MF文庫J

天川天音の否定公式 (MF文庫 J は 6-4) (MF文庫J)

著:葉村 哲 イラスト:ほんたに かなえ

「雰囲気出そうとしてたのがばればれなんだよ!そういうのは猫被りがばれてない相手にやりやがれ!どう考えても不審に思うわ!小市民の疑い深さ舐めんな!」

約二ヶ月一週間半の積み。デビューシリーズ『この広い世界にふたりぼっち』を三巻で完結させた葉村さんの新シリーズ。タイトルに釣られました。

まずは口絵の少なさにしょんぼり。四ページしかねぇ。
ストーリーは要するに『灼眼のシャナ』テンプレートです。戦うヒロインと出会う平凡な主人公、そんな主人公に想いを寄せるもう一人のヒロイン、そして主人公にも実は秘密が……みたいな。
もうね、『否定領域』序列第一域第三位、三賢狂(トリスメギストス)筆頭『天才的天災(ナチュラルカラミティ)』の御堂叶流(かなる)とかベッタベタなわけですよ。

だが、それが良い。というのもあるけど、最近はラノベテンプレにどれだけアレンジを加えられるのかというのを考えながら読むと面白いわけです。

『この広い世界にふたりぼっち』とは百八十度テンションを変えてきているところにも注目したい。だから、やっぱり前シリーズが地雷ってのは購入を躊躇う理由にはならないってことだよな。流石に二シリーズ連続で地雷だったりすると慎重になるけど。
文体は結構特徴的で、独特のリズムがある。

メインヒロインの天音も可愛いけど、ここはどう考えても負け確定の一般人ヒロイン瑛子を押したい。瑛子可愛いよ瑛子。

残念だったのは本文中に天音のニーソは白と明記されているのに、イラストでは黒であることと主人公雪道の名前に「なだれ」という意味不明の振り仮名が振ってあったこと。どんな間違いだよ。

そういうわけで、『天川天音の否定公式』でした。結構、謎を残しているので、ある程度解明するところまではいってほしい。
これ、『刀鍛冶』や『アリア』みたいにドカンと来ないかな。次は十月。

燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
天川天音の否定公式Ⅱ(2009/10)

著者リンク
おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その1 ごく個人的な世界の終わり(2010/07)
バロックナイト overture:幻想接続(2012/09)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「メディアの違いを理解せよ!」

ファンタジア文庫原作。一巻発売から一年という恐るべき速度でアニメ化決定した驚異的作品が放送開始。
原作一巻からリアルタイムの俺はアルティメット勝ち組と思いきや、真のアルティメット勝ち組は『マテリアルゴースト』からリアルタイムで読んでいる人達なワナ。

最初からやりたい放題で吹いた。と言うか原作そのままと言っても過言ではないやんちゃっぷりでした。
OPがまともだったのには驚いた。もっとはっちゃけるかと思ったんだが。EDはやんちゃ気味。

パロディも原作と同じようなテンションで展開。アニメだからこそ出来る見せ方もしており面白い。
確認出来たのは『らき☆すた』『ハルヒ』『CLANNAD』『けいおん!』『ドラゴンボール』『ひぐらし』くらいか。EDで竜騎士さんの名前がクレジットされていて吹いた。
よく考えたら『ひぐらし』とは制作会社が一緒なのか。
いやしかし、どうせならファンタジアネタをですね……。

真儀瑠先生も最初から登場。

『生徒会の一存』が杉崎が執筆している作品だって説明が無かった気がするけど、原作を知らない視聴者には理解出来たんだろうか。普通に文庫が劇中に登場してたけど。

映像化したことにより、生徒会メンバーが並んで立っているシーンなんかもよく見れるようになったわけだが、会長小さッ!
原作を読んでる限りではロリロリ言われてるけど、あんまりそんな感じを受けなかったんだが、こうして見ると凄い小さいのね。

どうでも良いが、「初めての成功」が「初めての性交」に聞こえた俺は病気。

ファンタジア文庫のCMでは「おっぱい」にピー音入っていて吹いた。おっぱいくらい言ったって良いじゃない!

