特撮

「〈ファング〉捕獲用の罠にカブトムシが捕まった……」

ビートルフォンじゃねぇかw
前回、アームズ・ドーパントに腕を踏まれたときに翔太郎は骨折していたんだとか。さくっと治ってますが。ダブルに変身すると治るのか?

予告を見たときに、「ふぅん、次回はNの頭文字のドーパントが出て来んのか」って、ぼんやり思ってたけど、よく考えたらNって〈ナスカ〉じゃん!気付けよ、俺……orz

さて、理髪店で偶然、尻彦さんと再会した翔太郎。いきなりバトルに発展。パワーアップした尻彦さんは調子に乗って、ファングジョーカーと戦いたがるが、〈ファング〉はまたも行方不明になっていた。
理髪店のマスターを巻き込むわけにはいかないと戦闘終了。ここで尻彦さんはフルネームを名乗ってるんだけど、翔太郎は以前に潜入した邸が園咲家だったことに気付かないのか。そこまで珍しい名前じゃないからかなぁ。

マスターの依頼で、家に帰ってこない娘の茜を探してほしいと頼まれた翔太郎。
茜自体はすぐに見付かるが、彼女の友人の一人、有一という少年が〈バード〉のメモリを使用して襲いかかってくる。
今までの平成ライダーでも鳥モチーフは沢山あったけど、もっと種類を限定してたよな。梟とか烏とか。鳥全体という括りって、もしかして初めてか?

所詮中学生の喧嘩、軽くバード・ドーパントをあしらうダブル。有一は変身を解除するが、すると今度はもう一人の少年、統馬がバードに変身
それを見た尻彦さんはメモリを使えるのはコネクタ手術を受けた者だけ、一つのメモリを使い回すことなど想定されていないと驚く。
成程、生体端子はそうやって作るわけか。『ダブル』はここどうなってるの?ってのをちゃんと説明してくれるから嬉しいなぁ。

副作用で苦しみ出す有一。正しい使い方をしないと端子が焼けただれたようになり、のたうち回ることになるようだ。
子供にまでメモリを売っているミュージアムに怒りを露わにする翔太郎。

尻彦さんはメモリを売るのは薄汚い大人にだけの筈と、統馬達にメモリを売った人物を調べるように冴子に頼む。おお、夫婦仲が回復してる!w
尻彦さんの中では、メモリに手を出すような意志薄弱な大人はどうなってもおkってことなのかな。

〈バード〉の力に味をしめ、店を襲ったりするようになった統馬を止めようとする翔太郎。
今回はフィリップも出撃。〈ファング〉捕獲作戦がちっとも上手くいかないので、自ら危険に飛び込んで〈ファング〉に来てもらおうという作戦に変更。
作戦は見事成功するが、だからじゃあ何でスミロドン・ドーパントに襲われたとき、出て来なかったんだってば。きっと今後説明してくれる筈!そう信じたい!

で、早くもファングジョーカー再登場。もう暴走の危険は一切無いのか。
勿論〈ファング〉メモリの販促なんだが、ちゃんと使用する理由付けがあるのが良いよね。

バードはファングストライザーでさくっと撃破。攻撃を行いながら、〈ファング〉をガシャコンガシャコンしてマキシマムドライヴに移行する流れが素敵。確か『カブト』でも同じような戦い方してたよね。

メモリブレイクした筈なのに、メモリが壊れない。これも副作用なのか。
というところで、再び尻彦さん登場。意気揚々とファングジョーカーに襲いかかってくる。

一方、園咲家では琉兵衛から若菜へ〈クレイドール〉の返却が行われていた。「落としたことを言い出せなかったんだね?」って逃げ道塞いでくるパパンが怖過ぎる件。
また、尻彦さんが〈ナスカ〉の高速移動に覚醒したという話を聞いてレベル2とか言ってました。メモリは使えば使うほど力を引き出せるようになるということなのかな。

若菜の手元にメモリが戻ったから、これで劇場版へと繋がるが、時系列としてはあってるのかなぁ。劇場版は『レディオでQ』以前と考えられなくもないんだよな……。
テレビシリーズの方でクリスマスがはっきりと描写されてないから特定出来んな。

更に、刃野さんと真倉は今度風都署に配属される新人の話をしていた。勿論照井竜のことですよね。ビートルフォンはライバルの偵察のつもりなんだろうか。

今回は全体的にやたらコメディテイストだったな。

次回、尻彦さん大ピンチの巻。彼の一時退場と入れ替わりにアクセル登場かな。
尻彦さんが三人目のライダーだったりするんだろうか……。シュラウドと接触とかありそうだけど。

燃:A+ 萌:C+ 笑:A- 総:S-

特撮

「俺は殿様じゃない自分は初めてだ。びっくりするほど何も無いな……」

丈瑠は薫の影武者に過ぎなかった。衝撃の事実に動揺する流之介達。
十七代目と外道衆の戦いの折、志葉家は疲弊し、存続の危機に見舞われていた。そこで影武者の計画が立ち上がる。侍の家系ではないが、モヂカラの才能を持った一族を選出し、影武者として育成。本当の十八代目薫は密かに育てられ、封印の文字の特訓に明け暮れた。
本来はそのまま、十九代、二十代と繋いでいく筈だったが、隠れていることを良しとしない薫は根性で封印の文字を習得、自ら表舞台に現れた。

十七代目が使った封印の文字は不完全だったらしいが、それでもあれだけドウコクを抑えられるなら、完全な状態であれば、もっと長い間封印出来るということか。

たとえ納得していなくても、外道衆が現れれば戦わなければならない。薫と共に出陣する家臣達。
名乗ってたけど、薫のシンケンレッドはちゃんと丈瑠のレッドとは決めポーズが違うのね。

