特撮

「我が名は牙狼!黄金騎士だ!!」 

尺が余ったのか、最後はシリーズ通しての総集編。回想シーン等は時系列通りに並べられている。
別に最後にやる必要無かった気がするんだけど……。折り返し地点でやれば良かったじゃないと思う。

大体、テレビシリーズ4クール分とテレビスペシャルと劇場版をまとめてるから、凄い駆け足のダイジェストになってるw

最後は主題歌PVみたいなノリ。PVの中には『暗黒騎士鎧伝』の映像もありましたね。

総評

ってなわけで、まさかの復活を遂げた第2期『牙狼<GARO> ~MAKAISENKI~』全24話+総集編でした。
やっぱり映像クオリティの凄さに尽きるよなぁ。

戦闘は極端に短い回を除けば、概ね満足したか。心滅獣身が見れなかったのは残念だけども。

このノリだと、いつまでも続編作れるよなぁ。それこそ鋼牙が主人公の話は無理でも、鎧を継承していけば、いつまでも続けられる。
極端な話、牙狼が主人公である必要さえ無いしなぁ。スピンオフで他の騎士が主人公でも良いわけだし。

燃:A 萌:B- 笑:C 総:A-

エピソードリンク
最終話「時代」

シリーズリンク
牙狼<GARO> ~闇を照らす者~ 第1話「流 Ryuga」

MF文庫J,コミカライズ

僕は友達が少ない 4 (MFコミックス アライブシリーズ)
作画:いたち 原作:平坂 読 キャラクター原案:ブリキ

「あはは、お前たちは本当にクズだなー!!」

2011年12月の新刊。表紙は順当にマリア。
コミカライズ版の特徴としては、細かいパロディイラストが凝っていることだよな。今回だったら、裏表紙のドット絵風味のイラストとか、カバー下の『サザエさん』とかアルトアイゼンとか。
『かぐや魔王式!』とか懐かしいな。まぁ、原作2、3冊積んでるけども。

リレー小説の回では、発売中の『ラノベ部』のコミカライズ1巻の表紙が。
ロマンシング佐賀編では、VS魔王戦の演出がちょっと格好良いから困る。

いやしかし、この絵柄で読むのが、もう4冊目ともなると、みんな段々可愛く見えて来る不思議。

燃:B+ 萌:A- 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
僕は友達が少ない <3>(2011/09)
僕は友達が少ない <5>(2012/04)

MF文庫J,コミカライズ

ラノベ部 2巻 (ガムコミックスプラス)
原作:平坂 読 漫画:もずや 紫 キャラクター原案:よう太

「例えばCO2…これは炭素くんが、双子の酸素くん兄弟に二股をかけています。そしてO3。これは三つ子の酸素兄弟がが三人でまぐわっています。即ち3P…ああ、なんという淫乱兄弟でしょう!」

2011年11月の新刊。順調に原作1巻のエピソードを消化し、2巻に突入。
話の筋自体は原作通りだけど、原作が刊行されていた頃には世に出ていなかった作品のネタもビジュアル方面で取り込まれている。
キュアメロディを出したことは評価する。

雪華は、カバー下でどんどん酷いことになっていく……w

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
ラノベ部 <1>(2011/05)
ラノベ部 <3>(2012/08)

アニメ,電撃文庫

「もっと先へ━━加速したくはないか、少年」

アスキーメディアワークス創立20周年記念作品として、電撃文庫のバトルアクションが満を持してアニメ化。
制作は同レーベル『境界線上のホライゾン』を大ヒットさせたサンライズ。電撃はサンライズとガッチリ手を組んだみたいだな。

舞台はあらゆる生活行動がヴァーチャルで行えるようになった近未来。ニューロリンカーを通して謎のプログラム、ブレインバーストをインストールされた主人公ハルユキがバーストリンカーとして成長していく様が描かれる。

OPカットで開始。最初はスクールカーストの最底辺をさ迷うハルユキの姿が描写されることに。
ハルユキのキャストはまた梶裕貴さん。電撃アニメの主人公は『ロウきゅーぶ!』『C^3 -シーキューブ-』に続いて3作目か。
ラノベアニメの主人公という括りなら、ファンタジア文庫『ハイスクールD×D』もあったから、これで1年3ヶ月連続になるな。

