角川スニーカー文庫

レイセン File8:ポイント・オブ・ノーリターン (角川スニーカー文庫)
著:林 トモアキ イラスト:上田 夢人

「神様はもうやめました。向いてないですし、お人好しすぎるマスターのためなら悪魔でいいのです」

2015年3月の新刊。約1年4ヶ月半週間の積み。7ヶ月振りの新刊。
さて、イラスト増量で送る最終巻。最後だっていうのに表紙の人選おかしくね?ウィル子もノアレもマックルもいないってアンタ……。

人の生命が簡単に失われていく戦場を止めるため、マックルの元へ向かうヒデオ。モブレベルなら簡単に死んでいく怒涛の鬱展開です。
そんな中、Money powerが一服の笑いを与えてくれる。ときめいてる睡蓮、ちょっと可愛い。

そして組織の幹部達さえも手玉にとるヒデオ。どんどんメンタルが頑強になっていくな。今度は彼が聖魔杯を主催する立場になった模様。
え、ここで終わり?と思いきや、あくまでも『レイセン』が完結するだけでヒデオの物語はまだ続くみたい。

後書きでは天界クロニクルと関係無い話も書きたいって言ってるけど、どうなんだろうな……。
変な新作出して早期打ち切り喰らう可能性を考えると、素直に天界クロニクルの関連作品を書いておいた方が無難とも思える。

総評

そんなわけでヒキコモリ男の第二の人生(セカンドステージ)、『レイセン』全8巻、これにて完結。文庫だけなら足掛け5年1ヶ月。

『マスラヲ』のアフターストーリーみたいなノリで始まったのに気付けば、こちらの方が長くなってるじゃないか。
まぁ、途中でザスニ休刊に伴う路線変更があったから、その影響もあるのかもしれん。

個人的には最後までハッタリとその場の勢いだけで状況を切り抜けていく展開だと良かったんだが、流石に話がスケールアップし過ぎて、そうもいかなくなったか。

次は2015年4月に『ミスマルカ興国物語 ミッション・シャルロッテ』、5月に『ミスマルカ』ⅩⅡ巻、2016年2月に新作『ヒマワリ』、7月にその2巻。

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
レイセン File7:誰も、あなたを放っておかない(2014/08)

世界観リンク
ミスマルカ興国物語しない物語 ~ミッション・シャルロッテ~(2016/04)

アニメ

「支配するのは━━私だ」

OPでプリマヴェーラパンテーラのシルエットが開放。
バードこそ生徒会長がミュトスの指示で、自らロゴスのトップとして自首したことで大騒ぎに。
振り回される妹ちゃん可哀想だな……。室長もこのタイミングで自分の本当の仕事のことを話さなくても良かろうに。

一方、偶然ながら黒騎とミュトスが接触。この出会いが後々どう繋がるのか。
そして動き出すロゴスの本当の目的。解散を命じられているダイハチは身動きとれないだろうし、どうするんだろうか。

燃:A- 萌:A 笑:C 総:A

エピソードリンク
File9「ロゴスの名のもとに」
File11「ジャパン スタイル」

講談社ラノベ文庫

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者15 (講談社ラノベ文庫)
著:榊 一郎 イラスト:ゆーげん

『シンイチ様の……子供が……赤ちゃんがほしい……です』

2016年7月の新刊。約2日の積み。7ヶ月振りの新刊。
数回の延期の末、発売。色々不幸な事故が重なったとか何とか。

ゲーム,ダッシュエックス文庫,ノベライズ

ウィッチ・アームス (ダッシュエックス文庫)

著:榊 一郎 イラスト:藤真 拓哉

「マジカル30ミリ機関砲が、マジカル流れ弾で校舎をマジカル破壊し尽くす前に!」

ダッシュエックス文庫2016年6月の新刊。約1日の積み。『神鎧猟機ブリガンド』を4巻で完結させた榊さんが半年振りに復活。

本作は配信中のソシャゲ『ウィッチ・アームス』をシナリオライターが直接ノベライズしたもの。
ゲームで使えるシリアルコードも付いている。

正確には榊さんだけがやってるわけじゃなくて弟子を含んだ創作集団IMAGING FORESTでやってる仕事。
なら弟子にノベライズさせりゃ良い気もするのだが。ひびき遊さんとかノベライズを書き慣れてるイメージ。

舞台は現代日本。高校入学を機に田舎から上京してきた主人公ユウは現代兵器を使って、この世の不条理と戦う魔法少女達と出会う。
魔法少女達の活動に必須な魔封使い(まほうつかい)であることが明らかになったユウは彼女達と共に戦うことになるが……。

漫画

トクサツガガガ 7 (ビッグコミックス)
作:丹羽 庭

(好きと思ったら好きになる権利があるんや)

