特撮

仮面ライダーアギト VOL.10 [DVD]

「良かった。貴方がアギトで」

 

 危うく木野にブッコロされそうになった涼だったが、直前、木野の右腕が痛み出し、その隙を狙って逃走に成功。

 木野の右腕が痛むのは木野自身が心の何処かで今の自分を疑問に思っていたりするからなんだろうか。

 

 氷川は木野に心酔するが、小沢さんはこれまでG3と共に戦ってきたアギトはあくまでも別人説を主張する。

 

 北條は翔一を連行、彼のマイペースに巻き込まれながらも翔一がアギトであると認めさせる。

更に逆行催眠で彼がかつてあかつき号に乗っていたという事実を知ることに。

 そんな彼は小沢さんのかまかけにさくっと引っ掛かり、アギトの正体をバラしてしまう。

 

 一方、木野は沢木と接触。沢木はアギトが為すべきことを木野に説くが、聞いてもらえない。

 

 氷川はリザードロード・ステリオ・シニストラに襲われる真島を助けるが、そこへアナザーアギトが現れ、シニストラと激突。

 

 そこへ今度は小沢さんに連れられた翔一がやって来て、続く。小沢さん、ファインプレー過ぎる。

 

燃:A+ 萌:B 笑:B+ 総:A

特撮

仮面ライダーアギト VOL.10 [DVD]

「貴方……最近、結構逆らうわね」

 

 アナザーアギトのアサルトキックをモロに喰らったギルスは大ダメージ。真島は涼を連れて何とか逃走。

 

 変身を解いた木野を偶然目撃した氷川は彼が今まで共に戦っていたアギトだと思い込む。どう見ても翔一アギトと違うと思うんだが、アナザーアギトを翔一アギトの一形態と思い込んでいるんだろうか。

 このとき、北條も彼の姿を見ている。やっぱり劇場版やテレビスペシャルとは完全に別物なんだな。

 

 氷川はアギトの正体を喜んで小沢さんに話すが、小沢さんは木野が純粋な善人とは思えないと言う。鋭いな。

 彼女は氷川と共に木野と会おうとするが、氷川が一人でないことに気付いた木野は待ち合わせ場所から撤収。

 信頼を取り戻すには涼を探せと命令。

 

 真島は涼を助けてくれと真魚を頼るが、真魚の力は涼を復活させたときに失われていた。

 そこから翔一も事態を知ることになり、涼は病院に連れて行かれるが、手術を任されたのが運の悪いことに木野だったというワナ。

 

 今回のアンノウンはリザードロード・ステリオ・デクステラとリザードロード・ステリオ・シニストラ。

 二体がかりでアギトと激突するが、アギトバーニングフォームがいきなりシャイングフォームにパワーアップし、デクステラはさくっと撃破された。

 ちょ、パワーアップ、あっさりし過ぎだろう……(´・ω・`)

 テレビスペシャル視てない人はビックリするぞ……。いや、視ててもビックリしたけど。

 

 そして今度こそ、北條に翔一の正体がバレたか?というところで続く。

 

燃:A+ 萌:B 笑:B 総:A

特撮

「おばあちゃんが言っていた。真の才能は少ない。その才能に気付くのはもっと少ない」

 

 さあ、カブト世界前編。この世界での士の役割はゼクトルーパー。鳴滝は今度こそディケイドの旅を終わらせると意気込んでいるようだが、まさかこの世界のライダーにディケイドが悪魔だと吹き込んだだけなんてことはないよな?

 

 士はいきなり現れたゼクト隊員のアラタに拉致される。

 アラタは名字無し。取り敢えず戦闘要員としてガタックを出したかっただけで、あんまりストーリー的な意味は無いのかな。

 この直後に擬態士が登場。

 

 ワームとの戦闘現場に連れて行かれた士は弟切ソウが変身するザビー&ガタックVSコレオプテラワーム・アージェンタムを目撃する。

 良かった、ちゃんとマスクドフォームあった……。無かったことにされてたら、どうしようかと思った。案の定、速攻キャストオフしたけどな!

