アニメ,富士見ファンタジア文庫

「全部ですか?それ全部名前ですか!?」

原作2巻に突入。ユリーと傷持ちと旅に出たアイは、キリコという名の少年と出会う。彼を連れて訪れた都市オルタスは死者の国で……。

あれ、思った以上にアイちゃんペロペロ(^ω^)アニメになってきた気が……。
一見、ただの天然ボケキャラっぽいけど、メンタル頑強な面が垣間見えたりも。傷持ちに、うるさいと言われても、堪えてないようで……。
って、傷持ちさんのおっぱいアピールとか、あざといじゃないですかー!やだー!

で、何だかあしゅら男爵みたいなキャラキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
え、みんなも思ったよね?ね?
それはそうと、街中のBGM良いな。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第3話「死の谷Ⅲ」
第5話「オルタスⅡ」

富士見ファンタジア文庫

消えちゃえばいいのに (富士見ファンタジア文庫)
著:和智 正喜 イラスト:東条 さかな

「好きだ。だけど殺してやりたい」

ファンタジア文庫2012年2月の新刊。約1年5ヶ月4週間の積み。ゲームノベライズ『ARMORED CORE FORT TOWER SONG』から4年5ヶ月振りに、オリジナル作品で登場。
あったなぁ、ノベライズ。俺の中では、この頃のドラマガは暗黒期だったと思うんだよな。

何で買ったかっていうと、ダークな雰囲気が漂っていて富士ミスっぽい感じがしたからです。
イラストは、その富士ミスで『SHI-NO』の挿絵を描いていた東条さかなさん。

さて、主人公の高校生、一樹はある日、4人の少女に告白される。どう返事をすれば良いのか悩んでいる内に、彼の周囲で次々と人が死に始めて……という話。

一昔前までは、ある程度の数があった気がするけど、最近は富士見書房で1冊終了前提のラノベは非常に珍しい気がする。
良くも悪くも富士ミスっぽくてなぁ。もうちょっと一樹の周囲で死者が続出する理由が明確だと良かったんだが……。
最終的に煙に巻かれた感が強い。

ちなみにイラストは口絵と章扉にしかありません。
次は2013年7月に『ドレスの武器商人と戦華の国』。

燃:C 萌:B+ 笑:C 総:A-

著者リンク
薔薇十字叢書 蜃の楼(富士見L文庫、2017/05)

イラストリンク
藍坂素敵な症候群(電撃文庫、2010/01)

富士見ファンタジア文庫

生徒会の祝日 碧陽学園生徒会黙示録8 (富士見ファンタジア文庫)
著:葵 せきな イラスト:狗神 煌

「な……なんだこの『T〇LOVEる』的着地!」
「現実でこんな光景がありうるなんて!」

2013年7月の新刊。約1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。『黙示録』は1年振りか。新シリーズ『ぼくのゆうしゃ』と同時発売。 一足早く発売された限定版にはBlu-rayが付いてるんだけど、特に興味が無かったのでスルー。

さて、今度こそシリーズ完結巻。最後の表紙を飾るのはウェディングドレス姿の会長とつくし。会長が出るのは分かり切ってたけど、つくしも出してもらえるとは……。
2人同時登場のため、今までの『黙示録』シリーズとはタイトルロゴの入れ方が若干変わっている。

口絵ピンナップ裏側、物凄い無駄遣いで泣いた……。いや、今まで頑張った杉崎へのご褒美なのかもしれんけど。 今回も勿論、全編に渡って描き下ろしで挿絵があります。

『会長がもの申す!』『広める生徒会』『魔法少女くりむ☆ほいっぷ』

新聞やらドラマガの付録やらに掲載されたショートショートをきっちり収録。魔法少女は、かなりやっつけ感が……。

『彼女達のキャンパスライフ』『転校後の彼女達』『続生徒会の一存』

ドラマガで連載された特別編。新年度、旧生徒会のメンバー達は……というエピソード。

椎名姉妹の転校先は前シリーズ『マテリアルゴースト』で蛍達が通っていた現守学園なんだけど、2人が着てる制服は、ちゃんとデザインを向こうの設定に準拠させてるんだな。

『三年B組の十代』

書き下ろし。まさか巡のターンがもう1回やって来るとは……。あれ、他のヒロインより優遇されてね?
原作では、そこそこに出番のあったけど巡だけど、メディアミックスでは、存在感が薄かったから、その辺を考慮してのプレゼントなんだろうか。