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A+

生徒会の一存―碧陽学園生徒会議事録〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)
生徒会の一存―碧陽学園生徒会議事録〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)

電撃文庫

タロットの御主人様。〈7〉 (電撃文庫)

著:七飯 宏隆 イラスト:YUKIRIN

「……負け犬呼ばわりされて感謝するなんて、あなたマゾなの?」
「気が変わったわ。まだ占いショーはあるのでしょう?どうせ暇だし、最後まで見届けてあげる。ただし――私の見ている前で失敗なんてしたら、お仕置きよ」
「大丈夫ですとも、女王様。……今度は、絶対に失敗しませんから」
「ふふっ。いい顔になったじゃない。それでこそ私のイヌよ」

約二ヶ月三週間半の積み。七ヶ月振りの新刊。『放課後限定勇者さま。』からは隔月なんだな。
表紙はアメジスティア。帯を外すと勿論ぱんつが見えますが、段々見え方に無理が出て来てる気が……。
って、何でアメジスティアやねん!!今まで表紙はタロットに『憑依』された女の子って縛りだったじゃんか!
はっ、これはまさかアメジスティアがタロットに『憑依』されるフラグ!?かと思ったけど、全然そんなことはなかったんだぜ!
BGBの部誌に表紙の統一性が美しいとか書いた途端にご覧の有様だよ!

さて、予告通り文化祭です。一般来場者アンケートで見事トップを取ったクラスは行先自由の特別修学旅行へと行けるんだとか。何それ、面倒臭ぇええええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
そりゃフィクションだから、そんな展開が出来るのは判ってるけど、現実にあったらと思うとぞっとするな。

秋人達のクラスの出し物は彼の占いをメインに据えた占い喫茶。ウェイトレスの制服は大正時代の女給さんのような清楚なデザイン。
訳あって、ミニスカ魔女ッ子の衣装にチェンジされたが、女給さんの方が詳しく見たかったな。

今巻開始時点で封印されているタロットは十一枚。丁度残り半分。
今回は秋人の生命を狙って文化祭に“審判”、“女帝”、“力”の三枚が来襲。文化祭を見に来ていた真冬と協力して戦うことに。

“力”は秋人が、“女帝”は真冬がそれぞれ封印。“審判”は取り逃がしたが、突如現れた“ジョーカー”に封印される。
この“ジョーカー”、既に“皇帝”も封印しており、“皇帝”が『憑依』しているのは何と科学部の二階堂先輩の恋人、聖(ひじり)という少年。
二階堂先輩は一巻から出てるけど、まさかこういう形で絡んでくるとはな……。どこまで当初の予定通りに動いてるんだろう。七飯さんは途中で打ち切られると確信してたらしいけどw

もしかして“ジョーカー”が四阿四季から「春」を分け与えられた者だったりして?
会話の端々に登場する“白”とは一体?二十三枚目のタロットとでもいうつもりか。
何だか面白くなってきやがった!

そして八久住さん、決意の告白。って、そこで引っ張るんかい!!いやまぁ、告白のシーンで引っ張るのはそう珍しいことでもないけど。

次は十二月。変わった場所に行って遊びまくる予定だとか。アンケートの優勝賞品の修学旅行で何処かに行くってことかな。

燃:A 萌:A 笑:B- 総:A+

アニメ,トクマノベルスEdge

「私、必ず取ってみせる。だから、投げて」

最終回に原作サブタイトル持ってくるか……。
さあ、朝香中学との決着、最終回です。お嬢の魔球戦法が見破られ、逆転されてしまう櫻花會。更に雪が怪我をしてしまい、大ピンチ。

だが、雪は怪我をおして試合続行。また、記子のファインプレーで岩崎達がどうやって魔球を見分けているかも判明し、反撃の目が出てくる。

以前からクライマックスで主題歌流せばアツいんじゃね?とは思っていたが、まさか本当に流すとは思わなかった。しかも大いに間奏を引き延ばしてテンション最高潮状態を長くもたせるという。
今まで否定的だった先生まで応援に駆けつけて、もう熱血が!熱血が止まりません先生!!
記子も含めたそれぞれに活躍の場が用意されていたのが良かったな。

