電撃文庫

平安鬼姫草子―神ながら神さびせすと (電撃文庫 く 7-1)
著:黒狐 尾花(くろきつね・おばな) イラスト:さらち よみ

「鈴城。焦って一番大切なことを忘れるなよ」
「一番大切なこと?」
「最初の気持ちだよ。誰を守りたいと思ったのか、どういうふうに守りたいと思ったのか、それがきちんと実行できているか、常に問いかけ続けろ」

電撃文庫2010年10月の新刊。約2年2ヶ月3週間半の積み。
どこにも書いてないけど、電撃大賞からの拾い上げ。確か3次選考通過タイトルの中にあった筈。

イラストはファンタジア文庫『カナクのキセキ』等のさらちよみさん。この人は、結構少女向けでも描いてるよな。

さて、タイトル通り歴史+妖怪ものです。鬼の血を継ぐ少女、結鹿(ゆいか)と、彼女を取り巻く人々が都を騒がせる“姫殺し”事件に挑む。
何でメディアワークス文庫から出さなかったのだろうか……。萌え萌えした内容でもないし、向こうで出した方が雰囲気が合ってると思うんだけどな。

まぁ、それ以前に凄ぇ少女小説っぽい。主人公の女の子の周りにはイケメンだらけ。でも主人公も守られてるばかりじゃなくて時には戦っちゃう的なアレ。
見事に、男性向けでウケる要素から逆送してるよな……。まぁ、こういうのもレーベル全体から見れば必要なのは理解るんだけど。

黒狐さんは、これ以降電撃では出さず、メディアワークスで1冊だけ出してるけど、その後、消息不明。消えたか……?

燃:C 萌:B+ 笑:C 総:B

イラストリンク
カナクのキセキ <1>(ファンタジア文庫、2011/01)
ダブルバインド 黄昏に獣は踊る(C★NOVELSファンタジア、2011/09)

第16回電撃小説大賞リンク
ご主人さん&メイドさま 父さん母さん、ウチのメイドは頭が高いと怒ります(銀賞、2010/02)
[映]アムリタ(メディアワークス文庫賞、メディアワークス文庫、2009/12)
月光(最終選考、2010/09)
マリシャスクレーム -MALICIOUS CLAIM-(4次選考、メディアワークス文庫、2010/06)
ミネルヴァと智慧の樹 始原(4次選考、2010/07)
理想の彼女のつくりかた 第一稿 のはずがポンコツだなんて、そ、そんなバカなっ!(4次選考、2010/08)
官能小説を書く女の子はキライですか?(4次選考、2010/08)
ハロー、ジーニアス(4次選考、2010/10)
恋する鬼門のプロトコル(3次選考、2010/06)
彼女はつっこまれるのが好き!(2次選考、2010/07)

GA文庫

彼女の恋が放してくれない! 2 いまだに手錠で繋がってるけど健全な友達です。 (GA文庫)
著:海空 りく イラスト:有河 サトル

「戌亥さん風に言うなら、病気で弱っている女の子の口に自分の体液つきの棒を入れた変態ということになります。これはもうちょっとした事件ですね」
「やべえ。すげえ変態じゃん俺」

2012年9月の新刊。約3ヶ月2週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
さて、再び手錠で繋がってしまった慎太郎とつぼみ。幼馴染みの美咲と委員長は何とかして、手錠を外そうと奮闘するのだが……というお話。

重い内容は大体1巻で片付いて、今回は結構ラブコメらしい内容になっている。一応、美咲と委員長のウエイト高めで。

そんな中、ドSとして覚醒しつつあるつぼみさんにZOKUZOKUですよね。俺も、つぼみさんにおへそをグリグリされたいです(^q^)
取り敢えず、「ギガうんこバカ」は流行らせよう(提案)

次は2013年1月に3巻『手錠が外れてもずっと一緒です。』。サブタイで嫌な予感がしたら、案の定最終巻じゃねーか!