今回はアヤカシの登場は無かったが、オオナナシが登場。
巨大戦ではトラシンケンオー天下無双。

空っぽになってしまった丈瑠。そんな彼の前に十蔵が姿を現す。彼にとっては丈瑠が殿様であるかどうかなど関係無い。
一番最初に丈瑠自身を認めたのが家臣達ではなく、十蔵ってのは皮肉だな。
最後にナレーションが入らなかったのって初めてじゃね?そうでもないか。

燃:A- 萌:B- 笑:C 総:A

特撮

「僕にも意地というものがあってね。訓練を重ねていた。君のために」

ジャンクションの「さあ、貰ったお年玉を数えろ!」で吹いた。

さて、二週焦らしプレイの末に待望のパワーアップ回。フィリップの前に現れた冴子。フィリップは冴子の冷たい雰囲気から、彼女が敵だと本能的に悟る。
冴子の口ぶりからすると、フィリップの記憶は一回消えてるんだな。だから若菜のことを知らないわけか。
ちなみに翔太郎の姓が「左」であるのに対し、フィリップは「来人=Right=右」ってことらしいですね。

冴子はタブー・ドーパントに変身して襲いかかってくる。タブーを見た途端、フィリップは「あれはビギンズナイトの幹部!」って、何という露骨な映画宣伝w

逃げ惑うフィリップの前に〈ファング〉ライブモードが現れるが、彼は拒絶。
翔太郎が亜樹子に語るには、ビギンズナイトでファングジョーカーに変身した後、フィリップは自分が自分でなくなる感覚に怯え、二度と使わないと決めたんだそうな。ダブルドライバーに自分の作った〈ファング〉をぶっ差してみたら、思いの外凄い力が発揮されてビックリしたってことか?
この辺は映画で語っておいても良かった気がするが。尺の問題か。

〈ファング〉は命令を聞いて、自律行動するメモリなのかと思ったけど、がっつり自意識があって、それに従って行動しているっぽい。以前スミロドン・ドーパントに襲われたとき、姿を現さなかったのは何故なんだぜ。単にフィリップの位置を特定出来なかっただけなのかな。
冴子の見立てでは〈ファング〉はフィリップの護身用のメモリらしい。というか、存在を知らんかったってことはフィリップがこっそり造ってたってことか。

囚われた翔太郎と亜樹子は結構ハードな状況に。これくらいのピンチの方が盛り上がるのは確か。
翔太郎のドライバーが消えないのは〈ジョーカー〉が刺さりっぱなしだからか。

そこへ駆け付けるフィリップ。彼は依頼人、冬美の相棒を気持ちを聞き、〈ファング〉を使う決意をする。いよいよファングジョーカーの登場。恐竜の鳴き声が響くのがイカス。
〈ファング〉をガシャガシャすると、ソウルボディ側にファングが現れ、それを使って攻撃。
変身するのがえらい早いなと思ったら、そこから一回暴走して、翔太郎の声で正気に戻るという流れ。二人で一人の仮面ライダーっていう部分が強調されて実に良い展開。
決め台詞のときのポーズがフィリップ仕様になっているのが面白い。

そしてマキシマムドライヴ、ファングストライザーでアームズ・ドーパントを撃破。ドライヴスロットにメモリを刺すのではなく、メモリを操作するだけで発動。
あとはファングメタルとファングトリガーに変身可能なのかが気になる。暫くは販促のためにファンクジョーカーばっかり使うことになるのか。

冴子さんはファングジョーカーの力にビビり、逃走するが、翔太郎にバトンタッチして追走。一気にタブー撃破までいくかと思われたが、何と尻彦さんが間一髪タブーを救出。彼は冴子に黙って特訓を重ね、〈ナスカ〉の高速移動に覚醒したんだそうな。おお、尻彦さんがヘタレてない!
これで夫婦仲も安泰……か?

刃野さんはダブルが自分の名前を知っていたことに違和感を覚えるが、キャラクター的に正体に迫るわけではなさそうだな。知ることになっても、相当終盤だろうな。

翔太郎は一年間姿を現さなかった〈ファング〉が出て来たことに、戦いの激化を予感する。
事務所にビートルフォンが入ってきたところで続く。アクセルの登場は三週後かな。

若菜のシーンは少しだけあったものの、彼女の元に〈クレイドール〉が返ることはなかった。折角劇場版とリンクさせようとしてるんだから、そこはちゃんと描いてほしいが……。

雑誌情報によると、アクセルに変身するのは風都署のエリート刑事、照井竜。ダブルにライバル心を抱いているとか。
彼にドライバー等の変身アイテムを授けたのはシュラウドという謎の女性。園咲母かなぁ。
琉兵衛達を止めるために、正しき心の持ち主にドライバーを渡しているとは考えられないか。

燃:A+ 萌:C 笑:B+ 総:A+

特撮

「このお方をどなたと心得る!このお方こそ、志葉家十八代目当主、志葉薫様にあらせられるぞ!」

まさか三箇日から放送があるとはな……。
さて、全員揃って新年を迎えて騒がしい志葉家。そこへいつもの黒子とは違う格好の黒子が何やら書状を持ってやって来る。

今回のアヤカシはヨモツガリ。シタリの命令でシンケンレッドに鬼火玉を撃ち込む。これは丈瑠の中の火のモヂカラと反応して爆発的に燃え上がり、跡形もなく燃やし尽くすそうな。

鬼火玉を喰らったレッドは大ダメージを受けたものの、燃えて消えることはなかった。また、彼は相討ち覚悟でヨモツガリの一の目を倒した
疑問を抱くシタリだったが、そこへ謎の少女が現れ、シンケンレッドへと変身。獅子折神でヨモツガリ二の目を撃破するのだった。
少女の名は薫。彼女は志葉家十八代目当主だというが……。ってところで続く。おいおい、正月から衝撃の展開だな。

