富士見ファンタジア文庫

RPG W(・∀・)RLD4 ―ろーぷれ・わーるど― (富士見ファンタジア文庫)

著:吉村 夜 イラスト:てんまそ

「もう君たちに会うこともないだろうから、今この場でいっておくけれど。エルちゃんはとても頼れる仲間だよ。いつも沈着冷静で、自分がすべきことを淡々とこなしてくれる。そして、君たちは僕にエルちゃんの悪口をいったけれど、エルちゃんは君たちの悪口を僕にいったことはない」

ショウ、かっけぇぇえええぇぇええええええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!
約四日の積み。三ヶ月振りの新刊。前巻で、今後どうなるかと予想した見開き口絵は、人気が出て来たからなのか、若干おとなしくなりました。戦闘ダメージで服が所々破れているイシュラ、レヴィア、リサポンの図。ちなみにイメージ映像です。

さて、魔神グモン復活の報せを受け、エルフの王国ユグドラシルへ向かうユーゴ達。
一巻で少しだけ戦った魔神ヴォイドは七柱の魔神の中でも最弱というベッタベタな展開。だが、一致団結してグモンを打ち破る様が燃える。

一方、ショウがエルと良い雰囲気になるという、まさかの展開。グモンに破壊された故郷を見てショックを受けたせいか、ツンツンした雰囲気はなりを潜め、これはこれで(・∀・)イイ!

グモンは倒せたもの、教団の幹部ダイスがグモンから手に入れた宝珠(オーブ)は一体何なのか。それは判らぬまま、今回は終了。次は羽休め的なエピソードになるらしいけど、これから一柱ずつ魔神に対処していくんだろうか。
理解り易い流れとしては、しばらく巻数を重ねた後に魔神が一気に復活して最終決戦へ雪崩れ込むパターンかなぁ。

ただ、かなり人気が出ているようで、専用のアンケート葉書が挟まっていたりするので、引き伸ばしに入る可能性もあるな。今の人気なら十分アニメ化もあり得ると思うが。いや、ゲーム化かな。

いやしかし、『バハムートラグーン』のトラウマネタとかw
次は四月予定。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A+

バハムート ラグーン
バハムート ラグーン

アニメ

「プリキュア・ラヴィングトゥルーハート!!」

ラビリンスの人々の心を力として、キュアエンジェルへと変身した四人はその圧倒的な力でノーザとクラインの合体形態を打ち破る。二人の正体は植物とトカゲだった。

残るはメビウスのみとなり、タルトやウエスターさん達との再会を喜ぶピーチ達。ウエスターさんとサウラーを助けたのはシフォンだったそうな。
二人が使うのは最早ナケワメーケではない。新たな名はホホエミーナ。めっちゃ可愛くなってる!
発想としては面白いけど、どっから出て来たんだよ。シフォンの力を受けて、変質したんだろうか。

そして明らかになるメビウスの真実。彼の正体はラビリンスの管理コンピュータ。元々はラビリンスの人々が造ったものだった。
次々と便利なものを開発していったラビリンスの人々はやがて国家の管理さえ、自動化しようと考えメビウスを作った。しかし、やがて自我を持ったメビウスは人間達の愚かさに気付き、全てを管理しようと考えたらしい。このときに配下として、クラインとノーザを造ったそうな。
凄く『GEAR戦士電童』の機械帝国ガルファを思い出したのは俺だけではない筈だ。

さあ、次回、いよいよファイナル。今回が河野作画だったから最終回はクオリティ高い筈だ!

最後に『ハートキャッチ』の話を。敵は砂漠の使徒。片仮名じゃないのは初めてだな。
幹部はコブラージャ、クモジャキー、サソリーナと砂漠絡みとなっているっぽい。
後は公式サイトにボスらしき人物のシルエットが。

燃:A 萌:B+ 笑:B 総:A+

GEAR戦士 電童 DVD-BOX
GEAR戦士 電童 DVD-BOX

特撮

「絶望が、お前のゴールだな」

『A・Iが止まらない!』とは関係ありません。てっきり「Eなニューカマー」みたいな感じのタイトルだと思ったんだけどな。

鳴海探偵事務所は二階にあったのか……。一階はビリヤード場になっていた。全然気付かなかったぜ……。
そんな事務所に風都署に新たに設立された超常犯罪専門の部署のエリート、照井がやって来る。彼は最近街を騒がせている連続凍結事件の犯人の捜索への協力を要請。

