アニメ,電撃文庫

「私、何て言おうとしたんだろう……」

さて、アニメラストを飾るのはオリジナルエピソード。構成に三雲さんが絡んでるから、多分原作者原案なんだろう。

突如、古城達の前に現れた雪菜そっくりの少女。その言動からすると、恐らく古城と雪菜の娘と思われる。
外見は雪菜そっくりだけど、瞳の色は古城と同じなんだよな。

更には金色の〝雪霞狼〟と吸血鬼の超回復力を持ち、雷の眷獣まで喚ぶという。
「おいで」って言ってたけど、多分、文章にしたら「疾く在れ」って書くんだろうなw
那月ちゃんが謎の少女の胸を揉んで得心していたのは、固有堆積時間を読み取ったんだろうか。

完全アニメオリジナルかと思ったら、電撃の海賊本に収録されているエピソードと関係してるんだな。
なんてこったい、取り敢えず該当部分だけでも先に読もう。

燃:A+ 萌:A 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
第22話「錬金術師の帰還篇Ⅲ」
最終話「暁の帝国篇Ⅱ」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「陰陽庁の要石、見事砕いてみせなさい」

これまで散々な扱いを受けていた天馬がまさかの大活躍。存在感の無さが武器になる!ってのは本人にとってどうなんだろうな。
半ばやけっぱちにになっているようにも見えるが……。

とはいえ、彼の活躍で何とか脱出出来た春虎。彼の周りには様々な人間の思惑が入り乱れていて……。
昨今のラノベ事情をガン無視するかのような男だらけのバトルでなぁ。だがそれが良い。大友先生かっけぇな。

大友先生の人気ってどれくらいなんだろうな。過去編とかスピンオフでやったら売れそうだけど。

燃:A 萌:A 笑:C 総:A+

エピソードリンク
#22「to The DarkSky -護法-」
#24「to The DarkSky -魂呼-」

富士見ファンタジア文庫

ハイスクールD×D 17 教員研修のヴァルキリー (富士見ファンタジア文庫)
著:石踏 一榮 イラスト:みやま 零

『今日のお料理は、「ディアボラ風アーシアたんのおパンティー揚げ」です』

僕達は真理に辿り着く。

2014年2月の新刊。約1ヶ月半週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙はロスヴァイセさんということで、今回は彼女のターンです。
って挿絵少ないな!2枚しかないぞ!あれか、『織田信奈の野望』の方に手を取られてるのかしら。

今回の舞台は冥界にソーナ会長達が設立したレーティングゲームの学校。お手伝いにやって来たグレモリー眷属だけど、そこへ『クリフォト』が現れて……。

ロスヴァイセさんってイッセー達とそんなに年齢が違わないんだな……。てっきり人間換算で20代前半くらいだと思ってたわ……。

石踏さん曰く、部長や朱乃さんと同じ方向性のアプローチの仕方をしてもアレだから違う方向で行くらしいけど、個人的には純情路線の方が良いな。
3年生の2人はやることが色々ドギツイんだよな……。

ソーナ会長の夢が叶うということで俄然張り切る匙。男前なところを見せたけど、果たして会長には振り向いてもらえるんだろうか……。
彼はまだ禁手化に至ってなかったんだな。インフレし過ぎていて、てっきりお馴染みのキャラはみんな至ってると思ってたわ。アーシアもまだか。

で、まさかケツとおパンティーのコラボが勝利の鍵になるとはな……。あまりにも当たり前の組み合わせであるが故に全く気付けなかったわ……。
このクソふざけたきっかけでガチのパワーアップを果たすところが、このシリーズの凄いところでなぁ。

今回のヒロインはロスヴァイセさん!これで勝つる!と思っていたら、最後の最後で部長にさらっと持っていかれた件。
え、何か唐突じゃね……?今回だけはロスヴァイセさんに勝ちを譲ってくれてもよかったんじゃね……?

