富士見ファンタジア文庫

デート・ア・ライブ 十香デッドエンド (富士見ファンタジア文庫)

著:橘 公司 イラスト:つなこ

「ほら、よく言うじゃない。恋をすると世界が美しく見えるって。━━というわけでデートして、精霊をデレさせなさい!」
「いや、そのりくつはおかしい」

ファンタジア文庫2011年3月の新刊。『蒼穹のカルマ』でデビューした橘さんが新シリーズを開始。『カルマ』7巻から連続刊行。
はいはい、アニメ化決定してから買った俺の負け。

このライトノベルがすごい!2010のインタビューで触れていた新作ってのは、これのことと思われ。

精霊と呼ばれる存在が現れるとき、空間震と呼ばれる大災害が発生する世界。一見、平凡な高校生、五河士道(いつか・しどう)は、武力では抑えつけられない精霊をデートしてデレさせることになって……というお話。

1巻発売時点で単独テレビCMを放送するなど、相当なプッシュ具合だったこともあり、気にはなっていたんだけど、どうも『カルマ』の方と何やら関係がありそうで、それで手を出しかねてたんだよな。
だって、同じ鳶一(とびいち)姓のキャラが出てるんだもの。

主人公とヒロインの恋愛が世界の平和に影響を与えるって展開は、同レーベルの『殺×愛 -きるらぶ-』を思い出すな。
主人公が不死身っぽくて、益々『殺×愛』w

精霊をデレさせるという手法はアレだけど、それ以外は割とオーソドックスなラノベという感じ。文体にしても、世界観にしても。ふざけた二つ名とか、いっぱい出て来るのおいしいです(^q^)
十香の霊装のデザイン、格好良いよな。終盤の見開きイラストも迫力があって良い。

強大な力を持った精霊という存在と命懸けのデートを繰り返していくのかと思いきや、今回のラストで、十香は士道に力を吸収されて弱体化してしまう。え、もしかして、ヒロインは交代制だったりするの?

いきなりノリが合わなかったら、どうしようかと思ってたんだけど、無難な滑り出しという感じで。
取り敢えずは士道の能力の謎が気になりますね。

燃:B+ 萌:A- 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
デート・ア・ライブ2 四糸乃パペット(2011/08)

コミカライズリンク
デート・ア・ライブ <01>(2012/08)
デート・ア・ストライク <01>(2012/09)
デイト・ア・オリガミ(2013/03)
デート・ア・パーティー(2014/06)

アニメリンク
デート・ア・ライブ 第一話「四月一〇日」

著者リンク
いつか世界を救うために -クオリディア・コード-(2015/07)
王様のプロポーズ1 極彩の魔女(2021/09)

GA文庫

優等生以上、フリョー未満な俺ら。 2 (GA文庫)
著:初美 陽一 イラスト:さくらねこ

「学校は勉強するトコだろうがぁぁぁ!大体な、化粧とかで変に背伸びする必要なんざねーんだよ!テメーにはテメーなりの良さってヤツがあんだからなっ!」
「なにそれキュンときたァ。化粧とか超落とすしィ」
「ねー、荒鞍くんに怒られちゃったねー」
「うん~、でも~、ちゃんとウチらのこと考えてくれてるっていうか~」
「マジ萌ゆるゥ。ぞっこん冷めやらぬ的なァ」

黒ストとは実に良いものであるなぁ。

2012年1月の新刊。約3日の積み。3ヶ月振りの新刊。
さて、今回は悠馬の幼馴染み、真理亜のナイトを自称する転校生アデルがやって来たから、さあ大変というお話。
やたら悠馬に絡んでくるアデルだが、実は転校生の正体は男装少年で……。

うん、アデルが女の子とか判り易過ぎて、スーパーアレでナニだな。いや、読者に対して隠すつもりないんだろうけど。
ってか、内容が益々MFテンプレートっぽくなってきたな!

