コミカライズ,電撃文庫

ロウきゅーぶ! 5 (電撃コミックス)

原作:蒼山 サグ 作画:たかみ 裕紀 キャラクターデザイン:てぃんくる

「あんた何、小学生の水着DVDなんか観てニヤニヤしてんのよ!この変態!!社会のゴミクズ!!」

2013年3月の新刊。
いよいよ表紙は1巡完了で、ひなた。ブルマ+ランドセル+天使の羽って、どういう組み合わせだw

今回は、まず原作10巻収録の短編『紗季のお先にバースデイ』を収録。何で、このタイミングで……と思ったけど、劇中の時系列に沿ってるのね。

昴が天然タラシだわ、ハートフルだわ、紗季が可愛過ぎるわで、ああもう僕はどうしたら良いのかと!
頭を撫でられてる紗季のシーンって、完全に「この女、陥落た!」ですよね。

短編の後は、原作4巻突入。公式戦への壁と高まる団結力がアツいエピソードですね。
葵が終始道化で可哀想過ぎる……(´・ω・`)
相変わらず、コメディ演出がぶっちぎりの上手さ。

巻末には、電撃G’sFestival!COMICに掲載された『ひなたとブルマのヌシ』も収録。
これも原作10巻だな。

燃:A 萌:A+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
ロウきゅーぶ! <4>(2012/08)
ロウきゅーぶ! <6>(2013/08)

ラノベ関連本,講談社ラノベ文庫

がをられ冊子3

著:竹井 10日 イラスト/漫画:CUTEG、凪 庵

「イマジナリィお兄ちゃんと話をしているであります!?」

東京こうていわ。
原作4巻とコミカライズ3巻に付いている応募券で貰えた特製小冊子。
今回の表紙は月麦と美森。遂に、原作で表紙になってないキャラの出番が回ってきたか……。
ってか、美森会長、普通にしてると可愛いな。

書き下ろしショートストーリーは、分量によって、フォントサイズを調整するっぽいな。行数を数えてないけど、今回は恐らく大きめ。

ゲストイラストは豪華なんだけど、みんな、菜波ばっか描き過ぎだろ……。折角、いっぱいヒロイン居るのに……。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
彼女がフラグをおられたら 公式同人誌 FLAG 02(2012/12)
彼女がフラグをおられたら 公式同人誌 FLAG 04(2013/08)

アニメ,ガガガ文庫

「ディメンションドライバー!!」

さて、前半は結衣の問題決着編といったところで。女王こと三浦とゆきのんが超険悪ムードに。
三浦の「あーし」って、ああいう発音なんだ……。
結衣のピンチに颯爽と現れるゆきのんマジナイト。

キャラデザになれたからか、ゆきのんと結衣が加速度的に可愛く見えて来た。
それにつけても、平塚先生に生徒指導されたい。

後半はワナビ材木座の登場。キャストが檜山さんということで、存在感wwww
声が無駄に格好良い。ちょいちょい『勇者王』だったり、動きにロボットっぽいSEが付いていたり。

そして姿を現す戸塚……というところで続く。

燃:C 萌:A+ 笑:A- 総:A

エピソードリンク
①「こうして彼らのまちがった青春が始まる。」
③「たまにラブコメの神様はいいことをする。」

MF文庫J

一年十組の奮闘2 ~その少女、神聖にして触れるべからず~ (MF文庫J)

著:十文字 青 イラスト:しらび

「うなぁー。シゲくん、おちんちん、だいじょぶ……?」
「チンチン言うなッ!そんなにはっきりとッ!」
「じゃあ、なんて言えばいいのっ。こーこ、ほかの言い方、おちんぽさんくらいしか知らないもんっ!」

2012年11月の新刊。約4ヶ月1週間半の積み。3ヶ月振りの新刊。
今回も長ったらしいサブタイを付けるのかと思いきや、割と普通でした。

さて、どうせ面白いだろうと思って、2巻を見切り発車で買ったら、1巻が残念だったため可哀想な状態に。
イラストは良いんだけどなぁ。

今回は八組からの襲撃者、“神聖積木崩し少女”来見坂つみきが騒動を巻き起こす。
うーむ、やっぱりギャグがスベってるんだよな。おかしいなぁ。チ〇コとか、言うだけで面白い万能単語だと思うんだけどなぁ。

