アニメ,特撮,雑記

毎年八月頭と言えば、高校野球中継という名の有害番組によって日曜朝八時から九時の番組が潰される忌まわしき時期であることは皆さんご存じのことだと思う。
今年も例に漏れず、『仮面ライダーディケイド』と『フレッシュプリキュア!』が粉砕されました。

それで試合やってるのならまだしも、途中から雨が強くなってきたから一時試合中断して、そのまま中止ですよ。十時からは通常の番組を放送していたそうな。

ハァ?

え、それどういうことなん?何で、そんな天気の悪い状態で始めたの?最初からやらないか、最後までやりきるかだろ!ふざけんな!

それだけでも許せないのに、中止しちゃったから来週も試合流すそうですよ。これで関東から二週遅れですよ。
ただただ、腹が立って仕方がない。

高校球児に罪は無いと理屈では理解っていても、今すぐ全員死なへんかなとか、球場爆破されへんかなとか、球場の真上だけ豪雨が降らへんかなとか思うのは仕方がないことなのです。

ああもう腹立つ!!

映画,特撮

仮面ライダー555 パラダイス・ロスト ディレクターズカット版 [DVD]

「巧、何処へ行くの?」
「さあな。行けるところまで行くさ」

どうもケーブルテレビでは毎年八月に戦隊とライダーの映画やらVシネマやらを放送してくれるらしい。というわけで、『パラダイス・ロスト』です。一回、レンタルで観てるんだけど、あれってディレクターズ・カットだったのかなぁ。

舞台はオルフェノクに支配された社会。人間は駆逐され、最早数千人しか残っていない。これって日本だけのことなのかなぁ。
で、どうも劇中の台詞から推察するに、オルフェノクの支配ってのは数十年前からとかではないみたいなんだよな。ほんの数年前、長く見積もっても十数年前からのものと思われる。
ってことはテレビシリーズの特定のタイミングから分岐しているんだろうか。オルフェノクの数が爆発的に上昇する何かがあったとか。
例えば、アークオルフェノクの出現が圧倒的に早く、オルフェノクの寿命が人間並みになったとかさ。

見所は劇場版ならではの予算大放出とテレビシリーズに輪を掛けてハードなストーリーか。結花と海堂が死んで、木場が発狂しかけるくだりとか子供向けに作ってるとは思えねぇ。

ラスボスの巨大オルフェノクはどういう設定なんだろう……。

この劇場版と言えば、事前に募集された一万人のエキストラが印象深いが、EDのクレジットで細か過ぎてテレビじゃ見えねぇw

燃:A+ 萌:B 笑:B- 総:S-

特撮

「ダイカイシンケンオー、天下統一!!」

丈瑠を攫った十蔵は彼に無理矢理清めの水を飲ませて解毒させる。ここで、彼は人斬りへの欲望と死の病から外道に堕ちたことが判明。

薄皮太夫はドウコクに十蔵を始末してくるよう命令。この辺は次回のエピソードとなるようです。

流之介達はゴズナグモとの戦闘で受けたダメージが大きく暫く戦闘不能。その間に源太はインロウマルの調整を担当。ここで海老折神の力も組み込めるように調整。

ドウコクの力を強制的に注入されたゴズナグモはより禍々しくパワーアップしたが、自我は失われ、ただ破壊を撒き散らすだけの存在となっていた。

いよいよスーパーシンケンレッドの誕生です。でもただ陣羽織を羽織っただけにしか見えねぇ……。

続いて、真侍合体ダイカイシンケンオー天下統一。ダイカイオーが各部パーツになってシンケンオーの各部に合体するのかと思いきや、胸から上は殆どダイカイオーなのね。シンケンオーの胸から上が後ろに倒れて合体するギミックが格好良い。
ただ、これって亀折神と猿折神が要らない子だよな……。

更にダイテンクウと烏賊折神が合体したイカテンクウバスターでとどめ。イカテンクウバスター自体は昔からあったんだろうか。

大ナナシと一緒に出て来たのって劇場版に出てる敵か?

燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

バラエティ,特撮

ふとデジタル番組ガイドを見たときに発見しました。劇場版の公開を記念してのことなんだろうけど、企画のチョイスが凄いな。
ゲストはGackt。ぼそぼそ喋るから聞き取りづれぇよw

初代からディケイドまでを順に追っていく構成だが、放送時間帯のこともあるのか、昭和のウェイトが高め。

何にせよ、テンション上がるわぁ。最後の香取さんの両さんへの変身は要らんかったけど。つーか他局じゃねぇかw

燃:A+ 萌:C 笑:B 総:A

特撮

「一人じゃないさ。離れていても仲間だ」

激突するディケイドとBLACK。そこへディエンドが乱入。ファムをカメンライド。チョイスの理由はBLACKが女性は苦手そうだからだとか。
声はオリジナルだったのかな?

