富士見ファンタジア文庫

生徒会の五彩 碧陽学園生徒会議事録5 (富士見ファンタジア文庫)

著:葵
せきな イラスト:狗神

 

「最近すっかり富士見書房を自分の会社みたいに動かすわね、アカちゃん」

 

 約一ヶ月三日の積み。第一部《企業》編クライマックスの第五巻。表紙はまさかの杉崎単独でした。これって昨今のライトノベル事情から考えても、相当稀有なことだと思う。人気があるシリーズだからこそ許される手法だよなぁ。個人的にはキャラの重複をやるよりははるかに良いと思うが。

 

 口絵は一部使い回し。やっぱりアニメ化決まって、狗神さん忙しいんだろうなぁ。

 

 ラスト手前までは本当にいつも通りです。リリシアの妹エリスちゃんというようじょが襲来したり、杉崎が掲示板で相談相手になってもらっていて「ユキ」ってのは真冬なのか?とかいう疑問が湧いたりと。

 

 次は七月、第二部卒業編第一巻となる『生徒会の六花』です。表紙は一周して会長かなぁ。

 

燃:B+ 萌:A 笑:A- 総:A

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

鋼殻のレギオスの4コマ フェリの詩 (角川コミックス ドラゴンJr. 142-1)

原作:雨木 シュウスケ 作画:双葉 ますみ キャラクター原案:深遊

「初見の手土産に体毛全部置いてくなんて、ナリもでけぇが器もでけぇ!」

毎回数ページしかない四コマ漫画なのに恐ろしい速度での単行本化です。
さて、とにかくやりたい放題の本作。原作、他のコミカライズ、アニメとあらゆる方面のネタを盛り込んでます。
『MISSING MAIL』のフリーシーさんがゲスト出演してきて吹いた。メインストーリーにからまない型レギオスとか「ペーラペーラハダカワイシャーツ」とか、ネタがとにかく自由過ぎるw

一巻って書いてないけど、これは何巻か読みたいです。

燃:C 萌:B 笑:A- 総:A-

鋼殻のレギオス MISSING MAIL1 (角川コミックス ドラゴンJr. 123-1)
鋼殻のレギオス MISSING MAIL1 (角川コミックス ドラゴンJr. 123-1)

MF文庫J

けんぷファー9 1/2 (MF文庫J)

著:築地
俊彦 イラスト:せんむ

 

「瀬能ナツル。私と付き合いなさい。付き合って、愛しなさい。私ならどんなことをしてもあなたを満足させるし、連れて歩くだけで自慢できるようになる。最高の彼女になるわ。絶対に後悔させない」

 

 約二ヶ月の積み。連続刊行で、箸休めエピソード。実質十一冊目。でも、今回の内容だと戦闘無いだけで普通に本編な気がするなぁ。

 

 で、ヒロイン勢の猛烈なアプローチにたじたじのナツルですが、どうにも絵のせいなのか淡々としたテンションのせいなのか、盛り上がらない。

 むしろ『アスラクライン』の洛芦和高校の名前が出て来たときの方が盛り上がったぞ。

 

 次は六月予定。

 

 アニメ放送局は取り敢えずTBSらしいね。

 

燃:C 萌:B 笑:B+ 総:B

アスラクライン〈9〉KLEIN Re‐MIX (電撃文庫)

富士見ファンタジア文庫

ハイスクールD×D3 月光校庭のエクスカリバー (富士見ファンタジア文庫)
著:石踏 一榮 イラスト:みやま 零

「匙!聞け!俺の目標は部長の乳を揉み――そして吸うことだ!」
「…………ッ」
「兵藤ッッ!おまえ、わかっているのか?上級悪魔――しかもご主人さまのお乳に触れることが、どれほど大きな目標かということを」
「匙、触れるんだよ。上級悪魔のおっぱいに、ご主人さまのおっぱいに俺らは触れられるんだよッッ!実際、俺はこの手で部長の胸を揉んだことがある」
「バカなっ!?そんなことが可能なのか!?嘘じゃないよな!?」
「嘘じゃない。ご主人さまのおっぱいは遠い。けど、追いつけないほどの距離じゃない
「吸う!?……か、会長の乳をす、吸える……。ち、乳首だよな?吸う場所は乳首なんだよな?」
「バカ野郎!おっぱいで吸えるところといったら、乳首以外にあるものかよ!そうだよ!乳首に吸い付くんだ!」