結果的に、猛烈な追い上げを見せたものの、八対九でギリギリ及ばず
岩崎がお嬢に非礼を詫びてめでたしめでたし。

普通にEDを流した後は小梅と三郎のLOVE寄せです。綺麗に終わったと言えば終わったけど、お嬢の家にバレたのは放ったらかしか。

総評
そういうわけで、『大正野球娘。』全十二話でした。巧みな原作の再構成、安定した作画、櫻花會の面々の可愛さで非常に楽しめました。流石J.C.STAFF。
全然話題にならなかったけど、個人的には今期2009年第三クール一番の当たり作品だと思います。
二期やってくれんかなぁ。

原作は結局、放送中に一冊も出なかったな……。
後番は『にゃんこい!』。

燃:S- 萌:A+ 笑:B 総:S-

大正野球娘。―土と埃にまみれます (トクマ・ノベルズEdge)
大正野球娘。―土と埃にまみれます (トクマ・ノベルズEdge)

アニメ,漫画

第三十七話「誤字院原の敵討」
第三十八話「われらライナス」
最終話「楽天大賞」

「小森さんがお国のために包まれている!お国の景気のために包まれている!!」

最終回とは言え、いつも通り。OPの変化に期待していたけど、何も無し。と見せかけて一瞬だけ映るペンギン(?)のカットが動くようになっていた。よく気付いたな俺。

内容は完全にいつも通りか。『仮面ライダーディケイド』のキバーラが出てきたのには吹いたが。

一応ラストということで、1stEDを使用し、その後におまけコーナーあり。きよひこって言ったら、あずまきよひこさんしか思い浮かばねぇw
きよひこのキャストは大槻ケンヂさんで新曲をちょっとだけ披露。

でも最後の最後で小林画伯が全部持っていくワナwwwwww
あれ、ズルいw

総評
そういうわけで、『【懴・】さよなら絶望先生』全十三回でした。やっぱり『化物語』と同時進行にした意味が理解らない。あからさまにクオリティが下がっているのが残念だった。ネタ自体は面白かっただけに勿体無い。

シャフトお得意の差分変化はあったけど、これまでのシリーズはもっと頻繁に変わってたと思うし。

取り敢えず女性陣は今回も可愛かったです。

後番は『アスラクライン2』。番宣でテンションマックス!

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

さよなら絶望先生 第18集 限定版
さよなら絶望先生 第18集 限定版

ランキング,雑記

『ドラクエ』が大分沈静化したので読書ペースが復活してきました。復活しただけじゃ駄目なんだ!巻き返さなきゃ!!

というわけで、月末のまとめも五回目。

購入冊数:28冊
読了冊数:28冊

おお、購入と読了が釣り合った!と思ったけど、『純潔ブルースプリング』はラノベにカウントしてないから一冊積み残してるぜ!
後三ヶ月で巻き返せる気が全くしないぜ!


「燃」部門

1位:ハイスクールD×D4 停止教室のヴァンパイア
ハイスクールD×D4 停止教室のヴァンパイア (富士見ファンタジア文庫)

燃:S- 萌:A+ 笑:A 総:S-

ギミック、展開共にとにかくアツい。

2位:RPG W(・∀・)RLD2 -ろーぷれ・わーるど-
RPG W(・∀・)RLD2 ―ろーぷれ・わーるど― (富士見ファンタジア文庫)

燃:燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A+

男の浪漫全開は続く。

3位:ぼくと彼女に降る夜 デッドエンド・ランナー~滅亡に向かう者
ぼくと彼女に降る夜 デッドエンド・ランナー~滅亡に向かう者 (富士見ファンタジア文庫)

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A

チート祭り。


「萌」部門

1位:ハイスクールD×D4 停止教室のヴァンパイア
ハイスクールD×D4 停止教室のヴァンパイア (富士見ファンタジア文庫)
燃:S- 萌:A+ 笑:A 総:S-

スク水!スク水!

