アニメ,GA文庫

「人に認められるのって嬉しいものなんだね」

OPカットで最終回開始。
失意に沈む一輝は何とか会場へ辿り着こうと足を進める。そんな一輝を出迎えたのは、彼の人となりに惹かれた人々だった。挿入曲が泣かせるね。

会長との決着はOPと共に。ただの一刀で斬り伏せるとか、アニメでは描写のし難そうなパワーアップだな……。

そして全国にテレビ中継されているにも関わらず、ステラにプロポーズする一輝さんマジイケメンですわ……。

次なる戦いの舞台は七星剣舞祭。更なる強者が一輝達を待つ……というところで終了。
アリスもしれっと選抜メンバーの中に入っていたけど、最後までその強さはよく判らないままだったな……。実は超強キャラっぽいよな……。
選抜メンバー6人の内、半分が1年生って1年強過ぎィ!

総評

そんなわけで最弱をもって最強を打ち破るGA文庫原作『落第騎士の英雄譚』全12話でした。
大沼監督の演出が冴え渡る良作に仕上がっていましたね。原作既読組は満足の出来なのではなかろうか。
エロ方向の展開となくても全然問題無いと思えるアツさだった。

2期は十分狙えると思うけどなー。

燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
第11話「無冠の剣王 Ⅰ」

ファミ通文庫

吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(4) (ファミ通文庫)
著:野村 美月 イラスト:竹岡 美穂

『あなたが、神様でも、吸血鬼でも、あなたに会いたかったっ!』

2015年4月の新刊。約1年2週間の積み。『ドレ僕』7巻からは連続刊行。
今回の表紙は詩也が劇の衣装で、綾音さんが制服姿なんだな。普通、ヒロインには華やかな格好をさせそうなもんだけどな。

さて、今回の題材は『エロスとプシケー』。女王カレナを客演として迎えてのクリスマス公演を通して、詩也と綾音さんは想いを通わせていく……。

遂に綾音さんに正体を明かした詩也。綾音さんは恐怖に覚えながらも、それでも詩也と向き合ってくれる。
しかし、一方で雫も可愛くなってきたから困るんだよなー。

暫く新刊が出ていないことと新シリーズが始まった流れもあって、5巻で完結なんだと思っていたんだけど、次巻予告を見ると、どうにもそういう雰囲気ではない……?

次は2015年6月に新作『下読み男子と投稿女子 ~優しい空が見た、内気な海の話。』、8月に『吸血鬼』5巻、9月に『ドレ僕』8巻、11月に新シリーズ『楽園への清く正しき道程』1巻、2016年1月に2巻、5月に3巻。

燃:C 萌:A 笑:B- 総:A

シリーズリンク
吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる③(2014/12)
吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる⑤(2015/08)

著者リンク
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件 <7>(2015/03)
下読み男子と投稿女子 ~優しい空が見た、内気な海の話。(2015/06)

アニメ,雑記,電撃文庫

今回は超少ないよ!ラノベは、

・ストライク・ザ・ブラッド15 真祖大戦

の計1冊。GA文庫発売ワンチャンあるかと思ったけど気のせいだったわ。

電撃文庫では『魔法科高校の劣等生』の映画が原作者書き下ろしのオリジナルストーリーになるそうで。
お兄様が伝説になるって話だけど、既にさすおに臭が尋常じゃないw

『エロマンガ先生』のアニメはアニプレックスとA-1 Pictures。かんざきひろさんもスタッフとして参戦ということで、ほぼほぼ『俺妹』と同じ布陣と思って良いのかな。

『ストライク・ザ・ブラッド』の発表は何かと思えば、OVA新シリーズ製作決定というものでした。お、おお……。

新作『学園陰陽師』のイラスト担当は鵜飼沙樹さん。あれ、『ブラックブレット』どうなった……。もう長いこと新刊出てなくないか……。

電撃文庫MAGAZINEでは50号突破記念ということで、電撃文庫リザレクションシリーズなる企画が始動。
電撃の既存シリーズの世界観で、別作家がスピンオフを書くみたいなことらしい。『ガンゲイル・オンライン』のヒットに味を占めたなw

まぁ、企画自体は良いんだけど、その一発目が渡瀬草一郎さん×『SAO』って、おま……。オリジナル新作書いてくださいよぉぉぉぉおおおおお!!


