著:雪乃 紗衣 イラスト:由羅 カイリ
『大好きなものがあるなら、いっぱい抱きしめて、笑うだけでいいんだよ。いっぱい名前を呼んで。そしたら、いっぱいなくしても、奪われないものがいっぱい残るんだよ……』
KADOKAWA2012年3月の新刊。約9年10ヶ月の積み。「彩雲国」を冠する最後のタイトルがハードカバーで刊行。
積み過ぎた所為で、既に角川文庫でもビーンズ文庫でも文庫落ちしている。勿論、どっちも持ってるよ!やったー!
ラノベやニチアサその他諸々の感想。改名しました。毎日更新!わんだふる~!
著:雪乃 紗衣 イラスト:由羅 カイリ
『大好きなものがあるなら、いっぱい抱きしめて、笑うだけでいいんだよ。いっぱい名前を呼んで。そしたら、いっぱいなくしても、奪われないものがいっぱい残るんだよ……』
KADOKAWA2012年3月の新刊。約9年10ヶ月の積み。「彩雲国」を冠する最後のタイトルがハードカバーで刊行。
積み過ぎた所為で、既に角川文庫でもビーンズ文庫でも文庫落ちしている。勿論、どっちも持ってるよ!やったー!
あっ、もう2022年の1/12が終わる……。
著:櫛木 理宇(くしき・りう)
「親ってのは、子が生まれた瞬間から大人になるまでそばにいて、見守って、その子自身の言葉を持たせてやることなんじゃないか」
きつい。
東京創元社2021年9月刊行物。約4日の積み。社内報で紹介されていたので気になって買いました。何かビビっときたんですよね。
タイトルは「おいばち」と読みます。
表紙は女性のうなじにタイトルが浮かび上がっているという何とも薄気味悪い構図である。
著:相沢 沙呼 イラスト:遠田 志帆
「殺人鬼と恋愛ごっこをすることでスリルと快感を得る変態ドS探偵」
言い方ァ!
2021年7月の新刊。約1週間半の積み。1年10ヶ月振りの新刊。
すっかり忘れた頃に続刊が出たのを知って驚きましたよ。
タイトルは「インヴァート」と読みます。表紙のデザインは1巻の方が好きかなぁ。
著:宇佐見 りん
推しを推すとき、あたしというすべてを懸けてのめり込むとき、一方的ではあるけれどあたしはいつになく満ち足りている。
2020年9月刊行物。約河出書房新社刊。約5日の積み。第164回芥川賞受賞作品であり、本屋大賞2021の第9位。
普段読むものとは毛色が全然違うんだが、推しの炎上というものを扱っていると聞いて面白そうかなーと。
濃いピンクの装丁と鮮やかな青のスピンの対比が美しい。
冷静に考えたら急いで買わないといけないもんじゃないから6月に入ってから注文すれば良かったわ……。
著:相沢 沙呼 イラスト:遠田 志帆
「怪異があろうがなかろうが、超常現象が起きようが起きまいが、論理を構築する努力を放棄していい理由にはなりませんから」
おのれディケイド!
講談社ハードカバー2019年9月刊行物。勤め先で月1で発行されている社内情報誌的なアレの書評コーナーで紹介されていまして。
美しくて神秘的な表紙だなぁと思って気になったので買っちゃいました。タイトルは「メディウム れいばいたんていじょうづかひすい」と読みます。
著:野﨑 まど
「……仕事ってそんな簡単なものではないと思うけど」
「簡単さ。余計なものさえ入り込まなければな」
「余計なものってなに」
「〝人間〟だよ」
講談社ハードカバー2020年4月の新刊。約2日の積み。メフィストで連載されたSF小説が単行本化。
店頭で実物を見るまでハードカバーだと知らなった、どうも俺です。文庫じゃないとは判っていたが、ソフトカバーだとばかり……。
「今日も働く、人類へ」というちょっと煽りっぽい帯も合わさって表紙の不気味さが著しい。ずっと眺めていたら精神に変調を来たしそう。
「邪心野心は闇に散り、残るは巷の怪しい噂━━━━」
あれよあれよという間に最終回。事件の裏にいた京極亭との決着が近付く。
最終的に、又市達は百介の前から姿を消して消息不明に。
結局、又市達は既にこの世を去った死者で、京極亭が自分の手駒として生き長らえさせていたってことなのかしら。だけど、京極亭の思想に反発して離反した、と。
最後はEDに被せて、百介がこれまで関わった事件を本に纏めている様子が描かれる。百介が、又市が次回予告でいつも言っていたあの台詞を言って締める構成は綺麗。
そんなわけで御行仕奉なハードカバー原作『京極夏彦 巷説百物語』全十三話でした。うーん、これは雰囲気重視というか、原作とアニメは別物というか、とにかく俺の期待していた方向性ではなかったかなー。
別に1話完結を基本とせず、2話完結方式とかにして原作通りのストーリーでやってくれれば良かったのでは……。
直前に視ていた、原作者が同じ『魍魎の匣』が良い出来だっただけに拍子抜けしたというか。
燃:C 萌:B+ 笑:C 総:A-
エピソードリンク
・第十二話「死神或いは七人みさき 前編」
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「京極亭は一体何をしようってんだ」
最後のエピソードは前後編構成か。これまでの登場人物も絡んだ展開となっている。
何だか今回の作画、妙にクセがあるというか何というか、そんな感じしません?
最後の次回予告は、これまで担当していた又市から交代し、百介に。映像もこれまでのエピソードからの抜粋でいかにも最終回の予告って雰囲気に。
燃:C 萌:B+ 笑:C 総:B+
エピソードリンク
・第十一話「船幽霊」
・最終話「死神或いは七人みさき 後編」
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