アニメ,富士見ファンタジア文庫

「絶賛前屈みです」

アニメオリジナル回ということで、水着回です。という割には、あまりヒロイン勢に水着姿にフィーチャーされてないような……。
もっとねちっこくカメラが迫っても良かったのよ。

触手プールにもモッフル達マスコットが落とされただけで、女の子は誰も落ちなかったしなぁ。どういうことなの……。
いすずの見すぎ姿よりも、いつもと違う髪形の方にとくめく俺です。

そしてマカロンといすずが何か準備をしているようですが……?

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第6話「人手が足りない!」
第8話「恋心が届かない!」

特撮

「名乗る必要は無い。今から倒される者どもに」

今年の『仮面ライダードライブ』は様々なところでテレビ未放映エピソードを描いた短編を展開するということで、これもその内の1つ。
『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』の入場者特典として先着100万人にプレゼントされる。

サブタイからも判るように、テレビシリーズでちょろっとだけ語られているグローバルフリーズ当日の様子が描かれる。
尺は15分程度。

最大の目玉、プロトドライブなんだけど、随分とクールな佇まいなんだな。誰が変身していたのかは不明だし、グローバルフリーズのときにどんな戦いを繰り広げたのかも不明のまま。
本編で言われていた通り、ロイミュードを完全に倒すことが出来ないというのは描写されてましたね。

何がビックリするって、キュアサニーの中の人こと田野アサミさんが出ていたことにビックリする。エンドクレジットで目を剥いたわw

うーん、もっとプロトドライブの正体に迫るような内容を期待していたんだけど、そういう感じではなかったな。普通に進ノ介の出番が多かった。

シークレット・ミッションシリーズはBlu-rayの特典が含まれている時点でコンプリートは諦めてるし、これなら必死こいて全部を集める必要は無さそうだな。
てれびくんくらいは買おうかとも思ったんだが。

燃:B+ 萌:B- 笑:C 総:A

映画リンク
仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル

映画,特撮

MOVIE大戦フルスロットルパンフ

「鎧武、ひとっ走り付き合えよ!」
「ああ、ここからは俺達のステージだ!」

概要

1年経つの早ぇ!ということで『MOVIE大戦』6作目。今年はまた3部作構成に戻りました。

パンフレット付属のDVDには撮り下ろしのスペシャル映像が収録されています。

入場者特典として『ドライブ』の第0話が収録されたDVDが貰えます。限定数なので、人が多いかなと思ったけど、特別そんなことはなかったな。
しかし何故か物販コーナーは初めて見るレベルで人が並んでいた件。0話の感想は別で書きます。

『仮面ライダー鎧武 進撃のラストステージ』

最終回のその後の話。別の惑星へ移住した紘汰と舞の前にメガヘクスという謎の機械生命体が現れる。
脚本は鋼屋ジンさん。虚淵さんが念入りにドライバーをぶっ壊したから、どうやって皆を変身させるか悩んだらしいw

新たな世界

紘汰達が地球を去ってから、まだ数ヶ月しか経ってないと思うんだけど、大分世界が育まれている様子、完全に異世界といった雰囲気だったけど。
それにしても、いきなりオーバーロードの格好の紘汰さんが出て来るのは腹筋に悪いw

侵略者メガヘクス

映画用のぽっと出の敵かと思いきや、かつてヘルヘイムの侵略を受けた惑星の存在だった。侵略を乗り切るために個という概念を捨て、自らを機械化、全として統一された存在で、あらゆるデータを収集、融合しようとする。
キャストは三木眞一郎さん。ジークさん、何してはるんすか。

呉島光実/仮面ライダー龍玄

捕らわれた舞を助けることで、後悔を振り切った様子。黒影から奪った影松を使ったり、オープンゲット的回避をしたりと、かなり頑張っていた印象。久し振りにキウイアームズも見れたしな。

