MF文庫J

緋弾のアリア Ⅹ (MF文庫J)
著:赤松 中学 イラスト:こぶいち

「そう。あたしたちにとって、恋は遊びじゃない。恋は戦いのためにある」

2011年7月の新刊。約5ヶ月2週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は白雪ということで、どうも2巡目に入ったみたいだな。この人も前回の表紙登場時と武装が違います。
絵師後書きのラフ構図の方が格好良くね?
サブタイは「アルカナム・デュオ」と読みます。

口絵ピンナップはヒロイン紹介と、ジャンヌ。大して出番無いのに、眼鏡ジャンヌがピックアップとか俺得過ぎるw

さて、突如姿を現した『師団』にも『眷属』にも属しない強敵ジーサードとジーフォース。
ジーフォースは何故かキンジのことお兄ちゃんと慕ってきて……というお話。

前巻から大ピンチで引っ張った割には、血だらけのアリア達は意外と軽傷だったというワナ。
とはいえ今回はずっと、キンジによって、かなめと命名されたジーフォースのターン。

アリア達もそれぞれ挿絵1枚ずつ出番あるし、準ヒロイン達にも挿絵あるんだけど、どうにもかなめの存在感がデカい。
かなめもまた遠山の遺伝子を持ち、ヒステリアモードになれる可能性を持つ存在。しかし、女性のヒステリアモードは弱くなるという性質だった。
キンジはヒステリアモードでお互いを強化出来る『双極兄妹』は机上の空論だったと結論づけるが、果たして本当にそうなのだろうか?まだ何か隠されていそうな気配ですが。

キンジは、かなめへのカウンターとして白雪に協力を頼むが、これって毒をもって毒を制す的なことですよね……。
白雪は白雪で、どんどん暴走具合が酷くなっていってるしなぁ。

ところで、風魔ってキンジと戦兄妹だったのね。後付け設定なのだろうか……。
いやしかし、これだけ可愛い女の子いっぱい居るんだから、表紙当番を2巡目に突入させる意味はあったんだろうか……。

後書きによると、今回は上下巻構成の上巻に当たるらしいけど、いつも次巻へ続いてるから、全然そんな感じしないな。
次は2011年12月に11巻『Gの血族』です。

燃:B+ 萌:A+ 笑:B- 総:A

シリーズリンク
緋弾のアリアⅨ 蒼き閃光(2011/03)
緋弾のアリアⅩⅠ Gの血族(2011/12)

スーパーダッシュ文庫

パパのいうことを聞きなさい! 5 (集英社スーパーダッシュ文庫)
著:松 智洋 イラスト:なかじま ゆか

「ねぇ、ジュウベエ。触ってもいいかワン?……あ、いいの?やった!じゃなくて、いいかワン?やったワン♪うれしいワン♪」
「……わぁ……♪ジュウベエっておじいちゃん犬なのに、毛並みが柔らかいワン♪」

(∪^ω^)わんわんお!

2010年11月の新刊。約1年1ヶ月2週間の積み。隔月刊行。優先消化理由が消滅したので、放ったらかしにしていたら積み数がえらいことになってきた。嘘みたいだろ、今月、9巻が出るんだぜ……?

アニメが2クールということで、今積んでる分の内容まで余裕で到達しそうなので、急いで消化することにしました。

表紙は小鳥遊家3姉妹。空のニカッて感じの笑顔が可愛いですね。
口絵では、美羽の犬のリードの持ち方が何とも小悪魔的でアレ。絶対誘ってますよ、あの娘!<考え過ぎ

さて、今回は小鳥遊家にジュウベエという老犬がやって来るお話。ジュウベエとの触れ合いと通して、祐太はひなが抱えていた寂しさに気付いていく。
その一方で、祐太の合コン初体験も。同期の女子、菅谷ミキと急接近するが、果たして彼女もヒロインの1人となるのか……?