次回のサブタイトルと今回の伏線っぽい要素から考えて、丈瑠は影武者だったわけね。メジャーな要素なのに、全然思い至らなかったな。これまでに伏線ってあったっけ?
あとは薫の乗っていた獅子折神は丈瑠が持っていたものを使ったのか。それとももう一体あるんだろうか。

前回の予告を見たときはスカート付きのレッドを見て、丈瑠が女体化するおふざけエピソードかと思ったけど、ガチでシリアスだったんだぜ。

『ゴセイジャー』の番宣が開始。

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特撮

「あーもう!暴走特急しか居ないのか、この事務所は!?」

フィリップは若菜がラジオでボクサーの減量が凄いと言っていたのを聴き、減量に挑戦して、ぶっ倒れる。朦朧とする意識の中で、彼は〈ファング〉のライブモードを目にする。何で驚いたのかが判らん。ビギンズナイトで脱出した後、どうにかなったのかな。まぁ、だとすると、スミロドン・ドーパントに襲われたときに出て来なかった説明がつくが。

ぐったりして伏せっていても、変身ポーズはちゃんとするのなw

今回の依頼者は指名手配中の二人組の怪盗ツインローズの片割れの麻生冬美という女性。ツインローズには人を傷つけず、盗みを行うというポリシーがあったが、相方の倉田という男が突如変貌してしまった。

彼はアームズ・ドーパントとなって強盗を行い、自分が仮面ライダーであると周囲にアピールしていた。
この倉田、中の人はアバレッドです。

園咲家では琉兵衛と冴子が意味深な会話を。地球に選ばれた家族というのは誇張表現なのか、それとも本当に何か大いなる意思的なものが存在するのか。
また、新しいメモリを増やしたいという琉兵衛の発言。つまり、フィリップが居なくなってからは既存のメモリの量産しか行っていないってことなのかな。
若菜には困っていた様子だったので、やっぱり次回、彼女の元にメモリは戻るのかな。今、〈クレイドール〉は琉兵衛が持っている。

冴子と尻彦さん夫婦はお互いに何か隠し事をしているようだ。冴子は後述する作戦にかかってるんだろうけど、尻彦さんは何してるんだ?

偽仮面ライダーの犯人は特定出来たもの、何故仮面ライダーを名乗るかの動機が判らない。フィリップは慎重に調べた方が良いと主張するが、仮面ライダーを騙られることに我慢がならない翔太郎は倉田の隠れ家と思しき場所へ直行。

だが、それは冴子の仕掛けた罠だった。倉田に〈アームズ〉のメモリを渡し、駒として使っていたらしい。基本的にドライバーを介さずメモリを使うと、多かれ少なかれ精神に影響が出るのかな。

アームズは様々な武装を持っており、オールレンジ対応型。ダブルもメモリをガンガン変えて対抗する。年末商戦的なことも絡んでるのかもしれんが、やっぱり各メモリの特性を活かしながら戦うのは格好良い。

そこへ大量のマスカレイド・ドーパントが登場。何か劇場版より、いっぱい居るんじゃね?
亜樹子を人質に取られ、変身を解除しろと迫られる。変身を解く振りをして、〈ルナ〉に切り替えようとするが、見破られメモリスロットを封じられてしまう。
アームズの狙いはリボルギャリーの中に居るフィリップ。何とか、その場からは逃げだせたものの、彼の前に冴子が現れる。メモリの開発に携わっていたけど、フィリップは冴子のことを知らないんだな。
そして、彼女はフィリップのことを来人と呼んだ……ってところで続く。

次週は放送休止のため、次回予告がスペシャル版に。って、このタイミングで二周焦らされんの!?来週放送して、三が日に休めよ!!

取り敢えず言えることは映画観といて、本当に良かったってことだな。がっつり絡んできすぎだろw
映画でフィリップが作っていたのは〈ヘル〉のメモリだったんだとか。名前からすると、今後出て来てもおかしくはなさそうだけど……。

ところで、最近AパートとBパートの間のCMに入るタイミングが、やたら遅くね?

燃:A+ 萌:C+ 笑:B+ 総:S-

特撮

「元の切れ味だ。礼を言っておこう」

源太は十蔵を討つチャンスに恵まれるが、彼が家族を利用されていたこと知ってしまい、躊躇いを覚える
侍としての覚悟が足りないと自責の念を覚えた源太は、それでも芯を貫き、十蔵に頭を下げて、地獄を出現させないよう頼み込む

だが、十蔵は聞く耳を持たず、アクマロは遂に作戦の最終段階に入る。あとは日本を分断する直線の中心を切り裂くだけ。
裏正を取り戻した十蔵はアクマロを斬りつける。裏正に妻が使われていることなど最初から知っていた、と。それを知りながら、二百年斬り続けた十蔵こそ真の外道。

そう、人と外道の狭間の存在だからこそ、アクマロの作戦の柱となっていた十蔵だが、彼が真の外道だったことで、作戦は破綻した。
この一連の流れに寒気が止まらない。

傷ついたアクマロを烈火大斬刀大筒モードとモウギュウバズーカで撃破
巨大化したアクマロには侍巨人勢揃いで対抗。イカシンケンオーとか久し振りに見たな。一瞬しか映らなかったけど。つーか、登場すんの二回目じゃね?

