ラノベ関連本

このライトノベルがすごい! 2015

献本頂きました。有り難うございます。今年もweb協力者として参加しています。
さて、イメージキャラクターイラストをぽんかん⑧さんに交代して、大幅誌面リニューアル。

その結果、投票者のコメントが採用数が激減。その影響もあるのか、今年はコメントを採用してもらえませんでした。残念。
まぁ、絶賛推し中のファミ通文庫『この恋と、その未来。』がトップテンに入ったので満足です。

今年の1位はガガガ文庫『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』が2連覇という面白みの無い結果に。
それどころか他の部門でも1位を獲得し、まさに『俺ガイル』無双である。

トップテン入りを果たすかと思われていた電撃文庫『魔法科高校の劣等生』は13位止まりか。
主人公、達也に対するコメント「ランクインなんてなかなかできることじゃないよ」とか書いてあって草。
『俺ガイル』の著者、渡さんのインタビューでも弄られるというw

勿論、今年も誌面に「プリキュア」という5文字を刻んでやったぜ!

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
このライトノベルがすごい!2014
このライトノベルがすごい!2016

ガガガ文庫,コミカライズ

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。@comic 4 (サンデーGXコミックス)
原作:渡 航 作画:伊緒 直道 キャラクター原案:ぽんかん⑧

(負けは認めるまで負けじゃない。
俺の背後に立つ男は最後まで、きっと負けも間違いも認めない。
なら、一番勝利に近い男だろう。
全部断たれて望みがゼロになっても、何物にも拠らず己の純粋な意志だけを寄る辺として立ち続けるなら。
なら、それをして夢と呼ぶのだろう)
「しねぇなぁ…」
「ああ、しない」
「負ける気が、しない!」

KAKKEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
2014年11月の新刊。
表紙はめぼしいキャラが出きったためか、ゆきのんと結衣に。帯の下には八幡も。

今回はアニメではカットされた材木座メインのエピソードと、原作収録順的にまだ回ってこない筈の柔道部編を時系列通りに並べ直して収録。
材木座編は個人的に好きなエピソードだったので嬉しい限り。演出がいちいち格好良いから困る。

柔道部編では、いろはが登場。原作では、最初から八幡が彼女の本性を疑ってかかっているので、可愛いキャラというイメージは無いんだけど、漫画で見たら、あーこれは可愛いですわw

勿論、ゆきのんは全編通して可愛い。
柔道部編は伊緒さんの意見で入れたらしいけど、どこまでやるつもりなんだろうか。少なくともアニメ2期が終わるまでは安泰だと思うが。

燃:A 萌:A+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。@comic <03>(2014/05)
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。@comic <05>(2015/05)

メディアワークス文庫,雑記,電撃文庫

電撃文庫 MAGAZINE (マガジン) 2015年 01月号 [雑誌]

『ソードアート・オンライン』

表紙。実は『SAO』が表紙の号でキリトさんが出ていないのって初めてっぽいな。むしろアスナが出れる方が珍しいという。

『OBJECTORS! ~VRMMO開発秘話~』

『SAO』のスピンオフ短編。3Dグラフィッカーを主人公に据えたお話。面白かったけど、今後どこかに収録されそうな内容でもないし希少価値が出そうな気がしないでもない。あ、ファンブック的な本に収録されるか。

『デュラララ!!』

Gファンタジーのコミカライズ『黄巾賊編』が終わった段階で、作画担当が変わるみたいね。どういう処置なのかはよく理解らん。『魔法科高校の劣等生』みたいに平行連載ってんなら判るんだが。

『OBSTACLEシリーズ 激突のヘクセンナハト』

川上さんの新作が登場。さとやすさんはキャラデザのみで、剣康之さん作画で電撃大王にてコミックとして連載される。
こちらでは小説版を集中連載するそうな。

以前、本誌で連載されていた『OBSTACLE OVERTURE』との関連性が全然見えないんだけど、どういう世界観なんだろうか……。
ちょろっと調べてみたら、このOBSTACLEの時代だけで何度も世界をやり直しているとか何とか。おお、複雑だな……。

『少女は書架の海で眠る』

コミックだけかと思いきや、支倉さん自らが執筆し、電撃文庫で刊行されるそうで。

『ゼロから始める魔法の書』

電撃マオウでコミカライズ決定。

新刊情報

『野崎まど劇場』2巻が発売決定。あれ、文庫にまとめられるほどの量溜まってたっけなぁ。取り敢えずはページを折り畳む必要のあるアレがどう収録されるのかだなw

燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A

雑誌リンク
電撃文庫MAGAZINE Vol.40(2014年11月号)
電撃文庫MAGAZINE Vol.42(2015年3月号)

電撃文庫

GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン ガールズトーク 狼と魂 (電撃文庫)
著:川上 稔 イラスト:さとやす(TENKY)

「浅間!言葉を選んでソフトに言いますけど、キチガイですの!?」

2014年11月の新刊。約1ヶ月1週間の積み。5ヶ月振りの新刊。通算19冊目。
唐突に番外編臭いタイトルで登場。アニメBlu-rayの特典小説が好評だったことと、単巻で読める『ホライゾン』を、ということで刊行に至ったらしい。

つまり過去編です。ページ数は約370ページと、ちょっと厚めの普通の電撃文庫程度。馬鹿な、こんなに薄いのに『ホライゾン』だと……?

