「一匹の狸に寄せて━━」
この話も原作で読んでいる筈なんだが、こんな話だったか……。基本的に1話完結型なので、尺に収めるために色々と改変されているということなのか。
演出がおどろおどろしい所為で、どこまで現実の出来事なのかどんどん判らなくなっていく……。
燃:C 萌:B+ 笑:C 総:A-
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ラノベやニチアサその他諸々の感想。改名しました。毎日更新でキラッキランラン~♪
「一匹の狸に寄せて━━」
この話も原作で読んでいる筈なんだが、こんな話だったか……。基本的に1話完結型なので、尺に収めるために色々と改変されているということなのか。
演出がおどろおどろしい所為で、どこまで現実の出来事なのかどんどん判らなくなっていく……。
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「食べたのは、僅かに残っていた人としての良心でございやすよ」
どうでも良いが、OPの冒頭でカットの順番の所為で百介がお銀の着替えを覗いているかのような構図になっとるな……。
行き倒れになって、とある屋敷へ担ぎ込まれた百介。そこでは主人がとある事情で苦しんでいて……。
前半はひたすら不気味にオカルトな絵作りがなされている。ちょっと説明を後半にまとめ過ぎじゃない?
前情報が無いまま一気に解決編へと雪崩れ込んだような……。
人肉を食べてしまったという話は『ルー=ガルー』なんかともリンクするような題材ですね。
あっ、これ原作者の名前も含めてタイトルなのかw
毎回予告で、何でわざわざ「京極夏彦、巷説百物語」って言ってんのかと思ってたわ。
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エピソードリンク
・第四話「舞首」
・第六話「芝右衛門狸」
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「思っていた以上の助平ねぇ」
なりゆきで又一達と行動を共にすることになった百介は、偶然山賊に襲われている美女
お吉(およし)を助けるが……。
お吉さん、清楚な振りして、とんでもない悪女ですわ……。着物も絶妙にはだけているというか露出が多めでけしからん。こんなん絶対勘違いするわ……。
どこまで悪意をもってやっていたことなのか、よく理解らんな。お母さんを殺してって言ってる時点で大分アレだけど、そのお母さんが真人間だったかは判らないんだよなぁ。
目玉を一突きされるシーンはチ〇コひゅってなるな。
背景やモブはどこまでも現実感の薄い絵作りになっていて、建屋のデザインやら英単語の入った手配書があったりする。
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「やつがれ達がするのは、あくまで妖怪退治でございやすよ」
又一達の活動を知り過ぎてしまった百介。仕事のついでに始末されそうになるが……。
百介視点で見ると、物凄い危ない橋を渡っている感が強いんだけど、基本的に逃げようとしないんだな、この人……。
物書きって仕事は大分特殊なようで、世間様から陰口を叩かれるようなものの模様。物書きの先生ってのは半ば侮蔑を含んだ言い方なんだろうか。
で、上の指示に背いて百介を助けちゃう又一。優しいんだか何なんだか、よく理解らんな……。
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「アンタの罪は━━消えないよ」
百介の側にいる汚い妖精みたいなおっさんは一体何なのか。演出の端々にもサイコな気配が見え隠れするし、原作とは別物と思って視た方が良いのだろうか。
旅籠の主人が縦に真っ二つになって絶命する展開なんて原作にあったっけな……。
偶然、同じ時期に試聴していたアニメ版『魍魎の匣』にも古谷徹さんが出演していて、図らずもスーパー古谷徹タイムである。
又一達を統率しているらしい謎の人物、京極亭が声だけ登場。声をあてているのは京極夏彦さん本人で笑う。原作者何してんだ。そつない演技なのが腹立つw
百介は知り過ぎたと言われていたが、このままだと完全に消される流れですわ……。
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「御行奉為(おんぎょうしたてまつる)━━━━」
2003年10月より放送されたもの。この度、アニマックスで放送されたので視聴。1巻だけとはいえ原作既読組なので視ておこうかと。
製作はトムス・エンタテイメント。
舞台は江戸時代末期の天保年間。困難な問題を金で請け負い、妖怪になぞらえて解決する小悪党たちの活躍を描く。
ほぼほぼ原作準拠なんだと思うが、忠実に作ると当然アニメ映えしないということで、随所にホラーファンタジーっぽい演出が盛り込まれている。
しかし、これは原作未読で何が起こっているか判るものだろうか……。俺は原作読んだときも最後の方までイマイチよく理解らんなぁと思いながら読んでいたのだが……。
これも視覚的な効果を狙ってか、又一とその仲間達のビジュアルもインパクトのあるものになっている。普通の人間に見えない人もいるぞw
おぎんは必要以上にエロいな……。
OP、EDは共にあまり合っていないような気がするが……。
燃:C 萌:A 笑:C 総:A
エピソードリンク
・第二話「柳女」
原作リンク
・文庫版 巷説百物語(角川文庫、2003/06)
色々山盛り引き取ってきました。ラノベは、
・あおはるっ! <2>
・学校の外階段
・その男、魔法使い“A” <2>
・デキる神になりますん
・薔薇のマリア 17.この痛みを抱えたまま僕らはいつまで
・タタリ・ブレイカー弑子
の計6冊。
MF文庫Jでは、『この部室は帰宅しない部が占拠しました。』がPSPでゲーム化決定。
こりゃもうアニメ化確定か?
