コミカライズ,GA文庫

這いよれ!スーパーニャル子ちゃんタイム① (フレックスコミックス)
原作:逢空 万太 漫画:星野 蒼一朗 キャラクター原案:狐印

「お前らはなんで飲むのが前提なんだ…」

2012年4月の新刊。
FlexComixブラッドで連載中の、GA文庫人気シリーズのコミカライズ。
タイトルはスーパーヒーロータイムからかな?

内容は4コマ+ショートコミック。基本的なところだけ原作の設定準拠で、後は好き放題。
時系列なんかは完全に無視されており、季節のイベントが普通に行われている。

本編コミカライズより、よっぽど原作に近いテンションだと思う。
オリジナル要素として、ようじょ化したシャンタッ君がほぼレギュラー+ようじょ化したナイトゴーントが登場。
まぁ、ようじょというかマスコットキャラみたいな。
巻末には、GA文庫マガジン出張分も収録。

うーむ、ショートコミックはノリが楽しいところもあるんだけど、滑ってるときもあって、平均を取ると、あんまり高いランクにはならないかなぁ、と。
4コマを減らして、ショートコミックの本数を増やせばバランス取れるのでは。

あと、ニャル子のセーターが可愛いですね。
とはいえ、これはもう切りで良いかな……。

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:B+

原作リンク
這いよれ!ニャル子さん(2009/04)

コミカライズリンク
這いよれ!ニャル子さん <1>(2012/04)
這いよれ!ニャル子さん コミックアンソロジー(2012/11)

GA文庫

這いよれ!ニャル子さん 9 (GA文庫)
著:逢空 万太 イラスト:狐印

「……少年は目先の事に固執して大局を見失うタイプ」
「お前らは自分の作った設定すら見失ってるじゃねえかよ」

2012年4月の新刊。約6ヶ月1週間の積み。半年振りの新刊。
表紙は仮面ライダーBLACK。限定版の表紙はBLACKRXで。

さて、今回は劇場版を意識して書かれているらしく、当然消滅してしまったニャル子達を救うため、真尋がイス香と共に冒険を繰り広げる展開に。
え、そんなに劇場版チックかな……?どっちかっつーと、テレビスペシャルって感じ。

絶対、章タイトルに『仮面ライダーフォーゼ』のサブタイを入れてくると思ったんだけどなぁ。
無かったので、ちょっとガッカリだわ。

そろそろ、パロディネタだけではしんどくなってきた気がしないでもないのだが……?
もうちょっとラブコメなり、ハートフル展開なりしても良いのよ?
次は2012年10月に10巻。

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
這いよれ!ニャル子さん <8>(2011/10)
這いよれ!ニャル子さん <10>(2012/10)

電撃文庫

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 9 (電撃文庫 ふ 8-14)
著:伏見 つかさ イラスト:かんざき ひろ

「ルリ姉ルリ姉ー、ルリ姉って高坂くんと別れたんでしょ~?じゃああたしが高坂くんと結婚してやんよ!そしたら桐乃さんとも姉妹になれるしっ♪」
「巫山戯るなよ小娘!一生飯抜きにされたいか!」
「はあああああ!?んなことしなくても、ひなちゃんはすでにあたしの嫁だよバァァァカ!」

2011年9月の新刊。約1年1ヶ月1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙はウェディングドレス姿の桐乃とスーツ姿の京介。らめぇぇえええええええ、最終巻っぽい表紙なのほぉおぉおおおおおおおお!!って思ったけど、中身は全くクライマックスと関係無かったでござるの巻。
今回は、それぞれのヒロインにスポットを当てた短編集。