アクマロにはサムライハオーの折神大団円も効かなかった。源太の提案で、恐竜折神を使用。十二体の折神の力を結集させた斬撃で撃破。
何で普段恐竜折神を使わないのかというところが引っ掛かるが、主題歌流して幹部を撃破とかされたらテンション上がらざるを得ない。
やっぱり幹部クラスを倒すときはこうでなくちゃなぁ。

次の放送は年始です。

ゴセイジャー』の話。ゴセイグレートにはいつも通り換装あり。序盤から三種の換装があり、更に二合ロボはデータカードダスの筺体がモチーフらしい。その発想は無かったわ。当然のようにゴセイグレートと合体可能。

燃:A+ 萌:B 笑:C+ 総:S-

映画,特撮

「俺は」
「俺達は」
「通りすがりの」
「二人で一人の」
「「仮面ライダーだ!!」」

ネタバレ注意!!正直、長過ぎてネタバレ部分だけ反転させるのが面倒臭過ぎる!ワード換算で八ページって、どんだけ書くねん俺!どう見てもまとめるスキルゼロです。本当に有り難う御座居ました。

経緯

例年、ライダーの映画は観たいなと思いつつ、DVDが出るまで待ってたんですが、『ディケイド』は完結編、『ダブル』はがっつり本編に絡んでくるということで、観に行こうと思い立ったのが十三日の就寝直前、二十六時半くらい。で、翌日の十時過ぎには映画館に居たという。

観るまで

公開三日目だったので、もっと早く行かないと席取れないかなと思っていたら、楽勝でした。
中に入れるようになった途端、モギリのところに凄ぇ列ができるから、うぉ、むっちゃ人居るやんけ!!と思ったら、全員『ONE PIECE』目当てで吹いた。ライダーの方に向かってるの俺だけでした。後から人来て、席半分くらいは埋まったけどさ。

客は幼稚園以下のちびっこと大きいお友達という構成。来場特典を要らないからと、大きいお友達がちびっこにあげている光景はハートフルと言わざるを得ない。

上映前の鷹の爪団によるマナー講座とかショートアニメとかが、やたら面白い件。吉田君のメス熊への喰い付きが面白過ぎたw

概要

タイトルは聞いてびっくり、「かめんらいだーかめんらいだーだぶるあんどでぃけいど」と読むらしい。「かめんらいだーだぶるあんどでぃけいど」だと思ってたぜ……。

冬の陣ということで、『ディケイド』完結編と『ダブル』エピソード0と二つの物語が交錯する『MOVIE大戦2010』という三本立て。

仮面ライダーディケイド完結編

まずは『ディケイド』から。いつも通りのテレビシリーズみたいに、「バーバン!これまでの仮面ライダーディケイドは!」から始まって、何だか安心した俺が居る。

テレビ版最終回から、少しだけ時間が経ち、士は夏みかん達の前から姿を消した。
士はフェイスが凶暴になったディケイド激情態となり、ライダーを倒しまくっていた。この激情態は他のライダーにカメンライドしなくてもアタックライドを使用可能な上、主役級以外のライダーのアタックライドも使用可能。カイザのサイドバッシャーとかG4の武器とか使ってました。

最初はVSスカイライダー&カブト。インビジブルで消えたままファイナルアタックライドで突っ込んでくるとか鬼畜過ぎるw
カブトの角が折れて、地面に転がってるシーンのゾクゾク感は異常。

倒したライダーはカードになっていたので、殺すというよりは封印していると考えた方が良いのかな。
士が眺めるカードの束の中には仮面ライダースカルのブランクカードが。僅かではあるが、『ダブル』の世界との繋がりが見えているのは面白いな。

士の傍には電波人間タックルに改造された少女ユリコが居た。この人の存在意義が全然理解らんかった。実は既に死んでいる存在とか言って、蜂女との戦いに勝利した後、消えるあたりが意味不明過ぎる。
パンフレットのインタビューでは『ダブル』に男性ゲストを出したから、『ディケイド』には女性ゲストって、もうちょっと何とかならんかったのか……。デス・ドーパントの影響でどうにかなっていたんだったら全く問題無いんだけど……。

VS龍騎&ブレイドでは、ブレイドをファイナルフォームライドでブレイドブレードにして、龍騎を真っ二つ。元に戻ったブレイドはディメンションキックで撃破。容赦無さ過ぎでえげつねぇ。

最後のライダーとなったユウスケは黒のアルティメットクウガで戦いを挑む。何で自らの意思でFFR出来んだよ……。設定ガン無視もいいとこじゃねぇか……(´・ω・`)
自分の生命と引き変えにディケイドを倒そうとするクウガだったが、敢え無く撃沈。

次に立ち塞がるのはキバーラに力を借りて仮面ライダーキバーラに変身した夏みかん。確か『ディケイド』放送開始直後に夏みかんがキバーラで変身するってネタバレがあったよな。まさか当たっていたとはなぁ。
よく理解らんのが、キバットみたいにガブってやってるわけじゃないんだよな。ファンガイア以外がキバット族の力で変身したら生命を削られる筈なんだが、そういった描写は一切無し。あ、そうか、噛みついてないから、魔皇力が注入されてないんだなと納得しようとしたら、パンフレットに魔皇力を注入って書いてあったorz
じゃあ、そもそもキバーラがキバット族ってのが偽装なんじゃないのかとも思うんだけど、キバーラの変身エフェクトはキバに近かったしなぁ。ああぁああぁあああぁあああぁぁあああああああああ、モヤモヤするぅぅぅうううううう!!
だから、設定の整合性をですね……。まぁ、何がしかがキバット族の姿を借りてるだけなのかもしれんけど。
そもそも、何でこのタイミングでキバーラが夏みかんに力を貸すのかって話ですよ。鳴滝様とか言ってたから、命令されたのかなぁ。
パンフレットには夏みかんだけがディケイドを止められるというのはキバーラに変身出来るかららしいって書いてあったけど、それもイマイチよく理解らん。
結局、夏みかんは一体何なんだよ。