『邂逅する生徒会』

書き下ろしにして、ラストエピソード。予告通り、旧生徒会VS新生徒会。 お互いのノリに戸惑う面子に吹く。深夏のパワープレイと、つくしの不運体質が、まさかのコラボw

『僕は友達が少ない』とのコラボは終わったから、向こうの名前等は伏せないといけないのかw

そして生徒会ハーレム化計画完全達成!というところで、最後の最後を、めいくに持っていかれるというミラクル。挿絵まで押さえられちゃったかー。
めいく、結構愛されてる印象があるよなぁ。いや、俺も割と好きなのだが。出番あんまり無いけどな。

総評

ってなわけで、ひたすら生徒会室で駄弁っていたファンタジア文庫『生徒会の一存』シリーズ本編10巻、外伝8巻、番外編2巻の計20冊、これにて終了。足掛け5年半か。

ずっとリアルタイムで読んでいたので感慨深いな。今思えば、ファンタジア文庫の再起に大いに貢献した気がする。

テンポの良いギャグをふんだんに盛り込むだけでなく、毎巻、最後にはシリアスを入れつつ綺麗に終わらせる手法に何度も驚かされたよな。
パッケージングで嫌厭してる人は一度読んだ方が良い。

ベストヒロインは勿論、知弦さんだよな!な!次点で、めいく。

また、今後あちこちで使えそうな設定やキャラが色々と登場しているので、その辺が、どう派生していくのかも気になるところ。

次は2013年7月、同時発売の新シリーズ『ぼくのゆうしゃ』、8月に2巻。

燃:C 萌:A+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
生徒会の土産 碧陽学園生徒会黙示録7(2012/07)
新生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録 下(2013/03)
生徒会の周年 碧陽学園生徒会黙示録9(2018/07)

著者リンク
ぼくのゆうしゃ(2013/07)

キャンペーンリンク
生徒会の一存完結&ぼくのゆうしゃ開幕 記念ブックレット

富士見ファンタジア文庫,雑誌

DRAGON MAGAZINE (ドラゴンマガジン) 2013年 09月号 [雑誌]

『ハイスクールD×D』

表紙。だから、たまには他のヒロインもですね……。あ、おっぱいキャラでないと駄目なのか……。ロスヴァイセさんとかだと俺歓喜なんだけど、無理ですよねー。

3DSでゲーム化決定。PSPじゃねーんだ……。

連載は、よく見たら、挿絵2枚と見せかけて、1枚は既存イラストの継ぎ接ぎっぽいな……。

そういや、いつ間にかエイジプレミアムで別コミカライズ『アクマのおしごと』ってのが始まってるのね。

『生徒会の一存』『ぼくのゆうしゃ』

完結&新シリーズスタート開始記念ということで、巻頭特集。『ぼくのゆうしゃ』の方はお試し短編も。
現状、両者の世界観に関連は無さそうだけど、さて……?