『あたしの姉が電波で乙女で聖なる天使』

一連の黒猫彼女騒動を、彼女の妹、日向の視点で描いた短編。
神猫は家を出るまでは、もっと酷い状態だったのかよw

『真夜中のガールズトーク』

京介が黒猫を追っかけて、やって来た旅館での、その後のエピソード。
最早、桐乃は友人の姉妹に対しては本性を隠す気ゼロだな……。

『俺の妹はこんなに可愛い』

赤城浩平VS高坂京介、真のシスコンはどっちだ!?というお話。
コイツ等、妹のこと大好き過ぎだろwwwww

オチがハートフルだと思ったのは俺だけで良い。

『カメレオンドーター』

以前からチョロチョロ語られていた沙織がオタになったきっかけの物語。アニメ、ゲームと色々メディア展開してるから、最早各キャラの初出媒体がよく判らん。

沙織の一人称文体なんだけど、ビックリするくらい、いつもの沙織とイメージが繋がらねぇw

『突撃・乙女ロード!』

桐乃と瀬菜が乙女ロードで出掛ける話……かと思いきや、ブラコン対決だったでござるの巻。
高坂家も赤城家も兄妹仲良過ぎだろ……。
『グランダー武蔵』ネタで吹いたわ。

『過ちのダークエンジェル』

あやせ視点の短編。アニメの主題歌を歌っていたClariSがゲストとして登場。そのため、あやせ自身の目立ち具合はほどほど。

『妹のウェディングドレス』

表紙はハッタリイラストじゃない!というお話。頭の悪い短編ばかりかと思わせておいて、最後で綺麗にまとめてくるのがズルいよなぁ。

まとめ

どの短編もレベル高い仕上がりでお腹痛い。ほんと、このシリーズは高水準で安定してるよなぁ。
次は2012年4月に10巻、9月に11巻。

燃:C 萌:A+ 笑:A 総:A+

シリーズリンク
俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑧(2011/05)
俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑩(2012/04)

KAエスマ文庫,アニメ

「ガラムマサラ。これ格好良い。城の地下に居るモンスターみたい」

今回は六花と、勇太の下の妹、夢葉のハートフルなんだか何なんだか、よく理解らないエピソード。
六花と富樫家の面々が、いつの間にかメチャンコ仲良くなっとる!

勇太は、外堀をどんどん埋められていることに気付いていないのだろうか……。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A-

エピソードリンク
第3話「わたしのお兄ちゃん」
第5話「眠れる放課後の美少女」

KAエスマ文庫,アニメ

「爆ぜろリアル!」
「弾けろシナプス!」
「「バニッシュメント━━━━ディス、ワールド!!」」

サブタイも「双尾娘」は「ツインテール」と読みます。
さて、学校内に拠点を得るため、部活を作ろうとする六花に付き合わされる勇太。
ナチュラルに、六花と間接キスしちゃう勇太さんパネぇ!

部員を勧誘するものの、なかなか上手くいかないため、六花は中等部のサーバント、凸守早苗を召喚する。
デコモリって、そういう字なのかよw
重しの付いたツインテールはミョルニルハンマー。格好良過ぎワロタ

六花のサーバントということで、勿論中二病な早苗。2人の中二病が共鳴して、えらいことに。
戦いの始まりを告げる台詞がゼツボー的に格好良くてZOKUZOKUする。
演出が上手いから、本当に異空間で戦闘が始まったのかと錯覚するわ。
ナティックミョルニルクラッシャーかっけー。

そして、何故か六花の部活に入ると言ってきた丹生谷さん。彼女の真意は……?というところで続く。
ってか、丹生谷さん、べらぼうに可愛いな!

燃:A 萌:A+ 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
EpisodeⅡ「旋律の…聖調理人」
EpisodeⅣ「痛恨の…闇聖典」

MF文庫J

泳ぎません。 2 (MF文庫J)
著:比嘉 智康 イラスト:はましま 薫夫

「神さんが着けるビキニブラは……いつだってワタシのであってほしいです!」

2011年12月の新刊。約9ヶ月3週間半の積み。3ヶ月振りの新刊。
前巻と同じテンションで、水泳部女子の駄弁りが展開されるのかと思いきや、前巻で脇役だった神卵太郎が主人公になり、彼を取り巻く美少女達とのラブコメ展開に。
まさかの、まったく小学生は最高だぜ!な流れに。