あるものかよ!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
約一ヶ月の積み。四ヵ月振りの新刊。今回も『H+P』と同時発売でエロスを高め合いますw
表紙はアーシアのみ。今回は挿絵も僅か二枚しか無く、実に勿体無いことになっております。表紙が前二冊に比べて簡素に見えるのも気のせいではないのか。

さて、今回は前巻で張った木場絡みの伏線の回収です。イッセーはサポート役のようなポジションに。アツいのは相変わらずですが。
言ってることはただの馬鹿×エロなのに、意志が強過ぎて何故か熱血に聞こえる不思議w
前述したように、挿絵が二枚しかないので、アーシアのブルマも部長とアーシアの裸エプロンも全て脳内補完しなければならないワナ。
ではたった二枚の挿絵は何なのかと言うと、朱乃さんの指フェラと木場に何だかしおらしい子猫ちゃんです。

みwwwなwwwぎwwwっwwwてwwwきwwwたwww
宣言通り、どんどんやりたい放題になっていくw

序盤ではオカルト研究部が球技大会の部活対抗部門に出場するのだが、強制参加……だと……?文科系にとっては拷問に等しい気がするんだが……。

そして新たなる部長の『騎士』ゼノヴィアの加入や、いずれ激突することになる『白い龍(バニシング・ドラゴン)』の登場などストーリーの方も大変盛り上がってまいりました。
赤龍帝と能力が対になっているというのも面白い。
これは四巻が楽しみだ。

燃:A+ 萌:A+ 笑:A 総:A+

シリーズリンク
ハイスクールD×D2 戦闘校舎のフェニックス(2008/12)
ハイスクールD×D4 停止教室のヴァンパイア(2009/09)

アニメリンク
ハイスクールD×D NEW 第1話「不穏な予感、再びです!」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「リグザリオ?あ、知ってます。美味しいですよね!」

「それはリグザックスだ……」

 

 マイアスでニーナと出会ったリーリン。ナチュラルにニーナの乳を揉んでいて吹いた。確実にシノーラ先輩に影響されています。

 そんなリーリンはサヤの声を聞くことになる。あとちょっとで終わるのに、まとめられるんだろうか……。

 

 ニーナはディックに『レジェンド』の映像を見せられ、「この世界の予告編」みたいなものと説明される。そりゃその説明は正しいだろうけど、それをアニメで解説しきれるのかと(ry

 

 最後にレイフォンと帰って来たニーナが再会するシーンでは、レイフォンが自ら外でヘルメットを外したのでビックリしました。死ぬぞ!何か変なフィールドに守られて耐えたみたいだけど。

 

 そういうわけで、広げた風呂敷を畳めるかどうかを気にしなければ盛り上がってまいりました。

 

燃:A 萌:A- 笑:B 総:A

レッド・ノクターン―鋼殻のレギオス〈6〉 (富士見ファンタジア文庫)

特撮

仮面ライダーアギト VOL.11 [DVD]

「人間にとってアギトはアンノウン以上の驚異になるかもしれません」

 

 風谷教授が倒れているところに偶然通りかかった翔一。近くで待ち合わせをしていた姉のことが心配になり、その場を離れるが、姉は見付からなかった。

 教授の元に翔一が戻ったときには既に警察がやって来ていた、という流れ。

 加えて、その日の朝が翔一が姉に会った最後の日となった。

 

 ということは風谷教授を殺したのは雪菜なのだろうか。

 

 真魚は雪菜の手紙から過去を読み取り、彼女がアギトになっていたことを知る。ここで翔一はようやく真魚の能力を知ることに。それと同時に風谷教授を殺したのが自分の姉であることも悟ってしまう。

 だが、美杉先生も殺したのは自分だと言いだし、判らなくなってきた。彼の場合は罪の意識から自分が殺したも同然と思っているだけだろうけど。以前に喫茶店で風谷教授と言い争っていたのはやはり美杉先生でした。

 

 雪菜の「こっちにきて」というのは自分と同じ超能力に目覚めろという意味なのか?