被害者の池田という男が入院している病院でアイス・ドーパントと遭遇。便宜上、アイスって書くけど、公式サイトではまだ謎のドーパント扱いなんだな。
照井はエンジンブレードを手にアイスへと突っ込んでいく。どうも個人的な恨みがあるようだが……。
てっきり登場時から、アクセルドライバーを持ってるもんだと思っていたが、そうではないらしい。メモリとブレードだけ。
ブレードは凄ぇ重いのな。これ、普段どうやって持ち運んでるんだ……。ケースにでも入れてバイクに括りつけてるのか。

照井は翔太郎にダブルに変身するよう命令。翔太郎は照井が自分達のことを知っていることに驚くが、取り敢えずはドーパント退治を優先。
フィリップの「〈ヒート〉しかない」という、ちゃんと属性を意識した戦い方にぞくぞくするねぇ。

アイスの正体がフラワーコーディネーターの片平という女ではないかと疑った翔太郎達は片平を探す。息子から居場所を聞いてやって来たのは「風都園」という遊園地。やっぱり遊園地キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

翔太郎と亜樹子に片平を探させている間、照井は謎の女シュラウドと接触。自分用のドライバーが完成したのかと訊いていたから、恐らくメモリとエンジンブレード、更にダブルに関する情報は彼女から提供されたと思われ。
気になるのは彼女が単独行動しているのか、それとも仲間が居るのか。また、アクセルドライバーが入ったケースを出したときの不思議な力は何なのか。
今のところ、この世界では不思議な力=メモリなんだけど、シュラウドがドーパントである様子は無い。それともヒューマン・ドーパントとでも言うつもりか。一切肌を見せない、その出で立ちは何かを隠しているようにも思える。メモリの副作用でどうにかなってるんだろうか。
やっぱり園咲母なのかなぁ。

VSアイス第二ラウンド。ヒートジョーカースタートは燃える。翔太郎側のメモリはジョーカー以外でスタートしたことないけど、ただの偶然か?
属性効果を狙ったものの、アイスの凍結能力で〈ヒート〉までもが凍てついてしまう。

そこへアクセル登場。照井って、もっとクールに振る舞うのかと思ったら、結構アツいのね。ここでCMへ。入るタイミング遅ッ!

逃走するアイスを追ってバイク形態に変形するアクセル。これは『ディケイド』のファイナルフォームライドからの発想なのかな。
いずれはダブルがアクセルに乗るみたいな展開もあるのだろうか。凄まじくBL要素を感じますが。

最後は<アクセル>のマキシマムドライヴで撃破。しかし、それは氷で作られた分身に過ぎなかった。
逃走したアイスを追ったアクセルが見付けたのは<アイス>のメモリを持った片平だった。生身の片平に襲いかかるアクセル!というところで続いたけど、本当に片平が<アイス>の持ち主なのか?息子って可能性は?

一方、園咲家では若菜が地下施設の存在を教えられていた。ミュージアムから遠ざかりたいと思えば思うほど、中枢に近付いてしまうという。
このときの琉兵衛と冴子の会話で、<アイス>は最近売られたメモリではないことが判る。興味深いというのは単純に強いという意味なのか、それとも何かしら特殊性があるのか。

燃:A+ 萌:C 笑:B+ 総:A+

A・Iが止まらない! 完全版 7 (7) KCデラックス
A・Iが止まらない! 完全版 7 (7) KCデラックス

特撮

「志葉家当主じゃない、丈瑠自身に積み重なってきたもの、ちゃんとあるよ」

丈瑠の元に向かう茉子姉さん、千明、ことは。侍として身動きが取れなくなる流之介を諭したのは、かつて舵木折神封印の際に出会った元黒子、朔太郎だった。

丈瑠と十蔵の戦いに遂に決着が。最後の最後で裏正に止められ、衝撃を受ける十蔵。丈瑠の一太刀の前に敗れた十蔵は退場。ひょっとしたらラスボスかと思ったけど、その役目はドウコクか。
丈瑠が空っぽじゃないと言う家臣達で、もう涙腺崩壊です。

薄皮太夫はわざと三味線を破壊させ、詰まっていた怨念を解き放つ。それは一気に三途の河の水嵩を増して、遂にドウコクが復活する。威圧感が半端無いな。

燃:A 萌:B 笑:C 総:S-

エピソードリンク
第四十六幕「激突大勝負」
第四十八幕「最後大決戦」

映画リンク
侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!

