GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール 2 (GA文庫)
著:榊 一郎 イラスト:神奈月 昇

「貴様が人の心の狭さを言えた義理か!このサド幼女!」
「やかましい、パチモン幼女!」

2012年10月の新刊。約1日の積み。3ヶ月振りの新刊。『エイフォニック・ソングバード』からは隔月刊行。
通算64冊目。

表紙は水着姿のイアリティッケ。今回も本筋と一切関係無いよ!いやしかし、どうせならスク水をですね……。

さて、中巻。陸軍に悪用されたくない、けども破壊は出来ないという奏世楽器を誰の手にも届かないところに隠すことにした学院長達。
秘密を知る数少ない者であるフォロン達は、その手伝いをさせられることに……。

加筆修正してるらしいけど、せいぜい表現を変えてるくらいなのか、1巻にあったような明確な加筆パートは無さそうだな……。

そんな中、サーギュラントが良い味を出してるから困る。そろそろサーギュラントとイアリティッケが主役で1冊くらい書いても良いのよ?

コーティとその他のメンバーの諍いは流石に読み飽きてきた感があるよな。天丼にしても、しつこいというか。

後書きで、しれーっと学生編のキネティックは後1本構想があるって言ってるんだが、ちゃんと発売されるんだろうか……。

しかし、シェアード・ワールドと言いつつも最近は榊さんが頑張って、1人で出してるよな。そろそろ新しい作家さんを1人くらい増やしたらいいのに。
GA文庫も新人の数が増えたんだし、1人くらい連れてこようぜ!

次は2012年11月に『ディサイディング・クリムゾン』。うぉおおおおおおお、遂に本編新刊クル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

そういや、GA文庫マガジンで、みかきみかこさんによる4コマらしきもの『神曲奏界ポリフォニカ あなざ~』なんてものが連載されてるそうですね。

燃:B+ 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール(2012/07)
神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール <3>(2013/03)

シェアード・ワールドリンク
神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード <2>(2012/08)
神曲奏界ポリフォニカ ディサイディング・クリムゾン(2012/11)

GA文庫

異能バトルは日常系のなかで 2 (GA文庫)
著:望 公太 イラスト:029

難読漢字、かっけー。
利用頻度が低い方の漢字、かっけー。

2012年10月の新刊。積んでない!!4ヶ月振りの新刊。
1巻読み終わってから気付いたんだけど、この人、HJ文庫からも『僕はやっぱり気づかない』でデビューしてたんだな。しかも、そこそこの巻数出しているという。
表紙は灯代に続いて、寿来の幼馴染み鳩子。今回も可愛い表紙で何よりです。というか、おっぱい!おっぱい!

帯には中二繋がりで、同レーベルの『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』のヒロイン真涼の推薦文が。

今回も中二センスとパロディが俺のツボにがっつんがっつんクる。「プリティでキュアキュア」と「ギルティでクラクラ」が対になっていて吹く。

ダークネスムーンブレイクとかリントの言葉で話せとか、もう『這いよれ!ニャル子さん』とコラボしようぜ!絶対悪ノリし合って収拾つかなくなるだろうけど。

今回は表紙に出てることもあり、鳩子がメインヒロインか。中二病と、それをどうあっても理解出来ない人の関係性が描かれている。
鳩子がブチ切れるシーンは真面目なシーンの筈なのに、どさくさに紛れて電撃文庫『ストライク・ザ・ブラッド』がディスられていて吹いた。「ケンカ」と書いて「聖戦」って読むと言えば『ストライク・ザ・ブラッド』だよね?

正直、センスが狂おしいレベルでツボ。時と焔の複合技(ユニオンスキル)、原罪時刻(タイムイズギルティ)。
「時は━━」「━━罪なり」とか、もう格好良過ぎて涙出て来るレベル。
そら俺も格好良い技名とか叫びたくなるわ。

GA文庫マガジンでは、桐生一を主人公とした外伝、『日常系は異能バトルのために』が連載中らしい。
文庫化するか判らないって言ってるけど、流石に短期じゃない連載なら文庫化するだろう……。え、する……よね……?

