「どうか貴方は貴方の幸せを掴んでください」
遂に最終回。一期ラストのサブタイトルが『刹那』で、二期のラストがリボンズなのは良いのか。
激突するダブルオーライザーとリボンズキャノン。リボンズキャノンってガンキャノンから付けた仮称じゃなくて正式名称なのかよ!
このリボンズキャノン、何と裏側にガンダムが付いているというサプライズ設計。表面で遠距離攻撃、裏面で近接攻撃のようだ。また、疑似GNドライヴでツインドライヴ。
リヴァイブとヒリングもやって来て、苦戦するせっちゃんだったが、そこへロックオンとアレルヤが駆け付ける。ハレルヤも登場。
ヒリングはアレルヤが、リヴァイヴはロックオンがそれぞれ撃破。ヒリングってリボンズと元になったDNAデータが同じらしいけど、全然気付かんかった。
着実にリボンズキャノンにダメージを与えるもあと一歩及ばず敗退するダブルオーライザー。
GNドライヴを一つ奪われてしまう。放置されていたOガンダムを発見したリボンズはOガンダムにドライヴを搭載して起動させる。ラッセが放置していくから……。
でもOガンダムを見付けたリボンズにはまさに天啓のように感じられたことだろう。
戦闘不能となったダブルオー。だが、そこへスメラギさんがGNソードⅢを装備したエクシアを送ってくるとかファインプレー過ぎる。
ということで、最後の決戦はエクシアVSOガンダム。気持ち悪いくらいのクオリティを発揮。
結局、変態仮面は来ないまま、戦闘終了。
エピローグでは、それぞれのその後が垣間見える。
アロウズは解体され、連邦軍の再編成が行われていた。CBはアロウズを潰した功績として、今後要らんことをしない限りは放置という措置になった模様。
せっちゃんは相変わらずのガンダム馬鹿。ちょっとは姫のことも気にしてあげれば良いのに。
その姫は連邦の援助を受け、アザディスタンを復興。最終回なのに、一度も主人公と接点持ってないけど良いんですか、姫。
ロックオンは墓参り。家族の墓の隣にはアニューの墓が。
アレルヤはマリーと共に旅に。
ティエリアはヴェーダの中に引き篭もり(ぇ
でも新しく肉体を作って出て来ることも出来ると思うんだけどなぁ。
他のCBメンバーはそのままトレミーに乗ってます。
ホーマー・カタギリは自宅で切腹。何という日本被れw
カティ大佐は准将に昇進、案の定生きていたコラ沢さんと結婚式です。コラ沢さん、勝ち組過ぎるwwww
アンドレイは両親の想いを受け継いだ軍人となることを決意。
クラウスとシーリンは連邦議会の議員に。
ビリーは最終決戦直後、ちゃっかりスメラギさんと一緒にフォトった写真を後生大事に飾っていた。その後ろにはグラハムの姿が。
って、グラハムの出番しょぼっ!
沙慈は病院生活のルイスに付き添っていた。ルイスの細胞障害は完全に止まったそうです。
エピローグではちょいちょいイノベイターっぽい人がモブの中に紛れている。これは単にリボンズ達と同じDNAデータを元にして作られたイノベイターが一般社会に紛れ込んでいるってだけでティエリアがヴェーダを掌握している今となっては人畜無害なのか?
最後に木星のカットを挟んで、2010年劇場版公開を告知して終了。何、そのズルい引き。『種』みたいにやるやる詐欺じゃないだろうな……。
この発表の仕方からすると、新作カットを大幅に追加した総集編とかじゃなくて、新作っぽいが果たして……?まさか地球外生命体なんて出て来ないよな……?「ガンダム」でそれは無いよなぁ。
総評
そういうわけで、『機動戦士ガンダムOO』、一期と二期合わせて全五十話、これにて閉幕。
三つの外伝も含んで緻密に構成された物語と期待を裏切らず、予想を飛び越えるストーリー展開で楽しませてもらいました。
惜しむらくは一期のラストで人を殺し過ぎて、本当のラストであまり人が死ななかったのが若干拍子抜けに感じてしまったことですね。死ぬって判り切っている人しか死ななかったし。
問題は、『コードギアス』のときもそうだったけど、詰め込み過ぎなんだよなぁ。もっと各キャラを掘り下げたエピソードとかも見たかったわけですよ。
『種』は中身すっかすかだったわけで、どうしてこう両極端なんだ……。足して二で割れば丁度良い密度の作品が出来ると思うんだが……。
ふと思ったんだが、『OO』が『スパロボ』に参戦したら、きっとサーシェスは『OO』のストーリーが終わった後も、何らかの形で敵として立ち塞がりそうだ。
後番は『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』。多分視ないと思います。
燃:S- 萌:A- 笑:A 総:S