「なぁに、初歩的なことだよ、ワトソン君♪」
さて、後編。前半はまぢな殺人事件という体で話が進むので、いつもより圧倒的にテンションが低めです。
解決シーンでBGMが『コナン』っぽかったのは気のせい?
それと『逆転裁判』のパロディ。
で、果たして次回は『エンドレスエイト』なのでしょうか。
燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A
ラノベやニチアサその他諸々の感想。改名しました。毎日更新!わんだふる~!
「なぁに、初歩的なことだよ、ワトソン君♪」
さて、後編。前半はまぢな殺人事件という体で話が進むので、いつもより圧倒的にテンションが低めです。
解決シーンでBGMが『コナン』っぽかったのは気のせい?
それと『逆転裁判』のパロディ。
で、果たして次回は『エンドレスエイト』なのでしょうか。
燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A
「だから救いたいんだ。改めて有り難うと言うために。そして、これからも宜しくって言うために!」
コーティによって、石油プラントの上空に飛ばされたフォロンはエレインドゥースに保護され、再突入の機を窺うことに。
ウコンとイツキは奏世楽器の調整で忙しいのか、ドミティエムとゴリアーデは単身出撃。
ユフィンリー&ウォルフィスVSドミティエムでは、ようやく兜が割れ、ドミティエムの素顔が露わに。
レンバルト&ミゼルドリット&ボウライ軍団VSゴリアーデは精霊文字や小型爆弾を駆使して戦うことに。
エレインは最後の力を振り絞って、二つの戦闘に介入。モロに攻撃を喰らったドミティエムとゴリアーデ。どうもドミティエムは消滅したようだ。え、あっさり過ぎじゃね?
ゴリアーデは気絶。
ユフィンリーは続いて、ライカと激突。ライカはユフィンリーを上回る神曲を奏で、ウォルフィスを操る。まさか支配神曲!?って思ったけど、ただ単にライカの技量がユフィンリーのそれを上回っていただけということのようだ。
ボルゾンへの愛をアピールし、おお、原作よりもライカ優遇されてるなぁと思った途端、床から狙いが逸れたゴリアーデの槍が飛び出て来て、ジ・エンド。えええええええええええええええええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!??
死に方が酷過ぎる……。
エレインはフォロンをプラント内部へと送り込んだ後、力尽きて物質化解除。死んでないよね?
囚われたコーティはスコア入手のため、分解されかかっていました。どうせ映せないのに服が破れる演出要る?原作は結構エロかったと記憶しているが。
一方、学院ではダングイスがフォロン達のために何かしようと学生達を集めていた。ここにきて、まさかのスーパーダングイスタイム……だと……?原作でもダングイスが学生を集めたんだっけ?
今回は戦闘のクオリティが高く、見応えがありました。
燃:A+ 萌:A 笑:B+ 総:A+
著:高殿
円 イラスト:凪
かすみ
「おまえがどこにいようと、俺は、必ずおまえを見つけ出す。だから、会えないことなんてあるはずがない」
「どこにいようと…?」
「ああ、どこにいようと。どんな姿をしていようとだ」
「それは、なぜ?」
「――あのときも、いつかまた、逢える気がしていたから」
約二日の積み。通算四十五冊目。三ヶ月振りの新刊。キネティック後半戦『Endless Area』下巻に当たるシリーズ第八弾。
さあ、キネティックの焼き直しも遂にクライマックスです。カバー下のイラストは健在。
ダンテとエリュトロンの野望を打ち砕き、無事現代へと戻ることが出来たスノウ達。この体験は彼女達の中に少なくない変化をもたらした。
ナノポニートも加えて、年内には新展開行けるか?
書き下ろし短編は精霊島学院の学園祭にやって来たサラサが主役の『プロデュースド・ホワイト』。
彼女とリシュリーの絡みを見ていると、和解して、サラサがジョッシュの子供を産むという展開もありそうだ。
サラサはジョッシュの秘書になろうと思い立つシーンがあるが、これが『赤』を始めとする現代のシリーズで登場する神曲楽士派遣事務所の先駆けになっているようだ。面白いところで繋げてきたな。
そして牛と文通を始めることになったサラサ。「よさそうな牛を、つかまえました」で吹いたw
サラサ可愛いよサラサ。
高殿さんは全体会議で牛の抱き枕カバーを作ってくれと泣きついたらしい。作ったら、ウケは取れそうだけど、売れないだろうなぁ。
来月は『ポリフォニカ』の新刊はありません。月刊ポリフォニカを続けるより、アニメ放映中により多くの新刊を出すことを優先したんだろうか。でも、こっちの帯にはアニメの「ア」の字も書いてないけど。
燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A+
著:有沢 まみず イラスト:如月 水(みず、RED FLAGSHIP)
「声が」
「台詞が、決め台詞(スイートライン)が大好きだった」
「"射手座(サジタリウス)の矢は必ず全てを穿つ。私は負けない!"」
「わたしも射手座。射手座の女の子」
約1ヶ月1週間の積み。電撃文庫での有沢さんの第5シリーズ。以前からブログで言っていた声優ヒロインものってのはこれのことだったのね。声優ネタと言えば、かなり昔にファミ通文庫から吉岡平さんが『VAクライシス』とかいうのを出してなかったっけ?
