アニメ

「私は━━生きる。殺して、生きる」

バディ・コンプレックス』が終わったと思ったら、また新しいサンライズ製作のオリジナルロボアニメが始まりました。
クリエイティブプロデューサーに、『ガンダムSEED』でお馴染みの福田己津央を起用ということで、何とも言えない気持ちになるw
タイトルの「輪舞」は「ロンド」と読みます。

放送直後から『SEED』との比較画像とかいってネタにされていたけど、流石にそれは重箱の隅をつつき過ぎだろ……と思って見たらOP映像がビックリするくらい『SEED』だった。
既視感のあるカット多過ぎるだろw

舞台はマナと呼ばれる万能物質によって大きく発展したSF色強めのファンタジー世界。ミスルギ皇国の皇女アンジュリーゼの戦いを描いていく。

今回は導入編で戦闘シーンが用意出来ないからか、アバンでは少し先の時系列から戦闘シーンを引っ張ってきている。
登場するロボはパラメイルと呼ばれるCGで描かれたリアル系。

メイルライダーと呼ばれるパイロット達は巡航形態ではバイクのような乗り方をし、ロボット形態に変形するときに内部に格納されるような形式。
現実的な設定かどうかはともかく、デザイン的には格好良いな。
問題はパイロットスーツの露出がやたら高くてなぁ。肌を見せりゃ良いってもんじゃないぞ。

で、時系列を戻して本編。何不自由なく暮らし、民からの信頼も厚い皇女アンジュリーゼ姫。
マナを扱えないどころか、マナの干渉を一切受け付けない存在ノーマの根絶を目指しており、ノーマと断定された赤ん坊を取り上げられる母親の姿を見ても、当然のことと考えてしまうクズっぷり。

しかし、姫の16歳の誕生日、彼女自身もノーマであることが兄ジュリオによって暴かれてしまう。
ここから転落の一途を辿るんだけど、やだ悲惨……。

最終的には身体検査という名目のレイプ的な展開という。ジルのマントに隠れたアンジュの尻が動くカットがやたらエロくて不覚にも。

そんな感じで、のっけから重々しい展開です。次回予告でふざけるのは要らないと思う。本編の余韻が台無しじゃね?

ノーマの存在そのものが作品全体を通して謎として解き明かされていくのかしら。最後まで何や判らないままだったら拍子抜けするぞ……。
ノーマは女しか居ないって設定要るかなぁ?
2クール予定なのか。今後どんなえげつない展開になるのだろうか……。

燃:A 萌:A 笑:C 総:A+

エピソードリンク
第2話「まつろわぬ魂」

CD,アニメ

取り敢えず買っておこうかと。ボーカルアルバム2を待っても良かったんだけど、カップリング曲はアルバムに収録されない傾向みたいだし、一応押さえておこうかと。

おまけDVDのノンテロップ映像には後期OPと後期EDを収録。うーん、やっぱりEDはフォームチェンジ祭りが良かったよなぁ。

OPのCD買ったときにハニーとフォーチュンの台詞入り別バージョンが出るかと思ったけど別にそんなことなかったな。
まだや、ボーカルアルバムとボーカルベストが残ってるやないか!

燃:A- 萌:A+ 笑:C 総:A

シリーズリンク
ハピネスチャージプリキュア!WOW!/プリキュア・メモリ(DVD付)

アニメリンク
ハピネスチャージプリキュア! 第35話「みんなでおいしく!ゆうこのハピネスデリバリー!」

アニメ,GA文庫

「え、どうしてそんなことするの?」
「格好良いからだよ!!」

GA文庫の人気シリーズが満を持してアニメ化。製作は、あの『キルラキル』のTRIGGER!という形で物凄く製作会社がアピールされていました。
おい、何言ってんだ、TRIGGERの代表作といえば、ファミ通文庫『四百二十連敗ガール』のPVだろ!いい加減にしろ!!