燃:A+ 萌:A 笑:A 総:A+

シリーズリンク
ハイスクールD×D16 課外授業のデイウォーカー(2013/10)
ハイスクールD×D18 聖誕祭のファニーエンジェル(2014/06)

富士見ファンタジア文庫

黙示録アリス(2) (富士見ファンタジア文庫)
著:鏡 貴也 イラスト:加藤 勇樹(アークシステムワークス)

「そりゃ、僕は生まれつき性格がいいんで、世界が救いたくて仕方ないんだよねぇ」

2014年3月の新刊。約1日の積み。4ヶ月振りの新刊。『いつか天魔の黒ウサギ』13巻かは3ヶ月振り。
表紙は真之介とキリということで、真之介とヒロイン誰か1人という構成になるのかしら。
帯を外してもぱんつは見えません。

さて、高難度迷宮を突破したことで、英雄チームと呼ばれることになった真之介達。早くも白達に心を開き始める真之介だったけど、そんな折、群青が迷宮病を発症して……。

粗筋に真之介のよく知る少女が迷宮病を発症するとは書いてあったけど、それが群青だって発想は全く湧かなかったわ……。
1巻であれだけメインヒロインの扱いだったのに、まさかアッサリとこんなことになるとは……。
2巻でやるような内容じゃないよなw

それに真之介が凄い勢いで丸くなるから、まさかの2巻打ち切りかと思ってヒヤヒヤしたけど、後書きによると当初からの予定だそうで。そういや疾走感を大事にする、みたいなことを言ってたな。

少女を迷宮病から切り離せる聖剣スイッチが完成したって言うから、群青救出!勝った!『黙示録アリス』完!ってなるかと思ったら、キリが裏切るわ、群青の永久迷宮化は始まるわで絶望しかない状態で次巻へと続くという鬼引き

ちょっと仲間って良いなとか思ったらこれだよw
え、もしかして群青にはもうワンチャンも残されてないのかな……。
次は2014年5月に『大伝説の勇者の伝説』15巻。

燃:A 萌:A- 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
黙示録アリス(2013/11)
黙示録アリス No.3(2014/07)

著者リンク
いつか天魔の黒ウサギ13 最後の生徒会(2013/12)

富士見ファンタジア文庫

いつか天魔の黒ウサギ13 最後の生徒会 (富士見ファンタジア文庫)
著:鏡 貴也 イラスト:榎宮 祐

「だから、俺たちの勝ちだよ、月光。未来は変わる」

2013年12月の新刊。約2ヶ月3週間半の積み。7ヶ月振りの新刊。『黙示録アリス』1巻からは連続刊行。

さて、いよいよ世界の終わりまで24時間を切った。一応、タイトを止める術は得たものの、そのハチャメチャな代償に月光は踏み切ることが出来なくて……。

って、最後まで完全に月光が主人公ですやんか!大兎の正体が明らかになってからはそういう展開だったけど、まさか最後の最後まで主人公が交代したままだとは……。
いや、今までなかなか本心を語らなかった月光が本音を吐くシーンはグッときたけども。
表紙はヒメア1人だけど、この人も劇中であまり出番が……。

流石に、ここまでえげつない展開で畳みかけておいて、結末までえげつないなんてことはないと思っていたけど、死者が出始めた辺りから、おいおい大丈夫か……と。
いやぁ、ハッピーエンドで良かった良かった
勿論、ラストシーンの脳内BGMはアニメOP『Once』ですよね。

後書きによると『黙示録アリス』1巻の中に宮阪の名前を出したのはわざとだそうな。どうもただのお遊びっぽい口振りだが……?

