著:上栖 綴人 イラスト:大熊 猫介(ニトロプラス)
「━━で?人の机で一体何をしようとしてたんだ?」
「四隅の角へ、女の子が敏感な場所を擦り付けたくなる魔法を掛けようとしていました」
幼馴染みも調教しよう!
ジャンル「ヒロイン調教」。そういうラノベもあるのか。
2013年6月の新刊。約4ヶ月2週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は刃更と万理亜。刃更はこのまま最終巻まで表紙に残留出来るか……?
さて、更なる仲間達の強化を目指して、柚希とも主従契約を行うことになった刃更。澪に対抗意識ありまくりの柚希はわざとイレギュラーな形で契約を成立させ、刃更とのアレに及ぶのであった。
時を同じくして、ゾルギアの魔の手が澪に迫っていて……。
柚希とも主従契約だわ、口絵で競泳水着だわで、いきなり俺の益荒男ゲージが振り切れるから困る。
しかし、学校の指定水着が競泳水着なのは絶対に許さない。
前半は勿論、調教シーン大盛りで。どう見ても一歩間違えば本番です。本当に有り難う御座居ました。ってか、あれだけの展開になっておきながら、ひたすら暴走しないように耐える刃更のメンタル、頑強過ぎるだろ……。
調教シーンが連続しようとも、本筋はひたすらにシリアスで。刃更は、ただの鬼畜純情少年というわけではなく、守るべきもののためなら、どこまでも冷徹になれる主人公と判明。
敵には容赦しないというスタンスは結構好き。
取り敢えず、澪の両親の仇は取れたけど、澪の中の魔王の力が消えたわけではない。それはそう遠くない未来、再び澪が狙われることを意味していて……。
おいおい、男キャラも魅力的で面白くなってきたじゃねーか。たとえ更にシリアスになっても調教シーンは忘れないでほしいものだ(ぉ
今回も長谷川先生は少ない出番ながら、やたらと意味深なことを言う。どうやら次巻では話に絡んできそうな気配だが……。え、長谷川先生も刃更の毒牙にかかっちゃうの?
次は2013年11月にⅣ巻。
燃:A 萌:A+ 笑:B 総:A+