アニメ,富士見ファンタジア文庫

「その身を道具として、運命の鍵を開く」

皇帝の遺産を、自身の出自の謎を求めて、謎の島へと辿り着いたチャイカ達。そこで明かされるのはチャイカという存在の意味。
まだ、ロクな出番が無いけど、カプセルの中に入っている形でニーヴァも出て来ましたね。

そんな中、フレドリカが可愛い。身体の一部を装鎧竜に変化させて攻撃するのは映像映えするよな。
手首や翼パーツなんかを沢山付けてフィグマとか出そうぜ。

一方、ジレット隊は昔、ガズ帝国国境付近に航天要塞らしきものが浮かんでいたという情報をゲット。その時代に航天要塞はまだ造られていなかったみたいだけど……?
がっつりオリジナル要素が入ってくるのかしら。

燃:A 萌:A 笑:B- 総:A

エピソードリンク
第3話「迷夢憶えし港」
第5話「皇帝の遺産」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「このトリケン、思わず前かがみ」

支配人となった西也の秘書を務めることになったいすずだったけど、彼女が動くより先に行動している西也のスペックの高さに圧倒されてしまう。
それどころか、キャストと関われば、すぐ銃で脅す始末。まぁ、アレはアレなんだけど、西也のスペックが高過ぎるんだよなぁ。

お肉のマスコットはデザインとキャラに無理があるだろw
語尾が「肉」てw

今回は脚本が原作者である賀東さんということで、1巻の内容をベースにしているものの、オリジナル展開となっている。
四大精霊を何とか出そうとしている感が凄ぇw
実質、ミュースが1人居れば、萌え以外の面では事足りるからなぁ。

そして目覚めるドラゴン……というところで続く。このドラゴンは2巻の話なので、どうやら原作を再構成して、1巻のラストを最終回に持ってくるつもりっぽいな。
まぁ、原作は他に最終回に相応しそうなところ無いしな……。

燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第3話「テコ入れが効かない!」
第5話「お金が足りない!」

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 5 (コミックアライブ)
作画:葵季 むつみ 原作:村上 凛 キャラクター原案:あなぽん

「サマーエンジェル!!!」

2014年10月の新刊。
夏休み編後編なんだけど、帯煽り過ぎだろw

よし、原作3巻突入!ムラサキさんが出て来る!これで勝つる!と思っていたら、コミケへ行く展開がバッサリカットされた……だと……?

長谷川さんとのデート編が終わった後は、オリジナル展開に突入。聖地巡礼編はドラマガ連載分をベースにしているが、あくまでも桃がヒロイン扱いとなっている。

どうも今回の構成の感じだと、途中でバッサリ終わらせるほど人気が無いわけではない。かといって原作通りに最後まで連載を続けるほどのものでもない。ならオリジナル展開で重要な要素だけ拾って完結させちゃおう!という魂胆なんだろうか。
確かにムラサキさんは超エロいけど、居なくても何とでもストーリーを進めることは出来るんだよなぁ。

長谷川さんの天使感がヤバい。男の願望の塊みたいな外見で最早引くレベル。
それにしてもデート中、直輝の失態コンボがらめぇええええええええ!!って感じでなぁ。漫画で読むと更に精神的にクる。いや、そりゃこんな天使が目の前に居たらテンパるのも致し方ないが……。
長谷川さんのオタクは嫌い発言で砂になる直輝の絵面にワロタ

オリジナル展開が悪いかというと、そんなことはなく原作には無かった水着回で俺の益荒男ゲージが留まるところを知らない。
しかし、水着回があるなら、なおさらムラサキさん不在が悔やまれる……。

長谷川さんが天使とか言ってハシャいでいたら、聖地巡礼編の桃の可愛さがえらいことになっていて、うぎゃぁあああああああああああ!!