士は龍騎にカメンライドし、アポロガイストを探す。これは普通に近づいたら逃げられるから、奇襲しようってことなのか?つーか『龍騎』のライダーでもあの耳鳴りみたいな音するんだっけ?モンスターだけじゃなくて。

アポロガイストには逃げられてしまうが、光太郎は士に対する誤解を解く。
そこで士はゴルゴムが既に大ショッカーと手を組んでいることと何者かが世界を繋ぐ橋を作ったことを知る。
また、BLACKRX世界で行方不明になった霞のジョーはBLACKの世界の光太郎と共に戦っているんだそうな。ジョー自体は最後まで登場することはなかったけど。

今度は大ショッカーと手を組んだクライシス帝国のシュバリアンがスコーピオンイマジンとマンティスファンガイアを引き連れて現れる。これにディケイドはファイズアクセルフォームで対抗し、撃破。今回は一気にフォームライドを使用。やっぱりコンプリートフォームを多用するより、カメンライドしてくれた方が燃えるな。ただ、贅沢を言うならば、ライダー大戦以外では未登場のフォームに変身してほしい。

BLACKRXの世界に戻ってきた士はBLACKのカメンライドカードを手に入れる。そこへまたもやディエンドが乱入。そのカードは士には使えないと言い、カードを奪う。で、カメンライドでBLACKを作り出すのかと思ったら、光太郎がカメンライドされました。生身かよw
二人の南光太郎が並んでの変身は燃えるから、生身で出て来た理由は特に気になりません。
予告で見たときはてっきり二つの世界の光太郎が出会うんだとばかり。もしかしてBLACK世界の光太郎が未来の自分に会ったら混乱が起こるとかなんだろうか。

並び立つBLACKとBLACKRXを見て、ビビったのか新たに怪人が何体か召喚される。内訳はフリルドリザードオルフェノク、 オックスオルフェノク、ワームオルフェノク、ブラキペルマワーム・オーランタム、ブラキペルマワーム・ビリディス、タランテスワーム・パープラの六体。何でオルフェノクとワームばっかりなんだろう。
これをディケイド、ディエンド、BLACK、BLACKRXの四人で撃破。
ディケイドはコンプリートフォームのアギトシャイニングでシュバリアンを撃破。シャイニングカリバーを用いた斬撃でした。あと使ってないのはクウガアルティメットだけだけど、出番あるのかなぁ。
ディエンドは雑魚担当。
サイ怪人も召喚されるが、BLACKのライダーパンチの前にさくっと沈む。
アポロガイストはBLACKとBLACKRXのライダーキックで撤退。

最終的にパーフェクターを手にしたのは海東。何だかんだで構ってほしい海東がどんどんオラニャン化してる気がする……。BL妄想が膨らむぜ……(ぇ

士はパーフェクターを使って、自らの生命を夏みかんに譲渡。士は結局夏みかんが大好きなんだな。

鳴滝さんは今回も何もしていません。チラッと映ったシルエットはライダーなのか?ダブルってわけでもなさそうだし……。

さあ残すところあと四回で、次はアマゾン世界。終わる気配ゼロ!
次回はビチグソ以下の高校野球中継で休みです。球場の真上だけ死ぬほど雨降ったら良いのに……。

燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:S-

特撮

「寿司屋、お前の寿司は気に入った。また食ってやる」

源太のお寿司が気に入った十蔵萌え。

さて、夏は外道衆の力が増す時期らしい。夏はお盆があったりして、三途の川も影響を受けるんだとか何とか。
夏にパワーアップするって、それ何て魔化魍?
で、ドウコクは溢れ出す力を抑えるのにいっぱいいっぱいで他の事に気が回らない。その隙を突いて、ゴズナグモがドウコクを抹殺しようと企む。
シタリを脅して、封印の文字を知るために現世へ出撃。

一方、そんな外道衆に対抗するため、彦馬は初代シンケンジャーが作ったインロウマルを使用することを考えていた。この初代、志葉烈堂って劇場版に出てくるキャラか?
かつてはモヂカラ不足で使えなかったインロウマルだが、源太の力を合わせれば何とかなるかもしれないということで、インロウマルが保管されている寺へと取りに行くことに。だが、外道衆に毒を盛られ、丈瑠は倒れてしまう。
重要アイテムが保管されている割には警備が杜撰な気がするなぁ。志葉家みたいに結界張ってないのかな。

