ガガガ文庫

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。11 (ガガガ文庫)
著:渡 航 イラスト:ぽんかん⑧

世間的にはもうすぐバレンタインデーだ。
つまり、母ちゃんと妹からチョコを貰う日である。

おいやめろ。
2015年6月の新刊。約1日の積み。3ヶ月振りの新刊。本編進行は7ヶ月振りか。
ガガガ文庫の発売日は通常毎月18日なんだけど、今回、本作だけは24日になっていた。渡さんが原稿落としたのかと思っていたんだけど、噂によると発行部数が多過ぎたからだとか。ホントだとしたらパネぇな……。

表紙は久し振りの結衣。やだ、何だかシリアスな雰囲気……。
さて、近付くバレンタインデー。それは同時に受験生にとっては、いよいよ勝負の日が迫っていることも意味していた。
そんな中、奉仕部へはまたしてもいろはすからの依頼が持ち込まれ……。

あれ、今回は割かしスムーズに依頼が進行してないですかね。ってか、どうやって解決すれば良いのか判らない問題を捻くれた手段で解決する展開が好きなので、ちょっと物足りない感ある。

ただ、八幡さんモテモテじゃないですかー!やだー!川なんとかさんとかいろはすからの好感度の上昇具合がパナいですわ。
今回の流れからすると本編完結後に、奉仕部を継いだいろはすが活躍する番外編とか出ちゃうんじゃねーの?

それにつけても由比ヶ浜ママの可愛さは異常。大至急、挿絵にするべき。
今回はちゃんと『Go!プリンセスプリキュア』ネタがあったので、俺満開です<気持ち悪い

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 <10.5>(2015/03)
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。⑫(2017/09)

アニメ,コミカライズ,角川スニーカー文庫

「貴女━━誰ですか」

あわや交通事故というところで間一髪助かる長門。しかし、このことは彼女の精神に多大な影響をもたらして……。
『涼宮ハルヒ』本編の長門に戻ったと考えるので良いんだっけ。テンションはほぼそんな感じだけども。

どうでも良いけどチーズカレー美味しそうですね。
EDのカットも長門の精神状態を反映させたものとなっている。
ところで全16話という変則構成だそうですね。

燃:C 萌:A 笑:C 総:A

エピソードリンク
第9話「その手を…」
第11話「長門有希ちゃんの消失Ⅰ」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「よく分からんが、これだけはよく分かる。部長のおっぱいは最高だ!!」

部長と激突するイッセーの魂の叫びが洗脳を解いていく。どうやら最近の展開は赤龍帝の『覇龍』の破片をロキが利用していたということらしい。
ロキをぶっ飛ばすのかと思いきや、イッセーの偽者を倒して終わりだったでござる。あれ、今一つ盛り上がりきれてない感が……。

最後にパワーアップを持ってくると思っていたんだけど、赤龍帝の三叉成駒(イリーガル・ムーブ・トリアイナ)の片鱗が見えただけか。

EDは、おっぱいドラゴンの歌。存在自体カットされてなくて良かったけど、やっぱり『覇龍』のシーンで聴きたかったな。

総評

そんなわけで2度あるおっぱいは3度あるファンタジア文庫原作『ハイスクールD×D BorN』全12話でした。
結局、タイトルの意味が最後まで判らなかったでござる。

前2期に比べて結構原作改変が多かったな。1クールに収めるために再構成しないといけないのは理解るんだけど、そこを改変したらいかんでしょってところがあったのが残念だったな。
イッセーとリアスの関係にフィーチャーし過ぎて、おバカ展開が薄まってしまったからなぁ。

取り敢えずエロさえ盛り込んでおけば、まだまだ続編を作れそうな感じはするけどなぁ。今回でラストだからストーリーを一応決着させるのかと思いきや、イッセーの記憶を飛ばしたりして原作との整合性をとろうとしてる感じだったし。
原作ストックはアホほどあるからな……。

