特撮

「お前の過去を撃ち抜け、イアン!」

今回のデーボ・モンスターはアイガロンの配下デーボ・ドロンボス。こいつは1年前から活動しており、まだキョウリュウジャーになる前のイアンとの因縁があった。
ドロンボスによって親友、士郎を殺されたイアンは過去のトラウマから、大事な場面での射撃を恐れるようになってしまっていた。

ってことは、デーボス軍は少なくとも1年前から、ある程度の活動はしていたってことか。本格的な侵攻を開始したのが最近ってことなのか。

ブラックの仕草から、その正体がイアンだと見抜いたキングは持ち前の豪快さで、彼のトラウマを払拭することに。

一度戦闘をする度に、獣電池をチャージしなければいけないため、デーボス軍が立て続けに現れた場合は生身で戦わなければいけない。
おいおい、坂本監督の本領大発揮じゃねーか。荒々しいキョウリュウジャーの設定が生身アクションと上手いことマッチしてるよな。

本当の意味で5人揃ったキョウリュウジャーの変身と共に主題歌が流れるのがお約束過ぎてゼツボー的にアツい。
で、5人の固有武装が合体して完成するケントロスパイカー。こいつもガーディアンズの1体らしい。
え、敵目掛けてブン投げるのかよ!

巨大戦では、ガブティラ、ザクトル、パラサガンがカミツキ合体し、キョウリュウジンウエスタンへと。恐竜と西部って何だか凄い違和感がw
この合体パターンの場合は、コクピットにレッド、グリーン、ブラックしか乗り込まないんだな。
コクピットに5人が集合することは暫く無いのかな。

ドロンボスを倒したものの、イアンと士郎が奪われたお宝は見付からなかった。どうもアイガロンが持っている宝石がそれっぽいんだけど、今後2人の間には因縁が出来るのかな。
ってか、そもそも士郎も死ぬシーンがあったわけじゃないし、生きてそうな気もする。

燃:A+ 萌:A- 笑:B+ 総:A+

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ブレイブ3「あれるぜ!ざんげきのブレイブ」
ブレイブ5「ドゴォーン!むしばのアンキドン」

特撮

「今、死なれたら━━俺が絶望する」

攫われた瞬平のリュックの中にグリフォンを忍ばせていた仁藤。それを頼りに、廃ボーリング場へとやって来た晴人と凛子だったが、そこに居たのはメデューサだった。グレムリンにハメられた結果、戦う羽目に。

グレムリンに利用されてブチ切れたメデューサが向こうを追い掛けていかなかったら、危なかったんじゃね?
案の定やられるランドドラゴンさんェ……。

瞬平と敏江おばあちゃんを交換することに。ベルトを奪われた仁藤は、あわやフルボッコされそうになるが、晴人がビーストの指輪を駆使して危機回避。
ファルコウィザードリングを晴人が使うと、対象は何者にも触れられなくなるようで。

やっぱり変身不能からの変身は燃えるよね。グレムリンも戦闘に参加してくるけど、勝ちパターンに乗ったヒーローに勝てる筈もなく。
ビーストがキックストライクを初使用し、ワータイガーを撃破

終わってみれば、何だか良い話だったな。

燃:A+ 萌:A- 笑:C+ 総:A+

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第24話「魔法使いの祖母」
第26話「学園潜入」

特撮

「これが俺の答えだ。斬撃無双剣!」

今回はサブタイ通り、キョウリュウグリーンことソウジ加入のお話。
キョウリュウジャーになったことで、剣筋が歪んでいると父に指摘されたソウジは悩んでいた。

そんなとき現れたのはドゴルドの配下、デーボ・ローヤローヤ。強い人間を閉じ込めれば怒るという理屈の元、スポーツ選手を次々と捕えていく。
ドゴルド自らも出撃。今回は結構、サクサク幹部が出撃してくるな。中盤辺りでドゴルドかアイガロン辺りがやられそうだよな。
そんな中で、グリーンの正体を知ることになるキング達。