2位:C^3 -シーキューブ- Ⅶ
C3‐シーキューブ〈7〉 (電撃文庫)

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

もうイラストがさそりがためさんというだけで。このコメント、前回も書いたなw

3位:円環少女 ⑩運命の螺旋
円環少女 10 運命の螺旋 (角川スニーカー文庫)

燃:A- 萌:A+ 笑:B+ 総:A

冒頭のメイゼルさんの可愛さは異常。


「笑」部門

1位:ハイスクールD×D4 停止教室のヴァンパイア
ハイスクールD×D4 停止教室のヴァンパイア (富士見ファンタジア文庫)
燃:S- 萌:A+ 笑:A 総:S-

おっぱい!おっぱい!

2位:俺の妹がこんなに可愛いわけがない <4>
俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈4〉 (電撃文庫)

燃:A- 萌:A+ 笑:A 総:A+

相変わらず京介のツッコミが素敵。

3位:這いよれ!ニャル子さん <2>
這いよれ! ニャル子さん 2 (GA文庫)

燃:C 萌:A- 笑:A- 総:A-

ネタがやりたい放題としか言いようがないw


「総」部門

1位:ハイスクールD×D4 停止教室のヴァンパイア
ハイスクールD×D4 停止教室のヴァンパイア (富士見ファンタジア文庫)
燃:S- 萌:A+ 笑:A 総:S-

正直、個人的には殆どケチのつけようがない。アニメ化しねぇかな。ZEXCS以外で。

2位:俺の妹がこんなに可愛いわけがない <4>
俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈4〉 (電撃文庫)
燃:A- 萌:A+ 笑:A 総:A+

三巻のときも書いたけど、やはり安定して面白い。五巻以降の路線変更がどうなるかが問題化。

3位:RPG W(・∀・)RLD2 -ろーぷれ・わーるど-
RPG W(・∀・)RLD2 ―ろーぷれ・わーるど― (富士見ファンタジア文庫)
燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A+

ゲームユーザーの感覚を上手いこと物語に取り込んでいて面白い。

4位:“文学少女”と恋する挿話集 <2>
“文学少女”と恋する挿話集 2 (ファミ通文庫)

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A+

本編よりもコメディ要素が強くなっており、個人的にはこちらの方が好き。

5位:神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS⑤
神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 5 (GA文庫)

燃:A 萌:A+ 笑:B 総:A+

滑り込みランクイン。安定感あり過ぎw

最下位:剣の女王と烙印の仔Ⅱ
剣の女王と烙印の仔 2 (MF文庫 J す 3-2) (MF文庫J)

燃:C 萌:B+ 笑:C+ 総:B

個人的にこういうタイプの作品は肌に合いません。でも新しいのが出たら買っちゃう<何なんだ


読書ペースがある程度回復して、まともなランキングになった筈……と思いきや、『ハイスクールD×D』が全部門トップという恐ろしい結果に。だって面白いんだもん。
でもこれは多分、何冊読んだところで、そう簡単に揺るがない順位だと思う。『ロウきゅーぶ!』があると話は別だが。

こっそりランクインしている『ぼくと彼女に降る夜』に注目したい。今後も常連でランクインするかどうか。

来月は『ロウきゅーぶ!』三巻を買ってすぐ読むと思うので、萌部門は決まったも同然か。


今月の結論


『ハイスクールD×D』パネぇ!!

アニメ,ゲーム

「バーン……あれ、アタシのだ」

OPカットで最終回。これまではタイトルコールが一番最後にあったが、流石に今回は最初に持ってきたか。ただ、これまでのようなセンスのあるタイトルじゃないのがちと残念。俺が判らないだけで、何か凄い意味が隠されているのかもしれんが。

さて、列車の上でアルファルドとの最終決戦。橋の上から落ちるアルファルドを救おうとするカナンだったが、彼女は自ら腕を絶ち切り、落下していく

一命を取り留めたマリアの傍らに既にカナンの姿は無かった。
帰国したマリアはカナンとアルファルド二人の写真を並べて飾り、二枚の写真の間に「CANAAN」という題名を飾るのだった。
題名にズームしたところで、OPを流すという空気読み過ぎの演出にテンションマックス。
ちゃっかり生きていたカミングスは出家した様子。何かほっとしたw
また、アルファルドは生きており、カナンとの因縁は続いているようだ。エピローグ時のカナンは髪型をアルファルドっぽくしていたが、何か思うところがあったんだろうか。

