アニメ

「遂に始まるでござる。最後の戦いが!」

ウルフルン可愛ぇぇええええええ!!

2週振り。
さて、ロイヤルクロックのカウントがマックスになり、キャンディはミラクルジュエルへと姿を変えた
キャンディから出て来るとかじゃなくて、キャンディ自体がミラクルジュエルそのものだったらしい。
じゃあ、ポップの妹ってのは、ただのカムフラージュだったのか?ポップはあまり驚いてないみたいだったし、全部ではないにしても知ってたんだろうな。

突如、地球へと接近するピエーロの卵。時を同じくして、3幹部達がみゆき達の前に現れる。
画面を3分割してのバッドエンド空間生成は格好良い。
ピエーロの卵って、23話で宇宙に吹っ飛ばされてから、ずっと地球に向けて移動してたのか?

ジョーカーの種明かしによると、黒っ鼻は使用者の生命を削っていたそうで、ウルフルン達は後1回の使用で死亡に至るところまできているとか。
というわけで、今回は幹部達がハイパー化。あれは自分達をハイパーアカンベェ化したということなんだろうか。
43話のジョーカーのやり方とは、また違うのかな。
ちなみにマジョリーナは美女モードに。

ガチで後が無い幹部達に苦戦するプリキュア達。固有必殺技もことごとく弾き返されてしまう。
マーチが普通にマーチシュートを多重展開していて吹いた。あれが普通に撃てるまでに成長しているのか……。

にしても、キャンディの偽物を用意して騙すとか、マジョリーナは43話に続いて凄いゲスいなぁ。

レインボーバーストも合体攻撃バッドエンドバーストの前には力足らずで。キャディが不在のため、ロイヤルクロックは使えないのね。
プリキュアのペガサスに対抗して、幹部側も巨大モンスターを召喚してたな。

ただでさえ勝てないのに、更にパワーアップして突撃してくる3幹部。それを受け止めたのはウルトラキュアデコルの力を得たハッピーだった。しれーっとウルトラ化してたけど、それに対する言及は特に無し。

結局、3幹部達は、やっぱりメルヘンランドの住人で、うとまれ役の自分達の境遇に不満を抱えていたところをジョーカーに唆されたということだった。
本来の姿は、ごく普通のメルヘンランドの妖精の姿だった。ウルフルン可愛過ぎワロタ
名前も変わっていたようで、元はポップの知人だったらしい。
マジョリンって、魔女界の女王様のお付きじゃねーか。

ラス1のデコルをゲットかと思いきや、ジョーカーに奪われてしまう。彼は幹部達から抜けた負のエネルギーとデコルを混ぜ合わせ、バッドエンドプリキュアを誕生させる。
ここにきて、まさかの悪のプリキュアキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!え、もしかして悪のプリキュアは1世代おきに出す法則なの?

ラスト前ってことで、今回はちょっと不安定な作画だったよな。動かさないわけにもいかんし……みたいな感じで。

そして『ドキドキ!プリキュア』の番宣キトゥアアアアアアアアアアッ!!別に「ドキドキ!」のところで明確に発音を区切るわけじゃないのね。
どっかの記事に、優等生がヒロインを務めるのは極めて異例って書いてあったけど、つぼみさんェ……。

加えて、春映画のCMも開始。えりかの無限顔wwwwwwwww
キャンディとタルトが一緒にミラクルライトを振ってるシーンがあったけど、4代目は左遷されてないのかな?

燃:A+ 萌:A 笑:C 総:A+

エピソードリンク
第44話「笑顔のひみつ!みゆきと本当のウルトラハッピー!!」
第46話「最悪の結末!?バッドエンドプリキュア!!」

特撮

「さあ、食事の時間だ!」

2週振り。
さて、最早年明け恒例となった2号ライダー登場編。晴人はファントム、マンティコアに襲われる青年、仁藤攻介を助けるが、彼は食事の邪魔をするなと怒り出す。
仁藤は何にでもマヨネーズをかけるマヨラーなのだった。どんなキャラ付けだよw

