スーパーダッシュ文庫

レンカク -告白決闘カードゲーム- (集英社スーパーダッシュ文庫)
著:穂邑 正裕 イラスト:桑島 黎音(れいん)

『自分(デッキ)を消費して!個性(カード)を駆使して!相手に愛情をアピールする!それは告白(リアル)とまったく同じでありながら、どこまでも遊戯(ヴァーチャル)に準ずる。でも━━』
『伝えたい〝想い〟は同じで一つ!!』

スーパーダッシュ文庫2012年12月の新刊。約1週間の積み。
『ガン×スクール=パラダイス!』でデビューしたものの、それ1冊きりで長らく新刊を出していなかった穂邑さんが5年3ヶ月振りに復活。よく復活出来たな……。
粗筋を読んだら面白そうだったので購入。表紙が綺麗だったというのもある。

桑島さんは、一迅社文庫『前略 嫁当たりました。』等のイラストを描いてるのか。

さて、親友の幼馴染みの少女、夏奈に想いを寄せる主人公、陽平。そんな彼の元に、ある日、ご先祖から受けた恩を返すために嫁入りしに来たという少女、美月が現れる。
彼女は陽平を幸せにするために、レンカクというカードゲームで夏奈への告白を薦めるが……というお話。

ラノベ界にありそうで、なかなか無いカードゲームもの。まぁ、ルール設定なんかの手間を考えるとなぁ。
今パッと思いだせるのって、ファミ通文庫『神牌演義』だけなんだけど。
何にしても、告白をカードゲームに見立てるってのは面白い。この場合の告白というのは、恋愛だけに限ったものではない。

あまりガチガチにルールを固めると、ストーリーが展開し難くなるからか、カードの種類やルールの説明は、大雑把にされているだけ。
とはいえ、同じカードが数回登場するなど、一応カードゲームらしさは残してある。そりゃ全部のカードが一発ネタだったらアレだしな。

パッと見、女の子がいっぱい出て来そうな雰囲気だけど、実は昨今のラノベにしては男性比率、更に挿絵登場率が高め。ガチホモも居るよ!

結構、熱血なノリだし、ビジュアル化したら映えそうなんだけど、続けるのが難しそうだよなぁ。3巻くらいまで続けば御の字ってところか。

燃:A- 萌:A 笑:B 総:A

イラストリンク
ストレンジムーン 宝石箱に映る月(電撃文庫、2013/06)

MF文庫J

かぐや魔王式!第9式 (MF文庫J)
著:月見 草平 イラスト:水沢 深森

「まじぽん!?」

2011年1月の新刊。約1年11ヶ月2週間の積み。5ヶ月振りの新刊。積んでる間に完結したでござるの巻。

表紙はアイマス、美紀、舞ということで、これまでの構成とは変わった絵面で、いかにも完結に向けて全員集合絵ですよというアレ。事実、終わっちまったしな。

さて、今回は閣下が記憶喪失になり、普通の女の子っぽくなってしまう。もう、何から何まで完結フラグじゃないですかー!

当然、記憶を戻すために行動することになるかと思いきや、社交性を身に付けた閣下のままの方が良いのでは、という意見が出て、錦織は悩むことに……。

うーむ、閣下が不在だと面白さが半減するのか、はたまた前巻から間を空け過ぎたためか。
あいふぉんは可愛いんだけどなぁ。

クライマックスで自転車から吹っ飛んで電車の中に突っ込むシーンは吹いた。勢い任せ過ぎるだろw

次は2011年5月に最終巻である『第10式』、9月に新シリーズ『いもうとがかり』、2012年1月に、それの2巻、2月にノベライズ『輪廻のラグランジェ』1巻、4月に2巻、9月に3巻、11月に4巻。

『いもうとがかり』は最初、『魔王式』完結前に開始する予定で、絵師は引き続き水沢さんの予定だったが、実際に刊行されたのは、こちらのシリーズ完結後で、しかも絵師はpun2さんに変更されていた。どういうことなの……。

基本的に、それまで普通にシリーズを展開していた人がノベライズを担当するのは、おめぇ、売れるもん書けねーんだから、ノベライズでも書いとけよ感が凄いのだが、果たして……?