MF文庫J,アニメ

「メリークリスマス!今宵、皆さんに素敵な臓物が訪れますように!」

ある朝、目が覚めるとナツルはハラキリトラに、ハラキリはトラミミと尻尾の生えた女ナツルになっていた。
というわけで前回で本編は丸投げして、最終回は番外編です。どういうことだよw

紅音、雫、水琴もアニマル達と入れ替わっており、ハラキリ達は人間の身体を堪能する。アニマルにしてもヒロインにしても普段と違うリアクションをするので、見ていて楽しい。
セップクはちゃんと眼鏡掛けてた。

シナリオ自体は適当にもほどがあるが、オールスターでのお祭り騒ぎはコメディとしては良かったかな。あ、白の連中出て来てないか。
セップクが「少し頭冷やそうか」って言ってたけど、よく考えたら、なのはどころかフェイトやはやても出てるんだよな。

総評

そういうわけで、『けんぷファー』全十二回でした。ストーリーを投げっぱなしにしたのはともかく、凄く良い映像化だったと思う。
安定した作画に万人受けするキャラデザ、やりたい放題の声優ネタ、内容にマッチした主題歌と大変良い出来だった。変身シーンは折角のクオリティなんだから、もっと使えば良かったと思う。

アニメ効果は大きいようだし、原作を売るという意味においては成功だったのではないか。ただ、アニメが面白かったからといって、やっぱり原作最後まで読もう!とは思わないなぁ。
後番組は『ひだまりスケッチ☆☆☆』

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

アニメ,スーパーダッシュ文庫

「俺が戦うのは正義のためだ!!」

『戦う司書と追想の魔女』編突入ということで、OPが新しくなりました。理想のタイミングとしてはモッカニア編→総集編→OP変更でアルメ編だと思う。新映像にドレス姿のミレポックVSアルメのシーンあるし。
今回もなかなかに格好良いOPです。最後に少女時代のハミュッツと一緒に居るの
って誰だ?俺が忘れてるだけか?

バントーラ図書館を飛び出したヴォルケンが帰ってきた。裁判で武装司書の正義を訴えようとするヴォルケンはレナスの中に眠るオリビア=リットレットと出会うことに。
このゲストキャラと思わせておいて、がっつり次の話に組み込んでくるストーリー展開が凄いよな。

エンリケさんはノロティ大好きなんだなw

EDも変更。しっとりしてます。
ミュージッククリップは一気にモッカニア編とアルメ編。何故か後期OPな不思議。

燃:B+ 萌:B+ 笑:C+ 総:A+

戦う司書と追想の魔女 BOOK5 (集英社スーパーダッシュ文庫)
戦う司書と追想の魔女 BOOK5 (集英社スーパーダッシュ文庫)

JUMP j-BOOKS,MF文庫J,スーパーダッシュ文庫,一迅社文庫アイリス,角川文庫,雑記

買うもの無いなら古本市場の五百円券が無駄になるのも致し方ないかと思っていたんですが、月末の使用期限が近付くと、やっぱり惜しくなってくるワナ。
で、もう一度行ってみました。何とか+百二十円で券を使い切ることに成功。

・嗤う伊右衛門(角川文庫)
・ぬらりひょんの孫 浮世絵町綺譚(JUMP j-BOOKS)
嗤う伊右衛門 (角川文庫)ぬらりひょんの孫 浮世絵町綺譚 (JUMP j BOOKS)

の二冊を購入。『伊右衛門』は結構ボロボロだったんだけど、券を使うんだったら良いかなと。


さて、新刊の話。今月は25日が月曜のため、スーパーダッシュは公式発売日自体が22日に。MFは25日のままだが、土日補正で金曜発売。一昔前のMFなら、この日程で水曜か木曜には出ていた筈。ブツは、

・ザ・ジャグル 汝と共に平和のあらんことをⅠ
・ぱんつぁのーと <3>
・ゼロの使い魔18 <滅亡の精霊石>
・天川天音の否定公式Ⅲ
・まよチキ! <2>
・ごくペン! <2>
・ダブルアクセス
ザ・ジャグル 1―汝と共に平和のあらんことを (ハヤカワ文庫 JA サ 9-1)ゼロの使い魔 18 滅亡の精霊石天川天音の否定公式〈3〉 (MF文庫J)まよチキ!〈2〉 (MF文庫J)ごくペン!〈2〉 (MF文庫J)ダブルアクセス (MF文庫J)
ぱんつぁのーと 3 (集英社スーパーダッシュ文庫 つ 2-3)

と、タイトルを見て気になっていた一迅社文庫アイリスの、

・パティシエは最強の魔術師です。
パティシエは最強の魔術師です。 (一迅社文庫 アイリス い 3-2)