自らキバーラに倒されるディケイド。ディケイドがライダーを破壊し、自分の力とした上で倒されることにより、世界の再生が達成されるという解釈で良いのか全然理解らんが、とにかくディケイドが死んだことにより、リ・イマジの世界が復活。死者まで蘇るというやり過ぎ復活っぷり。

一方、栄次郎爺ちゃんは屋台に飲みに来ていた。「琉ちゃんは来てないのか」って、ただの台詞かと思ってたら、『ダブル』でお友達の正体が明かされる構成。こういうギミックを入れてくるところは凄く良いんだけどなぁ。
で、屋台のおっさんが鳴滝という、これまた意味不明展開。イカとビールを出された爺ちゃんはスーパー死神博士として、鳴滝はゾル大佐として、大ショッカーの残党を集めて、スーパーショッカーを組織する。
もう、鳴滝は何がしたいんだよ……。自ら大ショッカーを再編することで、ディケイドに対抗しようとしたのかなぁ。
死神博士はネオ生命体なる存在を造り出す。

で、夏みかん達の記憶から再構成されて、士が復活。連続性とかを無視して、シーン毎に観ると凄ぇ良いものになってるんだけに、このgdgdっぷりが惜しい。
ワタルとアスムはかなりしっかり出て来てるけど、他のリ・イマジライダーもちょろっとだけ登場。タクミだけは大人の事情で出番無し。何か『ディケイド』出演直後からブログの更新が止まったりしてるとか何とか。

スーパーショッカーとの激突。鳴滝の「おのれディケイド!」は最早ギャグにしか聞こえないw
リ・イマジライダー総登場で大決戦。電王だけ、よく喋ること喋ることw
ディケイドがコンプリートフォームにチェンジすると、一斉にリ・イマジライダーもファイナルフォームにチェンジ。これは格好良かった。
電王はライナーじゃなくて、超クライマックスの方なのね。
キバーラが笑いのツボを押していて吹いた。

ネオ生命体が造り出した究極生命体ドラスを倒して終了かと思いきや、スーパークライス要塞が復活。更に、そこからマンモスメカとかいう馬鹿デカいメカが出て来て、うわああああ、ドカーン!→ガシャーン!→『ダブル』開始という。

これ、三部構成って知らんと観たら、びっくりするぞw

仮面ライダーダブル ビギンズナイト

風都イレギュラーズと共に、探偵事務所をクリスマス仕様に飾り付ける翔太郎達。そこへ依頼人が現れる。睦月安紗美と名乗った女性は、姉の恵里香と共に姉妹デュオとして活躍していた歌手だった。
依頼内容は海難事故で亡くなった姉を探してほしいというもの。というのも恵里香の遺体は見つかっていない上に、つい最近姉を見かけたと安紗美は主張する。
ウォッチャマン達が風都イレギュラーズっていうなんて、初めて知ったよ。

時系列としてはクリスマス間近だから、『Fの残光』の後になるのかな。

調査を開始した翔太郎と亜樹子の前にデス・ドーパントが現れる。応戦するダブルだが、そこにおやっさんが登場。仮面ライダースカルへと変身する。
戦うのを躊躇う翔太郎とおやっさんは死んだと割り切るフィリップ。ここで、亜樹子におやっさんが既に死んでいるということがバレてしまう。
更にダブルは敗北と踏んだり蹴ったり。

で、回想シーン入ります。とある人物の依頼でミュージアムから、地球のあらゆる知識をその身に内包した運命の子を救い出してほしいという依頼を受けたおやっさんは翔太郎を連れて、ミュージアムのビルに乗り込む。
このとき、おやっさんはダブルドライバーと六種のメモリの入ったケースを持っていた。これは依頼主から渡されたのだろうか。

侵入者の迎撃に現れたマスカレイド・ドーパントを倒すために、おやっさんはロストドライバーでスカルに変身する。<スカル>のメモリのロゴがとても格好良い件。
おやっさんは何処でロストドライバーを手に入れたのかという話。依頼主から貰ったのかもしれないけど、そうすると、おやっさんと依頼主は以前から知り合いだったということになる。仕事でメモリの力を使わないのがポリシーってことは、ある程度の期間、メモリを所持していたってことだろうし。

冴子はロストドライバーを見て驚いていた。やはりミュージアムから流出したものなんだろうか。

一方、翔太郎は動くなと言われていたにも関わらず、運命の子らしき人物を発見し、ふらふらと付いていってしまう。この人物こそが後にフィリップと名付けられることになる少年だが、彼はメモリの製造に携わっていた。
てっきり実験動物みたいな扱いを受けているもんだとばかり思ってたんだが。

翔太郎がおやっさんから預かっていたケースからダブルドライバーを発見したフィリップは大変興奮する。彼はダブルドライバーの設計思想を知らなかったから、流出したガイアドライバーの技術を用いて、ミュージアム外部の人間が造ったってことなのかな。
依頼主は園咲母ではないかと言われているが果たして……?確かに、琉兵衛の奥さんについては一切言及されてないな。

翔太郎ともみ合っている内に転送装置に入ってしまい、フィリップはガイアタワーへと転送されてしまう。
おやっさんと共にタワーへと向かう翔太郎。フィリップの保護には成功するも、おやっさんは凶弾に倒れる。
ここでいよいよダブル誕生。サイクロンジョーカーでちょっと戦うと、足場が崩れて落下。意識を失っていたフィリップの身体はファングメモリのライブモードが助けてくれた。あんなにちっこいのに凄いな。