今回は特別編として桃の妹、柚子との遭遇も収録されている。原作とは過程が大幅に変わっているけど、オチは同じなのね。

コミカライズだと、ちょいちょい桃の視点もあるのが嬉しい。
ふと思ったんだけど、原作の段階では敢えて主人公だけの視点にしておいて、メディアミックスのときに他のキャラの視点を交えることで媒体の違いを明確に押し出すって1つの戦略なのかしら。
個人的にはテンションの上がる手法なんだけど。

燃:B+ 萌:A+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! <4>(2014/03)
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! <6>(2015/02)

富士見ファンタジア文庫

オレと彼女の萌えよペン (富士見ファンタジア文庫)
著:村上 凛 イラスト:秋奈 つかこ

「キャッホオオオォォォ━━━━━━ウ!りりねさんのおっぱああぁぁぁぁい!」

ファンタジア文庫2014年10月の新刊。約2週間の積み。『おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!』を10巻で完結させた村上さんの新作。『オタリア』10巻と同時発売。
『オタリア』が面白かったので、そりゃこちらも買うでしょと。
帯には島本和彦さんからコメントが。どういうチョイスだw

イラストの秋奈つかこさんは電撃文庫『C^3 -シーキューブ-』のコミカライズを描いていた人か。全然気付かなかったわ。

元々はドラマガ誌上のお祭り企画、龍皇杯(ドラゴンカップ)の優勝作品で、現在は誌上で連載されている。

漫画家を目指す少年、君島泉(きみじま・せん)はある日、出版社に漫画を持ち込んだことで、プロ作家のアシスタントをやってみないかと持ちかけられる。
紹介された作家、生駒アギトは何ととんでもない美少女で、泉は彼女と共に合作で漫画を描くことに……というお話。

主人公が思い込みで空回ったり、ハチャメチャな行動でヒロインを救ったりというノリは完全に『オタリア』そのままです。

キャラの可愛さは特筆するレベルではないけど、今巻のラストで生駒先生がデレたので、その辺は2巻以降に期待したいところ。
既にヒロイン化しそうなキャラは結構は数出て来てるしな……。

劇中でも泉達がドラゴンカップで漫画の面白さを競うという構造は面白いな。ドラマガ誌上で来年以降も龍皇杯やるつもりなのかしら。

で、泉と生駒先生のライバルとして、ムラサキさんキトゥアアアアアアアアアアッ!!うぉぉおおおおおおおおおおおお、まさかこんなところで繋がってくるとはぁあああああああああああ!!

口絵ピンナップが折りたたまれている状態でも、何だか見慣れた髪飾り付けてる人が居るなーと思っていたらですよ。
泉曰く、二十歳そこそこっぽいそうなので、『オタリア』からさほど時間は経っていない様子。
やはり、これは『おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! ムラサキエンド』を出してもらうしかない!!

それにつけても劇中作「俺が主で王女が僕(しもべ)で」の語呂悪過ぎだろ……。リズムが悪過ぎて、途中から視覚的に認識しても頭の中で文字列を思い浮かべられなくなったわw

頑張って漫画を描いて大ヒットや!これで勝つる!ってだけじゃなくて、将来的な収入の話や一度打ち切りを食らった作家は風当たりが強くなる等、結構シビアなことも書いてある。
それはそうと、同期作家の直純から物凄い実は女の子臭がするんだけど……。

アンケート結果が出ないことには話が進まない構成になっているので、劇中での時間の経過が非常に早い。このペースで行ったら高校3年間が凄い勢いで消化されてしまいそうだが……。
まぁ、泉達の漫画の連載が決まったから多少ペースダウンは出来ると思うが。連載が始まったことによるトラブルとかも出て来るだろうし。

連載分は龍王杯の分を含めても3話分しかないから、どうするのかと思ったら、序盤はその連載分で、その後が書き下ろしという変則構成だった。次のドラマガの内容はどうなるんだろうか……。

そんな具合で『俺と彼女の萌えよペン』スタートです。既に単独CMも始まっており、完全に『デート・ア・ライブ』パターンなのでアニメ化すると思われます。
あっちも固定ファンの付いたデビューシリーズ『蒼穹のカルマ』を10巻程度で畳んで、それとオーバーラップしながらスタートしたしな……。

ただ、売り出し方がガチ過ぎて、龍皇杯自体が箔をつけるための出来レースだったんじゃないかと思ってしまうわ。

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
オレと彼女の萌えよペン <2>(2015/01)

コミカライズリンク
オレと彼女の萌えよペン <1>(2015/02)

著者リンク
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!(2011/07)
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! <10>(2014/10)
同棲から始まるオタク彼女の作りかた(2018/11)

イラストリンク
C^3 -シーキューブ- <1>(電撃コミックス、2011/10)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「1000人より1001人を呼ぶためだ!そのためなら何だってやる!」

