ガガガ文庫,コミカライズ

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。-妄言録- (2) (ビッグガンガンコミックス)
原作:渡 航 キャラクター原案:ぽんかん⑧ 漫画:佳月 玲茅

「比企谷くんは勉強会に呼んでないのだけれど何か用?」
「雪ノ下、人を傷つけることだけを目的とした事実確認はやめろ」

2013年8月の新刊。
表紙は、ゆきのんに続いて結衣。順当なところですね。
帯は結衣のキャラクターを意識したデザインになってるんだけど、ビックリするくらい内容の説明になってねぇw
ここまで意味の無い帯が果たしてあるだろうか……。まぁ、「アニメ版コミカライズ」とは書いてあるが……。

さて、原作1巻クライマックスと原作2巻川崎さん編を収録した第2巻。元の話が非常に面白いので、漫画で読んでも面白いんだけど、このコミカライズ独自の何かってなると、うーむ。

1巻を読んだときは、初めてビジュアル化された『俺ガイル』を見たインパクトがあったから、本来の面白さ以上のものを感じたのかもしれない。
個人的には『@comic』の絵柄の方が好きです。

で、カバー下で判明する衝撃の事実。アニメ版コミカライズというのは、原作のカットする部分をアニメと同じにするという意味だったのか……。

面白いのは面白いんだけど、続きを買う気は、あまり起きないかな。多分、後1、2冊で終わりそうだけども。

燃:C 萌:A- 笑:A- 総:A

シリーズリンク
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 -妄言録- Vol.1(2013/03)

ガガガ文庫

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。7.5 (ガガガ文庫 わ 3-12)
著:渡 航 イラスト:ぽんかん⑧

そう、売れることと面白いことは同じことではない。だから、好きだぜ!ガガガ文庫!またいつもの尖りまくって売れる感じゼロ!みたいな作品、待ってます!

2013年8月の新刊。約2日の積み。5ヶ月振りの新刊。
ナンバリングや表紙からも判る通り、今回は短編集。ただ、初出がよく判らないんだよなぁ。一部にはドラマCDの脚本を小説に起こしているという記述があるが……。

アニメのキャストが井上麻里奈さんだったことで、表紙のあーしさんが凄く可愛く見えるから困る。
今回、出番が多いかと言われたら別段そんなこともない。

時系列としては、概ね夏休み前のエピソード。奉仕部が持ち込まれた様々な依頼を解決していくというもの。
あれ、本編とやってること大して変わらなくね……?

それはそうと、平塚先生のウェディングドレス姿が綺麗過ぎて、うっかり結婚したくなるレベル。
制服エプロンのゆきのんも、お亀的にポイント高いです<気持ち悪い
そもそも使い方間違ってんじゃねーか。

燃:C 萌:A+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。⑦ ドラマCD付限定特装版(2013/03)
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。⑧ イラスト集付き限定特装版(2013/11)

アニメ,コミカライズ,電撃文庫

「私にはまだ、これがある!」

美琴達が出会った謎の少女フェブリ。その日は、もう警備員に連絡が取れる時間ではないということで、一端懐かれた佐天さんが預かることに。
佐天さんの部屋は手狭ということで、初春の部屋で面倒を見ることになるが、佐天さんと初春が完全に夫婦じゃないですかー!やだー!

フェブリは初春のことを「ういはー」と呼んでいたが、ウエハースみたいだなw
彼女の所持していた大量のロリポップは本人以外は不味いと感じる代物のよう。まさか体晶が仕込まれていたりしないだろうな……。

どうやら置き去りらしいと判明したフェブリ。預け先ということで、あすなろ園が後方に上がるが、受け入れには5日程かかるということで、その間は引き続き佐天さん達が預かることに。
あすなろ園とか懐かしい要素を拾ってきたな。

学園都市研究発表会を屋台等の並ぶお祭り的なものだと勘違いしていた佐天さんは、風紀委員の仕事についてくるが、空振り。
ゲコ太らしきマスコットのきぐるみを来ていたのは何と青髪ピアス。まさか、こんなところで出て来るとは……。知ってる人のためだけのサービスなのか。

フェブリを発見した長点上機学園の生徒は警備ロボットをけしかけたが、美琴に阻止される。
彼等は警備ロボットの性能向上に取り組んでいるのか……?