総評
そういうわけで、サウンドノベル『428』からのスピンオフ『CANAAN』全十三話でした。
個人的には展開が判り難い部分がちょいちょいあったが、これは『428』をプレイしていればマシだったんだろうか。俺の理解力が足りないだけですかそうですか。

視聴し始めた当初はいずれゲームをやるつもりだったんだが、正直とてもじゃないけどプレイしている時間が捻出出来ませんw

映像のクオリティは安定して高く、そういった部分は安心して視れたな。
何と言ってもマリア可愛いよマリア。終盤はガチシリアスであまりの彼女の天真爛漫さが見れなかったのが残念と言えば残念か。

あとはリャン・チーに最優秀助演女優賞をですね……。

劇場版三部作に追加要素はあるんだろうか。

後番は『空中ブランコ』か?

燃:A 萌:B+ 笑:C 総:A

428~封鎖された渋谷で~1 (講談社BOX)
428~封鎖された渋谷で~1 (講談社BOX)

HJ文庫,スーパーダッシュ文庫,ファミ通文庫,角川スニーカー文庫,角川ビーンズ文庫,雑記

珍しくファミ通がフライングしなかったので、1日フライングのスニーカー、ビーンズとセットになりました。二日連続で書店に行く手間が省けてラッキーと言えばラッキー。
ちなみに買うものなかったけど、HJが1日フライングしてました。あれ、HJって今までフライングしてたっけ?
本日のブツは、

・まかでみックス ふぃふす ヒキコモリと呼ぶんじゃねえッ!
・世界の危機はめくるめく!
・ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc3
・レンズと悪魔ⅩⅠ 魔神集結
・東京皇帝☆北条恋歌 <3>
・ばけてろ 成仏って、したほうがいいですよね?
・あずけて!時間銀行 ご利用は計画的に
・少年陰陽師 祈りの糸をより結べ

まかでみックス ふぃふす ヒキコモリと呼ぶんじゃねえッ! (ファミ通文庫 さ 2-4-5)世界の危機はめくるめく!4ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc3 (ファミ通文庫 た 8-1-3)レンズと悪魔 XI 魔神集結 (角川スニーカー文庫 179-17)東京皇帝☆北条恋歌 3 (角川スニーカー文庫 183-8)ばけてろ 成仏って、したほうがいいですよね? (角川スニーカー文庫 182-51)あずけて! 時間銀行 ご利用は計画的に (角川スニーカー文庫 205-5)少年陰陽師 祈りの糸をより結べ (角川ビーンズ文庫 16-33)

の計八冊。スーパーダッシュ新刊の『アンシーズ』もネットの感想で気になったから買おうと思ってたんだけど、思いっきり忘れました。電撃買うときにでも買おうと思います。
スニーカーは『R-15』二巻の表紙の吸引力が尋常じゃなかったけど、何とか耐えました。サイン会が決定したらしいけど、そんなに売れてるの?
よく考えたら、藤真さんはほぼ同時期に挿絵担当のラノベが二冊出てるのね。

アンシーズ―刀侠戦姫血風録 (集英社スーパーダッシュ文庫 み 4-1)
R-15 こんにちは、ぼくの初恋 (角川スニーカー文庫 217-2)

『私の救世主さま。』の新装版が出ていてビックリしました。思わず買いそうになった。耐えたけど。

私の救世主さま (1) (角川コミックス・エース 126-12)

来月の新刊では第12回学園小説大賞大賞受賞作の『末代まで!』が気になる。内容云々以前に小説とイラスト両方を担当しているのが凄い。少女小説でそういう人が居た気がするけど、少年レーベルで居たっけなぁ。
それと『記憶の森のエリス』。イラストがこぶちさんなら取り敢えず買わなきゃ。そんなことするから積み本がですね……。

ビーンズでは『少年陰陽師』の初期三巻の新装版が出るそうな。カバーイラストはあさぎさん描き下ろし。まだ読んでないけど、新章からはカバーデザインが一新されてるんだけど、そのフォーマットに合わせるみたい。アニメ二期フラグだったりしないかなぁ。