そういうわけで、1巻とはちょっと違ったベクトルに。
卵太郎の喋りが結構独特で、そこは好みの分かれるところか。おどけてるときのノリは若干気持ち悪いかなぁ。

後書きでは、いきなりスッパリと2巻で終了宣言。どういうことなの……。
MFで2巻終了は相当なレアケースなんだが、編集部と何かあったのだろうか……。この後、新シリーズは始まらず、一迅社文庫で新刊出てるし……。

燃:C 萌:A 笑:B- 総:A-

シリーズリンク
泳ぎません。(2011/09)

著者リンク
たまらん! メチャクチャな青春ラブコメに巻き込まれたけど、生まれてきてよかった。(MF文庫J、2015/05)

アニメ

「みんな大好きカレーライス~♪」

ロゼッタグラフィーの新たな予言から、第3のドライバーの捜索が始まる。断片的なキーワードから、友人のミッチーが第3のドライバーだと当たりをつけたカケルは物凄い勢いで、彼をアオるが、実は3人目は天才的なドライビングテクニックを持つ中学生、速水シュンスケだった。

まぁ、OPやEDから、ミッチーも選ばれしドライバーなのは間違い無いわけだが。
って、ミッチーは中一なのか。

ライバードとプリウスαの技が新たに解析された。別に閃かなくてもカード化は出来るのか。
一方、失敗続きのトーマはアルカディア製の車を改造したジャイロゼッター、アギトツインSを託されていた。こちらにも必殺技カードが。

トーマにアギトツインSを託したゴートの情報の早さに、幹部ハルカは疑問を抱いていたが……。やっぱり内通者が居るのか?
そういやメヴィウスエンジンはアルカディアのジャイロゼッターにしか搭載されてないっぽいな。

アギトツインSに苦戦するカケル達。ダメージを受けたライバードをプリウスαの新技EGディストリビュートで回復
無制限に回復出来るわけではなく、エネルギーの調達先がないと駄目みたいだな。
この直後、プリウスαは大ダメージを受け、戦闘不能に。

アギトツインSを撃破するのはライバードの新技ジェットレーザーキック。こんな感じで、どんどん技が増えていくのかな。
あんまり種類が増えてもアレだと思うが。

てっきり、カケル達のピンチにシュンスケが駆け付けるんだとばかり思っていたんだけど、シュンスケは寮に引っ越してきただけ。
次回はライバルキャラとして本領発揮っぽいが。

今回は何と言っても、カケルママがゼツボー的に可愛かったですね。中の人はカケルと一緒で、井上麻里奈さんなんだけど、別録りなんだろうか。
ってか、近年、俺の中で井上麻里奈さん株がグングン上昇している件。

燃:A 萌:A+ 笑:B 総:A+

エピソードリンク
第2話「ロゼッタグラフィーの秘密」
第4話「対決!レーシングバトル」

電撃文庫

魔法科高校の劣等生〈5〉夏休み編+1 (電撃文庫)
著:佐島 勤 イラスト:石田 可奈

「大丈夫」
「お前は女王様なんかじゃないから」
「他の人にはどう見えようと、俺にとって、お前は可愛いお姫様だよ」
「お兄様……」

2012年4月の新刊。約半年の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は達也と真由美会長。会長が可愛いから困る。

さて、今回は夏休み、様々なキャラにスポットを当てた短編集。サブタイの「+1」は最後の1本だけは始業後のエピソードだから。
web掲載分だけでなく、書き下ろしエピソードもあるそうで。

夏休みということで、水着回だぜいやっほぉぉぉおおおおおおお!!というほどに主張が激しくない。
カメラが寄り過ぎていて、よく理解らんというか。

脇役っていうと、達也や深雪のクラスメイトからのピックアップかなーと思いきや、意外にも、更にもっと脇役な人達が活躍してました。
森崎とか存在感無さ過ぎて誰かと思ったわ……。

