特撮

劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー ディレクターズカット版 [DVD]

取り敢えず俺の世界は俺が方を付ける。だから、大ショッカーは俺が潰す!!」

公開前は本当の完結編と言われていた夏の劇場版。ところが蓋を開けてみれば、全く完結していないという。
これを観ていれば、冬の完結編が理解し易くなるかと言えば、全くそんなことはない。

時系列

士達が初めて大ショッカーの存在を知るので、シンケン世界とRX世界の間の出来事と思われる。

士の世界

撮った写真がピンボケしないので、ここが士の世界だという判断。妹の小夜という少女も現れ、いよいよ旅の終着点か。

世界消滅の原因

それぞれの世界に生まれたライダー達の力が引き合うため、世界が融合しようとしている。止める方法はただ一つ、ライダー同士で戦い、最強のライダーを決めること。

ライダーバトル

ユウスケもノリノリだし、スポーツマンシップに乗っ取った戦いなのかと思いきや、ガチの殺し合いだったワナ。何で、ライダーみんな承諾してんだよw

で、主役級ライダーだけの戦いと見せかけて、イクサが混じってる不思議。もう訳理解らん。

要は引き合う原因のライダーが死ねば、世界消滅しなくなんじゃね?という考え方。士はそのライダーバトルを行うため、各世界を渡り歩いて、ライダーが集合出来るようお膳立てをするのが役目だった。
士が居ない間、小夜の面倒をみていた月影という男の話。

ファイナルアタックライド後にイリュージョンで分身するのはズル過ぎると思うの。

大ショッカー首領門矢士

特に劇的なシーンがあるでもなく、さくっと記憶を取り戻す士。彼が首領になっているのは月影に担ぎあげられたからのよう。

何でか知らんが世界を渡れる力を持っていた士→目を付けた月影が大ショッカーの首領として士を担ぎあげる→士の力を研究し、ディケイドライバーとディエンドライバーを開発→ディケイドライバーを持たせて士をライダー討伐の旅に送り出す→士、何らかの原因で記憶喪失になりドライバーを失くす、という流れか。

大ショッカーとしては世界を渡れるなら、ライダーを始末して、全ての世界を征服しちゃおう!ってことか。

死神博士

いきなり本性を現す栄次郎爺ちゃん。まさかガイアメモリの所為だったとはなぁ。
イカデビルの姿になった後、ライダー達と戦い大爆発してるんだけど、EDでピンピンしてる不思議。どうなってんだ。

究極の闇

小夜のペンダントの地の石によって、クウガはライジングアルティメットへと強制的に進化させられ、大神官ビシュムとなった小夜に操られる。
え、そんな理由でパワーアップするの!?正気を取り戻してもパワーアップしたままってズルいな。

って、ライジングアルティメット、単身で活躍してなくね?士をボコった後はシャドームーンにやられてるシーンしかなかった気が……。

そもそも血の石って何なのさ。

鳴滝

夏みかんを大ショッカーの怪人から救うシーンに登場。結局、このおっさんは元大ショッカー所属で、ディケイドの危険性に気付き、離反して別行動してるってことなのかなぁ。それなら、何とか説明がつく……か?
冬の完結編で大ショッカーに居たことも納得……出来る……筈……?

ディエンドライバーの出所

海東が大ショッカーからおパクりあそばされたものと明言されました。でも、となると、ドライバーのある世界へどうやって渡って来たのかって話ですよね。
きっと海東のことだから、大ショッカーの設備に忍び込んで、世界を渡る装置を使ったりしたに違いない……と勝手に思うことにしとこう。まさかエピソードイエローで語られたり……はしないか。

結城丈二

Gackt演じるキャラクター。全てを失って落ち込む士を励ます役どころ。ライダーマンに変身するのかと思ったら、全然そんなことなかったんだぜ。
結局、サプライズ登場以上の意味は無かったのか。