総評

そんな具合で、君のために7回死ぬ学園リバースファンタジー、ファンタジア文庫『いつか天魔の黒ウサギ』本編13巻、短編集5巻、計18巻、これにて完結です。足掛け5年1ヶ月か。
『伝勇伝』より後に始まったのに、先に終わるというw

実は鏡さんがシリーズを完結させるのは初めてなんだよな。『武官弁護士エル・ウィン』は確か第1部完で止まってる筈だし。

ハチャメチャなパワーインフレとキャラの魅力で駆け抜けたなぁ、と。15分以内に連続して7回殺されないと死なないとか、今聞いても笑ってしまうわ。それでも全然勝てる気がしない相手ばっかりだったしな。

イラストはヒット要因の1つではあるだろうけど、メイン要素ではないよな。でないと富士見ミステリー文庫『イレギュラーズ・パラダイス』が打ち切られたのが説明つかないだろ!いい加減にしろ!
上田志岐さん、どこ行ったんだろうな……。

次は2014年3月に『黙示録アリス』2巻、5月に『大伝説の勇者の伝説』15巻。

燃:A 萌:A- 笑:B- 総:A+

シリーズリンク
いつか天魔の黒ウサギ12 初夜と最後の五日間(2013/05)

著者リンク
黙示録アリス(2013/11)
黙示録アリス No.2(2014/03)

富士見ファンタジア文庫

甘城ブリリアントパーク3 (富士見ファンタジア文庫)
著:賀東 招二 イラスト:なかじま ゆか

「主砲、メガ粒子砲!左翼のムサイを狙え!」

2014年1月の新刊。約2ヶ月半週間の積み。5ヶ月振りの新刊。
表紙は西也+ヒロイン誰か1人という構成になるんだろうか。いすず、ラティファときて、今回は椎菜。

今回は連作短編集といった感じの内容になっており、ドでかいピンチがやって来るわけではない。
というか、ドラマガ掲載分をまとめましたと言われても信じちゃうような内容。

表紙に出てるだけじゃなく、ちゃんと椎菜メインのエピソードもあります。ただ、同時にバイトに入った他の2人はほぼ出番無いけどな。

モッフル、ティラミー、マカロンの擬人化、格好良過ぎワロタ
やだ、抱かれたい……みたいな。

相変わらずネタのチョイスが昨今のラノベの基準からかけ離れている件。『亜空大作戦スラングル』とか何人が判るんだよw
俺もタイトルとOPしか知らんわ。

ミュースを筆頭とする四大元素の精霊っぽい人達の出番、もっと増えねーかなぁ。特に土のコボリーが気になります。

口絵で西也が土下座してるから、パーク内で傍若無人な振る舞いをした客を引き下がらせるためにやむなく……みたいなシリアス展開かと思いきや、勘違いから始まった痴情のもつれが原因かよw

そんな具合で『フルメタル・パニック!』の短編集をちょっと思い出させる3巻でした。長編より、こういう形式の方が面白いかもしれん。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
甘城ブリリアントパーク #02(2013/08)
甘城ブリリアントパーク #04(2014/06)

KAエスマ文庫,アニメ

「それ、春菊じゃない?」

今回は丹生谷さんと智音の中学時代のお話。中身は、まぁサブタイ通りです。
1人だけ常人の子が紛れているけど、付き合い良いなw
確か、六花にもそういう常人のツッコミ役みたいな友達が居たよな。

何故か、おまけで智音の変身シーンが付いてます。うーむ、そういう露出過多なデザインは何だかピンとこないなぁ。魔王らしいと言えばそうだけども。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第5話「私のお兄ちゃん③ キャンプ編」

KAエスマ文庫,アニメ

「何故か猛烈に怒りが酒池肉林」

サブタイは「Gauntlet of rain」と読みます。
さて、プールへとやって来た悠太と六花は偶然、智音と出会う。おいおい、前回海に行ったのに、またも水着回かよ……。悠太さんリア充過ぎるぜ……。
帰りに六花がつけていた青いフリフリのリボン可愛いな。

プールの監視員のバイトをやっていた一色。前回居なかったのはバイト中だったのか。まぁ、ただ呼ばれなかっただけの可能性が高いが。
チェントは一発キャラじゃなかったのか。ただの賑やかしだろうけど。