 ゼクトルーパーの装甲が白になってたけど、何で変わってるんだろう。

 

 ワームに圧倒されかけるザビーとガタックだったが、突如現れたカブトの援護により何とか撃破。

 

 この世界のカブトは常にクロックアップ状態でその辺をうろついているらしい。ゼクトはそのカブトの捕獲に向けて、例のクロックダウンシステムを開発中。

 この説明の下りで、サソードゼクターとドレイクゼクターが映っていたっぽい。やっぱり鳴滝やディエンドのお陰で出て来たライダーは元の世界では出て来ないみたいだな。

 

 擬態士はストーリーに絡んでくるのかと思ったら、単にワームの擬態能力の説明役として出て来ただけでした。士はオリジナルの証明としてディケイドに変身したけど、ディケイドライバーさえあれば、擬態士でも変身出来るんじゃね?

 

 ゲストヒロインはおでん屋天堂屋の娘マユ。このネーミングに意味あんのかな。

 店の名前も「天道」ではなく「天堂」と意味深なのかそうでないのか。

 店を切り盛りしているのはおばあちゃん。格言っぽいことを言ったりして、オリジナルで最後まで出番の無かったおばあちゃんを意識しまくりのキャラクター。

 マユには兄が居たが。カブトに殺されたらしい。

 

 ソウは右目に眼帯を付けているが、どうもカブトにやられたよう。

 

 で、ディケイドVSジオフィリドワーム。虫には虫とクウガにカメンライド。クロックアップにペガサスフォームで対抗というのが上手い。でも、ペガサスボウガンはどっから出て来たんだろう。

 

 ジオフィリドはさくっと撃破出来たものの、ディケイドを悪魔だと思っているザビーとガタックに襲われることに。

 新しい力を試すかと電王にカメンライド。アタックライド「俺、参上」吹いたw

 アタックライドまでコントなのかよwwwwww

 更にアタックライド「答えは聞いてない」「泣けるで」「僕に釣られてみる」もある。どうもこれが他のカメンライドのフォームライドに当たるもののようだ。でもディケイドライバーの声で「コタエハキイテナーイ!ってw

 ザビー達にぽかーんとされて、相当恥ずかしかったらしいw

 って、フルボッコされて変身解除かよ!

 

 海東の狙いはクロックアップシステム。ライオトルーパーをぶつけるが瞬殺される。

 で、ディケイドVSザビー、ディエンドVSガタックという構図に。

 ディエンドがインビジブル使ってたけど、それはズルイよ。

 

 ディケイドはクロックアップに対抗するために、ファイズへとカメンライド、更にフォームライドでアクセルフォームに。オリジナルではファイズアクセルを操作してフォームチェンジしていたわけだが、ディケイドファイズはフォームチェンジしたらいつの間にかファイズアクセルが装備されていた。

 加速はアタックライドじゃなくて、ファイズアクセルの操作で行っていた。クロックアップはベルトにスイッチがあるからアタックライドになるわけか。

 

 いやしかし、普通に中間フォームになれるなら、クウガライジングフォームとかキバドガバキフォームとかブレイドジャックフォームとかアギトトリニティフォーム&バーニングフォームとか電王クライマックスフォームとか響鬼紅とかにもなれるのか?

 

 互角に渡り合うが、マユがワームに襲われそうになり、ピンチ。そこへカブトが現れ、ワームとザビーの流れ弾を粉砕。また逃走。

 

 そしてソウがマユの兄と判明して続く。カブトの中の人が登場せずだったけど、どういう位置付けになるんだろう。

 

 次回はイクサとサイガ、更には何とシシーラワームまで登場でwktkが止まりません。

 

 そう言えば、『超・電王』が三部作ってまぢなの?

 

燃:S- 萌:B+ 笑:A- 総:S

特撮

「たまには茉子ちゃんのこと、ぎゅってしてもええやんな」

 

 今回のアヤカシはナキナキテ。子供と全身白タイツの男性をすり替える。大量に出てくるもんだから、そんな凝ったデザインに出来なかったんだろうけど、物凄いシュールな絵面だな……。

 

 丈瑠、流之介、千明もアカオニコというものに取り憑かれ戦闘不能。ってなわけで、茉子とことはが活躍。

 モヂカラの合わせ技が初披露。ピンクの「風」とイエローの「山」で「嵐」。成程な、こういう戦い方は面白いな。

 