『あそびにいくヨ!』はいつの間にか、絵師が放電映像さんから西E田さんに変更になっていた。ただ、キャラデザはそのままでキャラクター原案として放電映像さんの名前もプロットされてるから、揉めたとかではないみたいだけど。
西E田さんはスピンアウトの『キャットテイル・アウトプット!』のイラスト描いてるんだな。
MF文庫J10周年記念、夏の学園祭では、新作アニメの発表があるそうです。まぁ、順当にいくと、『帰宅しない部』『変態王子』『星刻の竜騎士』『おにあい』『精霊使いの剣舞』辺りかなぁ。
『精霊使いの剣舞』は新しいコミカライズが開始。作画は『えむえむっ!』のコミカライズを担当していた氷樹一世さんということで期待が高まるよな。漫画だけ買おうかな。
『この中に1人、妹がいる!』アニメはStudio五組制作だそうで。
角川スニーカー文庫では、新シリーズ『サイハテの救世主 PAPERⅠ:破壊者』『ベイビー、グッドモーニング』をスルー。ってか、『ムシウタ』って完結したの?
ハードカバーは、
の計1冊。
コミカライズは、
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件 <1>
・えむえむっ! <7>
・僕は友達が少ない 公式アンソロジーコミック <2>
・とらドラ! <5>
・彩雲国物語 <9>
・パパのいうことを聞きなさい! <2>
の計6冊。
オープンしたての大垣書店&cafe(笑)に行ってきました。そんな広い店内でもないのに、カフェのスペースなんぞ作ってアホかと思ってたんだけど、その分、棚の段数を増やして、点数を稼いでるっぽい。
ラノベコーナーは確かにデカい。面積的には丸書と変わらんが、前述したように棚の段数が多いからな。
恐らく全点、シュリンクが掛かっていると思われ。
取り敢えずは注文書でランクの高いシリーズを発注しまくったような棚でした。平積みはアニメ化作品と新刊だけかな。
店内にはカフェの匂いが漂っていたが、そもそも本を買った後すぐにカフェに入って読みたいという発想が理解出来ん。ってか、その辺の独立したカフェに入れよアホかと思うわけで。
カフェのコーナーは込んでたけど、土曜の13時前後という時間帯だから込んでただけで、平日はそうでもないそうです。
これからラノベの品揃えが新刊の入荷具合も含めて、どう変化していくかは通い詰めないと判らないけど、一応丸書の客をカバーしようという心積りはあるらしい。
カナート内書店のラノベの品揃えはぐっちゃぐちゃだしな!欲しい本があるか無いかがまず判らんという体たらくだし。
まぁ、何にしても特別通う理由は無いっちゅーことですよ。というか、全体から漂う「オシャレな本屋さんです」感にイラッとするのは、どう見ても完全な僻みです。本当に有り難う御座居ました。
っていうか、ネガキャンしようと思ったけど、特に書くこと思いつかなかった件。
「則夫・エレクトリカルパレ━━━━━━ドッ!」
三匹のおっさんになら
掘られても良い。
文藝春秋のハードカバー。ベアが部室に置いていたので借りてきました。
著者は『自衛隊三部作』や『図書館戦争』でお馴染みの有川さん。
イラストは有川さんたっての希望で、漫画化の須藤さんが担当。
本書は別冊文芸春秋で連載されたものをまとめた連作短編集。表紙以外にも各短編の最後に、それぞれ描き下ろしイラストあり。
定年を迎えて、時間を持て余し始めた清一は幼馴染みの重雄、則夫と共に「三匹のおっさん」として、街の自警団を結成する。
時には子供や孫と関わりながら、様々なご近所の事件を格好良く解決するおっさん達の活躍を描く……というお話。
劇中では、おっさんという言い方は定年だって、まだまだ若いという意味で使われている。
勧善懲悪で終わるかと見せかけて、考えさせられるオチを用意していたりするから油断がならない。
割とシリアスな要素も扱ってるんだけど、それが須藤さんのイラストで上手いこと中和されて、絶妙なバランスになってるんだよな。
エレクトリカルパレード発動1秒前ワロタ
キヨさんの顔は段々漢字の「非」に見えてきたわw
おっさんの活躍だけが見所ではなく、当然のようにあまずっぺーLOVE寄せで読者皆殺しです。