燃:C 萌:A 笑:B- 総:B+

シリーズリンク
かぐや魔王式! 第8式(2010/08)
かぐや魔王式! 第10式(2011/05)

HJ文庫

うちのクラスの頼りないラスボス (HJ文庫)
著:望 公太 イラスト:鈍色 玄(にびいろ・しずか)

「なによ、オナラごときで声を荒げちゃって。ケツの穴が小さい男ね」
「女子がケツの穴とか言うんじゃねーよ」
「ふむ。なら言い直すわ」
「アナルの締まりがいい男ね」
「ニュアンスが最悪になったぞ!」

HJ文庫2013年1月の新刊。約6日の積み。デビューシリーズ『僕はやっぱり気づかない』を6巻で完結させた望さんが4ヶ月振りに復活。
メタネタらしいと聞いて。
イラストは鈍色玄さん。この人の絵、パッと見、カントクさんの絵と混同しちゃうのって俺だけ?

さて、生徒全員に《キャラクター》が与えられる私立黒宝学園。《主人公》の役割を与えられた少女、雛(ひいな)を幼馴染みに持つ少年、涼希(すずき)は《ラスボス》の役割(ロール)を持つ少女、塔ヶ崎夜子の打倒主人公を手伝うことに……というお話。

《キャラクター》が与えられるという設定の時点で判るように、大分メタな内容です。前シリーズもメタな内容だったらしいし、それにGA文庫で展開中の『異能バトルは日常系のなかで』もメタだし、望さんの得意分野なのだろうか。

《キャラクター》には役割だけでなく、更に種類(ジャンル)と象徴(シンボル)が設定されており、これによって細分化することになる。
涼希達1年生は入学したばかりのため、まだ定まっていないが、その辺も異能力バトル要素っぽくて、どう展開するか楽しみ。

メインキャラの配置がモロに電撃文庫『魔王なあの娘と村人A』と被ってるんだけど、ネーミングや設定はこっちの方が好み。

基本的にはメタネタで遊びながら、涼希の中に燻っている思いを描き出していく流れ。
にしても、やっぱりラノベにおける水着回は3巻か4巻辺りですよね。2巻であったりすると、テコ入れ感が半端無いよね。

そして暗躍する理事長。《脇役》の上位互換が《狂言回し》とか中二過ぎて、もげ飛ぶレベル。
それに、『エンドクレジット』とは一体……?
最後の最後で盛り上げてきやがったぁぁあああああああああ!!これは種類と象徴を持つキャラが増えたら加速度的に面白くなりそうな予感だぜ!

これは今後の展開が期待出来るぞ!チャンスがあれば、前シリーズも読んでみよう。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
うちのクラスの頼りないラスボス <2>(2013/05)

著者リンク
僕はやっぱり気づかない(HJ文庫、2011/08)
HAPPY DEATH DAY 自殺屋ヨミジと殺人鬼ドリアン(GA文庫、2011/09)