今回は世界観の説明とキャラ紹介に割かれ、ハルユキが初めて対戦フィールドにダイブするまでが描かれている。
ニューロリンカーって、あんなにチカチカしてるもんだったんだな。

で、もっ先先輩こと黒雪姫先輩の動きがいちいちエロい気がしますね。精神年齢が高いからか。

生徒会書記のメグミもちょろっと登場していたっぽいな。まぁ、アニメではそんなに目立たないまま終わると思うけど。

流石サンライズのクオリティ。現実とVR空間が切り替わる演出がかっけーです。対戦フィールドに切り替わる演出が鳥肌もん。

最後にOP映像を流して終了なんだけど、キャラクターがいっぱい登場するタイプの映像で、ごっついテンション上がる。純色の七王登場のカットとか爆発するレベル。
ニコとパドさんが出てるのは理解るとして、カレンさんが出てるのにビビった。ってことはワンクールで『黒雪姫の帰還』→『遠い日の水音』→『紅の暴風姫』とやるってことか。

問題はそうすると、2クール目の構成をどうすんだって話になるが。『最果ての潮騒』やるのかなぁ。

そんな具合で、『アクセル・ワールド』第1回でした。これで勝つる!という気しかしない。

燃:A+ 萌:A 笑:C 総:A+

エピソードリンク
#02「Transformation;変移」

原作リンク
アクセル・ワールド01 -黒雪姫の帰還-(2009/02)

アニメ

「ちゅうちゅうたこかいな、っと」

あかねちゃん

可愛ぇええええええええええ!!

OP映像が元に戻りました。やっぱりすげーかっけーよな。

ギックリ腰になってしまったお父さんの代わりに、店を任されたあかねは大ハリキリってことで、日野家が全員登場。
お母さんはお好み焼を上手く焼けないらしい。1個下の弟、元気も同じく。

お母さんのキャストは雪野五月さん。この人、りんさんの妹とか響のお母さん役でも出てたのね。

ちなみにお店を始めたのは、あかねが生まれたのと同時期ってことで、店の名前も「あかね」だそうな。

みゆき達は、あかねのお好み焼に舌鼓を打つが、父のお好み焼と味が違うと指摘されたあかねは懊悩することに。

その頃、ウルフルンは腹を空かせて人間界へとやって来ていた。何で、バッドエンド王国に食うモン無いんだよ。
リアクションも豊富になってきて、益々ウルフルン人気がヒートアップしそうだぜ。

アイキャッチBは、はいはいキャンディキャンディと油断していたら、アカンベエという不意打ち。ほんと、今年は作りが凝ってるなぁ。

ウルフルンが、あかねのお好み焼を食べて満腹になると、アカンベエがパワーアップ。幹部と怪人の力がリンクしてるってのは珍しい気がする。まぁ、今回限りの設定かもしれんが。

案の定、接着剤的なものに絡め捕られ、ハッピー、ピース、マーチは行動不能に。そんな中、サニーが登板回なんて理由では済ませられないくらい動く動く
必殺技以外で炎を出す演出がかっけーです。

10話目にして、遂にガチ戦闘回がきたか。ってか、サニーがカッコ可愛過ぎる。
あかねちゃんの魅力爆発過ぎて辛い。

おいおい、次回、8話と同じノリの匂いがするぞw

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
第9話「うそ~!やよいちゃんが転校!?」
第11話「プリキュアがチイサクナ~ル!?」

特撮

「大杉キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」

こちらもOPが映画宣伝映像に。
さて、遂に大杉先生にライダー部のことがバレてしまった。弦太朗が戻って来るのを待つ大杉先生、スイッチをカチカチすんなw

ムスカ・ゾディアーツの力に溺れるハルは暴れまくり。蘭との友情の証であるキーホルダーまで捨ててしまう。
このキーホルダーを見付けることで、弦太朗達は蘭の信用を勝ち取ることに。

