電撃文庫

ストライク・ザ・ブラッド (6) 錬金術師の帰還 (電撃文庫)
著:三雲 岳斗 イラスト:マニャ子

「やっぱりわたしが少しでも目を離すと、先輩はすぐに危険なことに首を突っこんで、知らない女の人と仲良くなるみたいですね」

2013年2月の新刊。約6ヶ月2週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。『サイハテの聖衣』2巻からは隔月刊行。
前にも書いた気がするけど、何でヒロインがいっぱい居るのに、表紙は雪菜一択なのか……。

さて、修学旅行で本土に行くことになった雪菜達。一時的とはいえ、監視の目が無くなることを喜ぶ古城だったが、時を同じくして、〝賢者の霊血(ワイズマン・ブラッド)〟の復活を目論む錬金術師が絃神島へとやって来ていて……。

古城は雪菜に連れられて、絃神島にある獅子王機関の支部へ。そこには紗矢華さんをモデルにした人形がメイドの格好で働いていた。
紗矢華さんそっくりの人形に色々出来るとか夢が広がりまくりんぐだな!

世界最強とは言われつつも、ピーキーな能力のため、やっぱりピンチに陥る古城。そんな彼の危機を救ったのは凪沙だった。正確には彼女の中の眷獣〝妖姫の蒼氷〟のお陰だけど。

これによって目覚めるのは新たな眷獣〝水精の白鋼(サダルメリク・アルバス)〟。今度こそ浅葱が犠牲になると思ったんだけど、別にそんなことはなかったんだぜ。
凪沙は古城に何かあったときのためのセーフティになってるってことなのか。

で、やっぱり第四真祖は強大な敵に対するカウンターっぽいな。その相手が、いつになったら出て来るのかは判らんけど。

そして、どうも古城のお母さんの勤め先で保護されているらしきアヴローラ。消滅したんじゃなかったの?

次は2013年4月に7巻『焔光の夜伯』、7月に8巻『愚者と暴君』、10月に9巻『黒の剣巫』。

燃:A 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
ストライク・ザ・ブラッド5 観測者たちの宴(2012/10)
ストライク・ザ・ブラッド7 焔光の夜伯(2013/04)

アニメ,コミカライズ,電撃文庫

「お友達あるところ、婚后ありですわ!」

学究会でのドタバタは婚后さん達の協力もあり、事無きを得た。ファミレスでパフェを突ついたり、銭湯に行ったりして、大ハシャギのフェブリだったけど、今度は美琴が無人の駆動鎧に狙われて……。

駆動鎧には、美琴の電撃を受け付けない細工が施されていた模様。あの紫色のアイテムは一体何なんだろうか。

また、フェブリを危険にさらしかけた途端、動きを止めた駆動鎧。フェブリ自身も長点上機のものらしいのだが……。

『冥土帰し』によると、フェブリは人造人間らしい。それが意味するものは……。
いやしかし、婚后さん、妙に出番多いなw

燃:A 萌:A 笑:B 総:A+

エピソードリンク
#19「学園都市研究発表会」
#21「闇」

コミカライズ,電撃文庫

狼と香辛料 (9) (電撃コミックス)
作画:小梅 けいと 原作:支倉 凍砂 キャラクターデザイン:文倉 十

「ふむ、人の雄は惑わされてばっかりじゃな」

2013年8月の新刊。
表紙は、ここぞとばかりにエーブさん。ノーラが表紙だったときとは色合いが対称的だな。

さて、エーブと親交を深めるロレンス。ホロがヤキモチを焼きまくって、がっつりラブコメ展開だ!と思ったら、別段そんなこともなかったでござるの巻。

気付けば、もう9冊目ということで、流石に絵のクオリティだけで買い続けるのは、しんどくなってきたか。
それにゲストヒロインのエーブさんが全然、俺の好みじゃないんだよな<どうでも良い

ボチボチ切り時ということか……。

燃:C 萌:A- 笑:C 総:B+

シリーズリンク
狼と香辛料 <Ⅷ>(2012/10)