一度変身を解除して、フィリップがメモリ形態になった〈ファング〉をドライバーにセットすると、翔太郎の意識がフィリップの身体に入り、ファングジョーカーへと変身。
もしかして、先にメモリをセットした人間が気絶することになるのか?
ミュージアムの知らないダブルドライバーで〈ファング〉が使えるということは、ダブルドライバーはあらゆるメモリに対応してるのか?それともガイアドライバー専用メモリのみ使えるんだろうか。
ファングだけ姿が大きく変わるのは元々ダブル用に開発されたメモリじゃないからだろうか。
テレビシリーズで、いずれ尻彦さんあたりにダブルのメモリを奪われて、変身されたりしないかなぁ。

ファングジョーカーはファングを身体から発現させる度に音声が鳴るようで小気味良いな。殆どお披露目程度で戦闘は終了。
普段、ファングジョーカーを使わないのは単にフィリップが外に出て来ないからか?

フィリップの名前はおやっさんが命名したことが判明。道理で日本人顔なのに、そんな名前なわけだ。

ビギンズナイトを思い出し、改めて自分達が何故ダブルとして戦うのかを考える翔太郎とフィリップ。
検索で闇と静寂の会という親睦会の主催者、ロベルトが怪しいということに。
早速殴り込みを掛けるが、再びおやっさんと対峙。啖呵を切って、スカルをぶん殴ってからの変身は素敵な熱血展開。

デス・ドーパントはおやっさんがダブルのウィークポイントだと理解していた。彼がそれを知ったのがどこからか、というのが結構ポイントな気がする。メモリを売ったのは琉兵衛なのは確定だけど、やっぱりこの人、全部知ってるんじゃないかなぁ。ダブルを泳がせているのもダブルドライバーのデータが集まってから回収すれば良いとか考えてそうだ。ダブルを挑発することを条件にメモリを売ったとかかなぁ。
そうそう、尻彦さんの回想シーンでは仲良く酒を飲む栄次郎と琉兵衛の姿が。

ここでデス・ドーパントの正体が明らかに。ロベルトの買ったメモリは〈デス〉ではなく、〈ダミー〉。だから、メモリを刺すときに音声が無かったのね。
ダミー・ドーパントの本来の姿は随分としょぼい。と言うかマネー・ドーパントのスーツの改造に見える。
こいつの能力はあらゆるものを限りなく本物に近くコピー出来る、といったところか。
おやっさんのコピーのときはロストドライバーとメモリもコピーだったってことか。メモリの二重使用は出来なそうだし。

ここで、〈ダミー〉のポテンシャルに目を付けた冴子、尻彦さん、若菜が登場。あれ、若菜、ノリノリでメモリ使ってね?ここは若菜の代わりにミックで良かった思うけど。
それとも『Fの残光』で若菜は再びメモリを手にするんだろうか。

やべぇ、三人の幹部出てきやがった!と思ったら、あっさりメタルブランディングで薙ぎ払ってた。尺があれば、ここでファングジョーカー出せた気がするけども。

ダミーはタイヤに擬態して、逃走。それを追うダブルってところで続く。

MOVIE大戦2010

二つの物語が合流する三本目。東映のロゴが出るところから画面が二分割になっているのが面白い。
で、分割線が取っ払われて合流。って、何でダブルはハードボイルダーで風都を走ってだけなのに、いつの間にかディケイドと合流すんだよ!!いつの間に世界を渡ったんだ……。
『ディケイド』があまりにgdgdなので、パラレルワールドと思いこもうとしたらしたで、ディケイドとダブルは面識があるという。一応、『オールライダー対大ショッカー』と繋がってるのか……。

オールライダーFFRとかハードマンモシャーとか、もう真面目に設定考察すんのが阿呆らしくなってくるハチャメチャバトル。ただ、映像的には半端無くクオリティが高いので、どうでもよくなってきましたw
綺麗に整列してのFFRには吹いた。

最後はネオ生命体がダミーと融合して、誕生したアルティメットDとの戦い。トリプルエクストリームでとどめ。
ディケイドのFFRでダブルがサイクロンサイクロンとジョーカージョーカーに分離。ジョーカージョーカーは遠目に見ると、デルタに見えるな。
って、ロベルト神父、メモリブレイクどころか死んでるよね……。

クライス要塞の崩壊に巻き込まれそうになっていた死神博士の首からは、<シニガミハカセ>のメモリが抜け出てきた。何……だと……?栄次郎爺ちゃんはメモリの力で人格変わってただけだったんだ……。そんなんありか。

最後には、別の世界のおやっさんが翔太郎に、帽子が似合っていると言ってくれる展開が。はいはい涙腺崩壊涙腺崩壊。
亜樹子との絡みはあんまり無かったけど、薄々おやっさんがもう死んでるって感づいてたのかな。

『ディケイド』の方は、俺達の旅はまだまだ続くぜ!エンドでした。

そしてEDの最後には<アクセル>のメモリを持つ青年が登場して終了。これは嬉しいサプライズ。

まとめ

きっとそうだろうなとは思ってたが、案の定、『ディケイド』の方はこまけぇこたぁ良いんだよ!エンドだった。いや、全然細かくねぇよ!!( 0M0)<ヤハリソウイウコトカ!
つーか、『ディケイド』最終回で流れた劇場版の予告って半分くらいイメージ映像だったじゃんか!!そんなんありか!
『オールライダー対大ショッカー』の方も観たら、ちょっとはすっきりするのかなぁ。
映像面は無茶苦茶凄かったです。