呉島貴虎/仮面ライダー斬月

おいおい、テレビシリーズでの出番の少なさを払拭するかのような大活躍じゃないか……。
メガヘクスが生成した戦極ドライバーと舞が託してくれたメロンロックシードで再び斬月に変身。
コピーされた存在とはいえ、凌馬との決着がつけられたことは素直に喜びたい。

どうやってドライバーを入手するんだろうと思っていたんだけど、実にスムーズにゲット出来た印象。もっと有耶無耶な理由で使うことになるかと思ってたわ。
ただ、城乃内、ザック、凰蓮は出番はあったけど変身せず

案の定、インタビューで言ってることおかしいw

戦極凌馬/仮面ライダーデューク ドラゴンフルーツエナジーアームズ

メガヘクスによって甦った存在。てっきり意識の無い存在かと思っていたんだけど、変なメカメカしいマスクを付けている以外はあの戦極凌馬でしたね。
ドラゴンフルーツエナジーロックシードは何処から出て来たんだろう。凌馬が死ぬ前に用意していたのかしら。

パンフのインタビューで、また壁にめり込んで死にたいって言っていて吹いた。どんな希望だw

決戦

紘汰復活からのOPは盛り上がらざるを得ない。ただ、流すならバトルの決着まで流してほしかったな。まぁ、個別パートでは決着し切らないから下手に格好良く終わらせて、やっぱり倒せてませんでしたーってなるとアレだけどさ。

紘汰、ミッチ、貴虎が並び立っての変身はアツい。しかも極アームズによって召還された武装を龍玄と斬月・真が使うという戦い方が面白い。
テレビシリーズでは複数で戦うことがあまり無かったからな。

にしても複雑に絡み合った人間関係が無く、ストレートに敵をぶっ倒すって『鎧武』には無かったアツさだよな。

『仮面ライダードライブ ルパンからの挑戦状』

こちらはメインライターである三条さんによるエピソード。時系列はタイプテクニック登場後ということくらいしか判らない。

怪盗アルティメットルパン

何だよ、アルティメットってw
その正体はクリム・スタインベルトが造ったサイバロイドZZZ(スリーゼット)を魂の器とした老人ゾルーク・東条。

元々クリムはサイバロイドに魂を移してロイミュードと戦うつもりだったが、彼の魂ではサイバロイドを起動出来なかったため、今のベルトを器としたらしい。

どうでも良いけど、ルパンを追うときの現さん、ちょっと銭形警部を意識してないか?

重加速軽減装置

りんなさんがさくっと開発。すぐに壊されちゃったけど、これ、何気に物凄い発明なんじゃないの?ああ、嵩張るから結局、戦いには向いてないか。

ちなみに重加速現象は、影響を受けている人間が触れている物にも波及するそうな。本編でそんな説明されたことあったっけ?

チェイス/魔進チェイサー

ロイミュードでもないのに、その力を利用するルパンを処刑するために登場。プレーン・ロイミュードを従えていたけど、何体かは倒されてしまった様子。撃破数の公式アナウンスが待たれる。

どうやらプレーン・ロイミュードはコアが無くても行動出来るらしい。その代わりに胸のナンバープレートは空白になっている。これなら映画とかで雑魚として何体でも登場させられるな。

壊れたベルトさん

進ノ介を庇って大ダメージを受けてしまったベルトさんは一時的に機能を停止してしまう。
絶望からの復活はアツいんだど、ちょっと時期尚早過ぎやしませんかね。最後のパワーアップか夏映画くらいまで取っておいても良かったと思うんだが。

進ノ介がベルトさんの過去を聞くことになるのは、これが初めてになるのか。

仮面ライダーマッハ/詩島剛(しじま・ごう

『MOVIE大戦』で2号ライダーなりパワーアップ要素がちょろ見せされるのはお約束になってるけど、今年は結構しっかり登場している。と言っても戦闘シーンは無いけど。

マッハとしての登場しかせず、一体何者なんだ……と思っていたら、普通にパンフレットに正体が書いてあって吹いた。いや、雑誌にもきっと載ってるんだろうけど……。
気になるのは無人のドライブピットに侵入可能な立場だということだな。

