12)

MF文庫J,コミカライズ

緋弾のアリア 8 (アライブコミックス)
作画:こよか よしの 原作:赤松 中学 キャラクター原案:こぶいち

(━━━━逃げる?)
(そんなの……ヒステリアモードでなくてもできねえよ!)

2013年8月の新刊。
表紙は理子。まだ表紙に出たこと無かったんだな。
さて、原作3巻、いよいよ佳境へ。あれ、結構面白いぞ……?新鮮な気持ちで読んでる俺だけど、原作とアニメの記憶どこいった……。いや、全く憶えてないわけではないんだけど。

やっぱりピンチのヒロインを救うために強大な敵に立ち向かう主人公ってのは王道の良さがあるなぁ。

ただ、ブラドのデザインはどうにかならんかったのか……。あんまり強敵って感じのデザインじゃないよな……。

燃:A 萌:A 笑:B- 総:A

シリーズリンク
緋弾のアリア <Ⅶ>(2012/12)
緋弾のアリア <Ⅸ>(2013/12)

MF文庫J,アニメ

「全ては定められた運命なんだ」

( ゜д゜)

五十島さんを取り戻すため、激突する武と月光。あの手この手で武を翻弄する月光だったけど、武を守ろうとする五十島さんをうっかり刺してしまい大変なことに。
月光のゲスっぷり超輝いてる!シャイニー!

五十島さんの鼻血が吹き出る演出は必要だったのだろうか……。
戦闘でまさかのOPが流れて吹いた。いや、内容がアレなので、OPが流れても誤魔化せないというか……。

あれよあれよという間に決着の爆発で、武は何故か過去へと跳ばされてしまう。そこはゴーストトレイラーの主要メンバーがすばる魔法学院に通っていた時代。
何故か、その中には月光も混じっていて……。

行方不明となった武を案じる六と五十島さん……というところで終了。
えっ。普通に続いた……だと……?

最終回が凄いとは聞いていたけど、予想の斜め上をいかれたぜ……。そもそも終わらないとはな……。かといって2期の告知があるわけでもなし。

和馬が七瀬母のことを母さんと読んだり、五十島さんのスク水写真を持っていたのはどういうことなのか……。
もしかしてタイムワープ要素も絡んでくるのか……?

てっきり原作通りにやってブツ切りなんだとばかり思っていたら、アニメオリジナル展開だと……?

総評

ってなわけで、運命を嗤うMF文庫J原作『魔法戦争』全12話でした。運命とか以前にアニメの出来が嗤われてるじゃねーか!
おかしいなぁ、世界観は面白そうだったのになぁ。

しかし五十島さんがやたら可愛かったのでボロカス言い難いという部分もある。いっそ五十島さんのPVにすれば良かった(ぉ

燃:B+ 萌:A 笑:A- 総:B+

エピソードリンク
11話「ペンドラゴンの決戦」

GA文庫

魔王と姫と叡智の書 (GA文庫)
著:霜野 おつかい イラスト:Syroh(しろ~)

「あ、じゃあフタナリ調教ものとかどうですか?フタナリ美少女が拉致監禁されて調教の末の快楽漬け」
「フタナリは人を選びますわ。もっとこう、広く一般に受け入れられる題材を使いませんと。触手とか、オークによる凌辱とか、スライム姦とか」

スライム姦だと!?ガタッ
GA文庫2013年12月の新刊。約3ヶ月2週間半の積み。第5回GA文庫大賞後期奨励賞受賞作品。応募タイトルは「魔王と姫と卑猥図書」。
粗筋が気になって購入。

この応募タイトルを「叡智」を「えっち」と読むことで置き換えたのは上手いと言わざるを得ない。
背表紙を見ただけでは普通のファンタジーラノベタイトルにしか見えない……って書こうとして背表紙見たら「叡智」にだけルビ振ってあんのかよ、駄目じゃねーかw

