角川スニーカー文庫

新妹魔王の契約者II (角川スニーカー文庫)
著:上栖 綴人 イラスト:大熊 猫介(ニトロプラス)

「良いですか刃更さん。このヒロインもそうですが━━気の強い女の子なんてものは、一皮剥いてやれば基本的にみんなドMなんです」

2013年2月の新刊。約5ヶ月1週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙はⅠ巻の刃更と澪に続いて、刃更と柚希。帯を外すと、ぱんつが見えそうな構図ですが、お生憎さまだぜ。

さて、澪を守ると誓った刃更。今回は、澪を消滅対象へと切り替えた勇者の里から、刺客が送り込まれてくる。
やって来た勇者達は、刃更のよく知った顔で……。

口絵が、いきなりムチムチ過ぎて困る。個人的には澪よりも柚希の方が……。いやしかし性欲を持て余す。

当初は、澪との主従契約は解除可能になったら、すぐに解除する予定だったけど、それが2人のパワーアップにも繋がるということで、維持することに。これで、いつでも義妹を調教し放題だ!やったー!

毎回、前半では調教、後半ではバトルと、一粒で2度美味しいラノベを目指すんだろうかw
一方、知的にエロい長谷川先生は、ただの一般人とは思えないが……。眼鏡美人、素敵ですよね。

勇者達との戦いを経て、柚希との間にあったわだかまりも解けたことで、彼女も東城家に居候する展開に。
よし、これは次巻以降、柚希も調教の対象になる流れだな!これで勝つる!!
次は2013年6月にⅢ巻。

燃:A- 萌:A+ 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
新妹魔王の契約者Ⅰ(2012/10)
新妹魔王の契約者Ⅲ(2013/06)

角川スニーカー文庫

聖断罪ドロシー02 魔神と少年とかわいそうな魔法使い (角川スニーカー文庫)
著:十文字 青 イラスト:すぶり

「えろいえろいとは、よく言われますけどねぇ。気がついたらこういう身体になっちゃってたので、ちょっとしょうがないのかなぁ、エルチネさんの運命なのかなぁって、思ってはいますけど。ふふっ」

2012年12月の新刊。約6ヶ月3週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
見切り発車で2巻を押さえたら、1巻で既に切るレベルの内容だったよ!やったー!というわけで、しぶしぶ読むことに。
買った以上、読まないという選択肢は存在しない。流し読みはするが。

逃避行の途中で、カルアとドロシーが出会ったのは、グラマラスな魔法使いエルチネ。成り行きで共闘することになる彼等だったが……。

うーむ、相変わらず『薔薇のマリア』を水で薄めたような内容というか……。もっと、ぶっ飛んでるキャラを出しても良いのよ?
何か、最近MFが乱発してる美少女ファンタジーみたいなノリになってしまってる気がする。

次は2013年4月に『薔薇のマリア 18.光の中できみが笑う今は遠くて』、7月に『聖断罪ドロシー03 きみへと続く長い道』。
流石に、こっちの続きはもう買いません。

燃:C 萌:B- 笑:C+ 総:B

シリーズリンク
聖断罪ドロシー01 絶対魔王少女は従わない(2012/08)

著者リンク
薔薇のマリア 18.光の中できみが笑う今は遠くて(2013/04)

MF文庫J,オーバーラップ文庫,コミカライズ,ファミ通文庫,角川スニーカー文庫,角川ビーンズ文庫,講談社キャラクター文庫,講談社ラノベ文庫,雑記,電撃文庫

予約していたものを引き取ったり、献本を貰ったりで。ラノベは、

・小説 仮面ライダー響鬼
・機巧少女は傷つかない <11>
・すずみんは肉食系火竜
・新妹魔王の契約者Ⅲ
・少年陰陽師 慄く瞳にくちずさめ
・スクールライブ・オンライン
・おんせん部!