偶然、蘭と接触した大杉先生は、教師が生徒にスイッチを渡しているという話を聞くことに。
現状、レギュラーで唯一、教師が怪しいと疑える立場になったわけだけど、果たしてどう動くのか。

ラストワンに至り、またもや外見もパワーアップしたムスカに立ち向かうフォーゼ。変身カウントが全部大杉先生の顔芸で吹いた。

OPに合わせてのスイッチ乱舞が楽しい。特にジャイロ+ガトリングかっけぇ。
ホント、坂本監督はOP流すの好きだよな。

ネットスイッチはジャイアントフット等と同じく、フォーゼの動きに合わせて。コズミックエナジーで形作ったネットを振り回す形に。

ライダー部に救われたハルと蘭はライダー部に仮入部。といっても、レギュラー化はしないんだろうな。流石に、これ以上部員を増やすと、話が展開させ難いだろうし。

一方、流星にはタチバナさんから昴星高校でゾディアーツが覚醒したとの情報が入っていた。さらっとゾディアーツはザ・ホールの影響下でしか覚醒しないとか言われていたけど、それって結構重要な情報じゃね?

昴星に向かった流星は級友の白川さんと再会するが、何やら彼女の態度がおかしい。
更に、流星はいきなり学内を闊歩するリブラ・ゾディアーツを発見。校長、隠れる気ゼロかw

そして、そこで覚醒していたのは十二使徒の1人、アリエス・ゾディアーツだった……というところで続く。
どうやら流星と入れ替わりで交換留学した生徒がスイッチャーのようだが……。

そういや、『クレヨンしんちゃん』とコラボするらしいね。

燃:A+ 萌:B+ 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
第29話「後・輩・無・言」
第31話「昴・星・王・国」

特撮

「お互い助け合えば良いんじゃない。どうせ1人じゃ戦えないんだし」

今回はゴーバスターエース担当の新人整備士、小山にスポットが当たる。彼のミスでエースが故障してしまう。
何で新人が中核であるエースの整備を任されているのかとか、ダブルチェックしてないのかとか、ツッコミたいところが無いではないけど、整備っていう部分に焦点が当たるのは面白い。

今回エンターが作ったのはデンシャロイド。喋り方は戦隊の敵らしくふざけてるけど、ゴツゴツしたデザインが意外と格好良いな。
エンターが1体ずつしかメタロイドを作らないのって、エネトロン消費を抑えるためなのか。

デンシャロイドでエネトロンを集めて、複数のメガゾードを呼んで、ゴーバスターオーをフルボッコにする作戦。

デンシャロイド撃破時にはOPが流れました。え、劇中で初めてOP使うのそこなの?
前回のコンバインオペレーションのときに流してくれれば良かったのに。

EDは映画の宣伝映像になりました。え、公開前から物凄いレベルでネタバレしてね?

燃:A+ 萌:B- 笑:C+ 総:A+

エピソードリンク
Mission6「合体!ゴーバスターオー」
Mission8「マシン設計図を守れ!」

MF文庫J

僕は友達が少ない ゆにばーす (MF文庫J)
著:平坂 読/裕時 悠示/渡 航/志瑞 祐/さがら 総
イラスト:ブリキ/カントク/るろお/ぺこ/QP:flapper/ぽんかん/桜はんぺん

「いいか、小鷹。スポーツはいかにもいいイメージを持たれやすい。体育会系の人間など声がでかいだけでやる気のある人物だと判断されるくらいだ。対人関係でこれほどちょろいことはない」

2011年11月の新刊。約4ヶ月2週間の積み。レーベルの垣根を越えて、人気作家さんが集合するアンソロジー。
表紙の夜空が色っぽいですね。やっぱり黒髪ストレートは正義。