最後は思いっきり続いてるんだけど、流石にもう買わないな……。
次は2013年4月に3巻『絶対孤独のアンチテーゼ』。

燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:B

シリーズリンク
一年十組の奮闘 ~クラスメイトの清浄院さんが九組に奪われたので僕たちはクラス闘争を決意しました~(2012/08)

電撃文庫

ロウきゅーぶ! (12) (電撃文庫)

著:蒼山 サグ イラスト:てぃんくる

「ぶえー!しょーじー!あのオトナたちなんか怖いよやだー!」
「よしよし怖かったねえゾノぉ~。とはいえ弊社もあまりのパワーインフレーションに倒産寸前であります!やだぁー!」

2013年2月の新刊。約2ヶ月の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は、まほまほか。2巡目では4番手だったけど、今巡目は2番手に復活か。
ローテーションに5年生メンバーが入ることはあるのだろうか……。あるとしても、16巻以降かなぁ。

さて、遂に10名の部員が揃った慧心女バス。すずらん通りアーケードのお祭りで、図らずも結束を深めたメンバーは公式戦に臨むことに……。

真帆のお母さんはイラスト初登場だっけ。これまた、とても一児の母とは思えない美しさで。
また、やんばるが挿絵への露出が増えてきて大変喜ばしい。しかも、今回は昴に、お風呂でご奉仕とか、まったくもってけしからん。性欲を持て余す。

しかし、昴は、もっかん一択なのであった。こいつ等、もう結婚しろよ……。ってか、葵の入り込む隙間無さ過ぎワロタ……ワロタ……。

そして遂に始まる公式戦。硯谷を撃破して完結の流れかと思いきや、初戦からの激突で吹いた。
え、この後、どう展開すんの……。また敗戦ってのも変な流れだしなぁ。
何にしても、ここまで明確に次巻へ続いたのって初めてじゃなかったっけ……。

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
ロウきゅーぶ!⑪(2012/10)
ロウきゅーぶ!⑬(2013/07)

コミカライズ,スーパーダッシュ文庫

パパのいうことを聞きなさい! 3 (ジャンプコミックス)

原作:松 智洋 漫画:竹村 洋平 キャラクターデザイン:なかじま ゆか

他の誰よりも一番頑張ったのは実はひなではないか……?━━そう思わずにはいられない2人であった……。

2012年12月の新刊。
3巻にして最終巻。表紙は、ひなだけではなく莱香さんもセットで。

てっきり原作1巻をやって締めるんだとばかり思ってたけど、普通に2巻に突入しましたね。
完全オリジナルエピソードで稼ぐには余った尺が長かったか。まぁ、でも栞が出れて良かったよな。
栞ママはビジュアル初登場かな。

それに保育園のシーンでは、コミカライズ『うさぎのまぁく』のナミ先生が登場。まぁ、モブに近い扱いだけど。
どうでも良いが、美羽の通っている小学校では、E=mc^2なんて教えてるの?

ジャンプSQ19に移籍して、ダラダラ連載を続けるのかと思いきや、バッサー!と終わったな……。

総評

ってなわけで、本編コミカライズ『パパのいうことを聞きなさい!』全3巻でした。コミックスだけで言うと、足掛け1年か。

元々は2巻予定だったらしいから、人気はあったのか。まぁ、ラノベのコミカライズとしてはクオリティ高い方だったしな。
それに、やっぱり原作者がちゃんと噛んでるのは面白くなるんだろうな。

サービスシーンを多めにしたりと、漫画という舞台を有効に活用していた印象だし、もうちょっと続けても良かったとは思うんだけど……。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
パパのいうことを聞きなさい! <2>(2012/04)

スーパーダッシュ文庫

パパのいうことを聞きなさい! 11 (集英社スーパーダッシュ文庫)
著:松 智洋 イラスト:なかじま ゆか

「祐太は……みんなのきっかけになってる。それは、きっと凄いこと」

2012年10月の新刊。約5ヶ月2週間の積み。5ヶ月振りの新刊。『オトメ3原則!』2巻からは連続刊行。
表紙は、ひなと莱香さん。おっぱいぎゅむー。

さて、4月を迎え、新学期。今回は莱香さんメイン回。莱香さん、遂に恋心を自覚するの巻……なのか?