の計7冊。

MF文庫Jでは、『機巧少女』のアニメが制作ラルケで、秋放送開始が決定。PVを見た感じでは良さそうだけど……。

『学戦都市アスタリスク』はコミックアライブでコミカライズ連載開始。
『小悪魔ティーリと救世主!?』はドラマCD化決定だそうな。
最近、下手な鉄砲数撃ちゃ当たる戦法過ぎて、タイトルさえも思い出せないシリーズが増えてきた気がする……。

オーバーラップ文庫では、相変わらず買おうと思うような新刊は無い。
『IS〈インフィニット・ストラトス〉2』は秋開始だそうで。

ファミ通文庫では、『犬とハサミは使いよう』のアニメが7月から放送開始。既に夏野さんのフィギュアとか出てるんだな……。

スニーカー文庫では『大奥のサクラ』のコミカライズ連載誌がファミ通コミッククリアに決定。
7月の新刊には『リバース;エンド 恋する次元凍死』なるタイトルが。おいおい、どこかで聞いたことあるようなタイトルじゃねーか……。

講談社ラノベ文庫では、ガガガ文庫『RIGHT×LIGHT』でお馴染みのツカサさんが7月に新作『銃皇無尽のファフニール』で登場。
いきなり公式サイトを用意するとか、仕掛ける気満々過ぎて吹いた。イラストは梱枝りこさんなんだけど、お、ヒロイン可愛いな~と思いながら、粗筋読んだら、また女の子だらけの学園に男1人の主人公か!いい加減にしろ!!

2大アニメ化作品『彼女がフラグをおられたら』『アウトブレイク・カンパニー』が並べて宣伝されてるんだけど、テレビアニメ化決定と書かれ、放送局まで判明している『ABC』に比べて、アニメ化決定としか書かれてない『がをられ』ェ……。
これでOVAだったらティウンティウンだな……。
『ABC』はTBSとBS-TBSということでウチで視聴可能っぽいな。

コミカライズは、

・棺姫のチャイカ <Ⅲ>
・境界線上のホライゾン <Ⅲ>
・アイドライジング! <01>
・アイドライジング!外伝 オリンライジング! <01>
・僕と彼女のゲーム戦争
・ブラック・ブレット <01>

の計6冊。

角川スニーカー文庫

新妹魔王の契約者I (角川スニーカー文庫)
著:上栖 綴人 イラスト:大熊 猫介(ニトロプラス)

「義理の妹なんて、調教する以外に使い道ありますか?」

妹を調教しよう!

スニーカー文庫2012年10月の新刊。約7ヶ月2週間半の積み。
HJ文庫『はぐれ勇者の鬼畜美学』でお馴染みの上栖さんがスニーカー文庫に殴り込み。編集者繋がりらしいな。
イラストはニトロプラス所属の大熊さんということで、戦闘もエロも安心のクオリティ。
『はぐれ勇者』面白いし、取り敢えずこっちも買っておこうかと。

さて、タイトルの「契約者」は「テスタメント」と読むわけだが。近年、ラノベでは妹と勇者&魔王がブームということで、それなら、くっつけちゃえば良いんじゃね?ということなんだろうか。

ただ売れ線を合体させただけじゃなくて、ちゃんと上栖さんの持ち味も入れた上で、綺麗に仕上がっていると思う。

さて、主人公、東城刃更(ばさら)は、とある事件がきっかけで勇者の里を追放され、一般人として暮らしている高校生。
ある日、彼の父が再婚相手の娘2人との同居を提案してくるが、2人には、とんでもない秘密があって……というお話。

主人公が勇者で、ヒロインが義理の妹で魔王の娘って、『はぐれ勇者』と全く同じポジションなんだけど、意図的に被せてきてるのかな。
主人公がチートスペックっぽい技を持っているところも似てるか。

勿論、エロも向こうに負けず劣らずといったところで。むしろ『はぐれ勇者』に比べて、こっちの方が最初からアクセル踏んでる感じ。
ただ、こちらは設定的に、主従契約を結んでいる澪とサキュバスの万理亜としか、やらしー展開に持ち込めないというのがあるので、そこを今後、どう拡大させていくかが鍵かな。
にしても、澪のムチムチさといったらない。

刃更は『はぐれ勇者』の暁月に比べると、随分と大人しく感じるけど、それでも昨今の、やれやれ系ラノベ主人公とは一線を画す漢気溢れる存在で。まぁ、勇者という生い立ちがそうさせるのかもしれん。

暁月みたいにハーレムを形成するわけではなさそうだし、ラブコメがまともに機能しそうだなw
あっちはヒロイン達が主人公を取り合う必要が無いからな……。

ところで幼馴染みの柚希(ゆき)は眼鏡を掛けていた方が可愛いと思うの。

そんな具合で、トントン拍子にアニメ化まで進みそうな気がしないでもない『新妹魔王の契約者』でした。
もしかしてニトロプラスからエロゲ化ワンチャンある……のか?
次は2013年2月にⅡ巻、6月にⅢ巻。

燃:A- 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
新妹魔王の契約者Ⅱ(2013/02)