異能バトルは日常系のなかで(GA文庫、2012/06)
黒き英雄の一撃無双 1.受難の女騎士(2013/10)
異界神姫との再契約Ⅰ 暴風再愛(GA文庫、2014/12)
アイサレワールド I really, truly surrender to you. 冬美原久真部の解決日誌1(HJノベルス、2015/08)
最強喰いのダークヒーロー(GA文庫、2016/06)
ラノベのプロ! 年収2500万円のアニメ化ラノベ作家(ファンタジア文庫、2016/12)
最悪探偵(NOVEL 0、2017/02)
異世界テニス無双 テニスプレイヤーとかいう謎の男がちょっと強すぎるんですけど!(GA文庫、2018/01)
ちょっぴり年上でも彼女にしてくれますか? ~好きになったJKは27でした~(GA文庫、2018/05)
神童勇者とメイドおねえさん(MF文庫J、2019/02)
性春デイズ ~男子高校生の性の心理戦~(LINE文庫エッジ、2019/12)
娘じゃなくて私が好きなの!?(電撃文庫、2019/12)
きみって私のこと好きなんでしょ? とりあえずお試しで付き合ってみる?(GA文庫、2020/04)
元カノとのじれったい偽装結婚(MF文庫J、2021/02)
仕事帰り、独身の美人上司に頼まれて(スニーカー文庫、2023/06)
小鳥遊ちゃんは打ち切り漫画を愛しすぎている(MF文庫J、2024/04)

電撃文庫

やがて魔剱のアリスベル (電撃文庫)
著:赤松 中学 イラスト:閏 月戈

「この━━超弩級鈍感男!ツンデレの文法ぐらい知っとけ!腹切って死ね!」

電撃文庫2012年9月の新刊。約3ヶ月2週間半の積み。
タイトルの「魔剱」は「まけん」と読みます。
MF文庫J『緋弾のアリア』でお馴染みの赤松中学さんが電撃文庫に殴り込み。他レーベルでデビューした作家さんが電撃に入ってくる事例は極めて稀だと思う。

イラストはMF文庫J『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』等でお馴染み、閏月戈さん。

舞台は異能力者を育成する学園、居鳳(いのう)高校に、何も知らず入学した主人公、静刃(せいじ)。
異能力者として目覚めた彼は、64個揃えたときに何でも願いを叶えてくれる鳳の欠片(カラット)を巡る鳳凰戦役(フェニケ・ロワイヨ)に巻き込まれていくことになる……というお話。

『アリア』の後書きで明言されていた通り、あちらと世界観を共有しており、ちょこちょこ共通ワードや人名が出て来る。
時系列は、どうなってるのか、よく理解らん。静刃の妹、祈が言っていた「ちょっとした国難」くらいしか特定出来そうな要素が無い。
その辺は、いずれ判ってくるみたいだけど……。

まぁ、キリコがどうもレキから師事を得ているみたいだから、『アリア』とはかすりもしない時間ってことはなさそうだな。

基本的なノリは『アリア』と一緒。あっちが駄目なら、こっちも駄目だと思う。ただ、あっちがずっと主人公キンジの一人称であるのに対し、こちらは登場人物の視点が入り乱れている。
視点が切り替わる度に、わざわざ誰の視点か明記してあるのは、ライトユーザーを意識してのことなのか。
やっぱり、視点の切り替わりが理解り難いって理由で読まなくなる層が居るんだろうなぁ。

『アリア』は巻数を重ねる内に、異能力やら化け物要素が増えてきたけど、こっちは最初からクライマックスにてんこ盛り。
もしかして……とは思っていたけど、クライマックスな引きまで同じなのかよ!

ハーレムっぽいキャラ配置になっていく展開に、ある程度の理由付けがあるのも同じか。こういうのは強引にでも説明があった方が状況を納得し易いよな。

問題は閏さんのイラストが、いまひとつピンとこないことだな。別に悪いわけじゃないんだけど、あんまり可愛いって感じのイラストじゃないんだよなぁ。『おにあい』で見たときは、それなりに可愛いと思った気がするのだが……。

後書きによると、いずれ『アリア』とガッチリリンクしそうですが……。
次は2013年1月に2巻『蒼穹の戦線』。

燃:A- 萌:B+ 笑:B 総:A

シリーズリンク
やがて魔剱のアリスベルⅡ 蒼穹の戦線(2013/01)

コミカライズリンク
やがて魔剱のアリスベル <Ⅰ>(2104/10)

世界観リンク
緋弾のアリアⅩⅢ 反撃の九龍(MF文庫J、2012/08)
緋弾のアリア キャストオフ・テーブル(MF文庫J、2012/12)