ルパンとの決着

再びドライブに変身出来るようになった進ノ介。ちょっとOPを流すのが遅かったんじゃない?ベルトさん復活と同時に流し出して、フルサイズで決着まで流れたら良かったのに。

何がアツいって、霧子の運転するトライドロンとの連携で必殺技発動ってのがアツい。ってか、あの動き、人間の運転で出来るのかよw

結局、ルパンはバイラルコアも盗み、しれっと存命していた。おやおや、これは夏映画に出る布石ですね。

『MOVIE大戦フルスロットル』

駆紋戒斗/仮面ライダーバロン

メガヘクスによって復活。構成上、出番は少ないんだけど、あまりのブレなさで、その存在感は大きい。
メガヘクスが倒されたことによって動きを止める様は哀愁を漂わせる。

ロイミュードとの共闘

ロイミュード達は個を尊重するスタンスなので、メガヘクスの目的とは相反する。一時的とはいえ、ハート達が共に戦ってくれるのは非常に心強いな。

仮面ライダー鎧武ドライブアームズ&仮面ライダードライブタイプフルーツ

2人がいちいちお互いのとんでも要素に驚くやりとりが笑える。

まぁそうなるだろうなとは思っていたけど、舞の導きでお互いの力を交換することに。紘汰の方はウィザードアームズ、1号アームズを経験してるから、慣れたリアクションになっていた。「やっぱりこうくるか」じゃねーよw

ドライブの方はオレンジをモチーフにした編み笠を装備。最早、この程度では格好悪く見えないわ。
無双セイバーナギナタモードとハンドル剣の使い方をお互いに教え合うシーンは和むw

で、トライドロンに乗ろうとしたらアームズがつかえて乗れないというw
しかも初期フォームに戻って乗ったら乗ったで、今度はシートベルトが見付けられないワナ。

鎧武が斜めがけのシートベルトだと思い込んで見付けられなくなっていてワロタ

まとめ

そんな具合で存外面白かった『MOVIE大戦フルスロットル』でした。昨年が、ちょっとアレだったので余計にそう感じるのかもしれんけど。

『鎧武』はテレビシリーズでやり切れなかったことちゃんと片付けていて良かったし、『ドライブ』の方は流石メインライターといったところか。 そういえば、今年も財団Xは出なかったな。

次は2015年3月21日に『スーパーヒーロー大戦2015』。元に戻るんかいw
当然、宇宙刑事シリーズは全作登場で、ドライブと刑事ヒーローコラボですよね。
って『プリキュアオールスターズ』と公開日が1週間しか違わないじゃねーか!

燃:A+ 萌:B+ 笑:A 総:S-

反復リンク
2回目

特典リンク
仮面ライダードライブ シークレット・ミッション type ZERO 第0話「カウントダウン to グローバルフリーズ」

本編リンク
仮面ライダー鎧武 最終話「変身!そして未来へ」
仮面ライダードライブ 第9話「どうすればクールボディになれるのか」

Vシネマリンク
仮面ライダー鎧武外伝 仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン(2015/04)

シリーズリンク
仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦(2013/12)
仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス(2015/12)

映画リンク
劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯! (2014/08)
スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号(2015/03)

アニメ,GA文庫

「もっとエゴイスティックにならないと恋愛では永遠の敗北者ですよ」

夏休み突入ということで、今回はプール回。千冬ちゃんと九鬼ちゃんと彩弓さんの水着姿が拝めます。
安藤がリア充過ぎて血涙。
また彩弓さんの私服がフェミニンですげー可愛いんですよ。白ビキニ姿も眩し過ぎてなぁ。

本屋のシーンでは同じレーベルの『聖剣使いの禁呪詠唱』『ハンドレッド』『少年給魔師と恋する乙女』が登場。
前2つはアニメ化作品とアニメ化候補ということで納得なんだけど。最後の1つがどういう基準で選ばれたのか理解らないw