 巨大戦でも同じようにアカオニコに憑かれてしまうシンケンオー。そこでダイテンクウを呼び出すが、流之介の勘違いでナキナキテの重石になるダイテンクウ。扱い酷ぇw

 

 そう言えば、玩具のテンクウシンケンオーは背中のダイテンクウの尾が支えになってるっぽいな。

 

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特撮

仮面ライダーアギト VOL.9 [DVD]

「アギトはこの世で俺だけでいい……!」

 

 OPがスペシャルで初公開されたものに変わりました。ちゃんと放送順に視ておいて良かった。

 氷川が小沢さんに銃口を向けてるカットがあるけど、今後の展開を示唆しているのだろうか。

 

 さて、アナザーアギトはアサルトキックでフィッシュロード・ピスキス・セラトゥスを撃破。

真島は木野がアギトになれたことを喜び、涼もまた、アンノウンと戦う仲間が増えたことを喜ぶ。

 

 これまで連絡が取れなかったのはアギトの力に身体が適応するまでには苦痛を伴うため、それどころではなかったかららしい。部屋がボロボロになっていたのは苦痛に耐えらえず暴れたからのよう。

 

 彼は弟の雅人と山で遭難したときに、弟を失い、自分もまた凍傷で右腕を失った。そこで助からなかった弟の右腕が彼に移植されることになった。

 で、その腕では手術は出来まいと医師免許を剥奪されたとか。医師免許剥奪ってのがどれくらい現実にあるのか知らんけど、手術が出来なくなったら剥奪されるんだろうか。

 

 クロウロード・コルウス・カノッススに立ち向かうアギトとギルス。撃破はギルスヒールクロウで。たまにはギルスにも活躍してもらわないとな。

 遅れてやって来た木野は翔一を見て何かに気付き、彼に接触。翔一は木野を優しい人と認識したが、彼は真魚に自分が遭難したときのイメージを送り込んだ模様。何を思って、そうしたんだろう。

 

 北條からヒントを得た氷川はアンノウンの被害者の中にあかつき号のメンバーが含まれていることに気付き、木野のマンションに張り込む。そこへ北條がやって来て意見交換。

 でも北條の口ぶりからすると、アギトの正体を知らないみたいだけど、やっぱりテレビスペシャルはパラレルと考えた方が良いのか。

 

 その頃、真島の身体に異変が起こっていた。どうやらそれはアギトになる予兆らしい。それを知った途端、木野の態度が急変、真島を殺そうとする。

 彼は、人々を、雅人を救うアギトとなるのは自分ただ一人で良いという歪んだヒーロー願望を抱いていた。

 以前に涼を殺害するよう真澄に命令を出したのは彼がアギトだと思ったからみたいだな。で、涼はギルスと判って安心するも、彼がアンノウンを全て倒すと宣言したから、やはり邪魔者と認識したようだ。

 

 バイクに乗りながらアナザーアギトへと変身した木野。バイクも一緒に変身。襲われるー!ってところで続く。

 

燃:A+ 萌:B 笑:B+ 総:A

特撮

仮面ライダーアギトスペシャル 新たなる変身 [DVD]

「同じ空だったら晴れてる方が良い」

 

 テレビシリーズの放送中にゴールデンタイムに放送された一時間スペシャル。『龍騎』が初めてじゃなかったのね。逆に考えれば、何故『555』ではスペシャルが無かったのか。

 

 冒頭では三人の主人公に関する簡単な説明が。普段視ていない人が視ることを考慮してるんだろうな。

 

 OPは映像も曲も新規。曲は普段のOPの別バージョンで歌詞が違う。テレビシリーズの方も変わるんだろうか。

 

 翔一は入院中にお世話になった国枝先生と再会。って、京本政樹さんかよ!特撮好きだな。

 偶然、翔一がアギトに変身するところを目撃してしまった国枝先生は自分の息子がアギトになったことに耐えきれず自殺してしまったことを思い出す。

 翔一は翔一でバーニングフォームが暴走して、国枝先生に襲いかかってしまったことを後悔し、落ち込む。

 

 警察では誰でも装着出来るようにスペックダウンさせたG3マイルドの開発が始まっていた。そのモニター装着員に尾室が名乗りを上げる。「尾室さんになら出来ますよ。誰にでも出来るんですから!」とかボロクソ言われていて吹いた。

 

 スペシャルにおけるアンノウンは強さもスペシャルで、ビートルロード・スカラベウス・フォルティスは水のエルをあっさりと倒したアギトバーニングフォームとでさえ互角に渡り合う。

 人間を灰にして殺害するが、殺し方怖ぇよ!!ちびっこにはトラウマだよ!