マンティコアの毒に倒れたウィザードは変身も解けてしまう。ファントムを倒せるのは自分しか居ないと立ち上がるが、毒の所為で変身も不可能に。

すると、仁藤はウィザードリングを取り出し、仮面ライタービーストへと変身。
彼もウィザードと同じく、ドライバーオンウィザードリングでベルトを展開。変身音声の「L!I!O!N!ライオーン!」で吹いたw

専用武装ダイスサーベルはビーストドライバーから取り出してのかな。
更に、ビーストには基本形態にマントを装備することで能力付加が可能。今回登場したのはカメレオマント、ドルフィマント、ファルコマント

今回だけだと、カメレオは透明化、ドルフィは治癒、ファルコはとどめといった感じか。
セイバーストライクにはマントの能力+ダイスサーベルの出目が影響するみたいだけど……。

マンティコアはワイズマンが連れて来たファントムだったけど、ワイズマンは仁藤がビーストであることを知っていたのだろうか。
ってか、最近、ワイズマンがどんどん外に出て来るな。引き篭もってた方がボスっぽいのに。

それに、の魔法使いとは、どういう意味なのか。
晴人は魔法で病気や怪我は治せないと言っていたってことは、現代には伝えられていない魔法も存在するということか。古の禁呪的なものがあったりするのだろうか……。
ビーストの戦いを呆然と見つめる晴人。「てんで理解らない」てw

マンティコアの人間としての姿はハゲのおっさん占い師ということで、予告映像で見たときは新たな幹部かと思ったけど、幹部どころか1話退場だったでござるの巻。
どうも、今回も1話完結っぽいな。

燃:A+ 萌:A- 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
第16話「クリスマスの奇跡」
第18話「魔力が食事」

特撮

「ヨーコさん、何を採点してらっしゃるんですか」

2週振り。
さて、最終回までには、まだちょっと間があるということで、今回は箸休め的エピソード。
リュウジのお見合いとリカ姉さんのお見合い?編。

今回登場するメタロイドは、バグラーが偶然生成してしまったオモチロイド。こいつ、Mission26で出て来たケシゴムロイドの改造じゃねーかw

リュウジのお見合いを邪魔しないようにと、自分達だけで事態に対処しようとするヒロム達。
ヒロムが「前にもこんなことあったな」とか言っていてワロタ

オモチゾードにはバスターヘラクレスで対抗。タテガミライオーにゴーバスタービートが乗るというサプライズも。
玩具では再現出来ないんだろうな……。

EDは映画宣伝映像+恐らく映画のEDで使用されるのであろうスペシャルバージョンに。

そして37代目『獣電戦隊キョウリュウジャー』の番宣が開始。ナレーションが千葉繁さんっぽいんだけど、「出ぃぃええぇぇたぁぁあああああああ!!」でクソ吹いた。

燃:A- 萌:B 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
Mission44「聖夜・使命果たすとき」
Mission46「新たな融合と熱暴走!」

角川スニーカー文庫

それがるうるの支配魔術 Game4:ロックドルーム・ゴッデス (角川スニーカー文庫)
著:土屋 つかさ イラスト:さくらねこ

「具合は悪くない!寝不足なだけだ!」
「健康管理不足。3ptダウン」
「悪かったよ!」
「でも女の子に触られて赤くなるのは可愛いから4ptアップ」
「お前実は分かっててからかってるだけだろ!?」

2012年4月の新刊。約8ヶ月1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
これまた今回も表紙のるうるが可愛くてなぁ。

さて、今回は夏休み編、丸の帰省に欧文研のメンバーもついていくことに。帰省先の印南で彼等を待っていたのは、美しい女神様インナミ様だった。
欧文研は、長らく人々に寄り添ってきた女神と、そこに隠された魔術の秘密に迫ることになる……というお話。

このインナミ様が何とも色っぽくてなぁ。俺もインナミ様に夜伽してもらいたいです(^q^)
インナミ様と一緒に、のんびり過ごす田舎生活とか超憧れるでござる。
インナミ様、何も最後に消滅することはなかったのになぁ。切ねぇ……(´・ω・`)

のほほんとした展開だけで終わる筈も無く、何やら丸達の知らないところで不穏な動きが……。
もっと、るうる達とイチャイチャするだけの中身の無い展開でも良いのよ?