トリン曰く、ガブティラ達獣電竜を守護するガーディアンズと呼ばれる獣電竜が存在し、2体でバイク、ディノチェイサーを構成するディノスとチェイスもそれにあたるんだとか。
ディノスとチェイスも獣電池をコネクタとしてドッキングするのか。
ノブハルのニックネームが凄い勢いでオッサンに定着しそうな件。

ローヤローヤとの戦いで、自分だけの剣を見付けたソウジ。生身アクション多めの戦闘が格好良いですね。

巨大戦では、キョウリュウジンステゴッチザクトルが登場。そのままじゃねーかw
何の説明も無しにドリケラが分離し、ザクトルがカミツキ合体。
コクピットにはピンクも残留。ハブられたドリケラは退場かと思いきや、捕えられていた人々を救出

次回は、いよいよ全員集合となるかな?

燃:A+ 萌:A- 笑:B 総:A+

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ブレイブ2「ガブリンチョ!カミツキがったい」
ブレイブ4「うちぬけ!ゆうきのガブリボルバー」

特撮

「私が噂の魔法少女ビースト!貴方をパクっと━━食べてあげるわ♪」

OPにオールドラゴンも含めてドラゴンスタイルのカットが追加。
さて、大学をさぼり、フラフラしている孫を実家に連れ戻すため、仁藤の祖母、敏江さんがやって来た。

この敏江おばあちゃんがゲートだったから、さあ大変。彼女を狙って、ワータイガーが現れる。
しかし、仁藤はビーストのことがバレたら怒られると思い、戦えない。

無理矢理ビーストを魔法少女ということにして、戦闘に乱入するが……。って、魔法少女はねーよwwwwww
まぁ、一番自分から遠いイメージっていう発想なんだろうけど。ポワトリンのときのBGM流用すんなw
OPの歌詞を使った晴人のツッコミ上手いな!

この間、ビルの屋上にテントを張っていた仁藤だけど、今回はキャンプ場だった。屋上を使う許可は貰ったって言ってたから、そこに留まるんだと思ってたけど。

何とか、おばあちゃんを実家に帰らせようとするが、再びワータイガーが。
偶然、指輪を取り違えたウィザードとビースト。ビーストの方はスロットにはめ込む機構のため、互換性が無いが、ウィザードはスキャン方式なのでビーストの指輪も使用出来るようで。

ウォータースタイルでドルフィウィザードリングを使用すると、地中をあたかも水中のように移動出来る。
ウィザードが指輪を欲しがっていてワロタ

仁藤の隠し方が下手くそなこともあって、ビーストの正体どころか、ファントムのギミックやビーストの魔力吸収のシステムまで知ってしまうおばあちゃん。
孫のために死のうとするおばあちゃんを庇った瞬平が捕まり、さあ大ピンチ。うーむ、瞬平は役に立ってるんだか立ってないんだか……。

燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:A+

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第23話「決戦」
第25話「命の選択」

特撮

「情けねぇな。そのためのアンタの強さだろ」

今回はノブハルとアミィのエピソード。ノブハルは何でも屋を営んでいる。何だよ、何でも屋ってw
いかようにでもエピソードが作れそうな設定だな。

ノブハルは妹の優子と、その娘、理香との3人暮らし。優子の旦那さんは既に亡くなっているらしい。
優子がデーボスとキョウリュウジャーをいっしょくたにしているため、正体は秘密。
って、優子の中の人、デカイエローじゃないですか!凄いところに先輩をキャスティングしたな!