また、応募券を集めると色々なグッズが貰えるキャンペーンが行われているらしいが、一番良い景品は『彩雲国』と『少年陰陽師』の書き下ろし小冊子。
おいおい、欲しいじゃねぇか、応募券何枚要るんだい?と思ったら、八十枚必要だそうです。集められるか!!
いくら期間が一年つったって一ヶ月に七冊くらい買わんといかんとか無理過ぎるw
よっぽどの強者しか無理じゃね?
若しくは古本屋のバイトをして応募券をかき集めるか。

電撃文庫

放課後限定勇者さま。 (電撃文庫)

著:七飯 宏隆 イラスト:八重樫 南

「人類すべてがニートになれば、戦争も渋滞もなくなります。歴史上の偉大な指導者たちが夢見た平和な世界が実現できるんです!」
「他のものもいろいろなくなるけどな」

約四ヵ月三週間の積み。放ったらかし過ぎだぜ俺……orz
電撃文庫。『タロットの御主人様。』で御馴染みの七飯さんがいきなり新シリーズ始動。『タロット』六巻から四ヵ月経っているので、スパンとしては普通か。
イラストの八重樫さんはこの本が出た直後だったかにMF文庫の『くノ一見参!』のイラストを描いている。
やはりどこかでイラストを描くと連鎖的に仕事がくるみたいだな。

さて、本作は将来の夢がニートである主人公、終夜(しゅうや)が勇者と間違えられて異世界に召喚され、何だかんだでヒロイン兼勇者のレウルーシカを助けることになる物語。
帯には「現代学園×異世界で贈る露出系ハイブリッドストーリー」と書かれているが、肌を出しゃ良いってもんじゃねぇぞ!レウルーシカの基本装備なんて半分くらい肌見えてるんだけど、見え過ぎていてぐんにょりする。これじゃ悪の女幹部だよ。
もっとこう何と言うかアレだよ、アレ!<意味不明
キャラクターが可愛いだけに勿体無い。

レウルーシカと共に旅をしてきた見た目はにゃんこのレギンレイヴ族がとても可愛い件。
倒すべき魔王は全ての並行世界を滅ぼす存在らしい。え、それ何て『幻想水滸伝ティアクライス』?と思ったのは俺だけではない筈だ。

主人公の夢がニートだなんて言うから、てっきりコメディ重視のストーリだとばかり思っていたのだが、意外とそうでもなかった。ニートというオブラートに包んではいるが、結構シリアス要素も内包していたりして、今後の転がり方次第ではどちらも中途半端になりそうで怖い。

まあでも現段階ではちゃんとラストも盛り上がったし、普通に楽しめました。ただ、言いたいことが一つあって、取り敢えず『タロットの御主人様。』を完結させてください。

燃:B+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
放課後限定勇者さま。②(2010/02)

著者リンク
タロットの御主人様。⑦(2009/07)

イラストリンク
くりぽと すくすく☆魔法少女塾(GA文庫、2009/10)
正捕手の篠原さん(MF文庫J、2011/10)

アニメ,角川スニーカー文庫

「それはお前が人に感謝されるのに慣れてないからさ」

というわけで、伝説となった学祭回です。見所は勿論後半のアレですが、その前にも朝比奈さんと鶴屋さんのウエイトレス姿という眼福シーンや古泉のクラスの演劇なども押さえておきたいポイント。

この頃の『ハルヒ』って凄い動いてたんだなぁという印象。新作エピソードって安定感はあるんだけど、あんまり動きがあるようには感じなかったからなぁ。

構内をうろつくキョンの後ろに時折ENOZのメンバーやハルヒ、長門が映っている。この細かい見せ方は上手い。

で、ライブのシーンなわけですが。一期放映当時の衝撃こそ無いものの、やはり凄いの一言に尽きる。
ハルヒの歌い方は平野さんの歌い方を参考に描かれているらしいですね。

ラストでハルヒはSOS団でもバンドをやることを思いつくが、そのときに「みくるちゃんはタンバリン」と発言している。まさかこれが『激奏』への伏線になるとは思いもしなかったぜ……!

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)
涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)