著者リンク
チアーズ!(MF文庫J、2017/09)

イラストリンク
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ(MF文庫J、2010/12)
魔術師たちの言想遊戯Ⅰ(ファミ通文庫、2011/01)
俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件(一迅社文庫、2011/11)

電撃文庫

平安鬼姫草子―神ながら神さびせすと (電撃文庫 く 7-1)
著:黒狐 尾花(くろきつね・おばな) イラスト:さらち よみ

「鈴城。焦って一番大切なことを忘れるなよ」
「一番大切なこと?」
「最初の気持ちだよ。誰を守りたいと思ったのか、どういうふうに守りたいと思ったのか、それがきちんと実行できているか、常に問いかけ続けろ」

電撃文庫2010年10月の新刊。約2年2ヶ月3週間半の積み。
どこにも書いてないけど、電撃大賞からの拾い上げ。確か3次選考通過タイトルの中にあった筈。

イラストはファンタジア文庫『カナクのキセキ』等のさらちよみさん。この人は、結構少女向けでも描いてるよな。

さて、タイトル通り歴史+妖怪ものです。鬼の血を継ぐ少女、結鹿(ゆいか)と、彼女を取り巻く人々が都を騒がせる“姫殺し”事件に挑む。
何でメディアワークス文庫から出さなかったのだろうか……。萌え萌えした内容でもないし、向こうで出した方が雰囲気が合ってると思うんだけどな。

まぁ、それ以前に凄ぇ少女小説っぽい。主人公の女の子の周りにはイケメンだらけ。でも主人公も守られてるばかりじゃなくて時には戦っちゃう的なアレ。
見事に、男性向けでウケる要素から逆送してるよな……。まぁ、こういうのもレーベル全体から見れば必要なのは理解るんだけど。

黒狐さんは、これ以降電撃では出さず、メディアワークスで1冊だけ出してるけど、その後、消息不明。消えたか……?

燃:C 萌:B+ 笑:C 総:B

イラストリンク
カナクのキセキ <1>(ファンタジア文庫、2011/01)
ダブルバインド 黄昏に獣は踊る(C★NOVELSファンタジア、2011/09)

第16回電撃小説大賞リンク
ご主人さん&メイドさま 父さん母さん、ウチのメイドは頭が高いと怒ります(銀賞、2010/02)
[映]アムリタ(メディアワークス文庫賞、メディアワークス文庫、2009/12)
月光(最終選考、2010/09)
マリシャスクレーム -MALICIOUS CLAIM-(4次選考、メディアワークス文庫、2010/06)
ミネルヴァと智慧の樹 始原(4次選考、2010/07)
理想の彼女のつくりかた 第一稿 のはずがポンコツだなんて、そ、そんなバカなっ!(4次選考、2010/08)
官能小説を書く女の子はキライですか?(4次選考、2010/08)
ハロー、ジーニアス(4次選考、2010/10)
恋する鬼門のプロトコル(3次選考、2010/06)
彼女はつっこまれるのが好き!(2次選考、2010/07)

GA文庫

彼女の恋が放してくれない! 2 いまだに手錠で繋がってるけど健全な友達です。 (GA文庫)
著:海空 りく イラスト:有河 サトル

「戌亥さん風に言うなら、病気で弱っている女の子の口に自分の体液つきの棒を入れた変態ということになります。これはもうちょっとした事件ですね」
「やべえ。すげえ変態じゃん俺」

2012年9月の新刊。約3ヶ月2週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
さて、再び手錠で繋がってしまった慎太郎とつぼみ。幼馴染みの美咲と委員長は何とかして、手錠を外そうと奮闘するのだが……というお話。

重い内容は大体1巻で片付いて、今回は結構ラブコメらしい内容になっている。一応、美咲と委員長のウエイト高めで。

そんな中、ドSとして覚醒しつつあるつぼみさんにZOKUZOKUですよね。俺も、つぼみさんにおへそをグリグリされたいです(^q^)
取り敢えず、「ギガうんこバカ」は流行らせよう(提案)

次は2013年1月に3巻『手錠が外れてもずっと一緒です。』。サブタイで嫌な予感がしたら、案の定最終巻じゃねーか!