『ガンダムビルドファイターズ トライ』の新作アニメが8月にテレビで放送されるそうな。当初、OVAと発表されていたものがこれに当たるそうで、OVAは流石に手を出せないなーと思っていたので嬉しい。
合わせてキットもいくつか出るようなので楽しみですね。ギャンベースのギャンスロットとかまぢ。

GA文庫

のうりん 12 (GA文庫)
著:白鳥 士郎 イラスト:切符

「ねえねえ。あたしは巨乳と貧乳のどっちになるんやろーか?」
「みのぽよはただのデブよ」

2016年3月の新刊。約1ヶ月3週間半の積み。半年振りの新刊。『りゅうおうのおしごと!』2巻からは隔月刊行。
表紙は林檎と農。あれっ、農って今回でまだ2回目なのか。

MF文庫J

エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 2 (MF文庫J)
著:東 龍乃助 イラスト:みこと あけみ、汐山 このむ、貞松 龍壱

「背中で語れ一ノ瀬!勝手にみんなついてくる!出来ない事は堂々と頼れ!俺たちは皆で戦ってるんだ!」

2015年5月の刊行物。約4ヶ月3週間の積み。3ヶ月振りの新刊。
表紙はセレンに続いて葵か。毎巻、交代制でいくのかしら。キャラ数は十分だと思うが。
さて、エイルンとエルフィーナの大活躍によりクイーンの撃退に成功した氷室義塾。しかし、氷室義塾は度重なるマリスの襲撃の前に崩壊寸前だった。エイルンは義塾の改革に乗り出すことに……。

何、この男だらけの泥臭い展開……嫌いじゃないわ!エイルンが次々と氷室義塾を立て直していく展開がホントアツい。それに感化されて、次々と立ち上がっていく生徒達がまた泣かせるんだよなぁ。

マリスのタイプをチェスの駒になぞらえて呼んでるのって便宜上の理由だけで、深い意味は無いんだろうか。現状、ボスがクイーンってのが、超強いキングが出て来そうで不安過ぎるぞ。

コメディパートもしっかり入れてくるから油断ならない。紫貴さん、色々と拗らせ過ぎだろ……。しかし、コスプレしてエイルンに迫っちゃうあの痛々しさは逆にエロい(ぉ
彰良(あきら)ボイスって、やっぱり完全に石田彰さん意識してるじゃねーかw

デストブルムは補給役として活躍してはいるものの、設定の割には戦闘で目立つシーンが無い状態。セレンの精神状態を考えると、やむなしなんだけども、覚醒回が巡ってくるのかな。

葵の二つ名は炎の一(フレイム・ワン)、紫貴の二つ名は氷の九(アイス・ナイン)。更に今回登場した茜は妖精の三(フェアリー・スリー)。
あれ、これ、もしかして他の数字に当てはまる人がいるのかな?と思わせたところで、【テンナンバー】とかいう設定が出て来るから全身弾け飛んだ。

俺、こういう設定ホント好きなんだよなぁ。悪魔の六(デーモン・シックス)のアギトと閃光の八(ライトニング・エイト)、兵器の四(アームズ・フォー)も確認された。
閃光の八は八雲日向さんのことなのかな。
最初、名前に数字が入っている法則かと思ったが、そういうわけでもないのか。

時々アスタリスクを挿入しているのは、回想シーンを区切っているっぽいんだけど、この演出要るか?違和感ばっかり目立ってるような……。

ふと思ったんだけど、もしかしてタイトルって元の世界に帰らなければならなくなったエイルンが仲間達に送る最後の指令、みたいな意味だったりするんだろーか。そんなの泣いちゃうぞ。

巻末にはロボのイラストが。
次は2015年11月に3巻、2016年5月に4巻。

燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~(2015/02)
エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ <3>(2015/11)

GA文庫

中古でも恋がしたい! 5 (GA文庫)
著:田尾 典丈 イラスト:ReDrop

「結局は自己満足。それは確かだけどな。その自己満足に俺らは命張ってんだよ」

やだ、格好良い……。
2016年3月の新刊。約1ヶ月2週間半の積み。3ヶ月振りの新刊。

さて、夏休み後半戦。オタを扱った作品では避けては通れないコミケ編でござる。最近、オンリーとはいえ同人イベント一般参加デビューした俺なので、そういう意味でも楽しく読めましたね。

アニメ,GA文庫

「何も出来ないお前は何もするな。私がお前に望むのはそれだけだ」

サブタイは「アナザーワン」と読みます。
さて、やっぱりあざとかった東堂会長。関西訛りのドジッ娘とかこれまた……。しかし、会長のパンチラよりも、御祓が読んでいた本の方が気になる俺です。

原作者である海空さんの他のシリーズじゃないですかー!やだー!『断罪のイクシード』『彼女の恋が放してくれない!』『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』と全部網羅してたなw