 つーか普通にエルより強いっておかしくね?

 

 で、フォルティスに立ち向かうG3-XG3マイルド。尾室のナイスサポートで、翔一と涼が駆け付けるまでの時間を稼いだ。

 

 二体がかりでも苦戦するが、太陽の光を浴びたアギトバーニングフォームがシャイニングフォームにパワーアップ。外殻が剥がれおちてたけど、ある意味キャストオフだな。

 ついこの前バーニングフォームになったばかりなのに……。

シャイニングカリバーのシャイニングクラッシュでフォルティスを撃破。

 

 そして小沢さんは思う。強くなっていくアンノウンに対抗するためにはG3-Xを超えるシステムが必要だと。しかし、ある理由からG4は世に出せないと彼女は考えていた。ってところで終了。えっ、尻切れトンボ過ぎじゃね?

 劇場版へと繋がっているのは面白いと思うけど、露骨にネタ振りし過ぎだろ……。

 

 そういうわけで、テレビスペシャルでした。毎年やってくれたら良いのに。

 唯一、フォルティスが水のエルより強い説明が無かったのが引っ掛かったけど、それ以外は良かったと思います。

 

燃:A+ 萌:B 笑:B+ 総:A

特撮

仮面ライダーアギト VOL.9 [DVD]

「アギトとは限りなく進化する力……」

 

 マンティスアンノウン・プロフェタ・クルエントゥスを一撃で沈めたアギトバーニングフォームはベルトからシャイニングカリバーを取り出し、水のエルと激突。

 こちらも驚くほどあっさりと撃破。

 すると、水のエルは光の玉になり飛び去った。そのまま謎の青年の中に入っていったが、一応撃破したってことで良いのか?

 

 青年はアギトの名を叫ぶ。今まで殆ど穏やかな様子しか見せてなかったから印象的。

 

 涼は真魚の力で復活して以降、変身による身体の異常が無くなったそうな。

 そんな涼はクロウロード・コルウス・カノッススに襲われた女性を助ける。って、またクロウロードか!これで五匹目ですよ!

 ジャガーロードはクイーン込みで六匹だったからそれに次ぐ多さ。

 

 女性を助けたときに出会ったサングラスの男性と共に病院へと向かう涼。

 男性は手術を行い、女性を助ける。

 

 真島は未だ木野さんと連絡を取れないでいた。そんな彼にフィッシュロード・ピスキス・セラトゥスが襲いかかる。フィッシュロードは二体目。

 

 ギルスが立ち向かうが、展開補正で圧倒されてしまう。

 そこへ現れたのはサングラスの男。何と彼こそが木野だった。

 木野が変身ポーズをとると、ベルトが出現、変身を遂げる。正式名称は無いらしいが、一般的にはアナザーアギトと呼ばれる。

 翔一のアギトや涼のギルスよりも更に生物っぽいデザイン。キックを放とうとしたところで続く。

 

 木野が回想で名を呼んでいた雅人っていうのは息子か何かか?

 

 次回予告のBGMが新しくなりました。予告の内容も木野が味方ではないと匂わせるような内容で、オラ、wktkしてきたぞ!

 

いやしかし、今回登場したアンノウンは二体とも使い回しだったけど、バーニングフォームやらアナザーアギトやらの制作で予算無かったんだろうか?

 

燃:A+ 萌:B 笑:B+ 総:A

特撮

仮面ライダーアギト VOL.9 [DVD]

「お前はアギトではない。アギトになるべき人間でもない」

 

 翔一を水のエルから庇ったギルス。ようやく翔一と涼の間にあった誤解が解ける。翔一の人柄を前から知っていた涼は、彼に榊亜紀が殺せる筈がないと判断。

 

 ダメージを受けた翔一は涼の家で休ませてもらうことに。そこへ真魚もお見舞いにやって来る。

 

 一方、真島は木野さんの家を訪れるが、鍵が開いており、部屋の中は滅茶苦茶に荒らされていた。彼は木野さんもアンノウンにやられたと思ったようだが果たして……?