さて、舞台はファンタジー世界。と思って、表紙をめくったらいきなりミサワが「ッターン!」で吹いた。
魔王らしい振舞いが苦手な魔王ディーはある日、側近が攫ってきたお姫様アンジェと出会う。
一見、清楚可憐なアンジェだったけど、エロ同人を作るのが夢というとんだ変わり種な女の子で……。

アンジェ姫はすんごい下ネタを言うんだけど、お話の内容としてはそうそうサービスシーンがあるわけではない。
登場人物紹介に触手が居たから期待したのになぁ。アンジェ姫、可愛いから勿体無い……。

どっちかというと、ドギツい下ネタとハートフルな展開の落差で面白さを感じさせるタイプか。
それはそれでアリだと思う。しかし、触手の活躍が無かったのは惜しい<どっちなんだ
次は2014年4月に2巻。

燃:C 萌:A 笑:A 総:A

シリーズリンク
魔王と姫と叡智の書 <2>(2014/04)

著者リンク
元勇者、印税生活はじめました。 ~担当編集はかつての宿敵~(GA文庫、2017/06)

第5回GA文庫大賞リンク
装甲少女はお好きですか? そうです!フォルムとか最高です!(前期優秀賞、2013/05)
神託学園の超越者(後期奨励賞、2013/11)

GA文庫大賞奨励賞リンク
魔法の材料ございます ドーク魔法材店三代目仕入苦労譚(第1回前期、2009/08)
ゆうれいなんか見えない!(第1回後期、2010/04)
ふぁみまっ!(第2回前期、2010/04)
かんなぎ家へようこそ!(第2回後期、2010/10)
優等生以上、フリョー未満な俺ら。(第3回後期、2011/10)
異世界ラ皇の探求者 01.精霊王女はツルツルです!(第6回後期、2015/01)
姉と妹の下着事情。(第7回後期、2015/09)
【配信中】女神チャンネル!え、これ売名ですの!?(第11回、2019/01)

MF文庫J

緋弾のアリアXV (MF文庫J)
著:赤松 中学 イラスト:こぶいち

「ジャンヌ。君がもし重荷を背負う事に疲れたなら……ためらわず、俺に分けていいよ」
「━━『女の荷物を持つのは男の義務であり名誉』、なんだろう?」

やだ、イケメン……。
2013年8月の新刊。約7ヶ月3週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙はこのタイミングで孫か。でも出番全然無いよ!相変わらず表紙に抜擢されるタイミングがよく理解らない……。
サブタイは「コンステラシオン」と読みます。

さて、香港編が終わったと思ったら速攻、ドイツの『魔女連隊』の奇襲を受けるキンジ達ということで、気の休まる暇が無い。

以前にキンジが一般高に通っていた頃に関わった萌と菊代が案の定、武偵高へ転入してきましたね。
正直ヒロインが増え過ぎて、今後まともに活躍の機会があるのか判らんけども。

様々な勢力の思惑に絡め取られていくキンジ。その結果、一時的にキンジはジャンヌのチームの修学旅行の補講に付き合うことに。
また、美少女だらけのチームじゃねーかw

ジャンヌのチームということはつまり中空知さんが居るということで。やった!中空知さんと一緒に行動出来る!これで勝つる!と思っていたら、中空知さん達他のチームメンバーは極東戦役には関係無いからということで、別行動だったでござる。どういうことなの……。
しかし、ちゃっかり単独で挿絵に登場するなんて、流石俺達の中空知さんやで!

すると、今度は残ったジャンヌが凄い勢いでヒロイン力を発揮してきた件。仲間になってからというもの、じわーっと扱いの良かった彼女だけど、ここにきて一気に最前線に出て来た感じですね。
これはグッとくる。

そしてキンジの前に姿を現す謎の男━━《妖刕》。うぉぉおおおおおおお、『アリスベル』にはアリアが現れ、こちらには静刃が乱入してくるのか!