コミカライズ,電撃文庫

ロウきゅーぶ! は~ふたいむ (1) (電撃コミックスNEXT)
原作:蒼山 サグ 作画:たかみ 裕紀 キャラクターデザイン:てぃんくる

「へい!まほ汁一丁!」

2013年8月の新刊。本編コミカライズ6巻と同時発売。
さて、新たなるコミカライズは慧心女バスの日常を描くスピンオフ。と言いつつも、実際の内容は夏休みの物語となる原作6巻と7巻のエピソードをオリジナル要素を混ぜつつ、再構成したもの。
掲載誌は電撃G’sFsetival!COMICで、作画は本編コミカライズと同じくたかみさん。

多分、今のペースで本編コミカライズを連載していても売り時を逃しちゃうから、それなら今の内に出せるもんは出しておきたいって考えなんだろうな。
流石に原作が終了してもコミカライズを続けられる『シャナ』や『狼と香辛料』クラスではないだろうし、アニメ放映中の勢いは必要だろう。

ぶっちゃけ、本編コミカライズと何の違いもありません。いつも通り面白いです。
とはいえ、花織さんの出番が多いので、俺得と言わざるを得ない。
花織さん、お茶目でエロ可愛いよな?な?

今回は夏祭り編が終わったけど、全3巻くらいで構成するつもりなのかな?

燃:B 萌:A+ 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
ロウきゅーぶ! は~ふたいむ <2>(2014/09)

原作リンク
ロウきゅーぶ!⑥(電撃文庫、2010/10)

コミカライズリンク
ロウきゅーぶ! <1>(2011/04)

コミカライズ,電撃文庫

ロウきゅーぶ! (6) (電撃コミックス)
原作:蒼山 サグ 作画:たかみ 裕紀 キャラクターデザイン:てぃんくる

「…負けちゃいましたね」
「あんまり悔しそうじゃないな」
「悔しいですよう。でも、このチームでみんなとするバスケが楽しすぎて、楽しい気持ちの方が勝っちゃってる感じです」

2013年8月の新刊。別コミカライズ『は~ふたいむ』と同時発売。
表紙は2巡目に突入なんだけど、『は~ふたいむ』の方がもっかん表紙のためか、こちらは、まほまほと紗季。
2人同時に登場なんて、もしかして完結が近いのだろうか……。

さて、今回は原作4巻VS硯谷後半戦と5巻VSかげつ編前半を収録。紗季の悔し涙が涙腺にガッツンガッツンきやがるぜ……。

かげつはアニメと大分イメージが違うな……。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
ロウきゅーぶ! <5>(2013/03)
ロウきゅーぶ! <7>(2014/03)

コミカライズ,電撃文庫

とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 (9) (電撃コミックス)
作画:冬川 基 原作:鎌池 和馬 キャラクターデザイン:はいむら きよたか

「さぁ実験を始めよう。御坂君は天上の意思(レベル6)に辿り着けるかな?」

2013年8月の新刊。
さて、食蜂さんの罠で孤立してしまった美琴……かに見えたが、どうやら食蜂さんにも悲願があるようで……。

今回もまた事態の裏には木原幻生の存在があるようなのだが、この人って初出はどこだったっけな……。

今回のエピソードは美琴と食蜂さんのレベル5コンビの活躍が肝になっていくんだろうか。
それにしても、運動音痴を指摘されて焦る食蜂さん可愛いな。

どうやら事態には上条さんも絡んできそうで……。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
とある科学の超電磁砲 <08>(2012/10)
とある科学の超電磁砲 <10>(2014/07)

コミカライズ,電撃文庫

ミスマルカ興国物語 (4) (角川コミックス・エース 267-4)
原作:林 トモアキ 漫画:浅川 圭司 キャラクター原案:ともぞ

「当然だろう。泣いて戦争が止められるなら、涸れるまで泣き続けてやるさ」

2011年4月の新刊。
『戦闘城塞マスラヲ』のコミカライズと同時期に始まり、同時期に打ち切り完結の憂き目を見るという。
原作Ⅱ巻のラストまでを描く。

マヒロが策を巡らすシーンや戦闘シーンは漫画ならではの表現となっており、つくづくアニメ化すれば良いのに……と思わざるを得ない。
最近のスニーカーは、え、それアニメ化すんの……?ってのばっかりだからな。