一応、この映画の主題歌のPVがリンクしているとか。

仲間を集めろ

大ショッカーに対抗するため、主役級以外のライダーも集めようとする海東と夏みかん。で、声を掛けたのが王蛇とキックホッパー。何でやねん。どう考えてもワーストチョイスです。本当に有り難う御座居ました。
この2人は声のみの出演ながらオリジナルキャストです。

ラストバトル

大ショッカーを潰すことを決意したディケイドの元に集うオールライダー。貴様ら死んだ筈では!?という驚きに対して説明一切無し。ヒーローは不死身ですね、そうですね。

ライダーと怪人入り乱れての戦闘は迫力があって良い。電王をファイナルフォームライドさせてキバアローを持たせるというのは面白い組み合わせ。

VSシャドームーン

月影が変身したシャドームーンとの戦い。乱入したダブルにボッコボコにされるシャドームーンマジカワイソス
こちらも声のみだが、オリジナルキャスト。
サイクロンジョーカーだけでなく、ヒートジョーカー、ヒートメタルも登場。まだ、演出が定まり切ってない感じ。

いやしかし、マキシマムドライヴ無しでシャドームーンを圧倒とか初登場補正があるにしてもえげつねぇw

で、世界の壁を越えて消えていくのかと思いきや、普通にハードボイルダーで走り去るという。サプライズ要素とは言え、gdgdだなぁ。

オールライダーキック

ダブルの攻撃によって、大ショッカー要塞の壁にめり込んだシャドームーン目掛けて全員でライダーキック。最早いじめの域。

キングダーク

崩れた要塞から姿を現した巨大怪人。ディエンドがカメンライドしたJで対抗。更にディケイドをFFRさせて、ジャンボディケイドライバーに。こいつをJの腰に巻いてディケイドコンプリートフォームジャンボフォーメーションに。

全てのライダーがカードになり、それを突き抜けてのディメンションキックは大変格好良かった。でも巨大化してやる意味あったの?

去りゆくライダー達

海東がアマゾンにギギの腕輪を返却するシーンがあるけど、この下り要るか?

ここで、南光太郎と津上翔一がちょろっとだけ登場。こういうサプライズは凄く良いと思うんだがなぁ。

まとめ

映像的にはサービス利いていて凄く良いと思います。カメンライド、アタックライドしまくりのディケイドの戦い方は燃える。
しかし、やはりよく理解らないシナリオ。完結編と謳っておいて、完結しないのはどうなんだ。

結局、世界崩壊の本当の理由もキバーラの正体も不明なまま。消化不良だ……。
だから、細かい設定とかを匂わせないで、はっきりお祭り作品だと言ってくれれば気持ち良く観れるんですよ!

燃:A+ 萌:B 笑:B 総:A+

反復リンク
劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー(2回目)

アニメ,ファミ通文庫

「明久君って呼んでも良いですか?」

今回はDクラス及びBクラス相手の試召戦争。ゲーム画面っぽい演出はワクワクするけど、冷静に考えたら手抜きという。見せ方上手いから、あんまり気にならんが。

背景に黒板が映る度に『北斗の拳』の名台詞が書かれていた気がするのは気のせいだろうか。

そして物語はいよいよAクラスとの戦争へ!

燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A

バカとテストと召喚獣 (2) (角川コミックス・エース 256-2)
バカとテストと召喚獣 (2) (角川コミックス・エース 256-2)

スーパーダッシュ文庫

アスカ―麻雀餓狼伝 (集英社スーパーダッシュ文庫)

著:吉村 夜 イラスト:BUNBUN

「僕でいいのか。これでも男なんだぞ、それはわかっているんだろうな」
「アスカは狼だけど、信義を守ってくれる。あたし、そう思ってあなたに賭けようと思うの」
「ギャンブラーなんだな、ユキは」
「生きるって、そういう選択の連続でしょ。生きること自体、ギャンブルなんだよ」

約3週間半の積み。ファンタジア文庫『RPG W(・∀・)RLD』でお馴染みの吉村さんがスーパーダッシュに何と麻雀小説で登場。ラノベにおける麻雀小説っつーと、メガミ文庫の『ナナオ・チートイツ』に続いて2作目かな?もっと昔にあったら知らんが。