後書きによると『アリスベル』の方で、未来のキンジが静刃にやり返しに行くらしいし、『アリア』の未来に『アリスベル』があるってことかしら。

にしても相変わらず引きがえげつない。ってか、段々どっちも読んでることが前提になりつつある気が……。いや、その方が面白くて好きですけど。
次は2013年12月にⅩⅥ巻『星の砦の人狼』、2014年4月にⅩⅦ巻『緋弾の叙唱』。

燃:A- 萌:A+ 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
緋弾のアリアⅩⅣ 招かれざる海霧(2013/04)
緋弾のアリアⅩⅥ 星の砦の人狼(2013/12)

世界観リンク
やがて魔剱のアリスベルⅢ 熾る不死鳥(電撃文庫、2013/05)
やがて魔剱のアリスベル ヒロインズ・アソート(電撃文庫、2013/09)

アニメ,電撃文庫

「今暴走しなくてどうすんだよぉぉぉおおお!!

さて、本来の記憶を取り戻し、実家へと帰ってきた万里。リンダも居る日常を取り戻すが、そこへ香子が現れて……。

結局、万里は新しい記憶を取り戻すことに。また、本来の万里は消えたってことなの?香子にとってはハッピーエンドなんだろうけど、万里の家族やリンダからしたらどうなの?ってオチにも見えるが。

過去の万里とリンダが抱き合うシーンって時空どうなってんだよ、ねじ曲がってんのかw

ここにきて二次元君がアツい。最後の最後で大活躍じゃないか。
初めて彼の二次元っぽさを見た気がするw
イマイチすっきりしない部分もあるけど、最後に前期OPを流されると、凄ぇ良いエンディングに思えてくるから困るw

最後の提供バックは駒都え~じさんの描き下ろしなんだけど、何故万里と香子の他に万里母まで居るのかw

総評

そんなわけで完璧なシナリオを描く電撃文庫原作『ゴールデンタイム』全24話、これにて終了。

うーむ、『とらドラ!』のときほど盛り上がらなかったな。やっぱり大学が舞台だったこと、ドラマ寄りの内容だったことがマイナスだったのかなぁ。
ヒロイン像が妙にリアルっぽかったのも問題だったのかもしれん。というか、香子がエキセントリック過ぎたか。

アレか。『とらドラ!』の出来が神懸かり過ぎていただけかもしれん。あれと比べるのは酷か。

それはそうと、一番可愛いのはしーちゃん。異論は認める。
すっかり忘れた頃にドラマ化決定!とか言い出しそうw

燃:A 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第23話「ラストスマイル」

HJ文庫

前略。ねこと天使と同居はじめました。四匹目 (HJ文庫)
著:緋月 薙 イラスト:明星 かがよ

「ノーパン美少年が居ると聞いてやって来ました!」

2011年9月の新刊。約2年7ヶ月2週間の積み。3ヶ月振りの新刊。
HAHAHA、積み過ぎて本が変色してやがったぜ!
帯を外すと綾人が登場。

さて、今回は人化出来るようになったにゃんこ達に変身術をより深く教えるために京都から化狐の女の子、久遠がやって来る。
久遠はテレパシーで綾人と通じ、悟と澪に負けず劣らずのイチャイチャぶりを見せるようになって……。

あれ、口絵が2ページしかないぞ?同時期に明星さんがイラストを担当したガガガ文庫『最弱の支配者、とか。』も確か全然イラストが無かったんだよな。
既にこの本の時点で兆候はあったってことか……。

内容的にはいつも通りイチャイチャ。ギャグはやっぱり必殺技文字離し配置が炸裂していないときの方が面白いな。

にゃんこ達が人化出来るようになったことでショタにも対応出来るようになったと考えるとアレ。

次は2012年2月に5巻、6月に6巻、2013年12月に新シリーズ『勇者と魔王のバトルはリビングで』1巻、2014年4月に2巻。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
前略。ねこと天使と同居はじめました。 三匹目(2011/06)
前略。ねこと天使と同居はじめました。 五匹目(2012/02)