内容自体は特別ぱっとしないんだけど、今回は真理亜メインということもあってか、真理亜関連のイラストの破壊力が凄い。凄ぇ可愛い。凄ぇエロい。おお、語彙が貧弱すぎるな……。

後、仲間にさえボロカス言われる不良の鉄平君が良い味出してたな。また出て来ないかな。

ストーリーだけなら、Bランクなんだけど、イラストのお陰で上がってます。
もう1巻だけ!もう1巻だけ様子見させてくれ!

燃:B- 萌:A+ 笑:B- 総:B+

シリーズリンク
優等生以上、フリョー未満な俺ら。(2011/10)
優等生以上、フリョー未満な俺ら。 <3>(2012/05)

アニメ

「私が、あなたを助けるのね」

え、心霊ハンター吠えてた?

さて、噂に上る、坂の上の電話ボックスの心霊現象がデジモンの仕業ではないかと考えたタギルとユウは早速調べることに。
自転車で目的地までやって来た2人だけど、何故わざわざデジモンをリロードして自転車に乗せてたんだろう。トレーニング的な?

2人はそこで心霊ハンターを自称する少女カオルと知り合う。彼女と一緒に、電話ボックスの近くにあった元発電所に乗り込むと、そこにはアイルの姿が。
彼女もまた、デジモンを探してやって来ていたが、オポッサモンとはぐれてしまっていた。
いつになく弱気なアイル。紳士的な態度のユウに惚れたな、これは……。

発電所の中に潜んでいたデジモンはパタモン。って、伝説のデジモンにパタモンって入ってたじゃないですか……。別個体なのか。
で、パタモンがアイルのトラップにかかったことで、激怒したポヨモンがオポッサモンを操って襲ってくる。

え、ポヨモン凄ぇえええええええ!!成長期1だろ?何、その能力?しかもオポッサモンがチョ・ハッカイモンに超進化してもコントロール解けてなかったし。

最終的にカオルがパタモンを助けたことで、事無きを得たけど、結局、カオルはどうやってパタモンを助けたの?

一方その頃、タイキは野球部の助っ人に行っていた。アカリが完全に彼女ポジションで居るんだが……。
うーむ、今回もなかなかのgdgd展開だったな……。

燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:B+

エピソードリンク
#69「友だち欲しい?フェレスモン悪魔の約束」
#71「似てる?似てない?変装怪盗ベツモン」

電撃文庫

あなたが泣くまで踏むのをやめない! (電撃文庫 み 8-8)
著:御影 瑛路 イラスト:nyanya(にゃにゃ)

「はあ?あたしと同じ人種とか思い上がらないでよ。あたしとあなたじゃ、月とすっぽんの排泄物ぐらい違うわよ」
「そこまで自虐しなくていいのに」
「あ・な・たが排泄物の方よ!思い上がらないでよ、このすっぽんぽん!」
「余計な『ぽん』を付けると意味が変わってくるだろうが!服を着ている描写を特に書いてないから、これは記述トリックで、もしかしたら本当に幼女の前で全裸でいたのかなこの変態は?と、警戒心の強い読者が思ってしまうかもしれない!」

警戒心の強い読者wwwww

2011年7月の新刊。約6ヶ月2週間の積み。『空ろ箱と零のマリア』4巻からは1年1ヶ月振り。
このタイトルと「ようじょ」というキーワードで釣られない奴とか居るの?
一見、『ジョジョ』ネタが入ってそうだけど、別に何の関係もありません。

御影さんの作品と言えば、デビュー作『僕らはどこにも開かない』くらいしか読んだことないわけだが。
イラストはガガガ文庫『魔王っぽいの!』でお馴染みnyanyaさん。

帯の裏表紙側には同レーベル『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の伏見つかささんからのメッセージが。

亭主関白系男子、通称パクメンを目指す1人暮らしの主人公、寿也の家に転がり込んできたようじょアリス。
初対面とは思えない罵詈雑言を浴びせられる内に、アリスの家の家庭事情を知った寿也は何とか問題を解決しようと乗り出すが……というお話。

とはいえ、乗り出すのは終盤になってからの話で、中盤までは大体変態です。登場人物が大体変態なんだよな。
平凡な主人公が、ようじょに虐げられる話かと思いきや、主人公からしてアレだしなぁ。
パクメンとか初めて聞いたわw

今回はアリスとの関係性にスポットが当たっているが、他にも質の良い変態が居るので、その辺の変態的な活躍にも期待だな!