を購入して、計十冊。おっと、一気に積み本が増えやがったぜ……。まぁ、毎月のことだが。

『パティシエ』は二十日発売だったんだけど、完全に存在を忘れてました。少女小説は新刊台に並ばないからなぁ。
一迅社アイリスの折り込みチラシは各作品のジャンルが明記されているところが面白いな。これは良い手法だと思う。普通の人はきっと興味無い作品の粗筋まで読んだりしないだろうから、アイコンっぽくジャンルを明記して興味を抱き易くしてると思われ。

スーパーダッシュは今月は『ベン・トー』の新刊があるためか、先月は『ベン・トー』とセットだった『カンピオーネ!』の宣伝が丸々一ページに。
『ベン・トー』は初回限定栞か何かが付くらしいし、勢い凄いな。
ベン・トー 5 (集英社スーパーダッシュ文庫 あ 9-7)

そう言や、『初恋マジカルブリッツ』って未だにアニメ化発表されないけど、もしかして完結を待ってのことなのか?

『戦う司書』は最終巻が登場。『BOOK10』って巻数のカウントが付いてるんだけど、こんなん今まで付いてたか?多分、アニメ化に際してナンバリングしたんだろうな。『フルメタ』とかもそうだけど、最初からナンバリングすりゃ良いのに……。
ナンバリングしないのは何巻目から読んでも楽しめるって意味らしいけど、本当にそれで売り上げに影響すんのかな。まぁ、続きものと知らずに途中の巻から買っちゃうって可能性はあるか。
戦う司書と世界の力 BOOK10 (集英社スーパーダッシュ文庫 や 1-10)

『魂振』シリーズの北沢さんの新作『一天四海(いってんしかい)のマーガレット』は名作の翻案らしい。それってガガガの跳訳的なこと?最近、ガガガは出してないみたいだけど。

来月の新刊で気になるのはファンタジア文庫『RPG W(・∀・)RLD』の吉村さんとスニーカー文庫『薔薇のマリア』のBUNBUNさんのコンビで送る麻雀ラノベ『アスカ ~餓狼伝~』とHJ文庫『くじびき勇者さま』の清水さんの新作『どらごん・はんたぁ』一巻。
スーパーダッシュに余所から、そこそこ知名度のある人が来るって珍しいんじゃね?

MFの方では『ゼロ使』の新コミカライズの情報が。タイトルは『ゼロの使い魔 シュヴァリエ』で、作画は緋賀ゆかりさん。新しい切り口のコミカライズなのかと思いきや、単純に望月さん版コミカライズの続きだそうで。何で作画担当交代したんだろう。
つーか、こういうことされると、コミックス買わんといかんのか判断に困る……(´・ω・`)
何にせよアニメ四期フラグですよね。

『かのこん』の粗筋で、ちずるさん留年クソ吹いたwwwwwww
なんちゅーヒロインだ。
かのこん〈14〉どきどき☆らぶれっすん (MF文庫J)

『剣の女王と烙印の仔Ⅳ』では表紙からミネルヴァが降板。代わって登場したのはフラン。
同じく『いつも心に剣を④』では今までユユ単独だった表紙にレーレが登場。
奇しくも同じ巻数で表紙に変化が出るというのは面白い。ただ、個人的には三巻までメインヒロイン一人という構成にしたのなら、最後までそれで貫いてほしいです。
剣の女王と烙印の仔〈4〉 (MF文庫J)いつも心に剣を〈4〉 (MF文庫J)

来月の新刊は二巻多過ぎワロタ状態。記載されてるだけでも八冊あるw
これは下手な鉄砲数撃ちゃ当たる方式のMFのレーベルカラーをよく表してるな。

公式サイトでは十二月発売から延期された『ミカヅチ』がラインナップに入ってるんだけど、チラシには記載無し。『銃姫』最終巻も記載されていなかったし、MFは結構ギリでラインナップに押し込んでくる傾向があるな。
新刊予定から消えるのはぐんにょりするけど、現れるのは嬉しいから良いんだけど。

富士見ファンタジア文庫

SH@PPLE―しゃっぷる―(7) (富士見ファンタジア文庫)

著:竹岡 葉月 イラスト:よう太

「神様は、残酷。でも、後悔は、しない。蜜……あなたが選んだみたいに、あたしも自分の道を行くの。ここからはじめてみるの━━」
「あたしは、淡谷が好き」
「ずっと前から好き
だった」