アミィは執事のジェントルに自分が荒々しい性格であることを秘密にしている。
ダイゴ以外はお互いの正体を知ってるのかと思ってたんだけど、この時点ではお互いに知らないのね。

デーボス軍では、デーボスの求める感情の選定が行われていた。そのときにデーボスが最も求める感情を集めるためにデーボ・モンスターが生み出されるらしい。
今回は哀しみのデーボ・ペシャンゴ

正体がバレるのを恐れて、変身出来ないノブハルとアミィ。ダイゴは単身、ペシャンゴに立ち向かう。
遅れてグリーンとブラックが駆け付ける。ここで武装を呼び出すアームドオン。単純に固有武装を呼び出すだけじゃなくて、右腕に鎧が装着されるんだな。

獣電池が空になる描写と再充電のシーンがちゃんと描写されてるのはアレか。電池というギミックをアピールしたいわけか。

何とかペシャンゴを撤退させたものの、ノブハルは迷ったまま。多くの人に正体を知られてしまえば、家族が危険に晒される、弱点になってしまう、と。
いきなり重い話が来たな。

しかし、ダイゴは言う。ノブハルの強さを信じていないのはノブハル自身だけだと。おいおい、2回目から、いきなりアツいじゃねーか。

2回目にして、早くも幹部が戦場に登場。アイガロンがいきなりやって来てビビる。そこまで強いという感じでもなかったけど。

ペシャンゴを撃破するものの、そこへキャンデリラとラッキューロが現れる。お手手繋いで、うふふきゃっきゃな登場で吹いた。
ラッキューロがスクスクジョイロを使って復活水を上げると、ペシャンゴが巨大化。
彼等はデーボスの細胞から生まれているから、大きくなれるとか何とか。
って、公式サイトによるとラッキューロはキャンデリラの部下なのね。喜怒哀楽の幹部の中に明確に上下関係があるのか。

で、待望のカミツキ合体。ブルーの獣電竜ステゴッチとピンクの獣電竜ドリケラが登場し、ガブティラと合体。
合体のプロセスとして、ガブティラがステゴッチとドリケラの獣電池を一度ガブリンチョしてから合体。獣電池そのものがコネクタになってるのか。
この辺のギミックは今後の合体でも守られるのかな。音声うるせぇw

EDの歌詞をよく見たら、既にカタログバレされてるプテラゴードンの名前まで入っていた件。

そういや、坂本監督がハリケンブルーとデカイエローの中の人が主演の映画をやるらしいですね。
うーむ、坂本監督は好きだけど、別に戦隊やライダーと関係無いものまでチェックするほどではないかなぁ。テレビでやってくれるなら観るけども。

燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

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ブレイブ1「でたァーッ!まっかなキング」
ブレイブ3「あれるぜ!ざんげきのブレイブ」

特撮

「お前に、フィナーレは無い」

凛子を助けたいのに、フェニックスの圧倒的な強さが、それを許さない。乱入してきたビーストに助けられ、何とか脱出に成功するウィザード。

ビーストはマントを切り替えながらフェニックスを足止めするが、セイバーストライクで1を出してしまいハズレ。
ダイスサーベルのスロットって、自分で任意に止められるわけじゃないし、しかも単純に数字が多ければ多いほど強いってシステムなのかよ。
制作者は何考えてんだw

凛子に重傷を負わせてしまったことで、落ち込む晴人だったが、周囲に励まされて立ち直る。
晴人に獲物を譲る仁藤さんが、やだ、格好良い……。

フェニックスとの最終決戦はフレイムドラゴンスタートで。だから基本スタイルの存在意義が……(´・ω・`)

ドラゴンスタイル乱舞でもフェニックスを止められない。次の手段は全てのスペシャルを発動させるオールドラゴン。要は全部乗せです。
胸から出てるドラゴスカルの所為でバランス悪くない?もうちょっと小さい方がしっくりくる気がする。

再生力を上回る力で叩き潰すのかと思いきや、宇宙にまでぶっ飛ばし、太陽に突っ込ませて、死と再生を繰り返させることに。
「お前にフィナーレは無い」とか格好良過ぎるわ。
でも、これ、いずれ太陽熱にも耐えられるレベルになって復活しちゃうんじゃね?終盤、若しくは夏の映画で復活ワンチャンあるな。