どうでも良いけど、「性的興奮」って、「せーてきこーふん」って書くと、妙にいやらしいよな。
ちなみに、『マリア』も続きが出るらしいです。

次は2012年1月に2巻『あなたが踏むまで泣くのをやめない!!』。紛らわしッ!?

燃:B+ 萌:A- 笑:A- 総:A

シリーズリンク
あなたが踏むまで泣くのをやめない!!(2012/01)

アニメ

「貴方の笑顔も守らなきゃ、プリキュアの名がすたる」

石化せず残っているのは、響達4人とハミィとフェアリートーン8体のみ。またもやノイズが現れ、自分が人々の悲しみから生まれた存在であり、決して消えることはないと語っていく。

そんな中、ノイズに呑みこまれそうになった響の代わりに、ハミィと楽譜がノイズの中へ。
ハミィはノイズの中で幸福のメロディを歌い続ける。ハミィが真面目な声を出すと妙に盛り上がるな。

ノイズを倒すのではなく、救おう。そう決意したプリキュア最後の変身。今回も変身バンクの前からモジュレーションのイントロが入るアツい演出。

飛行能力を持つノイズに苦戦するプリキュア。だが、そこで変身時に使用しないミリー、ファリー、ソリー、シリーがそれぞれのモジューレの中に入ることで、光の尻尾みたいなものを展開、飛行が可能に。

ここから、みんなの回想も交えながら激アツバトルです。基本的に河野作画って、女の子の顔以外はちゃんとしてるんだよな……。何故、顔だけ、あんなに残念なのだろうか……。

ミューズのスパークリングシャワーとシャイニングサークル同時発動から始まって、メロディとリズムの零距離ミュージックロンド、ミラクルハート・アルペジオとファンタスティック・ピアチェーレの複合、パッショナート・ハーモニー、クロスロッド、ミューズの特大トーンバブル、ハートフル・ビートロックとビートソニックの連続発動と、これまでに登場した技のオンパレード。
これで燃えなかったら嘘だ。
これって、トーンが全部モジューレの中に入ったからこそ出来る連続攻撃なのか。

そして8体のトーンが融合して、新たなるクレッシェンドトーンへ。その力で、クレッシェンド化するプリキュア達。
良かった……。ちゃんとテレビシリーズにも登場して良かった……。

とどめはバンク無しのスイートセッション・アンサンブル・クレッシェンド。いつもよりクロスチョップに気合入ってたな。

浄化されるノイズの手を掴むプリキュア達。最後のメロディの台詞が男前過ぎて泣きそう。
消滅したノイズ。あれ、ハミィどこ行った……?というところで続く。

今回なぁ、シナリオが凄く良かっただけに、河野作画だったのが悔やまれるよなぁ。上野さん登板回とかだったら、えらいことになっていたと思うんだがな……。
エンドカードは前々回と前回の複合かな?

さあ、泣いても笑っても次回でラスト!みんなも心にハーモニーを響かせろ!
って、『スマイル』の番宣はもうちょっと新規映像をですね……。3週連続で同じやつじゃないですかー!

燃:S- 萌:B+ 笑:C 総:S-

エピソードリンク
第46話「ズゴーン!プリキュア最後の戦いニャ!」
最終話「ラララ~♪世界に響け、幸福のメロディニャ!」

特撮

「地面もぶち抜くぐらいの一世一代の土下座を見せてやる!」

OPに流星とメテオのカットが追加。マグネットステイツとセットで追加かと思ったけど、流石仕事が早い。

新しいフードロイド・ホルワンコフが登場。専用スイッチは29番だが、その種類はまだ不明。スコップらしいけど。
フードロイドって全部ユウキのデザインらしいな。ジャンクフードに擬態するのは単にユウキの趣味なのか。というか、擬態が役に立ってるの見たことないしな。

園田先生は長期の病欠という扱いになったらしい。案の定、大杉先生は大ショック。園田先生の後を追いかける余り、学園の真実に辿り着いちゃう展開とか有り得るのか……?