今回はハートフル特化のLOVE寄せ無しかと油断させておいて、がっちり殺しにかかってくるとか流石過ぎる。
今まで読んできた有川さんの作品の中で一番好きだわ。
現在は続編『三匹のおっさんふたたび』が連載中だそうで。これは単行本化が楽しみだ。
燃:A 萌:A+ 笑:A- 総:S-
文庫落ちリンク
・文春文庫版 三匹のおっさん(2012/03)
ドラマリンク
・三匹のおっさん ~正義の味方、見参!!~ 第1話「“三匹のおっさん” 夜回り隊結成!」
著者リンク
・レインツリーの国 World of delight(新潮社ハードカバー、2006/09)
・文庫版 空の中(角川文庫、2008/06)
・シアター!(メディアワークス文庫、2009/12)
・文庫版 阪急電車(幻冬舎文庫、2010/08)
・文庫版 フリーター、家を買う。(幻冬舎文庫、2012/08)
・文庫版 植物図鑑(幻冬舎文庫、2013/01)
・文庫版 県庁おもてなし課(角川文庫、2013/04)
・新潮文庫版 キケン(新潮文庫、2013/06)
・新潮文庫版 ヒア・カムズ・ザ・サン(新潮文庫、2013/09)
・文庫版 ストーリー・セラー(幻冬舎文庫、2015/12)
・文庫版 空飛ぶ広報室(幻冬舎文庫、2016/04)
・文庫版 旅猫リポート(講談社文庫、2017/02)
・文庫版 キャロリング(幻冬舎文庫、2017/12)
・文庫版 明日の子供たち(幻冬舎文庫、2018/04)
・文庫版 アンマーとぼくら(講談社文庫、2020/08)
・文庫版 イマジン?(幻冬舎文庫、2022/08)
・文庫版 みとりねこ(講談社文庫、2024/04)
正直に言う。このとき胸キュンやった。
角川書店2008年6月の新刊。ハードカバーです。
先日、読んだ『阪急電車』が面白かったので、そういや部室にベアのが置いてあったなと思い、借りて来ました。
角川書店の文芸誌、野生時代で連載されていたものをまとめた自衛隊ラブコメシリーズ第2弾の連作短編集。有川さん、どんだけ自衛隊好きやねんw
読み終わってから、未読の『クジラの彼』が第1弾だと知ったでござる。
イラストは電撃ハードカバー『図書館戦争』でもコンビを組んだ徒花さん。
掲載順は表題作が1発目にくるように多少並べ替えられている。
書き下ろしは1本だけ。
何て言うか、もうね、タイトルの時点で読者に対する殺意を感じるよね。「LOVE寄せでお前等殺すよ?良いね?」って言われてるみたいだ。
結論から言うと、
死んだ。
自衛官同士、若しくは自衛官と一般人の恋愛というテーマを根底に置いて、よーもまぁ、こんだけバリエーションが作れるな、と。
ラブコメのウエイトが高い話もあれば、シリアスのウエイトが高い話もある。登場人物の年代だってバラバラなのに、そのどれもが最後には上手いこと、気持ち良くLOVE寄せで落ちるという。
ボーイズラブとかワンフェスとか出て来たときはどういう世代向けなんだと思ったが、最後まで読むと全方位乱れ撃ちなのが判る。
この人の作品の怖いところはヒロインが年齢問わず萌えキャラなところ。流石、大人のライトノベルを豪語するだけのことはある。
ってなわけで、『ラブコメ今昔』でした。これは面白かった。文庫出たら買おう。
よし、ついでに文庫落ちしてるやつは全部買っちゃおう。
燃:B 萌:A+ 笑:A- 総:A+
文庫落ちリンク
・文庫版 ラブコメ今昔(角川文庫、2012/06)
著者リンク
・レインツリーの国 World of delight(新潮社ハードカバー、2006/09)
・シアター!(メディアワークス文庫、2009/12)
・文庫版 阪急電車(幻冬舎文庫、2010/08)
・新潮文庫版 キケン(新潮文庫、2013/06)
・文庫版 ストーリー・セラー(幻冬舎文庫、2015/12)
・文庫版 旅猫リポート(講談社文庫、2017/02)
・文庫版 キャロリング(幻冬舎文庫、2017/12)
・文庫版 アンマーとぼくら(講談社文庫、2020/08)
・文庫版 イマジン?(幻冬舎文庫、2022/08)