彩弓さんをたきつけた相模は何やらFと繋がっている様子。この辺ってアニメオリジナル展開なんだっけなぁ。
ところでモブに『キルラキル』のキャラ、マコが居たような……。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第9話「『布告』ガールズアプローチ」
第11話「『存在』キューピッドエラー」

メディアワークス文庫

ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)
著:三上 延 イラスト:越島 はぐ

「普通『こんばんは』でしょ。なんで作者とタイトル叫ぶの」

2014年1月の新刊。約10ヶ月2週間の積み。11ヶ月振りの新刊。間空き過ぎワロリエンヌ
いや、一般寄りになったから、これだけ空けても許されるんだ……。

今回は従来通り、連作短編集形式に戻っている。大輔が栞子さんに告白して答えをもらうまでの期間が描かれることに。
勿論、その間、何も無かったかのように振る舞える筈もなく……。

あー、やっぱり原作の栞子さんクッソ可愛いな。くどいようだがドラマ版は終わってたな……。

今回は手塚治虫の作品が取り上げられているんだけど、昔って雑誌連載順に単行本に収録されるとは限らないどころか、版が変わる度に内容が変わるのが普通だったのか……。
当時はネットで情報を集めることも出来ないから、未収録作品があることを知ることさえ出来なかったんだな……。
そう考えると、良い時代に生まれたものである。

智恵子さんの誘惑も跳ね除けて、無事お付き合いを始めることになった大輔と栞子さん。これでめでたくウルトラハッピー!かと思いきや、再び田中敏雄が……というところで続く。
次は2014年12月に6巻『~栞子さんと巡るさだめ~』。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~(2013/02)
ビブリア古書堂の事件手帖6 ~栞子さんと巡るさだめ~(2014/12)

スポンサーリンク



アニメ,電撃文庫

「血盟騎士団の閃光、アスナはもう居ない」

OP映像のカット差し替え量、微妙だなと思っていたら、今回から本気出してきた件。何故前回から出来なかったしと思わないでもないけど、9割くらい変わっていた件。
ただ、繰り返し言うけど、このエピソードが2期ラストの話ってのが引っかかるんだよなぁ。

さて、絶剣へ挑戦する流れになったアスナだけど、現実世界で母に駄目出しをされ、落ち込んでしまう。

で、絶剣ユウキとの出会い。アスナと彼女の戦いで、まーたA-1 Picturesの本気ですよ。どこで本気発揮してんだw

燃:A+ 萌:A 笑:C+ 総:A+

エピソードリンク
#18「森の家」
#20「スリーピング・ナイツ」

アニメ

「ロックンロ━━━━ル!!」

サブタイ自重しろw
1期のときと同じく、大会が終わった後は羽休めエピソードでベアッガイが大活躍。今回は水着回もセットになっている。

傷ついたセカイを見て、メイジンはアシムレイトと言っていた。どうやらガンプラにのめり込み過ぎた者にだけ起こる現象のようだけど……。

スガの言い方からすると、どうやら全国大会編ではセカイ以外の次元覇王流の使い手が登場しそうな感じ。今以上に殴り合いバトルになるんだろうか。

以前に言われていたようにお姉ちゃんの所属する事務所はガンプラを取り入れることを考えており、各事務所がガンプラを使って競う大会に代表として出場することに。
ここで、かつてのガンプラアイドル、キララがミホシ名義でハリウッドデビューしていることが判る。いつの間にかビッグになり過ぎだろ……。