いやしかし、このシリーズ、すげー面白いな。中二という要素に対する切り口が絶妙というか。ただ、中二要素を羅列してるだけじゃなくて、ちゃんとした落とし所が用意されてるのが良い。
積み重ねられたテンプレートの先にあるものって感じもする。

燃:A+ 萌:A+ 笑:A+ 総:S-

シリーズリンク
異能バトルは日常系のなかで(2012/06)
異能バトルは日常系のなかで <3>(2013/03)

富士見ファンタジア文庫,雑記,電撃文庫,GA文庫

予約していたものを引き取ってきました。前回トラブルがあって持って帰れなかったものも。
ブツは、

・C^3 -シーキューブ- ⅩⅤ
・鋼殻のレギオス22 ウィンター・フォール(下)
・おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! <5>
・デーゲン・メイデン 2.池袋、穿孔
・神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール <2>
・這いよれ!ニャル子さん <10>
・お前のご奉仕はその程度か? <5>
・異能バトルは日常系の中で <2>

の計8冊。

ファンタジア文庫では、『デーゲンメイデン』はコミカライズ最速決定らしいけど、え、最速……?そうだっけ?
新シリーズ『フロムエース1 可愛すぎるクラスメイトとバイトするんだけど、何か質問ある?』は買おうと思ってたんだけど、店頭で全く存在を思い出さなかったぜ……。

そして『東京レイヴンズ』がようやくアニメ化決定。開始早々アニメ化気配を出していた割には発表まで時間かかったな。思ったより人気が出なくてポシャったかと思ってたわ。
ただ、このパターンでアニメ化企画進行中ってなると、焦らしに焦らした揚句、ZEXCS制作+逸郎監督で開始前からお通夜→大爆死の可能性が高いから困る。
ドラゴンエイジではスピンオフコミカライズが始まるらしいですね。

更に、『神様のいない日曜日』もアニメ化決定。え、ギャグ……?まぢなの?
今のご時世にアニメ化して売れるのか……?いや、的確に好きな層を狙えれば良いんだろうけど……。
まぁ、そんなこと言いつつ、いざ始まったらアイちゃんペロペロ(^ω^)フヒヒとか言う奴が続出しそうだが。

GA文庫では、『這いよれ!ニャル子さん』がアニメ2期決定。あれ、そんなに評価高かったんだ……。
アンソロコミックはスルーしようかと思ったんだけど、参加メンバーが結構面白そうなので、取り敢えず買いで。

『異能バトルは日常系の中で』は早くもドラマCD化決定。取り敢えず、編集部としては推したいシリーズのようで安心した。アニメ化期待。
『うちの居候が世界を掌握している!』がコミックBLADEでコミカライズ決定。BLADEにラノベのコミカライズが載るのって初めてかな?

『ゆうれいなんか見えない!』は一旦停止するそうです。同時期にファミ通文庫から新作『覇剣の皇姫アルティーナ』出すとか、編集部と揉めてるとしか思えんのだが……。
あれか、むにゅうさんのスケジュールと合わなくて絵師完全交代の危機なのかしらん。

来月は『幻國戦記CROW』がいよいよ始動。これって何年も前にGAマガジンで近々開始って感じで特集が組まれたにも関わらず全然始まらなかったアレだよな?
まぁ、別に買うわけでもないんだけど<何なんだ

コミカライズ,GA文庫

這いよれ!スーパーニャル子ちゃんタイム① (フレックスコミックス)
原作:逢空 万太 漫画:星野 蒼一朗 キャラクター原案:狐印

「お前らはなんで飲むのが前提なんだ…」

2012年4月の新刊。
FlexComixブラッドで連載中の、GA文庫人気シリーズのコミカライズ。
タイトルはスーパーヒーロータイムからかな?

内容は4コマ+ショートコミック。基本的なところだけ原作の設定準拠で、後は好き放題。
時系列なんかは完全に無視されており、季節のイベントが普通に行われている。

本編コミカライズより、よっぽど原作に近いテンションだと思う。
オリジナル要素として、ようじょ化したシャンタッ君がほぼレギュラー+ようじょ化したナイトゴーントが登場。
まぁ、ようじょというかマスコットキャラみたいな。
巻末には、GA文庫マガジン出張分も収録。

うーむ、ショートコミックはノリが楽しいところもあるんだけど、滑ってるときもあって、平均を取ると、あんまり高いランクにはならないかなぁ、と。
4コマを減らして、ショートコミックの本数を増やせばバランス取れるのでは。