ちなみに、まだ原作限定版に付くOVAが残っています。

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第11話「俺、戦います!」

シリーズリンク
ハイスクールD×D HERO life.00「体育館裏のホーリー」

GA文庫

踊る星降るレネシクル 5 (GA文庫)
著:裕時 悠示 イラスト:たかやKi

「死ぬ前に一度でいいから幼稚園のプールに飛び込んで、『おジャ魔女カーニバル!!』を絶唱しながら幼女の水着の中をくぐり抜けた聖水を飲み干したかった」

2014年5月の新刊。約1年1ヶ月半週間の積み。3年1ヶ月振りの新刊。『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』7巻からは3ヶ月振り。

後書きで刊行宣言をしていたものの『俺修羅』のアニメ化の勢いに飲み込まれストップ。てっきりそのままフェードアウトするものだとばかり思っていたところにまさかの復活である。
表紙はユギストロを降ろしたななななのか。

さて、怒涛の引きで終わった4巻から間が空き過ぎたため、今回は最初にこれまでの粗筋が掲載されている。
というわけで今回はバトルに次ぐバトルで、レネシクル誕生に隠された闇が明らかになっていく。

シリアスの連続なのに、その中で異様なまでの存在感を放つロリコン凄ぇなw
しかも活躍してるし。

主人公であるレンヤが石化しているのでラブコメイベントはほぼ皆無なんだけど、そんな中、たかやKiさんのイラストが一服の清涼剤となっている。
もうふ可愛いよもうふ。一緒にパジャマ着たまま引きこもりたいですね。

それと、ひー子とカクさんの決めポーズがめっちゃ可愛い。『勇者特急マイトガイン』だったり『銀河烈風バクシンガー』だったり。他にもネタ入ってるっぽい。

後書きによると次が最終章だそうで。口ぶりからすると、編集からの指示で後回しになったわけじゃなさそうだな。

巻末には、るろおさんのゲストイラストが。
今になってプロジェクト始動というのは完結に合わせてアニメ化するのかしらん。確かに今は美少女がバトルする作風の需要が増えてきたから時代が追いついたと言えるのね。
次は2014年7月に『俺修羅』8巻、2015年1月に9巻、7月にこちらの6巻。

燃:A- 萌:A+ 笑:A- 総:A

シリーズリンク
踊る星降るレネシクル <4>(2011/04)
踊る星降るレネシクル <6>(通常版)(2015/07)

著者リンク
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる <7>(2014/02)
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる <8>(通常版)(2014/07)

アニメ,GA文庫

「ダンジョンは満を持して牙を向きます」

サブタイは「パス・パレード」と読みます。
さて、新たな仲間ヴェルフを加えて、初めての中層へと乗り込むベル達。しかし、その環境は厳しく大ピンチに陥ってしまい……。

神は基本的にダンジョンに潜ってはならないってルールがあるみたいだけど、それはただのモラルの問題なのか、それとも最高神的な存在からの罰のようなものがあるんだろうかね。

燃:A 萌:A 笑:B- 総:A

エピソードリンク
第9話「鍛冶師」
第11話「迷宮の楽園」

MF文庫J,ガガガ文庫,コミカライズ,ダッシュエックス文庫,一迅社文庫,富士見ファンタジア文庫,雑記

雨の中、色々買ってきました。ラノベは、

・やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。⑪
・デート・ア・ライブ12 五河ディザスター
・冴えない彼女の育てかた <8>
・虚構戦役の戦導師3 進撃の刻
・クズだけど異能バトルで覇権狙ってみた

それから既刊の、

・聖剣使いの禁呪詠唱 <4>(GA文庫)
・クズと金貨のクオリディア(ダッシュエックス文庫)

の計7冊。
ガガガ文庫ではSS冊子プレゼント企画の対象期間がしれっと1ヶ月増えていて吹いた。応募券のために買うつもりの無い本をわざわざ買ったのに……(´・ω・`)