ユウマのサポートを得て、ベアッガイF(ファミリー)を完成させるお姉ちゃん。手伝おうとしたセカイとフミナを堂々と拒否するユウマは欲望に正直だなw

キットを選ぶところからアドバイスしていたけど、その中にチョマーカラーのザクレロが混じっていて吹いた。
視聴者だけに判るネタとしてじゃなくて、劇中でちゃんとHGとして一般売りされているとかチョマー、凄い奴だったんだな……。パッケージを見たお姉ちゃんは引いてたけど。違うやん、チョマーさんが引かれていたんじゃなくて、ザクレロのデザインに引いていたんや!そうに違いない!
って、セカイがガンプラ作る描写は全然無いのに、お姉ちゃんの方は描写されるのかよw

当日は皆、水着姿での登場で。ただ、あまり水着であることへの言及が無かったような……。フミナの水着姿なんて凄いさらっと流されたぞ……。いやまぁ、元から水着みたいな露出度なんだけど。
モブの美女達の中にはガンダムカードビルダーのキャラっぽいデザインの人達が。
いつも出しゃばってくるのに、肝心な水着回で出て来れないギャン子ェ……。

ガンプラレースでは、イケメンの操るターンエーとの戦いに。幼い頃はお姉ちゃんも次元覇王流を習っていたらしく、彼女の技が炸裂する。
ってターンエーのコクピットを金的に見立てんなw
セカイと同じ演出でフィニッシュ技が発動するのは良いですね。

そしてガンプラ学園生として登場するアドウ・サガ。こりゃユウマとだけでなく、セカイとも因縁の関係となるのかしら。

燃:A+ 萌:A+ 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
第9話「決戦のソロモン」
第11話「ニールセン・ラボ」

講談社ラノベ文庫

彼女がフラグをおられたら こんな床が抜ける寮にはいられない、私は角部屋に帰らせて貰うからね! (講談社ラノベ文庫)
著:竹井 10日 イラスト:CUTEG

「何で、お主の周りには、姉を名乗ろうとする奴が次から次へと現れるんじゃ……」
「ナチュラルボーン弟やよ」
「まあ、確かに僕は生まれながらに弟ではあったが……」

がをがを~。
2014年12月の新刊。約3日の積み。5ヶ月振りの新刊。シリーズ通算11冊目。
今回は竹井さんが書き下ろした脚本によるドラマCDが付いている限定版があったんだけど、竹井節は文章で読んでこそだと一迅社文庫『10歳の保健体育』のドラマCDを聴いたときに気付いたのでスルーしました。

表紙は順当に恵。いっぱい女性キャラ居るのに、何故3番目が恵なのかw
ってか、これは夏服……なのか?
口絵ではお菊姉がペラペーラハダカワイシャーツ!久し振りに使ったな、このフレーズ<どうでも良い

仮想世界との違いに戸惑いながらも、旗ヶ谷学園での生活を送る颯太達。少しずつ姿を現すヒロイン達ということで、まさかここでようやっと、くるみの魔法少女設定が活きるときがくるとは……。すっかり忘れてたわ。

アニメでは一足先に明らかになったNo.0の正体。原作ではどうなるかと思いきや、こちらでも正体は建国王、神楽・ブレードフィールドだった。
アニメでは最後までクールなキャラだったけど、こちらでは正体が明らかになった途端、凄い勢いでポンコツ化して吹いた。
同時に颯太のお母さん化もすることに。『東京皇帝☆北条恋歌』のりせを思い出すな。

凜くんは大分雰囲気が変わっていて随分とヒロインヒロインした感じになってるな。そんな彼女には何とフラグ操作能力が。
そして、颯太にもまた再びその力が……というところで引くんだからいやらしいよなw
前巻と今巻で第2部のファーストエピソードという扱いだそうで。おいおい、盛り上がってきたじゃないの……。

何と今回はスニーカー文庫『愛だ恋だを取り締まる俺に、春がやってきたので無秩序』の書き下ろしショートショートが掲載されたペーパーが特典として付いている。これは手の込んだことを。
どうやら1月に出るあちらにもペーパーが付くっぽいな。

