アニメ

「200年が過ぎても、約束は約束━━でしょ?」

何かハートフルっぽそうなサブタイだなw
さて、アバンで描かれるのは帝国暦214年。火ノ輪で戦い続ける流木野さんの姿が。え、どういうことなの?
マギウスは不死なだけじゃなく、不老でもあるのか。

そもそも今のタイミングで200年後を見せるというのは一体……?まぁ、200年後ってのもヴァルヴレイヴが古代兵器扱いされていることからの推測でしかないんだけども。
流木野さんだって、そっくりさんでしたーって可能性もないではないわけで。

OPの火ノ輪のカットには流木野さんが追加。やっぱりマギウスが確定した機体には人物カットが追加されていくんだな。

新生ジオールを軍事国家にしようと、暗躍するエルエルフ。それを阻止しようとるハルトを先読みで止めるエルエルフだったけど、そこへアードライが現れる。
更にはバッフェに搭乗したクーフィアが格納庫を荒らしていく。

その所為で、ハルトを追っかけて来ていたアイナが巻き込まれ死亡してしまう。ハルトとフラグ立ったかと思っていたら、これだよ。
まだ、ヴァルヴレイヴに放り込んで、無理矢理マギウスにすればワンチャンあるか?
若しくは、ブチ切れたキューマがマギウスになるか……。

意気揚々と出撃した流木野さんだけど、あっさりと敵の策にハマり、身動きが取れなくなる。
アードライにフルボッコにされたハルトは瓦礫によって出撃不能状態に。この事態に、エルエルフはハルトに自らをジャックさせ、出撃させる。
ジャックしたエルエルフの身体でも動かせるってことはヴァルヴレイヴの起動に必要なのはマギウスの精神の方なのか。

火人の出撃からOPを流すのは良いんだけど、いかんせ短いというか、もっとガッチリ尺を割いてやってほしかったな……。

戦闘終了後、偶然エルエルフが持ち歩いていた写真を見てしまうハルト。そこに映っていたのはOPに出ているピンク髪の少女の幼いときの姿のようで。
それを見たハルトは無意識に涙を流す。彼女がリーゼロッテなのか……。

このタイミングで新EDを投入。え、曲も映像も前の方が良くね……?
OSの少女の後の怪しげな影は何なのか……。

燃:A+ 萌:A 笑:B 総:A+

エピソードリンク
第6話「サキ・カムバック」
第8話「光の王女」

電撃文庫

パラサイトムーン〈5〉水中庭園の魚 (電撃文庫)
著:渡瀬 草一郎 イラスト:はぎや まさかげ

『まぁ、自分のことはわからないものだよね。他人のことはよく見えても、自分自身のことはさっぱりわからない━━いや、もちろん、他人のことも見えてるつもりなだけで、結局は何もわかっていないことが多い。
人は何も知らない。
理解はできない。
君達は迷いふらつくばかりで、先に進む術を見失っているうちに、破滅へと一歩ずつ歩いて行く━━』

2002年11月の新刊。3ヶ月振りの新刊。発売から、そんなに時間が経たない内に買ったからか初版だったぜ!やったー!
読むのは恐らく3回目。
表紙は『Ⅳ』で既に名前の出ていた、真砂の実験室出身仲間の白。生脚!生脚!ちなみに、ぱんつは見えません。

挿絵は遂に完全消滅。イラストはカバーと口絵のみとなってしまった。はぎやさんが忙しくなってきたのかな……。

ピンナップは榊先生と雅さんなんだけど、雅さんがまさかのピンク髪という。作品の雰囲気に合ってないこと甚だしいな。可愛いけど。
しかし、雅さんは今回、全然出番が無いのであった……。何故チョイスしたし……。

さて、甲院薫の依代となってしまった由姫。山之内派は甲院派殲滅を掲げるが、由姫を死なせるわけにはいかない真砂達は、独自に行動することに……。

というわけで、今回は『瑠璃の都の鐘打ち・レティスマ』と龍舌魚と白が肝となる。
水中庭園の描写は美しく、一度行ってみたいよな。ってか、自分の書斎として使いたいわ……。
これがあったら無尽蔵に本を所蔵出来そうだよな。

『輪環の魔導師』の世界には、〝水中庭園〟という遺跡があるらしいけど、この水中庭園が世界に定着したものなんだろうか。

水中庭園を作ったのは神具職人マリアンヌ。マリアンヌは異能を持っていたと思われているだけで確定ではないのか。
それに生きていた時代が古過ぎて、誰も名前を知らない状態らしい。