罠にはめられ窮地に陥る一輝。あくまでも正々堂々とやましいところは無いと主張するが、彼を待っていたのは冷たい現実だった。

お父さんの言葉、えげつないな。弱者は努力さえするなとか……。無才な奴が中途半端な結果を出すのが一番良くないって論法なら、中途半端じゃないドデカい結果を出せば良いってところに落とすのかしら。

燃:A 萌:A 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
第10話「深海の魔女VS雷切」
最終話「無冠の剣王 Ⅱ」

MF文庫J

エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~<エイルン・ラストコード> (MF文庫J)
著:東 龍乃助 イラスト:みこと あけみ、汐山 このむ、貞松 龍壱

「この悲しみを打ち砕く!」
「エイルン=バザット(オレ)と!エルフィーナ(オマエ)で!」

MF文庫J2015年2月刊行物。約4ヶ月2週間半の積み。
発売当初、へー、MFからロボものが出るのかーとは思っていたんだけど、サブタイがピンとこなくてスルーしていました。
そしたら、このラノ2016上位にランクインして、著者インタビューを読んだら面白そうだなと急遽購入。
新人賞の拾い上げらしい。

舞台は近未来の地球。人類の天敵マリスと呼ばれる怪物が世界各地に出現し、その対応が何より最優先とされる世界。圧倒的なピンチを救ったのは大人気アニメの中から現れた青年だった……というお話。

二次元の存在が現実に現れるってネタはラブコメなんかだと時々見かける話だと思うけど、ガチシリアスの世界観で、それをやるってのは珍しいんではなかろうか。それも元ネタの世界での主人公ではなく脇役というのがまた。

そうなんですよ、どうしたMFと思わずにはいられないクッソ重い世界観。それを緩和するためにアニメからキャラが……みたいな展開にならず、それもまたシリアスな描写なんだよな……。
ネイバーへの搭乗手続きからしてエグい。機体との感覚共有とかまぢ。

タロットの大アルカナをモチーフとしていると思しきネイバー。こういう中二臭い設定ほんとすこ。早くデストブルム以外の機体も出て来てほしいな。
設定的にも色々と語るべきことがありそうでワクワクもんだぁ!

凄いのは、このシリーズのためだけにイラストレーターを3人起用しているところ。キャラデザとメカデザを分担するという手法。これ、担当編集さんの負担が半端無いのでは……。
みことさんは『みにくいあひるの恋』でMF登場済。

で、印象的なロボの活躍シーンは漫画を挿入して展開させるという掟破り技。ギャグ演出で漫画が入ってるラノベは見たことあるが、マジで漫画ってのは初めて見た気がする。

ラノベでロボものが鬼門なのはビジュアル的な訴求力が弱くなるから→ならビジュアルで訴えればいいじゃない!ってことなんだと思うけど、ある意味掟破り感あるよなー。
でも情報量としては漫画よりラノベの方が強いだろうし、良いとこ取りということでアリかもしれん。

戦闘中はクールぶっている紫貴(しき)さんは趣味モードになると人格豹変するのが可愛いですね。
エイルンの声を石田ボイスって言ってたが、既にアニメ化したときの声優の選定が始まっていたりするんだろうか……。

随分とラノベの王道から外れている中、ヒロインは1巻の時点で3人という古き良きMFのゴールデンパターンだけは守っていて草。

あれ、これってアニメ化→『スパロボ』参戦で『機動戦艦ナデシコ』のゲキガンガーと共闘する流れじゃない?

次は2015年5月に2巻、11月に3巻、2016年5月に4巻。

燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ <2>(2015/05)

コミカライズリンク
エイルン・ラストコード 1巻(2019/09)

イラストリンク
ばけてろ 成仏って、したほうがいいですよね?(スニーカー文庫、2009/10)

アニメ,GA文庫

「アタシは珠雫が守りたい人でも負けたくない人でもない。だから、もう強がらなくても良いのよ」

珠雫と生徒会長の激戦。脇役同士の戦いのなのに作画が頑張り過ぎていてビビる。これ、原作既読組はおしっこ漏らしてるんじゃないかしら……。
会長が殆ど喋らないのはそういうキャラなんだろうか。外見は気弱そうなのにな。

シナリオの都合上、珠雫は負けちゃうんだけど、それをフォローするアリスの包容力がヤバい。このオネエ、イケメン過ぎでしょ……。本人としてはイケメンって評価は不本意だろうけども。

燃:A+ 萌:A 笑:C 総:A+

エピソードリンク
第9話「皇女の休日」
第11話「無冠の剣王 Ⅰ」