流星の本音がもっと見たい弦太朗は、試しに彼にスイッチの調整をさせてみる。すると、流星はあっという間に28番ハンドのスイッチを調整してしまう。
勢いづいて、30番、31番のスイッチも調整しようとするが、賢吾がそれを制止。

賢吾曰く、この2つは危険なスイッチらしい。
それに、流星に自分の居場所を奪われたように感じた賢吾は怒って、ラビットハッチを飛び出す。
賢吾って、普段はクールだけど、追い詰められると一気に幼さを出すよな。

そんな賢吾は1年生のときに同じクラスだった陸上部の少女、留美と久し振りに遭遇。旧交を温めるが、野本部長に恋愛禁止と釘を刺されてしまう。

そこへドラゴン・ゾディアーツが出現。リブラ・ゾディアーツからフォーゼとメテオ撃滅指令を受けての登場。
ヴァルゴ・ゾディアーツは審判役らしいので、直接介入はしてこないのか。

フォーゼは早速、マグネットNとSを試すが、両腕に現れた磁石同士がくっ付いてしまい、身動きがとれなくなる。更に、辺りにある金属製のものを次々と引き寄せる羽目に。
空き缶やフライパンをくっ付けたフォーゼの絵面がシュールだw

この戦闘を通して、マグネットには専用の制御端末が必要だという結論に。既に賢吾は端末マグフォンNSの設計を終えており、後は作るだけ。
制作は流星がやった模様。

VSドラゴン第2ラウンドでは、いよいよマグフォンの真価が発揮される!かと思いきや、まずマグフォンを2つに分割出来ないというワナ。
無理矢理外そうとして壊しちゃうのかなと思ったら、どっかに吹っ飛んでいったぞw

ドラゴンの正体は留美か野本なのは判るけど、校長が「彼」と言っていたので、野本かな?

燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
第18話「弦・流・対・決」
第20話「超・絶・磁・力」

特撮

「さあ、マベちゃん━━━━派手に行こっか?」

全ての大いなる力の所在が明らかになった。お互いに接触したいことが判っているので、マーベラス達はバスコに電話で連絡することに。
ってわけで、いきなり巨大戦です。VSゴールドロイド・ゲロンパ&サンロイド・ソーラー
バスコ曰く、巨大戦用戦力はこれで品切れらしい。

サリーをガレオンに侵入させるため、バスコは彼に瀕死の重傷を負わせ、マーベラス達が助けるように仕向ける。
自分と同じく、バスコに裏切られたサリーを放っておけないマーベラス。ジョーは罠だと確信するが……。

サリーはガレオン内の温かい雰囲気に心を揺らすが、最終的にはレンジャーキーの入った宝箱を持って、バスコの元へ。
マーベラス達はそれを追跡。宝箱を偽者にすり替える、サリーが最終的にマーベラス側につくところまでバスコは予想していた。

サリーに渡されていた爆弾の所為でマーベラスは重傷。
五星戦隊ダイレンジャー、忍風戦隊ハリケンジャー、星獣戦隊ギンガマンに豪快チェンジして戦うジョー達も圧倒的な強さの前に敗北

ガレオン、ナビィ、全てのレンジャーキーを奪われたマーベラス達に勝機はあるのか……?というところで続く。これは盛り上がってきましたな。
あー、バスコって凄ぇ良い悪役だよなぁ。ZOKUZOKUするわ。

で、未だに出て来る気配の無いアカレッド。本当に死んじゃってるのか……?

燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
第46話「ヒーロー合格」
海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE
第48話「宿命の対決」

ゲーム

スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神I&II (初回限定生産)

「恋をTPOで使い分けたりされちゃたまんないからね」

概要

『魔装機神』と言えば、俺が小学校から中学校にかけて、かなりプレイしたゲームじゃないですか!
元々はコミックボンボンの所為で、『スパロボ』に興味を持ったけど、知らない作品ばっかり出てるから手をつけづらい→じゃあオリジナル機体しか出て来ない『魔装機神』なら大丈夫なんじゃね?という流れでプレイしたんだよな。
そこから本編『スパロボ』に手を出していったわけだが。

そんな『魔装機神』が2011年5月にDSでリメイク。長いこと版権問題で身動きがとれない状態だったという噂だが、実に10数年振りの復活となった。
それから1年も経たない内に、続編である『Ⅱ』がPSPで発売。初回限定版にはPSPのグラフィック+音声新録のPSP版『Ⅰ』が同梱された。今回がプレイしたのがこいつ。

発売決定当初は、( ´_ゝ`)フーンと静観してたんだけど、PVとか見てたら欲しくなってきちゃって、どうせ『幻想水滸伝』のためにPSP買うから、こいつも買っちゃおうかとなりました。

箱はそれなりのサイズなのかと思っていたら、ごく普通のPSPソフトのパッケージにUMDが2枚入ってました。特典のサントラはバラで。

リメイクに当たって

戦闘アニメが当時とは完全に別物になっていて吹く。通常武器はそうでもないけど、必殺技のアニメーションが物凄い動く。SFC版のときと攻撃の内容ごと変わってるじゃないですかー!

戦闘アニメは『Ⅱ』用に作ったものを流用してるのかと思いきや、DS用に作ったものをPSP版としてブラッシュアップしてるっぽい。『Ⅱ』のPV見たら、もっと動いてたw

また、要所要所でイベントCGが挿入されるようになり、物語に臨場感を与えている。これによって、登場人物達の格好がよく判るようになった。SFC版ではバストアップだけだったしな。

PSP版になったことで、DS版には付いていなかったボイスが実装。『Ⅱ』から流用するためなのか、DVEや終了メッセージはボイス無し。
なのに、何故かタイトルコールは用意されている不思議。声は大原さやかさんか?

ボイスと言えば、修理を受けた相手がで喋ったり、MAP兵器に巻き込んだ味方が喋ったりと細かいところでボイスが豊富。
しかも、MAP兵器に関しては巻き込まれた相手によって台詞が変わるみたい。

地上の世界観がOGシリーズ準拠になったため、アーマードトルーパーなんて単語が出て来たり、リュウセイ・ダテがゲスト出演してたりする。

ストーリー

取り敢えずはSFC版のウロ憶えでプレイしたら、テューディ覚醒ルートに行きました。確か、ルートによってメインとなる敵勢力と仲間になるキャラが変わるんだっけ。
ってか、通るルートによっては出番が全然無いキャラが居るのが残念だよなぁ。
また、仲間になっても活躍の機会が無さ過ぎるキャラとか。フェンター、おめーのことだよ。いや、ギオラストもロクに使わんかったが。

結局、1周プレイするのに、およそ15時間といったところ。
こうしてみると、『スパロボ』本編って、1周するのにすげー時間かかってるんだなってのが、よく理解る。

今作は結構、イベントだけで1話終わっちゃったりするしな。つーか、何でイベントだけのためにわざわざ1話消費してるのか、よく理解らん。
また、戦闘自体も割合さっくり終了する印象。本編の『スパロボ』なら敵増援無しで終わるステージの方が少ないよな。

キャラクター

グラフィックが一新されたことで、女性陣がみんな可愛くなってるな。リューネの甘え顔が可愛い件。

冷静に考えると、ダブルヒロイン制で片方のウェンディさんがマサキより10最くらい年上とか、かなりのパワープレイだよな<何が
ってか、ウェンディさんってマジで最終的に29なのかよ……。若過ぎんだろw

最後がまさかのハーレムエンドだったでござる。全然憶えてなかったわ……。

リメイクによってシモーヌの色っぽさに気付いたのは俺だけではない筈だ。ただ、行動が完全にビッチw

システム

大元は本編『スパロボ』と一緒だけど、割と手勝手が違うよな。何と言っても、攻撃時に方向の概念があるのが大きい。これによって、完全に背面取りゲーと化している。
ホント、背面から攻撃したときのダメージのデカさは敵味方共に異常。フル改造したサイバスターでも背面からクリティカルでも喰らおうものならヤバいことになる。
あと、属性ゲーでもあるよな。