白い魔法使いの「これで1人完成した」とは一体どういう意味なのか。もう、やたら意味深だなぁ。

そしてユウゴが欠けた枠に入り込もうとするソラ=グレムリン。彼の本来の姿、正式お披露目は次回か。

燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

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第22話「不死鳥の暴走」
第24話「魔法使いの祖母」

特撮

「荒れるぜ!止めてみな!!」

37代目のスーパー戦隊は『恐竜戦隊ジュウレンジャー』『爆竜戦隊アバレンジャー』に続く、恐竜モチーフ。恐竜モチーフは、およそ10年スパンで来るらしい。

監督は『仮面ライダーフォーゼ』の坂本監督、脚本は『仮面ライダーW』の三条陸さんということで、これで期待出来ない筈がない。

OPは勢いより楽しさ優先って感じで。OPに歌詞テロップが出るのって、何年振りだ?
登場人物の紹介にもテロップが入るし、判り易くて良いな。

さて、かつて恐竜を滅ぼしたデーボス軍が復活した。デーボスの尖兵ゾーリ魔が世界各地に現れる。
今回は最初から幹部クラスが大量に居る。

・百面神官カオス
・哀しみの戦騎アイガロン
・怒りの戦騎ドゴルド
・喜びの戦騎キャンデリラ
・楽しみの密偵ラッキューロ

の5人。カオスが長となっており、ボスを復活させるために活動するっぽいな。
喜怒哀楽を司る幹部は、名前にも感情を司る感じを音読みしたものが入ってるのね。
ってか、どいつもデザインがイカスな。

ゾーリ魔に単身立ち向かう青年、桐生ダイゴを強き竜の者キョウリュウジャーとしてスカウトした賢神トリン。
彼はダイゴに獣電竜ガブティラに認められてキョウリュウジャーになれと言う。
彼は幼い頃から父親に連れられて世界中を旅して回っていたらしいけど、行方不明になったお父さんは何かしらの伏線なのか。

ポジション的に、このトリンが6人目のキョウリュウゴールドではないかと言われているが……?
確かにデカマスターっぽい立ち位置だけども。

ガブティラに認められたダイゴはガブリボルバーに獣電池をセットしてキョウリュウチェンジ、牙に勇者キョウリュウレッドに。サンバのリズムで変身って、どういう発想なんだw
ガブティラにも獣電池をセットして大暴れ。てっきり獣電竜も喋るもんだと思ってたんだけど、鳴き声だけなのね。
『ゴーバスターズ』では無くなったコレクション系のアイテムなんだけど、今年は獣電池がガッツリ登場。
やっぱり、このテのアイテムは無いと商業的に辛いか。

今回のデーボモンスターはデーボ・ヒョーガッキ。こいつもデザインがなかなか格好良くてな。

更には、ダイゴの他に、獣電竜を負かしてキョウリュウジャーになった4人が駆け付ける。

・イアン・ヨークランド/弾丸の勇者キョウリュウブラック
・有働ノブハル/鎧の勇者キョウリュウブルー
・立風館ソウジ/斬撃の勇者キョウリュウグリーン
・アミィ・結月/角の勇者キョウリュウピンク

の4人。
ブルーがガブリボルバーを取り落としていてワロタ
この色構成は史上初らしく、黄色は各メンバーのスーツに差し色として入っている。
ガブティラの相手は巨大ゾーリ魔。巨大戦用の雑魚敵扱いになるのか。

勿論、初登場補正でサクサク敵を撃破するが、ブラック達からの提案で、あくまでもキョウリュウジャーは戦いのときだけの関係で、お互いの正体は秘密にすることになる。5人の関係性が、どう変わっていくかも見所か。
EDは今年もダンス。デーボス軍も踊っており、楽しいEDに仕上がっている。