一方、空の所属する合唱部でも恋愛模様のややこしいことに……。何なの、これ、こじれにこじれまくっちゃうんじゃないの?
でも、あまずっぺぇぇえええええええええ。

ちょいちょいジュウベエがあまり動かなくなっているとか祐太が言ってるんだけど、まさか死亡フラグなのか?元から老犬とは言われていたが……。
まさか、ひなに両親の死を認識させるための踏み台になるのでは……。

恋の鞘当にサーシャさん本格参戦で、年上のお姉さん成分大増量かと思いきや、ネットワーク越しにしか出番無かったでござるの巻。
まぁ、5月に来るって言ってたから、次巻では出て来るだろう。

てか、祐太のモテ方が、どんどんエスカレートしていくな……。もう『迷い猫オーバーラン!』の巧も超えてるんじゃね?

次は2012年12月に『オトメ3原則!』3巻、2013年2月に『パイコキ』12巻、4月に『3原則』4巻、6月に『パイコキ』13巻。

燃:C 萌:A+ 笑:B- 総:A+

シリーズリンク
パパのいうことを聞きなさい! <10>
パパのいうことを聞きなさい! <12>(通常版)(2013/02)

著者リンク
オトメ3原則! <2>(2012/09)
オトメ3原則! <3>(2012/12)

MF文庫J,コミカライズ

僕は友達が少ない はがない日和 (アライブコミックス)
漫画:bomi/木瓜 庵(きうり・あん) 原作:平坂 読 キャラクター原案:ブリキ

「新年早々肉に会うとは、この上なくついてないな。大体それは何だ?おせち仕様の叉焼のつもりか?」

2013年3月の新刊。
コミックアライブで連載されたスピンオフコミック第2弾。第1弾は『ショボーン!』らしい。

作画のbomiさんはMF文庫J『アストロノト!』とか『渚フォルテッシモ』後期のイラスト描いてた人か。
木瓜さんはググっても全然出て来ないな。

内容は、ショートコミック+4コマで、隣人部の日常を描く、というもの。本編の時系列はガン無視で季節のイベントもぽんぽんやっている上に、原作では接点の無い人達が接触したりしている。

え、こういうのってスピンオフっていうのか……?俺の思うスピンオフのイメージって、脇役を主人公にした話とか、イフストーリーとかだと思うんだが……。
まぁ、これもイフっちゃーイフなんだけど。

お茶濁しのコミカライズのお手本みたいな内容でなぁ。これで、作画が良かったから問題無かったんだけど、別にどうということもないレベルで。

流石に、このテのコミカライズはやらないと思うけど、作画担当を変えられたら、取り敢えずは買ってみるしかないのが辛いところか。

燃:C 萌:B+ 笑:C+ 総:B

原作リンク
僕は友達が少ない(2009/08)

コミカライズリンク
僕は友達が少ない <1>(2010/07)
僕は友達が少ない+ <1>(2011/10)
僕は友達が少ない ショボーン!(2012/08)
僕は友達が少ない 公式アンソロジーコミック(2011/10)

MF文庫J

僕は友達が少ない ゆにばーす2 (MF文庫J)
著:平坂 読/アサウラ/あさの ハジメ/岩波 零/白鳥 士郎/鏡 貴也
イラスト:みやま 零/トモセ シュンサク/狐印/榎宮 祐/柴乃 櫂人/菊池 政治/皆村 春樹/切符

「ちなみに匂いというのは、その対象物から空気中に放たれた微量な物質が鼻の奥にある〝粘膜〟に〝溶け込む〟ことで感じることが出来る……つまり、わかるな?そうだ!!互いの匂いを感じ合うというのはもはや中出しセックスに他ならない!!」

他なるわwwwwww

2013年2月の新刊。約1ヶ月3週間半の積み。1年3ヶ月振りの新刊。
豪華作家が集合するアンソロジーの第2弾が登場。今回もやはり口絵はゲストイラスト、各短編は著者とコンビを組んでシリーズを展開している絵師さんが1枚ずつイラストを描いている。

『鳥と豚』

スーパダッシュ文庫『ベン・トー』のアサウラさんと柴乃櫂人さん。
のっけからアクセルベタ踏みの人でワロタ
ヒロインが出て来やしねぇw

でも、散々言われてる小鷹はリア充って指摘を真っ向からやってくれたのは良かった。当然のように、やり過ぎてるけどw
そのくせ、ちゃっかり自分の持ち味も入れてくるから侮れない。