いつもはクールなおばさんだが、実は犬が苦手であることが判明。ジュウベエにビビり過ぎて、カーテンにくるまっちゃうおばさん萌えと言わざるを得ない。

もう、ジュウベエとのお別れシーンはハートフル過ぎて、涙腺爆発としか言いようがない。
何なの、これから毎巻、俺のこと殺す気なの?
この雰囲気だと、ひなに本当のことを話すときこそが最終巻になるのかなぁ。

ちなみに公式の略称は『パパ聞き』、スレでの略称は『パイコキ』。見事に略していてクソワロタ
しかも『おちんこ』などとは違って、見事に頭の文字だけ取って構成出来てんだよな。発音的にも『パイコキ』の方が言い易いから困る。

次は2011年1月に6巻、5月に7巻、8月に『迷い猫オーバーラン!10 ……護る?』、9月にこっちの8巻、11月に『迷い猫』11巻『護らせてあげてもいいわよ!?』、2012年1月にこっちの9巻、2月に『迷い猫』最終巻『護ってなんていってないんだからね!!』です。
出過ぎwwwwwww

燃:C 萌:A+ 笑:B 総:A+

シリーズリンク
パパのいうことを聞きなさい! <4>(2010/09)
パパのいうことを聞きなさい! <6>(2011/01)

GA文庫

かんなぎ家へようこそ!3 (GA文庫)
著:冬木 冬樹 イラスト:すまき 俊悟

「彼氏ができたら僕に紹介してね」
「……」
「その彼氏は、僕に紹介された翌日に突然姿を消すかもしれないけど」
「なにする気だよ!?」
「この人生からの、卒業」

2011年8月の新刊。約4ヶ月4週間の積み。半年振りの新刊。
表紙フォーマットは3巻で崩れるかなーと思ってたんだけど、ちゃんと維持されてました。

さて、相変わらずのgdgd感。今回は目次の密度が凄いが、全体のページ数としては、かなり薄い。250ページありません。

シリアス成分が増し、コメディが抑え目に。抑え目っていうか、単純にスベっている可能性もある。
あれよあれよという間に、あっちこっちの問題が解決しない内に、更に厄介な問題が浮上してきた感じだな。
うーむ、どっちにしても中途半端な展開というか……。

後書きでは新作を準備してるって言ってるけど、それは今度MF文庫Jから出る『無気力勇者と知りたがり魔王』のことなのだろうか。
次は2011年12月。完結巻らしいけど、もう買いません。

燃:C 萌:B 笑:B 総:B

シリーズリンク
かんなぎ家へようこそ! <2>(2011/02)

アニメ,電撃文庫

「そう、強い私こそが『炎髪灼眼灼眼の討ち手』シャナ━━━━!!」

フレイムヘイズ兵団が『星黎殿』に到達、戦場は一気に乱戦の様相を呈していく。
一方、力を取り戻したシャナさんの前には、“駝鼓の乱囃”ウアルが立ち塞がる。と思ったら完全な噛ませ犬だったでござるの巻。

新技を次々と繰り出していくシャナさんに合わせて、EDに入っていく演出が好き。
今回もEDが丸ごと本編でした。

燃:A+ 萌:A- 笑:C 総:A+

エピソードリンク
第9話「星黎殿へ」
第11話「聞こえる、想い」

MF文庫J,アニメ

「凄く大きいです……エクスカリバーぁああぁああぁあああぁあああぁぁあああああああああッ!!」

今回は肉の別荘で合宿編。どうでも良いけど、夜空のシャツ着難そうだな……。着るときに間違ったところから手を出しちゃいそう。凄いどうでもいいな。

で、相変わらず夜空に苛められる肉がエロいことエロいこと。
ちょっとずつ、小鷹が離れ離れになってしまった友人を思うシーンを入れているけど、その辺にスポットを当てて終了させるつもりなのかな。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第9話「理事長は追想が切ない(-_-)」
第11話「女子は浴衣姿がな、超可愛い(゜∀゜)」

コミカライズ,電撃文庫

灼眼のシャナX Eternal song-遥かなる歌 3 (電撃コミックス)
作画:木谷 椎 原作:高橋 弥七郎 キャラクターデザイン:いとう のいぢ/木谷 椎

「お生憎さま。とっくに全力で、私は生きてる」

2011年10月の新刊。原作最終巻、本編コミカライズ最終巻と同月発売で、原作も漫画もアニメもクライマックスみたいな煽りだったから、こいつも完結かと思ったけど、こっちは次で完結っぽい。
表紙はまさかのアシズとティス。フレイムヘイズ兵団ェ……。

物語も佳境に入り、散っていく生命達。作画のクオリティ高過ぎて迫力が半端無ぇです。
やっぱそうなんだよなー、ビジュアル化されたら、戦闘は盛り上がりどころなんだよなー。