シナリオチャートのややこしさが異常。かなり細かく条件付けされてるよな。特定のシナリオに行こうとする場合、結構神経使うかも。

『スパロボ』シリーズが進化していく上で搭載された機能が色々付いてるんだけど、凄く中途半端な状態になっている。
戦闘終了時にBGMをそのままにするか、フィールドのものに戻すか選べるんだけど、そのままに設定しても次の戦闘開始時にリセットされて、また最初から流れるとか。そのままにする意味無いやんw

戦闘の早送りも出来るようで出来ないようで出来る、というか。攻撃側だけカットということが出来る。それは良いのだが、早送りも実装しておいてほしかったぜ……。

クイックロードの遅さは致命的なレベル。全くクイックではない。メディアインストールの意味NEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!と叫びたくなる。
メッセージの表示速度を変えられないのもマイナス。
ゲームが面白い分、こういう部分が凄く勿体ないよなぁ。

クリア特典の引き継ぎ具合が微妙。周回に関係無く、100万+クリア時点での所持金だけって、お前……。改造に使ったお金を返して下さいよ……(´・ω・`)
いや、引き継ぎ無くても十分な金額を稼げるんだけども。

まとめ

ってなわけで、システム周りに不満があるものの、何やかんやで面白い『魔装機神』でした。取り敢えず、もう1周します。

燃:A+ 萌:A 笑:B+ 総:A+

周回リンク
PSP版 スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LOAD OF ELEMENTAL(2周目)

シリーズリンク
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神Ⅱ REVELATION OF EVIL GOD

アニメ,電撃文庫

「お前の仇を討つことで、何かが見えるのか。━━━━“戯睡郷”メアよ」

激突するヴィルヘルミナ、カムシン、レベッカとサブラク。
サブラクの回想の中には、ちょろっとだけ“戯睡郷”メアの姿が。果たして何人の人が憶えているだろうか……。

ゾフィーの戦況確認の中で、サーレとキアラがワンカットだけ登場。本格登場するのは次回からか。
アニメでは外伝やってないから、この2人は完全に初登場なんだよな。

そして対峙する『炎髪灼眼灼眼の討ち手』シャナと“祭礼の蛇”坂井悠二。シャナさんの宣言と共にEDに入っていく演出が好き。
ED中も、ずっと本編でしたね。

燃:A+ 萌:B+ 笑:C 総:A

エピソードリンク
第11話「聞こえる、想い」
第13話「狭間へと、狭間から」

映画,特撮

「あばよ涙、よろしく勇気だ」

概要

例年、この時期はVSシリーズをやるのがお約束だが、ゴーカイジャーVSゴセイジャーは実質、昨年の初夏にやってしまっている。多くの人が、じゃあ年明けに何すんだと思っていただろうが、蓋を開けてみれば、まさかの宇宙刑事30周年記念という。
てっきり『ゴーカイジャー』ド派手な完結編でもやるのかと思っていたが。

上映前の『長靴をはいたネコ』の宣伝がシュールでちょっとワロタ
ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ━━━━やろう(キリッってところ。

導入

突如現れたギャバンによって、いきなりタイーホされてしまうゴーカイジャー。作り直したとはいえギャバンのスーツ、ギンギン過ぎるw

デカレン回のときに、宇宙警察と絡んだことがちゃんと言及されているのが良いな。
ちなみに、ヒーローショーではデカレンとギャバンが絡んだことがあるらしい。

時系列はザツリグ撃破後、ダイランドー撃破前のどこかだな。

宇宙警察乗っ取り

ギャバンがゴーカイジャーを逮捕したのは、このことを利用して、ザンギャックの宇宙警察乗っ取り作戦を暴くためだった。
この人、60前なのに、何でガチで生身アクションしてんだ……。動きにキレがあり過ぎて吹く。