西也とモッフルの喧嘩のシーンで何かラムダドライバ的なものが発動していて吹くw
西也も声の所為で「見える!」とか言われるとガンダム的なアレ。

ようつべに宣伝動画を公開することに。いすずを始めとして女性陣が水着姿で登場。原作とは異なり、ミュース以外の四大精霊も参加ということで、トリケンでなくても思わず前かがみですね(ぉ

ってかトリケンの発音ってトリケン↓じゃなくてトリケン↑なのか。キャストはルル山とかやたら豪華だなw
複写眼発動したりしないかな。

モッフルはともかく、マカロンとティラミーのキレ顔怖いな……。

燃:C 萌:A+ 笑:A- 総:A

エピソードリンク
第2話「時間がない!」
第4話「秘書が使えない!」

MF文庫J,オーバーラップ文庫,コミカライズ,ファミ通文庫,富士見ファンタジア文庫,角川スニーカー文庫,講談社ラノベ文庫,雑記

色々買ってきました。ラノベは、

・機巧少女は傷つかない14 Facing “Violet Silver”
・戦極ヤヲヨロズ 無課金だけど神殺し
・生ポアニキ
・アルジャン・カレール ~革命の英雄、或いは女王の菓子職人~〈上〉
・アルジャン・カレール ~革命の英雄、或いは女王の菓子職人~〈下〉
・星降る夜は社畜を殴れ <2>
・僕の文芸部にビッチがいるなんてありえない。 <2>

それから最近流行りの、

・俺、ツインテールになります。 <4>
・俺、ツインテールになります。 <5>
・俺、ツインテールになります。 <6>
・俺、ツインテールになります。 <7>

の計11冊。
ファミ通文庫では『覇剣の皇姫アルティーナ』が本編と短編集の2冊同時刊行で勢いに乗っている様子。
戦記ものだと思うけど、アニメ化するんだろうか。

スニーカー文庫では『魔装学園H×H』がドラマCD化決定。あれ、コミカライズすっ飛ばしたのか?

コミカライズは、

・おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! <5>

の計1冊。

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「お前等の神が下した神託を、この俺が叶えてやる!!」

よく見たら、OPでティラミーが何かモザイクに包まれたものを出してるw
さて、引き続き甘ブリの現状を説明される西也。その中で、甘城企画の栗栖隆也と出会うことに。
栗栖の眼鏡、中央から分割とか、どんなデザインだw

ちょいちょい四大精霊が出て来るんだけど、シルフィー大分頭がキてるな……。ヘリコプターって……。

広場に集まるキャスト達。今後登場するであろう面子の姿がチラホラ。
最後の飲み会のシーンではモッフルが普通に靴脱いでいて吹いた。足と同じデザインの靴はいてたのか……。
居酒屋さべーじの看板はコミカライズがアニメの資料ベースで描いてたのかしら。

四季童子さんの名前がモッフルのオリジナルデザインとしてクレジットされてるんだな。

燃:B+ 萌:A 笑:A- 総:A

エピソードリンク
第1話「お客が来ない!」
第3話「テコ入れが効かない!」

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

甘城ブリリアントパーク (2) (ドラゴンコミックスエイジ)
作画:吉岡 公威 原作:賀東 招二 キャラクター原案:なかじま ゆか

「不肖このトリケン、前かがみになりそうです」

決め顔で言うなw
2014年10月の新刊。
今回もやはり原作2巻の表紙とほぼ同じ構図の表紙。いや、なんぼなんでも捻りが無さ過ぎるだろ……。

さて、原作1巻後半戦。期日の迫る中、パークは決められた人数のゲストを呼ぶことが出来るのか……。
客寄せの一環としての、いすず達の水着姿の破壊力が高くてなぁ。トリケンでなくても思わず前かがみである。

ラティファに隠された秘密を知り、パークを救うため、なりふり構わず行動に出る西也。モッフルとの男の友情がアツいんだよな。

作画はしっかりと萌えを押さえてるんだけど、だからといって四大精霊の出番が増えたりするわけじゃないのね。

燃:B+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
甘城ブリリアントパーク #01(2014/06)
甘城ブリリアントパーク #03(2015/04)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「トール、鼻からパスタ食す、凄い!」

今回もほぼオリジナル展開か。
初めて見る海に大ハシャギのチャイカ。ブーツを脱いで浅瀬に入るんだけど、普段結構着込んでるキャラだから、生脚が凄い新鮮。チャイ可愛い。