イラストはスニーカー文庫『薔薇のマリア』やGA文庫、黒の『ポリフォニカ』でお馴染みのBUNBUNさん。相変わらず仕事し過ぎワロタ
仕事いっぱいあるのに、口絵8ページもあるの。

さて、本作は憧れの祖父の背中を追い、麻雀の世界へ飛び込んだ少年アスカの物語。様々な人と出会い、騙し騙されながら成長していく姿が描かれる。
一応、ラノベとしての体裁を保つためにメイドさんとかが出て来たりするが、ラノベっぽい部分と言ったら精々それくらい。親の有難さを説いてる作品って結構珍しい気がするなぁ。
あとはひたすら麻雀やってます。

超人麻雀度合いはほぼ無いと言って良い。その代わりなのかどうかは理解らんが、ストーリーに起伏を持たせるためにイカサマが登場します。こんなんやられたら勝てねぇなw

麻雀やる身としては普通に楽しめたが、最後がちょっと尻切れトンボに感じた。え、そんなさくっと勝っちゃうの?みたいな。大ピンチになったかと思えばそうでもなかったというのが拍子抜けしてしまった。
で、そのままエピローグも無く終わってしまうという。これは続刊希望。

最後の注釈を削って、もうちょっと本編を描いてほしかったな。注釈、そこまで要るかなぁ。あがり役一覧とか要る?

ところで、ヤクザ屋さんの言葉で「クンロク入れる」ってのは「ヤキを入れる」って意味らしいですね。怖ぇぇええええええEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!
いや、そっち系の人が居るような雀荘に行く予定無いけども。

燃:B+ 萌:B+ 笑:C 総:A

ナナヲ・チートイツ (メガミ文庫)
ナナヲ・チートイツ (メガミ文庫)

富士見ファンタジア文庫

いつか天魔の黒ウサギ 紅月光の生徒会室1 (富士見ファンタジア文庫)

著:鏡 貴也 イラスト:榎宮 祐

「やっば、あっさり一回殺された!?」
「うわうわ冗談だろ!?ええと、どうするヒメア?」
「二秒ぐらい時間を稼いでくれれば、全員殺せる魔法を使えるよ?」
「いやいや殺しちゃだめだよ」
「だめなの?」
「そりゃだめでしょ?もうちょっとマイルドな感じでこう、ふわーっとこいつら戦闘不能にできないかな?」
「う~ん。じゃあ鎌鼬を呼んで、風でふわーっと足を切断すれば……」
「全然ふわっとしてねぇえええ!もっと、もっとマイルドにお願いします」

約1ヶ月の積み。5ヶ月振りの新刊。『いつ天』が5ヶ月も空くと気持ち悪いな……。
さて、ドラマガでの連載分を収録した短編集がようやく登場。ようやくっつっても、1年ちょっとだけどさ。
本編のナンバリングに組み込むんじゃなくて、別にシリーズタイトルを設けて出す、往年のファンタジアパターン。
でも、シリーズタイトル長過ぎると思うんだ。

今回は連載分3本を収録した上に、その合間合間と最後に書き下ろしで生徒会メンバーの放課後の様子が描かれる。書き下ろしでは化物との戦いは無し。

基本的には『伝勇伝』の短編とおんなじノリ。割と洒落にならない状況になっても登場人物の強さが半端無いので、結果的にギャグになるという。
読めば、月光様に罵られたい!となること間違い無し(ぇ
あと、ヒメア可愛いよヒメア。

後書きによると、元々『いつ天』は複数の作品のアイデアを詰め込んで作ったそうで、エントリオ兄弟も主役扱いだそうな。そうだったのか……。

そういうわけで初短編集でした。本編ががっつり重いから定期的に短編集を出して息抜きさせてほしいところ。
次は5月に本編6巻。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
いつか天魔の黒ウサギ5 夏休みカタストロフィ(2009/09)
いつか天魔の黒ウサギ6 欠席のウサギ(2010/05)

いつか天魔の黒ウサギ 紅月光の生徒会室 <2>(2010/10)