トラブルから救ったことで、何とか美琴にも懐いてくれたフェブリだったけど、名前を知っていたこと、彼女にだけは懐かなかったのは何か重要な要素なんだろうか。

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
#18「お引越し」
#20「フェブリ」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「胸にもオイル!?そんな美しい日本語があったのか━━━━!!」

後半戦、原作4巻『停止教室のヴァンパイア』編に突入。OPも新しくなりました。半分くらいはカットが刺し変わってるんだけど、何で水着でバトルしてるんだよw

さて、学園のプール掃除ということで、水着回なわけだが、部長と朱乃さんは色々と出し過ぎだろ……w
そんなことより、アーシアと小猫ちゃんのスク水をですね……。

朱乃さんに関しては、またもやけしからん指フェラシーンが。しかも今回はブルマ付きということで、アングル自重しろw
益荒男ゲージが急上昇せざるを得ないな!(ぉ

そしてイッセーの前に姿を現すヴァーリ。やだ、イケメン……。今回、何だか木場が異様にホモホモしかったよなw

EDは1期EDを彷彿とさせるものに。いや、だから露出が露骨過ぎて引くわー。ってか、ギャスパー違和感無く混ざんなw

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第6話「行け!オカルト研究部!」
第8話「授業参観、始まります!」

原作リンク
ハイスクールD×D4 停止教室のヴァンパイア(2009/09)

アニメ,ファミ通文庫

「初めての共同作業ね!」

本編から脱線しているようで、一応本編の展開上に乗っているらしき、アニメオリジナル温泉回。
美少女キャラオールスターで、まさか原作者脚本か?と思ったけど、別にそんなことはなかったんだぜ。

どさくさに紛れて教団Mが出て来ていてワロタ

燃:B- 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第七話「犬も鳴かずば撃たれまい」
第九話「犬無いところに煙は立たず」

電撃文庫

煉獄姫 六幕 (電撃文庫)
著:藤原 祐 イラスト:kaya8

「今までずっと私、言われるがままにお仕事をするだけだった。何も考えていなかったし、フォグの言う通りに動いてればそれでよかった。でも、もうそれじゃ駄目なのよ。私は自分でちゃんと考えて、外に出て……戦わなきゃいけないんだわ」

2013年1月の新刊。約7ヶ月1週間半の積み。8ヶ月振りの新刊。『@HOME3 長男と長女を巡る喧噪』からは4ヶ月振り。
表紙はフォグとアルトということで、おお、主人公が表紙に出れるパターンか。

さて、絶望的な状況からの反撃が始まる。父とも呼べる存在ローレンの記憶と触れ合ったフォグは、自分達ローレンの雛達が生み出された本当の理由を知り、彼の力を引き継ぐことに。

それぞれの戦いに決着がついていくけど、うーむ、もっとダークな展開を期待していたのにな……。
流石に、風呂敷を畳みながら、えぐい流れにもっていくのは無理か。『レジンキャストミルク』のときも、ラスト付近はしっとりしてたっけ。

終わってみれば、開始当初からは想像もつかないほどのハッピーエンドに。貴族の多くが死亡したことで、アルトは日の光を浴びれる立場になれたし。

総評

ってなわけで、毒気が漂うダークファンタジー、電撃文庫『煉獄姫』全6幕、これにてフィナーレ。足掛け2年5ヶ月か。

藤原さんお得意の真っ黒展開で何だかんだで楽しめました。問題は売れ線から、ぶっちぎりで遠ざかってるところだよな……。
固定ファンがそれなりに居るから、このノリばっかりやってるんだとは思うが……。