『棺姫のチャイカ』

重大発表って、どうせTwitter開始とか、そんなんだろ?とタカをくくっていたら、一足飛びにアニメ化キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

おいおい、昨今のアニメ化フラグをことごとくすっ飛ばして来たけど大丈夫か……と思ったら、『神さまのいない日曜日』も、似たようなパターンか。いやでも、あっちは事前にドラマCDがあったし、表紙になったこともあるからなぁ。

シリーズ開始当初に連載っぽく短編が載ったこともあったけど、それ1回切りだったし……。 初期の頃からアニメ化狙ってるのではと思わせる部分もあったし、実際実現して凄い嬉しいんだけど、大爆死しないか、すんげー不安……(´・ω・`)

そもそもカラーリングでテレビ画面で映え辛い気がする。多分、紅チャイカが出るまでやれないだろうし、余計になぁ。

一方、四六判で『ドラゴンズ・ウィル』が復刊するらしい。しかも幻の短編も収録するそうで。多分、ドラマガ掲載短編のことだろうから、これは嬉しい。

『空戦魔導士候補生の教官』

特集&お試し短編。ネットの噂では、結構真面目に教官やってるらしいけど……。

『神喰のエクスマキナ』

特集&お試し短編。「神喰」は素直に「かみぐい」と読みます。 イラストは良いんだけど、また、女性しか使えない筈のアイテムを何故か使える系男子かよw

『神さまのいない日曜日』

特集のみ。そういやアニメ放映中だってのに、全然短編掲載されないな。
特集を読んでいる感じだと、アニメ放映終了と共にシリーズを畳みそうにも思えてくる。

『勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。』

アニメの主要キャラのキャスト発表なんだけど、凄ぇ、誰1人知らねぇ……。

『デート・ア・ライブ』

アニメ2期制作決定。今度は、もう少し放送局が増えると良いな……。

連載は士織さん可愛過ぎワロタ
もう士道さんと交代で良いんじゃね?

『デイト・ア・オリガミ』は何故か、このタイミングで終了らしい。え、アニメ2期が控えてるのに?

付録のコミックアンソロジーは、やたらと出来が良い。ってか、こんなんバラで単行本出してくれよ!と思わないでもない。双葉ますみさんが居る時点で買わないわけにはいかない。

体操服を頬袋に入れ常時唾液保存じゃねーよwwwwwww 『フェリの詩』の頃から全くブレてねぇ!

『おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!』

連載の桜井さんが可愛過ぎて辛い。

『剣帝の女難創世記(ハーレムロード)』

『いもうとコンプレックス!』の稲葉さんの新シリーズ。まーたハーレムファンタジーものか……。

『東京レイヴンズ』

少年ライバルで別主人公によるスピンオフコミカライズ『Sword of song』が連載決定。凄い勢いでコミカライズ増えるな……。

アニメは10月放映開始。秋アニメにラノベ原作集中し過ぎだろ……orz

『ドレスの武器商人と戦華の国』

特集のみ。『消えちゃえばいいのに』でファンタジア文庫に登場した和智さんの新作。硬派なファンタジーっぽいが……。

『アンジュ・ヴィエルジュ』

ファンタジア文庫とMF文庫Jが合同で展開するシェアード・ワールド。
様々なメディアで、様々な美少女達が活躍するらしい。
これはコケると恥ずかしいが……。まぁ、有名な絵師さんを大量投入するっぽいし、のっけから躓くってことはないかな……。

『生徒会』と『僕は友達が少ない』のコラボといい、『グランクレスト』といい、最近、この2レーベルが、やたら仲良いな。
単独の力では電撃には勝てないと判断したか……?

『180』

スーパーダッシュ文庫『ベン・トー』でお馴染みアサウラさんがドラマガに殴り込み。
文庫化決定していないのに、短編が掲載されるってパターンは、相当久し振りなんじゃね?