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
彼女の恋が放してくれない! 俺たちは手錠で繋がっているだけの健全な友達です。(2012/05)
彼女の恋が放してくれない!3 手錠が外れてもずっと一緒です。(2013/01)

 

映画,角川文庫

嗤う伊右衛門 [DVD]

「恨めしも愛しも同じく人から生ずる思い。岩よ、存分に俺を恨め……!」

2012年の10月頃にケーブルテレビで放送していたので視聴。まぁ、これも数ヶ月寝かせていたわけですが。
京極さんの原作を読んだ以上、視ておこうというわけで。あまり気は進まなかったのだが。

今、感想を書くために基本情報を調べて初めて知ったんだけど、こんなクッソ寒いサブタイが付いてたの!?
内容と合ってるか?ってか、時代劇に英語のサブタイて、おま……。いや、最近、そういうの多いっぽいけどさ。

超ザックリまとめると、コミュ障とシスコンと悪党が破滅する話だよな。
尺が2時間くらいあるんだけど、話が動き出すまでに時間がかかってダレてる感があるよなぁ。

PG-12指定とか、( ´_ゝ`)フーンと思いながら見てたんだけど、この指定って結構やりたい放題出来んのな。
ベッドシーンとか、おっぱいモロ出しとか普通に出て来てビックリしたわ。家族の前で見てたんだぞ。どうしてくれる。

グロ方面も結構アクセルでなぁ。顔面の皮膚を剥ぐシーンがショッキング過ぎる。
絶望へと突き進んでいく展開に入ってからは面白いんだよな。救いが無さ過ぎて。

ラストシーンでカメラが引いていって、最終的に現代になる演出意図が理解らない。何が言いたいんだ。
金かかる手法の割に最後の最後で疑問点を残して終了するというアレなオチ。

まぁ、普段実写を見ないから、エログロな映像を見るだけで結構新鮮な気分を味わったりもするのですが。

燃:C 萌:C 笑:C 総:A-

原作リンク
嗤う伊右衛門

HJ文庫

はぐれ勇者の鬼畜美学 5 (HJ文庫 う)
著:上栖 綴人 イラスト:卵の黄身

「最近、耳でイクのが俺の周りの女達の間じゃ密かなブームでな……乗り遅れんなよ」

2011年5月の新刊。約1年8ヶ月半週間の積み。3ヶ月振りの新刊。
積みに積みを重ねてやったぜ!

さて、アレイザード再訪編後半戦。和平を望む魔族と何が何でも侵略を進めようとするディスディア。
その中で、勇者レオンに隠された真実が明らかになる……というお話。

まさかレオンが復讐に心を支配された鬼畜だったとはな……。それでも上手いこと話をまとめてしまう暁月がチート。

一応、問題は解決し、元王女リスティをお土産に元の世界へ帰還することに。涙涙のお別れにならないのかよw
だが、アレクラスタ皇国では、教皇ヴォルクが何やら不穏な言動を。また、アレイザードが舞台になるときがくるのか……。

いやしかし、教皇はアニメで西村知道さんが声をあてたから、必要以上に腹に一物あるように思えてくるw
まぁ、その配下のミランダの方が怪しいけど。

次は2011年8月にⅥ巻、11月にⅦ巻、2012年2月にⅧ巻、6月にⅨ巻、9月にⅩ巻。

燃:A 萌:A- 笑:B 総:A+

シリーズリンク
はぐれ勇者の鬼畜美学Ⅳ(2011/02)
はぐれ勇者の鬼畜美学Ⅵ(2011/07)

ランキング,雑記

まずは購入冊数と読了冊数の集計。

購入
ライトノベル:300冊
ボーダー:10冊
コミカライズ:103冊
児童書:2冊
雑誌:14冊
ラノベ関連本:3冊
一般:6冊
漫画:14冊
ムック:3冊
攻略本:1冊
その他:3冊

総計:460冊

読了
ライトノベル:298冊
ボーダー:14冊
コミカライズ:105冊
児童書:2冊
雑誌:14冊
ラノベ関連本:16冊
一般:1冊
漫画:21冊
ムック:3冊
その他:6冊