八英雄の1人、クレイ・モーガンの暮らす港町へとやって来た一行。モーガンは芸人を集めて笑いを求めていたので、再び大道芸人を装うトール達。
全裸で奇眼鳥の物真似しながら熱湯風呂に入ってパスタを鼻から食すって盛り過ぎだろw
トールとアカリのやりとりがぼやき漫才と認識されるとは……。

皇帝の遺産の眠る島へと行きたいチャイカと遺体集めを優先するべきと主張するトールは意見が割れてしまう。
アカリはトールについていくだけと言いながら、しっかりサポートしてくれるのな。

一方、ハルトゲン公国の公王シュテファンと彼に寄り添う2人のチャイカ。更に、そこにはジレットらしき青年の姿も。
おや、改変してきたな……。〈御遣い〉の設定自体をイジるつもりなのかしら。

そして先走ってフレドリカに孤島に連れて行ってもらったチャイカを追って、一行は遺産の眠る島へ……。

燃:A 萌:A+ 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
第2話「ウイザードの矜持」
第4話「蠢く島」

富士見ファンタジア文庫

おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! (10) (富士見ファンタジア文庫)
著:村上 凛 イラスト:あなぽん

「……ひっく、……ばかっ……ウソツキ……一番好きだって言ったくせに……別れたくない、って……言ってたくせに……!」
「わたしの……初恋も……初デートも……ファーストキスも……全部、全部……奪ったくせにぃっ……!」
「ひっく……バカァ……最低……ウソツキ……!もうっ……もうわたし、直輝君のことなんかぁ……!」

「…………大っ好きだぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~!」

GYAAAAAAAAAAAAAAA!!

切ねぇぇええええEEEEEEEEEE!!

2014年10月の新刊。約3日の積み。3ヶ月振りの新刊。本編進行は実に8ヶ月振り。
さて、最終巻ということで、それぞれのキャラにそれぞれの決着が。直輝と桃と桜井さんの関係性だけでなく、サブキャラ達にもスポットを当てながらの進行となる。

ここにきて、あかりのブラコン宣言とは……。
また、長谷川さんも改めて直輝に告白してきて。おいおい、最終巻まできて、直輝さん、逆転満塁ホームラン感が凄ぇな……。

そんな長谷川さんは直輝と良好な友人関係を築いたことで、素の毒舌モードが出るように。
俺もドSの女神として覚醒あそばされた長谷川様に蔑んでいただきたいれす(^q^)

鈴木の女嫌いの理由も明らかになり。何かやらかしそうな渡辺あやが全然、爆発しないなーと思っていたら、まさか鈴木の伏線回収用のキャラだったとはな……。
怒涛の伏線回収やでぇ……。

負けるのが判り切っているのに、直輝と桃の仲を取り持っちゃう桜井さんが良い女過ぎて辛い。
どんだけサポートしてくれるんだよ、女神か……。
また、ムラサキさんのフォローも絶妙でなぁ。

そして直輝と桃の関係は決着へと。何回フルボッコにされても立ち上がる直輝のメンタル強くなったよなぁ。
ってか、ここまでアツい告白シーンになるとはな……。

総評

そんなわけで、オタクとリア充の恋模様を描いたファンタジア文庫『おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!』番外編1冊を含む全11冊、これにて完結。
足掛け3年3ヶ月か。近年のドラマガで連載を持てばアニメ化確定とか気のせいだったわ……。

これは良いシリーズだった。このシリーズを生み出しただけでも、ネクストファンタジア大賞を創設した価値はあったな。

駄目駄目だった直輝が周囲の影響を受けて、ちょっとずつ成長していく様がよかったんだよな。
ホント、ヒロイン勢が魅力的でなぁ。特に桜井さんとムラサキさんが2強過ぎる件。今からでも遅くはないから、ムラサキさんエンドを出してください!
こうしてみると、サブキャラにスポットを当てた短編集とかあっても良かったのにな。

正直、辛い。シリーズが好き過ぎて、終わりが来てしまったことが辛い。もっとダラダラ20巻近く続けても良かったのよ。
次は同時発売の新シリーズ『俺と彼女の萌えよペン』。

燃:A+ 萌:S- 笑:B+ 総:S-

シリーズリンク
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! <9>(2014/02)
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 小豆エンド(2014/07)
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!11 大学生編(2015/02)

著者リンク
オレと彼女の萌えよペン(2014/10)