コミカライズリンク
新妹魔王の契約者 <1>(2013/10)
新妹魔王の契約者・嵐! <001>(2014/09)

アニメリンク
新妹魔王の契約者 第1話「妹ができた日」

著者リンク
はぐれ勇者の鬼畜美学(HJ文庫、2010/05)
やりすぎた魔神殲滅者の七大罪遊戯1 最強究極の七大罪使いは容赦ゼロで禁忌を犯しつくす(講談社ラノベ文庫、2018/10)

角川スニーカー文庫

レンタルマギカ 魔法使いの妹、再び (角川スニーカー文庫)
著:三田 誠 イラスト:pako

「他人の命を対価にするなど、いくら魔法使いとはいえしてはならないことだと思った。もとより、彼女以上に愛する者ができるとも、思ってもいなかった」
「なのに……いつの間に、愛してしまっていたのだろうな」

2011年2月の新刊。約2年3ヶ月2週間半の積み。7ヶ月振りの新刊。通算19巻。
読むの凄ぇ久し振りだわ……。

〈協会〉と〈螺旋なる蛇〉の大魔術決闘を目前に控えた嵐の前の静けさ。そこへ勇花がやって来て……というお話。
今回は中短編集という形式だけど、ザスニ掲載短編というわけではないんだよな。

しかも本編の時系列に沿っているものが多いため、いつもとは、ちょっと違った本編といった雰囲気か。
最終章突入の前に、もっとLOVE寄せしても良かったのよ。

挿絵の枚数は普通のラノベらしい分量に戻ったかな。もしかして前巻から間が空いたのって、pakoさんの体調回復を待っていたのかな。

次は2011年8月に『争乱の魔法使いたち』、2012年2月に『死線の魔法使いたち』、3月に新シリーズ『クロス×レガリア 吸血鬼の護りかた』、5月に『クロス×レガリア 嵐の王、来たる』、8月に『最後の魔法使いたち』、9月に『クロス×レガリア 滅びのヒメ』、2013年1月に『クロス×レガリア 死神の花嫁』、4月に『未来の魔法使い』。
あれ、刊行ペース、凄い早くね……?

燃:B- 萌:B+ 笑:C+ 総:A-

シリーズリンク
レンタルマギカ 白の魔法使い(2010/07)
レンタルマギカ 争乱の魔法使いたち(2011/08)

角川スニーカー文庫

ミスマルカ興国物語 VIII (角川スニーカー文庫)
著:林 トモアキ イラスト:ともぞ

「婚約はまだ構いませんが、皇族と婚約したただなどと公式に発表されたら、他の女の子が僕に寄りつかなくなるでしょう!?」
「当たり前だ馬鹿者、そうでなければ何のための婚約だ!?」
「あーもう、はいはい、わかった、わかりましたよ、しょうがない人ですね……。それで、帝国では側室は何人までオーケーなのですか?」

2011年1月の新刊。約2年4ヶ月2週間の積み。7ヶ月振りの新刊。『レイセン』2巻からは3ヶ月振り。
自分でも引くほど積んでやったぜ!

さて、第2部始動です。表紙のフォーマットは大きく変わり、キャラ1人がアップで出る形式に。
先陣を切るのはルナス姫。

帝国に支配されたミスマルカ。マヒロが冷静な態度で国民達を抑えた結果、目立った混乱は静まったかに見えた。
だが、マヒロは人が変わったかのようになってしまっていて……。

かつての仲間達はバラバラに。それもマヒロが帝国側の人間となってしまったため、パリエル達は敵と言っても良い立場に。

シリアス一辺倒の展開でゼンラーマン等、とても出て来れそうにない雰囲気。
崖からダイブするシーンは狂気染みてて、ちょっと怖い。
暫くは帝国内で認められて、融通の利く立場を目指すことになるのかな。

次は2011年4月に『レイセン File3:ワンサイド・ゲームズ』、6月に『ミスマルカⅨ』、2012年1月に『レイセン File4:サマーウォー』、4月に『ミスマルカⅩ』、9月に『レイセン File5:キリングマシーンVS.』、12月に『ミスマルカ エックス』、2013年3月に『レイセン File6:三人きりのフォース』。

燃:A- 萌:B+ 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
ミスマルカ興国物語Ⅶ(2010/06)
ミスマルカ興国物語Ⅸ(2011/07)

世界観リンク
レイセン File2:アタックフォース(2010/09)
レイセン File3:ワンサイド・ゲームズ(2011/04)