全体的に千葉繁さんのナレーションが入ってきて楽しい。アイテムの音声も千葉さんなので、凄ぇ癖になりそう。
ことあるごとに「ガブリンチョ!」って言いたくなる、きっと。
また、やたらと「ブレイブ」って単語を使うのも良い。格好良いよね、ブレイブ。

どうやら漢字は極力使わない方針みたいだな。で、どういう漢字を使うのか判らない言葉は漢字表記にして振り仮名を振る形か。

そんな感じで始まりました、『獣電戦隊キョウリュウジャー』。王道でありながら、変則って形で、面白くなりそうだ。
そうだよ、こういうので良いんだよ、こういうので。

そういや、『スーパーヒーロー大戦Z』は別に全ヒーロー集合ってわけじゃないのかな。各シリーズから代表選手が登場って形かもしれん。

燃:A 萌:B 笑:B+ 総:A+

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ブレイブ2「ガブリンチョ!カミツキがったい」

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特命戦隊ゴーバスターズ Final Mission「永遠のキズナ」

特撮

「さあ、ここからは俺様のショウ━━タイムだ」

やりたいことやってやるモードになったフェニックスの裏で、帽子を被ったファントム、ソラの暗躍が始まる。どうもワイズマンに良い感情を持っていないようだけど、今のところ何をしたいのかは不明。
今回は色んな人物と接触したけど、取り敢えず、ミサもユウゴも彼のことを知ってはいるようだったな。

凛子を捜す過程で、木崎に連絡を取る晴人。良かった、まだ出番があって……。彼が出て来たときに、まだお茶吹くんじゃないかと期待したのは俺だけじゃない筈。

フェニックスを止めるために、戦いを挑むメデューサ。石化攻撃で封殺かと思いきや、あっさりと破られたでござる。
ただ、戦闘力まで劣っているという描写ではなかったから、彼女も相当強いんだと思われ。

フェニックスとの戦いで、ウィザードはフレイムスタートからウォータードラゴンへ。えっ、基本スタイルから別属性のドラゴンスタイルへチェンジ出来るなら、基本スタイルの存在価値無くなっちゃうじゃないですかー!やだー!

ブリザードは案の定、効かなくなっている。ハリケーンドラゴンのキックストライクとスラッシュストライクで何とか撃破するものの、速攻再生されてしまう。
まさか再生+魔力回復の待機時間が、ほぼゼロにまでなっているとは……。

ここまで強くなってしまったら、最早脚本的に放置し辛そうだし、やっぱり次回で退場かなぁ。
一気に、ソラの存在感も増してきたし。

ところで、凛子のピンチが発覚するまで、やたらコメディテイストじゃなかった?晴人のリアクションがどんどんギャグっぽくなってるなw

そういや平成ライダーノベライズシリーズの発売日が色々と、ぐちゃぐちゃしてきたな……。うっかり買うの忘れそうで怖い。

燃:A+ 萌:B+ 笑:A- 総:A+

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第21話「ドラゴンたちの乱舞」
第23話「決戦」

特撮

「人間はバックアップなんて無くったって繋がっていく!!」

OPカットで最終回開始。亜空間へと突入したゴーバスターズは、ヒロムの身体からメサイアカードを抜くため、陣の格納庫へ。
そこでヒロム達はメサイアカードを抜くためには、陣の犠牲が必要であると知る。普段、おちゃらけてることが多いだけに、陣が本気のテンションになると涙腺にくる。

奇蹟的な何かが起きるかと思ったんだけど、そんなこともなく陣の本体はメサイアのバックアップと共に消滅。
陣は猶予時間で最終決戦に臨むことに。

一応、最後の変身で生身名乗りがあったけど、変に合成シーンにした所為で、何か違う感じに。普通の撮影で生身名乗りするから格好良いんだけどなぁ。
結局、本編では最後まで戦隊名を名乗らなかったな。