コミカライズリンク
いつか天魔の黒ウサギ 高校編 紅月光の生徒会室 <01>(2011/07)

アニメ

勇者特急マイトガイン DVD BOX II

「あれが奇蹟だと言うのなら、もう一度奇跡を起こすまでだ!」

世界中に現れたブラック・ノワール配下のロボット達。その圧倒的な強さと再生力の前に人類は為す術が無かった。
立ち向かう勇者特急隊だが、ダメージを与える尻から回復されてしまう。何で再生するって判ってるのに、攻撃が当たったら喜ぶんだ……。

もっと理解らんのはパープルが夏目漱石を引用したことだが。

一方、ジョーとウォルフガングの友情が何だかアツいことに。この2人、良いコンビだよな。

燃:B+ 萌:B 笑:C 総:A-

富士見ファンタジア文庫

ハイスクールD×D6 体育館裏のホーリー (富士見ファンタジア文庫)

著:石踏 一榮 イラスト:みやま 零

「いまよ、リアス!あなたの乳首が求められているわ!」

約1日の積み。3ヶ月振りの新刊。コンスタントに新刊が出るのは良いことだ。
表紙はゼノヴィア。一応、尻アピールの構図なんだけど、前巻のはっちゃけっぷりが凄かったので、あんまりインパクトは無いです。格好良いけど。
今月は『氷結鏡界のエデン』が出ないからエデンガードが出来ないぜ!ゼノヴィアさんの尻くらいなら楽勝で買えるよな、お前ら!

さて、3巻から始まった第2章完結巻です。合宿以降、小猫ちゃんの定位置がイッセーの膝の上になった……だと……?けしからん!
イッセーがおっぱいドラゴンとして魔界の子供達のヒーローになっていたりと合宿での成果が如実に現れていることが判る。乳龍帝てw

アニメ

「私の初恋が3分で終わってしまいました……」

つぼみ達のクラスに生徒会長がやって来た。ファッション部の書類が未提出だったため、催促に来たそうな。締め切り過ぎてるのに、わざわざ言いに来てくれるなんて優しいな。取り敢えず、その場に居たクラスメイト3人をフェアリードロップのサービスで買収して部員獲得に成功

意気込んで書類を提出しに行ったものの、会長は既に帰宅していた。そこで、つぼみとえりかは直接生徒会長宅を訪ねることに。
そこで判明する衝撃の事実。生徒会長、明堂院いつきは女の子だったのだ。えええええええええええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!??
彼女は病弱な兄さつきの代わりに明堂院を継ぐために男の子として育てられているんだとかで。
うーん、脇役にしてはかっちりした設定の気がするし、やっぱり絶望先生と関係あんのかなぁ。その割にはコブラージャと接触した際のリアクションが一般人だったしなぁ。謎だ……。

会長が女の子だと知ったつぼみはショックで発熱。どんだけw
マリンが単身、デザトリアンに立ち向かうことに。新技マリンダイブを繰り出したりと、前回の役立たずっぷりを払拭するかのような活躍。
マリンの単独変身は2回目だっけか。

コブラージャはいつきを自分より美しいイケメンと評価。てっきり自分がこの世で一番美しいと思ってるタイプの人だと。
デザトリアンを制御出来ず、吹っ飛ばされてました。これくらい緩い方が面白いくて、好きだな。
今年は作品全体から、ブンビーさんやウエスターさん臭がするなぁw

遅れてやって来たブロッサムは変身シーン無し。こんな早い段階で変身シーンをカットするとはな……。『プリキュア』シリーズって、例年、滅多に変身シーンを全カットしないから、結構早い段階で飽きちゃうんだよな。だから、適度な頻度でカットした方が最後まで楽しめると思うの。

結局、会長は自分の女の子としての部分も隠さず出すことにしたようだ。つぼみはそんな会長をファッション部に誘う。まさか3人目……?いや、それはないか。
つーか、男として振る舞ってるのは良いとして、何で1人だけ白ランなんだよw

ところで、映画が公開されたため、OPでのネタバレが大変なことになっとります。って、戦闘とかもテレビシリーズのEDみたいなCGなの!?
あと、怪人はかなりの数が出るみたいね。