うさぎさんもふもふ。

2016年6月の新刊。
今回も身につまされるネタが。

MF文庫J,アニメ

「おっまたー♪」

ギュスターヴ・マルローの使役する幻獣達に戦いを挑む綾斗達。流石、最終回ということで戦闘作画のクオリティの高さよ。殆ど綾斗の独壇場だったのが惜しいところか。もっと主要キャラ総動員みたいな戦いだったら、なお良かったのだが。

綾斗をサポートしてくれる紗夜の頼もしさよ。やべぇ、4人のヒロインの中で一番、紗夜が好きかもしれん。

ギュスターヴ本人の元には綺凛が向かう。幻獣の使役能力だけでなく、本人の戦闘能力も相当なもの……かと思いきや、瞬殺。
「元星導館序列1位の実力━━こんなものですかな?」とか言わないのかよw

そして、ようやく見えてきたクローディアの背景。本格的に絡む前にアニメ終わっちゃうのか。

綾斗には姉が見付かったと連絡が入る。しかし、とても感動の再会とは言えない状態で。そんな彼の前に現れたのはオーフェリアを実験体にした張本人ヒルダ・ジェーン・ローランズ。
マッドサイテンティスト感全開で、かなりヤバそう。

アニメは綾斗達がチームを組んで《獅鷲星武際》への参加を決意するところで終了。EDは1期OPというお約束。
まだ見ぬ《獅鷲星武際》の強敵達が次々と登場する演出、原作未読組の俺でもめっちゃ興奮したから既読組なんて、チ〇コ爆発してるでしょ。
クインヴェール女学園のメンバー煌びやかですわ……。

総評

そんなわけでバトルエンターテイメントの最高峰、MF文庫J原作『学戦都市アスタリスク』分割2クール、1期12話、2期12話の計24話でした。

これは1期で視るのやめなくて本当に良かった。逆に言えば、1期で結構な量の客に逃げられたんではないかと思うが。
2期で一気に面白くなったんだよな。

やっぱり苦戦した上での勝利っていう構図がオイシイのか。1期では、どうしても結局勝つんでしょ?みたいな雰囲気が最初からあったような気がする。

アルディとリムシィの合体バンクはもっと見たかった。キャラクターとしてもオイシイし、この先もまだ出番あるのかな。

そんなわけで普通に3期が見たいと思える作品でした。いかにも《星武祭》はこれからが本番だと言わんばかりの終わり方なので期待したいところ。

燃:A+ 萌:A 笑:B 総:A+

エピソードリンク
第23話「孤毒の魔女」

MF文庫J,富士見ファンタジア文庫,漫画,角川スニーカー文庫,角川ビーンズ文庫,講談社ラノベ文庫,雑記,GA文庫

色々買ってきました。ラノベは、

・甘城ブリリアントパーク #08
・ロクでなし魔術講師と禁忌教典 <6>
・創神と喪心のマギウス <2>
・ウィッチ・アームス 魔法少女は素敵なお仕事
・そんな世界は壊してしまえ -クオリディア・コード- <2>
・異世界ならニートが働くと思った?3 エルフの姫を調教して世界最強を倒します。
・ヒマワリ:unUtopial World <2>
・少年陰陽師 そこに、あどなき祈りを
・アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <15>
・絶対にラブコメしてはいけない学園生活24時

それとすっかり買うのを忘れていた、

・踊る星降るレネシクル <6>

の計11冊。

ダッシュエックス文庫では『クオリディア・コード』のアニメ版ノベライズが渡さん執筆で始まるそうで。
これ、完全に『俺ガイル』の刊行がどんどん遅れていく流れですわ……。何かゲーム版も延期したとか聞いたような気がする。

スニーカー文庫では『この素晴らしい世界に祝福を!』2期が2017年1月より放送開始決定。

『すかすか』こと『終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?』がアニメ化決定。
まさか打ち切りを覆しただけでなくアニメ化とは……。ってかスニーカー編集部の掌返しパナいw
これは打ち切られた『この恋と、その未来。』も復活からのアニメ化ワンチャンある筈やで!

漫画は、

・愛蔵版 フルーツバスケット <11>
・トクサツガガガ <7>

の計2冊。


今更2015年のアニメランキング作成したのでリンク貼っておきますね。視る本数大分減らしたから今年はもうランキングやるのは無理かなー。

2015年「アニメ」部門ランキング


ずっと前から使っていたWordPressのプラグインであるCOUNT PER DAYの数字を見て、毎日ニヤニヤしてたんだけど、春先に導入したGOOGLEアナリティクスと比べると、どうにも数字が違うんだよな。アナリティクスの方が少ない。

で、色々調べたんだけど、どうにも正確性はアナリティクスの方があるらしくて、COUNT PER DAYの方は意味の無いロボット検索なんかを拾わない設定にしていても拾ってしまっている模様。

ただ、アクセスの増減の感度は同期しているようには見えるので、全く意味が無いというわけではない……と思いたい。
というわけで今までは目立つところに置いていたカウンターを移動させました。