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
彼女の恋が放してくれない! 俺たちは手錠で繋がっているだけの健全な友達です。(2012/05)
彼女の恋が放してくれない!3 手錠が外れてもずっと一緒です。(2013/01)

 

HJ文庫

はぐれ勇者の鬼畜美学 5 (HJ文庫 う)
著:上栖 綴人 イラスト:卵の黄身

「最近、耳でイクのが俺の周りの女達の間じゃ密かなブームでな……乗り遅れんなよ」

2011年5月の新刊。約1年8ヶ月半週間の積み。3ヶ月振りの新刊。
積みに積みを重ねてやったぜ!

さて、アレイザード再訪編後半戦。和平を望む魔族と何が何でも侵略を進めようとするディスディア。
その中で、勇者レオンに隠された真実が明らかになる……というお話。

まさかレオンが復讐に心を支配された鬼畜だったとはな……。それでも上手いこと話をまとめてしまう暁月がチート。

一応、問題は解決し、元王女リスティをお土産に元の世界へ帰還することに。涙涙のお別れにならないのかよw
だが、アレクラスタ皇国では、教皇ヴォルクが何やら不穏な言動を。また、アレイザードが舞台になるときがくるのか……。

いやしかし、教皇はアニメで西村知道さんが声をあてたから、必要以上に腹に一物あるように思えてくるw
まぁ、その配下のミランダの方が怪しいけど。

次は2011年8月にⅥ巻、11月にⅦ巻、2012年2月にⅧ巻、6月にⅨ巻、9月にⅩ巻。

燃:A 萌:A- 笑:B 総:A+

シリーズリンク
はぐれ勇者の鬼畜美学Ⅳ(2011/02)
はぐれ勇者の鬼畜美学Ⅵ(2011/07)

ランキング,雑記

まずは購入冊数と読了冊数の集計。

購入
ライトノベル:300冊
ボーダー:10冊
コミカライズ:103冊
児童書:2冊
雑誌:14冊
ラノベ関連本:3冊
一般:6冊
漫画:14冊
ムック:3冊
攻略本:1冊
その他:3冊

総計:460冊

読了
ライトノベル:298冊
ボーダー:14冊
コミカライズ:105冊
児童書:2冊
雑誌:14冊
ラノベ関連本:16冊
一般:1冊
漫画:21冊
ムック:3冊
その他:6冊

総計:480冊

2011年の読了冊数はラノベが295、総計が476だったので、よっしゃ!ギリギリとはいえ、去年より多い!
ゲームをやるときは必ず、その前に読書の時間を設けるようにした成果が出たな。

ランキングは別ページを設けています。あまりにもラノベ原作アニメが多いので、今年からアニメ部門を新設しました。
基本的に、各月のランキングを元に年間順位を作成。
「総」部門はトップ20とワースト1、アニメ部門はトップ5、それ以外はトップ10までを出しています。コメントも含めて別ページで。

「燃」部門
「萌」部門
「笑」部門
「新作」部門
「総」部門
「コミカライズ」部門
「アニメ」部門

この1年で印象深かったことと言えば、

・倉庫に再び蔵書を預けた。
・このライトノベルがすごい!2013にweb協力者として参加+コメント採用。
・『スマイルプリキュア!』怒濤のハイクオリティ。

あたりでしょうか。あれ、今年って、あんまりインパクトあるニュースが無い気が……。

2012年の目標を振り返ると、

・このライトノベルがすごい!2013にweb協力者として参加しつつ、コメントも採用してもらう。
・ラノベを400冊以上読む。
・読了物を600冊以上にする。
・黄金週間までを目途に倉庫に蔵書の一部を預ける。
・ブログのアクセス数を月50万アクセスにまで増やす。
・クビにならない程度に仕事を頑張る。