燃:A+ 萌:A+ 笑:A- 総:A+

特撮

「すっかりウチもガイアメモリ駆け込み寺ね」

シュラウドから貰った設計図でメモリガジェット、デンデンセンサーが完成。侵入者等を探知出来るガジェット。
早速、お役立ちということで、透明化している有名マジシャンの孫娘リリー白銀を発見する。
このリリーさん、舞台衣装のまま依頼に来てるんだけど、その格好のまま翔太郎や照井に馬乗りになったりしてます。最近、『ダブル』のエロスへのチャレンジっぷりがパネェと思うの。

彼女は〈インビジブル〉のメモリが抜けなくなり、透明化を制御出来なくなってしまっていた。また、メモリを刺しても怪人化しない。フィリップはメモリにバグがあるのではないかと考えるが、上手いこと予算削減してきましたねw

一方、若菜は力を抑えられなくなってきていた。『レディオでQ』以降見せていなかった舌打ちもやってたし、感情の方も大分黒くなってきている様子。琉兵衛が危惧していたから、大事には至らないと思うが……。

リリーにメモリを渡した人物を調べる中で、簡単に井坂に辿り着く。更に、照井が彼を家族の仇と知るところまで一気に。
すぐさま戦闘に突入。ウェザー・ドーパントの姿が明らかになる。彼はダブルとアクセルを圧倒した後、リリーを連れて、逃走。

井坂の目的はドーパントして様々な力を手に入れることだそうで。彼自身もメモリを人々に配り、生気を吸いつくしたメモリを吸収し、自分の力とすることが出来るとか何とか。それはつまり、誰かが一定期間使用したメモリでないと取り込めないってことなんだろうか。

リリー相手にはメモリブレイクが使えないらしい。彼女自身を殺してしまうことになるのか。

VSウェザー第2ラウンド。ダブルはアクセルと共闘しようとするが、アクセルは冷静さを欠き、ダブルを邪魔者扱いして斬りかかる始末。
ウェザーは気象関係の属性を全て持っているので、ダブルのフォームチェンジが追いつかない。
Fの残光』で戦ったアームズ・ドーパントのときもそうだったけど、あれの比じゃないな。

圧倒的な力。照井の涙。翔太郎は禁断のツインマキシマムを決意する。ヒートトリガーでトリガーマグナムに〈トリガー〉を、腰のスロットに〈ヒート〉をセットし発動。
身体にとんでもない負担がかかる!ってところで続く。
そもそも今までソウルメモリでのマキシマムドライヴって、やったことないんだよな。

次回、『Dが見ていた/決死のツインマキシマム』。このサブタイは燃えざるを得ない。あれ、「D」って何のことなの?

ところで、4月から深夜に『龍騎』の海外リメイク『KAMENRIDER DRAGONKNIGHT』のファーストシーズン全14話が放送開始だそうで。
それは俺が春から視る番組が多いことを知っての狼藉か!

燃:A+ 萌:A- 笑:B+ 総:A+

仮面ライダーW トリガーマグナム
仮面ライダーW トリガーマグナム

特撮

「大丈夫。飛べないのなら、走れば良い!」

あれ、みんな服装変わってる?ジャケット以外はちょいちょい変わるのか?

今回の敵は韋駄天のヒドウ。更にはデレプタがまたもや現れる。まだ6回目なのに、幹部の出撃率高ッ!ほぼ毎回出張ってきてるんじゃね?