一旦意識してしまうと、全然切り替えられなくなってしまった智音は大混乱。無理矢理、悠太と六花のラブラブ具合を確認して想いを振り切ろうとするが、悠太が優しいので逆効果に。
ホント、悠太さん、罪作りですわー。

ってか、誰がヒロインなんだよ今回……。智音の頬からシールが滑り落ちるシーンは彼女が想いを振り切れなかったことを象徴していて切なさクライマックスだわ……。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
EpisodeⅨ「波打際の…究極奥義」
EpisodeⅩⅠ「青き月の…最終決戦」

MF文庫J,コミカライズ

精霊使いの剣舞 3 (MFコミックス アライブシリーズ)
作画:氷樹 一世 原作:志瑞 祐 キャラクター原案:桜はんぺん

「みせてやるよ、クレア・ルージュ。最強の剣舞姫(ブレイドダンサー)、レン・アッシュベルの剣舞(ブレイドダンス)を!」

2014年3月の新刊。
原作1巻が終了し、2巻へ突入した模様。MF文庫Jなので、当然初期配置のヒロインの掘り下げも大してやらないままに新しいヒロインが出て来ちゃいますw
その名はフィアナ・レイ・オルデシア。黒髪ロングの美少女とか素晴らし過ぎるけど、おっぱい出し過ぎだろ……。ちゃうねん。そういうことじゃないねん。

後書きによると、ぼちぼち原作とは違う展開になっていくようです。まぁ、原作読んだことないから何とも言えんが。

取り敢えず3巻まで読んでみたけど、結構がっつりバトル重視の内容なんだな。折角の作画なんだから、もう少し萌え側に舵を切っても良いようにも思うが……。
というわけで、この辺で買うのやめようかしら。

燃:B+ 萌:A 笑:C+ 総:A-

シリーズリンク
精霊使いの剣舞 <2>(2013/08)

コミカライズ,GA文庫

異能バトルは日常系のなかで(1) (カドカワコミックス・エース) (角川コミックス・エース 471-1)
漫画:黒瀬 浩介 原作:望 公太 キャラクター原案:029

「厨二ってのは、世界に嘘をついても自分には嘘をつかない奴のことだ」

2014年3月の新刊。
アニメ化も決定しているGA文庫の人気シリーズがコミカライズ。
掲載誌はコンプエース。

コンプエース連載のコミカライズっていうと、あまり良いイメージが無かったんだけど、意外や意外、これが実に良い出来でなぁ。

基本的には原作通りの展開なんだけど、絵が付いたことで全体的に厨二力が大幅にパワーアップしている。文字で表現出来ない厨二要素を絵でしか表現出来ない厨二要素に上手く置き換えている。

話が面白いのは原作がクッソ面白いから当然なんだけど、そこに漫画的表現がマッチして余計に盛り上がってるな。
特に安藤と桐生さんのやりとりが。
お父さんに今月の生活費をお願いする桐生さんのコマ、最高に格好良くて涙出て来るw

後は女の子がもうちょい可愛く描かれてれば良かったんだけど、そこまで望むのは贅沢か。
そんな感じで、続きが楽しみなコミカライズでした。これでまたひとつ、楽しみが増えたぜ……。

燃:A+ 萌:A 笑:A+ 総:A+

シリーズリンク
異能バトルは日常系のなかで <2>(2014/09)

原作リンク
異能バトルは日常系のなかで(GA文庫、2012/06)

作者リンク
プリキュア同人誌 Happy Kira☆ki Library(2015/08)

プリキュア同人誌 エ━━ッ!!み・・みなみさんが・・・たいへんなことになっちゃったー!(2015/08)
プリキュア同人誌 CURE BRAVE Vol.1(2015/12)
プリキュア同人誌 PRECURE KICK!(2016/04)
プリキュア同人誌 PRE-COLLE SUMMER(2016/08)