基本的に残念要素を含むラブコメ作家に声が掛かっているっぽい。志瑞さんは現行シリーズ『精霊使いの剣舞』は残念系じゃないけど、デビュー作がアレだからなぁw

口絵には描き下ろしイラスト、各短編には著者が本来のシリーズで組んでいる絵師さんによる挿絵が1枚ずつある。

それぞれ自分の持ち味を活かしつつ、上手いこと『はがない』として、まとめている印象。
取り敢えず全員の共通認識として、マリア=ウ〇コということが、よく理解った。

ゲスト作家さんがちゃんとやってる一方で、本家本元の平坂さんの『魔法少女うんこ☆マリア』が酷い出来な件。
大トリがこれかよ……と。下ネタに突き抜けるわけでもなく、中途半端に魔法少女ものっぽくしようとしてスベっている感じ。

まぁ、こういうアンソロジーはお祭り感を楽しむもんだしな。出るだけで有り難いと思わなきゃいかんのかもしれん。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
僕は友達が少ない ゆにばーす②(2013/02)

原作リンク
僕は友達が少ない(2009/08)

コミカライズ,電撃文庫

とらドラ! 5 (電撃コミックス)
原作:竹宮 ゆゆこ 作画:絶叫 キャラクターデザイン:ヤス

「…結婚ってさ。“すごくいいもの”だと思ってたけど、やっぱ大変だね。好きな人とず━━っと二人で居るんだもんね。そんなの早死にしそう」
「あんたとだったら、全然平気で居られるのに」

2012年3月の新刊。4巻読んだときに宣言したから書くけど、また1年振りの新刊か……。正確には1年2ヶ月振り。
進行が余りにも遅いんだよな。

ページ数が少ないからかもしれんが、各話ごとの終わり方が唐突じゃないか?ページめくったら、え、ここで終わり?って度々なる。

今回は原作4巻、夏休み別荘編を丸ごと収録。原作では、この辺りから個人的には下降線なんだけど、やっぱり漫画だと楽しく読めるな。

それにつけても、大河の相変わらずの可愛らしさよ。シーンによって、ちょこちょこ髪型が変わってるのが細かいですね。

えっ、北村の海パンって肌色なの?

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
とらドラ! <4>(2011/01)
とらドラ! <6>(特装版)(2013/07)

MF文庫J,コミカライズ

えむえむっ! 7 (アライブ)
作画:氷樹 一世 原作:松野 秋鳴 キャラクターデザイン:QP:flapper

「目覚めようとしている」
「さあ、俺たちがまた一つになる時だ」

2012年3月の新刊。遂に最終巻です。帯のテンションw
表紙には、美緒様と嵐子だけでなく、奇蹟的に太郎も登場。

ラストエピソードは順当に、太郎の記憶喪失話。原作にもあった話だけど、こんなに重たい話だったっけか……?
氷樹さんの後書きによると、原作では語られなかった結末に絡む部分がある程度、フィードバックされているとか何とか。

重い……と思っていたら、直後の真理の扉でクソ吹いた。そのまんまじゃねーかw

最後にはアニメのDVDの特典として描き下ろされた漫画を収録。巻数が飛び飛びなんだけど、これって全部網羅してるのかしらん。

巻末には氷樹さんだけでなく、QP:flapperさんや担当さんのコメントも。
惜しい人を亡くしたよな……。

カバー下で強いられんな

総評

ってなわけで、コミックアライブ連載のハイクオリティなコミカライズ『えむえむっ!』全7巻、ここに完結です。足掛け3年1ヶ月か。
原作者の松野さんが存命だったら、もっと続いてたのかなぁ。
これをもって、『えむえむっ!』という作品は完全終了か。

原作の変態っぷりに忠実でありながら、締めるところは締め、ボケるところは漫画の強みを活かしてガッチリボケる良質コミカライズだったよな。
7冊も刊行されたことが、そのクオリティの高さを証明していると思う。
ちなみに、『涼宮ハルヒ』の本編コミカライズが物凄い巻数出ているのは、『ハルヒ』の名前を冠しておけば何でも売れるからだと思います。

漫画版も美緒様と嵐子が可愛過ぎて辛い。

そんな氷樹さんの次のお仕事は同レーベルの『精霊使いの剣舞』のコミカライズ。原作全く読んだことないけど、コミックス出たら買おうっと。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
えむえむっ! <6>(2011/11)