ゼンラーマンは良くやったと言わざるを得ない。あー、ここは是非アニメで見たかったよなー。
ってか、ゼンラーマン、身体能力高過ぎだろw

今回もちゃっかりサービスカットが色々と。半分以上がマヒロの妄想ですが。
あと、ユリカ姫が原作よりも表情豊かに思えて可愛いですね。

総評

そんな具合で、今度こそアニメ化するのかと思われたスニーカー文庫原作『ミスマルカ興国物語』全Ⅳ巻、まだまだ序盤の段階で打ち切り完結です。コミックスだけで言うと、足掛け1年3ヶ月か。

『マスラヲ』と並んで、良コミカライズだったと思うわけだが、何故もっと続けられなかったし。
メディアミックス用のお茶濁しコミカライズに比べたら、よっぽど良い出来だと思うんだけどなぁ。まぁ、そこは大人の事情が絡んでるんだろうけども。

燃:A 萌:A 笑:A- 総:A

シリーズリンク
ミスマルカ興国物語 <Ⅲ>(2010/11)

アニメ,電撃文庫

「見せてあげる、猪の戦い方を!」

原作10巻は短編集なので飛ばしまして、11巻突入。それも昴の誕生日はすっ飛ばして、いきなり大会です。
まほまほのお父さん、風雅さんが登場し、ミニバスの大会を開いてくれることに。

5年生チームの練習風景では、キャラソンが挿入曲として使われましたね。こういうの、もっとやっても良いのよ。

あれ、総集編を挟んだのに作画のクオリティ、むしろ下がってね……?
勿論、次回はスク水にぶっかけを期待してい良いんですよね?ね?

燃:B+ 萌:A- 笑:B- 総:A

エピソードリンク
番外編
The 8th game「I Wish with You」

メディアワークス文庫,雑誌,電撃文庫

電撃文庫 MAGAZINE (マガジン) 2013年 09月号 [雑誌]

『ロウきゅーぶ!』

表紙。たまには、もっかん以外のキャラが出ても良いのよ。

ゲームは第2弾が出たと思っていたら、早くもPSVitaで第3弾が発売決定だそうで。結構売れてるのか……。

コミカライズ宣伝漫画には、しれーっと雅美が先行登場。「すし!すし!」じゃねーよw

短編は、いずれ文庫に収録されるだろうと思って流し読み。いやだって、雑誌であのページ数はしんどいすて……。

『とある魔術の禁書目録』

ガンガンとガンガンONLINEにて、ゆるふわ4コマ『とある日常のいんでっくすさん』が連載開始。
何故今更……。むしろ今まで無かったのが不思議なくらいだよな。

『ゴールデンタイム』

アニメ制作はJ.C.STAFF。これは最早大勝利と考えて良いのでは……?まぁ、『とらドラ!』とはスタッフが違うっぽいけども。
こちらが当たり過ぎると、同期の『ストライク・ザ・ブラッド』が空気になりそうで怖いなw

『ストライク・ザ・ブラッド』

こちらのアニメは電撃文庫創刊20周年記念作品のようで。え、『ゴールデンタイム』じゃなくて、こっちがそうなの……?
PVを見た感じでは悪くなさそうだったけど……。「戦争」と「聖戦」のケンカは普通にケンカって言っちゃうみたいだな。

『ソードアート・オンライン』

年末に特番『Extra Edition』が放送決定。総集編+新作映像らしいけど、流石にこれで2期やらなかったら嘘だよな。
新作映像ってのは、短編1本くらいやるんだろうか。

本編コミカライズは、どう見ても触手プレイです。本当に有り難う御座居ました。

『アクセル・ワールド』

本編コミカライズは『バーサス』決着編なんだけど、直葉のおっぱい強調され過ぎだろ……w

『生贄のジレンマ』

いつの間にか映画のDVD発売までいっていた件。何だか、全然盛り上がってなくね?