総計:480冊

2011年の読了冊数はラノベが295、総計が476だったので、よっしゃ!ギリギリとはいえ、去年より多い!
ゲームをやるときは必ず、その前に読書の時間を設けるようにした成果が出たな。

ランキングは別ページを設けています。あまりにもラノベ原作アニメが多いので、今年からアニメ部門を新設しました。
基本的に、各月のランキングを元に年間順位を作成。
「総」部門はトップ20とワースト1、アニメ部門はトップ5、それ以外はトップ10までを出しています。コメントも含めて別ページで。

「燃」部門
「萌」部門
「笑」部門
「新作」部門
「総」部門
「コミカライズ」部門
「アニメ」部門

この1年で印象深かったことと言えば、

・倉庫に再び蔵書を預けた。
・このライトノベルがすごい!2013にweb協力者として参加+コメント採用。
・『スマイルプリキュア!』怒濤のハイクオリティ。

あたりでしょうか。あれ、今年って、あんまりインパクトあるニュースが無い気が……。

2012年の目標を振り返ると、

・このライトノベルがすごい!2013にweb協力者として参加しつつ、コメントも採用してもらう。
・ラノベを400冊以上読む。
・読了物を600冊以上にする。
・黄金週間までを目途に倉庫に蔵書の一部を預ける。
・ブログのアクセス数を月50万アクセスにまで増やす。
・クビにならない程度に仕事を頑張る。

正直、このラノ関係の目標が達成出来たので大分満足。とはいえ、読了冊数は増やしたいところ。
これを踏まえて、2013年の目標は、

・このライトノベルがすごい!2014にweb協力者として参加しつつ、コメントも採用してもらう。
・ラノベを350冊以上読む。
・読了物を600冊以上にする。
・クビにならない程度に仕事を頑張る。
・間違えて同じ本を2冊買わない。

としたいと思います。優先順位は記述順です。
今、3DSで出る『ドラクエⅦ』がちょっと気になってるんだよな……。
それでは皆さん、今年も宜しく御願い致します。

感想リンク
2012年12月に読んだラノベ
2013年1月に読んだラノベまとめ

ランキング,雑記

就職してからというもの、年末の実感を得られないままに年越しを迎えるようになってしまったな……。

小説関係本購入冊数
ライトノベル:35冊
ボーダー:1冊
コミカライズ:10冊
雑誌:1冊
その他ラノベ関連本:1冊
漫画:1冊
その他関連本:1冊
総計:50冊

読了冊数
ライトノベル:32冊
ボーダー:1冊
コミカライズ:6冊
雑誌:2冊
ラノベ関連本:3冊
漫画:1冊
その他関連本:1冊
総計:46冊

今月は大分頑張って読んだなと思ったけど、買った冊数の方が多かった件。どういうことなの……。


「燃」部門

1位:小説 仮面ライダーW ~Zを継ぐ者~

小説 仮面ライダーW ~Zを継ぐ者~ (講談社キャラクター文庫)
燃:A+ 萌:A- 笑:B+ 総:S-

これがノベライズだ!

2位:アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <5>

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者5 (講談社ラノベ文庫)
燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:A+

そりゃロボットに変形したらテンション上がらざるを得ない。

3位:ソードアート・オンライン プログレッシブ <001>

ソードアート・オンライン プログレッシブ1 (電撃文庫)
燃:A+ 萌:A 笑:B 総:A+

設定燃え。


「萌」部門

1位:パパのいうことを聞きなさい! <10>

パパのいうことを聞きなさい! 10 (パパのいうことを聞きなさい! シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
燃:B+ 萌:A+ 笑:B 総:A+

