電撃文庫

境界線上のホライゾン3〈下〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)

著:川上 稔 イラスト:さとやす(TENKY)

「俺が悪かった。変なことに興味もって。……そう、女の子はウンーコなんてしませんっ。俺も今、女装だからしませんっ。そういうことだよなホライゾン!!」
「━━何を言っているんですかトーリ様、ウンーコ出さない女なんてこの世にいませんよ。このホライゾン、本日は朝から充実の健康です」
「ぬおおおおおおこの女、かなりやってくれる!やってくれるな!」
「フ、フフフ、ホライゾン、アンタかなり剛毅ね!惚れ直したわ!」

もうやだ、この人達。

約2日の積み。隔月刊行。

前回、あんなこと書いて申し訳

御座いませんでした。

900ページ正座は勘弁してください。

表紙がネイトママンとかマジかよ!しかも、乳どんだけデカいねん!ここまでデカいと個人的には気持ち悪さを覚えちゃう。
帯にはデカデカと書かれた「敗戦」の文字が。

キャラ紹介は義頼と義経。
ネタは「浅間様が射てる」で吹いたw

設定説明ページでは実況通神(チャット)での呼び名一覧が掲載されている。これは地味に嬉しい。

中盤まではスーパーネイトタイム。ママンとの相対では見開き挿絵まで用意してもらってる。
その勢いで、ママンに対抗して濡れ場があるかと思ったけど、気のせいだったんだぜ。

戦闘では何故か必ずカレーの見せ場がある気がするw
しかも、それなりに戦力になってる気が……。

で、終盤もいいとこでウ〇コの話し出すとかどういうことなの。
「お母様」→「おかあさま」→「犯浅間」とか頭おかし過ぎるわw

ここにきて、未だに義康の活躍が無いなと思っていたら、どうも表紙に出れるレベルの目立ち方するのは次巻以降っぽいな。

結局、『Ⅲ』トータルで2500ページくらいだったけど、あれ、大罪武装、1個もゲットしてなくね……?

そんなわけで、ようやく序盤終了です。次は順当に行っても来年の夏半ばだろうな。

燃:A+ 萌:A+ 笑:A 総:S-

シリーズリンク
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅢ〈中〉(2010/07)
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅣ〈上〉(2011/09)

アニメ,ゲーム,コミカライズ,雑記,電撃文庫

今月もブレ無く、ぴったり10日に到着。世間的には8日くらいには出てたんじゃね?ブツは、

・GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅢ<下>
・狼と香辛料ⅩⅤ 太陽の金貨〈上〉
・C^3 ‐シーキューブ‐Ⅹ
・タロットの御主人様。⑨
・電波女と青春男⑥
・Baby Princess⑤
・血吸村へようこそ⑤
・よめせんっ! <3>
・小春原日和の育成日記②
・花×華②
・マリッジロワイヤル②
・ぷれいぶっ! <2>
・死想図書館のリヴル・ブランシェⅡ
・ゴールデンタイム1 春にしてブラックアウト
・小さな魔女と空飛ぶ狐
・月光
境界線上のホライゾン 3下 (電撃文庫 か 5-36 GENESISシリーズ)
狼と香辛料XV 太陽の金貨<上> (電撃文庫)C3-シーキューブ 10 (電撃文庫 み 7-18)タロットの御主人様。 9 (電撃文庫 な 11-20)電波女と青春男 6 (電撃文庫 い 9-17)Baby Princess 5 (電撃文庫 き 3-9)血吸村へようこそ 5 (電撃文庫 あ 7-46)よめせんっ! 3 (電撃文庫 ま 7-13)小春原日和の育成日記 2 (電撃文庫 い 8-21)花×華 2 (電撃文庫 い 5-26)マリッジロワイヤル 2 (電撃文庫 ひ 6-2)ぷれいぶっ! 2 (電撃文庫 た 21-5)死想図書館のリヴル・ブランシェ 2 (電撃文庫 お 13-5)ゴールデンタイム 1 (電撃文庫 た 20-16)小さな魔女と空飛ぶ狐 (電撃文庫 み 15-2)月光 (電撃文庫 ま 12-1)

の計16冊。
『血吸村』は挿絵が一切無くてびっくりした。あれ、イラストがあってナンボの作品なんじゃ……。いや、阿智さんのネームバリューである程度は売れるんだろうけど。