次は2012年8月に『Game5:キングメーカー・トラップ』、2013年1月に『Game6:リライト・ニューワールド』。

燃:B+ 萌:A+ 笑:B- 総:A+

シリーズリンク
それがるうるの支配魔術 Game3:ファミリアル・リドル(2011/12)
それがるうるの支配魔術 Game5:キングメーカー・トラップ(2012/09)

スーパーダッシュ文庫

レンカク -告白決闘カードゲーム- (集英社スーパーダッシュ文庫)
著:穂邑 正裕 イラスト:桑島 黎音(れいん)

『自分(デッキ)を消費して!個性(カード)を駆使して!相手に愛情をアピールする!それは告白(リアル)とまったく同じでありながら、どこまでも遊戯(ヴァーチャル)に準ずる。でも━━』
『伝えたい〝想い〟は同じで一つ!!』

スーパーダッシュ文庫2012年12月の新刊。約1週間の積み。
『ガン×スクール=パラダイス!』でデビューしたものの、それ1冊きりで長らく新刊を出していなかった穂邑さんが5年3ヶ月振りに復活。よく復活出来たな……。
粗筋を読んだら面白そうだったので購入。表紙が綺麗だったというのもある。

桑島さんは、一迅社文庫『前略 嫁当たりました。』等のイラストを描いてるのか。

さて、親友の幼馴染みの少女、夏奈に想いを寄せる主人公、陽平。そんな彼の元に、ある日、ご先祖から受けた恩を返すために嫁入りしに来たという少女、美月が現れる。
彼女は陽平を幸せにするために、レンカクというカードゲームで夏奈への告白を薦めるが……というお話。

ラノベ界にありそうで、なかなか無いカードゲームもの。まぁ、ルール設定なんかの手間を考えるとなぁ。
今パッと思いだせるのって、ファミ通文庫『神牌演義』だけなんだけど。
何にしても、告白をカードゲームに見立てるってのは面白い。この場合の告白というのは、恋愛だけに限ったものではない。

あまりガチガチにルールを固めると、ストーリーが展開し難くなるからか、カードの種類やルールの説明は、大雑把にされているだけ。
とはいえ、同じカードが数回登場するなど、一応カードゲームらしさは残してある。そりゃ全部のカードが一発ネタだったらアレだしな。

パッと見、女の子がいっぱい出て来そうな雰囲気だけど、実は昨今のラノベにしては男性比率、更に挿絵登場率が高め。ガチホモも居るよ!

結構、熱血なノリだし、ビジュアル化したら映えそうなんだけど、続けるのが難しそうだよなぁ。3巻くらいまで続けば御の字ってところか。

燃:A- 萌:A 笑:B 総:A

イラストリンク
ストレンジムーン 宝石箱に映る月(電撃文庫、2013/06)

MF文庫J

かぐや魔王式!第9式 (MF文庫J)
著:月見 草平 イラスト:水沢 深森

「まじぽん!?」

2011年1月の新刊。約1年11ヶ月2週間の積み。5ヶ月振りの新刊。積んでる間に完結したでござるの巻。

表紙はアイマス、美紀、舞ということで、これまでの構成とは変わった絵面で、いかにも完結に向けて全員集合絵ですよというアレ。事実、終わっちまったしな。

さて、今回は閣下が記憶喪失になり、普通の女の子っぽくなってしまう。もう、何から何まで完結フラグじゃないですかー!