029さんが挿絵を手掛けるラノベがアニメ化するのは電撃文庫『はたらく魔王さま!』に続いて2作目か。
あちらよりもキャラデザが元絵に近いかな。

ある日突然、異能力に目覚めた文芸部員達。しかし、いつまで経ってもバトルは始まらず、彼等はその圧倒的な力を持て余すことに……というお話。

アバンでは部員達が異能に目覚めるシーンが描かれる。ここって原作でちゃんと描かれたことってあったっけな。

鳩子のキャストは早見沙織さんなんだけど、鳩子の声はもっと高いイメージだったんだが……。
いや、これはこれで良いものだけども。

文芸部女子メンバーで歌うOPは日常系ラブコメと見せかけてからのサビでのバトルという理想的な構成。
安藤達の前に立ち塞がる黒き十二枚の翼(フォールンブラック)が格好良すぎて涙出て来たw

今回は取り敢えずキャラ紹介といった感じで。それぞれの能力の説明もあるんだけど、ちょっと中二力が弱いかなぁ。
原作だと、もっと良い感じにケツが痒くなるようなノリなんだが。

敵として現れる生徒会長、工藤さん。この人、何故かEDで他の4人のヒロインと、ほぼ同格で扱われてるんだよな。
ってか、ED自体を九鬼ちゃんと一緒に歌ってるしw

そんな具合で第1話でした。結構、原作と構成をいじってきてるっぽいな。そういう意味では期待出来そうです。

燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
第2話「『誤想』ミスコンセプション」

原作リンク
異能バトルは日常系のなかで(GA文庫、2012/06)

HJ文庫

死なない男に恋した少女 7 (HJ文庫 そ)
著:空埜 一樹 イラスト:ぷよ

「桐崎さん、最近、発情するまでの段階が速くないですか……?」

2010年8月の新刊。約4年2ヶ月1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
あまりにも積み過ぎて前巻の内容なんて憶えちゃいないよ!やったー!

さて、沈黙を破り動き出す史上最狂最悪の殺人鬼、緋央刹。彼を止めるために設立された組織の最後の戦いが始まる。
勿論、狗人と桐崎も任務に駆り出されて……。

自分達の上位互換的能力を持つ敵がラスボスというのはお約束的なアレか。コメディ控えめでシリアスバトルが展開。
いや、バトルという表現はあまりしっくりこないか。

りんの告白はぐっときたよね。どう考えても、りん一択です。本当に有り難う御座居ました。

総評

そんなわけで業界初のサシデレヒロインものなHJ文庫『死なない男に恋した少女』全7巻でした。足掛け2年1ヶ月か。

現代を舞台にしながら殺人の罪を犯しているキャラをヒロインに据えている意欲作でした。
本編中では過去の出来事として描かれているので、あんまり意識することは無いんだけど、改めて考えると、ハッピーエンドはどうなのかと思わないでもない。
被害者の立場からしたら納得いかないよなぁ。

次は2011年3月に新シリーズ『うちの会長は荒ぶる虎猫に似ている。』、6月に2巻、10月に3巻、2012年3月に新シリーズ『シンマと世界と嫁フラグ びっくりするほどハーレムです』、7月に2巻『これがホントの修羅場です』、10月に3巻『いつのまにやら両手に花です!』、2013年1月に4巻『ついにあの子とお泊まりです!』、2月に新シリーズ『扉の魔術師の召喚契約(アドヴェント・ゲート)その少女、最強につき』、4月に『シンマ』5巻『嵐を呼んだ恋なんです!』、6月に『 召喚契約』2巻『幻奏の歌姫』、8月に『シンマ』6巻『それがシンマの選択です』、10月に『召喚契約』3巻『サヴロスの迷宮』、2014年3月に4巻『アルゴの遺産』、6月に『邪神攻略者の戦技教導 部隊結成篇 』、7月に『 召喚契約』5巻『その少年、壮烈につき』、10月に『 邪神攻略者』2巻『新人加入篇』。

俺がデビューシリーズを積んでる間に随分と本が出たもんだなぁ。ってか、こうしてみるとシリーズ終了前に新シリーズを刊行して読者を離さない作戦をとっていることがよく理解るなw

燃:B- 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
死なない男に恋した少女 6.死喰いのドウケ(2010/04)

アニメ

「次元覇王流、聖拳突き!!」

1期の完結から半年、早くも第2期が始動。動きが早過ぎて、最初から想定していたとしか思えないw
ってか3期みたいなタイトルだな。

OPカットで開始。
物語は前作より7年後、廃部の危機に陥った聖鳳学園ガンプラバトル部から始まる。
冒頭ではメインヒロイン、ホシノ・フミナがパワードジムカーディガンを駆って繰り広げるガンプラバトルが描かれる。