高校デビューを決意する少女がカップラーメンを食べられるまでのお話を描くお馬鹿コメディ。
おいおい、面白いじゃねーか。よく3分間を1短編にまで引き延ばしたなw
連作短編集みたいな形なら文庫化出来るんじゃね?ってか、これを雑誌掲載だけで留まらせるのは勿体無いよなぁ。

神坂一×秋田禎信コラボ企画

ロボットものでシェアードキャラクター展開をやるらしいけど、一体どうなることやら……。
ガチのスーパー系ロボットだったら嬉しいけどなぁ。

第26回冬期ファンタジア大賞

受賞作決定。取り敢えず銀賞の「魔法少女ほのりは今すぐ辞めたい。」は文庫出たら買おうと思う。
後は今後の特集次第だな。

新刊情報

9月には『鋼殻のレギオス』最終巻と新シリーズ『ドラグリミット・ファンタジア』が同時発売。
何、最近、シリーズ完結と新シリーズスタートを同時にやるのが流行りなの?いや、上手いことすれば、前作のファンをそのまま新作に連れていけるからなんだろうけどさ。

『本日の騎士ミロク』と『デーゲンメイデン』が文庫未収録短編を電子書籍のみで販売するというクソふざけた戦略でブチ切れそうだぜ……。
ちゃうねん、値段とかの問題じゃないねん。紙媒体で読めないのが嫌やねん……。
まぁ、今回のケースは掲載されたドラマガを全部持ってるから、まだ救いがあるけど、そうじゃないシリーズでやられるとか、書き下ろしとかがあったら絶対に許さない。 みんな、デジタル機器で活字読むのしんどくね?

燃:A- 萌:A+ 笑:A 総:A+

雑誌リンク
ドラゴンマガジン 2013年7月号
ドラゴンマガジン 2013年11月号

富士見ファンタジア文庫

冴えない彼女の育てかた 4 (富士見ファンタジア文庫)
著:丸戸 史明 イラスト:深崎 暮人

俺は約束を破らない。それは約束する。
けれど覚悟しろ。
おまえをオタクにしてやるけど、俺はリア充にならない━━

2013年7月の新刊。約1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は、またしても新キャラ、倫也の従姉妹、美智留。今後も何とか表紙に出せそうな美少女を毎巻、増やしていくのだろうか……。まぁ、重複しない方が構成としては美しいんだけども。

さて、遂に名前も決まり、冬コミに向けて活動を活発化させるblessing software。しかし、シナリオとグラフィックはあっても、BGMが無い……という問題が浮上したところで、突如、従姉妹の美智留がやって来て……。

何だかんだ言いながらも、凄く風が倫也の方に向いてるよなぁと思う。一見、仲間に引きずり込むのが難しそうに思えた美智留だけど、その周囲は、倫也が動き易い人間関係が形成されていたわけだし。
いや、躓きまくったら、それはそれでフラストレーション溜まるだろうが。

最近、英梨々と詩羽先輩が、倫也好き好きオーラを全然隠してないんだけど……。

今更だけど、このシリーズ、ルビの振り方が独特というか、捻くれているというか。既刊を読み返してくれというアピールなんだろうか。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
冴えない彼女の育てかた <3>(2013/03)
冴えない彼女の育てかた <5>(2013/11)

富士見ファンタジア文庫

ハイスクールD×D 15  陽だまりのダークナイト (富士見ファンタジア文庫)
著:石踏 一榮 イラスト:みやま 零

『クソ!鞭で語る三者面談!そういうのもあるのか!教職は奥が深いぜ!』

2013年6月の新刊。約1ヶ月半週間の積み。5ヶ月振りの新刊。
限定版にはオリジナルエピソードを収録したBlu-rayが付いてるんだけど、特に興味は無かったのでスルー。
表紙は魔法少女コスのレヴィアたん。限定版の表紙は同じく魔法少女コスのソーナ会長なんだけど、そっちの方が良かったな……。

さて、今回はドラマガ連載分を収録した短編集。掲載順じゃなくて、間に収録から零れたものの、リクエストが多かったため、収録することになった短編も含まれている。
いやいやいやいや、人気シリーズなんだから、ドラマガ掲載短編くらいは問答無用で全部収録してくださいよ!

