コミカライズ,角川スニーカー文庫

戦闘城塞マスラヲ (4) (角川コミックス・エース 263-4)
原作:林 トモアキ 漫画:浅井 蓮次+ キャラクター原案:上田 夢人

「…行こう」
「君を神にするのは僕だから━━」

2011年4月の新刊。積み過ぎだろ……w
さて、唐突に最終巻です。ラストエピソードまでは普通に原作通りの展開で。
ただし、初音ミクコスのウィル子が滅茶苦茶可愛い。コミカライズ版のウィル子はちゃんとヒロインしてるから良いですね。

ラストエピソードはコミカライズオリジナルの運動会。良かった、俺の記憶から消滅していたわけじゃなかった……。
ウィル子が完全にヒロインな件。原作ではパートナーであってもヒロインって感じは、あんまりしなかったからなぁ。

総評

ってなわけで、アニメ化へ向けてコミカライズしたと思われるスニーカー文庫原作『戦闘城塞マスラヲ』全4巻、道半ばにして打ち切り完結。コミックスだけだと、足掛け1年2ヶ月か。

原作4巻には入ってたんだから、最後までやったら良かったのにな。ここで打ち切るのは惜し過ぎるだろ。何故打ち切ったしと言わざるを得ない。
漫画として、ちゃんと成立してるし、女性陣可愛いしで、ラノベのコミカライズとしては良作だったのにな。

このペースなら完結までいける、そう思っていた時期が俺にもありました。

燃:A 萌:A+ 笑:B 総:A

シリーズリンク
戦闘城塞マスラヲ <03>(2010/11)

角川スニーカー文庫

レイセンFile3:ワンサイド・ゲームズ (角川スニーカー文庫)
著:林 トモアキ イラスト:上田 夢人

「そうだ!変態だ!変態という名の紳士ですらない!ただの変質者に、僕はなるっ!成り下がるっ!その悠然とした姿から、いつしか僕はこう呼ばれることになるだろう……二代目聖魔王にして魔眼の王!『晒しし者(The・Expose)』とっ!」

2011年4月の新刊。約2年5ヶ月の積み。『ミスマルカ興国物語Ⅷ』からは3ヶ月振り。
さて、ザスニが休刊したので連載分収録は今回がラストとなる。
粗筋では、衝撃の急展開!!とか超煽ってるけど、そこまで急展開かなぁ?どっちかっつーと、今後に向けた布石打ちの巻って感じがするけど。

ヒデオ達はフォースの面々と合同合宿を行うことに。折角の水着回なんだから、もっと挿絵を活用しても良かったのよ?ってか、口絵ではスルーするのか……。

イチモツ露出で難事を乗り切ろうとするヒデオさん漢過ぎワロタ
睡蓮に鍛えられてるからか、結構良い身体してるのね。

書き下ろしでは、もう何度目か判らない超電磁鈴蘭ネタ。発射されるのがヒデオでも名前は超電磁鈴蘭なのかよw

今回は出会うだけで終わった銃の神マックル。彼女がもたらすのは一体……。

後書きによると、やっぱりコミカライズ2本はアニメ化に向けての布石だったらしい。でも、アニメ化を拒否したから終了しちゃうっぽいな。

次は2011年6月に『ミスマルカⅨ』、2012年1月に『レイセン File4:サマーウォー』、4月に『ミスマルカⅩ』、9月に『レイセン File5:キリングマシーンVS.』、12月に『ミスマルカ エックス』、2013年3月に『レイセン File6:三人きりのフォース』。

燃:B+ 萌:A- 笑:A- 総:A

シリーズリンク
レイセン File2:アタックフォース(2010/09)
レイセン File4:サマーウォー(2012/01)

世界観リンク
ミスマルカ興国物語Ⅷ(2011/01)
ミスマルカ興国物語Ⅸ(2011/07)

角川スニーカー文庫

東京皇帝☆北条恋歌11 (角川スニーカー文庫)
著:竹井 10日 イラスト:高階@聖人 キャラクター原案:要河 オルカ

千切(ちぎ)ったが千切(せんぎ)ったに見えて、キャベツ的なイメージが湧く可能性もあるが、漢字で書くのが好きなので、我慢していただきたい。

東京こうていわ。
2013年8月の新刊。約3日の積み。10ヶ月振りの新刊。『ここから脱出たければ恋しあえっ』4巻からは3ヶ月振り。

表紙は雫。初期から居るキャラが、ようやく表紙に……。まぁ、本編中で出番全然無いんですけどね。

さて告知通り、今巻からイラスト担当を、体調不良の要河さんに代わって兄の高階さんが務めることに。
思っていた以上に違和感が無くて吹いた。

この世界の謎を解き明かすため、進化の塔を登る一斗達。
イラストが代わって、挿絵に機動魔法兵や機動魔神兵の登場ワンチャンある?と思ったけど、気のせいだったんだぜ。未だに、どんなデザインなのか判らないw