当然、記憶を戻すために行動することになるかと思いきや、社交性を身に付けた閣下のままの方が良いのでは、という意見が出て、錦織は悩むことに……。

うーむ、閣下が不在だと面白さが半減するのか、はたまた前巻から間を空け過ぎたためか。
あいふぉんは可愛いんだけどなぁ。

クライマックスで自転車から吹っ飛んで電車の中に突っ込むシーンは吹いた。勢い任せ過ぎるだろw

次は2011年5月に最終巻である『第10式』、9月に新シリーズ『いもうとがかり』、2012年1月に、それの2巻、2月にノベライズ『輪廻のラグランジェ』1巻、4月に2巻、9月に3巻、11月に4巻。

『いもうとがかり』は最初、『魔王式』完結前に開始する予定で、絵師は引き続き水沢さんの予定だったが、実際に刊行されたのは、こちらのシリーズ完結後で、しかも絵師はpun2さんに変更されていた。どういうことなの……。

基本的に、それまで普通にシリーズを展開していた人がノベライズを担当するのは、おめぇ、売れるもん書けねーんだから、ノベライズでも書いとけよ感が凄いのだが、果たして……?

燃:C 萌:A 笑:B- 総:B+

シリーズリンク
かぐや魔王式! 第8式(2010/08)
かぐや魔王式! 第10式(2011/05)

HJ文庫

うちのクラスの頼りないラスボス (HJ文庫)
著:望 公太 イラスト:鈍色 玄(にびいろ・しずか)

「なによ、オナラごときで声を荒げちゃって。ケツの穴が小さい男ね」
「女子がケツの穴とか言うんじゃねーよ」
「ふむ。なら言い直すわ」
「アナルの締まりがいい男ね」
「ニュアンスが最悪になったぞ!」

HJ文庫2013年1月の新刊。約6日の積み。デビューシリーズ『僕はやっぱり気づかない』を6巻で完結させた望さんが4ヶ月振りに復活。
メタネタらしいと聞いて。
イラストは鈍色玄さん。この人の絵、パッと見、カントクさんの絵と混同しちゃうのって俺だけ?

さて、生徒全員に《キャラクター》が与えられる私立黒宝学園。《主人公》の役割を与えられた少女、雛(ひいな)を幼馴染みに持つ少年、涼希(すずき)は《ラスボス》の役割(ロール)を持つ少女、塔ヶ崎夜子の打倒主人公を手伝うことに……というお話。

《キャラクター》が与えられるという設定の時点で判るように、大分メタな内容です。前シリーズもメタな内容だったらしいし、それにGA文庫で展開中の『異能バトルは日常系のなかで』もメタだし、望さんの得意分野なのだろうか。

《キャラクター》には役割だけでなく、更に種類(ジャンル)と象徴(シンボル)が設定されており、これによって細分化することになる。
涼希達1年生は入学したばかりのため、まだ定まっていないが、その辺も異能力バトル要素っぽくて、どう展開するか楽しみ。

メインキャラの配置がモロに電撃文庫『魔王なあの娘と村人A』と被ってるんだけど、ネーミングや設定はこっちの方が好み。

基本的にはメタネタで遊びながら、涼希の中に燻っている思いを描き出していく流れ。
にしても、やっぱりラノベにおける水着回は3巻か4巻辺りですよね。2巻であったりすると、テコ入れ感が半端無いよね。

そして暗躍する理事長。《脇役》の上位互換が《狂言回し》とか中二過ぎて、もげ飛ぶレベル。
それに、『エンドクレジット』とは一体……?
最後の最後で盛り上げてきやがったぁぁあああああああああ!!これは種類と象徴を持つキャラが増えたら加速度的に面白くなりそうな予感だぜ!

これは今後の展開が期待出来るぞ!チャンスがあれば、前シリーズも読んでみよう。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
うちのクラスの頼りないラスボス <2>(2013/05)

著者リンク
僕はやっぱり気づかない(HJ文庫、2011/08)
HAPPY DEATH DAY 自殺屋ヨミジと殺人鬼ドリアン(GA文庫、2011/09)