燃:A 萌:A 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
彼女がフラグをおられたら この船旅が終わったら、私、お姫様になるの(2014/07)
彼女がフラグをおられたら 大丈夫、この体育祭は安全だから、絶対MVPを取れるわよ(2015/04)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「始まるのよ、新しい時代が」

毒にやられたドミニカの身体を捨てて、にゃんこモードに。それは良いんだけど、ドミニカの口から出て来んなw

遂に一箇所に集まったガズ皇帝の遺体。全ての遺体を手中に収めた黒チャイカは皇帝の復活の儀式を始める。流石に、このシーンは原作よりマイルドになってましたね。
ギィはガズ皇帝の再臨を確認し、消えていく。彼はチャイカという術式が無事完成するように配置された監視役だったわけか。

黒チャイカが座ってる椅子から触手が生えて遺体を集めてたけど、どういう仕組みなんだと思ったら。棄獣の肉体を素材にして作った巨大な機杖だったそうな。こういうとき原作者がTwitterで補足してくれるのは助かりますね。

復活した皇帝は最初、ギィそっくりの姿だった。ギィに似ているんじゃなくて、ギィの姿がガズ皇帝の若いときの姿を模して造られていたってことだろうけど。
すぐに成人へと成長した皇帝だが、その身体は人間のように見えて、色々と異なる部位が。
要は棄獣の要素を持ち合わせているってことなのか。だから機杖無しでも魔法が使えると。

皇帝の目的は究極の魔法使いであること。そのためには大量の魔法思念料が必要となるということで、かつて空に現れた航天要塞は戦争で感情を滾らせる人々から効率良く思念料を回収するための装置だった。
原作では役割の分かれていた神とガズ皇帝をセットにしたわけか。

最終決戦をがっつりやるのかと思っていたら、次で終わりだそうで。あー、最近流行りの10話完結方式かー。
後1回で収拾つくのかしら……。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
第8話「闘争の鐘」
最終話「機杖担う少女」

ファミ通文庫

この恋と、その未来。 -一年目 夏秋- (ファミ通文庫)
著:森橋 ビンゴ イラスト:Nardack

「聞いた?四郎君、聞いた?アリじゃって!どうする?目覚めたらどうする?ボーイズラブ!ボーイズラブ!」

2014年11月の新刊。約3日の積み。5ヶ月振りの新刊。
表紙は今回も未来なんだけど、1巻に続き、なかなか際どい格好をしてるな……。

さて、季節はどこを取り出すのかと思っていたら、普通に夏と秋がセットで登場。そういうのアリなのかw
これ、巻数を重ねるごとにまとめられる季節が増えていったりしないだろうな。

夏休みということで、小旅行を楽しむ四郎達。三好さんと良い雰囲気になりながらも、未来のことが気になってしまう四郎。
おいおい、三好さん超可愛いのに、四郎のメンタル頑強だな……。
バイト先には広美さんって素敵なお姉さんが居るのになぁ。変人だけどさ。

遠く離れた広島で寮生活を始めたからといって、そう簡単に凶悪な姉達から逃れられる筈もなく、時折、四郎が姉達に苦しめられたエピソードが語られるんだけど、四郎の境遇、どこの世界名作劇場だよ……。

粗筋で、未来の心を奪う人物が現れると書かれていて、その後、西園幽子が好みとかいう話になるから、まさかのご本人登場かと思ったら、従姉妹でした。ズコー
いや、本当に出て来たら話の焦点ぶれまくりになるのだが。

その代わりなのかどうか知らないけど、後書きの後に『東雲侑子』シリーズと本作を繋ぐSSが掲載されている。

未来への思いを断ち切るため、三好さんと付き合うことになった四郎。いや、終盤でこの展開なら三好さんエンドなんだろうけど、このタイミングでは遅かれ早かれ破局の未来しか見えないじゃないですかー!やだー!
それはそうと、うさぎさんもふもふ。

燃:C 萌:A+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
この恋と、その未来。-一年目 春-(2014/06)
この恋と、その未来。-一年目 冬-(2015/05)