コミカライズ,角川スニーカー文庫

長門有希ちゃんの消失 (5) (カドカワコミックス・エース)
原作:谷川 流 漫画:ぷよ キャラクター原案:いとう のいぢ

「なんか単行本一冊分くらい久しぶり━━!!」

2012年11月の新刊。『ハルヒちゃん』7巻と同時発売。
さて、ハルヒと古泉も復帰して、いよいよ夏休み。こっちもカラーページは水着なのか。

七夕に海に肝試しに夏祭りに、夏のイベントが目白押し。記憶混乱中の長門に告白されたキョンは意識しまくりんぐなのであった。
このまま終わる方向なのかなーと思ったら、別にそんなことはなかったんだぜ。

大分、原作のキャラが薄れてきてるなーという気はするけど、時々思い出したかのように原作の出来事に触れたりするな。

そして北高と光陽学園の合同学園祭の実行委員として登場する佐々木。彼女の登場が一体どんな波乱を呼び込むのだろうか……。
ところで、何か、みんなが忘れそうになった頃にアニメ化しそうな気がするのは俺だけ?

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:A-

シリーズリンク
長門有希ちゃんの消失 <4>(2012/04)
長門有希ちゃんの消失 <6>(2013/12)

コミカライズ,角川スニーカー文庫

涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 (7) (カドカワコミックス・エース)
原作:谷川 流 漫画:ぷよ キャラクター原案:いとう のいぢ

「キミドリさん…とうとう風船の域から飛び出したんですね!」

2012年11月の新刊。『長門有希ちゃん』5巻と同時発売。
表紙は元のフォーマットに戻ったのかそうでないのか、よく判らんな……。

今巻から1話のページ数が8ページに減ったそうで。あんまり何が変わったって感じはしなかったけども。
ボチボチ終わりどころを探ってんのかな。

相変わらずネタの浮き沈みが激しいというか。双六編はもっと引っ張っても良かったのよ?

燃:C 萌:A- 笑:B 総:B+

シリーズリンク
涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 <06>(2011/09)
涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 <08>(2013/12)

コミカライズ,角川スニーカー文庫

長門有希ちゃんの消失 (4) (カドカワコミックスAエース)
原作:谷川 流 漫画:ぷよ キャラクター原案:いとう のいぢ

「あーもう、わかったよ!急いでカード作って借りようぜ!それでいいだろ!?」
「え?」
「あっ」
「カード持ってた」
「持ってんのかよ!!!」

2012年4月の新刊。
著者紹介の欄で、奇数巻がコメディ多め、偶数巻がLOVE多めって書いてるから、成程!と思ったら、嘘なのかよw

さて、夏休み間近。車に惹かれかけた長門は、そのときのショックで性格が若干変わってしまう。原作の長門に若干近付いた感じか。

にしても、朝倉さんが長門の世話を焼き過ぎワロタ状態で困る。完全に、お嫁さんじゃねーかw

前巻の感想で、ハルヒの出番は少なくても良いとか書いたら、ビビるくらい激減して吹いた。ほぼ出てねぇw
極端だな……。

まぁ、今回は長門の気持ちに迫るかエピソードだから、賑やかしは要らないって判断なのかもしれんけど。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
長門有希ちゃんの消失 <3>(2011/09)
長門有希ちゃんの消失 <5>(2012/11)

コミカライズ,角川スニーカー文庫

長門有希ちゃんの消失 (3) (角川コミックス・エース 203-8)
原作:谷川 流 漫画:ぷよ キャラクター原案:いとう のいぢ

※みくるちゃんはこの後スタッフがおいしく頂きました。
「そのテロップはおかしいよね!?」

2011年9月の新刊。『ハルヒちゃん』6巻と同時発売。『驚愕』を積んでいたので、連動してコミカライズも積むことに……。
3巻さえ読んでいなかったとか、自分でも甘引きするレベル。

さて、ハルヒと古泉もレギュラー化して、今回は温泉合宿です。うーむ、ハルヒ達は数話に1回くらいの割合で出て来るくらいで良い気が……。

もっと、キョンと長門と朝倉さんだけで、まったりとラブコメしてた方が……。ってか、ハルヒが参戦しても、別に三角関係に発展したりするわけではないのかw

そして、まさかの不穏な引きに吹いた。

燃:C 萌:A 笑:B- 総:A-

シリーズリンク
長門有希ちゃんの消失 <2>(2010/11)
長門有希ちゃんの消失 <4>(2012/04)