『池袋東口ストレイキャッツ』

『キノの旅』に続いて新聞連載決定。これからは何かしら新聞連載作品がある状態になるのかな。

『魔法科高校の劣等生 二年度の部 ダブルセブン編 第六回』

今回にて『ダブルセブン編』は終了、と思ったら速攻文庫化決定。次号予告にタイトルが無いから、連載はこれで終了っぽいな。

『ブラック・ブレット』

このプッシュ具合はアニメ化くるんじゃねーか……?

『フルスケール・サマー』

掌編がちょっと面白かったので文庫買ってきました。

『我が家のダンジョン!(仮)』

『シースルー!』を連載していた天羽さんが、また連載を始めるそうで。モンスター娘続々登場予定らしいけど、どうなんだろうね。

『ロストウィッチ・ブライドマジカル』

藤原祐さんが送る新シリーズ。イラストはまたしても椋本夏夜さん。このコンビでは4シリーズ目か。 勿論、今回も暗い系みたいですね。

雑誌では前日譚を短期集中連載だそうで。

野崎まど劇場

連載20回到達記念特集有。特集イラストの大集合感が素敵。これなら文庫2巻発売も狙えるんじゃね?

今回の『二十人委員会』も面白くてなぁ。アホなノリなのに、最後でハートフルに落ちるから困る。

『やがて魔剱のアリスベル』

連載中の『ヒロインズ・アソート』が早くも文庫化決定。連載自体は今回でラストっぽいけど、文庫化するなら流し読みで良いかと。

『失恋探偵ももせ 東雲女子高事件(Unreliable narrator)』

おいおい、どストレートにNTRとか、どういうことなの……。ガチでキツい失恋じゃねーか……(´・ω・`)

電撃コラボレーション 終わらない夏を終わらせる五つの方法

文庫付録。コラボは久し振りだな。住人達が残した後悔によって、終わらない夏に囚われた街の物語。
ベースとなる世界観のためか、ハジケている作品が1つも無かったのが残念か。

電撃文庫創刊20周年大感謝プロジェクト

一部の人気シリーズが期間限定でリバーシブルカバー仕様に。書き下ろし要素のあるシリーズもあるみたい。
流石に買い直す気にはならんが……。

新刊情報

え、『アリス・リローデッド』はもしかして3巻で完結なの……?大賞受賞作品は流石に打ち切りにするわけにはいかないから、無理矢理にでも完結させるとか聞いたことがあるけど……。

10月には三河ごーすとさんの新作『祓魔学園の背教者(ミトラルカ) -祭壇の聖女-』が出るけど、『ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー』って終わったの?

文春文庫から刊行されている『半分の月がのぼる空』は、まさかのイラスト付き。パッと見、山本ケイジさんの絵に見えたけど、違う人らしい。
しかし、どういう層に読ませたいのだろうか……。

燃:B 萌:A 笑:A- 総:A

雑誌リンク
電撃文庫MAGAZINE Vol.32(2013年7月号)
電撃文庫MAGAZINE Vol.34(2013年11月号)

コミカライズ,電撃文庫

魔法科高校の劣等生 (3) (Gファンタジーコミックススーパー)
作画:きたうみ つな 構成:林 ふみの

原作:佐島 勤 キャラクターデザイン:石田 可奈

「自分で追い込んで自分でフォローするとは凄腕のジゴロだね」

2013年7月の新刊。
表紙は達也とエリカ。もしかして達也と美少女誰か1人という構成にしていくつもりなんだろうか。

さて、加速する『入学編』。安定の作画と、図を用いた理解り易い魔法の解説でサクサク読める。
会長可愛いよ会長。

魔法科高校の女子制服を初めて見たときは、なぁにこれぇ状態だったけど、コミカライズを読んでいたら、アリな気がしてきた。ヒラヒラ部分の作画が大変そうだけども。

不穏な空気が漂い始め、戦闘シーンも増えてきたが、レオの戦い方なんかは漫画向きなんだよなぁ。
アニメでどうすんだと思ってたけど、こんな感じでやれたらウケそうだな。

燃:A- 萌:A 笑:B- 総:A

シリーズリンク
魔法科高校の劣等生2 入学編〈2〉(2013/01)
魔法科高校の劣等生4 入学編〈4〉(2013/12)