ちなみに有沢さん5ヶ月振りの新刊です。
さて、美少女声優達を応援するラブコメです。主人公、正午は才能のある人間を応援したくなる性分の持ち主。そんな彼が、才能は抜群にあるものの、男性恐怖症から将来の道が閉ざされようとしている少女、新島永遠を救う物語。
文体は一人称。有沢さんが一人称って初めてじゃね?『神のみぞ知るセカイ』のノベライズがどうかは知らんが。
表紙に男がヒロインと同じ大きさで登場していることに驚いた。昨今のラノベではそうそう無いことだと思う。
目次では、エピローグタイトルが『私、今、真剣にマッチョな身体が欲しいんです!』で吹いた。また変態が出て来るのかと思っちゃったよ。『ラッキーチャンス!』が始まったときも今度は普通のラブコメにしたいと言っていたのに、気付けばクリーチャーが居たし、今度もそうなるんじゃなかろうか……。
後書きにも不穏なことが書いてあるし。
ラブコメとしては、完全にいつもの有沢さんのノリです。個人的には永遠より、脇役の舞の方が気になりますが。
気になると言えば、作中アニメの『ブレイズ』。『いぬかみっ!』の続編の『ブレイズ!』と何か関係有るんだろうか。どうも内容は違うようだが。
一応、この巻だけでストーリーは完結しているものの、2巻以降出す気満々です。
ところで、『銀色ふわり』はどうなったんだろう。ブログでは必ず書くと言っているが、それって商業的に何一つ出るって保証にはなってないよなぁ……。
燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A
シリーズリンク
・スイート☆ライン2 オーディション準備編(2009/10)
著者リンク
・ラッキーチャンス! <5>(2009/06)
著:鈴木 大輔 イラスト:高苗 京鈴
過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。
短編集第四弾。表紙の真由と御嬢はアニメ版EDのチアガール姿。御嬢可愛いよ御嬢。
今回の収録順は雑誌掲載順という至極普通なもの。
『峻護、未知の力を知るのこと』
峻護が美樹彦にはめられる話。でも、これってよく読んだら、いくらでも言い逃れ出来そうなんだよなぁ。
最初の約束のときに、美樹彦は「君の未来」を占うと言って、峻護を指しているんだから、同姓同名の二ノ宮峻護さんに災厄が降りかかっても、それは占いが当たったとは言えないのではないか?加えて、二ノ宮君が視たテレビのニュースは細工がされた物だったのではないか。とか何とか色々。
『峻護、男を示すのこと』
にゃんこ可愛いよにゃんこ。このにゃんこも二ノ宮家で御飯を貰うようになった筈なのに、このエピソード以降一切登場してないよなぁ。
『真由、空を舞うのこと』
熱血エピソード。この託児施設も見事なまでの一発ネタだったな。
でも何で、雑誌連載時に無かった誤植が発生しているんだろう。
『真由、策におぼれるのこと』
ドジっ娘と言うか、普通に自爆の多いヒロイン、真由。
『峻護、あらためて決意を固めるのこと』
たまに思い出したかのように、男性恐怖症克服のエピソードが挟まれるな。と言うか、本編ではもうそんな領域の話じゃないよなぁ。
『涼子、被災するのこと』
神宮寺学園の元保健医、七沢虹絵登場。七色の髪の毛はカラーで見ると、どぎついな……。で、インパクト振りまきまくりの虹絵だったが、涼子の保健室の隣に自分の保健室を設置したにも関わらず、やはりこのエピソード以降登場無し。その点、『フルメタ』はちゃんとキャラを使い捨てずにやってるんだなぁ。
『麗華、しくじるのこと』
書き下ろし。自分の妄想全開の自主制作映画を全国に流されてしまう御嬢。何という羞恥プレイwww
いやしかし、よー作ったな……。
そして、後書きで御嬢が恥ずかしい格好をするのは完全に恒例となった模様。ただでさえ、四ヶ月連続刊行で糞忙しいのに、高苗さん大変だな……。つーか座談会は後書きでも何でもなくね?
著:久住 四季 イラスト:甘塩 コメコ
過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。
中古。口絵の甘塩さんのイラストが神と悪魔のイラストが素晴らしい。
前二作は実は作中の登場人物を使って書かれた劇中小説だったという構成に驚かされた。しかし、それは壮大なミスリードを誘うものだったというワナ。これは面白い構成。ちゃんと読者に、「おや?」と思わせるように色々仕掛けがしてあるのが良いな。
ようやく周の姿がイラストに登場。と言っても、顔は逆光ではっきりとは判らないが。結構スタイルは良いようです。
この姿を出したために、本文の最初に注意書きを書く必要が発生。前二冊のネタバレを含む、と。
今回はガチ百合要素が殆ど見受けられなかったのが残念です(ぇ
燃:C+ 萌:B 笑:B- 総:A
著:師走 トオル イラスト:緋呂河 とも
過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。
中古。この巻から、新しい装丁に。
さて、山鹿のライバルとでも言うべき、東ヶ崎検察官登場。取り敢えず、口絵の描き文字ダサっ!!