単純に短編が収録されているだけでなく、各短編の間にはインターミッション的に本編が進行している。勿論、大きな動きは無いけども。
とはいえ、遂に前作の主人公、刃狗(スラッシュドッグ)、幾瀬鳶雄が登場。設定的に繋がってるのかは判らんが。

イッセーが契約相手として選ぶ魔法使いがルフェイになりそうな流れなんだけど、だから前巻のピンナップが彼女だったのかな。

書き下ろし短編は、朱乃さんと木場が、それぞれ部長の眷属になったときのお話。殆どダイジェスト風味なので、かなりアッサリしている。

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
ハイスクールD×D14 進路指導のウィザード(2013/01)
ハイスクールD×D16 課外授業のデイウォーカー(2013/10)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「神様が世界を捨てたなら━━私が世界を救います!」

原作1巻クライマックス。
替えのぱんつワロタ
アイは、しまぱん派だったのか……。

突如現れた、人喰い玩具を襲う死者達。そのリーダー格ヒコーツは人喰い玩具に憧れていた模様。
キャストは吉野裕行さんなんだけど、この人のイッちゃった演技好きだわぁ。
いきなり出て来て即退場したのが惜しいな。
え、アイって実は戦闘力、凄ぇ高いのか?銃弾を平然と避けてましたが……。

お互いに親子であることを知ったアイと人喰い玩具は絆を深めるが、それは人喰い玩具が不死でなくなることと同義だった。
ここが良く理解らないんだよなぁ。アイの墓守としての特性が働いたってことなのか。

そして1日だけ親子として過ごした人喰い玩具をアイは埋葬する。EDにまで本編が食い込んでたけど、サビの持ってき方が上手いな。ってか、凄ぇ最終回っぽいw

燃:C 萌:A 笑:B- 総:A

エピソードリンク
第2話「死の谷Ⅱ」
第4話「オルタスⅠ」

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

デート・ア・ストライク 3 (ドラゴンコミックスエイジ お 5-1-3)
原作:橘 公司 作画:鬼八頭 かかし キャラクター原案:つなこ

「私は今、とても幸せです!!」

2013年7月の新刊。
今回も表紙は折紙。いや、女の子いっぱい出てるんだから交代制でいこうぜ。ってか、折紙より美紀恵の方が圧倒的に出番が多いんですけど……。

扉絵は十香さんだけど、本編で全く出番無ーじゃねーか!もうちょっと本編とのリンクをですね……。

さて、明らかになるアシュクロフトの秘密。DEM社のえげつない陰謀が蠢いてるのが見えてきてるけど、どうも、この外伝で動いているのは主流派じゃないっぽいな。ウェストコットと敵対している派閥か。

大分重々しい話になってきたけど、この絵柄なら、もっと女の子達の、うふふきゃっきゃを描いた方が良いと思うんだけどなぁ。すっげー血生臭い展開だしな……。

巻末にはドラマガ掲載のショートショートも収録

燃:A- 萌:A 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
デート・ア・ストライク <02>(2013/03)
デート・ア・ストライク <04>(2014/03)

富士見ファンタジア文庫

デート・ア・ライブ アンコール (富士見ファンタジア文庫)
著:橘 公司 イラスト:つなこ

「俺、実はロリコンなんだ」

「近所の小学校に出向いて、女子小学生の体育風景を観察するのが日課でな。汚れを知らないつるぺたボディに、俺の〈鏖殺公〉は暴走寸前さ。まったく、小学生は最高だぜ!」

2013年5月の新刊。約2ヶ月半週間の積み。隔月刊行。
さて、シリーズ初の短編集。橘さんはファンタジアのお家芸、別タイトルで雑誌掲載分をまとめた短編集展開を自分の作品で出来たことが大層嬉しいらしく、著者紹介で大ハシャギである。

スレイヤーズ!』『魔術師オーフェン』『スクラップド・プリンセス』ときて、最後に『ストレイト・ジャケット』と、ちょっとマイナーに落ちてワロタ
多分、『ストジャ』ってアニメ化したとはいえ、マイナー寄りだよなぁ。