四菜の言った通りに現れた裏切り者によって、瓦解するパーティー。モブや世界のループで復活出来る人は容赦なく死んでいく展開がえげつないな。

しれーっと魔法少女福祉機構が出て来たけど、これって確か講談社ラノベ文庫『彼女がフラグをおられたら』でも出て来たよな。一体どういう組織なのか……。
名前の割には、結構不穏なことを企んでそうだけど。

凄ぇ、今回380ページもある!これで勝つる!と思ったら、本編は240ページくらいで終了
進化の塔の果てに待っていたのは東雲十狼佐で……。居たなぁ、そんな人。

本編の後は、人気投票トップのご褒美短編ということで来珠が主役です。あれ、あんまり主役っぽくない……?むしろ雪絵とかリセの扱いが良い……?

最後にはザスニに掲載された来珠と恋歌とゆかり子の始まりのエピソードが。あれ、こっちの方が、来珠優遇されてんじゃね?
まぁ、一斗が居ないので、ラブコメっぽくはならないんだけど。ってか、このシリーズ読んでると、ラブコメの概念が理解らなくなってくるよな。

燃:A- 萌:A 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
東京皇帝☆北条恋歌 <10>(2012/10)
東京皇帝☆北条恋歌 <12>(2013/12)

著者リンク
ここから脱出たければ恋しあえっ <4>(2013/05)

MF文庫J,コミカライズ,ノベライズ,ハヤカワ文庫JA,ファミ通文庫,漫画,特撮,角川スニーカー文庫,角川文庫,講談社キャラクター文庫

色々買ってきました。ラノベは、

・詠う少女の創楽譜 <7>
・小説 仮面ライダー電王 東京ワールドタワーの魔犬
・部活アンソロジー1「青」
・東京皇帝☆北条恋歌 <11>
・彼女がフラグをおられたら 電話ではこれ以上話せない。学園祭の詳しい話は会ってからだ
・桃音しおんのラノベ日記1 11歳の創作活動

の計6冊。
MF文庫Jでは、『星刻の竜騎士』『精霊使いの剣舞』『魔弾の王と戦姫』『ノーゲーム・ノーライフ』『魔法戦争』が一気にアニメ化決定。
5本同時発表とか、ふざけてんのかwwwww

蠱毒とか言われていて吹いたけど、実際に全然、別ベクトルのシリーズってわけじゃないんだよなぁ。要素的に結構被ってそう。まぁ、1冊たりとも原作読んだことないけどな。

『神さまのいない日曜日』はアニメ放送中だし、この勢いに講談社ラノベ文庫『クロックワーク・プラネット』が乗っかってきそうだよな。
著者の片割れ及び絵師のアニメ化作品が動いてる間に仕掛けたいところだとは思うが……。

メディアファクトリーは、新たにB6サイズのMFブックスというレーベルを立ち上げ。
webサイト「小説家になろう」掲載作品を書籍化するレーベルみたい。うーん、ヒーロー文庫みたいに文庫サイズだとを手を出し易いんだけど……。
まぁ、読みたい内容であればサイズなぞ関係無く買うけども。

スニーカー文庫は、背表紙リニューアル。余計なことを……。デザイン自体は悪くないんだけど、進行中のシリーズの背表紙が揃わなくなるじゃねーか!

『俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している』アニメはディオメディア制作で秋放送開始。だから秋開始が多過ぎるっつーの。

講談社ラノベ文庫では、『アウトブレイク・カンパニー』がfeel.制作で10月より放送開始。
『彼女がフラグをおられたら』はテレビアニメで確定。良かった、OVAじゃなくて本当に良かった……。
また、第3のコミカライズ『彼女がフラグをおられたら ~ルートラブ』がニコニコ静画に登場。

『好敵手オンリーワン』は5巻で完結か。
また、スニーカーで干された新井円侍さんが『巡幸の半女神』、ファンタジアで干されたいわなぎ一葉さんが『エンゲージ お嬢様と秘書契約』で、それぞれ登場。

ボーダーは、

・know

の計1冊。
一般は、

・文庫版 豆富小僧双六道中 おやすみ

コミカライズは、

・とらドラ! <6>(特装版)
・ビブリア古書堂の事件手帖 <3>(ナカノ版)
・魔法科高校の劣等生3 入学編<3>
・ポケットモンスターSPECIAL <46>