タイトルから順当なところで表紙はネイトです。カバー裏は特典の方の仕様で、ショートストーリーになっている。
口絵ピンナップには、しれっと「side stories.01」と書いてある。あ、これは定期的に出すつもりですわ。
章タイトルの縛りもいつもとは違うのね。

今回の内容は3年前、まだ皆が中等部だった頃の騒動をネイトメインで描いた過去編。それを記録をつける形で現代から振り返っていくという構成なので、3年前には居なかったキャラも出番は少ないながらもちゃんと登場します。

しかし、一体どの辺がガールズトークだったのか……。いや確かに女性キャラの比重は高めだったが。
初見さんにとっつき易くするためのタイトルなのかしら。
次は2015年2月に本編『Ⅷ〈上〉』。

燃:B+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅦ〈下〉(2014/06)
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅧ〈上〉(2015/02)
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン ガールズトーク 祭と夢(2015/11)

 

アニメ,ガガガ文庫

「女だったのか!あまりに平らだったのでアイロン台にテイルギアが乗せてあるのかと思ったぞ」

酷ぇwwwwww
サブタイは「ねつれつデビュー!!ダークグラスパー」と読みます。こういうメチャクチャな読み方、嫌いじゃないわ!

さて、ツインテイルズの前に現れたアルティメギルの処刑人ダークグラスパー。その正体はトゥアールに憧れていた少女イースナ。
自分達と同じ人間と戦うことになるかもしれないと懸念する総二達だったが……。

ダークグラスパーの相棒メガ・ネのデザイン、格好良過ぎワロリン
原作の時点で格好良い外見とは言われていたけど、アニメで見ると更に格好良いな。声聞くとずっこけるがw

テイルブルーの属性力変換機構、学校水着属性は使うと自分自身がスク水姿になるのか。原作で、そんなこと書いてたっけ?アニメならではの演出かしら。

尺調整のためか、原作ではツインテイルズと戦って敗れたケルベロスギルディだけど、アニメではダークグラスパーとの戦いで消滅。うーん、これではフュージョニックバスター登場がちゃんと盛り上がるか心配だな……。

燃:A- 萌:A 笑:A- 総:A

エピソードリンク
第6話「完全解放!!テイルイエロー」
第8話「慧理那、はじめての…」

コミカライズ,電撃文庫

エロマンガ先生 (1) (電撃コミックスNEXT)
原作:伏見 つかさ 作画:rin キャラクターデザイン:かんざき ひろ

(こいつ、俺の妹じゃね?)

2014年11月の新刊。
電撃文庫の人気シリーズが早くもコミカライズ。掲載誌は電撃大王。
帯には原作者の前シリーズ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のヒロイン、桐乃からの推薦文が。推薦文っていうか、欲望丸出しのアレ。

内容的には原作をそのままコミカライズといった感じで。ただ、特徴的な要素として、主人公、正宗が劇中で執筆している「転生の銀狼」のイラストが別の作家たいしょう田中さんによって描かれている点が挙げられる。

作画はまぁラノベのコミカライズとしては良い方かとは思うんだけど、現状コミカライズを買い続けるだけの原動力になるレベルではないんだよなぁ。
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のコミカライズよりは俺好みの作画だけど。

巻末には伏見さんによる書き下ろしショートショートと、「転生の銀狼」のイラストギャラリーが。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A-

原作リンク
エロマンガ先生 妹と開かずの間(電撃文庫、2013/12)

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アニメ,GA文庫

「心(ここ)よ!虚構(フィクション)は心(ここ)にある!」

今回は水着回後半戦ということで、鳩子と灯代の魅力が爆発です。確か原作では灯代の水着姿は口絵ピンナップだけのイメージ映像だった気がするんだけど、アニメでは一応、灯代が水着姿になるシーンも。
まぁ、それよりも彼女は浴衣姿が可愛かったけど。

鳩子にも灯代にも、やたらイケメンな言動をする安藤が別人みたいだぜ……。ってか言うことがいちいちタラシだな……。

昔、鳩子の家の前で雨の中ずぶ濡れになっていた安藤ってのは、アニメではもう触れられない要素なのかしら。

そしてアニメオリジナル展開で、工藤会長に訪れる危機。どうやらFの残党に操られて文芸部を襲いにやって来たようだが……?
まさか最後の最後で、ガチ異能バトル来ちゃう?