正直、このラノ関係の目標が達成出来たので大分満足。とはいえ、読了冊数は増やしたいところ。
これを踏まえて、2013年の目標は、

・このライトノベルがすごい!2014にweb協力者として参加しつつ、コメントも採用してもらう。
・ラノベを350冊以上読む。
・読了物を600冊以上にする。
・クビにならない程度に仕事を頑張る。
・間違えて同じ本を2冊買わない。

としたいと思います。優先順位は記述順です。
今、3DSで出る『ドラクエⅦ』がちょっと気になってるんだよな……。
それでは皆さん、今年も宜しく御願い致します。

感想リンク
2012年12月に読んだラノベ
2013年1月に読んだラノベまとめ

ランキング,雑記

就職してからというもの、年末の実感を得られないままに年越しを迎えるようになってしまったな……。

小説関係本購入冊数
ライトノベル:35冊
ボーダー:1冊
コミカライズ:10冊
雑誌:1冊
その他ラノベ関連本:1冊
漫画:1冊
その他関連本:1冊
総計:50冊

読了冊数
ライトノベル:32冊
ボーダー:1冊
コミカライズ:6冊
雑誌:2冊
ラノベ関連本:3冊
漫画:1冊
その他関連本:1冊
総計:46冊

今月は大分頑張って読んだなと思ったけど、買った冊数の方が多かった件。どういうことなの……。


「燃」部門

1位:小説 仮面ライダーW ~Zを継ぐ者~

小説 仮面ライダーW ~Zを継ぐ者~ (講談社キャラクター文庫)
燃:A+ 萌:A- 笑:B+ 総:S-

これがノベライズだ!

2位:アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <5>

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者5 (講談社ラノベ文庫)
燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:A+

そりゃロボットに変形したらテンション上がらざるを得ない。

3位:ソードアート・オンライン プログレッシブ <001>

ソードアート・オンライン プログレッシブ1 (電撃文庫)
燃:A+ 萌:A 笑:B 総:A+

設定燃え。


「萌」部門

1位:パパのいうことを聞きなさい! <10>

パパのいうことを聞きなさい! 10 (パパのいうことを聞きなさい! シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
燃:B+ 萌:A+ 笑:B 総:A+

年上のお姉さんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

2位:彼女がフラグをおられたら ここは俺に任せて、お前は夏休みを満喫しろ

彼女がフラグをおられたら ここは俺に任せて、お前は夏休みを満喫しろ (講談社ラノベ文庫)
燃:B 萌:A+ 笑:B+ 総:A

お菊姉にダダ甘やかされたい。

3位:おジャ魔女どれみ16 TURNING POINT

おジャ魔女どれみ16 TURNING POINT (講談社ラノベ文庫)
燃:A 萌:A+ 笑:B 総:A+

おんぷちゃん凛々し過ぎ。


「笑」部門

1位:のうりん <5>

のうりん 5 (GA文庫)
燃:B+ 萌:A 笑:A+ 総:S-

ウ〇コしてみろ。

2位:小説 仮面ライダーオーズ

小説 仮面ライダーオーズ (講談社キャラクター文庫)
燃:A- 萌:A- 笑:A 総:A+

ゴリさんwwwwww

3位:アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <5>

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者5 (講談社ラノベ文庫)
燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:A+

『天空のエスカフローネ』だった件。


「新作」部門

1位:オレを二つ名で呼ばないで!