あと、ニャル子のセーターが可愛いですね。
とはいえ、これはもう切りで良いかな……。

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:B+

原作リンク
這いよれ!ニャル子さん(2009/04)

コミカライズリンク
這いよれ!ニャル子さん <1>(2012/04)
這いよれ!ニャル子さん コミックアンソロジー(2012/11)

GA文庫

這いよれ!ニャル子さん 9 (GA文庫)
著:逢空 万太 イラスト:狐印

「……少年は目先の事に固執して大局を見失うタイプ」
「お前らは自分の作った設定すら見失ってるじゃねえかよ」

2012年4月の新刊。約6ヶ月1週間の積み。半年振りの新刊。
表紙は仮面ライダーBLACK。限定版の表紙はBLACKRXで。

さて、今回は劇場版を意識して書かれているらしく、当然消滅してしまったニャル子達を救うため、真尋がイス香と共に冒険を繰り広げる展開に。
え、そんなに劇場版チックかな……?どっちかっつーと、テレビスペシャルって感じ。

絶対、章タイトルに『仮面ライダーフォーゼ』のサブタイを入れてくると思ったんだけどなぁ。
無かったので、ちょっとガッカリだわ。

そろそろ、パロディネタだけではしんどくなってきた気がしないでもないのだが……?
もうちょっとラブコメなり、ハートフル展開なりしても良いのよ?
次は2012年10月に10巻。

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
這いよれ!ニャル子さん <8>(2011/10)
這いよれ!ニャル子さん <10>(2012/10)

コミカライズ,GA文庫

這いよれ! ニャル子さん 1 (ヤングジャンプコミックス)
原作:逢空 万太 漫画:岡崎 圭 キャラクター原案:狐印

「萌えって、全宇宙共通なんだなと…」

2012年4月の新刊。
GA文庫の人気シリーズがミラクルジャンプでコミカライズ。ミラクルジャンプにラノベのコミカライズが連載されるのは初めてか。
ってか、何故ミラクルジャンプを選んだし。内容から考えると、もっと相応しい掲載誌がありそうなものだが……。
まぁ、敢えて違う読者層を狙ってるのかもしれないけど。

基本的には原作準拠の展開。いや、どっちかっつーと、アニメのノリの方が近いかなぁ。
折角ビジュアルがあるんだから、もっと色々パロディをやっても良かったと思うんだけど、その辺は控えめかな。

作画のクオリティも高いとは言えず、うーむ。酷いと言うほどではないけど、買い続けるほどでもないという。

燃:C 萌:B+ 笑:B- 総:B+

原作リンク
這いよれ!ニャル子さん(2009/04)

コミカライズリンク
這いよれ!スーパーニャル子ちゃんタイム VOL.1(2012/04)

這いよれ!ニャル子さん コミックアンソロジー(2012/11)

GA文庫

這いよれ!ニャル子さん 8 (GA文庫)
著:逢空 万太 イラスト:狐印

「惑星保護機構エージェント、ニャルラトホテプ!前回の三つの出来事!」

BGM脳内再生余裕でした(^q^)

2011年10月の新刊。約11ヶ月4週間の積み。半年振りの新刊。『深山さんちのベルテイン』2巻からは4ヶ月振り。
やった、辛うじて1年積みは回避したぞ!<威張るな
表紙はZXの変身ポーズだそうで。知らねぇ……orz

さて、今回は、まさかのハス太とルーヒーメイン回でござる。てっきり脇役扱いで、仲良くなっていくのかなーと思ってたんだけど、がっちりメインとは……。
ハス太とルーヒーの関係性は結構ハートフル路線で良いと思います。

基本的に、すんげーしょうもない内容なんだけど、これ元ネタ何だっけな?って思い出しながら読むから、割と時間かかっちゃうんだよなぁ。
今回は、こちらから『ベルテイン』へのリンクがあったりも。

この本の発売日は『仮面ライダーフォーゼ』の放送開始から1ヶ月ちょいしか経っていない筈なのだが、ちょこちょこネタが入っているってことは結構、原稿がギリギリだったのだろうか……。
後書きは、少なくとも1話を視た後に書かれてるし……。