の計4冊。
漫画は、

・ONE PIECE 巻七十一 〝曲者達のコロシアム〟

の計1冊。

角川スニーカー文庫

新妹魔王の契約者II (角川スニーカー文庫)
著:上栖 綴人 イラスト:大熊 猫介(ニトロプラス)

「良いですか刃更さん。このヒロインもそうですが━━気の強い女の子なんてものは、一皮剥いてやれば基本的にみんなドMなんです」

2013年2月の新刊。約5ヶ月1週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙はⅠ巻の刃更と澪に続いて、刃更と柚希。帯を外すと、ぱんつが見えそうな構図ですが、お生憎さまだぜ。

さて、澪を守ると誓った刃更。今回は、澪を消滅対象へと切り替えた勇者の里から、刺客が送り込まれてくる。
やって来た勇者達は、刃更のよく知った顔で……。

口絵が、いきなりムチムチ過ぎて困る。個人的には澪よりも柚希の方が……。いやしかし性欲を持て余す。

当初は、澪との主従契約は解除可能になったら、すぐに解除する予定だったけど、それが2人のパワーアップにも繋がるということで、維持することに。これで、いつでも義妹を調教し放題だ!やったー!

毎回、前半では調教、後半ではバトルと、一粒で2度美味しいラノベを目指すんだろうかw
一方、知的にエロい長谷川先生は、ただの一般人とは思えないが……。眼鏡美人、素敵ですよね。

勇者達との戦いを経て、柚希との間にあったわだかまりも解けたことで、彼女も東城家に居候する展開に。
よし、これは次巻以降、柚希も調教の対象になる流れだな!これで勝つる!!
次は2013年6月にⅢ巻。

燃:A- 萌:A+ 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
新妹魔王の契約者Ⅰ(2012/10)
新妹魔王の契約者Ⅲ(2013/06)

角川スニーカー文庫

聖断罪ドロシー02 魔神と少年とかわいそうな魔法使い (角川スニーカー文庫)
著:十文字 青 イラスト:すぶり

「えろいえろいとは、よく言われますけどねぇ。気がついたらこういう身体になっちゃってたので、ちょっとしょうがないのかなぁ、エルチネさんの運命なのかなぁって、思ってはいますけど。ふふっ」

2012年12月の新刊。約6ヶ月3週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
見切り発車で2巻を押さえたら、1巻で既に切るレベルの内容だったよ!やったー!というわけで、しぶしぶ読むことに。
買った以上、読まないという選択肢は存在しない。流し読みはするが。

逃避行の途中で、カルアとドロシーが出会ったのは、グラマラスな魔法使いエルチネ。成り行きで共闘することになる彼等だったが……。

うーむ、相変わらず『薔薇のマリア』を水で薄めたような内容というか……。もっと、ぶっ飛んでるキャラを出しても良いのよ?
何か、最近MFが乱発してる美少女ファンタジーみたいなノリになってしまってる気がする。

次は2013年4月に『薔薇のマリア 18.光の中できみが笑う今は遠くて』、7月に『聖断罪ドロシー03 きみへと続く長い道』。
流石に、こっちの続きはもう買いません。

燃:C 萌:B- 笑:C+ 総:B

シリーズリンク
聖断罪ドロシー01 絶対魔王少女は従わない(2012/08)

著者リンク
薔薇のマリア 18.光の中できみが笑う今は遠くて(2013/04)

MF文庫J,オーバーラップ文庫,コミカライズ,ファミ通文庫,角川スニーカー文庫,角川ビーンズ文庫,講談社キャラクター文庫,講談社ラノベ文庫,雑記,電撃文庫

予約していたものを引き取ったり、献本を貰ったりで。ラノベは、

・小説 仮面ライダー響鬼
・機巧少女は傷つかない <11>
・すずみんは肉食系火竜
・新妹魔王の契約者Ⅲ
・少年陰陽師 慄く瞳にくちずさめ
・スクールライブ・オンライン
・おんせん部!