で、暗躍し出す[仮装舞踏会]。シュドナイって、コミカライズだと、やたら優遇されてる気がするのはバトルだと、よく出張ってくるからか?
『極光の射手』カール・ベルワルドが完全に噛ませ犬なんですけど……。

カバー下の「九垓学園戦記X」が楽しそうな件。ってか、ミニスカセーラー服のヴィルさんがエロ可愛くてけしからん。
どうせなら「俺のヘカテーがこんなに可愛いわけがない」にしとけば良かったと思うんだ。いや、既にありそうだが。

燃:A 萌:A+ 笑:B- 総:A+

シリーズリンク
灼眼のシャナX Eternal song -遥かなる歌- <Ⅱ>(2010/08)
灼眼のシャナX Eternal song -遥かなる歌- <Ⅳ>(2012/09)

コミカライズ,電撃文庫

灼眼のシャナ 10 (電撃コミックス)
作画:笹倉 綾人 原作:高橋 弥七郎 キャラクターデザイン:いとう のいぢ

「……悠二は、私の」
「なに……?」

2011年10月の新刊。
本編コミカライズ、VS愛染の兄妹編の決着をもって、いよいよ完結です。どうせなら、表紙のシャナさんは黒髪モードの方が良かったと思う俺は少数派なのか。

愛染の兄妹との決着も勿論なのですが、シュドナイ相手にハッタリをかます悠二や、死んだと思っていた佐藤と田中が生きていたことを知って、ポロポロ泣いちゃう姐さんの可愛さにも注目したい。
ってか、デザイン的にトーガってコミカルな動きをさせるのに合ってるんだなw

そして、悠二とシャナさんがお互いを意識し、その行く先を見据え始めたところで物語は幕を下ろす。
出番はもっと先になる貫太郎父さんや、まだ見ぬ徒やフレイムヘイズもワンカットだけ登場
予備知識無い状態で読んだら、確実に打ち切りだと思われる終わり方だよなw

総評

ってなわけで電撃文庫原作、電撃大王連載の本編コミカライズ『灼眼のシャナ』全10巻、これにて完結。単行本だけで足掛け6年か。
ラノベのコミカライズとしては相当長いよな。

シャナさんはメチャ可愛いわ、戦闘シーンのクオリティは高いわで、ラノベのコミカライズとしてだけでなく、漫画としてのクオリティも相当に高かったように思う。
ラノベのコミカライズとしては間違いなく最高峰。

実はリアルタイムなのは2巻からなんだよな。最初は興味無かったんだけど、ガイド本『灼眼のシャナノ全テ』で絵を見て購入を決意したんだった。確か、店頭で見付からなくてバイト先で注文したんだった気がする。
この頃から、コミカライズもチェックするようになったんだったと思う。

内容としては原作の起承転結でいうところの、「起」の部分、それも締めの過去編をカットした上での構成だけど、終わり時としては最適なタイミングだったか。
「転」の部分までは見たかった気もするが。実際、このまま続けるって選択肢は無かったのかな。

そりゃガチ戦力になるクオリティの漫画が出せるなら、これから売っていこうって作品のコミカライズ担当に回すわな。
ってなわけで、笹倉先生の次回作『アクセル・ワールド デュラル/マギサ・ガーデン』にご期待下さい!

燃:A+ 萌:A+ 笑:B 総:A+

シリーズリンク
灼眼のシャナ <Ⅸ>(2011/01)

電撃文庫

灼眼のシャナ〈22〉 (電撃文庫)
著:高橋 弥七郎 イラスト:いとう のいぢ

「今の貴女にこそ……この言葉は、相応しい」
「天下無敵の幸運を、『炎髪灼眼の討ち手』━━シャナ」

2011年10月の新刊。約2ヶ月4週間の積み。11ヶ月振りの新刊。
らめぇええええええええ、グズグズしてるとアニメでネタバレされちゃうのほおぉぉおおおおおおおおお!!ということで、優先消化しました。最悪、後期OPにネタバレが含まれてる危険があるしな。
表紙は笑顔の黒髪シャナさんということで、ようやくようやく最終巻です。
今更だけど、のいぢさんの絵のブレ具合凄いなw