『俺たちにはまだちょっとレベルが高い』

同レーベル『まよチキ!』の、あさのさんと菊池さん。
トップバッターが酷過ぎて、物凄く薄味な気がする。まぁ、『まよチキ!』もこんな感じだったか。

『理科のせいで俺の様子がおかしい』

同レーベル『そんな遊びはいけません!』の岩波さんと皆村さん。え、ここだけアニメ化作家のターンじゃないのは何でなんだ……。ネームバリューがあるわけでもないしなぁ。うーん。

内容は、いかにもMFといった具合のアレ。

『部長選挙』

GA文庫『のうりん』の白鳥さんと切符さん。
お得意のイラストを使った戦法で。ゴンさんワロタ

『伝説の小鳩の伝説』

ファンタジア文庫『いつか天魔の黒ウサギ』の鏡さんと榎宮さん。なのに、このタイトルw
まぁ、榎宮さんは元々MFで仕事してるからかもしれないけど。

ってか、オファーが来るまで、原作読んだことなかったらしいんだけど、何故オファー出したし……。
結局、毒にも薬にもならない内容でなぁ。掲載順が致命的過ぎる……。

『鍵』

ファンタジア文庫『生徒会の一存』とのコラボ短編。まだ1年経ってないのに収録するの早過ぎじゃね……?こういうのって、シリーズ本編完結後に出る最後の短編集とかに収録するもんなんじゃ……。

とはいえ、このハイクオリティの短編が収録されたのは素直に嬉しい。
本来、コラボ企画の趣旨は片方しか知らない読者を引き込むためだった筈なのに、どっちも知らないと全然面白くないマニアックな内容だからなぁ。
枯野の使い方が上手過ぎるわ……。

短編の後には『生徒会の一存』の著者、葵さんからのコメントが。
そういや、このコラボ企画、いつの間にか終わってたよな……。コラボゲームくらい出るのかと思ったが。

まとめ

というわけで、ハジケ過ぎてる人と、無難な内容の人で両極端になっているアンソロジーでした。
巻末には参加作家の作品の宣伝が。出版社関係無し。

燃:C 萌:A 笑:A 総:A+

シリーズリンク
僕は友達が少ない ゆにばーす(2011/11)

MF文庫J,コミカライズ

ラノベ部 4巻 (ガムコミックスプラス)

原作:平坂 読 漫画:もずや 紫 キャラクター原案:よう太

たけしくんがプリンを食べてしまったので、よく熱したおなべでおしなべて殺しました。

2013年2月の新刊。
表紙は原作ではピンで表紙に登場出来なかった美咲。もう、吹き出しの中の台詞を見ただけで、うわぁあああぁああああああああぁああぁああぁあああぁあああぁぁあああああああああ。
竹田ぁぁああぁああぁあああぁあああぁぁあああああああああ!!漢や!あんさん、漢やで!!

今回も原作通りのネタをやりつつ、上手いことビジュアル面で補強している。
赤道斉と仮名史郎とか懐かし過ぎる……。ってか、最近、有沢まみずさん、新巻出してなくね?
SH@PPLE』も懐かし過ぎて、チ〇コもげ飛ぶレベル。

C^3 -シーキューブ-』の表紙が買うの恥ずかしいとか、おいおい、冗談はよし子ちゃんですよ。
ちゃんと帯でクリティカルな部分は隠れてるだろーが。棚刺しのときに帯を捨てる書店のことは知らん。ってか、帯が無くても普通に買えるって。何で、そこで諦めてんだよ!もっとアツくなれよ!

おい、今、『えむえむ!』とか出すなよ!悲しくなっちゃうだろうが!

元々、このシリーズがあったからこそ、『僕は友達が少ない』は生まれたわけだけど、コミカライズの中で、『はがない』の表紙構図のパロをやるのは面白い。

文香の天然っぷりは絵が付いたことで加速してる感があるよな。リレー小説の下りなんかは、原作で読んだときは、特に何とも思わなかったけど、漫画で読むと、声出して笑うレベル。

そんな良コミカライズですが、どうも時間で終わりそうな悪寒……。オリジナル展開で続刊した上、勢い余ってアニメ化しても良いのよ?

燃:C 萌:A 笑:A 総:A+

シリーズリンク
ラノベ部 <3>(2012/08)
ラノベ部 <5>(2013/09)