 

 今回のアンノウンはマンティスロード・プロフェタ・クルエントゥス。ギルスとG3-Xが立ち向かうが苦戦。更に水のエルまで現れて大ピンチ。

 

 そこへ真魚の励ましで復活した翔一が駆け付ける。新たな変身ポーズで一気にアギトバーニングフォームへと変身。そうだよ、これこそ正しいパワーアップだよ!

 強力な敵、落ち込む主人公、そこからの立ち直りというコンボが堪らない。

 これはフレイムフォームの上位フォームという認識で良いんだろうか。でも別にストームフォームの上位フォームがあるわけではないしなぁ。

 デザイン的にはちょっとギルスっぽくなった?

 

 で、クルエントゥスをパンチ一発で撃破したところで続く。

 いやしかし、最早パワーアップが打ち止めのG3-X涙目w

 

燃:A+ 萌:B 笑:B+ 総:A

映画,特撮

劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE コレクターズパック [DVD]

 「おばあちゃんが言っていた。卓袱台をひっくり返して良いのは、よっぽど飯が不味かったときだけだ」

『ディケイド』が次回からカブト世界なので観ておくことに。この年から劇場版のDVDが出ても観なくなったんだよな。

さて、テレビシリーズでは七年前に渋谷に隕石が落下し、そこからワームが出現したわけだが、劇場版ではテレビシリーズよりも遥かに大きな隕石が海に落下し、海が干上がるという大惨事になっていた。

加えて、そこから大量のワームが出現。ここで注目しておきたいのはプロローグでライダー達が戦っているのがテレビシリーズでネイティブと呼ばれていた角付き蛹であること。
ワームに対抗するため、ゼクトによって開発されたマスクドライダーシステム。最初にサソードが登場するが、何と出番はこれだけというのが不憫過ぎる……。一応、声はぼっちゃんが当てていたようだけど。

だが、ゼクトという組織は盤石ではなかった。一部の者が組織から離反、ネオゼクトを名乗り始めた。そのメンバーの中にはドレイクの資格者風間、ヘラクスの資格者織田の姿が。

ゼクト側にはガタックの資格者加賀美とザビーの資格者矢車の兄貴とケタロスの資格者大和が。
矢車の兄貴はまだパーフェクトハーモニーの頃です。

ヘラクス、ケタロス、後に登場するコーカサスを含めた三体の劇場版オリジナルライダーはマスクドフォームが存在しないわけだが、何か意味あるんだろうか。単にマスクドフォームまで用意する予算が無かっただけか?

これはテレビシリーズで劇場版公開以降に登場するホッパーズにも言えることだが、ライダーシステムが発展する中でキャストオフシステムがオミットされたってことなのかな。そこはちゃんと劇中で説明するべきところだと思うんだが。

ワームそっちのけで激突するゼクトとネオゼクトの戦いに乱入する天道。彼は加賀美や織田と接触し、情報を引き出していく。

この世界での加賀美はひよりと恋人同士で結婚秒読みだったが、彼女は七年前の隕石落下の影響で余命僅かという状態。

ゼクトは軌道エレベーター、天空の梯子を建造。ライダーのクロックアップシステムを使い、位相空間を作り出し彗星を呼び寄せる。これにより、地球上に水を取り戻そうという作戦と見せかけて、それは実は大量のワームが眠る隕石を呼び寄せるというものだった。ここがよく理解らんのだよなぁ。加賀美父と三島は何を企んでいたのか。

戦いの中でドレイクが散る。って弱ッ!ライダーフォームで普通の銃撃喰らっただけで死んじゃうの?