で、そのマリアンヌが作った神具がいくつか紹介されてるんだけど、しれーっと宝石箱のことも書かれてあって吹いた。
これ、『ストレンジムーン』で出て来る予定の奴じゃねーか!一体、どこまで計算して書いてるんだ……。
そもそも『ストレンジムーン』は本来、こっちの7巻として普通に新章開始するつもりだったものなのかな……。

エスハの気紛れで、甲院派の潜む水中庭園に侵入した真砂達だったけど、敵は一筋縄ではいかなくて……。
ってか、現状では仙崎と座王を倒せる気がしなくて泣けてくる。甲院薫は由姫の意識に押されて気弱になってる描写があるから、あんまり怖くないんだけども。

エスハの口ぶりだと、彼は元から人間ではないというように聞こえるんだけど、大罪戦争時は人間だったんじゃないのかな?

白が強力な力を手に入れたものの、今回も由姫救出はならず。そして舞台は海外へ……というところで続く。
元から3巻構成の予定だったそうな。

未だ登場しないメリアは文槻派らしいですね。腐食なんて二つ名を持ってるから、凄く物騒な人のイメージだわ……。

燃:A+ 萌:A+ 笑:C 総:A+

シリーズリンク
パラサイトムーンⅣ 甲院夜話(3回目、2002/08)
パラサイトムーンⅦ 迷宮の迷子達(2回目、2003/02)

アニメ,GA文庫

「真尋さんを愛することが罪だと言うとぴあ!」

原作6巻に突入。クー子の従姉妹、クー音が来襲する。
サイクロン掃除機が、まんま仮面ライダーWサイクロンジョーカーのカラーリングでワロタ

それにつけてもニャル子とクー子の可愛さよ。原作だと、ただのやかましい宇宙人だったり、ただの変態だったりするのに、映像と声の力って偉大だな。
というか、真尋は、よく自制出来るな……。

EDを歌うのはクー子とクー音か。映像が上手く本編とマッチしていて良かったな。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第4話「恋愛の才能」
第6話「エンジテミル」

富士見ファンタジア文庫

デート・ア・ライブ7 美九トゥルース (富士見ファンタジア文庫)
著:橘 公司 イラスト:つなこ

「〈王国〉が、反転した。
さあ、控えろ人類」

「━━魔王の、凱旋だ」

やだ、凄く中二……。
2013年3月の新刊。約2ヶ月の積み。3ヶ月振りの新刊。

表紙は闇堕ちした十香。表紙のキャラが重複するのも初めてだし、サブタイのキャラが重複するの初めてだし、サブタイと表紙でキャラが一致してないのも初めてと、初めて尽くし。
更に、タイトルロゴも、これまでは白字の片仮名タイトルの中に小さく黒字で英語タイトルが書いてあったのが反転していたり。

さて、孤立した士道の前に現れた狂三。利害が一致した2人は一時的に共同戦線を張ることに……。

DEM社に乗り込んだ士道と狂三。士道は再び〈鏖殺公〉を手に突っ込んでいく。彼が〈鏖殺公〉を手にするシーンで脳内BGMをアニメOPにするとアツさが尋常じゃない。
しかも、今回は四糸乃の〈氷結傀儡〉の力も使えるようになったしなぁ。やっぱり、その内全部乗せ士道さん来るで!
まぁ、〈破軍歌姫〉を士道が使うイメージが湧かないけど。

美九は〈ファントム〉によって精霊化された人間だった。だからこそ人間の生活に溶け込んでいたわけだけど、精霊は全員、元人間と考える方がしっくりする気がしてきたわ……。

名前の有無や一般常識の理解度とかも精霊化した年齢によってバラついてるのでは……と思えてくる。
精霊の力の核らしき霊結晶というのも気になる。

アイザックの言う、あの女ってのも意味深だよなぁ。もしかして狂三が狙っているらしい、始まりの精霊のことなのか……。
狂三はDEMが捕えているらしい2番目の精霊を捜しているそうだけど、そっちも気になる。

最早、恒例となった天使発動シーンの見開き挿絵。今回は何とカラー見開きとなっております。
ファンタジア、このシリーズに賭けてる感が凄いなぁ。なら、アニメはもっと色んなチャンネルでやれよ……と思わないでもないが。

次は2013年5月に短編集『アンコール』、9月に8巻、12月に9巻。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B 総:A+

シリーズリンク
デート・ア・ライブ06 美九リリィ(通常版)(2012/12)
デート・ア・ライブ アンコール(2013/05)
デート・ア・ライブ08 七罪サーチ(2013/09)