9/6に講談社ノベルスから『魔界探偵 冥王星O デッドドールのダブルD』が出てるんだけど、完全に存在を忘れてました。最近、思考の何割かが常にポケモンのことで埋まってるからですね。
もうe-hon使おうかと思ったんだけど、在庫切れなワナ。うーむ、次書店に行くの17日なんだが、どーしたもんか……。

秋の祭典で販売される公式海賊本『電撃“にせ”ん!!』で『ソードアート・オンライン』のコスプレしてる『アクセル・ワールド』チームが気になって仕方がない。

『俺妹』と『アクセル・ワールド』はトレカ第2弾が発売決定。何弾まで出すつもりなんだろう。見本として公開されているイラストを見ると、欲しくなっちゃうわけだが。

缶詰には書いてないけど、電撃大王で『紫色のクオリア』がコミカライズされるらしいね。しかも作画は何と公式絵師の綱島志朗さん。これはテンション上がるわ。
正直、1クール、若しくは劇場版でアニメ作っても良いくらいだと思うわけだが。


『戦国BASARA弐』って、1クールだったのね。まさか日曜午後5の枠で1クールものをやるとはな……。
もしかして、次の作品の予定がズレ込んで穴埋めに放送とかなのかな。

で、その後番なんですが、BONES制作のオリジナルロボットアニメ『STAR DRIVER』が面白そう過ぎて困る。
情報出た直後は全然視るつもりなかったんだけど、PV見たら視聴決定してしまいましたよ。

「やりたいこととやるべきことが一致するとき、世界の声が聞こえるってのは、こういうことかい!」
「さあ、アゲてこうか!共に青春を謳歌しようぜッ!!」
「颯爽登場、銀河美少年タウバーン!!!!」

何これ、超面白そう!『エウレカセブン』の悲劇にならないこと祈る。俺の中で『エウレカ』は軽いトラウマなもんでw

キャストが『ガンダムOO』と『コードギアス』を彷彿とさせるな。


このライトノベルがすごい!2011に投票してきますた。取り敢えずの目標はコメントが掲載されることだけど、いざ書くとなると、なかなか良い言葉を思いつかないんだよなぁ。難しい……。


『ポケモンBW』が楽しみ過ぎて、なかなか読書が手につかないので、ついった始めてみました。なつゆきさんにけしかけられたんです、俺は悪くない。
まぁ、基本方針はブログに書くほどでもないしょうもないことと、速報的なものを書いていければな、と。


何かいきなり残業解禁されちゃったので、ヤケクソになってDSiLL買っちゃいました。カラーはグリーン。
画面デカ過ぎワロタ状態でした。
これでDS2台体勢になったので、ポケシフターも安心です。

更に、残業させられるなら、有給取っても良いだろうってことで、9/21(火)にポケモン有給取りました。
狂ったようにプレイする予定。ついった上で発狂してたら生温かく見守ってやってください。

まだ入社半年経ってないのに、有給使うなんて言ったら、嫌な顔されるかと思ったら、全然そんなことなかったんだぜ。
みんな、おう休み休み!って感じで。まぁ、腹の底ではどう思ってるか知らんが。こういうときは良い会社に就職したなぁとか思う超単純思考の俺。

よし、これで準備は整った。あとはコロコロの情報でwktkしつつ、発売日を待つばかりだ!!

電撃文庫

九罰の悪魔召喚術〈3〉 (電撃文庫)

著:折口 良乃 イラスト:戌角 柾

「僕らの誇りは、負けないこと」

約5ヶ月3週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。タイトルの「Ⅲ」は「トロア」と読みます。
これまで表紙はアイム単独だったが、今回は七罪も登場。

前巻でアイムが学校に通うようになったけど、今回はその要素は全く活かされてません。つーか、今回は謝肉祭で学校自体がお休みというワナ。

友人の羽堂から、丘の上の屋敷に住む魔女のことを聞いた九罰はアイムとずっと一緒に居る方法を見付けるため、その女性を訪ねることに。そこで思わぬトラブルに巻き込まれて……というお話。

エピソード的には九罰とアイムの話というよりは、新登場のイヴと悪魔アンドラスの関係性に焦点が当てられている印象。
加えて、やたら伏線臭いものが見えるので、次のエピソードへの前哨戦といったところか。

しかし、本作が刊行された翌月に新シリーズ『死想図書館のリヴル・ブランシェ』が開始という不思議。
てっきり『九罰』は3巻で打ち切り完結するんだと思ってたんだけど、明らかに4巻へ続いてんだよなぁ。
それとも、3巻の売上を伸ばすために、伏線臭いこといっぱい書いてるとかなのか?