オレを二つ名(そのな)で呼ばないで! (このライトノベルがすごい! 文庫)
燃:A- 萌:A- 笑:B 総:A

もっとZOKUZOKUする二つ名の登場に期待。

2位:茉建寺エリノアの非主流科学研究室

茉建寺エリノアの非主流科学研究室 (ファミ通文庫)
燃:C 萌:A 笑:B 総:A

LOVEがちょっと足りない。

3位:紅炎のアシュカ

紅炎のアシュカ (このライトノベルがすごい!文庫)
燃:B+ 萌:A- 笑:B- 総:A-

どういう方向に伸ばしていくかだが……。


「総」部門

1位:のうりん <5>

のうりん 5 (GA文庫)
燃:B+ 萌:A 笑:A+ 総:S-

イラストを使った演出が上手過ぎる。

2位:小説 仮面ライダーW ~Zを継ぐ者~

小説 仮面ライダーW ~Zを継ぐ者~ (講談社キャラクター文庫)
燃:A+ 萌:A- 笑:B+ 総:S-

構成上手過ぎワロタ

3位:アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <5>

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者5 (講談社ラノベ文庫)
燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:A+

おふざけが堪らない。

4位:小説 仮面ライダーオーズ

小説 仮面ライダーオーズ (講談社キャラクター文庫)
燃:A- 萌:A- 笑:A 総:A+

短編毎に作風をガラッと変えているのが面白い。

5位:ソードアート・オンライン プログレッシブ <001>

ソードアート・オンライン プログレッシブ1 (電撃文庫)
燃:A+ 萌:A 笑:B 総:A+

終わりが見えない濃密な展開。

最下位:星とハチミツの存在証明

星とハチミツの存在証明(テスタメント) (このライトノベルがすごい!文庫)
燃:C+ 萌:B- 笑:C+ 総:B

個人的にノリが合いませんでした。


今月は仮面ライダーのノベライズが存在感を主張したな。まさか、ここまで良い仕上がりのものが出て来るとは思わなんだ。
『おジャ魔女』のノベライズもあるし、講談社には今後、どんどんニチアサ作品のノベライズを出してもらいたいな。特に『プリキュア』シリーズの大人向けノベライズをですね……。


今月の結論

みんなもノベライズで変身!!

今年の更新はこれで締め。皆さん、良いお年を。

感想リンク
2012年11月に読んだラノベまとめ
2012年読了物総括

MF文庫J

緋弾のアリアXIII (MF文庫J)
著:赤松 中学 イラスト:こぶいち

「━━だいしゅきホールドとか言うんだろ?これ」

2012年8月の新刊。約4ヶ月の積み。3ヶ月振りの新刊。
表紙はジャンヌ。やっぱり前回とは武装が違う。
サブタイは「ガウロン・リバース」と読みます。

さて、藍幇(ランパン)の孫悟空によって倒れたジーサードだったが、案の定耐えてました。死んだ振りやったんかい。

で、弟の仇討ちということで、修学旅行Ⅱを利用して、藍幇の本拠地である香港に向かったバスカービル。
仲間達をはぐれたキンジを待っていたのは新たな出会いで……。

って、表紙はジャンヌなのに、別行動なんかい!でも、ちゃっかり挿絵には出るなんて、流石ジャンヌさんやで!
そういや、最近、中空知さんが出てない気がするな……。
一方、レキの扱いが何だか良い気がするぞ。

見知らぬ土地で無一文になったキンジを救ってくれた少女ユアン。出会って、すぐに別れる形になったけど、まだ出番あるんだよね?このままで終わりとも思えないが……。
それに、萌と菊代も武偵を目指すとか何とかで。

次は2012年12月に短編集『キャストオフ・テーブル』。本編の続きは赤松さんがレーザービームの対抗手段を思いついたらってマジかよw

燃:A- 萌:A 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
緋弾のアリアⅩⅡ 狼狗に降る雪(2012/05)
緋弾のアリア キャストオフ・テーブル(2012/12)
緋弾のアリアⅩⅣ 招かれざる海霧(2013/04)

世界観リンク
やがて魔剱のアリスベル(電撃文庫、2012/09)