電撃文庫

パラサイトムーン〈4〉甲院夜話 (電撃文庫)
著:渡瀬 草一郎 イラスト:はぎや まさかげ

世界のどこでだって、ぼくはぼくでいられる自信があるから━━

2002年8月刊行物。9ヶ月振りの新刊。間に『陰陽ノ京』を挟んでいるので遅めの刊行ペースとなっている。読むのは多分3回目。
表紙は新章のヒロイン、由姫。

さて、今回から後半戦、甲院編に突入。これまでの主人公は迷宮神群の存在を最初は知らない人達だったけど、今章の主人公、真砂はキャラバンの人間ということで、最初から異能バトルっぽい展開です。

東都まごころファイナンスをリストラされた真砂は、神群研究者、榊糺の護衛という仕事を斡旋される。
榊と同居していた幼馴染みの少女、由姫との再会に喜ぶのも束の間、アラクナ聖典を狙って、甲院派の残党が動き出して……。

これまでに散りばめられていた要素が続々と動き出している印象。これまでとは視点が変わったことにより、印象のがらりと変わるキャラも。
北戸さんと根黒は印象変わったよな。

夢路が保護している子供達は、詩乃、フローラ、ファウナ、貴音の4人。詩乃、フローラ、ファウナは甲院派の実験室出身らしいけど、じゃあ貴音は何なのさ。

復活しつつある甲院薫に引っ掻き回されて、聖典どころか由姫までもが奪われ、踏んだり蹴ったりの状態。
明確に次巻へ続くのは初めてか。

そういえば、腐食のメリアも結局、名前だけの人だよな……。
そもそも、このシリーズって、ひょっとして、もう絶版してるのかな。

燃:A+ 萌:A 笑:C+ 総:A+

シリーズリンク
パラサイトムーンⅢ 百年画廊(3回目、2001/11)
パラサイトムーンⅤ 水中庭園の魚(3回目、2002/11)

特撮

「ここは人が幸せになれる場所じゃねぇ!!」

ボルシティって、学費も医療費もタダなんだな。でも、税金が多い風でもないし、一体どうなってるんだ……。

移住するには審査に通る必要があるみたいだけど、それを利用して悪事を企むホラーが。
とある家族を救った流牙達。猛竜は何で、あんなに感情的になってたんだろう。

生身アクション、頑張り過ぎだろ……というくらいに、よく動く。変身後にも、ひけをとらないくらい動いてるんじゃね?
で、ようやく炎刃騎士ゼンが登場。

ボルシティの闇から救われた家族は、何も知らないまま街を出ていく。しかし、彼等の前には別のホラーらしき人物が現れて……。
え、何この後味の悪いオチ……。

符礼法師は街の誰かがホラーを支配していると確信するが、イマイチ、その目的が見えないんだよなぁ。

ところで、エロイいシーンは挟まなくちゃいけないの?邪魔なんだけど……。

燃:A 萌:B+ 笑:C 総:A

エピソードリンク
第6話「響 Rock」
第8話「乱 Scoop」

電撃文庫

パラサイトムーン〈3〉百年画廊 (電撃文庫)
著:渡瀬 草一郎 イラスト:はぎや まさかげ

「ね━━こういう風に触りたいとか、思わない?
それとも、嫌われるのが怖い?」
「━━その心配なら、ないと思うよ。
私は心弥ちゃんのこと、もう嫌いになれないくらい大好きだから」

うわぁあああぁあああああああ。
2001年11月刊行物。3ヶ月振りの新刊。読むのは恐らく3回目。
表紙は弓、冬華ときて、グランレイスの恋人リセル。
キャラが増えてきたためか、口絵ピンナップの裏面は人物相関図となっている。
今巻から何故か、挿絵が消滅。今回は口絵と扉絵のみ。

さて、今回ピックアップされるのは『虹の屍・オルタフ』。再び迷宮神群を巡る人々の思惑に巻き込まれる心弥と弓。そして傷心の冬華……というお話。
冬華のアフターケア、ちゃんとあったな。俺が記憶から抹消していただけだったみたい。

一部は『Ⅱ』の時系列と重複している部分があり、冬華の視点で描かれていたシーンが今回は心弥の視点で描かれている。
ここで気になるのは点心華心を訪れた女子高生らしき3人の少女。ただのモブだと思うけど、もしかして今後登場するキャラだったりしないかな……と淡い期待を抱いてみる。

面白いのは、他のエピソードと密接に絡み合っているところだよな。『Ⅱ』の裏で動いていた人物をフォローしつつも、ちゃっかり次の甲院編へのネタをばら撒いていってる。

今回、地味に目立ってる文槻香夜子先生は、親戚が『ストレンジムーン』に登場するみたいですね。

弓が囚われることになった虫籠を作ったマリアンヌは彼女自身も異能者だったそうで。こちらの世界で、そういう話が出るということは、マリアンヌは『輪環の魔導師』の世界から、こちらへ渡って来たってことなのかな。