一迅社文庫では『俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件』が10月放送開始決定。

MF文庫Jでは『世界の終わりの世界録(アンコール)』がプロジェクト・アンコールを始動。
コミックアライブでコミカライズ決定、イメージCDとドラマCD制作決定ということで、どう見てもアニメ化内々定です。本当に有り難う御座居ました。
著者の細音さんはファンタジア出身ということで、また富士見出身作家が別レーベルでアニメ化作家となるのかしらw

『魔技科の王と召喚魔王』9巻の表紙が妙に格好良いな。フィギュアが出たらクリアパーツで再現されそう。

『ゼロの使い魔』はヤマグチさんの遺したプロットを元にして刊行が再開されることが発表された。
これは嬉しいですね。多分、大筋はアニメと同じなんだろうな。

コミカライズは、

・冴えない彼女の育てかた 恋するメトロノーム <4>

の計1冊。

アニメ,ガガガ文庫

「俺もお前のことが嫌いだよ」

あざとい流石いろはすあざとい。

何回俺に同じ事を書かせる気なのか(逆ギレ)
さて、原作10巻突入と思ったら1話で終わったよ!やったー!端折り過ぎだろw
いや、知らないと端折ってる感じはしないから問題無いんだろうけども。ただ、戸塚達テニス部の協力を得ているのが多少判り難かった気はする。

それにつけてもブルーライトカット用眼鏡をかけたゆきのんの可愛さは異常。眼鏡、無茶苦茶似合うな!

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
#10「それぞれの、掌の中の灯が照らすものは。」
#12「未だ、彼の求める答えには手が届かず、本物はまちがい続ける。」

GA文庫

聖剣使いの禁呪詠唱〈ワールドブレイク〉 (GA文庫)
著:あわむら 赤光 イラスト:refeia

「あたしという妹がありながら、浮気者ぉ!」

思い━━━━出した!!

GA文庫2012年11月刊行物。『あるいは現在進行形の黒歴史8 キモウトのシナリオで俺が嫁?』から3ヶ月、あわむらさんが3番目のシリーズを始動。
イラストは引き続きrefeiaさん。

タイトルの「禁呪詠唱」は勿論「ワールドブレイク」と読みます。こういう知らないと絶対読めない系のタイトル好きです(^q^)

で、出~!アニメが終了して3ヶ月経と時期に原作買奴~!

わ た し で す

はいはい、アニメ見て原作買っちゃった俺の負け。こんな時期になったのはアニメを録画して放置していたのを最近視終わったからです。

舞台は《救世主(セイヴァー)》と呼ばれる前世の記憶を持つ者達が《異端者(メタフィジカル)》と戦う現代日本。
《救世主》を育成する亜鐘学園へと入学した主人公、灰村諸葉は2つの前世を持つイレギュラーな存在で……というお話。

最初から売り出す気満々だったのか、プロローグが終わった後に意味の無い見開きイラストが挿入されたり、妙にストーリーがスロースタートだったりで。
最初の数冊の刊行ペースもやたらと速い。

先にアニメを視ていたお陰で設定がすっと入ってくる。アニメだけだと諸葉って飄々としている印象しかなかったんだけど、しっかり自分の信念に基づいて行動してたんだな。

戦闘シーンでは大体、俺の脳内であのBGMが流れているから困る。「フォーアアーアーアアーアーアアー」ってやつな。詠唱シーンでは特に流れる。

アニメでは描写されてなかったと思うけど、田中先生が内通している謎の存在が居るんだよな。
どうやら《異端者》を操れるみたいだけど、《異端者》が何なのかって説明も無いし、そもそも《異端者》が人為的な何かって可能性もあるのかしら。

口絵には《異端者》の石化攻撃を受ける静乃のシーンがあるんだけど、石化どころかただの陵辱シーンにしか見えませんねぇ(ゲス顔)

そんな具合でチマチマ読んでいきたいと思っていまする。
次は2013年1月に『黒歴史』9巻『覇権を賭けた大運動会』、2月にこちらの2巻、4月に3巻、6月に『黒歴史』10巻『比類なき天空の兄弟ゲンカ』、8月にこちらの4巻、11月に5巻、2014年2月に6巻、5月に7巻、8月に8巻、11月に9巻、2015年1月に10巻、2月に11巻、6月に12巻。
『黒歴史』は10巻も出しておいて打ち切りなんだろうか。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
聖剣使いの禁呪詠唱 <2>(2013/02)