ガンプラバトルの技術提供はPPSEからヤジマに変わっており、システム音声の雰囲気も変わっている。
キットのグレードも表示されるようになったのね。
PPSEは解体されたのかしら。

早速、超ハイクオリティ作画の大乱戦で絵面が凄いことになっとるw
お、アンクシャか、と思ったら、アンクシャっぽい色のアッシマーで吹いた。

フミナが共に戦いたいと思っていた少年コウサカ・ユウマはバトルから遠ざかっていた。モデラーコンテストのトロフィーを渡していた青年はユウキ先輩っぽかったな。
この眼鏡イケメン、ユウマ君は何を隠そう、あの委員長ことチナの弟で。

現在のガンプラバトル部は部員がフミナ1人しか居らず、最早過去の栄光にすがるばかりの状態。
結局、セイは単身では世界選手権で優勝は出来なかったのか。

模型部部長のミヤガ・ダイキの言う、戦いの度にガンプラが壊れてしまうバトルは有り得ないというは、前作ではあまり触れられてなかった考え方だよな。

何とか部員を確保しようとするフミナの前に現れた転校生の少年カミキ・セカイ。次元覇王流拳法の使い手で、ガンダムのことを知らない無垢な少年。
その雰囲気はどこか、あのレイジを思い出させるもので……。

それはさておき、このセカイのお姉ちゃん、ミライさんがメチャンコ可愛くてなぁ。フミナも年上ヒロインだし、1話からいきなり年上ヒロインを2人もぶち込んでくるとか、俺の益荒男ゲージが留まることを知らないな!

セカイが見付けたのはガンプラバトル部の部室に残されていた世界選手権の優勝トロフィーの中に隠されていたドムのキット

シミュレーターの対戦相手はマシタ会長の遺品モックだった。ニルスが拾い上げたのかしら。

ラルさん、ナチュラルに校内に入ってきて、ちょいちょい解説台詞入れてくるんだけど、何なのwww
今回は部のコーチになるらしいけど……。

なりゆきから部の存続をかけて、ミヤガとバトルを行うことに。この戦いでセカイは秘められた才能を覚醒させていく。
そしてドムの機体の中に隠されていたビルドバーニングガンダム。ラルさんはこの機体を知っているみたいだけど、セイが残していったものなんだろうか。

この主人公機登場と共にEDとしてOPが流れ出す演出はクソ王道過ぎてヤバい。
乱入してきたユウマのライトニングガンダムとの激突……と思われたところで、お姉ちゃんの乱入により強制終了。
せめて主題歌は最後まで流してほしかったぜ……。

そんな具合で期待以上のスタートダッシュとなった『ガンダムビルドファイターズ トライ』でした。
ガンダム Gのレコンギスタ』と合わせてガンダム祭りや!!

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
ガンダムビルドファイターズ 最終話「約束」

エピソードリンク
第2話「結成!トライ・ファイターズ」

HJ文庫

黒き英雄の一撃無双<ワンターンキル! >4.調教天使 (HJ文庫)
著:望 公太 イラスト:夕薙

「戦っていない僕は━━無敵だ。誰も僕を傷つけられない。誰も僕には触れられない、誰も僕を見つけられない、どんな強者でも、たとえ最強の存在だろうとも、僕には決して届きはしない、なにもかもが対岸の火事で、紛れもない蚊帳の外。僕が、僕こそが━━『世界最弱』だ!」

2014年10月の新刊。約5日の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は悠理と社。社の格好が妙にエロいから困る。で、安定のサブタイな。

さて、激突する最強と最弱。最強とは何か、最弱とは何かという議論が楽しいんだよなぁ。あらゆる敵をぶっ飛ばすのが最強。ならば、その対極の概念である最弱とは一体何なのか?

著者紹介にも書いてあるけど、こういう屁理屈面白いよな。最近流行りのチートと見せかけての、この捻くれような。

レオンとの戦いは暫く続くのかと思いきや、早くも今巻で決着。最後はあっけない幕切れだったな。
うーん、もう少しこの捻くれた相手との戦いを見たかったけど……。

いや、良いんだ。知ってるよ、アニメ化したときに構成し易いように、この巻までを1クールと想定してるんだよね?隠さなくても良いんだ。

一方、一王は勝利の味を知り、更なる高みへと。真っ当なバトル成分は彼が担っていくことになるのかな。もう1人の主人公っぽい様相を呈してきたけども。

そして、すっかり忘れていたけど、魔界で大きな動きを見せていた悠理の師匠ジュリアス。また、挿絵で描かれてる姿が凶悪なんだよなぁ。
おいおい、こいつは盛り上がってきたぞ……。