燃:B- 萌:A- 笑:C+ 総:B+

死想図書館のリヴル・ブランシェ (電撃文庫)
死想図書館のリヴル・ブランシェ (電撃文庫)

電撃文庫

七花、時跳び!―Time‐Travel at the After School (電撃文庫)

著:久住 四季 イラスト:明星 かがよ

「あの先輩。実は今まで内緒にしてたんですけど」
「なんだよ」
「わたし、一番好きなモビルスーツはνガンダムじゃなくてヤクトミラージュなんです!」
「いやそれモビルスーツじゃなくてモーターヘッドだからね?」

今のラノベのメインターゲットの世代ってモーターヘッド知ってるんだろーか。

電撃文庫2010年5月の新刊。タイトルの「七花」は「しちか」ではなく「ななか」と読みます。ついでに名前じゃなくて名字です。
最初は買うつもりなかったんだけど、ネットの評判を見て購入しちゃいました。何だかんだで、久住さんの作品、全部持ってるなw
つーか、『鷲見ヶ原うぐいすの論証』はどーなったの?9ヶ月音沙汰が無いと思ったら、こんな新作出ちゃうし。

イラストはHJ文庫『前略。ねこと天使と同居はじめました。』の明星さんです。出たの、こっちが先だが。

内容はタイトル通り、タイムトラベルものです。久住さんって、ビックリするくらい、作品の根幹にあるものがブレないよな。
ただ、今回はいつになくポップなテンションで、ネタが多い。『ガンダム』どんだけ好きやねんw
コンソメ・ツインドライヴ味吹いたw

主人公、柊は同じ部活の後輩、七花がひょんなことからタイムトラベルが出来るようになってしまったことを知り、面白さ半分でタイムトラベルしまくるという導入。
この辺は細田監督版『時をかける少女』を思い出すわけですが。

あっちは中盤からシリアス成分を含んでくるが、こっちは最後まで優しい展開が続く。
一応、連作短編形式で、タイムトラベルにまつわるお約束が詰め込まれている印象。

ドカンと面白いわけではないが、サクサク読めて楽しい作品。
終盤のLOVE寄せ爆弾が堪りませんな。

これ、シリーズものなのかなぁ。まだ解明していない謎が残ってるけど、別にどうでも良いことだと言えば、どうでも良いしなぁ。
全く続きが出る気配が無いんだが……。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

電撃文庫

断章のグリム〈12〉しあわせな王子〈上〉 (電撃文庫)

著:甲田 学人 イラスト:三日月 かける

『火葬を拒んだ死者。どんな死者だったのか興味があるわ』
『望んで火葬された死者としてはね。一体何が不満で逃げ出したのかしら?燃え尽きなければ苦痛は長く続く。火葬は早い方がいいのに』

「男娼のグリム」って変換した俺のPC……orz

約3ヶ月2週間半の積み。9ヶ月振りの新刊。間が空いているのは『夜魔』の文庫版が出たからか?でも、あれって全部が書き下ろしってわけじゃないと思うんだが……。

少しずつメインキャラが話の根底に絡む割合が増えてきてる気がするけど、ぼちぼち完結するのかな?
今回は蒼衣がまたもや大ダメージを受けた上に、断章が暴走の兆しを見せてるし。

ゲストキャラの亮介と安奈の触れ合いは一見ハートフルに見えるんだけど、どうせ下巻でドン底に叩き落とすんだろ?
まぁ、既にグロハッスルしてる部分もあるんだが。

カバー折り返しの絵師コメントでは今回は和やかな絵もって書いてあったけど、一体どの辺が和やかだったんだろう。

次は2010年10月。

燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:A-

シリーズリンク
断章のグリムⅩⅠ いばら姫・下(2009/08)
断章のグリムⅩⅢ しあわせな王子・下(2010/10)

コミカライズ,電撃文庫

とある科学の超電磁砲 5 特装版―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)
『とある科学の超電磁砲』5巻特装版のおまけ小冊子。このテの冊子のクオリティが高いのは『灼眼のシャナ』や『とらドラ!』で判り切っているわけだが、やっぱりクオリティ高いわ……。