年上のお姉さんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

2位:彼女がフラグをおられたら ここは俺に任せて、お前は夏休みを満喫しろ

彼女がフラグをおられたら ここは俺に任せて、お前は夏休みを満喫しろ (講談社ラノベ文庫)
燃:B 萌:A+ 笑:B+ 総:A

お菊姉にダダ甘やかされたい。

3位:おジャ魔女どれみ16 TURNING POINT

おジャ魔女どれみ16 TURNING POINT (講談社ラノベ文庫)
燃:A 萌:A+ 笑:B 総:A+

おんぷちゃん凛々し過ぎ。


「笑」部門

1位:のうりん <5>

のうりん 5 (GA文庫)
燃:B+ 萌:A 笑:A+ 総:S-

ウ〇コしてみろ。

2位:小説 仮面ライダーオーズ

小説 仮面ライダーオーズ (講談社キャラクター文庫)
燃:A- 萌:A- 笑:A 総:A+

ゴリさんwwwwww

3位:アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <5>

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者5 (講談社ラノベ文庫)
燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:A+

『天空のエスカフローネ』だった件。


「新作」部門

1位:オレを二つ名で呼ばないで!

オレを二つ名(そのな)で呼ばないで! (このライトノベルがすごい! 文庫)
燃:A- 萌:A- 笑:B 総:A

もっとZOKUZOKUする二つ名の登場に期待。

2位:茉建寺エリノアの非主流科学研究室

茉建寺エリノアの非主流科学研究室 (ファミ通文庫)
燃:C 萌:A 笑:B 総:A

LOVEがちょっと足りない。

3位:紅炎のアシュカ

紅炎のアシュカ (このライトノベルがすごい!文庫)
燃:B+ 萌:A- 笑:B- 総:A-

どういう方向に伸ばしていくかだが……。


「総」部門

1位:のうりん <5>

のうりん 5 (GA文庫)
燃:B+ 萌:A 笑:A+ 総:S-

イラストを使った演出が上手過ぎる。

2位:小説 仮面ライダーW ~Zを継ぐ者~

小説 仮面ライダーW ~Zを継ぐ者~ (講談社キャラクター文庫)
燃:A+ 萌:A- 笑:B+ 総:S-

構成上手過ぎワロタ

3位:アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <5>

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者5 (講談社ラノベ文庫)
燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:A+

おふざけが堪らない。

4位:小説 仮面ライダーオーズ

小説 仮面ライダーオーズ (講談社キャラクター文庫)
燃:A- 萌:A- 笑:A 総:A+

短編毎に作風をガラッと変えているのが面白い。

5位:ソードアート・オンライン プログレッシブ <001>

ソードアート・オンライン プログレッシブ1 (電撃文庫)
燃:A+ 萌:A 笑:B 総:A+

終わりが見えない濃密な展開。

最下位:星とハチミツの存在証明

星とハチミツの存在証明(テスタメント) (このライトノベルがすごい!文庫)
燃:C+ 萌:B- 笑:C+ 総:B

個人的にノリが合いませんでした。


今月は仮面ライダーのノベライズが存在感を主張したな。まさか、ここまで良い仕上がりのものが出て来るとは思わなんだ。
『おジャ魔女』のノベライズもあるし、講談社には今後、どんどんニチアサ作品のノベライズを出してもらいたいな。特に『プリキュア』シリーズの大人向けノベライズをですね……。


今月の結論

みんなもノベライズで変身!!

今年の更新はこれで締め。皆さん、良いお年を。

感想リンク
2012年11月に読んだラノベまとめ
2012年読了物総括

MF文庫J

緋弾のアリアXIII (MF文庫J)
著:赤松 中学 イラスト:こぶいち

「━━だいしゅきホールドとか言うんだろ?これ」

2012年8月の新刊。約4ヶ月の積み。3ヶ月振りの新刊。
表紙はジャンヌ。やっぱり前回とは武装が違う。
サブタイは「ガウロン・リバース」と読みます。

さて、藍幇(ランパン)の孫悟空によって倒れたジーサードだったが、案の定耐えてました。死んだ振りやったんかい。

で、弟の仇討ちということで、修学旅行Ⅱを利用して、藍幇の本拠地である香港に向かったバスカービル。
仲間達をはぐれたキンジを待っていたのは新たな出会いで……。

って、表紙はジャンヌなのに、別行動なんかい!でも、ちゃっかり挿絵には出るなんて、流石ジャンヌさんやで!
そういや、最近、中空知さんが出てない気がするな……。
一方、レキの扱いが何だか良い気がするぞ。

