コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

学園チャイカ! (1) (ドラゴンコミックスエイジ)

原作:榊 一郎 作画:水瀬 せり キャラクター原案:なまにくATK(ニトロプラス)

「働いたら、負けだぞ☆」
(え…?殺したい…)

2014年6月の新刊。
エイジプレミアムで連載中のファンタジア文庫人気シリーズのスピンオフギャグコミカライズ。
作画の水瀬さんはガガガ文庫『魔王が家賃を払ってくれない』のコミカライズを担当してたのか。

表紙は本編コミカライズと並べられるように、装丁を揃えてあるのね。いや、一発でギャグだと判るようにはちゃんとなっているのだが。

さて、学園ものです。正直、ドラマガに掲載されていた出張版が毒にも薬にもならないような内容だったのでスルーしようと思っていたんだけど、榊さんがやたら褒めてるから買っちゃったんだよな。

チャイカの振舞いが随分とフリーダムに。棺を物理攻撃に使い過ぎだろw
ジレット様はやたら幼くなってる。完全にショタ。
フレドリカが可愛いって話だったけど、確かに可愛いな。原型留めてないけど……。

やっぱりこういうお茶濁しコミカライズはどれだけハッチャけられるかが勝負だよな。

燃:C 萌:A- 笑:A- 総:A-

原作リンク
棺姫のチャイカⅠ(ファンタジア文庫、2010/12)

コミカライズリンク
棺姫のチャイカ <Ⅰ>(2012/03)
棺姫のチャイカっか(2014/03)

コミカライズ,講談社ラノベ文庫

彼女がフラグをおられたら おお勇者よ、フラグを立ててしまうとは何事だ!? (シリウスコミックス)
作画:凪庵 原作:竹井 10日 キャラクター原案:CUTEG

「ぴーりかぴりららぽぽりなぺーぺるとォ~♪」

がをがを~。
2014年6月の新刊。
少年ライバルとwebサイトのマガジン・ラボで連載されていたスピンオフコミカライズ。
作画は本編コミカライズと同じ凪庵さん。
竹井さんはほぼ噛んでおらず、凪庵さんがネタ出しからやっているそうで。

各キャラにRPGの職業みたいな名前が付いていることか、RPG世界でいつものゆる~い『がをられ』をやろうみたいなお話。
一部、原作と職業の違う人が居ますが……。

まぁ、本編コミカライズのギャグのノリが合わなければ、こちらも合わないと思うんだけど、不意打ちの『おジャ魔女どれみ』ネタでクソ吹いた。
いや、確かに講談社繋がりだけどもw

燃:C 萌:B+ 笑:A- 総:B+

原作リンク
彼女がフラグをおられたら 俺、この転校が終わったら、あの娘と結婚するんだ(2011/12)

コミカライズリンク
彼女がフラグをおられたら <1>(2012/03)
彼女がフラグをおられたら ~ルートラブ~ <1>(2014/04)

漫画

ONE PIECE 74 (ジャンプコミックス)
作:尾田 栄一郎

「目的は何だ!?オモチャのクセに何が欲しい!!?」
「我が子が幸せに生きて行く為の…平和な国が欲しい!!!」

2014年6月の新刊。
帯にエピソードのクライマックス的なことが書いてあるから、お、なら優先的に読むかと思ったら、全然話終わらなかったよ!やったー!

前巻の引きで思わせ振りに登場し、ルフィの代わりにルーシーとしてコロシアムで戦い続けることになった謎の青年。
いやもう、サボなのはネットとかで騒がれてるので知ってるんだけど、今巻では思わせ振りなカットばっかりで、まだ確定しないのか。

久し振りに弱いウソップならではの戦い方、みたいな展開。どうやって勝つのかと思ってたら、ギャグ的勝利になるのかしら。
散々シリアスな話をしといて、今回のオチ

燃:A 萌:B 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
ONE PIECE 巻七十三 〝ドレスローザSOP作戦〟(2014/03)
ONE PIECE 巻七十五〝おれの恩返し〟(2014/09)

 

アニメ,ファミ通文庫

「ドロドロだな~」

嫉妬の炎燃やしまくりの雪姫姉さん可愛いw
さて、戦場さんの存在が重護の周囲を引っかき回していく。今までって、あんまりガチ悪役って感じのキャラクターは居なかったように思うけど、戦場さんは完全に敵のスタイルだな……。

七々々が今回プレイしていたのはギャルゲーだったんだけど、また実在するタイトルかと思っていたら、深崎暮人さんがキャラの絵を描いた劇中オリジナルゲームだった様子。

どういう繋がりだと思ったけど、2015年1月から同じA-1 Pictures制作でノイタミナ枠にて始まるファンタジア文庫原作『冴えない彼女の育てかた』の挿絵を描いてるって繋がりなのか。複雑だなw

燃:C+ 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第8話「奇妙な来訪者」
第10話「対決」

MF文庫J,コミカライズ,雑記,電撃文庫,GA文庫

色々買ってきました。ラノベは、

・僕は友達が少ない⑩
・GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅦ〈下〉
・ストレンジムーン3 夢達が眠る宝石箱
・天使の3P!×3
・男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。Ⅲ -Time to Pray-
・韻が織り成す召喚魔法2 -クレイジー・マネー・ウォーズ-
・水木しげ子さんと結ばれました <2>
・絶対ナル孤独者 Sect.001 -咀嚼者 The Biter-
・ヴァルキリーワークス <4>

の計9冊。
コミカライズは、

・彼女がフラグをおられたら おお勇者よ、フラグを立ててしまうとは何事だ!?
・冴えない彼女の育てかた ~egoistic-lily~ <3>
・学園チャイカ! <1>
・デート・ア・パーティー
・魔法科高校の劣等生 追憶編 <1>