約二ヶ月半週間の積み。五ヶ月振りの新刊。表紙は鳥子。二回目か。
さあ、物語はいよいよ佳境に。蜜の転校話やら鳥子の告白やら入れ替わりバレやらで大騒ぎ。あれ、そろそろ終わるの……?
ドラマCD、コミカライズとメディアミックスが続いたから、てっきりアニメ化までいくと思っていたんだが……。
コミカライズは一巻完結だそうだし、これはアニメ化の可能性無くなったか。完結間際になってからアニメ化のパターンにしても発表が遅過ぎると思うし。
電撃でこのタイプの作品なら確実にアニメ化の軌道に乗ったパターンなんだが。ってことは『ハイスクールD×D』アニメ化なんて夢のまた夢か……(´・ω・`)

となれば、最早買い続ける理由も無いんだよなぁ。
最初は面白かったんだけどな。いかんせん人物関係が入り乱れ過ぎて、俺には理解が追いつかなかった。毎巻、冒頭に人物相関図を付けてくれたら良かったんじゃないかと思う。
よう太さんのイラストは好きなんだが、それだけを購買意欲の原動力とするのは難しい。切りで。

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:B

アニメ,電撃文庫

「強いて言えば無色透明。それがダラーズのチームカラーだ」

うぉぉぉおおお、OPが凄ぇ好きになってきたぜ……。矢霧姉弟がスイッチして、携帯がポストに切り替わるところが特に好き。
粗筋は前回のじゃなくて、今回のエピソードに関係ある部分をこれまでのエピソードから抜き出してるみたいだな。

今回もわんさかあるナレーション。どうも毎回交代するようで、今回はサイモン。1話は帝人。2話はみゆきちだったけど、この人、今後誰かの役で登場するのかな。まさかセルティなんだろうか。

正臣のノリは相変わらずサムいし、杏里に絡んでいたいじめっ子達のファッションは凄いしで。背中に天使の羽てw
静雄に殴られて吹っ飛んだモブは何で服脱げるんだよw
原作にそんなシーンあったっけな。

相変わらずストーリーは盛り上がらない。静雄のドスのきいた「いーざーやーくーん」はちょっとテンション上がったけど。

ネタが沢山出て来るのは嬉しい。『バッカーノ!』は勿論のこと、今回はフレイムヘイズだとか「ぴぴるぴるぴる」だとか。
『夜桜四重奏』一巻の表紙が出て来たり、地獄少女が映ったり。
うーむ、本筋が楽しめないというのは問題だな……。

ところで、この後の枠の『ひだまりスケッチ』三期なんだけど、OPのクオリティが前二作に比べて落ちてないか?確か『ダンスインザヴァンパイアバンド』もシャフト制作だし、そのせいか?

燃:C 萌:B+ 笑:B 総:B+

デュラララ!! (電撃文庫 (0917))
デュラララ!! (電撃文庫 (0917))

富士見ファンタジア文庫

火の国、風の国物語8 孤影落日 (富士見ファンタジア文庫)

著:師走 トオル イラスト:光崎 瑠衣

《力が望みか。資格を持つ者よ》

約二ヶ月半週間の積み。何と隔月刊行です。雑誌連載分をまとめたものだから出るのが早くてもおかしくはないと思わせておいて、がっつり書き下ろしありで本編進行です。物凄いボリューム。
表紙はメリステル。後ろにはモンフォードが。
総扉はいきなり軽くミーアのサービスシーン。口絵四ページ目はまさかのメリステルのサービスシーン。緊縛プレイてwと思っていたら、イメージイラストかよ!最近口絵での釣りっぷりが酷いなw
でも、こういうサービスが無いと多分、ここまで続いてないんじゃないかな。

さて、ミーアとオリビアが思い出す形で連載第三期ジェレイド編第二部が語られる。連載分が全て間章扱いで吹いた。間章多過ぎるだろw
過去のエピソードはボルネリア候との決着が書き下ろしで追加されている。モンフォードのリクエストがあったとはいえ、ジェレイドえげつねぇ。

本編ではアレスが黄昏の主に見放されるという、まさかの展開が。
そして、次にパンドラが契約相手として選んだのはフィリップだった。何故、口絵でほぼネタバレするんだ……!
でもフィリップが選ばれるだけだったら、そんなに衝撃じゃなかったと思う。まさかアレスのチート性能が失われるときが来るとはなぁ。
契約を破棄された途端、一気にヘタレになってしまうアレス。元々優秀な騎士だった筈だけど、長年パンドラに頼る戦い方をしていただけに、その反動は大きかったか。
自らの力だけで再び立ち上がったときこそ、彼が本当の英雄になるときか。まさかフィリップはそのためだけの噛ませ犬として退場するのか……?

さあ、盛り上がって参りました。次は三月、『黒王降臨』。これでフィリップが表紙じゃなかったら笑う。

燃:A 萌:B+ 笑:B 総:A+