次は2012年4月に9巻、10月に10巻です。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A-

シリーズリンク
這いよれ!ニャル子さん <7>(2011/04)
這いよれ!ニャル子さん <9>(2012/04)

著者リンク
深山さんちのベルテイン <2>(2011/06)

アニメ,GA文庫

「私が見ているのは世界よ!」

最終回後の総集編という、蛇足にも程がある構成。どうもオリンピックの影響による尺調整らしい。

12回分を1話にまとめているので、物凄い圧縮展開。なのに、勝家の胸揉みやら、光秀の温めてあげるやらは残ってるワナ。
信奈の、あーんをカットした構成、絶対に許さない。

近衛を倒した信奈の元へ良晴が駆け付けるシーンはEDが重ねられていて、最終回より、ちょっと最終回っぽかったな。

総評

っつーわけで、GA文庫原作の天下布武ラブコメディ『織田信奈の野望』全12回+総集編、これにて終了。
期待していない作品ほど面白いの法則発動でござるの巻。

かなり原作改変されていたらしいけど、原作準拠過ぎて何の盛り上がりも無いまま終わってしまうよりはマシなんじゃないかと思う。
まぁ、原作未読組だからこそ言えることかもしれんけど。

作画が高水準で安定していたのも良かったですね。みやま零さんの絵の再現度が高かったのが個人的にはポイント高いです。信奈可愛いよ信奈。伊藤かな恵さんボイスもツボ。

2期は十分圏内だと思うが、果たして……。このままGA文庫の快進撃くるか?

燃:C 萌:A 笑:B- 総:B+

エピソードリンク
最終回「天下布武」

GA文庫

深山さんちのベルテイン 2 (GA文庫)
著:逢空 万太 イラスト:七

「雨、降らなくてよかったね。織姫さんも彦星さんもデート日和だ」
「……あんた、時々すごい恥ずかしいこと言うわね」
「……うん、今のは自分でもどうかと思った」

2011年6月の新刊。約1年3ヶ月3週間の積み。6ヶ月振りの新刊。『ニャル子さん』7巻からは隔月刊行。

さて、第2巻。おや、何やら失速した感が……?理々や耕平のお母さんの出番が増えて来たのは年上のお姉さん祭りわっしょいといった具合だけど、足りない!ハートフル成分が足りない……!

何でだろうな。家族ものっぽい雰囲気なのに、何故俺のハートに来ないのか。
思うに、ベルさんの存在の所為で、変にコメディチックになってしまっているのではなかろうか。
もっと可愛らしいマスコット的扱いだったら良いのかもしれん。

今回は『這いよれ!ニャル子さん』サイドから、ニャル子、クー子、頼子さんがちょろっと登場。
いずれも明言されていないため、恐らくという話だけどな。

次は2011年10月に『ニャル子さん』8巻、2012年4月に9巻、10月に10巻です。
この刊行ペースだと、もうこっちは出ないのかしらん。まぁ、出ても、あんまり買う気しないけど。

燃:C 萌:B+ 笑:B 総:B+

シリーズリンク
深山さんちのベルテイン(2010/12)
深山さんちのベルテイン <3>(2014/02)

著者リンク
這いよれ!ニャル子さん <7>(2011/04)
這いよれ!ニャル子さん <8>(2011/10)

アニメ,GA文庫

「夢が受け継がれる世界を作るのが、天下人の役目よ!!

実に最終回らしい最終回。まぁ、OPは普通に流れたけども。
良晴の仇を討つため、近衛と対峙する信奈。流石最終回というクオリティで激突。

信奈ピンチ→生きていた良晴が駆け付ける→OPと共に反撃って流れだったら神だったんだけど、良晴は戦闘が終わってから到着すんのかよw
煙の中から飛び出て来るのが無駄に格好良くてワロタ

最後はEDとOPを立て続けに流して終了。連続で両方流れるアニメは珍しい気がする。

最後に、これから登場する武田信玄が不敵な笑みを浮かべて終了。これは露骨過ぎる2期宣言だなぁ。
途中にカットを挟む程度ならファンサービスだろうけど、ラストカットってのはな……。
さあ、総評を書くか、と思ったら、次回総集編って、どういうことなの……。

燃:A 萌:A+ 笑:B- 総:A+

エピソードリンク
第十一回「金ヶ崎の退き口」
総集編