大まかな構成としては、カラーゲストイラスト、様々な媒体に掲載された告知漫画、ゲスト漫画、ゲスト小説となっている。
最早、えれっとさんはにょろーん系統の漫画しか書かせてもらえないのだろうか……。

やっぱりアニメのオリジナルエピソードは鎌池さんが噛んでたのね。

『とある部室の映像中毒(ファナティック)』

なんで超電磁砲の付録で左方のテッラの不遇さについて論じなくちゃならねーんだ。

伏見つかささん×いけださくらさんのコンビで『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』外伝。ゲー研の部室で『超電磁砲』話でハッスル。
基本的に、いつもの『俺妹』のノリ。散々アホなこと言った挙句、オチで綺麗にまとめちゃうのもいつも通り。

黒子の声が中学生じゃないって話が出てるけど、俺全然違和感無かったんですが……。

まぁ、それはそうと、

プリキュアのどこが

ロリコンアニメだッ!?

いや、ネタじゃなくて、この6年半、そんな認識一切ありませんでしたが……。アルェー?

『とある自販機の存在証明(ファンファーレ)』

デュラララ!!』でお馴染みの成田さんとたくみなむちさん。どういう組み合わせなんだ……。
成田さんの筆がノリまくったのか、『映像中毒』よりもフォントが小さいですw

つーか、成田さん、『禁書目録』読み込んでいるなッ!?と言わざるを得ないクオリティ。鎌池さんが書いた『シャナ』も再現度高過ぎて気持ち悪かったけど、これも物凄い細かいとこまで再現されてます。原作からもアニメからも要素取り込み過ぎ。スポットの当てどころが捻くれ過ぎてるw
鎌池さんが監修してるみたいだが。

燃:B+ 萌:A 笑:A- 総:A+

コミカライズ,電撃文庫

とある科学の超電磁砲 5 特装版―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)

作画:冬川 基 原作:鎌池 和馬 キャラクターデザイン:灰村 キヨタカ

「これならブチ殺すより放ってた方が面白そーじゃない。もがき苦しみながら沈んでいくといいわ」
「学園都市の闇の底に………ね」

特装版の表紙は『アイテム』の4人。ということで、実験を阻止しようとする美琴の前に『アイテム』が立ち塞がる。
最早、初春と佐天さんの出番などある筈も無く、黒子でさえ数コマしか出番が無い。
超鬱展開。

そんな中、『打ち止め』がちらっとだけ登場。
また、扉絵で、はまづらの後ろ姿が登場。細かいファンサービスが良いですね。

そして、物語はいよいよ原作3巻の冒頭へ……!

エピソードの合間合間には電撃大王掲載の4コマが載っていたり、巻末には他の作家さんからの応援メッセージが載っていたりするんだけど、これって通常版と共通なんだろうか。

小冊子の感想は別で書きます。

燃:A- 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈3〉 (電撃文庫)
とある魔術の禁書目録(インデックス)〈3〉 (電撃文庫)

電撃文庫

さくら荘のペットな彼女〈2〉 (電撃文庫)

著:鴨志田 一 イラスト:溝口 ケージ

「前から、青山のこと、いいなって思ってたんだ」
「ほ、ほんとに?」
「ああ。ぜひとも、ツッコミ要員として、さくら荘にほしいと思ってた」
「今すぐ、隕石でも直撃して死ねばいいのに」

電撃文庫2010年4月の新刊。表紙のましろはぱんつはいてないんじゃにでしょーか。

さて、努力家の常識人、七海がさくら荘に引っ越してきたことにより、益々賑やかになるさくら荘。
ラブコメパートも超加速です。ましろが可愛すぎて困る。

登場人物達の掛け合いが楽し過ぎる。空太のツッコミが楽しい。
彼の妹もなかなかの曲者そうだが、いずれさくら荘に来襲するのだろうか。

ましろに触発されて、夢に向かって進み出した空太。だが、最初から上手くいかないのは当然なわけで。就職活動やってた頃のこと思い出して、ああぁああぁあああぁあああぁぁあああああああああってなりました。
高校生で何をそんなに焦る必要があるんだという感じはするけどなぁ。まぁ、周りが超人ばっかりだと、焦るのも仕方ないのか。