後はイラストがもっと萌えよりだったら、コミカライズワンチャンくらいはあったかもしれない。
次は2013年9月に新シリーズ『ロストウィッチ・ブライドマジカル』。

燃:B 萌:B+ 笑:C+ 総:A-

シリーズリンク
煉獄姫 五幕(2012/05)

アニメ,電撃文庫

「信頼してもらえるのが嬉しいが、母よ、それで良いのか……」

何故か今回は番外編。前半はゲーム限定版特典のOVA『智花のいちごサンデー』前半部分、後半は昴のナレーションで、これまでのプレイバックということで、ぶっちゃけ超手抜き回。

え、ただでさえ尺が足りてないのに、こんなことに回数を使ってる場合なのか……?急遽ぶっ込まれたのかしら……。

前半は、もっかん可愛いよもっかん。それに加えて、お母さんズが可愛過ぎて吹く。
後半は、もう本当に普通の総集編。それも尺が足りなくて、修学旅行編がバッサリカットでござる。葵ェ……。

燃:C 萌:A+ 笑:B 総:A-

エピソードリンク
The 6th game「葵は勝つ?」
・The 7th game「Win,again?」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「やっと会えたな、アイ・アスティン」

原作3巻に突入ということで、これでOPに出ているキャラは一通り揃ったか。いや、前回の時点で揃ってたかもしれん。

さて、いきなり拉致されてゴーラ学園へと転入させられたアイ。相変わらずのマイペースっぷりで、すぐに順応するが、そこは異能者を集めた学園だった。

異能とか制服美少女いっぱいとか、いきなり昨今のラノベっぽいノリになったなw
EDが本編に食い込んでないのって初めてじゃね?出だしの映像は今章用になってるんだな。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第6話「オルタスⅢ」
第8話「ゴーラ学園Ⅱ」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「やられてもらうぜコカビエル!部長の乳首を吸うために!!」

『月光校庭のエクスカリバー』編クライマックスということでOPカットで開始。え、もしかして決着シーンでOP流れるの?と期待したけど、全然そんなことなかったんだぜ。

白熱するコカビエルとの戦い。圧倒的な堕天使の力の前に為す術無しかと思われたが、イッセーの性欲が爆発し、逆転への道が開く。
そこへ現れた白龍皇ヴァーリ。その姿は白龍皇の鎧に包まれていて、デザイン超かっけーな!
知らん人が見たらロボットアニメだと思う勢い。

ヴァーリがオイシイところを全部持って行っちゃったので、盛り上がりは今一つになってしまった。
そこは本当の最終回に期待か。

次回からは『停止教室のヴァンパイア』編ですね。ちゃんと番宣も新章用になるんだな。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第5話「決戦、駒王学園!」
第7話「夏です!水着です!ピンチです!」

MF文庫J,コミカライズ

精霊使いの剣舞 2 (アライブコミックス)

作画:氷樹 一世 原作:志瑞 祐 キャラクター原案:桜はんぺん

「俺が最強の剣舞姫(ブレイドダンサー)レン・アッシュベルだ!!」
「絶剣技・初ノ型、紫電ッ」

やだ、凄く中二……。

2013年8月の新刊。
さて、表紙の色合いが大変美しい第2巻。バトルに次ぐバトルで、ラブコメ要素多めでくるのかと思ったら、割と真面目にファンタジーしている件。

目新しい展開は無いけど、実に王道なストーリーといった印象だよな。主人公のカミトがちゃんと戦闘で活躍しているのが良い。

これは、アニメで良作画ならヒットワンチャンある……か……?いや、絶剣技()とかなりそうだけど。

燃:A 萌:A 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
精霊使いの剣舞 <1>(2013/02)
精霊使いの剣舞 <3>(2014/03)