燃:B+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第10話「『迷路』フールズラビリンス」
最終話「『日常』ユージュアルデイズ」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「私、父上、弔う!」

サブタイの「機杖」は「ガンド」と読みます。
さて、最終回。フレドリカと契約したトールは乱破師を捨て。竜騎士(ドラグーン・キャバリア)に。
シン兄との因縁の対決に決着が。フレドリカに手を出すなと言いながら、とどめの一撃は装鎧竜の魔法を活かした攻撃というのは、ちょっともやっとするな。まぁ、使えるものは何でも使うのが乱破師の信条ということで。

ガズ皇帝の下へ辿り着いたトールだけど、その圧倒的な力の前に成す術無し。父を倒す決意をしたチャイカの味方をするニーヴァ。

ニーヴァの力を借りたチャイカは自らの記憶を魔法思念料として皇帝を討つ。あれ、皇帝、何か凄いアッサリやられたぞ……。
しかも皇帝が倒されるとき、トールはほぼ戦闘不能だったし……。
確か同じスタッフで製作された『スクラップド・プリンセス』もボス撃破がアッサリしてたよな。

皇帝は撃破出来たものの、白チャイカの記憶は全て消失。トールとアカリは彼女の世話をしながら暮らすことに。

最後にチャイカが流暢に「有り難う」って言ってるのは、記憶が無くなって一から公用語を覚えたからなんだろうな(´;ω;`)
くそ、後2話くらいあれば、もっと落ち着いて終われたものを……。

総評

そんなわけで、もう一度今から見つけるファンタジア文庫原作『棺姫のチャイカ』1期全12話、2期『AVENGING BATTLE』全10話、計22話、これにて終了。まだ、来年発売の原作文庫の特典Blu-rayが残ってるけど、総評を書くタイミングはここだろうということで。

原作を上手い具合に再構成して、アニメとして映えるものとして出来上がっていたと思う。それに原作より格段に可愛くなった白チャイカとフレドリカが素晴らしかった。

問題は放送局の少なさなんだよなぁ。折角のボンズ製作だったのに(´・ω・`)
それと最後の最後での尺の足りなさな。うーん、クローディアとの交流はもっとアッサリ終わらせておいて、終盤に尺を割けば良かったと思うのだが……。
多分、特装版のBlu-rayって本編を補完するような内容じゃないよなぁ。

燃:A 萌:A 笑:B 総:A+

エピソードリンク
第9話「戦まねく玉座」

電撃文庫

僕と彼女のゲーム戦争 (7) (電撃文庫)
著:師走 トオル イラスト:八宝備仁

「対人戦はいつだって人同士の騙し合いなんですね……」

2014年9月の新刊。約3ヶ月1週間の積み。半年振りの新刊。本編進行は実に1年振り。これって執筆に時間がかかっているのか、はたまた権利関係の許諾を取るのに時間がかっているのか。
『現代日本にやってきたセガの女神にありがちなこと』2巻からは3ヶ月振り。

表紙が3巻までのフォーマットに戻りましたね。何このあざとい表紙……いや、嫌いじゃないですけど<何なんだ

さて、今回は電撃文庫MAGAZINEに掲載された短編を1本収録し、そのエピソードが発端として始まる長編という、ちょっと変則的な構成となっている。
その短編というのが岸嶺がバイトでゲームのデバッガーを務めるという話なんだけど、個人的にはゲームをプレイする話より、こういう業界裏話的なものの方が好きなんだよな……。
だから、この後に展開するゲーム大会という本筋より、こっちの方が面白かったというね。

そろそろ岸嶺は素人である次期を抜けるところに来ているということで。うーん、俺自身がゲームは詳しくないから、ずっと素人目線で居てくれた方が楽しめるんだけども。
そんな中、たまに大人らしいことを言う瀬名先生が格好良いな。

後書きによると、裁判ものを仕込んでいるそうで。富士見ミステリー文庫『タクティカル・ジャッジメント』は面白かったし、出たらチェックしよう。
次は2015年春頃に8巻だけど、こっちはもういいかな……。

燃:B- 萌:A- 笑:B- 総:A-

シリーズリンク
僕と彼女のゲーム戦争 <6>(2013/09)
僕と彼女のゲーム戦争 ゲーマーたちの日常(2014/03)

アニメ,電撃文庫

「どんな高速魔法も対物ライフルの弾よりは遅いからな」

キリトさんKAKKEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!

さて、応援として駆けつけれくれたキリトさん達の協力を得て、スリーピング・ナイツはボス部屋を目指す。
バーサクヒーラーの本領発揮ということでアスナもとんでもない強さを発揮する。あー、そりゃバーサクヒーラーとか呼ばれるわ……。

続いてのボス戦も圧倒的A-1 Picturesクオリティ。まぁ、このクオリティが自殺者を出すような環境で作られていることを思い出すと素直に楽しめない部分はあるのだが……。

普通ならボスを撃破して、めでたしめでたしというところなんだけど、今回のエピソードはむしろここからが本番ということで。

燃:A+ 萌:A 笑:C 総:A+

エピソードリンク
#20「スリーピング・ナイツ」
#22「旅路の果て」