人生は死にたいと思わせること以上に死ぬ気もなくさせるようなもののほうが多いのだ。そいつらはよってたかってちっぽけな自分たちに寄りかかって、人生を老いて死ぬまで走らせようとする。それが幸せだと思わせようとする。
角川書店2011年6月のハードカバー。書店で実物見たことねぇw
e-hon使いました。
MF文庫Jから『ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート』でデビューして以降、びっくりするくらい売れ線を外した作品、しかし一部の人からは熱狂的な支持を受ける作品を世に送り出し続けている森田さんが一般小説に登場。MFでデビューした作家さんが外に出ること自体が珍しいのに、この早さで、しかも一般というのは異例の事態だと思う。
カバー下のデザインは何だか仏教関係の本みたい。完全に偏見ですが。
で、内容ですが、びっくりするくらい、いつも通りのスーパー森田季節ワールドでした。何で、一般やのに女体化とか出て来んねん。
全体的に、ふわっとしてる印象です。
うーむ、説明し難い内容だな。歪んだ青春小説かと思いきやファンタジー、かと思えば、やっぱり青春?うーむ。
燃:C 萌:B 笑:C 総:B+
著者リンク
・桜木メルトの恋禁術(2009/09)
・不堕落なルイシュ(MF文庫J、2010/06)
・不動カリンは一切動ぜず(ハヤカワ文庫JA、2010/09)
・お前のご奉仕はその程度か?(GA文庫、2011/07)
・エトランゼのすべて(星海社FICTIONS、2011/10)
・神聖魔法は漆黒の漆原さん(MF文庫J、2012/01)
・落涙戦争(ソフトカバー、2012/03)
・ノートより安い恋(yhNOVELS、2012/03)
・デキる神になりますん(ファミ通文庫、2012/03)
・小説 いまいち萌えない娘(ソフトカバー、2012/09)
・魔女の絶対道徳(2012/11)
・つきたま ※ぷにぷにしています(ガガガ文庫、2012/12)
・ウタカイ(yhNOVELS、2013/01)
・どうせ私は狐の子(TOブックスソフトカバー、2013/02)
・クラスメイト・コレクション -僕のクラスは生徒がいない-(GA文庫、2013/05)
・烈風の魔札使と召喚戦争 <1>(オーバーラップ文庫、2013/08)
・不戦無敵の影殺師(ガガガ文庫、2014/03)
・アルケミストの終焉創造術(GA文庫、2014/04)
・セントレイン戦記1 ~七戦姫と禁忌の魔剣士~(オーバーラップ文庫、2014/11)
・封神演戯(ダッシュエックス文庫、2015/05)
・伊達エルフ政宗(GA文庫、2016/04)
・てらめぐりぶ?(ホワイトブックス、2016/04)
・異世界作家生活 女騎士さんと始める ものかきスローライフ(ダッシュエックス文庫、2016/05)
・チートな飼い猫のおかげでレベルアップ。 さらに獣人にして、いちゃらぶします。(GAノベル、2016/11)
・スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました(GAノベル、2017/01)
・赤ペン精霊の神剣ゼミでクラス最強の魔法剣士になれました(レッドライジングブックス、2017/01)
・異世界お好み焼きチェーン 大阪のオバチャン、美少女剣士に転生して、お好み焼き布教!(アース・スターノベル、2017/06)
・若者の黒魔法離れが深刻ですが、就職してみたら待遇いいし、社長も使い魔もかわいくて最高です!(ダッシュエックス文庫、2017/06)
・織田信長という謎の職業が魔法剣士よりチートだったので、王国を作ることにしました(GAノベル、2017/07)
・きれいな黒髪の高階さんと(無職)と付き合うことになった(GA文庫、2018/11)
・女賢者の明智光秀だが、女勇者の信長がパーティーにいて気まずい(LINE文庫エッジ、2019/10)
・昨日、助けていただいた魔導書です(ダッシュエックス文庫、2020/03)
・異世界エルフと京大生(星海社FICTIONS、2024/07)
・錬金術師のゆるふわ離島開拓記(GAノベル、2024/12)