『ダブル』の方は凄く面白かったんだが、今後映画を観ていない人が損をする造りになっていたのが引っかかったかな。まぁ、文句言わずに、観に行きゃ良いんだけどさ。

パンフのインタビューとか観てると、これで『ディケイド』が最後だと思うと、クランクアップで泣いたとか何とか書いてあるんだけど、本当にこれで『ディケイド』が終りとはとても思えねぇ。『電王』の前例もあることだし。

今後も映画で二作品以上のライダーが出てくるときは橋渡し役で出てきそう。若しくは、「仮面ライダーネクストディケイド」とか。
『ダブル』の方は放映中に二本目の映画やるそうです。このタイミングで言えるってことは来年の黄金週間あたりか。
三本は無理って発言もあったけど、じゃあ、来年は夏にやらんってことか?あ、『超・電王』かな。

やっぱり平成ライダーは設定未開示の時期に、ああでもないこうでもないと考えているのが一番楽しいな。

燃:S 萌:B 笑:B 総:S-

特撮

「とても優しい声でした。きっとそれが本当の貴女です」

前回のラストでバイオレンス・ドーパントに粉砕されたクレイドール・ドーパントだったが破片がくっついて、たちまち再生。これは完全な不死性なんだろうか。特定の殺し方では死なないとかの限定条件じゃないのかな。

前回に続いて、ラジオの生中継では9、10話で登場したパティシエの舞が再登場。

仕事を抜け出して探偵事務所へとやって来た若菜。またもやフィリップは壁越しに話すことになるが、ここで若菜が昔語り。
彼女には心の支えになってくれた弟が居たこと、その弟が今はもう居ないことが判る。
単純に考えるなら、弟=フィリップなんだろうけど、まだもうちょっと捻りがありそうだな。
でも、この二人、何だか恋に落ちそうな気配なんだけど、禁断の愛とか朝八時から大丈夫か。

一方、尻彦さんは冴子に頼まれて、〈バイオレンス〉の購入者を調べていた。ちらっと映ったリストの中に〈アップル〉と〈ゼロ〉ってのがあったけど、こういうのって今後登場するのかな?
以前にはメモリの詰まったトランクが映ったこともあったけど……。

フィリップの推理により、バイオレンスの正体が若菜のマネージャーだと判明。バイオレンスは若菜を攫って逃走。
追跡途中でバイオレンスが港の近くに行ったので、ダブルはハードスプラッシャーを使用。こうでもせんと、スプラッシャーの出番無いよなぁ……。

トリガーマグナムにスパイダーショックをセットすると、ネットを発射出来るよう。それでバイオレンスを捕獲して、若菜を救出。このとき、彼女はダブルの前でガイアメモリのことを知っていると判る発言をしてしまう。でも気付いたのはフィリップだけっていう。翔太郎は聞いてなかったんだろうかw

実はマネージャーは若菜の先輩に唆されてメモリを使わされただけで、主犯は先輩の方だった。後輩に仕事を取られての逆恨みらしい。
マネージャーはバイオレンスを使ってから、自分を抑えられなくなっていったって言ってたけど、やっぱりメモリによっては仕様者の精神に何らかの影響を与えるのか。

若菜はクレイドールに変身し、自ら先輩を殺そうとするが、フィリップの言葉を思い出し、思いとどまる。
凝りない先輩は若菜が化物だと公表しようと企むが、尻彦さんによって消される。おお、ちゃんと仕事してる!

鉄球を巧みに使い、街を飛び回るバイオレンスにはハードタービュラーで対抗。今度はトリガーマグナムにスタッグフォンをセットしてマキシマムドライヴ。弾道がクワガタの角のように二本に分かれて、対象を挟みこむように攻撃出来るらしい。便利だな、おい。

空中でバイオレンスを撃破したので、当然マネージャーは落下する。これをルナジョーカーの手を伸ばしてキャッチするダブル。撃破したときはルナトリガーだったけど、もしかして手足が伸ばせるのはルナジョーカーだけなのか?と思って、公式サイトを見たら、どうもそうっぽいですね。

事件が解決した後、若菜はフィリップに会いたいと電話越しに迫るが、若菜がガイアメモリの存在を知っていることに気が付いてしまったフィリップは彼女から距離をとる。ミュージアムの関係者って可能性があるからなのか。
若菜はメモリは持ってないって答えた後、〈クレイドール〉を捨てた。園咲家の中に放ったって、すぐに家族に見付かって怒られそうな気がするが。

〈クレイドール〉を拾ったのは琉兵衛だったが、彼の笑みは意味は何なのだろう。
やりたいことを見つけた娘を祝福しているようにも、怒りの裏返しのようにも見える。
回想シーンでは冴子に平手打ちをしていたようだし、この人は理解らんなぁ。

最後には若菜の番組に、死人が蘇っているという噂が送られてくる。ここで映画の伏線が出るってことは今回のエピソードは劇場版の前の出来事なのか。
次のエピソードが『Fの残光』で〈ファング〉が出そうだから、次週はもう劇場版の後なのかな。

燃:A+ 萌:B 笑:B+ 総:A+

特撮

「我の望み。ようやく……」

奇しくも同じ頃に、丈瑠達とシタリはアクマロの狙いに気付き始める。これまでアクマロが現れた場所は一直線に結ぶことが出来る。
彼が出現せず、アヤカシだけが現れたケースは全て目くらまし。

人々の嘆きや苦しみで穿たれた楔は日本を両断する形で隙間を作り、その中心を切り裂けば、空間がひっくり返り、地獄が現世に出現するんだとか。
外道故、地獄に行くことは出来ないアクマロは地獄に広がる嘆き苦しみを見たかったのだ。
で、その目的を果たすのに必要なのが、人間と外道の隙間の存在、十蔵だった。