天道の狙いはライダー同士を争わせ、天空の梯子の番人、黄金のライダーことコーカサスからハイパーゼクターを奪うことだった。

ザビーはヘラクスとの戦いに敗れ、矢車の兄貴死亡。そのヘラクスはコーカサスの噛ませ犬として、織田死亡。

ケタロスは宇宙でカブトと激突するが、地球へと落下。そのまま地上に激突、大和死亡。カブトはカブトエクステンダーで大気圏突入をやってのけました。何という超性能w

ひよりは加賀美との結婚式を病室であげて、そのまま死亡。ばっさばっさ死んでいくな。まぁ、だからこそ天道は時間を巻き戻そうとしたのかもしれんが。

最終決戦は天空の梯子でカブト&ガタックVSコーカサス。ハイパークロックアップの前に為す術の無い二人だったが、何とかハイパーゼクターを奪うことに成功。

カブトはハイパーフォームとなり、コーカサスを撃破。更にワームの眠る隕石と共に七年前に跳び、当時落下中だった隕石と一緒に連れて来た隕石を激突させる。その結果、隕石は小さくなり、それが渋谷に落下。こうやって、テレビシリーズに繋がっていくのね。

天道は七年前の自分にベルトを託して消えていく。時間を改変したから天道が消えるのは良いとして、じゃあ何でベルトは消えないんだって話ですよ。
加えて、テレビシリーズ天道が手に入れたハイパーゼクターはこの時間を超えて来たハイパーゼクターだったんだろうか。そのときが来るまでどっかに隠れてたとか。
ああ、理解らない……。

取り敢えず、ひよりのイラストの羽根の生えた妖精みたいなのがハイパーカブトだったってのは判った。これは当時から結構言われていたことだな。
結局パラレルワールド扱いと考えておいた方が無難ってことですね。

そういうわけで、やはり設定面でモヤモヤの残る劇場版でした。ワームが空気過ぎて泣ける。

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ディレクターズカットリンク
劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE ディレクターズカット版

 

特撮

「必殺!俺の必殺技、ディケイドバージョン!!

 

 OPで映画の番宣が。ライダーって今まで、こういうのやってたっけ?

 

 さて、時間改変の所為で写真館が消えた!と思ったら、デンライナーの中に出現していたというミラクル。

 

 コハナの説明によると、イマジン達が時間を改変している所為で、良太郎にも影響が出ているらしい。その結果、若返ってます。何か顔違くね?と思ったけど、この年齢って一年ちょっとあったら、ぐんと成長すんのか。

 

 良太郎は特異点だから時間改変の影響は受けず、唯一ゼロノスカードだけが影響を与えられるものだったわけだが、その辺はどうなってるんだろうなぁ。まぁ、ゼロノスカード以外にも特異点に影響を及ぼせる力があるのかもしれんが。

 

 良太郎と幸太郎は別ルートで時間の歪みの原因を調べているらしい。

 

 アリゲーターイマジンを追って、過去へ跳ぶディケイドと電王。チケットを使ってデンライナーを動かすのはディケイド。やってみたら楽しかったらしいw

 

 アリゲーターとの戦いは苦戦。ディケイドはキバにカメンライドするが、あっさりやられて変身解除。

 ディエンドが作り出したライオトルーパー三体が時間稼ぎをしている間にモモさんと絆を深めるディケイド。ライオトルーパーのカメンライドは一枚で三体出せるのね。

 電王関係のカードが力を取り戻したときにファイナルフォームライドのカードのデンライナーがモモさんに変わった。ディエンドのカードも上書きされてるのかな。

 

 電王がモモさんに変形するときに憑依されていたユウスケはぴょーんと弾き飛ばされてた。扱い悪過ぎて吹いたw

 取り敢えずクウガに変身してみるものの、モモさんを敵と思って蹴っちゃうし、クウガゴウラムに変形させられた挙句、ケツにデンガッシャーの剣身をぶっ刺されて振り回されるというトンデモっぷり。

 

 これでモモさんは実体を取り戻したけど、ウラ達はどうなるんだろう。

 

 良太郎と幸太郎が戻って来て、未だ事態が解決していないことが判明し劇場版へと続く。前回出て来たシルバラが従えていたのはオニ一族だったようだ。

 

 そして物語はカブト世界へ。と思ったら、写真館にジークが乱入してくる。オチ扱いかよw

 でもジークをデンライナーに合流させるって流れでディケイドが劇場版に参戦するのかな。

 

 そういうわけで、電王編でした。全くもって、いつも通りの電王でしたw

 

 夏の映画の追加情報。タイトルは『オールライダー対大ショッカー』で昭和を含めた歴代主役ライダーが勢揃いするらしい。中の人はキャスティング可能な数名が登場ってところだろうか。藤岡弘、は出てきそうな気がするけど。

 

燃:A+ 萌:B+ 笑:A 総:A