それにつけても、司波兄妹のイチャつき具合よ。どの辺が恋愛感情とは違うのであろうか……。

前巻から気になってたんだけど、何故「ちょっと」を「チョッと」と書くのか。すんごい違和感あるんだけど。でも、一発で変換出来るのか……。

次は2012年7月に『横浜騒乱編〈上〉』、9月に『横浜騒乱編〈下〉』、12月に『追憶編』。

燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
魔法科高校の劣等生④ 九校戦編〈下〉(2011/12)
魔法科高校の劣等生⑥ 横浜騒乱編〈上〉(2012/07)

アニメ,電撃文庫

「パンツは私が脱ぐわ」

OP初見。うーん、普通かなぁ。こっちもやっぱり龍之介のスペースが用意されているようだが……?

さて、満場一致で、ましろんのお世話係を任命された空太は、彼女のフリーダム過ぎる行動に振り回されることに。
ましろんの言動を大いに誤解して、大ハシャギの七海が可愛いですね。

美咲先輩は仁さんの誕生日を祝うべく、さくら荘をキャベツ塗れにする。怖っ!キャベツ塗れの部屋怖っ!

ところで、仁さんの彼女の1人が登場してるんだけど、あれ、留美さんか?ナースプレイ中っぽかったけど。
ましろんの担当編集の綾乃さんからリタの名前が出てるけど、登場への振りなんだろうな。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
#01「ねこ・しろ・ましろ」
#03「近すぎて遠い…」

角川スニーカー文庫

東京皇帝☆北条恋歌 10 (角川スニーカー文庫)
著:竹井 10日 イラスト:要河 オルカ

「お兄ちゃん、言ってくれたら、夕鶴の寮の部屋に泊まらせてあげたのに!!」
「夕鶴の部屋、4人部屋じゃないか……」
「3人とももうすぐ死ぬから平気だよ?」
「夕鶴、ルームメイトを殺しちゃ駄目だよ!?」
「自然死だよ?」
自然死の犯人は夕鶴である。

東京こうていわ。
2012年10月の新刊。約2日の積み。1年2ヶ月振りの新刊。『ここから脱出したければ恋しあえっ』2巻からは隔月刊行。
長いこと発売延期した揚句、新シリーズが始まったりするから、もう出ないのかと思ってたわ……。
表紙は雪絵。

本文中に挿絵が1枚も無かったから、もしやとは思ったけど、後書きで要河さんの体調不良で延期していたことが判明。

さて、またまた違った歴史を辿った世界に飛ばされた一斗と恋歌は皇泉学園の救世機関探求部に入部することに。
前の世界の記憶を持った者、今の世界に適合している者と、次々キャラが登場。

一斗の恋人というポジションに収まったゆかり子さん可愛いな!そんなゆかり子さんの可愛さに流されに流される一斗。もしかして、ゆかり子さんが正妻ワンチャンある?

にしても、一斗の流され具合が半端無い。
そのくせ、ヒロイン達に追い詰められると、プレッシャーのあまりゲロを吐くとか。
ヒロインに迫られてゲロ吐く主人公とか初めて見たわ……。

しれーっと、姫武静姫の名前が出てるんだけど、竹井さんのシリーズって、どれがどう関係してんのかが全然理解んねぇよな……。
誰か解説してくれ……。

聖蟲と機動魔神兵の関係に迫る展開かと思いきや、久し振りに、ゆるゆるの展開だったでござる。
でも、ラストでまた引っ張るという。

この巻をもって、要河さんから高階@聖人に交代。実の兄妹ってマジか。
竹井さん自身は元気だったってことは原稿自体は書き溜めている筈。これからは刊行ラッシュだうひょー!ってなりませんかね。

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
東京皇帝☆北条恋歌 <9>(2011/08)
東京皇帝☆北条恋歌 <11>(2013/08)

著者リンク
ここから脱出たければ恋しあえっ <2>(2012/08)
ここから脱出たければ恋しあえっ <3>(2013/01)