決戦は先に巨大戦。ゴーバスターエース、バスターヘラクレス、ゴーバスターライオーの3機でメガゾードωを撃破。

等身大の決戦では、レッド、ブルー、イエローのマスクが半壊し、3人は中の人がスーツを着て演じる扱いに。陣はアバターだからマスクが割れて中身が見えるってことにはならないんだろうか。
まぁ、樹液がそういう演出出来ないから、そっちに合わせたのかもしれんが。

エピローグは主題歌と共に。司令は陣の消滅に関しては覚悟を決めていたっぽいな。
で、ヨーコは高校に通うことに。リュウジは念願のエンジニア。ヒロムは、これから何をするか考えると。
ちょっと短めだったけど、見せるべきところは見せるエピローグだったという感じかな。

総評

ってなわけでスーパー戦隊シリーズ第36作『特命戦隊ゴーバスターズ』全50Mission+単独映画1本、これにてシャットダウン完了。

ド派手なお祭り戦隊『ゴーカイジャー』の直後ということで、様々な新しい取り組みが行われたけど、終わってみれば、大体いつも通りの戦隊だったな。
開始当初のリアル路線には超wktkしたんだけどなぁ。やはりリアル路線は厳しかったか。
あのノリなら、靖子にゃん脚本のシリアスっぷりが際立ったんじゃないかと思うわけだが。
そうなんだよなぁ、シリアスに振れたときは、かなり面白かったんだけどなぁ。

ロボ戦に焦点を当てるって話は結局、無かったことになったのかな。序盤は確かに、そういう雰囲気があったけど、話が進むにつれて、いつもの扱いになっていったし。
今年はロボの全合体があるって言ってた気がするんだけど、俺の勘違いか?それとも、どのロボットも何かしらのギミックで噛んでまですよってことだったのか。

果たして『スーパーヒーロー大戦Z』ではビートバスターは復活するのか、はたまた追加戦士は全員ハブられるのか……。

次は37代目『獣電戦隊キョウリュウジャー』です。楽しみ過ぎるわ……。

燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
Mission49「覚悟と選択」

シリーズリンク
獣電戦隊キョウリュウジャー ブレイブ1「でたァーッ!まっかなキング」

映画リンク
獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦! さらば永遠の友よ

ノベライズ,特撮,講談社キャラクター文庫

小説 仮面ライダーファイズ (講談社キャラクター文庫)
著:井上 敏樹

━━こいつ、やっぱ牛乳瓶じゃ我慢できなくなったか……━━

講談社キャラクター文庫2013年1月の新刊。約2日の積み。『アギト』と同時発売。
著者はテレビシリーズのメインライターを務めた井上。
本作は、2004年にノベルスで刊行された『仮面ライダーファイズ正伝 異形の花々』の文庫落ちという形式となっており、新たに書き下ろしが追加されている。

ノベルスも買って読んだけど、今、改めて読んでも相当にえげつない内容だな。読者を精神的フルボッコにする感じ。
ちびっこへの配慮が必要無い媒体だからって、やりたい放題過ぎる。特に、草加のやることやられることが、えげつなくてえげつなくて。
勿論、根本的な設定が大分違います。

でも、このノベライズシリーズ、ニチアサにCMやってんだよな……。大型書店なら、普通に置いてあるし、何も知らない純真無垢な子供が買っちゃう恐れが……。

群像劇+心理描写にウエイトを置いているので、その分、戦闘描写やライダーに関する設定の説明は薄い。

まぁ、1回読んでるから、戸惑うこともなく、残酷な展開を味わうことが出来たわけだが。いや、黒い話も好きなんですよ?
ってか、何で、こういう黒い話が好きなのに、子供向け特撮の脚本なんぞ書いているのか……。

次は2013年2月に『龍騎』『キバ』、3月に『響鬼』『電王』、4月に『剣』『ディケイド』と続く……筈。

燃:C 萌:B- 笑:B- 総:A+

シリーズリンク
小説 仮面ライダーアギト(2013/01)
小説 仮面ライダー剣(2013/03)