異能バトルは日常系のなかで(GA文庫、2012/06)
黒き英雄の一撃無双 1.受難の女騎士(2013/10)
異界神姫との再契約Ⅰ 暴風再愛(GA文庫、2014/12)
アイサレワールド I really, truly surrender to you. 冬美原久真部の解決日誌1(HJノベルス、2015/08)
最強喰いのダークヒーロー(GA文庫、2016/06)
ラノベのプロ! 年収2500万円のアニメ化ラノベ作家(ファンタジア文庫、2016/12)
最悪探偵(NOVEL 0、2017/02)
異世界テニス無双 テニスプレイヤーとかいう謎の男がちょっと強すぎるんですけど!(GA文庫、2018/01)
ちょっぴり年上でも彼女にしてくれますか? ~好きになったJKは27でした~(GA文庫、2018/05)
神童勇者とメイドおねえさん(MF文庫J、2019/02)
性春デイズ ~男子高校生の性の心理戦~(LINE文庫エッジ、2019/12)
娘じゃなくて私が好きなの!?(電撃文庫、2019/12)
きみって私のこと好きなんでしょ? とりあえずお試しで付き合ってみる?(GA文庫、2020/04)
元カノとのじれったい偽装結婚(MF文庫J、2021/02)
仕事帰り、独身の美人上司に頼まれて(スニーカー文庫、2023/06)
小鳥遊ちゃんは打ち切り漫画を愛しすぎている(MF文庫J、2024/04)

アニメ

「待ってたわ、私の未来を変えてくれる人━━」

今回狙われたのは占いネット。占いネットを見ていないと不安で仕方なくなった人達は何も手につかない状態に。
仕掛け人は四天王の1人フリーズ。

占いネットの占い師フォーチュナーとして、フリーズに拘束されていた第3のソフト、アンティだが、フリーズは彼女がコレクターズだとは知らなかった様子。偶然引き当てたのかよ、凄ぇなw

アンティの力をプリズムインストールし、風のエレメントスーツにチェンジ。『仮面ライダーウィザード』みたいにスーツの属性と特性を活かした戦い方をすれば面白いと思う訳だが。

最後はノーマルに戻ってたけど、ノーマルでないとイニシャライズって出来ないんだっけ。
ブリブリおばさんって言われたフリーズが反応していてワロタ

瞬兄さんの研究室は自宅じゃなかったのか。良かった、普通の家で。
ってか、ラストシーンの瞬兄さんのテンションと少女漫画チックなオチwwww

燃:A- 萌:A- 笑:B- 総:A

エピソードリンク
第3話「おいしいものはホドホドに」
第5話「とどけ!森の歌声 前編」

電撃文庫

やがて魔剱のアリスベル (電撃文庫)
著:赤松 中学 イラスト:閏 月戈

「この━━超弩級鈍感男!ツンデレの文法ぐらい知っとけ!腹切って死ね!」

電撃文庫2012年9月の新刊。約3ヶ月2週間半の積み。
タイトルの「魔剱」は「まけん」と読みます。
MF文庫J『緋弾のアリア』でお馴染みの赤松中学さんが電撃文庫に殴り込み。他レーベルでデビューした作家さんが電撃に入ってくる事例は極めて稀だと思う。

イラストはMF文庫J『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』等でお馴染み、閏月戈さん。

舞台は異能力者を育成する学園、居鳳(いのう)高校に、何も知らず入学した主人公、静刃(せいじ)。
異能力者として目覚めた彼は、64個揃えたときに何でも願いを叶えてくれる鳳の欠片(カラット)を巡る鳳凰戦役(フェニケ・ロワイヨ)に巻き込まれていくことになる……というお話。

『アリア』の後書きで明言されていた通り、あちらと世界観を共有しており、ちょこちょこ共通ワードや人名が出て来る。
時系列は、どうなってるのか、よく理解らん。静刃の妹、祈が言っていた「ちょっとした国難」くらいしか特定出来そうな要素が無い。
その辺は、いずれ判ってくるみたいだけど……。

まぁ、キリコがどうもレキから師事を得ているみたいだから、『アリア』とはかすりもしない時間ってことはなさそうだな。

基本的なノリは『アリア』と一緒。あっちが駄目なら、こっちも駄目だと思う。ただ、あっちがずっと主人公キンジの一人称であるのに対し、こちらは登場人物の視点が入り乱れている。
視点が切り替わる度に、わざわざ誰の視点か明記してあるのは、ライトユーザーを意識してのことなのか。
やっぱり、視点の切り替わりが理解り難いって理由で読まなくなる層が居るんだろうなぁ。

『アリア』は巻数を重ねる内に、異能力やら化け物要素が増えてきたけど、こっちは最初からクライマックスにてんこ盛り。
もしかして……とは思っていたけど、クライマックスな引きまで同じなのかよ!