今回のアヤカシはツボトグロ。完全に噛ませ犬です。
巨大戦では流之介、千明、源太がアクマロと戦闘中だったため、丈瑠、茉子姉さん、ことはだけでシンケンオーに搭乗。
久し振りに初期の侍武装三形態とテンクウシンケンオーが見れてテンション上がりました。後半で初期の合体とかが出て来るとテンション上がるよね。これも年末商戦の一貫なのか。
源太が居ないから、ダイカイシンケンオーに合体出来ないのかと思っていたら、普通に三人だけでダイカイシンケンオーを動かしてました。何じゃそりゃ。何で最初シンケンオーで行ったんだよw

遂にアクマロは修理された裏正を持ってくる。今まで村正だと思ってたけど、裏正だったのか。この裏正は十蔵の家族から作られているんだとか。家族の嘆き苦しみからってことか?
そろそろアクマロ退場かなってところで次回に続きます。

そして遂に出た『天装戦隊ゴセイジャー』の情報。
ゴセイジャーは護星者の意。
・デザインは正統派。
・敵は宇宙虐滅軍団ウォースター。
・導入は『ギンガマン』や『ハリケンジャー』みたいに戦えなくなった先輩に代わって見習い達が戦うことになるパターンのよう。
・初のカード戦隊。もうカードギミックとか言われたらテンション上がらざるを得ない。・変身アイテムはテンソウダー。これにカードをガシャコンして変身したり、技を発動したりするのかな。
・相棒の魔法生物ゴセイヘッダーというのが居るらしいがよく判らん。ロボとは別物なのか?
・ゴセイマシンが合体して、ゴセイグレートになるそうだが、一号ロボに「グレート」なんて付いてるのって初めてなんじゃね?
・配色及び男女の構成は『ボウケンジャー』と同じ。
・レッドとピンクが幼馴染み、ブラックとイエローが兄妹だそうで。

取り敢えずカードギミックを使いまくってくれれば楽しめそうな気がします。

燃:A 萌:C 笑:C 総:A

特撮

「何故、私を怒らせるの……!」

アバンでは若菜に求婚する男が登場。尻彦さんが冴子に取り入ったことを知っているから、どうもガイアメモリの売人らしい。
脈が全く無い知るや、男は〈マスカレイド〉のメモリでマスカレイド・ドーパントに変身。姿が変わったのは頭部と手だけで、後は普通の服のまま。モロに予算の無さを感じさせるデザインだな……(´・ω・`)
ただ、こういう形で様々なメモリを出してくれるのは嬉しいな。クレイドール・ドーパントに変身した若菜にさっくり殺されちゃったけど。
このマスカレイドは劇場版で戦闘員的な扱いで登場するんだってさ。

若菜のラジオ番組には骸骨男の噂が届く。ここで仮面ライダースカルのカットが挿入された。着実にビギンズ・ナイトへの伏線を張っていくな。いや、こういう張り方好きだけど。
この時点でスカルが目撃されてるってことは劇場版のエピソードが動き出してるってことか。

その頃、翔太郎とフィリップはと言えば、wktkしながら若菜姫のラジオを聴いていらっしゃいました。どんだけハマっとんねんw
スクラップ帳まで作っている始末。
だが、そんな彼等の楽しみを邪魔する者が。番組に電話を掛けて謎の人物が若菜に質問をし、その答えに沿った破壊活動を始める。ドーパントが絡んでいると感じた翔太郎は早速出撃。警察の捜査の邪魔をしつつも、犯人の次の出現場所をフィリップに特定させる。

VSバイオレンス・ドーパント第一ラウンド。攻撃力が高いため、サイクロントリガーで遠距離戦を挑むが、見た目に反して動きも早かったため逃走されてしまう。

ガイアメモリを流通させているファミリーの一員なのに、下級ドーパントにちょっかいを出されて若菜のプライドはボロボロ。更に、琉兵衛や冴子にそろそろメモリの流通を担当してはどうかと勧められてしまう。と言うか、若菜は今まで担当してなかったのか。
彼女の反応からすると、芸能活動はしっかりした信念を持ってやってるっぽいな。

フィリップの推理力を知った若菜は探偵事務所を直接訪れて依頼する。フィリップは隠れるが、ドアの隙間から手を握られる。このとき、また3話でも見られたフィリップの幼い頃の家族とのシーンがフラッシュバックする。フィリップが若菜のファンなのには何かしら理由があるのか?

番組のロケでは3,4話『Mに手を出すな』編で登場した和菓子店が再登場。こういう形で過去のゲストキャラを出すのは物語としての積み重ねがはっきりと感じられて面白い。

VSバイオレンス第二ラウンドではヒートメタルを選択。だが、クレイドールが乱入したことで事態を混迷を極める。クレイドールはダブルにも襲いかかってくる。ダブルもクレイドールもバイオレンスもお互いの正体を知らないから、見当違いの戦いをする羽目になってるw
唯一、ダブルはクレイドールがミュージアムの幹部であることだけは判る筈だが、それだけが判っても余計混乱するだけだろうしな。
クレイドールと接触したときにフィリップは既知の感覚を覚えた。クレイドールの正体が若菜というところまで辿り着けるか。

バイオレンスの攻撃をモロに喰らってしまったクレイドール。ニヤニヤしながら戦いを眺めていた尻彦さんも流石に焦る。と言うか、ダブルが目の前に居るのに何もせんのか、この人は。
その場に居合わせながら、若菜を危険な目に遭わせたとかいって、またお仕置きされちゃいそうだw

劇場版の方はCMでのネタバレがパネぇことになっておりますが、ディケイドのファイナルフォームライドでダブルがジョーカージョーカーとサイクロンサイクロンに分裂するそうな。

燃:A+ 萌:B- 笑:B+ 総:A+