見知らぬ土地で無一文になったキンジを救ってくれた少女ユアン。出会って、すぐに別れる形になったけど、まだ出番あるんだよね?このままで終わりとも思えないが……。
それに、萌と菊代も武偵を目指すとか何とかで。

次は2012年12月に短編集『キャストオフ・テーブル』。本編の続きは赤松さんがレーザービームの対抗手段を思いついたらってマジかよw

燃:A- 萌:A 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
緋弾のアリアⅩⅡ 狼狗に降る雪(2012/05)
緋弾のアリア キャストオフ・テーブル(2012/12)
緋弾のアリアⅩⅣ 招かれざる海霧(2013/04)

世界観リンク
やがて魔剱のアリスベル(電撃文庫、2012/09)

アニメ

機動戦士ガンダム UC (Mobile Suit Gundam UC) 4 [Blu-ray]

「これは君がしたいことなのか?本当の君は、それで良いのか!?」

今年の黄金週間にアニマックスで放送していたものを録画して、寝かせておいてやったぜ!

さて、今回はサブタイ通り、地上編です。ネオジオン残党と一緒に地上に落ちたバナージは道中を彼等と共にすることに。
一方、ラプラスの箱を巡った人々の暗躍は益々混迷を極めていて……というお話。
どんどん言動がアレなことになってきているリディにも注目ですね。

量産型MSが大活躍しまくりんぐなんだけど、結構判らん期待多いなーと思っていたら、クソマイナーは機体がいっぱい出ていたらしい。
いやでも、あんなに格好良く壊れてたら、そらプラモやら何やら欲しくなるわな。

キャプテンことジンネマンのおっさんは何やかんや言いつつ、良いオッサンだよな。バナージに執拗に顔面を攻撃されてたけど。
ってか、足で顔面蹴るのは、やり過ぎだと思うの。

そして、いきなり降下してきて、即デストロイモードへとチェンジする、もう1機のユニコーンことバンシィ。
一体、奴の正体は?というところで続く。

EDは毎回、真っ黒な背景にテロップが流れるだけだった気がするけど、味気ないから、何かしら工夫してほしいなぁ。本編映像を切り貼りするだけで大分違うと思うんだけど。

燃:A 萌:B 笑:C 総:A+

エピソードリンク
episode3「ラプラスの亡霊」
episode5「黒いユニコーン」

ゲーム

ポケットモンスターブラック2ポケットモンスターホワイト2

「バカバカバカバカ!もひとつおまけにバカ!!可愛く言ってあんぽんたん!!」

概要

出るのは判り切っていた『ブラック/ホワイト』のマイナーチェンジ版。と思っていたら、まさかの続編だったでござるの巻。この発想は無かったわ。

発売日に買って、ちょこちょこプレイしていました。俺はどうやら小刻みにプレイした方が飽きが来ないタイプらしい。
育成をやり出すと、これで終わりってタイミングが掴めなくなるので、ある程度のイベントをこなした段階で感想を書くことにしました。

舞台は前作から2年後のイッシュ地方。前作では不完全燃焼だった部分もカバーしながら、プラズマ団の暗躍が再び始まる。
舞台自体は同じだけど、大量に新マップがある上に、街を回る順番も変わっているので、新ポケモンが出ない+マップ使い回しの新作といった感じ。

今回パッケージを飾るのはキュレムのフォルムチェンジ、ブラックキュレムとホワイトキュレム。
元々、ゼクロム、レシラム、キュレムは1体のポケモンだったって話らしいんだけど、今回登場するのはキュレムがそれぞれを取り込んだ姿だけで3体合体は出番無し。え、もしかして更なる続編が出たり……?