惜しかったのは誤字脱字が目立ったこと。GA文庫『異能バトルは日常系のなかで』のアニメ化に際して刊行ペースを上げてるみたいだし、その余波を受けてるのかしら。

燃:A+ 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
黒き英雄の一撃無双 3.堕ちゆく義妹(2014/06)
黒き英雄の一撃無双 5.淫獄の宴(2015/04)

アニメ,電撃文庫

「俺は一条だからな」

クリムゾンプリンスの異名は伊達じゃないということで、容赦無くテロリストを爆発四散させていく将輝。
『北斗の拳』みたいな絵面になっていて吹く。

達也は完成したばかりのムーバルスーツをまとって戦場へ。どう見てもデザインが完全に悪役です。本当に有り難う御座居ました。

快調にテロリストを撃滅していく展開に見えたが、僅かな隙をつかれ、桐原先輩が片足を千切り飛ばされてしまう。
流石に黒いぼかしが入りましたね。達也の消し飛ばし方は綺麗だから、それに対して余計に生々しいシーンになった印象。

まぁ、お兄様の力で全部一瞬で治っちゃうんですけどね。助かるのは次回まで引っ張っても良かった気がするが。

燃:A 萌:A 笑:C 総:A

エピソードリンク
第24話「横浜騒乱編Ⅵ」
最終話「横浜騒乱編Ⅷ」

講談社ラノベ文庫

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者11 (講談社ラノベ文庫)
著:榊 一郎 イラスト:ゆーげん

落ち着け、落ち着くんだ僕、こういうときは『プリピュア』を初代から順番に数えて落ち着くんだ!ええとブラックとホワイトとルミナスとブルームとイーグレットとドリームとルージュとレモネードとミントとアクアとピーチとベリーとパインとパッションとブロッサムとマリンと━━ああそれからなんだっけ!?

ルミナスが入ってるのにミルキィローズが入ってない。やり直し。
2014年10月の新刊。約4日の積み。4ヶ月振りの新刊。
すっかり忘れた頃にアマテナとクラーラが再登場。バハイラムから逃げてきた2人を匿うことになった〈アミュテック〉だったが……。

『アウトブレイク・カンパニー』だと思って、口絵を見たら『棺姫のチャイカ』だった件。
一応『担姫のアンジェリカ』ということになってるし、キャラの名前も違うんだけど、ビジュアルが完全に一致レベル。
慎一はトールのコスプレするのかと思いきや、違うのかよw

ちゃんとラノベ文庫の編集部がファンタジア編集部に了解をとったらしい。変なところ凝ってるなw
まぁ、やるとすればアニメ2期が始まる今が最高のタイミングなんだろうけど。

ミュセルはぼちぼち慎一への想いを自覚し始めたようで。榊さんの著作で完結したシリーズは大抵、主人公がはっきりと結ばれる相手を決めてるから、本作もそういう結末になるのかしら。

今回は短編集の予定だったらしいんだけど、短編が膨れ上がってしまったため、1本の長編として刊行することになったんだとか。
何だか以前に言っていたときよりも長く続くみたいなことを言っているんだけど、もしかして2期ワンチャンあるのか?

燃:B 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <10>(2014/06)
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <12>(2015/03)

コミカライズ,電撃文庫

ロウきゅーぶ! (8) (電撃コミックス)
原作:蒼山 サグ 作画:たかみ 裕紀 キャラクターデザイン:てぃんくる

「きょうはこれくらいにしておいてやる。さらば」

2014年9月の新刊。『は~ふたいむ』2巻と同時発売。
表紙はもっかん。これで2巡目終了か。次はどうするんだろうか。

さて、夏休みが明けて、VS5年生編が幕を開ける。昴とのデートにDOKIDOKIの紗希が可愛過ぎてなぁ。このままでは、もっかんがマズいことになるぞ……。将来、凄くドロドロしそうw

結成された5年生チーム。いちいち決めポーズをとったりしてるけど、雅美、良い感じにこじらせてるなぁw

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
ロウきゅーぶ! <7>(2014/03)
ロウきゅーぶ! <9>(2015/04)