夢路の前にシャパニアの宿主だったって人物も気になるけど、今巻で何よりも気になるのは、かつてオルタフを利用しようと、リセルの一族を追った人物ブロスペクト。
寿命で亡くなったような書かれ方をしているが、今度『ストレンジムーン』で登場するみたいなんだよな。

ってことはオルタフ繋がりで、心弥や弓にも登場ワンチャンあるかな?
うぉぉおおおおおおおお、テンション上がってきたぜぇえええええええええええええええ!!
くっそー、10年以上も前のシリーズなのに、今読んでも凄ぇ面白いな!

後書きによると、当時は『Ⅱ』の分厚さでもギリギリだったらしい。今なら何の冗談かと思うところなんだがw

燃:A+ 萌:A 笑:B- 総:A+

シリーズリンク
パラサイトムーンⅡ 鼠達の狂宴(3回目、2001/08)
パラサイトムーンⅣ 甲院夜話(3回目、2002/08)

アニメ

「ラマタという種族は、私達の本能に抗えるのかしら……」

今回から第2章らしい。
ようやく、まともに描写されたウルガルの人々。台詞が聴き取れる内容になったのは良いんだけど、キャラが一気に出過ぎな上、固有名詞が多過ぎて、結局、何のこっちゃ、よく理解らない。

どうやら彼等は本能に忠実に行動することを美徳としているようだが……。ジュリアシステムとの相性が良さそうなのには何か意味があるのか。

改めて戦闘母艦ゴディニオンに乗艦したチーム・ラビッツ。そこで新たにマネージャーである山田ペコという女の子と出会うことに。
まさかの前髪枠とか、そのネーミングは何なんだとか、一体どういうキャラなんだ……。

こちらからウルガルに先制攻撃だ!と思いきや、先を越されてテンパることに……。
ウルガルの第二皇子ジラートはテオーリアのことを知っているようなのだが……?

燃:A- 萌:A- 笑:B 総:A

エピソードリンク
#006「卒業」
#008「ケレス大戦」

電撃文庫

パラサイトムーン〈2〉鼠達の狂宴 (電撃文庫)
著:渡瀬 草一郎 イラスト:はぎや まさかげ

「毎度のことながら、あの顔で『趣味がケーキ造り』は詐欺だと思うんですがね……」

2001年8月刊行物。3ヶ月振りの新刊。読むのは多分3回目。
さて、主人公を売り出し中の女優、水本冬華(ふゆか)に交代しての第2巻。姉の事故死を契機に、冬華の周囲で始まる謎の人体液化現象。それは迷宮神群『黄昏の墓守・レブルバハト』を巡る争いの再会の合図で……というお話

最近、あんまり主人公が交代するラノベって見ない気がするな。
今、パッと思いつくのは電撃文庫『バッカーノ!』『ウィザーズ・ブレイン』、HJ文庫『カッティング』くらいかなぁ。
1巻のメインキャラ、心弥と弓は、ほんの少しだけの出番しかない。

時系列は多少1巻と被っており、今回のプロローグ→1巻→2巻となっている。そのため、1巻では籤方が冬華の姉、美春を斬った話がちょろっと出ている。

今回の主人公は迷宮神群に対して無知であるため、序盤はライトホラーな雰囲気。一方で夢路や詩乃は引き続き登場している。
夢路はいわば狂言回し的ポジションなのかな。

今巻から登場する星詠みのエスハ。良くも悪くも物語に影響を与えるキャラクターだけど、『輪環の魔導師』を読んだ後だと、今まで以上に面白がってやってるだけとしか思えなくなったな……。
こちらの世界では迷宮神群の命名はエスハがやってるらしいけど、黄昏の墓守みたいな別名は、どっから出て来てるんだろう。

後半では日本における嘆きの祭夏老の拠点、紅街中華街が戦いの場となる。新作『ストレンジムーン』でも舞台になるみたいだし、祭夏老登場ワンチャンないかな。こっちでは、ついぞ出て来ず終いじゃなかったっけ。

一連の事件を終えて、父と姉を、信頼出来ると思った紳士を喪った冬華。あれ、アフターケア無しに終了か。
確か、この後も冬華の出番って無かったよな?あったっけ。

後書きによると、どうも『Ⅲ』以降は売上が良かったから出たみたいだな。

燃:A 萌:A 笑:C 総:A+

シリーズリンク
パラサイトムーン 風見鳥の巣(3回目、2001/05)
パラサイトムーンⅢ 百年画廊(3回目、2001/11)