ちなみに今回はバージョンと伝説ポケモンの色の食い違いは無い。あっても、ただ紛らわしいだけだしな。

2年後のイッシュ地方

2年後ということで、色んな施設が追加されている。ってか、2年で色々変わり過ぎだろ……。
前作の状態から、どう変わっているかを見るのも面白い。

キャラクター

結構な人数が追加されている。まぁ、そんなことはどうでも良くて、女主人公が可愛過ぎて辛い。というか最早黒ストエロいとか、そういうレベルでござる。そらエロ画像も氾濫するわ。

新イッシュ図鑑

前作では殿堂入りまでは、新ポケモンしか登場しないという縛りがあったが、今回はそういった制約が無いため、既存のポケモンも大量に登場し、その数何と300種。増え過ぎだろ……。

一応、生態系が2年で変わったって話だけど、2年で激変してるんですが……。

加えて、今作だけで、かなり多くのポケモンが揃えられるようになっている。ドリームワールドや配信も併用すれば殆ど揃うんじゃないかなぁ。

まぁ、最初から前作と通信可能なので、旅パじゃなくて普通に育てる奴を連れていきましたが。

各施設

観覧車は引き続き、安心のマジキチ。妊婦のOLと一緒に乗るとか、エロスのレベルが高過ぎるだろ……。

ポケモンが出演する映画を撮影出来るポケウッド。発想は凄いと思うけど、個人的には要らないなぁ。
まぁ、主人公達の一風変わった衣装を見れるのは役得だけどさ。
ハチクマン、胸元セクシー過ぎワロタ

ジムリーダーは一部入れ替えで、入れ替えられた人達にも、ちゃんと理由が用意されている。
前作の最終決戦にデント達が居なかった理由が明らかになって驚いたわ。

ジム自体も、全て仕掛けが一新されている。仕掛けのクオリティ高過ぎて甘引きするレベル。
にしても、ファッションショーに殴り込みをかけないといけないライモンジムの入り難さは異常。完全にキモオタお断りじゃないですかー!やだー!

一度消え去った教え技が復活したのは嬉しい。しかし、この流れは新作で消失→マイナーチェンジで復活という流れを繰り返しそうで怖い。

育成に便利な施設が揃ったジョインアベニューが便利過ぎる件。ただ、この便利さに慣れると、今から第6世代が思いやられるよな……。きっと、同等の便利施設はマイナーチェンジまで出ないだろうし。

システム

細かい仕様変更が色々と。まず、前作では、ごく一部だけだったトレーナーのモーションが全員に用意された。

ボックスの操作性も向上し、複数選択が可能に。また、便利ボタンに登録出来る項目も増加。

謎なのは、道路等に居るブリーダーが倒しても倒しても復活する仕様。戦う度に強くなるなら理解るんだけど、レベルは据え置きということで、益々謎。

まとめ

そんな具合で、気合の入ったマイナーチェンジな『ブラック2/ホワイト2』でした。これに区切りをつけて、俺が今何をやっているかというと、そうだよ、『スーパーロボット大戦K』だよ!

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:S

シリーズリンク
ポケットモンスターブラック/ホワイト(2010/09)
ポケットモンスターX/Y(2013/10)

 

書籍,特撮

麻宮騎亜 仮面ライダーフォーゼ デザインワークス

タイトル通り、『仮面ライダーフォーゼ』の怪人ゾディアーツのデザイン画を集めた本。ゾディアーツ以外でも、麻宮さんがデザインを担当したものはフォローされている。

ネットでも、あまり話題になっていないようで、アマゾンがオヌヌメしてくれなかったら、きっと存在に気付かなかったと思う。

表紙は裏表紙と合わせて、十二使徒大集合なんだけど、絵画みたいな描き方になっているので、パッと見、何の本か判らねぇw

内容は、おおよそ登場順に怪人のデザイン画の紹介とスタッフインタビュー。
デザインかっけぇええええええええええええ。基本、スーツよりマッシヴなのね。まぁ、実際に可能な造形と動き易さと予算を考えたら、当然の帰結っちゃー、そうなのだが。
加えて、基本グロ格好良い方向なんだよな。

そもそもテレビ放送で視ているときは、ストーリーやライダーの方に意識が行きがちだから、あんまり怪人のディティールに注目するってことは無いわけで。
そういう意味では、こういう関連書籍があると、理解が深まって楽しいというか。

燃:A 萌:C 笑:B- 総:A

本編リンク
仮面ライダーフォーゼ 第1話「青・春・変・身」