およそ400ページあるんだけど、終盤まではとにかく戦闘に次ぐ戦闘。個人的に戦闘シーンが多過ぎてダレるんだけど、みんなはどうなの?
多分、日常話に噛んでるフレイムヘイズの戦いだったら、もうちょっと楽しんで読めると思うんだけど。
特に『大地の三神』とか、誰が誰やら全然判らへんしなぁ。

で、それぞれの目的を達成していく人達。よく、これだけ風呂敷を広げておいて、ちゃんと話を畳めたよなぁと思う。
『Ⅰ』『Ⅱ』辺りの時点で、決着に向けての伏線が張られ始めてたという衝撃。

そして最後まで、よく判らなかったんだけど、『無何有鏡(ザナドゥ)』には街等だけじゃなくて人間もコピーされてるってことなのか?

そして、再生される御崎市。まさか原作では名前しか出ていなかった平井ゆかりさんが復活するばかりか、少しだけとはいえ、出番があるとはな……。

何だかんだ言いながらも、終わり方が良かったのでオールオッケー的な雰囲気に。
このラストなら、これからいくらでもスピンオフ作れそうだよな。

遂に終わったか、感慨深いな……。
と思って、後書き見たら、次に出る外伝がラストだそうで。焦らしに焦らした挙句の発売だったから、もう出ないと思ってたわ。
のいぢさんの後書きでは、また画集が出そうな気配が……。

燃:B 萌:A- 笑:C 総:A+

シリーズリンク
灼眼のシャナⅩⅩⅠ(2010/11)
灼眼のシャナSⅢ(2012/11)

アニメ

THE ビッグオー SECOND SEASON volume 4 [DVD]

「間違った主人に仕えねばならなかった君には同情しよう!」

連続アンドロイド破壊事件が発生。ダストンさんが事件を追う一方で、ロジャーもまた依頼を受け、事件に関わることに。

40年前の出来事を思い出したアンドロイドのメモリーが狙われてるってことだったけど、目的は破壊であって入手ではないということなの?その辺がよく理解らんのだが。

最終的にオイル屋を思いっきり破壊することになったが、店主のおやじが直接関わっていたってことなの?それとも、とばっちり?

そして赤い風船を見たエンジェルは何かに気付いたようだったけど……。うーむ、どうにも煙に巻かれたというか……。

燃:B+ 萌:B+ 笑:C 総:A-

エピソードリンク
Act:18「The Greatest Villain」
Act:20「Stripes」

スーパーダッシュ文庫

ぱんつぁのーと 3 (ぱんつぁのーとシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
著:月見里 一 イラスト:魚

「脱ぎたて……と言ったよな?」
「脱ぎたてという以上……。俺の目の前で脱いでくれるんだろうな……?」
「も、もちろんよっ!決まってるでしょっ!!」
「それから……。お漏らしパンツの至高はお寝しょパンツだ。シミが広がる上、布団で蒸らされ熟成される。俺の原点だ……」

2010年1月の新刊。約1年11ヶ月2週間の積み。5ヶ月振りの新刊。
見よ、新刊で買ったのに、この見事なまでの積みっぷりを!このままでは永遠に読まない危険さえあると判断し、月に1冊は優先消化する理由の全く無いものを読んでいこうと思い立ちました。

さて、今回は記憶を失う前の自分、ジョウスケが自分の不死性を維持するため城介を殺しに来るという展開。
タイムパラドックス的な話もし出して、妙にSFチックな展開に。

211ページのアーカンサスの最期のシーンの挿絵なんだが、これはギャグのつもりで描いているのだろうか……。真面目なシーンとしては絵のクオリティが……。いや、ギャグとして面白いかと言えば、全然そんなことないんだけど。

結局、頑張ったら何とかなる!みたいなオチで第1部完!第2部は売上次第って後書きで言ってるけど、案の定売上が残念なことになったらしく、第2部どころか新シリーズさえ出ないという有様に。

総評

ってなわけで、ぱんつ穿けないヒロインのスーパーダッシュ文庫『ぱんつぁのーと』全3巻でした。足掛け9ヶ月か。安易な設定に釣られて買ったことを今では反省している。

この内容なら、アーカンサスだけじゃなくて、もっと変態をいっぱい出したら良かったのではないかと思う。
色んなぱんつに特化した変態達、みたいな。
自分でも何言ってるか、よく理解りません(ぉ

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:B

シリーズリンク
ぱんつぁのーと <2>(2009/08)