アシュラーダ

所属はザンギャックらしいが、ギャバンの最大の敵ドン・ホラーの血を受け継いでいるそうで。
ちゃんとハカセとドン・ホラーの名前が被っていることに触れられている。

かつての出会い

実は10年前、マーベラスはギャバンに助けられたことがあると判明。今回は2大ヒーローの間に年齢差がはっきりとあるからこそ、使える展開だな。

いざ、魔空空間へ

囚われたギャバンを助け出すため、バトルケニアこと曙四郎とデンジブルーこと青梅大五郎のアドバイスで、バトルケニアとデンジブルーのレンジャーキーを使い、魔空空間への扉を開くことに。
何故、それで開くのかは判らないまま。
この2人が登場するのは知ってたけど、ガチで顔が一緒とか言うとは思わんかった。
士郎は今回もパンダを連れてましたね。

特命戦隊ゴーバスターズ

マーベラス達が不在のガレオンに侵入しようとするバスコを止めに現れる。あれ、本性を露わしたバスコと渡り合うって、かなり強くね?まぁ、展開補正ですが。
サリーは餌付けされたため、戦闘不能に。そんな手があったのか……。

よく考えたら、マーベラス達6人が外に出てるときはガレオンは完全に無防備なんだよな……。

今度のシリーズの目玉の1つであるバディロイドは登場せず。レッドバスターがバイクに乗ってたけども。

囚われの人達

ザンギャックに逆らったため、魔空空間の中にある魔空監獄に囚われていたのは懐かしの敵達だった。いやぁ、本当に懐かしいなぁ。
大体は本編終了後に生き残った奴等なんだけど、ガイアークの三大臣はどっから連れて来られたんだw
ちゃんと頭に幽霊の証である白い三角の布付けてたけど。

その中にジェラシットも居て吹く。また何かやらかしたのかよw
構想の段階では、奥さんの方も登場予定だったらしい。

ダークシャドウの幻のゲッコウ様が鳥扱いされていた件。いや、鳥だけど。
妖幻密使バンキュリアはジョーを逆ナンしてるし、この辺のシーン、カオス過ぎだろw
最後にもっと蹴ってとか言った奴誰だw

魔空都市

何でもアリの不思議空間。第8話に出て来たスニークブラザースのエルダーが妹のシスターと一緒に再登場してワロタ
シスターって、ヤンガーが女装しただけじゃねーかw

ゴセイジャーが戦った、惑星のモンス・ドレイク、ビッグフットの筋グゴン、10サイのロボゴーグも登場。
幻みたいな扱いで、台詞は無し。出す必要あったか……?

ラストバトル

戦闘では『ゴーカイジャー』『ギャバン』共に主題歌を使用。『ゴレンジャー』の主題歌使った実績があるから、やるとは思ってたけど、やっぱり主題歌をBGMにしての戦闘は燃える。

オールピンク、オールホワイト、オールレッドとカラー揃えの豪快チェンジがド派手でイカス。

巨大戦

豪獣ゴーカイオーとか久し振りに見たな。やっぱりショボイ合体やわ……。
最後はカンゼンゴーカイオーと電子星獣ドルの合体攻撃で決め。

エンディング

ギャバン、バトルケニア、デンジブルーがまさかの揃い踏み。世代の人は大興奮だろうなぁ。

まとめ

ってなわけで、『ゴーカイジャーVSギャバン』でした。思ってたよりも、ちゃんとまとまっていた印象。
台詞にちょいちょい主題歌の歌詞を絡めてくるのが上手い。

次の映画は春、『スーパーヒーロー大戦(仮)』か。弦太朗が「スーパー戦隊、タイマン張らせてもらうぜ!」って言ってたけど、1戦隊相手にした時点で既にタイマンじゃねーから!
でも、この流れは3年後くらいには、全東映特撮ヒーロー大集合とかやる流れだよな……。

燃:A+ 萌:A- 笑:A- 総:A+

反復リンク
2回目

本編リンク
第46話「ヒーロー合格」

シリーズリンク
天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピック ON 銀幕(2011/01)
特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE(2013/01)

映画リンク
海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船(2011/08)
仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦(2012/04)
宇宙刑事ギャバン THE MOVIE(2012/10)