 

 一方、涼はオウルロード・ウォルクリス・ウルクスに襲われる。そこへ謎の青年が現れ、ファルコンロード・ウォルクリス・ファルコを生み出す。

 そして遂に涼までもがアギトの力を奪われてしまう。

 駆け付けたアギトがパンチ一発でウルクスを撃破。しかし、青年の圧倒的な力の前に苦戦。ライダーキックをキャンセルされた!ってところで続く。

 

燃:A+ 萌:B 笑:C 総:A

富士見ファンタジア文庫

緋色のルシフェラーゼ〈2〉 (富士見ファンタジア文庫)

著:伊藤 いつき  イラスト:KeG

 

『好きになったら電車が一駅着くごとにメールしちゃものよね☆』

 

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。


  さて、第二巻。わーい、お人形サイズになって、繭子さん復活だ、わーい!いやらしい妄想を掻き立てられるな(ぇ

  でも、このままだと、どんどん小さくなっていくんじゃ……。

  今回は六人目の魔王、強欲のマモンの転生体、デコ子こと宮本が登場。ただ、まだ魔王としての記憶や魔力が目覚めていないので、参戦は次巻以降になりそう。何とも見事なオデコです。

  残る魔王はサタンのみとなったが、果たしてどんな奴なんだろう。七大魔王のトップらしいから、かなりの強敵なんだろうけど。

   新たな敵ガブリエルとは別の派閥の天使達、デモゴルゴン派閥が現れた。これは厄介なことになりそうだ。

  にしても、紺太の天然タラシっぷりは凄まじいな。そら、いずもも、もきもききゅーっとしてまうわな。

  繭子さんはじゃんじゃん出て来る一方で、クコとウミヒメの出番は今回も無し。二人とも、負傷して戦闘不能らしい。ウミヒメは別の魔王と戦ったって買いてあったけど、消去法で消していくと、その別の魔王ってサタンしか残らんことないか?つーか、連載版の時系列って、どーなってんだ。

  そんなわけで二巻でした。いずもの暴走具合が酷くなってる気がする。でも、いずも可愛いよいずも。

燃:A  萌:A  笑:A  総:A

アニメ,電撃文庫

「もしかして、ちょっとジェラシー?」

 

 今回は『やまいはきから』編の補足エピソード。それに絡めて、今後の展開への手がかりのようなものがちらほら。

 

 黒崎姉妹とヅカ王子の数年前の仲睦まじい姿が描かれる。どう見ても百合です。本当に有り難う御座居ました。

 この頃のヅカ王子はまだ女の子らしい格好をしていたようで、普通にスカート+ニーソだったりする。

 

 父に連れられて入った一巡目の世界の遺跡で機巧護衛機(カスタス・マキーナ)に襲われたヅカ王子は《白銀》のトランクを持ち出すが、父は彼女を守って死んでしまった模様。

 まさかヅカ王子のぱんつが見られるとは……。

 

 EX006でヅカ王子が倒していたのはカーバイドじゃなくて、機巧護衛機だったのね。

 

 父から託されたトランクをイギリスへと届ける旅で乗った飛行機に黒崎姉妹や智春、操も乗り合わせていた。

 そこで彼女達の運命は狂い出す。飛行機事故で負傷した黒崎姉妹の片割れを助けるために、ヅカ王子は彼女を《白銀》の副葬処女にする。

 ここがよく判らないところで、結局、現在朱浬を名乗っているのは紫浬なのかそうでないのか。《白銀》の副葬処女の方が本物の朱浬なんじゃないかと思うんだが。

 もう一つ判らないのは《白銀》の副葬処女は演操者と意思疎通がとれないのか?どうもそう見えるんだけど。

 

 事故で重傷を負った朱浬さんの元には奏っちゃんらしき人物が夏目直貴の代理として現れていた。

 

 潮泉老人と律都さんにメンテを受ける朱浬さんのシーンがあったけど、実は原作ではそんなシーン無いんじゃね?