コミカライズリンク
聖剣使いの禁呪詠唱 <1>(2014/12)

アニメリンク
聖剣使いの禁呪詠唱 1話「転生せし者 -The Reincarnater-」

著者リンク
あるいは現在進行形の黒歴史 -殺戮天使が俺の嫁?-(GA文庫、2010/08)
我が驍勇にふるえよ天地 -アレクシス帝国興隆記-(GA文庫、2016/07)
百神百年大戦(2018/06)
黄昏の騎士団、蹂躙、蹂躙、蹂躙す(2019/04)
転生魔王の大誤算 ~有能魔王軍の世界征服最短ルート~(2020/09)
ルーン帝国中興記 ~平民の商人が皇帝になり、皇帝は将軍に、将軍は商人に入れ替わりて天下を回す~(2021/12)
ゲームで不遇職を極めた少年、異世界では魔術師適性MAXだと歓迎されて英雄生活を自由に満喫する/スペルキャスターLv100(2023/03)

イラストリンク
勇者には勝てない(電撃文庫、2012/02)

アニメ,コミカライズ,角川スニーカー文庫

「認めたくないものだな」

温泉合宿完結編。少しずつ距離を縮めるキョンと長門に複雑な心境の朝倉さん可愛いと言わざるを得ない。よくキョンは目移りしないな(ぉ

にしても、こいつ等、一体何回温泉に入る気なのか……。俺なら温泉に入った時点で全ての活力を失ってるわ……。

これからもラブコメは続く……と見せかけて衝撃の引きで次回へ続く。やだ、ありがちな恋愛ドラマみたい……。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第8話「涼宮ハルヒの謀」
第10話「サムデイインザレイン」

富士見ファンタジア文庫

俺と彼女が下僕で奴隷で主従契約 (5) (富士見ファンタジア文庫)
著:なめこ印 イラスト:よう太

「空っぽになったお前の中を俺全部で満たしてやる!」

2015年4月の新刊。約2ヶ月1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
さて、レギンレイヴ杯への参加が決まったハヤテ達は王都へと。しかし、そこで待ち受けていたのは大神の復活を目的に暗躍する組織、そしてシェリーの……。

粗筋が公開された時点で、そんな気はしていたけど最終巻です。あれよあれよという間に話が進んで、ハヤテの正体が明らかになり、決戦へ。
お色気要素控えめで素直にバトルしている方が面白かったという、うーんこの。

これまでに提示していた謎をちゃんと解決し、ハヤテとシェリーの関係も決着しているし、凄く綺麗に終わっているんだけど、どうにも駆け足で終わらせた感がある。

ハヤテはシェリー以外のヒロインからも『魔神器(ゼーレ)』を生み出すことが可能になったけど、これって多分シリーズが長期化すれば、1巻につき1人のペースでやってたことだよな。まぁ、一気に次々と『魔神器』が出て来たからこそ盛り上がったってのもあるんだが。

総評

そんな具合で主従の絆を超えるファンタジア文庫『俺と彼女が下僕で奴隷で主従契約』全5巻でした。
一見、エロ押しと見せかけて、なかなか真っ当なファンタジーバトルをやっていたシリーズだったと思う。

ってかエロを押し出し過ぎなんだよなぁ。装飾過多というか。
バランスを考えるならハヤテ以外にも少しは男キャラが居た方が良かったかな。

次は2015年8月に新シリーズ『いづれ神話の放課後戦争 -魔眼の王と屈服女神-』。また同系統の話なのかしら。

燃:A 萌:A 笑:B- 総:A+

シリーズリンク
俺と彼女が下僕で奴隷で主従契約 <4>(2014/12)

著者リンク
いづれ神話の放課後戦争 -魔眼の王と屈服女神-(2015/08)