失速せず、2巻も面白かったです。

燃:C+ 萌:A+ 笑:A 総:A+

電撃文庫

さくら荘のペットな彼女 (電撃文庫)

著:鴨志田 一 イラスト:溝口 ケージ

「ラブホに行くって言ってたもん!寝取られちゃっても知らないから!」
口に含んでいた牛乳を全部噴き出してしまった。正面にいた美咲の顔面にもろに直撃する。
「うわ~、エロ。顔射って、あんた」
「ラ、ラブホって!ラブホテルのことですか!?」
「ラブホルスタインなんて、あたし知らないよ!」
「俺も知らんわ!」

電撃文庫2010年1月の新刊。『Kaguya』を5巻で完結させた鴨志田さんが4ヶ月振りに第3シリーズを始動。
最初はスルーしたんだけど、電撃文庫MAGAZINEの短編を読んだら、興味が湧いたので購入して4ヶ月くらい積んでました。

今度は変人の集う学生寮、さくら荘が舞台のドタバタラブコメ。
イラストは同レーベル『土くれのティターニア』でお馴染みの溝口さん。おいおい、絵変わり過ぎだろ……。別人なんだろーか。
さっぱりした絵柄が良いと思います。

さて、中盤までラブコメで、うふふきゃっきゃさせておいて、終盤で鬱のドン底に叩き落とす『Kaguya』とは打って変わって、かなり明るいラブコメです。
結論から言うと、『Kaguya』で切った俺、馬鹿なの?死ぬの?チンカ〇なの?

すげー面白かった。元々『Kaguya』もラブコメ部分が良かったから買い続けてたようなもんでして。
ストーリー展開のテンポが良いし、魅力的な登場人物の掛け合いが楽しいんだよな。

主人公、空太は天才画家だけど、生活能力が破綻している少女ましろの世話係に任命されて、非日常を送ることになるわけだが、そのパターンと言えば、今は亡き富士ミスの『ROOM NO.1301』ですよね。

全体的にレベルが高いと思うんだが、何より脇役の美咲先輩と仁さんの関係性が切な過ぎて吹く。仁さんが胸の内を語るシーンは、ああぁああぁあああぁあああぁぁあああああああああ!!ってなる。

いやぁ、面白かった。積んでる2巻と3巻も早く読みたいですね。

燃:C 萌:A+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
さくら荘のペットな彼女 <2>(2010/04)

コミカライズリンク
さくら荘のペットな彼女 <1>(2011/10)

アニメリンク
さくら荘のペットな彼女 #01「ねこ・しろ・ましろ」

著者リンク
Kaguya5 ~月のウサギの銀の箱舟~(2009/09)
放課後あいどる 僕と生徒会長の××(ガガガ文庫、2011/06)
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない(2014/04)

イラストリンク
14歳とイラストレーター(MF文庫J、2016/11)

電撃文庫

ご主人さん&(と)メイドさま〈2〉父さん母さん、ロボットメイドはしまぱんです (電撃文庫)

著:榎木津 無代 イラスト:双龍

「おいおいおまえ、体重計にでもなったつもりか?」
《な、なんラスと?》
「じゃなきゃ体脂肪計だな。この世で俺を数字で測れるのはこの二つだけだ。そのどちらでもないってんなら、適当な予測でメタボを見くびんのはやめときな」
「デブが予測で━━測りきれるかよッ!」

高木格好良過ぎワロタw

約1週間の積み。5ヶ月振りの新刊。2巻の刊行までに時間がかかったことと関係あるのか、凄いボリューム、400ページです。

今回はサブタイトル通り、しまぱんロボットメイドのぐぐるが登場して、彼女を中心としたストーリーが展開される。
やっぱり気付いたら、熱血バトル展開になってるw
ひっそりと五秋は世界レベルの物語に巻き込まれ始めている様子も見えて、3巻以降世界が広がっていきそうです。

またしても、中だるみが気になるなぁ。内容自体はすげー下らないんだけど、文字密度は結構高いという珍しい作品。
最後は盛り上がるんだけど、この内容で400ページはしんどい。
加えて、アクの強さがw

それはそうと、デレたときのメイドさまの可愛さパネぇ!

第3巻『父さん母さん、メイドさまのメイドです(仮)』は短いスパンで出せそうだとか。

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A-