山鹿に負けず劣らず、よく舌が回る東ヶ崎。そのため、今回はかなりの苦戦の末の辛勝。前三巻のような盛り上がりには欠けたかな。
そして、ラストでは皐月が温泉の招待券を福引きで当てるという、次巻へのネタ振りが。
ところで、後書きでの『がらくたのフロンティア』の宣伝が切な過ぎる……。
燃:B 萌:B+ 笑:B+ 総:A
著:賀東 招二 イラスト:四季童子
過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。
短編集第三弾。本来は長編三巻の筈だったが、延期した結果、先に短編集が出ることに。
『すれ違いのホスティリティ』
かなめと宗介のことが気に入らない小暮教諭が、彼等を困らせてやろうと犯罪行為を行う話。極端に描かれてはいるものの、現実にありそうで怖い。
『大迷惑のスーサイド』
実際、球技大会なんぞは、やりたい奴だけがやってりゃ良いと思います。
『押し売りのフェティッシュ』
ポニーテールフェチの話。確かに恭子にはポニテより、いつものおさげ髪の方が似合ってるな。見慣れてるからかもしれんが。
『雄弁なポートレイト』
かなめ達の担任神楽坂先生と美術の水星先生の話。何というラブコメw
『暗闇のペイシェント』
宗介にも怖いものがあるのか、という話。かなめと宗介のイチャイチャっぷりに吹いた。いや、あれはイチャイチャだろ。
『猫と仔猫のR&R』
書き下ろし。テッサのエピソード。
宗介が何だかんだで学生生活をエンジョイしていて吹いた。
つーわけで、短編集第三弾でした。二巻までに登場したキャラや小道具(ボン太くん)の再登場で世界観に深みが出て来た感じ。
燃:C 萌:B+ 笑:A- 総:A
「あの子、まじめな顔して、体にやらしいこといっぱいつめこんでるのよ」
ぼくたちのメイゼルさんはエンジン全開です。
過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。
今回はザスニの連載分を収録した短編集ということで、表紙はメイゼルとゲストヒロイン3人(全員変態)。遂に表紙にランドセルが……<何なんだ
萌えカットは錬金大系の高位魔導師か《無双剣》セラ・バラード。
って、サブタイトルが最終巻みたいだ……。
さて、粗筋を見ると、「十崎家が愛の地獄」とか「セラが寒川家の母になりすまして仁を待ち受ける」とかで、wktkが止まらない。
特別読み切りという形で掲載された模様。いつも通りに胃がキリキリする鬱展開。
幼児に翻弄されるメイゼル可愛いよメイゼル。
ここからの3本は短期集中連載で、明るい内容というコンセプトらしい。
ことばとことばの間に魔力を見出す天盟大系の設定は物凄くまともなのに、やってることは、ひたすら阿呆。魔法の発動に利尻昆布使う作品なんて初めて見たぞwww
だがしかし、これが『円環少女』式の愛の形なんだよ!
ゲストヒロインのマチルダ、また出て来ねぇかな。
メイゼル、生徒会長に立候補するの巻。
ここから本格的に様子がおかしくなる。というか変態祭り。前巻が鬱過ぎた反動だろうか。
「全裸はおとなの正装」とか「ケンカになれば、全裸のほうが強いんだ」とか、全裸を大プッシュ。自由過ぎて吹いたwww
錬金大系世界では、大人になれば全裸が普通らしい。
で、変態魔法使いに翻弄されっぱなしの寒川さんが面白過ぎる。もう戻ってこれないな、彼女。ラストなんて、セラに一緒に全裸にされてたもんな。
いや、馬鹿馬鹿しくて物凄い面白かった。
公館を解雇された仁に神聖騎士団からのお誘いが。またしても、とんでもない化け物が公館と協会に攻撃を仕掛けようとしているらしく、新たな戦いの予感。もう仁の周りは敵だらけ。専任係官も、もう味方じゃないしなぁ。
今回は久し振りに、巻末に設定が付いている。これは嬉しい。でも《三十六宮》が、更に四種の宮に分かれている等々、初めて出て来る設定がいっぱいだよ……。
燃:A+ 萌:A+ 笑:S- 総:A+
著:花凰 神也 イラスト:夜野 みるら
過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。
中古。神名とナギに任務が与えられる。それは新たに発生したソウル・イレギュラーを元の正しい輪廻に戻せ、というものだった。ただ車長が長い車に乗っていたってだけで、死ぬ運命を逃れて、ソウル・イレギュラー誕生って、出来易ッ!!そんな阿保な理由でソウル・イレギュラーって出来るんかい!
で、一巻よりも勢いが落ちた気がする件。何が駄目なんだろうなぁ。ナギが嫁化しているのは大変結構なんだが、その他がどうにも……。
特に、傭兵二人組みのショボさが酷かった。何というリアリティの無い傭兵か。別に傭兵とか言わんでも、普通にボディガードで良かったと思うんだが……。『フルメタ』とか読んでたから、余計にそう思うんかもしれんが。
燃:C+ 萌:B+ 笑:C+ 総:B