口絵は描き下ろしイラストは無いけど、デート準備をするヒロイン達の様子を描いた掌編が。

元々、本編はストーリーの構成上、一度目立ったヒロインは以降、活躍し辛いという問題があるので、そこを補うためでもある今回の短編集。
1話毎に描かれるヒロインが交代していく。十香、折紙、四糸乃、琴里、八舞姉妹といった具合で。

まとめて読むと、妙にをアピールする挿絵が目立つ気がする。ってか、濡れ浴衣姿の四糸乃がやたらエロ可愛いから困る。あと、神楽耶のブルマな。

描き下ろしは『狂三スターフェスティバル』。やだ、何かお洒落……。
あれ、狂三さんの魅力爆発じゃね?うっかり3巻のイカレっぷりを忘れそうじゃね?

でも、やっぱり最終的に狂三も救済するんだろうな。ってか、いくら描き下ろしとはいえ、ウェディングドレスを着せるのは優遇し過ぎでは……。まぁ、一番似合いそうな気もするが。

次は2013年9月に8巻、12月に9巻。

燃:C+ 萌:A+ 笑:B 総:A

シリーズリンク
デート・ア・ライブ07 美九トゥルース(2013/03)
デート・ア・ライブ08 七罪サーチ(2013/09)
デート・ア・ライブ アンコール <2>(2014/05)

富士見ファンタジア文庫

棺姫のチャイカVII (富士見ファンタジア文庫)
著:榊 一郎 イラスト:なまにくATK(ニトロプラス)

「出会ったばかりの婦女子の尻に見入ってる場合ではないぞ!」
「見入ってねえ!」
「匂いを嗅いでいる場合でもない!」
「嗅いでねえよ!」
「そんな馬鹿な!」
「馬鹿はお前だ!」

2013年7月の新刊。約1日の積み。半年振りの新刊。
まさかのアニメ化で新章開始です。世界に隠された謎が出るわ出るわで。

海底に沈んだと思しき遺体を捜すトール達は紅チャイカ一行と再会することに。一触即発となるかと思いきや、謎の亜人兵の乱入により、彼等はガズ帝国の秘密研究施設に上陸する羽目に……。

チャイカ達が棄獣かもしれないとは思ってたけど、まさか人間そのものが丸ごと8番目の棄獣だったとは……。
え、もしかして箱庭世界の設定まで『すてプリ』と共通するのか?ギイは、どうやら外側の存在っぽいけども。

となると、『すてプリ』の新装版を出して読み比べしようぜ!いや、電子書籍で全巻揃えられるみたいだけどさ。

どうもガズ皇帝自身も棄獣の第1世代っぽいな。自分達を捨てた存在に対し、諦観の感情しか持っていない他の棄獣とは異なり、反逆の意志があるのか……。

シリアスな展開の筈なのに、紅チャイカのお尻を強調した触手挿絵とかあるから困る。まぁ、なまにくさんの絵からは、あまり萌えを感じないのでアレなのだが。
あ、でも、フレドリカは可愛く思えてきました。

研究施設で出会った謎の少女ニーヴァ・ラーダ。その正体はガズ皇帝の遺した、生きている魔法機杖
『まじしゃんず・あかでみい』のファルチェ・ザ・ヴァリアブルワンド的なキャラキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
そう思ったのは俺だけじゃない筈。

一方、ジレットの死に衝撃を受け過ぎて、チャイカとして覚醒したヴィヴィ。うーん、ジレットは死んでないとは思うんだが……。

まぁ、そんな感じでアニメ化なわけですが。後書きでは、過去の実績を考えれば期待しても良いと書かれている。
となると、最有力候補は『すてプリ』アニメを制作したボンズか……?後は『ストジャ』のfeel.か。ただ、feel.は『アウトブレイク・カンパニー』作るしなぁ。ホントに期待して良いんだろうな……?
いや、そもそもヒットする未来が全く想像出来ないんだが……。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
棺姫のチャイカⅥ(2013/02)
棺姫のチャイカⅧ(2014/01)