で、流之介達はゴズナグモに立ち向かうが敗北。幸いにも、ゴズナグモはブチ切れたドウコクに強制送還されたので耐えました。
ゴズナグモは力を分けてやるって言われてたけど、パワーアップして出てくるんだろうか。
源太は丈瑠を襲おうとしていたシタリを退けるが、丈瑠は十蔵に攫われてしまう。ってところで続く。
次回はダイカイシンケンオー&イカテンクウバスター登場回です。

燃:A- 燃:B+ 笑:B 総:A+

エピソードリンク
第二十二幕「殿執事」
第二十四幕「真侍合体」

特撮

「仮面ライダーBLACK!RX!!」

OPが劇場版宣伝映像に差し替え。

新しい世界にやって来た士達。そこで彼は恐ろしく昭和っぽい格好に。どうやらそれは霞のジョーという人物の格好のようで、ジョーと間違われた士はクライシス帝国の怪魔ロボ、シュバリアンに襲われる。
そこへ南光太郎が現れ、仮面ライダーBLACKRXに変身、シュバリアンに立ち向かっていく。
というわけで、今度の世界はRXの世界。直球世代の筈なのに、全然憶えてねぇ……。

BLACKRXはロボライダーにフォームチェンジして戦う。
そこへスコーピオンイマジンとシームーンファンガイアが乱入。これに対抗して、ディケイドは何故かアギトにカメンライド。ライダーキックでシームーンを撃破。キバと電王は結構回数出てるから使わなかったんだろうか。

更に大ショッカーの幹部、アポロガイストが現れる。こいつは元々はXライダーの敵で、一ヶ月の生命しかないため、パーフェクターというアイテムで人々の生命を奪っているそうな。どこまでが『Xライダー』の設定なんだ……。
シームーンの代わりにマンティスファンガイアを引き連れていました。

士を庇い、生命を吸われてしまった夏みかんは昏睡状態に。珍しく士が焦っていた。その後もシリアスな雰囲気を醸し出し、いつもの偽悪者っぽい振る舞いはなりを潜めた。

海東は勝手にパーフェクター争奪戦とか言って、四すくみを作り出す。今回はヘラクスとケタロスをカメンライド。
アポロガイストはクライシス帝国に大ショッカーに下るように勧めるが、シュバリアンはこれを拒絶。
戦いの最中、アポロガイストはゴルゴムのサイ怪人を呼び出す。

ヘラクスとケタロスを倒すため、ディケイドコンプリートフォームはカブトハイパーフォームをカメンライド。前回使ったときのファイナルアタックライドはキックだったが、今回はパーフェクトゼクターを持っており、射撃モードでした。状況に応じて変えられるのか。

BLACKRXはバイオライダーにチェンジして、敵を足止め。ディケイドは撤退したアポロガイストを追って、次元の壁へ突入。
跳んだ先はBLACKの世界で、いきなりBLACKが襲いかかってきて続く。劇場版の情報が公開されたときにBLACKとBLACKRXが別扱いだったから、どうなるのかと思っていたら、それぞれに世界があって、光太郎は二人出て来るのね。って、字違うけど、『電王』の幸太郎と被ってんじゃん。

一方、栄次郎爺ちゃんは黒いマントにアイロンを当てていた。コミカルなシーンと見せかけて結構重要なシーンなんじゃ……。
キバーラにアイロンをじゅってやってたけど、あれ超危なくね?

ちなみに次はアマゾンの世界だそうです。話畳む気無いだろ……(´・ω・`)

『ダブル』の話。必殺技のキック時には身体が真っ二つになるそうです。どう格好良く見せるつもりなんだろう……。
サイクロンジョーカーとヒートメタルの間にヒートジョーカーが出るそうな。

燃:A+ 萌:B+ 笑:C+ 総:S-

特撮

「俺が居ても、お前はお前の立ち位置を持ってる。自分の中に」

今回は丈瑠とことはの関係性がメイン。
源太の屋台の常連で、富豪の息子、松宮義久の婚約者の振りをすることになったことは。丈瑠が執事として付き従うことに。ついつい普段の態度のままで居て叱責される殿萌え。やっぱり戦隊ってレッドがいかに萌えキャラかが結構重要だなw

今回のアヤカシはウラワダチ。人の甘い心を喰い物にする。戦闘能力は大したことが無く、シタリにも全く期待されていなかった。
そんなシタリは薄皮太夫が十蔵を助けたことを知っていた。ドウコクもまた、黙っているだけで知っている、二度目は無いと彼は言う。
ここまで念入りに伏線を張ってくるということは、やっぱり今後何かあるんだろうな。
巨大戦ではダイカイオーキタ、またの名をイカダイカイオーが初登場。特に盛り上がりも無く、さくっと出て来ました。