アラタはepic1でデレプタから受けた傷が完治していなかったが、根性でデレプタと激突。
一方、ハイド達はヒドウのスピードに追いつくための修行を得て、対抗策を生み出していた。
ブルーが召喚したシーイックブラザーのヘッダーをゴセイブラスターにセットして、シャークヘッダーを合わせてシーイックブラザー攻撃。成程、こういう風な使い方も出来るのか。

巨大戦ではヒドウのスピードに追いつくため、飛ぼうとするゴセイグレートだが、レッドの負傷のため、飛行不能に。そこでランディック族が奮闘。ダッシュでヒドウを追い掛ける。2人の諦めない心に応え、ランディックブラザーが現れる。ティラノヘッダー、クワガヘッダー、サイヘッダーという構成。

スネークとタイガーのヘッダーがやはり膝に移動して、右足にサイヘッダー、左脚にティラノヘッダー、頭部にクワガヘッダーがドッキング。ランディックゴセイグレートの誕生である。
ビクトリーチャージはライダーキックっぽかったな。

アラタの奮闘に感化された望は逆上がりの練習に取り組むようになる。最後に都合良く出来ちゃわないのが俺好み。

この勢いで、次回スカイックゴセイグレート登場かと思いきや、そうでもないという。
CDのプレゼント告知ではテンソウダーのスロット部分にCDがセットされていて吹いた。

燃:A 萌:C+ 笑:C+ 総:A

天装戦隊ゴセイジャー ゴセイヘッダーシリーズ ランディックブラザーセット
天装戦隊ゴセイジャー ゴセイヘッダーシリーズ ランディックブラザーセット

角川文庫

嗤う伊右衛門 (角川文庫)

著:京極 夏彦

「情けにしても怨みにしても、受ける方にその気がなきゃア成り立たねェんです。哀れみを受ける方ってのはね、それが真実(ホント)は蔑みだったとしても、蔑まれてるたあ思わねえ。それが世間の約束ごとで。それを破っちまっちゃ始まらねえ。想いってのはねお岩様、どんな想いでもそのまンま相手に通じることなんかねエんです。想われる方が勝手に作り出すもので御座居ましょうよ。ですからね、いずれ━━喜ぶも怒るも━━お前様次第で」

中古。角川文庫。画像は映画に合わせたバージョンだと思うけど、俺が買ったのは格好良い方です。
図書館で借りれば良いような本を何故買ったかというと、古本市場の500円券の使い道が無かったからです。どうせ買うなら、もうちょっと状態の良い物が良かったんだが。

さて、京極さんの怪談シリーズです。題材はお岩様が有名な四谷怪談。これは時代小説なんだろうかなぁ。解説にはミステリでもある、みたいなこと書いてあるけど。

複数のキャラクタ―の視点から物語を描きだしていく手法はいつも通りか。この各要素が繋がっていく様が好きなんだよなぁ。油断すると内容についていけなくなるけど。

最初は価値観の違いによる些細なすれ違いなんだけど、そこに悪意が介入して、坂を転がり落ちるように絶望展開に進んでいく様はぞくぞくする。

以前に京都新聞夕刊で連載されていた『数えずの井戸』が全滅エンドだったから、もしやとは思ったんだが、案の定全滅エンドでした。
終盤、登場人物がざくざく死んでいくときの絶望感は異常。

やっぱり、この人の作品は面白いなぁ。いや、「面白い」という表現が適切かは難しいところだが。

燃:C 萌:C+ 笑:C+ 総:A+

映画リンク
嗤う伊右衛門 Eternal Love

シリーズリンク
角川文庫版 覘き小平次(2008/06)

著者リンク
文庫版 嗤う伊右衛門(角川文庫、2001/11)
文庫版 巷説百物語(角川文庫、2003/06)
文庫版 豆腐小僧双六道中ふりだし(角川文庫、2010/10)
分冊文庫版 ルー=ガルー 忌避すべき狼(上)(講談社文庫、2011/09)

厭な小説 文庫版(祥伝社文庫、2012/09)
文庫版 死ねばいいのに(講談社文庫、2012/11)
角川文庫版 幽談(角川文庫、2013/12)
文庫版 虚言少年(集英社文庫、2014/09)
文庫版 オジいサン(中公文庫、2015/02)
文庫版 書楼弔堂 破暁(集英社文庫、2016/12)
文庫版 虚実妖怪百物語 序/破/急(角川文庫、2018/12)
文庫版 ヒトでなし 金剛界の章(新潮文庫、2019/02)
文庫版 狐花 葉不見冥府路行(角川ホラー文庫、2024/12)