 

 そして奏っちゃんを狙う影が、ってところで続く。

 

いやしかし、操緒可愛いよ操緒。

 

 エンドカードの用語紹介は機巧護衛機。

 

 次回、いよいよアニアたんとついでに蒼鉛クル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

 

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A

アスラクライン〈3〉 (電撃文庫)

特撮

仮面ライダーアギト VOL.11 [DVD]

「アギトになってラッキーでした!」

 

 アギトバーニングフォームはバーニングライダーパンチを水のエルに叩き込む。続いて、エクシードギルスがエクシードヒールクロウで攻撃、更にアナザーアギトがアサルトキック、そしてシャイニングフォームのシャイニングライダーキックで大撃破。

 フルボッコ過ぎるw

 つーかアバンでED流れちゃったよ!

 

 爆発した水のエルは再び光の玉となり、青年の元へと戻っていったが、今度こそ倒せたのだろうか。青年が愕然としていたから撃破出来たのか。

 

 北條は風谷教授を殺したのがアギトではないかと疑い始める。

 

 今回のアンノウンはオウルロード・ウォルクリス・ウルクス。こいつと戦っている途中、アナザーアギトは謎の青年に襲われる。彼は言う。アギトの力を貰う、と。

 

 木野からアギトの力を奪ったとき、青年は苦しんでいたが、光と闇、相反する力をその身に受け入れてからだろうか。

 

 対峙する涼と青年。以前に彼が涼を助けてくれたのは、不完全なアギトである涼が障害となるとは思えなかったからかな。

 そしてギルスも青年へと立ち向かっていくってところで終了。

 

 ちなみに氷川は水のエルとの戦いで負傷し、今回はお休みです。

 

燃:A+ 萌:B 笑:B 総:A

富士見ファンタジア文庫

ぼくと彼女に降る夜―フェイクマスター‐虚夢を語る者 (富士見ファンタジア文庫)

著:八街
 イラスト:深崎 暮人

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。 


  さて、十一ヶ月振りの新刊ですよ。続巻が出た事実だけでも、結構驚きだが、強烈プッシュするつもりらしいですよ。帯には初音ミクのキャラデザで御馴染みKEIさんの推薦文まで。まぁ、僕にとっては『ゴーレム×ガールズ』で御馴染みなわけだが。そういや、あれの著者の大凹さんって、どこ行ったんだろうなぁ。いやしかし「和食が恋しくなる一冊です」って、どんな薦め方だよ。

  その強烈プッシュのお陰なのか、発売から一日で売り切れていました。MFの新刊買いに二十一日に本屋に行ったら無くなってた。元から入荷量が少なかったってのもあるんだろうが。

  で、十一ヶ月も空いた理由ですが、退職、引越し、転職してたそうです。待たんかい!アンタ、一巻の後書きで二年も本を出さなかったのは大学卒業と就職で忙しかったって買いてたやんけ!つーか転職って専業作家になったってことなのか?


  さあ、内容の話に移ります。今回は『』の魔乖術師ミハイルが襲来。彼の見せる幻にナイトは翻弄される。どこまでが現実で、どこからが幻なのか?そういう展開がなかなか面白かった。

  そんなミハイルに殺されそうになったとき、ナイトの中で謎の人格が目覚めた。本来二つ以上の系統の魔乖術は使えない筈なのに、その人格はいとも簡単にそれをこなした。もしかして、八祖の祖先の八人の魔王を生み出した皇帝なんじゃないのか?

 それと、途絶えてしまった系統。あからさまなネタ振りとしか思えない。更に、魔乖術ってのは、魔法を表す、この作品独自の言葉だと思っていたら、魔乖術とは別に魔術もあるらしい。つまり魔乖術とは「魔」から「乖離」した術ということか。

  そして、ナイトの親友陣矢はミハイルとの戦いに巻き込まれて意識不明の重体。杏子は陣矢の敵討ちを決意して、独自に行動を開始。一巻の引きだけでも十分に重いのに、まだこれ以上ハードになるのか。

  一方、ヨルがえらいかいがいしくて、最早ナイトの嫁と化している件。太股ムチムチ(ぇ

燃:A  萌:A  笑:C  総:A