燃:A- 萌:B+ 笑:B 総:A-

特撮

「ライダーは必要無くても、この俺、門矢士は世界に必要だからな!」

 シンケンジャー世界後編。ディエンド怪人体=チノマナコが呼び出したナナシ連中と戦うシンケンレッド。凄ぇ、また変身シーン、新規映像かよ。ちょっとライダーっぽい変身。更に、秘伝ディスクを飛ばして、ナナシを攻撃してからシンケンマルにセットするっていう一連の流れが格好良過ぎる。

 紆余曲折あって、光写真館に集合するシンケンジャー。海東が冗談で士のカメラが爆弾だとか言うから大騒ぎに。流之介と源太の所為でやかましいことこの上ないw
 海東がなかなか烏賊折神を隠した場所を吐かないから、再びチノマナコが出現。
 チノマナコはカイジンライドでムースファンガイアとイーグルアンデッドを作り出した。このカイジンライドはディエンドライバーが元々秘めていた可能性なのかな。それともアヤカシの力を得ることで変質したと見るべきなのか。
 ムースのカイジンライドで浮かび上がった紋章はウロボロスっぽかったけど、これって『キバ』でムースが太牙の部下だったことに由来してるのかな。

 今回は珍しくユウスケもクウガに変身して戦いました。

 その頃、彦馬は丈瑠達を戦いに送り出した後の不安な心情を士と栄次郎爺ちゃんに吐露する。ただのお祭り企画にとどまらず、しっかりとしたドラマを演出してくる小林さん脚本にただただ脱帽する。

 士はそろそろ出番と戦闘に遅れて参加。チノマナコは更にブレイドをカメンライド。通常のカメンライドも出来るとかチート過ぎる。
 これにディケイドはコンプリートフォームでブレイドキングフォームをファイナルカメンライド。予告で見たときはイーグル相手に使うのかと思ったけど、別にそうでもなかったっていう。ただ、未使用のファイナルカメンライドを使っているって印象。でもクウガアルティメットとアギトシャイニングが出る気配は無い。次回はカブトハイパーみたいだし。

 ロイヤルストレートフラッシュを叩き込んだ後、ファイナルフォームライドでブレイドをブレイドブレードに変形。更に、レッドから烈火大斬刀を借りて、アタックライド烈火大斬刀を発動。大剣を貸し合うなんて、これが燃えずに居られるかッ!!

 つーわけで、シンケンジャー世界でした。予想以上のクオリティの高さに感動しました。
 次はBLACKRXの世界。大ショッカーも出るようです。

燃:S- 萌:B+ 笑:A- 総:S


特撮

「強くなると、もっと強いのが見えるんだな」

 ディエンド怪人体が呼び出したナナシ連中を倒した後、千明と茉子姉さんは喫茶店に涼みに入る。志葉家にはクーラーが無いそうな。衝撃の事実だな。ここで黒子になってる士がちらっと登場。
 その喫茶店で千明は偶然父親と再会。

 今回のアヤカシはササマタゲ。こいつの卵を頭に付けられると、外道になってしまう。完全にシナリオ優先の敵でした。
 ササマタゲが三途の川から上がって来たときに、船の中に誰も居なかったけど、これって伏線?それとも単に予算の都合で登場させられなかっただけ?

 一方、彦馬は病院に行こうとして、光写真館へと到着。そこで栄次郎爺ちゃんと出会う。
 テンクウシンケンオーを目撃する夏みかんのシーンもあったりしてサービスきいてる。
 源太は海東を追っかけ回しているので、巨大戦のみの参加。

 本編が終わった後のED直前に、丈瑠が鳴滝からの警告を聞くシーンが。成程、各世界のライダーもこんな感じで鳴滝に警告されていたわけね。
 そして丈瑠と士は対峙する。
 EDは近年恒例の劇場版宣伝映像に。

 今回は『ディケイド』とのコラボもやりながら、谷親子のドラマもちゃんとやるという非常に良質な仕上がりとなっておりました。

 最後に今後の玩具情報を。まずは侍合体シリーズ秘伝提灯ダイゴヨウ。新たな侍武装なんだろうか。
 続いて、侍合体モウギュウダイオー。一万円越えということで、恐らくこいつが最後のロボか。こいつに関連して、モウギュウバズーカってのがあるけど、最早侍の武器でもなんでもなくね?
 それと、秘伝回転アクション・サムライハオー。名前からすると、ロボっぽいんだけどなぁ。もしかして『ゴーオンジャー』のゴローダーGTみたいなやつかな。

燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A+