の計7冊。

MF文庫Jでは、『機巧少女』のアニメが制作ラルケで、秋放送開始が決定。PVを見た感じでは良さそうだけど……。

『学戦都市アスタリスク』はコミックアライブでコミカライズ連載開始。
『小悪魔ティーリと救世主!?』はドラマCD化決定だそうな。
最近、下手な鉄砲数撃ちゃ当たる戦法過ぎて、タイトルさえも思い出せないシリーズが増えてきた気がする……。

オーバーラップ文庫では、相変わらず買おうと思うような新刊は無い。
『IS〈インフィニット・ストラトス〉2』は秋開始だそうで。

ファミ通文庫では、『犬とハサミは使いよう』のアニメが7月から放送開始。既に夏野さんのフィギュアとか出てるんだな……。

スニーカー文庫では『大奥のサクラ』のコミカライズ連載誌がファミ通コミッククリアに決定。
7月の新刊には『リバース;エンド 恋する次元凍死』なるタイトルが。おいおい、どこかで聞いたことあるようなタイトルじゃねーか……。

講談社ラノベ文庫では、ガガガ文庫『RIGHT×LIGHT』でお馴染みのツカサさんが7月に新作『銃皇無尽のファフニール』で登場。
いきなり公式サイトを用意するとか、仕掛ける気満々過ぎて吹いた。イラストは梱枝りこさんなんだけど、お、ヒロイン可愛いな~と思いながら、粗筋読んだら、また女の子だらけの学園に男1人の主人公か!いい加減にしろ!!

2大アニメ化作品『彼女がフラグをおられたら』『アウトブレイク・カンパニー』が並べて宣伝されてるんだけど、テレビアニメ化決定と書かれ、放送局まで判明している『ABC』に比べて、アニメ化決定としか書かれてない『がをられ』ェ……。
これでOVAだったらティウンティウンだな……。
『ABC』はTBSとBS-TBSということでウチで視聴可能っぽいな。

コミカライズは、

・棺姫のチャイカ <Ⅲ>
・境界線上のホライゾン <Ⅲ>
・アイドライジング! <01>
・アイドライジング!外伝 オリンライジング! <01>
・僕と彼女のゲーム戦争
・ブラック・ブレット <01>

の計6冊。

角川スニーカー文庫

新妹魔王の契約者I (角川スニーカー文庫)
著:上栖 綴人 イラスト:大熊 猫介(ニトロプラス)

「義理の妹なんて、調教する以外に使い道ありますか?」

妹を調教しよう!

スニーカー文庫2012年10月の新刊。約7ヶ月2週間半の積み。
HJ文庫『はぐれ勇者の鬼畜美学』でお馴染みの上栖さんがスニーカー文庫に殴り込み。編集者繋がりらしいな。
イラストはニトロプラス所属の大熊さんということで、戦闘もエロも安心のクオリティ。
『はぐれ勇者』面白いし、取り敢えずこっちも買っておこうかと。

さて、タイトルの「契約者」は「テスタメント」と読むわけだが。近年、ラノベでは妹と勇者&魔王がブームということで、それなら、くっつけちゃえば良いんじゃね?ということなんだろうか。

ただ売れ線を合体させただけじゃなくて、ちゃんと上栖さんの持ち味も入れた上で、綺麗に仕上がっていると思う。

さて、主人公、東城刃更(ばさら)は、とある事件がきっかけで勇者の里を追放され、一般人として暮らしている高校生。
ある日、彼の父が再婚相手の娘2人との同居を提案してくるが、2人には、とんでもない秘密があって……というお話。

主人公が勇者で、ヒロインが義理の妹で魔王の娘って、『はぐれ勇者』と全く同じポジションなんだけど、意図的に被せてきてるのかな。
主人公がチートスペックっぽい技を持っているところも似てるか。

勿論、エロも向こうに負けず劣らずといったところで。むしろ『はぐれ勇者』に比べて、こっちの方が最初からアクセル踏んでる感じ。
ただ、こちらは設定的に、主従契約を結んでいる澪とサキュバスの万理亜としか、やらしー展開に持ち込めないというのがあるので、そこを今後、どう拡大させていくかが鍵かな。
にしても、澪のムチムチさといったらない。

刃更は『はぐれ勇者』の暁月に比べると、随分と大人しく感じるけど、それでも昨今の、やれやれ系ラノベ主人公とは一線を画す漢気溢れる存在で。まぁ、勇者という生い立ちがそうさせるのかもしれん。

暁月みたいにハーレムを形成するわけではなさそうだし、ラブコメがまともに機能しそうだなw
あっちはヒロイン達が主人公を取り合う必要が無いからな……。

ところで幼馴染みの柚希(ゆき)は眼鏡を掛けていた方が可愛いと思うの。

そんな具合で、トントン拍子にアニメ化まで進みそうな気がしないでもない『新妹魔王の契約者』でした。
もしかしてニトロプラスからエロゲ化ワンチャンある……のか?
次は2013年2月にⅡ巻、6月にⅢ巻。