ハーレムっぽいキャラ配置になっていく展開に、ある程度の理由付けがあるのも同じか。こういうのは強引にでも説明があった方が状況を納得し易いよな。

問題は閏さんのイラストが、いまひとつピンとこないことだな。別に悪いわけじゃないんだけど、あんまり可愛いって感じのイラストじゃないんだよなぁ。『おにあい』で見たときは、それなりに可愛いと思った気がするのだが……。

後書きによると、いずれ『アリア』とガッチリリンクしそうですが……。
次は2013年1月に2巻『蒼穹の戦線』。

燃:A- 萌:B+ 笑:B 総:A

シリーズリンク
やがて魔剱のアリスベルⅡ 蒼穹の戦線(2013/01)

コミカライズリンク
やがて魔剱のアリスベル <Ⅰ>(2104/10)

世界観リンク
緋弾のアリアⅩⅢ 反撃の九龍(MF文庫J、2012/08)
緋弾のアリア キャストオフ・テーブル(MF文庫J、2012/12)

著者リンク
チアーズ!(MF文庫J、2017/09)

イラストリンク
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ(MF文庫J、2010/12)
魔術師たちの言想遊戯Ⅰ(ファミ通文庫、2011/01)
俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件(一迅社文庫、2011/11)

アニメ,講談社BOX

「お前、冒頭からキャラ設定メチャクチャになってんぞ!?」

制作決定が発表されたと思ったら、あれよあれよという間に大晦日にテレビスペシャルという形で放送が決定。
同時にニコニコでも生放送。テレビ局としては僅か2局という不親切極まりないアレだったわけで。
ってか、放送日発表から放送まで確か1ヶ月無かったんじゃないか?気付かないままだった人も結構いそう。そもそも大晦日に新作アニメが放送されるって発想が無いよなぁ。

いや、それ以前に劇場公開予定の『傷物語』は一体いつになったら、そのベールを脱ぐのか。
まだ、『まどか☆マギカ』やら別作品に脱線するのは理解るんだけど、同シリーズの別エピソードを先に公開しちゃうってのは一体どういう理由なんだろうか。
今回の本編中でも、『傷物語』に言及しているシーンはあるので、無かったことになったわけではなさそうなのだが。

タイトルから、ある程度想像がつくが、今回のヒロインは委員長こと羽川翼。時系列としては、『傷物語』以降、『化物語』以前ということになる。
以前から、ちょこちょこ黄金週間に委員長に関わる何かがあったと言われていたが、その辺の事情が明らかになる。

時系列の関係上、必然的に、ガハラさん達は登場出来ないため、ファイヤーシスターズの出番が脇役としては多め。中でも、月火がよく出て来る。月火可愛いよ月火。
何の躊躇も無く妹のおっぱいを鷲掴みにするありゃりゃ木さんがオトコマエ過ぎる。
オッパイ注意報のL字テロップでクソワロタ

にしても、基本的に会話だけのシーンが多い。ドラマCDでも余裕で成立しそう。そこを演出で誤魔化してるのが凄いよなぁ。カット数だと、普通のアニメの平均値を余裕で越えてそう。

で、障り猫に憑かれて、ずっと下着姿の委員長のエロさといったら。規制が掛かる掛からないの基準が全然理解らん。いやしかし、性欲を持て余す。

そして最後に2013年にセカンドシーズンをやる旨を告知して終了。また、変則的な放送形態になりそうだから注意しとかないとな。

燃:C 萌:A+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
偽物語 最終話「つきひフェニックス 其ノ肆」
〈物語〉シリーズ セカンドシーズン 猫物語(白) 第懇話「つばさタイガー 其ノ壹」