の計5冊。
漫画は、

・ONE PIECE 巻七十四 〝いつでもキミのそばにいる〟

の計1冊。

MF文庫J,アニメ

「これで貸し借りは無しだからね」

合宿!湖!水着回!ということで、これで勝つる!
と思いきや、アッシュがジェシカに振り回されている間に水着シーンは終わってしまったでござるの巻。
ってかレベッカ会長の水着、痴女過ぎるだろ……w

ルッカのパル、ガウェインは星精路が断たれているため、もういくばくももたないらしいけど、果たしてルッカは無意識化のトラウマを克服出来るのか。

燃:B 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第7話「ルッカ・サーリネン」
第9話「騎竜演舞」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「フレドリカ侵入成功♪」

サブタイの「天」は「あま」と読むそうです。
さて、いよいよ航天要塞編本格スタート。もう残されてる尺が少ないので、要所要所を押さえて進行していく感じ。

フレドリカの存在無くして要塞への侵入は叶わないんだけど、フレドリカ可愛いな!常に生命の危険に晒されてるトールは堪ったもんじゃないだろうけどw

そして実は1話で既に登場していたレイラが本格登場。今回の時点で顔がチラッと映っているが……。

燃:A 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第9話「記憶の値うち」
第11話「偽りの姫君」

アニメ,講談社ラノベ文庫

「生き方が重い!」

がをがを~。
さて、原作5巻『こんな風にみんなと学園祭の話をしたの、初めてだな』編に突入ということで、学園祭編です。

祭りの始まりを彩るのはミスコンなんだけど、参加者全員がクエスト寮生な上に、推薦人が全て颯太という異常過ぎる状況w
こうして並ぶと壮観というか何というか……。くるみ子とせりきゃんが居なくても、これだけのバリエーションとは……。

そして現状最後のヒロイン、せりきゃんこと吟遊院芹香が登場なんだからね!爪痕残す前にアニメ終わりそうだけどな……。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A

エピソードリンク
9話「またいつか、こうしてみんな一緒にお祭りに行けるといいな」
11話「みんなで踊るまでもない、ここは俺一人が踊れば十分だ」

コミカライズ,電撃ハードカバー

図書館戦争 LOVE&WAR 8 (花とゆめCOMICS)
作画:弓 きいろ 原作:有川 浩

「読みたいのは今!今、残されている自由が一番大事です」

2011年9月の新刊。
表紙の堂上教官がカッコメン過ぎるな!

さて、手塚兄の陰謀に巻き込まれ、憧れの王子様の正体を知ることになった郁。堂上教官との距離を掴みかねる中、毬江が図書館内で痴漢に遭ってしまい……。

お姫様に手を出されてブチ切れた小牧教官の怖さといったらない。今から次巻のLOVE寄せが楽しみだぜ。

特別編2本の図書館の話そっちのけでLOVE寄せだから困る。この時点で原作は完結してるから、柴崎と手塚の関係性なんかはフィードバックしてきてるんだよな。

燃:B+ 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
図書館戦争 LOVE&WAR <7>(2011/03)
図書館戦争 LOVE&WAR <9>(2012/05)

角川文庫

別冊図書館戦争II (図書館戦争シリーズ 6) (角川文庫)
著:有川 浩 イラスト:徒花 スクモ

「俺に!俺にお前みたいな口車クイーンの真似をしろってか!」
「やだぁ、まだ結婚してないんだからプリンセスにしといてよ」
「来年三十でプリンセスとかいけ図々しいわ!」

2011年8月の新刊。約2年8ヶ月4週間の積み。連続刊行。
オリジナルも持ってます。

ボーナストラック的なスピンオフ第2弾。今回の肝は柴崎と手塚の関係の決着エピソード。
本編で郁と堂上教官の関係が進んでいた裏で、ちょくちょく描かれていた2人なので、ここで主役になるのは理解るんだけど、それがシリーズ全体のラストエピソードってのはどうなんだろうな。

堂上夫妻は大変仲睦まじい感じで。嫁に投げっ放しジャーマンなぞするもんなんだろうか……。
イチャイチャする一方で、親友の危機にブチ切れる郁さん格好良過ぎワロロン

ある意味ラスボスとなった水島はドン引きするような悪役でしたね。ってか、こんなキチガイと一緒に生活しなけりゃならないとか寮生活怖過ぎだろ……。

巻末短編『ウェディング・ハピネス』は、あー、郁か柴崎メインの短編かなーと思ったら、稲嶺元司令と玄田元隊長の短編だったでござる。ぎゃふん。

総評

そんなわけで、もどかしいにもほどがある文庫落ち、角川文庫『図書館戦争シリーズ』全6巻、これにて状況終了。文庫版だけで言うと足掛け4ヶ月か。凄い勢いで刊行したんだな……。

あまりシリアスに振り切れずに適度なところで踏みとどまってラブコメしてるときが一番面白いのは評価点なのかどうか。いや、個人的にはそういう方向性の方が好きなのだが。

キャラの掛け合いだけ見れば、まんまラノベともとれるんだけど、果たしてラノベを知らない人の目にはどう映っているのか……。
掛け合いはもっと見たかったので、もう1冊くらい『別冊』を出しても良いのよ。

次は2012年6月に『文庫版 ラブコメ今昔』、2013年4月に『文庫版 県庁おもてなし課』。

燃:A 萌:A 笑:A- 総:A+

オリジナルリンク
別冊 図書館戦争Ⅱ(電撃ハードカバー、2008/08)

シリーズリンク
別冊 図書館戦争Ⅰ 図書館戦争シリーズ⑤(2011/07)

著者リンク
文庫版 ラブコメ今昔(角川文庫、2012/06)