燃:A- 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
新妹魔王の契約者Ⅱ(2013/02)

コミカライズリンク
新妹魔王の契約者 <1>(2013/10)
新妹魔王の契約者・嵐! <001>(2014/09)

アニメリンク
新妹魔王の契約者 第1話「妹ができた日」

著者リンク
はぐれ勇者の鬼畜美学(HJ文庫、2010/05)
やりすぎた魔神殲滅者の七大罪遊戯1 最強究極の七大罪使いは容赦ゼロで禁忌を犯しつくす(講談社ラノベ文庫、2018/10)

角川スニーカー文庫

レンタルマギカ 魔法使いの妹、再び (角川スニーカー文庫)
著:三田 誠 イラスト:pako

「他人の命を対価にするなど、いくら魔法使いとはいえしてはならないことだと思った。もとより、彼女以上に愛する者ができるとも、思ってもいなかった」
「なのに……いつの間に、愛してしまっていたのだろうな」

2011年2月の新刊。約2年3ヶ月2週間半の積み。7ヶ月振りの新刊。通算19巻。
読むの凄ぇ久し振りだわ……。

〈協会〉と〈螺旋なる蛇〉の大魔術決闘を目前に控えた嵐の前の静けさ。そこへ勇花がやって来て……というお話。
今回は中短編集という形式だけど、ザスニ掲載短編というわけではないんだよな。

しかも本編の時系列に沿っているものが多いため、いつもとは、ちょっと違った本編といった雰囲気か。
最終章突入の前に、もっとLOVE寄せしても良かったのよ。

挿絵の枚数は普通のラノベらしい分量に戻ったかな。もしかして前巻から間が空いたのって、pakoさんの体調回復を待っていたのかな。

次は2011年8月に『争乱の魔法使いたち』、2012年2月に『死線の魔法使いたち』、3月に新シリーズ『クロス×レガリア 吸血鬼の護りかた』、5月に『クロス×レガリア 嵐の王、来たる』、8月に『最後の魔法使いたち』、9月に『クロス×レガリア 滅びのヒメ』、2013年1月に『クロス×レガリア 死神の花嫁』、4月に『未来の魔法使い』。
あれ、刊行ペース、凄い早くね……?

燃:B- 萌:B+ 笑:C+ 総:A-

シリーズリンク
レンタルマギカ 白の魔法使い(2010/07)
レンタルマギカ 争乱の魔法使いたち(2011/08)

角川スニーカー文庫

ミスマルカ興国物語 VIII (角川スニーカー文庫)
著:林 トモアキ イラスト:ともぞ

「婚約はまだ構いませんが、皇族と婚約したただなどと公式に発表されたら、他の女の子が僕に寄りつかなくなるでしょう!?」
「当たり前だ馬鹿者、そうでなければ何のための婚約だ!?」
「あーもう、はいはい、わかった、わかりましたよ、しょうがない人ですね……。それで、帝国では側室は何人までオーケーなのですか?」

2011年1月の新刊。約2年4ヶ月2週間の積み。7ヶ月振りの新刊。『レイセン』2巻からは3ヶ月振り。
自分でも引くほど積んでやったぜ!

さて、第2部始動です。表紙のフォーマットは大きく変わり、キャラ1人がアップで出る形式に。
先陣を切るのはルナス姫。

帝国に支配されたミスマルカ。マヒロが冷静な態度で国民達を抑えた結果、目立った混乱は静まったかに見えた。
だが、マヒロは人が変わったかのようになってしまっていて……。

かつての仲間達はバラバラに。それもマヒロが帝国側の人間となってしまったため、パリエル達は敵と言っても良い立場に。

シリアス一辺倒の展開でゼンラーマン等、とても出て来れそうにない雰囲気。
崖からダイブするシーンは狂気染みてて、ちょっと怖い。
暫くは帝国内で認められて、融通の利く立場を目指すことになるのかな。

次は2011年4月に『レイセン File3:ワンサイド・ゲームズ』、6月に『ミスマルカⅨ』、2012年1月に『レイセン File4:サマーウォー』、4月に『ミスマルカⅩ』、9月に『レイセン File5:キリングマシーンVS.』、12月に『ミスマルカ エックス』、2013年3月に『レイセン File6:三人きりのフォース』。

燃:A- 萌:B+ 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
ミスマルカ興国物語Ⅶ(2010/06)
ミスマルカ興国物語Ⅸ(2011/07)

世界観リンク
レイセン File2:アタックフォース(2010/09)
レイセン File3:ワンサイド・ゲームズ(2011/04)